JP6977288B2 - 包装箱 - Google Patents
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Description
以下の実施形態で説明する包装箱は、シート材(ブランクシート)から組み立てられた立体状の梱包材である。このシート材には、所定の形状に切り取られた段ボールシートや厚紙などが用いられ、罫線やスリットが設けられる。
包装箱については、水平方向を前後方向(図中には前方を「F」で示すとともに後方を「B」で示す)および左右方向(図中には左方を「L」で示すとともに右方を「R」で示す)に細別して説明する。左右方向は、前方から後方を向いたときの左側を左方とするとともに右側を右方とする。これらの左方および右方を区別しないときには側方と呼ぶ。また、鉛直方向のうち、重力の作用方向を下方(図中には「D」で示す)とし、下方の反対方向を上方(図中には「U」で示す)とする。
そのほか、シート材の各シート片(各部位)については、対応する包装箱の壁部と同様の符号を付して説明する。また、シート片の各構造については、対応する包装箱の壁部の各構造と同様の符号を付すとともに同様の名称で説明する。
[1.構成]
まず、包装箱に関する構成を説明する。
以下、包装箱の構成を述べ、その後に、この包装箱に組み立てられるシート材の構成を述べる。
[1−1.包装箱]
図1に示すように、包装箱1では、上部に開口Oが設けられた本体箱部2と、開口Oを閉鎖する蓋部10とがそれぞれ異なる部材から形成されている。すなわち、本体箱部2と蓋部10とが別部材であり、本体箱部2と蓋部10とが貼付されて一体に結合される。
本体箱部2は、有底の筒状をなす。この本体箱部2では、矩形の底壁部3から四つの立壁部4F,4B,5L,5Rが折り立てられている。すなわち、直方体の底面に沿って底壁部3が設けられ、直方体の各側面に沿って立壁部4F,4B,5L,5Rが設けられている。
本体箱部2の開口Oは、立壁部4F,4B,5L,5Rの上縁4f,4b,5l,5rで囲まれる。
前端壁部4Fには、左方に前横フラップFFSが連設され、また、右方に前横フラップFFS(図1では一部を破線で示す,図5(A)参照)が連設されている。左方の前横フラップFFSは、左側壁部5Lの内側に貼り付けられる。また、右方の前横フラップFFSは、右側壁部5Rの内側に貼り付けられる。同様に、後端壁部4Bには、左方および右方に後横フラップFBS,FBSが連設され、後横フラップFBS,FBSが側壁部5L,5Rに貼り付けられる。このように端壁部4F,4Bと側壁部5L,5Rとが貼付されることで、本体箱部2の側面が一体的に結合される。
そこで、端壁部4F,4Bに対して折り曲げられた上フラップFFU,FBUの折り戻りを抑えるために、反発防止構造9が設けられている。
この反発防止構造9は、上縁4f,4bの一部に沿って波型に切り込まれた切れ込み構造をなす。詳細に言えば、端壁部4F,4Bあるいは上フラップFFU,FBUの厚み方向寸法よりもやや大きな振幅をもつ矩形波状に切り込まれた構造が反発防止構造9に用いられる。なお、反発防止構造9の切れ込み形状は、矩形波状に限らず、正弦波状や鋸派状などの他の波型であってもよい。
上記したように折り曲げ姿勢が維持される上フラップFFU,FBUには、次に説明する蓋部10が貼付されることで結合される。
図1に示すように、蓋部10は、開口Oを上方から覆う矩形の上面部11と、この上面部11に連設されて本体箱部2に貼り付けられる側面部12(重合部)とが設けられている。すなわち、蓋部10における左右の側縁10L,10Rは、上面部11と側面部12との境界をなす。また、上面部11に対して下方に折り曲げられた側面部12によってチャンネル形状の蓋部10が形成される。
