JP5174262B1 - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】包装箱の緩衝機能の向上を図る。
【解決手段】1枚の台紙100を折り曲げることで外箱部2と内箱部4と連結部6とが形成されるように組み立てられる包装箱1において、外箱部2に、4面の外側周面部からなる外側周壁部10と、該外側周壁部の上端開口部を塞ぐ外側上面蓋部16と、外側周壁部の下端開口部を塞ぐ外側底面蓋部18とで構成し、内箱部4に、4面の外側周面部の内側側方にそれぞれ対向配置される4面の内側周面部からなる内側周壁部30と、該内側周壁部の上端開口部を塞ぎ且つ外側上面蓋部16の下方に対向配置される内側上面蓋部36と、内側周壁部の下端開口部を塞ぎ且つ外側底面蓋部18の上方に対向配置される内側底面蓋部38とで構成し、包装箱1の組立形状を、連結部6による前記4面の内側周面部と各内側周面部に対向する前記外側周面部との連結のみによって内箱部4と外箱部2とが連結された組立形状とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、収容物を保護するための緩衝機能を備えた包装箱に関する。
1枚の台紙を折り曲げることで組み立てられる包装箱に、瓶などの破損しやすい物品が収容される場合、この収容物が流通時等に破損することを避けるために、包装箱内面と収容物との間に緩衝材が詰め込まれることがある。
ところが、このように緩衝材を用いた包装作業を多数行う場合、包装箱毎に緩衝材の詰め込みを行わなければならず、包装作業に多大な労力を要してしまう。
この問題を解消するために、例えば特許文献1には、1枚の台紙を折り曲げることで組み立てられる包装箱に関して、この包装箱自体に緩衝機能を持たせる技術が開示されている。
特許文献1に開示された包装箱は、収容物を収容する内箱部と、内箱部との間に間隙を確保しつつ内箱部を収容する外箱部とを備えている。具体的には、内箱部の周囲に、内箱部の側面と外箱部の側面との間隙を確保する複数の支え片および襠片と、内箱部の底面と外箱部の底面との間隙を確保する脚片と、内箱部の上面と外箱部の上面との間隙を確保する延び片とが設けられ、これにより、内箱部と外箱部との間に間隙が確保されて、包装箱自体の緩衝機能が発揮されるようになっている。
特開2008−155990号公報
しかしながら、上記特許文献1の包装箱では、内箱部の6面全てが前記支え片、襠片、脚片又は延び片を介して外箱部に接しているため、包装箱の外側のいずれの方向から衝撃が加えられたときも、その衝撃が内箱部に伝わりやすい構造となっている。特に、包装箱が落下したときなどには、外箱部の下側から加わる大きな衝撃が前記脚片を経由して内箱部、ひいては内箱部内の収容物に伝わりやすい欠点を有し、包装箱の緩衝機能について改善の余地がある。
そこで、本発明は、緩衝機能の向上を図ることができる包装箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、略直方体の外箱部と、該外箱部に収容される略直方体の内箱部と、前記外箱部と前記内箱部とを連結する連結部と、を備え、1枚の台紙を折り曲げることで前記外箱部と前記内箱部と前記連結部とが形成されるように組み立てられる包装箱であって、
前記外箱部は、
互いに対向し且つ略平行に配置される外側正面部および外側背面部と、互いに対向し且つ略平行に配置される外側右側面部および外側左側面部とからなる外側周壁部と、
該外側周壁部の上端開口部を塞ぐ外側上面蓋部と、
前記外側周壁部の下端開口部を塞ぐ外側底面蓋部と、を備え、
前記内箱部は、
前記外側正面部の内側に間隔を空けて対向し且つ該外側正面部と前記外側背面部とに略平行に配置される内側正面部と、前記外側背面部の内側に間隔を空けて対向し且つ該外側背面部と前記外側正面部とに略平行に配置される内側背面部と、前記外側右側面部の内側に間隔を空けて対向し且つ該外側右側面部と前記外側左側面部とに略平行に配置される内側右側面部と、前記外側左側面部の内側に間隔を空けて対向し且つ該外側左側面部と前記外側右側面部とに略平行に配置される内側左側面部とからなる内側周壁部と、
該内側周壁部の上端開口部を塞ぎ且つ前記外側上面蓋部の下方に間隔を空けて対向配置される内側上面蓋部と、
前記内側周壁部の下端開口部を塞ぎ且つ前記外側底面蓋部の上方に間隔を空けて対向配置される内側底面蓋部と、
