JP6977288B2 - 包装箱 - Google Patents

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Description

本件は、蓋付きの包装箱に関する。
蓋が設けられた箱の一つとして、立壁部に連結された蓋の揺動によって開閉される包装箱が知られている。さらに、箱内の物品を包装してから荷受人によって開封されるまでの封緘状態を保証するために、箱の一部を破断させることで開閉動する蓋が形成される包装箱が開発されている。たとえば、上蓋を切り取るための開封部が天面の側縁に沿って断続的に切り込まれた包装箱が提案されている(特許文献1参照)。
特開2014-51313号公報
しかしながら、上述したように天面の側縁に沿う開封部は、包装箱に加えられた荷重の応力が集中しやすく、破断を招くおそれがある。とりわけ、側縁の中央には特に応力が集中しやすいため、この側縁中央で開封部が破断しやすい。そのため、輸送時や保管時といった包装箱を開封すべきでないときに、開封部の破断による包装箱の開封を招くおそれがある。
本件の包装箱は、上記のような課題に鑑みて創案されたものであり、包装箱の封緘状態を適切に保つことを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する「発明を実施するための形態」に示す各構成から導き出される作用および効果であって、従来の技術では得られない作用および効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
ここで開示する包装箱は、直方体の各側面に沿って設けられた後方の第一立壁部,左右一対の第二立壁部および前方の第三立壁部が立設されて上部に開口が設けられた有底筒状の本体箱部と、前記第一立壁部の上縁を揺動軸として可動に設けられて前記第二立壁部の上縁に突き当てられた状態で前記開口を閉鎖する蓋部とを具備する。前記本体箱部は、前記第三立壁部から延設されるとともに前記蓋部に結合される前上フラップを備える。前記蓋部は、前記第二立壁部に重ね合わせられて前記第二立壁部に結合された重合部と、前記揺動軸の端部どうしを結ぶ開封線に沿って断続的に切り込まれた開封部と、前記開口に沿って配置された蓋本体部と、前記開封部および前記揺動軸に囲まれる開閉蓋部とを備える。前記開封部は、前記重合部のうち前記第二立壁部に対する結合箇所よりも上方に設けられた重合開封部と、前記蓋本体部に設けられた本体開封部とを有する。前記本体開封部は、前記蓋本体部が前記前上フラップに結合された箇所よりも後方に設けられている。
本件によれば、包装箱の封緘状態を適切に保つことができる。
包装箱を本体箱部および蓋部に分解して示す斜視図である。 封緘状態の包装箱を示す斜視図である。 開放状態の包装箱を示す斜視図である。 包装箱の変形例を説明する斜視図であり、(A)および(B)に二種の変形例を例示する。 包装箱の展開図であり、(A)には本体箱部の展開図を示し、(B)には蓋部の展開図を示す。 本体箱部の変形例を説明する展開図であり、(A)および(B)に二種の変形例を例示する。 包装箱の他の変形例を説明する展開図である。
本件を実施するための形態を述べる。下記の実施形態はあくまでも例示に過ぎず、この実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、適宜組み合わせることもできる。
以下の実施形態で説明する包装箱は、シート材(ブランクシート)から組み立てられた立体状の梱包材である。このシート材には、所定の形状に切り取られた段ボールシートや厚紙などが用いられ、罫線やスリットが設けられる。
本実施形態では、説明に用いる方向を下記のように定義する。また、包装箱およびシート材は、水平面に載置されたものとする。
包装箱については、水平方向を前後方向(図中には前方を「F」で示すとともに後方を「B」で示す)および左右方向(図中には左方を「L」で示すとともに右方を「R」で示す)に細別して説明する。左右方向は、前方から後方を向いたときの左側を左方とするとともに右側を右方とする。これらの左方および右方を区別しないときには側方と呼ぶ。また、鉛直方向のうち、重力の作用方向を下方(図中には「D」で示す)とし、下方の反対方向を上方(図中には「U」で示す)とする。
また、シート材については、水平方向において互いに直交するX方向およびY方向を用いて説明する。X方向およびY方向のそれぞれは、互いに反対向きの二方向に延びる。そこで、X方向およびY方向のそれぞれの向きについて、一方を下付きの添え字で「1」を付して示し、他方を下付きの添え字で「2」を付して示す。たとえば、X方向の一方をX1方向と示し、他方をX2方向と示す。
