JP7020399B2 - 経皮投与デバイス - Google Patents
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Description
水溶性高分子を主成分とする突起部は、金属等の他の材料から構成される突起部と比較して変形しやすいため、突起部の変形のしにくさと皮膚への刺さりやすさとの両立が困難であるという課題が顕著になりやすい。上記構成によれば、こうした水溶性高分子を含む材料から構成されている突起部において、突起部の変形のしにくさと皮膚への刺さりやすさとの双方を向上させることができるため、有益性が高い。
[経皮投与デバイスの構成]
図1および図2を参照して、経皮投与デバイスの一例であるマイクロニードルの全体構成について説明する。
図3~図5を参照して、突起部12の詳細構成について説明する。
図3が示すように、突起部12の長さである突起長L1は、基体11の第1面11Sと直交する方向における、突起部12の基端から先端までの長さ、すなわち、第1面11Sから錐体部14の先端までの長さである。柱体部13の長さである柱体長L2は、第1面11Sと直交する方向における、柱体部13の基端から先端までの長さ、すなわち、第1面11Sから、第1面11Sと直交する側面の上端までの長さである。錐体部14の長さである錐体長L3は、第1面11Sと直交する方向における、錐体部14の基端から先端までの長さ、すなわち、柱体部13における第1面11Sと直交する側面の上端から、突起部12の先端までの長さである。柱体長L2と錐体長L3との合計の長さが、突起長L1である。
(a)錐体部14の先端角θが10°以上30°以下である。
(b)突起部12の隣接距離Pが50μm以上350μm以下である。
突起部12の頂部が鋭利であるほど、突起部12は皮膚に刺さりやすくなり、先端角θが30°以下であれば、こうした刺さりやすさを十分に確保できる。一方で、先端角θが10°以上であれば、頂部の細さに起因して突起部12の強度が過度に低下することが抑えられる。
なお、図5においては、第1面11Sと対向する方向から見て、突起部12の外形の矩形における各対角線の延びる方向に沿って、隣り合う突起部12の中心C間の距離が隣接距離Pとなるように突起部12が並ぶ構成を例示した。これに代えて、図6が示すように、第1面11Sと対向する方向から見て、突起部12の外形の矩形における各辺の延びる方向に沿って、隣り合う突起部12の中心C間の距離が隣接距離Pとなるように突起部12が並んでいてもよい。
上述のマイクロニードル10の材料および製造方法について説明する。
マイクロニードル10は、生体適合性を有する材料から形成されることが好ましい。マイクロニードル10を構成する材料としては、例えば、シリコンや、ステンレス鋼、チタン、あるいはマンガン等の金属や、医療用シリコーン、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリカーボネート、あるいは環状オレフィンコポリマー等の熱可塑性樹脂等が挙げられる。また、マイクロニードル10は、皮膚が有する水分によって溶解する材料、すなわち、水溶性材料から構成されていてもよい。水溶性材料としては、水溶性高分子や多糖類を用いることができる。水溶性高分子としては、カルボキシメチルセルロース(CMC)、メチルセルロース(MC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリアクリル酸系ポリマー、ポリアクリルアミド(PAM)、ポリエチレンオキシド(PEO)、プルラン、アルギン酸塩、ペクチン、キトサン、キトサンサクシナミド、オリゴキトサンが挙げられる。上述の材料のなかでも、キトサン、キトサンサクシナミド、カルボキシメチルセルロース(CMC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)は、生物学的に安全性が高いため、好適に用いることができる。また、多糖類としては、トレハロースやマルトースが挙げられる。水溶性材料から形成された突起部12は、皮膚に刺された後、皮内で溶解する。
上述した経皮投与デバイスについて、具体的な実施例および比較例を用いて説明する。
<実施例1>
精密機械加工によってシリコン基板を加工し、円柱に円錐が接続した形状の突起部が、6列6行のマトリクス状に36本配列されているマイクロニードルの原版を形成した。次に、上記原版の表面に、メッキ法によりニッケル膜を500μmの厚さに製膜した。そして、90℃に加熱した重量パーセント濃度30%の水酸化カリウム水溶液を用いたウェットエッチングにより原版を除去し、原版の凹凸が反転された、ニッケルから成る凹版を作製した。
原版の突起部の形状を変更したこと以外は、実施例1と同様の工程によって、ヒドロキシプロピルセルロースからなる実施例2のマイクロニードルを得た。