前記内側右側面部の上端と前記内側左側面部の上端とにそれぞれ連ねて設けられ、前記内側上面蓋部の内側に重ねられる一対の上側の内蓋と、
前記内側右側面部の下端と前記内側左側面部の下端とにそれぞれ連ねて設けられ、前記内側底面蓋部の内側に重ねられる一対の下側の内蓋と、を備え、
前記連結部は、
前記外側正面部と前記内側正面部とに跨って且つ前記外側右側面部と前記外側左側面部とに略平行に配置される複数の正面側連結アームと、
前記外側背面部と前記内側背面部とに跨って且つ前記外側右側面部と前記外側左側面部とに略平行に配置される複数の背面側連結アームと、
前記外側右側面部と前記内側右側面部とに跨って且つ前記外側正面部と前記外側背面部とに略平行に配置される右側連結アームと、
前記外側左側面部と前記内側左側面部とに跨って且つ前記外側正面部と前記外側背面部とに略平行に配置される左側連結アームと、を備え、
前記台紙は、前記複数の背面側連結アームと前記左側連結アームとを構成する第1の連結パネル部と、前記複数の正面側連結アームと前記右側連結アームとを構成する第2の連結パネル部と、を備え、
第1の連結パネル部における互いに平行な一対の折り目と該一対の折り目の一方から他方まで延びる切り込み部分とでそれぞれ囲まれた互いに隣接する複数の領域が立ち上げられることで、該複数の領域がそれぞれ前記背面側連結アームを構成し、
第2の連結パネル部における互いに平行な一対の折り目と該一対の折り目の一方から他方まで延びる切り込み部分とでそれぞれ囲まれた互いに隣接する複数の領域が立ち上げられることで、該複数の領域がそれぞれ前記正面側連結アームを構成し、
前記包装箱の組立状態において、
前記内箱部は、前記複数の正面側連結アームと前記複数の背面側連結アームと前記右側連結アームと前記左側連結アームとによる前記内側周壁部と前記外側周壁部との連結のみによって、前記外箱部に連結されていることを特徴とする。
本発明に係る包装箱は、内箱部と外箱部との間の間隙により緩衝機能を発揮することができるとともに、内箱部と外箱部とは、内箱部の4面の側面部とこれらにそれぞれ対向する外箱部の側面部との連結のみによって連結されているため、上方および下方から外箱部に加わる衝撃が内箱部に伝わり難く、これにより、包装箱の緩衝機能の向上が図られている。したがって、例えば、包装箱を落としたときなどでも、下側からの衝撃が外箱部から内箱部に伝わり難いため、下方からの衝撃を外箱部で効果的に吸収して、内箱部に収容された収容物を効果的に保護することができる。また、例えば包装箱の上側に物が載せられたときなどに加わる上方からの衝撃についても同様に、外箱部で効果的に衝撃を吸収して、収容物を効果的に保護することができる。
また、内箱部の側面部は4面とも外箱部の側面部に連結されているため、外箱部と連結部とにより内箱部を安定して支持することができる。これにより、特に横揺れに対して収容物を効果的に保護することができる。
さらに、外箱部と内箱部と連結部とは1枚の台紙で一体に形成されるため、組立の際、複数種類の台紙を用いたり、外箱部に対する内箱部の位置決め作業を行ったりする必要がないため、内箱部と外箱部とを別々に組み立てて連結する場合に比べて高い生産性を実現することができる。
本発明の一実施形態に係る包装箱を示す斜視図である。 図1に示す包装箱を示す平面図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 図1に示す包装箱を形成するための台紙を内側から示す平面図である。 図5に示す台紙を用いて包装箱を組み立てる手順を示す平面図である。 図5に示す台紙を用いて包装箱を組み立てる手順を示す平面図である。 図5に示す台紙を用いて包装箱を組み立てる手順を示す平面図である。 図5に示す台紙を用いて包装箱を組み立てる手順を示す平面図である。 図5に示す台紙を用いて包装箱を組み立てる手順を示す平面図である。 折り畳み状態から変形させた状態における包装箱を上面側から見た図である。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態を説明する。なお、以下の説明において、「上」、「下」、「上下」、「左」、「右」、「左右」等の方向を示す用語は、特段の説明がある場合を除いて、組み立てられて封止された状態の包装箱を正面側から見た場合の方向を指すものとする。