そのほか、シート材の各シート片(各部位)については、対応する包装箱の壁部と同様の符号を付して説明する。また、シート片の各構造については、対応する包装箱の壁部の各構造と同様の符号を付すとともに同様の名称で説明する。
[I.一実施形態]
[1.構成]
まず、包装箱に関する構成を説明する。
以下、包装箱の構成を述べ、その後に、この包装箱に組み立てられるシート材の構成を述べる。
[1−1.包装箱]
図1に示すように、包装箱1では、上部に開口Oが設けられた本体箱部2と、開口Oを閉鎖する蓋部10とがそれぞれ異なる部材から形成されている。すなわち、本体箱部2と蓋部10とが別部材であり、本体箱部2と蓋部10とが貼付されて一体に結合される。
〈本体箱部〉
本体箱部2は、有底の筒状をなす。この本体箱部2では、矩形の底壁部3から四つの立壁部4F,4B,5L,5Rが折り立てられている。すなわち、直方体の底面に沿って底壁部3が設けられ、直方体の各側面に沿って立壁部4F,4B,5L,5Rが設けられている。
本体箱部2の開口Oは、立壁部4F,4B,5L,5Rの上縁4f,4b,5l,5rで囲まれる。
立壁部4F,4B,5L,5Rは、前後に並ぶ一対の立壁部(以下「端壁部」と呼ぶ)4F,4Bと、左右に並ぶ一対の立壁部(以下「側壁部」と呼ぶ)5L,5Rとに大別される。ここでは、前後対称かつ左右対称の本体箱部2を例示する。そのため、配置箇所を除いて、前端壁部4Fと後端壁部4Bとが同様の構成をなし、左側壁部5Lと右側壁部5Rとが同様の構成をなす。
さらに、端壁部4F,4Bは、前方の前端壁部4Fと後方の後端壁部4B(第一立壁部)とに細別される。また、側壁部5L,5R(第二立壁部)は、左方の左側壁部5Lと右方の右側壁部5Rとに細別される。
前端壁部4Fには、左方に前横フラップFFSが連設され、また、右方に前横フラップFFS(図1では一部を破線で示す,図5(A)参照)が連設されている。左方の前横フラップFFSは、左側壁部5Lの内側に貼り付けられる。また、右方の前横フラップFFSは、右側壁部5Rの内側に貼り付けられる。同様に、後端壁部4Bには、左方および右方に後横フラップFBS,FBSが連設され、後横フラップFBS,FBSが側壁部5L,5Rに貼り付けられる。このように端壁部4F,4Bと側壁部5L,5Rとが貼付されることで、本体箱部2の側面が一体的に結合される。
そのうえ、前端壁部4Fには、上方に前上フラップFFUが連設されている。同様に、後端壁部4Bには、上方に後上フラップFBUが連設されている。このように端壁部4F,4Bから延設された上フラップFFU,FBUは、上縁4f,4bを固定端(揺動軸)として揺動自在に設けられる。これらの上フラップFFU,FBUは、蓋部10の内側(下側)に貼り付けられる。
すなわち、上フラップFFU,FBUは、いわゆるA式の段ボール箱のように蓋の機能をもつフラップとは異なり、蓋部10を本体箱部2に結合するための糊代(結合代)として設けられている。そのため、上フラップFFU,FBUは、開口Oの蓋部10を貼付可能な延出寸法が確保されていればよく、端壁部4F,4Bに対して折り曲げられた状態で先端どうしが離隔する寸法(左右方向に対して直交する方向の寸法が底壁部3の前後方向寸法の半分よりも短い寸法)に設定されている。
ところで、揺動自在に設けられた上フラップFFU,FBUは、姿勢が安定しなければ、蓋部10の貼り付け作業性を損なうおそれがある。
そこで、端壁部4F,4Bに対して折り曲げられた上フラップFFU,FBUの折り戻りを抑えるために、反発防止構造9が設けられている。
反発防止構造9は、上フラップFFU,FBUの折り曲げ箇所に設けられている。
この反発防止構造9は、上縁4f,4bの一部に沿って波型に切り込まれた切れ込み構造をなす。詳細に言えば、端壁部4F,4Bあるいは上フラップFFU,FBUの厚み方向寸法よりもやや大きな振幅をもつ矩形波状に切り込まれた構造が反発防止構造9に用いられる。なお、反発防止構造9の切れ込み形状は、矩形波状に限らず、正弦波状や鋸派状などの他の波型であってもよい。
上記したように折り曲げ姿勢が維持される上フラップFFU,FBUには、次に説明する蓋部10が貼付されることで結合される。
〈蓋部〉
図1に示すように、蓋部10は、開口Oを上方から覆う矩形の上面部11と、この上面部11に連設されて本体箱部2に貼り付けられる側面部12(重合部)とが設けられている。すなわち、蓋部10における左右の側縁10L,10Rは、上面部11と側面部12との境界をなす。また、上面部11に対して下方に折り曲げられた側面部12によってチャンネル形状の蓋部10が形成される。