原版の突起部の形状を変更したこと以外は、実施例1と同様の工程によって、ヒドロキシプロピルセルロースからなる実施例3のマイクロニードルを得た。
原版の突起部の形状を変更したこと以外は、実施例1と同様の工程によって、ヒドロキシプロピルセルロースからなる実施例4のマイクロニードルを得た。
原版の突起部の形状を変更したこと以外は、実施例1と同様の工程によって、ヒドロキシプロピルセルロースからなる実施例5のマイクロニードルを得た。
原版の突起部の形状を変更したこと以外は、実施例1と同様の工程によって、ヒドロキシプロピルセルロースからなる実施例6のマイクロニードルを得た。
原版の突起部の形状を変更したこと以外は、実施例1と同様の工程によって、ヒドロキシプロピルセルロースからなる実施例7のマイクロニードルを得た。
原版の突起部の形状を変更したこと以外は、実施例1と同様の工程によって、ヒドロキシプロピルセルロースからなる比較例1のマイクロニードルを得た。
原版の突起部の形状を変更したこと以外は、実施例1と同様の工程によって、ヒドロキシプロピルセルロースからなる比較例2のマイクロニードルを得た。
原版の突起部の形状を変更したこと以外は、実施例1と同様の工程によって、ヒドロキシプロピルセルロースからなる比較例3のマイクロニードルを得た。
原版の突起部の形状を変更したこと以外は、実施例1と同様の工程によって、ヒドロキシプロピルセルロースからなる比較例4のマイクロニードルを得た。
原版の突起部の形状を変更したこと以外は、実施例1と同様の工程によって、ヒドロキシプロピルセルロースからなる比較例5のマイクロニードルを得た。
(変形の程度)
実施例1~7および比較例1~5の各々について、マイクロニードルを人の手でブタの皮膚に押し付けて突起部を皮膚に刺し、その後、マイクロニードルを皮膚から引き抜いた。引き抜いたマイクロニードルの突起部を顕微鏡で観察し、曲がりや折れ等の生じた突起部、すなわち、使用の前後で形状の変化が認められた突起部の数を計測した。形状の変化が認められた突起部の数が7個以下の場合を、突起部の変形のしにくさが十分である(表1にて「○」)とし、形状の変化が認められた突起部の数が8個以上の場合を、突起部の変形のしにくさが不十分である(表1にて「×」)とした。
実施例1~7および比較例1~5の各々について、上述のマイクロニードルが引き抜かれた後のブタの皮膚を顕微鏡で観察し、突起部によって十分な深さの孔が形成されたことを示す穿刺痕の数を計測した。上記穿刺痕の数が30個以上の場合を、突起部の皮膚への刺さりやすさが十分である(表1にて「○」)とし、上記穿刺痕の数が29個以下の場合を、突起部の皮膚への刺さりやすさが不十分である(表1にて「×」)とした。
表1は、実施例1~7および比較例1~5のマイクロニードルの各々について、突起部の形状、柱体長L2および錐体長L3、突起長L1に対する錐体長L3の比(L3/L2+L3)、先端角θ、隣接距離Pを示すとともに、穿孔性能の評価結果を示す。なお、突起長L1に対する錐体長L3の比は、少数第3位を四捨五入して示している。
突起部の形成材料として用いる水溶性高分子の種類を変更したこと以外は実施例1と同様の工程によって、実施例8のマイクロニードルを得た。すなわち、ヒドロキシプロピルセルロースに代えてキトサンサクシナミドを水に溶解し、重量パーセント濃度が5%であるキトサンサクシナミド水溶液を調整した。そして、実施例1で用いた凹版にキトサンサクシナミド水溶液を充填し、90℃に設定したホットプレートを用いて凹版とともに凹版に充填されたキトサンサクシナミド水溶液を加熱して、充填物を乾燥固化させた。固化した成形物を凹版から剥離したのち、成形物を円形に打抜いて、キトサンサクシナミドからなる実施例8のマイクロニードルを得た。
突起部の形状を変更したこと以外は、実施例8と同様の工程によって、キトサンサクシナミドからなる比較例6のマイクロニードルを得た。比較例6では、比較例1で用いた凹版を用いた。
突起部の形状を変更したこと以外は、実施例8と同様の工程によって、キトサンサクシナミドからなる比較例7のマイクロニードルを得た。比較例7では、比較例2で用いた凹版を用いた。
実施例8、および、比較例6,7のマイクロニードルの各々について、実施例1~7、比較例1~5と同様の方法によって、変形の程度および穿刺性の評価を行った。
表2は、実施例8、および、比較例6,7のマイクロニードルの各々について、突起部の形状、柱体長L2および錐体長L3、突起長L1に対する錐体長L3の比(L3/L2+L3)、先端角θ、隣接距離Pを示すとともに、穿孔性能の評価結果を示す。
実施例1で用いた凹版に、環状オレフィンコポリマー(COC)からなるシートを配置し、ホットプレートでCOCシートを加熱溶融した。加熱溶融したCOCシートを金属板を用いてプレスすることによって凹版の凹部にCOCを充填した。その後、凹版とともに凹部に充填されたCOCを冷却し、凹版から固化した成形物を剥離することによって、COCからなる実施例9のマイクロニードルを得た。