図1〜図4に示すように、本実施形態に係る包装箱1は、略直方体の外箱部2と、該外箱部2に収容される略直方体の内箱部4と、外箱部2と内箱部4とを連結する連結部6と、を備えている。また、この包装箱1は、1枚の台紙100(図5参照)を折り曲げることで外箱部2と内箱部4と連結部6とが形成されるように組み立てられるものである。
外箱部2は、4面の外側周面部11,12,13,14(11〜14)からなる角筒状の外側周壁部10と、該外側周壁部10の上端開口部を塞ぐ外側上面蓋部16と、外側周壁部10の下端開口部を塞ぐ外側底面蓋部18と、を備える。
具体的に、前記4面の外側周面部11〜14は、第1の外側周面部としての外側正面部11と、該外側正面部11に対向し且つ略平行に配置される第2の外側周面部としての外側背面部12と、第3の外側周面部としての外側右側面部13と、該外側右側面部13に対向し且つ略平行に配置される第4の外側周面部としての外側左側面部14とである。これら4面の外側周面部11〜14は、平面視で略同一の長さを有し、外側周壁部10の平面形状は略正方形となっている。ただし、本発明において、外側周壁部10の平面形状は正方形以外の長方形であってもよい。
また、前記外側上面蓋部16は、外側背面部12の上端に連ねて設けられ、前記外側底面蓋部18は、外側正面部11の下端に連ねて設けられている。さらに、外側右側面部13の上端と外側左側面部14の上端とには、それぞれ外側上面蓋部16の内側に重ねるための上側の内蓋19,20が連ねて設けられており、外側右側面部13の下端と外側左側面部14の下端とには、それぞれ外側底面蓋部18の内側に重ねるための下側の内蓋21,22が連ねて設けられている。
内箱部4は、前記外側周面部11〜14の内側側方にそれぞれ対向配置される4面の内側周面部31,32,33,34(31〜34)からなる角筒状の内側周壁部30と、該内側周壁部30の上端開口部を塞ぐ内側上面蓋部36と、内側周壁部30の下端開口部を塞ぐ内側底面蓋部38と、を備える。
具体的に、前記4面の内側周面部31〜34は、第1の内側周面部としての内側正面部31と、該内側正面部31に対向し且つ略平行に配置される第2の内側周面部としての内側背面部32と、第3の内側周面部としての内側右側面部33と、該内側右側面部33に対向し且つ略平行に配置される第4の内側周面部としての内側左側面部34とである。
内側正面部31は、外側正面部11に対向し且つ外側正面部11と外側背面部12とに略平行に配置され、内側背面部32は、外側背面部12に対向し且つ外側正面部11と外側背面部12とに略平行に配置されている。また、内側右側面部33は、外側右側面部13に対向し且つ外側右側面部13と外側左側面部14とに略平行に配置され、内側左側面部34は、外側左側面部14に対向し且つ外側右側面部13と外側左側面部14とに略平行に配置されている。
これら4面の内側周面部31〜34は、平面視で略同一の長さを有し、内側周壁部30の平面形状は略正方形となっている。ただし、本発明において、内側周壁部30の平面形状は正方形以外の長方形であってもよい。
また、平面視において、内側周壁部30は、外側周壁部10の略中央部に配置されており、内側周壁部30から外側周壁部10までの間隔は、4辺のいずれにおいても略等しくなっている。
前記内側上面蓋部36は、内側背面部32の上端に連ねて設けられており、内側上面蓋部36及び外側上面蓋部16を閉じた状態において外側上面蓋部16の下方に対向配置されるようになっている。前記内側底面蓋部38は、内側背面部12の下端に連ねて設けられており、内側底面蓋部38及び外側底面蓋部18を閉じた状態において外側底面蓋部18の上方に対向配置されるようになっている。また、内側右側面部33の上端と内側左側面部34の上端とには、それぞれ内側上面蓋部36の内側に重ねるための上側の内蓋39,40が連ねて設けられており、内側右側面部33の下端と内側左側面部34の下端とには、それぞれ内側底面蓋部38の内側に重ねるための下側の内蓋41,42が連ねて設けられている。