さらに、側面部12は、左側壁部5Lに重ね合わせられる左側面部12Lと、右側壁部5Rに重ね合わせられる右側面部12Rとに細別される。これらの左側面部12Lおよび右側面部12Rは、上述した側壁部5L,5Rと同様に、配設箇所を除いて同様の構成をなす。そのため、左側面部12Lと右側面部12Rとを区別しないときには「側面部12」と呼ぶ。
側面部12は、下部12dの内側が側壁部5の外側に貼り付けられている。
このように側壁部5と結合された箇所よりも上方の側面部12は、側壁部5に対して貼り付けられていない。そこで、側面部12のうち、側壁部5に対する結合箇所よりも上方の部位を「上部12u」と呼ぶ。
上記したように側面部12が側壁部5に結合されると、図2に示すように、蓋部10と本体箱部2とが固定される。この固定状態では、蓋部10の上面部11で開口Oが被覆され、この被覆状態が側面部12によって維持される。このようにして維持される被覆状態では、包装箱1の内部に梱包された物品の封緘状態や保護性が確保される。
しかし、包装箱1に開封用の構造が設けられていなければ、梱包された物品の取り出し時に、本体箱部2と蓋部10との剥離作業や包装箱1の切断作業といった煩雑な作業が要求される。
そこで、包装箱1の梱包物を手軽に取り出せるようにするため、蓋部10には開封部13が設けられている。
開封部13は、後端壁部4Bにおける上縁4bの左右端部どうしを結ぶ開封線LI(図1参照)に沿って断続的に切り込まれた破断構造をなす。
開封部13の切れ込みに沿って破断された包装箱1には、図3に示すように、後端壁部4Bの上縁4bおよび開封部13で囲まれる開閉蓋部17が形成される。開閉蓋部17は、後端壁部4Bの上縁4bを揺動軸として開口Oの大部分を開閉するフラップ状の部位をなす。そのため、開封部13の切れ込みに沿う破断という手軽な作業だけで開閉蓋部17が形成され、この開閉蓋部17を開放することで包装箱1に梱包された物品が取り出し可能となる。
そのほか、蓋部10のうち開閉蓋部17を除く部位には、本体箱部2に結合された固定蓋部18が形成される。この固定蓋部18には、蓋部10の側縁10L,10Rが断続的に切り込まれた固定開封部19(第二開封部)が設けられている。
以下、図2を参照して、開封部13の構成を詳述する。
開封部13は、蓋部10の上面部11と側面部12とに跨って配置されている。そのため、開封部13には、上面部11に形成された上面開封部14(本体開封部)と、側面部12に形成された側面開封部15(重合開封部)とが設けられる。ここでは、蓋部10の左右側縁10L,10Rのうち後方に沿う端部開封部16も設けられている。
さらに、開封部13による破断の開始時に押圧すべき箇所として押圧領域Rが設定されている。この押圧領域Rは、上面開封部14の周辺に設定される。
押圧領域Rが押圧され、開封部13が開封線LIに沿って順次破断される。具体的には、上面開封部14が破断された後に側面開封部15が破断され、端部開封部16が破断される。このように蓋部10が破断されることで、開閉蓋部17が形成される。
上面開封部14には、上面部11の左右方向中央に設けられた第一上面開封部14Aと、この第一上面開封部14Aの左右端のそれぞれから側方に延びる第二上面開封部14Bとが設けられている。これらの上面開封部14A,14Bは、直線状あるいは滑らかな曲線状の切れ込みが断続的に設けられたミシン目の破断構造をなす。
第一上面開封部14Aは、押圧領域Rが押圧されて最初に破断される箇所として設定された開封部位である。
この第一上面開封部14Aは、開閉蓋部17による開口Oの開放面積を確保するために、上面部11の前後方向中央よりも前方に配置される。ただし、第一上面開封部14Aは、前上フラップFFU(図1参照)の貼り付けられた箇所よりも後方に設けられ、前上フラップFFUに対して結合されていない。
ここでは、第一上面開封部14が後方に凸の半円弧状に設けられる。この第一上面開封部14の前方には、第一上面開封部14で一部が囲まれる押圧領域Rが設定される。なお、押圧領域Rは、一部が前上フラップFFUに重複して配置されるものの、前上フラップFFUに対して結合されていない。
第二上面開封部14Bは、開口Oの開放面積を確保することに加えて円滑な開封性を確保するために、第一上面開封部14Aの左右端から側方へ向かうにつれて緩やかに後方へ向かう曲線状に設けられる。
第二上面開封部14Bの側端は、次に説明する側面開封部15の前端かつ上端に接続される。
