JP7020199B2 - パッケージ及びシート材 - Google Patents
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さらに、前記罫線が、前記直方体の天面における四つの角部のうちの一つから延設され、前記蓋部が、前記天面の一部をなすとともに前記罫線を斜辺とする直角三角形状の天蓋部と、前記直方体において前記天面と垂直な側面の一部をなすとともに前記天蓋部と連接された側蓋部とを有し、前記蓋部が、前記天蓋部よりも小さい直角三角形状であって、前記直方体において前記天面と平行な底面の一部をなすとともに、前記底面における四つの角部のうち、前記天蓋部の直角の角部と対向する角部を含んで前記側蓋部と連接された底蓋部を有している。
(4)前記本体部が、前記側面に沿って立設されて前記閉状態で前記側蓋部と重なるとともに前記開状態で前記開口の一部を閉鎖する壁部を有することが好ましい。
(5)前記側面を構成する四つの平面には、その全体が前記側蓋部で構成される全開面と、その一部が前記側蓋部で構成される半開面とが含まれ、前記壁部が、前記半開面に沿って立設されていることが好ましい。
(7)ここで開示するシート材は、前記パッケージに組立可能である。本シート材は、前記本体部となる本体片と、前記蓋部となる蓋片と、を備え、前記本体片と前記蓋片とが、傾斜した前記罫線を介して連接されている。
[1-1.パッケージ]
図1に示すように、本実施形態に係るパッケージ1は、開口2aをもつ容器状の本体部2と、本体部2に対して回動自在に設けられた蓋部3とを備えた、いわゆるヒンジリッド型の角箱である。本体部2は、複数の小粒のチョコレートやビスケットといった物品を収容する。本体部2に収容された物品は、開口2aを通じて外部に取り出される。
蓋部3は、天面11の一部をなす天蓋部31と、底面12の一部をなす底蓋部32と、側面13a~13dのうち、一方(図2中の手前側)の長側面13aの一部及び一方(図2中の右側)の短側面13cをなす側蓋部33とを有する。以下、側蓋部33によって一部が構成される一方の長側面13aを「第一長側面(半開面)13a」といい、他方の長側面13bを「第二長側面13b」という。また、側蓋部33によって全体が構成される一方の短側面13cを「第一短側面(全開面)13c」といい、他方の短側面13dを「第二短側面13d」という。
本体部2は、天面11,底面12及び側面13のうち、蓋部3で構成される部分以外の部分(残部)を構成する。本体部2は、天面11の残部をなす天部21と、側面13の残部をなす側部23と、底面12の残部をなす底部22とを有する。また、本実施形態の本体部2は、側部23から延長された壁部24と、底部22から延長されたラップ部25とを有する。
図4は、前述したパッケージ1に組立可能なシート材10の平面図である。シート材10は、例えば、物品を支持しうる剛性を備えるとともに手で破れる程度の厚みをもつ紙材で形成される。シート材10は、組み立てられた状態で、パッケージ1の本体部2となる本体片6と、パッケージ1の蓋部3となる蓋片7とを備えている。また、シート材10は、前述した罫線5と、各切離線14~16とを備えている。
(1)図1に示すように、パッケージ1では、本体部2に対して蓋部3を回動自在に連結する罫線5が幅方向に対して傾斜して延びている。このため、蓋部3が罫線5まわりに回動することで開放される開口2aを、幅方向の一側から他側(図1中の奥側から手前側)へ向けて次第に大きくすることができる。よって、パッケージ1の使用者は、開口2aにおける幅方向の他側(図1中の手前側,第一長側面13a側)から容易に物品を取り出すことができる。特に、使用者は、図1に示すようにパッケージ1の幅方向の両側のうち、開口2aが大きくなる側(第一長側面13a側)を手前側に配置してパッケージ1を開封すれば、物品をより取り出しやすくすることができる。