この内箱部4には、内側上面蓋部36と内側底面蓋部38とを閉じた状態において、収容物Pを収容するための内部空間S1が形成されるようになっている。また、包装箱1の全ての蓋部16,18,36,38を閉じた状態において、内箱部4と外箱部2との間には空間S2が形成されるため、内箱部4に収容された収容物Pを外箱部2の内面から離間した状態に維持することができ、これにより、包装箱1自体が緩衝機能を発揮できるようになっている。そのため、収容物Pが瓶などの破損しやすい物品であっても、包装箱1の内部に緩衝材を詰め込む手間を省いて、包装作業の負担軽減を図ることができる。
また、収容物Pは、内箱部4により周囲を完全に囲まれた状態で収容されるため、収容物Pを安定的に支持することができ、これにより、該収容物Pを一層効果的に保護することができる。
続いて、図2〜図4を参照しながら、外箱部2と内箱部4とを連結する連結部6の構成について具体的に説明する。
連結部6は、外側正面部11と内側正面部31とに跨る第1の連結アームとしての正面側連結アーム51(51a,51b,51c)と、外側背面部12と内側背面部32とに跨る第2の連結アームとしての背面側連結アーム52(52a,52b,52c)と、外側右側面部13と内側右側面部33とに跨る第3の連結アームとしての右側連結アーム53と、外側左側面部14と内側左側面部34とに跨る第4の連結アームとしての左側連結アーム54とを有する。
図2に示すように、正面側連結アーム51a,51b,51cは互いに間隔を空けて複数設けられている。より具体的には、図2の左右方向に間隔を空けて3つの正面側連結アーム51a,51b,51cが設けられ、各正面側連結アーム51a,51b,51cは、外側右側面部13と外側左側面部14とに略平行に配置されている。最も左側の正面側連結アーム51aは内側正面部31の左端部から外側正面部11に向かって延設され、中央の正面側連結アーム51bは内側正面部31の左右方向中央部から外側正面部11に向かって延設され、最も右側の正面側連結アーム51cは内側正面部31の右端部から外側正面部11に向かって延設されている。
また、図4に示すように、各正面側連結アーム51a,51b,51cは、内側正面部31の上下方向中央よりも下側部分から外側正面部11に向かって斜め上方に延設されており、正面側連結アーム51a,51b,51cの上端部は接着面部61を介して外側正面部11に接着され、正面側連結アーム51a,51b,51cの下端部は接着面部62を介して内側正面部31に接着されている。
図2に戻って、背面側連結アーム52a,52b,52cは互いに間隔を空けて複数設けられている。より具体的には、図2の左右方向に間隔を空けて3つの背面側連結アーム52a,52b,52cが設けられ、各背面側連結アーム52a,52b,52cは、外側右側面部13と外側左側面部14とに略平行に配置されている。最も左側の背面側連結アーム52aは内側背面部32の左端部から外側背面部12に向かって延設され、中央の背面側連結アーム52bは内側背面部32の左右方向中央部から外側背面部12に向かって延設され、最も右側の背面側連結アーム52cは内側背面部32の右端部から外側背面部12に向かって延設されている。
また、図4に示すように、各背面側連結アーム52a,52b,52cは、内側背面部32の上下方向中央よりも上側部分から外側背面部12に向かって斜め上方に延設されており、背面側連結アーム52a,52b,52cの上端部は接着面部64を介して外側背面部12に接着され、背面側連結アーム52a,52b,52cの下端部は接着面部63を介して内側背面部32に接着されている。
再び図2に戻って、右側連結アーム53は外側正面部11と外側背面部12とに略平行に配置されている。右側連結アーム53の下端部は、正面側連結アーム51a,51b,51cと内側正面部31との間に介在する前記接着面部62に連なっており、該接着面部62と右側連結アーム53とが同一面上に連ねて配設されている。これにより、右側連結アーム53は、内側正面部31と内側右側面部32とのコーナー部に固定されている。また、右側連結アーム53は、接着面部66を介して外側右側面部13に接着されている。
また、外側右側面部13と内側右側面部33との間には、右側連結アーム53に加えて、スペーサ55が配設されている。スペーサ55は、内側背面部32と内側右側面部33とのコーナー部から外側右側面部13に向かって、外側正面部11と外側背面部12とに略平行に延びるように配設されている。スペーサ55の下端部は、背面側連結アーム52a,52b,52cと内側背面部32との間に介在する前記接着面部63に連なるように設けられており、これにより、スペーサ55は内側背面部32と内側右側面部33とのコーナー部に固定されている。また、スペーサ55の右端部は、外側右側面部13に対して非接着状態で当接するように配設されている(図3参照)。