側面開封部15は、側面部12の上部12uに設けられる。
この側面開封部15は、後端壁部4Bから離隔して配置される。なお、側面開封部15は、前端壁部4Fからも離隔して配置される。
側面開封部15には、概ね前後方向に沿って前後方向中央に配置された主部15Mと、主部15Mの前後端のそれぞれと蓋部10の側縁10L,10Rとの間に傾斜して延びる傾斜部15Iとが設けられる。
この主部15Mには、前方から後方へ向かう開封方向の設定されたジッパ構造Zが形成されている。なお、ジッパ構造Zには、固定開封部19の破断構造よりも破断しやすい切れ込みが設定される。
ここでいうジッパ構造Zとは、下記の切込部Z1,Z2からなる切れ込みが断続的に形成された破断構造を意味する。
第一切込部Z1は、開封線LI上で直線的かつ断続的に切り込まれている。また、第二切込部Z2は、第一切込部Z1の開封方向上流端から上方に切り込まれている。この第二切込部Z2は、前方に向けて傾斜して切り込まれている。すなわち、ジッパ構造Zには、側面視で「く」の字状をなす切込部Z1,Z2が断続的に配置されている。
そのうえ、主部15Mは、後方に向かうにつれて上方に傾斜して設けられる。具体的には、主部15Mのジッパ構造Zのうち、第一切込部Z1が後方に向かうにつれてやや上方に傾斜して切り込まれる。詳細に言えば、ジッパ構造Zのうち、前部に設けられた第一切込部Z1は水平に配向され、後部に設けられた第一切込部Z1はやや後上がり傾斜に配向される。この第一切込部Z1の配向に応じて、第二切込部Z2は後方のものほど上端が前方に傾斜して配向される。
このように開封方向上流から下流に向けて上方に傾斜して延びる主部15Mの前後端部には、次に説明する傾斜部15Iが接続されている。
傾斜部15Iは、主部15Mの前端に接続された前傾斜部15Fと、主部15Mの後端に接続された後傾斜部15Bとに細別される。
前傾斜部15Fは、上端が第二上面開封部14Bの側端と滑らかに接続されている。この前傾斜部15Fは、蓋部10の側縁10L,10Rから下方かつ後方に向けて傾斜して連続的に切り込まれている。また、後傾斜部15Bは、主部15Mの後端から蓋部10の側縁10L,10Rに向けて上方かつ後方に向けて傾斜して連続的に切り込まれている。
後傾斜部15Bの後端には、次に説明する端部開封部16が接続されている。
端部開封部16は、蓋部10における側縁10L,10Rのうち、後方だけに設けられ、後端壁部4Bのうち上縁4bの側端部に接続されている。すなわち、端部開封部16は、側縁10L,10Rの後部が断続的に切り込まれた破断構造をなす。
〈包装箱の変形例〉
そのほか、上述した包装箱1の本体箱部2に替えて、図4(A)および(B)に例示する本体箱部2′,2″の設けられた包装箱1′,1″を用いてもよい。本体箱部2′,2″は、上述した本体箱部2よりも上下寸法(高さ寸法)の大きい二種の変形例である。
以下、本体箱部2′,2″について、上述した本体箱シート材2に対して異なる点を説明する。なお、本体箱部2′,2″には、上述した本体箱部2の底壁部3および上フラップFBU,FFUと同様の構成が設けられており、これらについては詳細な説明を省略する。
図4(A)に示す包装箱1′の本体箱部2′には、上述した本体箱部2の端壁部4および横フラップFBS,FFSならびに側壁部5に対して、上下寸法の大きい端壁部4′および横フラップFBS′,FFS′(図4(A)では一部を破線で示す,図6(A)参照))ならびに側壁部5′が設けられる。したがって、本体箱部2′を有する包装箱1′は、上述した包装箱1よりも上下寸法が大きいものとなる。
また、図4(B)に示す包装箱1″の本体箱部2″には、本体箱部2′の端壁部4′および横フラップFBS′,FFS′ならびに側壁部5′に対して、上下寸法の大きい端壁部4″および横フラップFBS″,FFS″(図4(B)では一部を破線で示す,図6(B)参照))ならびに側壁部5″が設けられる。したがって、本体箱部2″の設けられた包装箱1″は、上記した包装箱1′よりも上下寸法が大きいものとなる。
[1−2.シート材]
次に、図5を参照して、包装箱1に組み立てられるシート材1Sを説明する。
このシート材1Sには、二種の罫線(折曲線)S,Cが設けられている。
二種の罫線S,Cのうち一方は、X方向(たとえばシート材1Sが段ボールシートからなる場合に段の延在方向に直交する方向)に延びる罫線(以下「スコア」という)Sである。二種の罫線S,Cのうち他方は、Y方向(たとえばシート材1Sが段ボールシートからなる場合に段の延在方向に沿う方向)に延びる罫線(以下「クリーズ」という)Cである。