さらに、側面部12は、左側壁部5Lに重ね合わせられる左側面部12Lと、右側壁部5Rに重ね合わせられる右側面部12Rとに細別される。これらの左側面部12Lおよび右側面部12Rは、上述した側壁部5L,5Rと同様に、配設箇所を除いて同様の構成をなす。そのため、左側面部12Lと右側面部12Rとを区別しないときには「側面部12」と呼ぶ。
このように側壁部5と結合された箇所よりも上方の側面部12は、側壁部5に対して貼り付けられていない。そこで、側面部12のうち、側壁部5に対する結合箇所よりも上方の部位を「上部12u」と呼ぶ。
しかし、包装箱1に開封用の構造が設けられていなければ、梱包された物品の取り出し時に、本体箱部2と蓋部10との剥離作業や包装箱1の切断作業といった煩雑な作業が要求される。
開封部13は、後端壁部4Bにおける上縁4bの左右端部どうしを結ぶ開封線LI(図1参照)に沿って断続的に切り込まれた破断構造をなす。
そのほか、蓋部10のうち開閉蓋部17を除く部位には、本体箱部2に結合された固定蓋部18が形成される。この固定蓋部18には、蓋部10の側縁10L,10Rが断続的に切り込まれた固定開封部19(第二開封部)が設けられている。
開封部13は、蓋部10の上面部11と側面部12とに跨って配置されている。そのため、開封部13には、上面部11に形成された上面開封部14(本体開封部)と、側面部12に形成された側面開封部15(重合開封部)とが設けられる。ここでは、蓋部10の左右側縁10L,10Rのうち後方に沿う端部開封部16も設けられている。
押圧領域Rが押圧され、開封部13が開封線LIに沿って順次破断される。具体的には、上面開封部14が破断された後に側面開封部15が破断され、端部開封部16が破断される。このように蓋部10が破断されることで、開閉蓋部17が形成される。
第一上面開封部14Aは、押圧領域Rが押圧されて最初に破断される箇所として設定された開封部位である。
ここでは、第一上面開封部14が後方に凸の半円弧状に設けられる。この第一上面開封部14の前方には、第一上面開封部14で一部が囲まれる押圧領域Rが設定される。なお、押圧領域Rは、一部が前上フラップFFUに重複して配置されるものの、前上フラップFFUに対して結合されていない。
第二上面開封部14Bの側端は、次に説明する側面開封部15の前端かつ上端に接続される。
この側面開封部15は、後端壁部4Bから離隔して配置される。なお、側面開封部15は、前端壁部4Fからも離隔して配置される。
側面開封部15には、概ね前後方向に沿って前後方向中央に配置された主部15Mと、主部15Mの前後端のそれぞれと蓋部10の側縁10L,10Rとの間に傾斜して延びる傾斜部15Iとが設けられる。
ここでいうジッパ構造Zとは、下記の切込部Z1,Z2からなる切れ込みが断続的に形成された破断構造を意味する。
第一切込部Z1は、開封線LI上で直線的かつ断続的に切り込まれている。また、第二切込部Z2は、第一切込部Z1の開封方向上流端から上方に切り込まれている。この第二切込部Z2は、前方に向けて傾斜して切り込まれている。すなわち、ジッパ構造Zには、側面視で「く」の字状をなす切込部Z1,Z2が断続的に配置されている。
このように開封方向上流から下流に向けて上方に傾斜して延びる主部15Mの前後端部には、次に説明する傾斜部15Iが接続されている。
前傾斜部15Fは、上端が第二上面開封部14Bの側端と滑らかに接続されている。この前傾斜部15Fは、蓋部10の側縁10L,10Rから下方かつ後方に向けて傾斜して連続的に切り込まれている。また、後傾斜部15Bは、主部15Mの後端から蓋部10の側縁10L,10Rに向けて上方かつ後方に向けて傾斜して連続的に切り込まれている。
端部開封部16は、蓋部10における側縁10L,10Rのうち、後方だけに設けられ、後端壁部4Bのうち上縁4bの側端部に接続されている。すなわち、端部開封部16は、側縁10L,10Rの後部が断続的に切り込まれた破断構造をなす。