左側連結アーム54は、外側正面部11と外側背面部12とに略平行に配置されている。左側連結アーム54の下端部は、背面側連結アーム52a,52b,52cと内側背面部32との間に介在する前記接着面部63に連なっており、該接着面部63と左側連結アーム54とが同一面上に連ねて配設されている。これにより、左側連結アーム54は、内側左側面部34と内側背面部32とのコーナー部に固定されている。また、左側連結アーム54は、接着面部65を介して外側左側面部13に接着されている。
このようにして設けられた各連結アーム51〜54とスペーサ55とにより、内箱部4と外箱部2との間の空間S2は複数の区画に仕切られており、各区画に、収容物Pに比べて小さな別の物品を収容することができる。したがって、例えば、内箱部4内部の収容空間S1に収容物Pとしてバイアルを収容し、内箱部4と外箱部2との間の空間S2における各区画にアンプル、粉末スティック、添付文書等を収容するなどといった態様で、包装箱1に複数の物品を収容することができる。
以上のように、連結部6は、4面の内側周面部31〜34とこれらにそれぞれ対向する4面の外側周面部11〜14との連結のみによって内箱部4と外箱部2とを連結するように構成されている。すなわち、内側上面蓋部36は外側上面蓋部16に対して、内側底面蓋部38は外側底面蓋部18に対してそれぞれ連結されていないため、上方および下方から外箱部2に加わる衝撃が内箱部4に伝わり難く、これにより、包装箱1の緩衝機能の向上が図られている。したがって、例えば包装箱1を落としたときなどでも、下側からの衝撃が外箱部2から内箱部4に伝わり難いため、下方からの衝撃を外箱部2で効果的に吸収して、内箱部4に収容された収容物Pを効果的に保護することができる。また、例えば包装箱1の上側に物が載せられたときなどに加わる上方からの衝撃についても同様に、外箱部2で効果的に衝撃を吸収して、収容物Pを効果的に保護することができる。
また、内箱部4の外側面は4面とも外箱部2の内側面に連結されているため、外箱部2と連結部6とにより内箱部4を安定して支持することができる。これにより、特に横揺れに対して収容物Pを効果的に保護することができる。
さらに、外箱部2と内箱部4と連結部6とは1枚の台紙100で一体に形成されるため、組立の際、複数種類の台紙を用いたり、外箱部2に対する内箱部4の位置決め作業を行ったりする必要がないため、内箱部4と外箱部2とを別々に組み立てて連結する場合に比べて高い生産性を実現することができる。
次に、図5を参照しながら、台紙100の構成について説明する。
台紙100は、折り目F1,F2,F3を介して帯状に連なる第1〜第4の外側パネル部101,102,103,104(101〜104)を有する。
第1〜第4の外側パネル部101〜104は、外箱部2の外側周壁部10を構成する部分である。具体的に、第1の外側パネル部101は外側右側面部13を、第2の外側パネル部102は外側背面部12を、第3の外側パネル部103は外側左側面部14を、第4の外側パネル部104は外側正面部11をそれぞれ構成する部分である。
第1及び第3の外側パネル部101,103には、前記上側の内蓋19,20を構成する内蓋パネル部109,110と、前記下側の内蓋21,22を構成する内蓋パネル部111,112とがそれぞれ折り目F5,F6,F10,F11を介して連ねて設けられている。
第2の外側パネル部102には、外側上面蓋部16を構成する外側上面パネル部105が折り目F8を介して連ねて設けられ、該外側上面パネル部105には、折り込みパネル部106が折り目F9を介して連ねて設けられている。また、第2の外側パネル部102には、第2の外側パネル部102の内側に折り重ねられて第2の外側パネル部102と共に外側背面部12を構成する折り重ねパネル部113が折り目F7を介して連ねて設けられている。折り重ねパネル部113には、第2の外側パネル部102に貼り付けるためのシール部G1,G2が設けられている。