このシート材1Sは、本体箱部2に組み立てられる本体箱シート材2Sと、蓋部10に組み立てられる蓋シート材10Sとに大別される。
以下、本体箱シート材2Sの構成を述べた後に、蓋シート材10Sの構成を述べる。
〈本体箱シート材〉
図5(A)に示すように、本体箱シート材2Sには、四本のスコアS1,S2,S3,S4と、二本のクリーズC1,C2とが形成される。具体的には、Y1方向からY2方向へ向けて第一スコアS1,第二スコアS2,第三スコアS3,第四スコアS4がこの順に並んで配置される。また、X1方向からX2方向へ向けて第一クリーズC1,第二クリーズC2がこの順に並んで配置される。
この本体箱シート材2Sは、二本のクリーズC1,C2によってX方向に並ぶ三つの領域に区画される。さらに、二本のクリーズC1,C2によって区画されたX方向中央領域は、四本のスコアS1,S2,S3,S4によってY方向に並ぶ五つの領域に区画される。
このX方向中央領域には、Y1方向からY2方向へ向けて、後上フラップFBUに対応する後上フラップシート片FBU,後端壁部4Bに対応する後端壁シート片4B,底壁部3に対応する底壁シート片3が設けられている。また、底壁シート片3に対してY2方向へ向けて、前端壁部4Fに対応する前端壁シート片4F,前上フラップFFUに対応する前上フラップシート片FFUが並んで設けられている。
後上フラップシート片FBUと後端壁シート片4Bとの間には第一スコアS1が設けられ、後端壁シート片4Bと底壁シート片3との間には第二スコアS2が設けられる。また、底壁シート片3と前端壁シート片4Fとの間には第三スコアS3が設けられ、前端壁シート片4Fと前上フラップシート片FFUとの間には第四スコアS4が設けられる。さらに、第一スコアS1および第四スコアS4に沿って反発防止構造9が形成されている。
第一クリーズC1によって区画されたX1方向端部領域には、Y1方向からY2方向へ向けて、後横フラップFBSに対応する後横フラップシート片FBS,左側壁部5Lに対応する左側壁シート片5Lが並んで設けられている。また、左側壁シート片5Lに対してY2方向側に、前横フラップFFSに対応する前横フラップシート片FFSが設けられている。
後横フラップシート片FBSは、第一クリーズC1を介して後端壁シート片4Bに連設される。また、前横フラップシート片FFSは、第一クリーズC1を介して前端壁シート片4Fに連設される。さらに、左側壁シート片5Lは、第一クリーズC1を介して底壁シート片3に連設される。
また、第二クリーズC2によって区画されたX2方向端部領域には、左右の配置を除いてX1方向端部領域と同様に、Y1方向からY2方向へ向けて後横フラップシート片FBS,右側壁シート片5L,前横フラップシート片FFSが設けられる。そして、シート片FBS,5L,FFSは、第二クリーズC2を介してX方向中央領域のシート片4B,3,4Fに連設される。
〈本体箱シート材の変形例〉
そのほか、上述した本体箱シート材2Sに替えて、図6(A)および(B)に例示する本体箱シート材2S′,2S″を用いてもよい。本体箱シート材2S′,2S″は、上述した本体箱部2′,2″に組み立てられる二種の変形例である。
以下、本体箱シート材2S′,2S″について、上述した本体箱シート材2に対して異なる点を説明する。なお、本体箱シート材2S′,2S″には、上述した本体箱シート材2Sの底壁シート片3および上フラップシート片FBU,FFUと同様の構成が設けられており、これらについては図面上で同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図6(A)に示す本体箱シート材2S′には、上述した本体箱シート材2Sの端壁シート片4および横フラップシート片FBS,FFSに対して、上下寸法に対応するY方向寸法の大きい端壁シート片4B′,4F′および横フラップシート片FBS′,FFS′が設けられている。また、上述した本体箱シート材2Sの側壁シート片5に対して、上下方向に対応するX方向寸法の大きい側壁シート片5L′,5R′が設けられる。
さらに、図6(B)に示す本体箱シート材2S″には、本体箱シート材2S′の端壁シート片4B′,4F′および横フラップシート片FBS′,FFS′に対して、Y方向寸法の大きい端壁シート片4B″,4f″および横フラップシート片FBS″,FFS″が設けられている。また、上述した本体箱シート材2S′の側壁シート片5L′,5R′に対して、X方向寸法の大きい側壁シート片5L″,5R″が設けられる。
〈蓋シート材〉