そのほか、上述した包装箱1の本体箱部2に替えて、図4(A)および(B)に例示する本体箱部2′,2″の設けられた包装箱1′,1″を用いてもよい。本体箱部2′,2″は、上述した本体箱部2よりも上下寸法(高さ寸法)の大きい二種の変形例である。
以下、本体箱部2′,2″について、上述した本体箱シート材2に対して異なる点を説明する。なお、本体箱部2′,2″には、上述した本体箱部2の底壁部3および上フラップFBU,FFUと同様の構成が設けられており、これらについては詳細な説明を省略する。
また、図4(B)に示す包装箱1″の本体箱部2″には、本体箱部2′の端壁部4′および横フラップFBS′,FFS′ならびに側壁部5′に対して、上下寸法の大きい端壁部4″および横フラップFBS″,FFS″(図4(B)では一部を破線で示す,図6(B)参照))ならびに側壁部5″が設けられる。したがって、本体箱部2″の設けられた包装箱1″は、上記した包装箱1′よりも上下寸法が大きいものとなる。
次に、図5を参照して、包装箱1に組み立てられるシート材1Sを説明する。
このシート材1Sには、二種の罫線(折曲線)S,Cが設けられている。
二種の罫線S,Cのうち一方は、X方向(たとえばシート材1Sが段ボールシートからなる場合に段の延在方向に直交する方向)に延びる罫線(以下「スコア」という)Sである。二種の罫線S,Cのうち他方は、Y方向(たとえばシート材1Sが段ボールシートからなる場合に段の延在方向に沿う方向)に延びる罫線(以下「クリーズ」という)Cである。
以下、本体箱シート材2Sの構成を述べた後に、蓋シート材10Sの構成を述べる。
図5(A)に示すように、本体箱シート材2Sには、四本のスコアS1,S2,S3,S4と、二本のクリーズC1,C2とが形成される。具体的には、Y1方向からY2方向へ向けて第一スコアS1,第二スコアS2,第三スコアS3,第四スコアS4がこの順に並んで配置される。また、X1方向からX2方向へ向けて第一クリーズC1,第二クリーズC2がこの順に並んで配置される。
このX方向中央領域には、Y1方向からY2方向へ向けて、後上フラップFBUに対応する後上フラップシート片FBU,後端壁部4Bに対応する後端壁シート片4B,底壁部3に対応する底壁シート片3が設けられている。また、底壁シート片3に対してY2方向へ向けて、前端壁部4Fに対応する前端壁シート片4F,前上フラップFFUに対応する前上フラップシート片FFUが並んで設けられている。
後横フラップシート片FBSは、第一クリーズC1を介して後端壁シート片4Bに連設される。また、前横フラップシート片FFSは、第一クリーズC1を介して前端壁シート片4Fに連設される。さらに、左側壁シート片5Lは、第一クリーズC1を介して底壁シート片3に連設される。
そのほか、上述した本体箱シート材2Sに替えて、図6(A)および(B)に例示する本体箱シート材2S′,2S″を用いてもよい。本体箱シート材2S′,2S″は、上述した本体箱部2′,2″に組み立てられる二種の変形例である。
以下、本体箱シート材2S′,2S″について、上述した本体箱シート材2に対して異なる点を説明する。なお、本体箱シート材2S′,2S″には、上述した本体箱シート材2Sの底壁シート片3および上フラップシート片FBU,FFUと同様の構成が設けられており、これらについては図面上で同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図5(B)に示すように、蓋シート材10Sには、二本のクリーズC3,C4が形成される。具体的には、X1方向からX2方向へ向けて第三クリーズC3,第四クリーズC4がこの順に並んで配置される。第三クリーズC3は、蓋部10の左側縁10Lに対応し、第四クリーズC4は、蓋部10の右側縁10Rに対応する。
上記した側面シート片12L,12Rおよび上面シート片11には、開封部13が設けられている。具体的には、上面シート片11には上面開封部14が形成され、側面シート片12L,12Rのそれぞれには側面開封部15が形成されている。