折り重ねパネル部113には、前記連結部6の一部を構成する第1の連結パネル部114が折り目F14を介して連ねて設けられている。なお、折り目F14には、この折り目F14に沿った折り曲げを容易にするための切り込みが形成されている。
第1の連結パネル部114は、図5において折り重ねパネル部113の上端から斜め右上方に延びる傾斜パネル部115と、該傾斜パネル部115の先端に連なる先端パネル部116とを有する。
第1の連結パネル部114の傾斜パネル部115には、互いに平行な例えば4つの折り目F15,F16,F17,F18が、図5の左右方向に等間隔を空けて、それぞれ上下方向に延びるように設けられている。なお、折り目F15,F16,F17には、これらの折り目F15,F16,F17に沿った折り曲げを容易にするための切り込みが形成されている。
また、傾斜パネル部115には、例えば3つの切り込みR1,R2,R3が図5の左右方向に並べて形成されている。これらの切り込みR1,R2,R3のうち、図5において最も左側の切り込みR1は、傾斜パネル部115の左縁部に連なるように且つ該左縁部の上端から折り目F16の上端まで延びるように形成され、中央の切り込みR2は、折り目F15の下端から折り目F17の上端まで且つ折り目F16に交差して延びるように形成され、最も右側の切り込みR3は、折り目F16の下端から折り目F18の上端まで且つ折り目F17に交差して延びるように形成されている。
傾斜パネル部115には、背面側連結アーム52a,52b,52cと外側背面部12との間に介在する前記接着面部64を構成する例えば3つの領域117,118,119が形成されている。具体的に、前記領域117は、傾斜パネル部115の左縁部と折り目F14と折り目F15とで囲まれた略三角形の領域であり、前記領域118は、切り込みR2と折り目F14と折り目F16とで囲まれた略三角形の領域であり、前記領域119は、切り込みR3と折り目F14と折り目F17とで囲まれた略三角形の領域である。これらの領域117,118,119には、それぞれ折り重ねパネル部113に接着するためのシール部G3,G4,G5が設けられている。
また、傾斜パネル部115には、背面側連結アーム52a,52b,52cを構成する例えば3つの領域120,121,122が形成されている。具体的に、前記領域120は、隣接する一対の折り目F15,F16と、該折り目F15,F16の上端間で連なるように延びる傾斜パネル部115の左縁部及び切り込みR1と、折り目F15の下端から折り目F16の中間部まで延びる切り込みR2とで囲まれた領域である。また、前記領域121は、隣接する一対の折り目F16,F17と、折り目F16の中間部から折り目F17の上端まで延びる切り込みR2と、折り目F16の下端から折り目F17の中間部まで延びる切り込みR3とで囲まれた領域である。さらに、前記領域122は、隣接する一対の折り目F17,F18と、折り目F17の中間部から折り目F18の上端まで延びる切り込みR3と、折り目F17の下端から折り目F18の下端まで延びる傾斜パネル部115の右縁部とで囲まれた領域である。
一方、第1の連結パネル部114の先端パネル部116は、背面側連結アーム52a,52b,52cを構成する傾斜パネル部115の前記領域120,121,122に折り目F16,F17,F18を介して連なる領域123と、該領域123に折り目F37を介して連なる領域124とを有する。なお、折り目F37には、この折り目F37に沿った折り曲げを容易にするための切り込みが形成されている。
先端パネル部116の前記領域123は、背面側連結アーム52a,52b,52cと内側背面部32との間に介在する前記接着面部63と、左側連結アーム54と、前記スペーサ55とを構成する部分となっている。一方、先端パネル部116の前記領域124には、第3の外側パネル部103に接着するためのシール部G6が設けられており、該領域124は、左側連結アーム54と外側左側面部14との間に介在する前記接着面部65を構成する部分となっている。
第4の外側パネル部104には、外側底面蓋部18を構成する外側底面パネル部107が折り目F13を介して連ねて設けられ、該外側底面パネル部107には、折り込みパネル部108が折り目F12を介して連ねて設けられている。また、第4の外側パネル部104には、右側連結アーム53と外側右側面部13との間に介在する前記接着面部66を構成する接合パネル部125が折り目F4を介して連ねて設けられている。接合パネル部125には、第1の外側パネル部101に貼り付けるためのシール部G13が設けられており(図9参照)、接合パネル部125を介して第4の外側パネル部104と第1の外側パネル部101とが繋ぎ合わされるようになっている。