図5(B)に示すように、蓋シート材10Sには、二本のクリーズC3,C4が形成される。具体的には、X1方向からX2方向へ向けて第三クリーズC3,第四クリーズC4がこの順に並んで配置される。第三クリーズC3は、蓋部10の左側縁10Lに対応し、第四クリーズC4は、蓋部10の右側縁10Rに対応する。
二本のクリーズC3,C4によって区画されたX方向中央領域には、上面部11に対応する上面シート片11が設けられている。この上面シート片11に対して、第三クリーズC3を介して左側面部12Lに対応する左側面シート片12Lが設けられ、第四クリーズC4を介して右側面部12Rに対応する右側面シート片12Rが設けられている。
上記した側面シート片12L,12Rおよび上面シート片11には、開封部13が設けられている。具体的には、上面シート片11には上面開封部14が形成され、側面シート片12L,12Rのそれぞれには側面開封部15が形成されている。
詳細に言えば、上面シート片11には、X方向中央かつY2方向側の第一上面開封部14Aと、この第一上面開封部14AのX方向端部からY方向端部に向かう第二上面開封部14Bとが断続的に切り込まれて形成される。
側面シート片12L,12Rのそれぞれには、X方向中央側であってY方向中央の主部15Mが形成される。この主部15Mは、上述したジッパ構造Zをなして断続的な切れ込みが設けられる。さらに、主部15MのY方向端部のそれぞれからクリーズC3,C4に延びる傾斜部15Iが切り込まれて形成される。なお、側面シート片12L,12RのY1方向端部側に端部開封部16も切り込まれている。
そのほか、クリーズC3,C4のうちY2方向側に沿う部位には、固定開封部19が断続的に切り込まれている。
[1−3.開封手順]
つづいて、包装箱1の開封作業を説明する。
包装箱1を開封する手順の概要は、下記の手順1〜3に示す通りである。
手順1:開封者が押圧領域Rを押圧して第一上面開封部14Aを破断させる
手順2:第一上面開封部14Aの破断によって形成された隙間に手や指を入れて開閉
蓋部17を後方に持ち上げる
手順3:第一上面開封部14Aから他の開封部13をすべて破断する
上記した手順3では、包装箱1は下記の状態1〜3に示すように破断状態が進行する。
状態1:第二上面開封部14Bが破断する。
状態2:側面開封部15が破断する
状態3:端部開封部が破断する
さらに、上記した状態2では、下記の状態2−1〜3へと破断状態が進行する。
状態2−1:前傾斜部15Fが破断する
状態2−2:主部15Mが破断する
状態2−3:後傾斜部15Bが破断する
手順3までの開封作業が実施されると、開口Oの大部分が開放された第一の開封状態となる。この手順3の後に、下記の手順4の開封作用を実施すれば、固定開封部19が破断され、開口Oの全部が開放された第二の開封状態となる。
手順4:固定蓋部18のうち開口Oに沿う部位(上面部11かつ固定蓋部18)を持
ち上げる
なお、第一の開封状態や第二開封状態となった包装箱1は、蓋部10が本体箱部2に対して分離せず、本体箱部2に対して蓋部10が連結された状態をなす。そのため、第一の開封状態や第二開封状態の包装箱1に対して破断された箇所をテープ止めすれば、包装箱1を容易に封緘状態へと戻すことができる。
[2.作用および効果]
本実施形態の包装箱1は、上述のように構成されるため、以下のような作用および効果を得ることができる。
(1)包装箱1のうち縁部の中央は、加えられ荷重の応力が集中しやすい構造的な性質をもつ。たとえば、混載輸送時や保管時などに他の荷物が積み重ねられると、蓋部10のうち側縁10L,10Rの中央部に応力が集中する。そのため、蓋部のうち側縁中央に開封部が設けられた従来の包装箱は、輸送時や保管時といった開封すべきでないときに側縁中央の開封部が破断しやすく、この破断によって側縁中央の開封部に接続された他の開封部の破断も発生しやすいという課題があった。
これに対し、包装箱1の開封部13には、側面部12の前後方向中央に側面開封部15が設けられることから、側縁10L,10Rのうち特に応力が集中しやすい前後方向中央よりも下方に側面開封部15が配置されている。このように応力集中箇所からオフセットして側面開封部15を配置することにより、輸送時や保管時といった包装箱1を開封すべきでないときに、側面開封部15の破断による包装箱1の開封を抑えることができる。
このように側面開封部15の破断が抑えられることで、側面開封部15に接続された上面開封部14や端部開封部16の破断も抑えることができる。
よって、包装箱1の封緘状態を適切に保つことができる。