前述した本体部2及び蓋部3の各構成は一例である。本体部2は壁部24やラップ部25が省略されてもよいし、蓋部3は底蓋部32や側蓋部33が省略されてもよい。また、前述した天蓋部31,底蓋部32及び側蓋部33の各形状も一例である。天蓋部31は、二等辺三角形状とされてもよいし、第二辺31bが第一辺31aよりも長く形成されてもよい。同様に、底蓋部32は、二辺32a,32bの長さが互いに異なる直角三角形状とされてもよい。また、第二側蓋部33bは、閉状態において側部23に隣接する端辺が上下方向に対して傾斜する形状とされてもよい。
2 本体部
2a 開口
3 蓋部
5 罫線
6 本体片
7 蓋片
10 シート材
11 天面
11c 角部
12 底面
13 側面
13a 第一長側面(半開面)
13b 第二長側面
13c 第一短側面(全開面)
13d 第二短側面
22 底部
24 壁部
24a 上端辺(天面11側の端辺)
24b 下端辺(底面12側の端辺)
24c 開口端辺
25 ラップ部
31 天蓋部
31c 直角の角部
32 底蓋部
32c 角部
33 側蓋部
Claims (7)
- 長さ方向の一側に配置された開口が閉鎖された閉状態と前記開口が開放された開状態とに切替可能であり、前記閉状態で直方体をなすパッケージであって、
前記開口をもつ容器状の本体部と、
前記本体部に対して回動自在に設けられ、前記開口を閉鎖又は開放する蓋部と、
前記本体部と前記蓋部との間に設けられ、前記本体部に対して前記蓋部を回動自在に連結し、幅方向に対して傾斜して延びる罫線と、を備え、
前記罫線が、前記直方体の天面における四つの角部のうちの一つから延設され、
前記蓋部が、前記天面の一部をなすとともに前記罫線を斜辺とする直角三角形状の天蓋部と、前記直方体において前記天面と垂直な側面の一部をなすとともに前記天蓋部と連接された側蓋部とを有し、
前記蓋部が、前記天蓋部よりも小さい直角三角形状であって、前記直方体において前記天面と平行な底面の一部をなすとともに、前記底面における四つの角部のうち、前記天蓋部の直角の角部と対向する角部を含んで前記側蓋部と連接された底蓋部を有する
ことを特徴するパッケージ。 - 前記蓋部は、使用者が前記天蓋部及び前記底蓋部を上下から挟持することができる
ことを特徴とする、請求項1に記載のパッケージ。 - 前記本体部が、前記底面のうちの前記底蓋部以外をなす底部と、前記底部から延長されたラップ部とを有し、
前記底蓋部が、前記閉状態で前記ラップ部の外側に重なって配置される
ことを特徴とする、請求項1または2に記載のパッケージ。 - 前記本体部が、前記側面に沿って立設されて前記閉状態で前記側蓋部と重なるとともに前記開状態で前記開口の一部を閉鎖する壁部を有する
ことを特徴とする、請求項1~3の何れか1項に記載のパッケージ。 - 前記側面を構成する四つの平面には、その全体が前記側蓋部で構成される全開面と、その一部が前記側蓋部で構成される半開面とが含まれ、
前記壁部が、前記半開面に沿って立設されている
ことを特徴とする、請求項4に記載のパッケージ。 - 前記壁部は、前記天面側の端辺が前記底面側の端辺よりも短く形成されている
ことを特徴とする、請求項4又は5に記載のパッケージ。 - 請求項1~6の何れか1項に記載のパッケージに組立可能なシート材であって、
前記本体部となる本体片と、
前記蓋部となる蓋片と、を備え、
前記本体片と前記蓋片とが、傾斜した前記罫線を介して連接されている
ことを特徴とするシート材。
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JP2018042700A JP7020199B2 (ja) | 2018-03-09 | 2018-03-09 | パッケージ及びシート材 |
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Citations (1)
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- 2018-03-09 JP JP2018042700A patent/JP7020199B2/ja active Active
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