接合パネル部125には、第1の連結パネル部114と共に前記連結部6を構成する第2の連結パネル部126が折り目F19を介して連ねて設けられている。なお、折り目F19には、この折り目F19に沿った折り曲げを容易にするための切り込みが形成されている。
第2の連結パネル部126は、折り目F19を介して接合パネル部125に連なるベースパネル部127と、図5においてベースパネル部127の右下部から斜め右下方に延びる傾斜パネル部128とを有する。
第2の連結パネル部126のベースパネル部127には、後述の第2の内側パネル部142に接着するためのシール部G10(図6参照)が設けられており、ベースパネル部127は、正面側連結アーム51a,51b,51cと内側正面部31との間に介在する前記接着面部62と、右側連結アーム53とを構成する部分となっている。
一方、第2の連結パネル部126の傾斜パネル部128には、互いに平行な例えば4つの折り目F20,F21,F22,F23が、図5の左右方向に等間隔を空けて、それぞれ上下方向に延びるように設けられている。なお、折り目F20,F21,F22,F23には、これらの折り目F20,F21,F22,F23に沿った折り曲げを容易にするための切り込みが形成されている。
また、傾斜パネル部128には、例えば2つの切り込みR4,R5が図5の左右方向に並べて形成されている。これらのうち左側の切り込みR4は、折り目F20の上端から折り目F22の下端まで且つ折り目F21に交差して延びるように形成され、右側の切り込みR5は、折り目F21の上端から折り目F23の下端まで且つ折り目F22に交差して延びるように形成されている。
傾斜パネル部128には、正面側連結アーム51a,51b,51cを構成する例えば3つの領域130,131,132が形成されている。具体的に、前記領域130は、隣接する一対の折り目F22,F23と、該折り目F22,F23の上端同士を繋ぐ傾斜パネル部128の右上縁部と、折り目F22の中間部から折り目F23の下端まで延びる切り込みR5とで囲まれた領域である。また、前記領域131は、隣接する一対の折り目F21,F22と、折り目F21の上端から折り目F22の中間部まで延びる切り込みR5と、折り目F20の上端から折り目F21の中間部まで延びる切り込みR4とで囲まれた領域である。
傾斜パネル部128の残りの領域133は、正面側連結アーム51a,51b,51cと外側正面部11との間に介在する前記接着面部61を構成する領域となっている。この領域133には、それぞれ第4の外側パネル部104に接着するための例えば3つのシール部G7,G8,G9が設けられている。
また、台紙100は、折り目F25,F26,F27を介して帯状に連なる第1〜第4の内側パネル部141,142,143,144(141〜144)を有する。
第1〜第4の内側パネル部141〜144は、内箱部4の内側周壁部30を構成する部分である。具体的に、第1の内側パネル部141は内側右側面部33を、第2の内側パネル部142は内側正面部31を、第3の内側パネル部143は内側左側面部34を、第4の内側パネル部144は内側背面部32をそれぞれ構成する部分である。
第1の内側パネル部141は、外側底面パネル部107の右縁部と接合パネル部125の上縁部とに沿って配置されたパネル部分であり、切り込みR6によって外側底面パネル部107と接合パネル部125とから切り離されている。第1の内側パネル部141には、前記上側の内蓋39を構成する内蓋パネル部150と、前記下側の内蓋41を構成する内蓋パネル部152とがそれぞれ折り目F29,F30を介して連ねて設けられている。内蓋パネル部152は、接合パネル部125の右縁部とベースパネル部127の左上縁部とに沿って配置されたパネル部分であり、前記切り込みR6によって接合パネル部125とベースパネル部127とから切り離されている。
第2の内側パネル部142は、折り目F24を介してベースパネル部127に連ねて設けられている。