(2)開封部13は、上面部11に加えて側面部12にも跨って設けられることから、上面部だけに開封部が設けられた従来の開封部と比較して破断経路が立体的であり、側面部12の破断性を向上させる構造が設けられていなければ、開封性の低下を招くおそれがある。
これに関し、開封部13のうち側面部12の側面開封部15は、前方から後方へ向かう開封方向の設定されたジッパ構造Zが形成されることから、側面部12における開封性を向上させることができる。
(3)さらに、側面開封部15は、開封方向上流から下流に向けて上方に傾斜して延びることから、開封時における開閉蓋部17の持ち上げにともなう側面開封部15の破断を円滑に進行させることができる。この点からも、側面部12における開封性を向上させることができる。
(4)この側面開封部15は、後端壁部4Bから離隔して配置されることから、蓋部10に組み立てられる蓋シート材10Sの折り曲げ箇所(第三クリーズC3および第四クリーズC4)の端部側には側面開封部15が形成されていない。そのため、包装箱1の製函時に蓋部10が側面開封部15に沿って折り曲げられ難い。よって、適切な箇所(側縁10L,10R)での蓋部10の折り曲げに寄与する。
また、側面開封部15の後端には端部開封部16が接続され、この端部開封部16が蓋部10の側縁10L,10Rで延びて後端壁部4Bの上縁4bに接続されることから、蓋部10の適切な箇所での折り曲げを促すことができる。
これらより、包装箱1の製函効率を高めることもできる。
(5)そのほか、固定蓋部18には、蓋部10の側縁10L,10Rに沿って固定開封部19が設けられることから、開閉蓋部17に加えて固定蓋部18も開放することができる。すなわち、包装箱1は、開口Oの全部が開放可能である。よって、包装箱1に梱包された物品の取り出し性を高めることができ、開封者の利便性に供する。
(6)また、本体箱部2と蓋部10とが別体に形成されることから、本体箱部2と蓋部10とを別個に製造することができ、包装箱1の製函効率を向上させることができる。
そのうえ、本体箱シート材2S,2S′,2S″から組み立てられた上下寸法の異なる本体箱部2,2′,2″に対して、共通の蓋シート材10Sから組み立てられた蓋部10を組み合わせることができる。そのため、上下寸法の異なる包装箱1,1′,1″を効率よく製函することができる。延いては、梱包される物品の容量やサイズへの対応自由度が高まる。
(7)さらに、上縁4f,4bに沿って波型に切り込まれた反発防止構造9が設けられることから、端壁部4F,4Bに対して折り曲げられた上フラップFFU,FBUの折り戻りが抑えられる。具体的には、上フラップFFU,FBUが折り曲げられると、反発防止構造9をなす切れ込みのうち波の振幅方向に切り込まれた箇所で対面する部位(厚み方向の端面)どうしが互いに係合することにより、上フラップFFU,FBUの折り戻りを抑えることができる。そのため、蓋部10に対する本体箱部2,2′,2″の貼り付け作業性を高めることができる。延いては、包装箱1,1′,1″の製函効率を向上させることができる。
[II.その他]
最後に、本実施形態のその他の変形例について述べる。
たとえば、上面開封部や端部開封部のミシン目に替えて、開封方向の設定されたジッパ構造を用いてもよい。この場合には、包装箱の開封性を更に向上させることができる。逆に、側面開封部のジッパ構造にミシン目を用いてもよい。この場合には、開封部の切り込み形状が簡素化され、製造コストの低減に寄与する。
また、側面開封部の主部は、開封方向上流から下流に向けて上方に傾斜する配向に限らず、水平方向に延びる配向であってもよい。
さらに、側面開封部が後端壁部まで延設され、端部開封部を省略してもよい。この場合には、開封蓋部の側縁上に延びる開封部が設けられないことから、封緘状態を確実に保つことができる。
そのうえ、反発防止構造を省略してもよい。この場合には、反発防止構造の切り込み工程を省略することができ、製造コストの低減に寄与する。
そのほか、包装箱は、矩形の壁部や天面部をもつ直方体状に限らず、三角形あるいは五角形などの多角柱状であってもよい。
あるいは、包装箱は、図7に示すように、本体箱部2Aと蓋部10Aとが一つのシート材1Aから組み立てられる包装箱(図示省略)であってもよい。すなわち、本体箱部2Aおよび蓋部10Aが一部材であってもよい。この場合には、上述したように本体箱部と蓋部とが別体に形成された場合に比べて、シート材から上フラップが省略され、製函工程から本体箱部と蓋部との貼り付け工程が省略される。そのため、材料コストや製造コストを低減させることができる。