側面シート片12L,12Rのそれぞれには、X方向中央側であってY方向中央の主部15Mが形成される。この主部15Mは、上述したジッパ構造Zをなして断続的な切れ込みが設けられる。さらに、主部15MのY方向端部のそれぞれからクリーズC3,C4に延びる傾斜部15Iが切り込まれて形成される。なお、側面シート片12L,12RのY1方向端部側に端部開封部16も切り込まれている。
そのほか、クリーズC3,C4のうちY2方向側に沿う部位には、固定開封部19が断続的に切り込まれている。
つづいて、包装箱1の開封作業を説明する。
包装箱1を開封する手順の概要は、下記の手順1〜3に示す通りである。
手順1:開封者が押圧領域Rを押圧して第一上面開封部14Aを破断させる
手順2:第一上面開封部14Aの破断によって形成された隙間に手や指を入れて開閉
蓋部17を後方に持ち上げる
手順3:第一上面開封部14Aから他の開封部13をすべて破断する
状態1:第二上面開封部14Bが破断する。
状態2:側面開封部15が破断する
状態3:端部開封部が破断する
さらに、上記した状態2では、下記の状態2−1〜3へと破断状態が進行する。
状態2−1:前傾斜部15Fが破断する
状態2−2:主部15Mが破断する
状態2−3:後傾斜部15Bが破断する
手順4:固定蓋部18のうち開口Oに沿う部位(上面部11かつ固定蓋部18)を持
ち上げる
本実施形態の包装箱1は、上述のように構成されるため、以下のような作用および効果を得ることができる。
(1)包装箱1のうち縁部の中央は、加えられ荷重の応力が集中しやすい構造的な性質をもつ。たとえば、混載輸送時や保管時などに他の荷物が積み重ねられると、蓋部10のうち側縁10L,10Rの中央部に応力が集中する。そのため、蓋部のうち側縁中央に開封部が設けられた従来の包装箱は、輸送時や保管時といった開封すべきでないときに側縁中央の開封部が破断しやすく、この破断によって側縁中央の開封部に接続された他の開封部の破断も発生しやすいという課題があった。
このように側面開封部15の破断が抑えられることで、側面開封部15に接続された上面開封部14や端部開封部16の破断も抑えることができる。
よって、包装箱1の封緘状態を適切に保つことができる。
これに関し、開封部13のうち側面部12の側面開封部15は、前方から後方へ向かう開封方向の設定されたジッパ構造Zが形成されることから、側面部12における開封性を向上させることができる。
また、側面開封部15の後端には端部開封部16が接続され、この端部開封部16が蓋部10の側縁10L,10Rで延びて後端壁部4Bの上縁4bに接続されることから、蓋部10の適切な箇所での折り曲げを促すことができる。
これらより、包装箱1の製函効率を高めることもできる。
そのうえ、本体箱シート材2S,2S′,2S″から組み立てられた上下寸法の異なる本体箱部2,2′,2″に対して、共通の蓋シート材10Sから組み立てられた蓋部10を組み合わせることができる。そのため、上下寸法の異なる包装箱1,1′,1″を効率よく製函することができる。延いては、梱包される物品の容量やサイズへの対応自由度が高まる。
最後に、本実施形態のその他の変形例について述べる。
たとえば、上面開封部や端部開封部のミシン目に替えて、開封方向の設定されたジッパ構造を用いてもよい。この場合には、包装箱の開封性を更に向上させることができる。逆に、側面開封部のジッパ構造にミシン目を用いてもよい。この場合には、開封部の切り込み形状が簡素化され、製造コストの低減に寄与する。
さらに、側面開封部が後端壁部まで延設され、端部開封部を省略してもよい。この場合には、開封蓋部の側縁上に延びる開封部が設けられないことから、封緘状態を確実に保つことができる。
そのほか、包装箱は、矩形の底壁部や天面部をもつ直方体状に限らず、三角形あるいは五角形などの多角柱状であってもよい。