突起部の形状を変更したこと以外は、実施例9と同様の工程によって、COCからなる比較例8のマイクロニードルを得た。比較例8では、比較例1で用いた凹版を用いた。
突起部の形状を変更したこと以外は、実施例9と同様の工程によって、COCからなる比較例9のマイクロニードルを得た。比較例9では、比較例2で用いた凹版を用いた。
実施例9、および、比較例8,9のマイクロニードルの各々について、実施例1~7、比較例1~5と同様の方法によって、変形の程度および穿刺性の評価を行った。
表3は、実施例9、および、比較例8,9のマイクロニードルの各々について、突起部の形状、柱体長L2および錐体長L3、突起長L1に対する錐体長L3の比(L3/L2+L3)、先端角θ、隣接距離Pを示すとともに、穿孔性能の評価結果を示す。
ヒドロキシプロピルセルロースを水に溶解して、重量パーセント濃度が5%であるヒドロキシプロピルセルロース水溶液を調整し、このヒドロキシプロピルセルロース水溶液にエバンスブルーを滴下して着色することにより、第1の材料溶液を得た。
実施例1で用いた凹版に第1の材料溶液を充填した後、充填した第1の材料溶液の一部をスキージで凹版の外に掻き出した。その後、90℃に設定したホットプレートを用いて、凹版に充填された第1の材料溶液を加熱して、充填物を乾燥固化させた。
(1)複数の突起部12の各々が、柱体部13と錐体部14とから構成され、上記(a)~(c)の条件が満たされている。こうした構成によれば、突起部12の頂部が十分に鋭利であるため、突起部12が皮膚に刺さりやすくなる。そして、突起部12が柱体と錐体とが接続された形状を有するため、突起部の全体が錐体形状を有する構成と比較して、同じ大きさの先端角θをこれらの突起部が有する場合において突起部12の底面の大きさがより小さくなる。したがって、突起部12の隣接距離Pをより小さくして、複数の突起部12を密に配置することができる。それゆえ、基体11にかかる押圧力を分散させ、各突起部12にかかる力を小さくすることができるため、突起部12が鋭利な頂部を有する構成でありながら、穿孔に際して突起部12が変形することが抑えられる。さらに、突起部12における柱体部13の割合が大きくなりすぎないため、突起部12が柱体と錐体とが接続された形状を有する構成であっても、第1面11Sと平行な方向の力に対する突起部12の強度が低下することが抑えられる。このように、上記構成によれば、突起部12の変形のしにくさと皮膚への刺さりやすさとの双方が向上するため、複数の突起部12の各々についての穿孔性能が高められる。
上記実施形態は、以下のように変更して実施することが可能である。
・各突起部12について、上記(a)~(c)の条件が満たされていれば、複数の突起部12において、先端角θや隣接距離Pや突起長L1に対する錐体長L3の比は一定でなくてもよい。また、柱体部13や錐体部14には溝や孔が形成されていてもよい。
Claims (5)
- 第1面を有する基体と、
前記第1面から突き出た複数の突起部と、を備え、
前記突起部は、前記第1面から延びる柱体形状を有する柱体部と、前記柱体部において前記第1面側に位置する底面とは反対側の面である上面から延びる錐体形状を有する錐体部とを備え、
前記突起部に含まれる薬剤を皮内に送る、あるいは、薬剤を皮内に送るための孔を前記突起部によって形成する経皮投与デバイスであって、
前記複数の突起部の各々において、
前記第1面と平行な方向から見た前記錐体部の頂部が有する最大の角度が10°以上30°以下であり、
前記第1面と直交する方向における前記突起部の基端から先端までの長さが突起長であり、かつ、前記第1面と直交する方向における前記錐体部の基端から先端までの長さが錐体長であって、前記突起長に対する前記錐体長の比が0.45以上0.75以下であり、
前記第1面と対向する方向から見て、前記突起部の外形が示す図形の重心が前記突起部の重心であって、前記突起部と当該突起部に最も近い他の突起部との前記重心間の距離である隣接距離が50μm以上350μm以下であることを特徴とする
経皮投与デバイス。 - 前記柱体部は円柱形状を有し、前記錐体部は円錐形状を有することを特徴とする
請求項1に記載の経皮投与デバイス。 - 前記柱体部は四角柱形状を有し、前記錐体部は四角錐形状を有することを特徴とする
請求項1に記載の経皮投与デバイス。 - 前記第1面と対向する方向から見て、前記複数の突起部は、前記第1面において互いに直交する2つの方向の各々に沿って、互いに隣接する前記突起部の前記重心間の距離が前記隣接距離となるように並んでいることを特徴とする
請求項1~3のいずれか一項に記載の経皮投与デバイス。 - 前記突起部は、水溶性高分子を含む材料から構成されていることを特徴とする
請求項1~4のいずれか一項に記載の経皮投与デバイス。
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