なお、包装箱の載置方向は、端壁部が前後に配置される姿勢に限定されず、端壁部が左右や上下に配置されてもよい。端壁部が左右に配置される場合には、前後を左右に読み替えるとともに左右を前後または上下に読み替え、左右を上下に読み替えたときには上下を前後に読み替えればよい。端壁部が上下に配置される場合には、前後を上下に読み替えるとともに上下を前後または左右と読み替え、上下を左右と読み替えたときには左右を前後に読み替えればよい。
1,1′,1″,1A 包装箱
1S,1A シート材
2S,2S′,2S″ 本体箱シート材
2 本体箱部
3 底壁部
4 端壁部
4F 前端壁部(第三立壁部)
4f 前上縁
4B 後端壁部(第一立壁部)
4b 後上縁
5 側壁部(第二立壁部)
5L 左側壁部
5l 左上縁
5R 右側壁部
5r 右上縁
9 反発防止機構
10 蓋部
10L 左側縁
10R 右側縁
10S 蓋シート材
11 上面部(蓋本体部)
12 側面部(重合部)
12L 左側面部
12R 右側面部
12u 上部
12d 下部
13 開封部
14 上面開封部(本体開封部)
14A 第一上面開封部
14B 第二上面開封部
15 側面開封部(重合開封部)
15M 主部
15I 傾斜部
16 端部開封部
17 開閉蓋部
18 固定蓋部
19 固定開封部(第二開封部)
C クリーズ(罫線)
BU 後上フラップ(フラップ)
I 開封線
O 開口
P 揺動軸
R 押圧領域
S スコア(罫線)
Z ジッパ構造
1 第一切込部
2 第二切込部

Claims (8)

  1. 直方体の各側面に沿って設けられた後方の第一立壁部,左右一対の第二立壁部および前方の第三立壁部が立設され、上部に開口が設けられた有底筒状の本体箱部と、
    前記第一立壁部の上縁を揺動軸として可動に設けられ、前記第二立壁部の上縁に突き当てられた状態で前記開口を閉鎖する蓋部とを具備し、
    前記本体箱部は、前記第三立壁部から延設されるとともに前記蓋部に結合される前上フラップを備え、
    前記蓋部は、
    前記第二立壁部に重ね合わせられ、前記第二立壁部に結合された重合部と、
    前記揺動軸の端部どうしを結ぶ開封線に沿って断続的に切り込まれた開封部と、
    前記開口に沿って配置された蓋本体部と
    前記開封部および前記揺動軸に囲まれる開閉蓋部とを備え、
    前記開封部は、前記重合部のうち前記第二立壁部に対する結合箇所よりも上方に設けられた重合開封部と、前記蓋本体部に設けられた本体開封部とを有し、
    前記本体開封部は、前記蓋本体部が前記前上フラップに結合された箇所よりも後方に設けられた
    ことを特徴とする包装箱。
  2. 前記重合開封部は、前記開封線上で断続的に切り込まれた第一切込部と、前記第一切込部の開封方向上流端から上方に切り込まれた第二切込部とを有する切れ込みが断続的に形成されたジッパ構造をなす
    ことを特徴とする請求項1に記載された包装箱。
  3. 前記重合開封部は、開封方向上流から下流に向けて上方に傾斜して延びる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載された包装箱。
  4. 前記重合開封部は、前記第一立壁部から離隔して配置された
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載された包装箱。
  5. 前記蓋部は、前記開閉蓋部を除く固定蓋部を備え、
    前記固定蓋部は、前記第二立壁部の前記上縁に対応する側縁に沿って断続的に切り込ま
    れた第二開封部を有する
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載された包装箱。
  6. 前記本体箱部と前記蓋部とが別部材である
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載された包装箱。
  7. 前記本体箱部は、前記第一立壁部から延設されるとともに前記蓋部に結合される後上フラップを備え、
    前記第一立壁部に対する前記後上フラップの折り曲げ箇所または前記第三立壁部に対する前記前上フラップの折り曲げ箇所に沿って波型に切り込まれた反発防止構造を具備する
    ことを特徴とする請求項6に記載された包装箱。
  8. 前記本体箱部と前記蓋部とが一部材である
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載された包装箱。
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