1S,1A シート材
2S,2S′,2S″ 本体箱シート材
2 本体箱部
3 底壁部
4 端壁部
4F 前端壁部(第三立壁部)
4f 前上縁
4B 後端壁部(第一立壁部)
4b 後上縁
5 側壁部(第二立壁部)
5L 左側壁部
5l 左上縁
5R 右側壁部
5r 右上縁
9 反発防止機構
10 蓋部
10L 左側縁
10R 右側縁
10S 蓋シート材
11 上面部(蓋本体部)
12 側面部(重合部)
12L 左側面部
12R 右側面部
12u 上部
12d 下部
13 開封部
14 上面開封部(本体開封部)
14A 第一上面開封部
14B 第二上面開封部
15 側面開封部(重合開封部)
15M 主部
15I 傾斜部
16 端部開封部
17 開閉蓋部
18 固定蓋部
19 固定開封部(第二開封部)
C クリーズ(罫線)
FBU 後上フラップ(フラップ)
LI 開封線
O 開口
P 揺動軸
R 押圧領域
S スコア(罫線)
Z ジッパ構造
Z1 第一切込部
Z2 第二切込部
Claims (8)
- 直方体の各側面に沿って設けられた後方の第一立壁部,左右一対の第二立壁部および前方の第三立壁部が立設され、上部に開口が設けられた有底筒状の本体箱部と、
前記第一立壁部の上縁を揺動軸として可動に設けられ、前記第二立壁部の上縁に突き当てられた状態で前記開口を閉鎖する蓋部とを具備し、
前記本体箱部は、前記第三立壁部から延設されるとともに前記蓋部に結合される前上フラップを備え、
前記蓋部は、
前記第二立壁部に重ね合わせられ、前記第二立壁部に結合された重合部と、
前記揺動軸の端部どうしを結ぶ開封線に沿って断続的に切り込まれた開封部と、
前記開口に沿って配置された蓋本体部と、
前記開封部および前記揺動軸に囲まれる開閉蓋部とを備え、
前記開封部は、前記重合部のうち前記第二立壁部に対する結合箇所よりも上方に設けられた重合開封部と、前記蓋本体部に設けられた本体開封部とを有し、
前記本体開封部は、前記蓋本体部が前記前上フラップに結合された箇所よりも後方に設けられた
ことを特徴とする包装箱。 - 前記重合開封部は、前記開封線上で断続的に切り込まれた第一切込部と、前記第一切込部の開封方向上流端から上方に切り込まれた第二切込部とを有する切れ込みが断続的に形成されたジッパ構造をなす
ことを特徴とする請求項1に記載された包装箱。 - 前記重合開封部は、開封方向上流から下流に向けて上方に傾斜して延びる
ことを特徴とする請求項1または2に記載された包装箱。 - 前記重合開封部は、前記第一立壁部から離隔して配置された
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載された包装箱。 - 前記蓋部は、前記開閉蓋部を除く固定蓋部を備え、
前記固定蓋部は、前記第二立壁部の前記上縁に対応する側縁に沿って断続的に切り込ま
れた第二開封部を有する
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載された包装箱。 - 前記本体箱部と前記蓋部とが別部材である
ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載された包装箱。 - 前記本体箱部は、前記第一立壁部から延設されるとともに前記蓋部に結合される後上フラップを備え、
前記第一立壁部に対する前記後上フラップの折り曲げ箇所または前記第三立壁部に対する前記前上フラップの折り曲げ箇所に沿って波型に切り込まれた反発防止構造を具備する
ことを特徴とする請求項6に記載された包装箱。 - 前記本体箱部と前記蓋部とが一部材である
ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載された包装箱。
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