第3の内側パネル部143には、前記上側の内蓋40を構成する内蓋パネル部151と、前記下側の内蓋42を構成する内蓋パネル部153とがそれぞれ折り目F31,F32を介して連ねて設けられている。
第4の内側パネル部144には、内側上面蓋部36を構成する内側上面パネル部146が折り目F34を介して連ねて設けられ、該内側上面パネル部146には、折り込みパネル部147が折り目F33を介して連ねて設けられている。また、第4の内側パネル部144には、内側底面蓋部38を構成する内側底面パネル部148が折り目F35を介して連ねて設けられ、該内側底面パネル部148には、折り込みパネル部149が折り目F36を介して連ねて設けられている。
さらに、第4の内側パネル部144には接合パネル部145が折り目F28を介して連ねて設けられている。接合パネル部145には、第1の内側パネル部141に貼り付けるためのシール部G12が設けられており(図6参照)、接合パネル部145を介して第4の内側パネル部144と第1の内側パネル部141とが繋ぎ合わされるようになっている。
以下、図5〜図11を参照しながら、台紙100を用いて包装箱1を組み立てる手順について説明する。なお、この説明において、台紙100の各部の「上面」という用語は、図5〜図10の紙面の手前側に表れる表面を意味するものとする。
先ず、図5及び図6に示すように、折り目F7に沿った折り曲げにより折り重ねパネル部113を第2の外側パネル部102の上面側に折り重ねて、シール部G1,G2により折り重ねパネル部113を第2の外側パネル部102に接着する。
続いて、折り目F14に沿った折り曲げにより第1の連結パネル部114を折り重ねパネル部113の上面側に折り重ねて、シール部G3,G4,G5により第1の連結パネル部114の前記領域117,118,119を折り重ねパネル部113に接着するとともに、シール部G6により第1の連結パネル部114の前記領域124を第3の外側パネル部103に接着する。
さらに、折り目F19に沿った折り曲げにより、第2の連結パネル部126等を第4の外側パネル部104等の上面側に折り重ねて、シール部G7,G8,G9により第2の連結パネル部126の前記領域133を第4の外側パネル部104に接着する。
次に、図6及び図7に示すように、折り目F24に沿った折り曲げにより、内箱部4を構成する各パネル部141〜153を第2の連結パネル部126の上面側に折り重ねて、シール部G10により第2の内側パネル部142を第2の連結パネル部126のベースパネル部127に接着する。さらに、折り目F28に沿った折り曲げにより、接合パネル部145を第4の内側パネル部144の上面側に折り重ねる。
続いて、図7及び図8に示すように、折り目F26に沿った折り曲げにより、第3の内側パネル部143等を第1及び第2の内側パネル部141,142等の上面側に折り重ねて、シール部G12により接合パネル部145を第1の内側パネル部141に接着する。これにより、第1の内側パネル部141と第4の内側パネル部144とが接合パネル部145を介して繋ぎ合わされる。
次に、図8及び図9に示すように、折り目F3に沿った折り曲げにより、第4の外側パネル部104等を第3の外側パネル部103等の上面側に折り重ねて、シール部G11により第4の内側パネル部144を第1の連結パネル部114の前記領域123に接着する。
続いて、図9及び図10に示すように、折り目F1に沿った折り曲げにより、第1の外側パネル部101等を第1の連結パネル部114等の上面側に折り重ねて、シール部G13により第1の外側パネル部101を接合パネル部125に接着する。これにより、第1の外側パネル部101と第4の外側パネル部104とが接合パネル部125を介して繋ぎ合わされる。
以上の工程により、図10に示す折り畳み状態の包装箱1が組み立てられる。この折り畳み状態では、外箱部2及び内箱部4の全ての蓋部が開放し、且つ、内箱部4と連結部6とが外箱部2の内側に挟まれるようにして折り畳まれた状態となっている。包装箱1は、図10に示す折り畳み状態で運搬、保管等することができ、これにより、運搬時等の省スペース化を図ることができる。また、以上の組立工程では、折り曲げる方向が、全て上面側へ折り重ねる方向となっているため、組立作業の簡略化を図ることができる。
ここで、図11に示すように、第1及び第2の連結パネル部114,126で構成された連結部6は、外箱部2及び内箱部4の全ての蓋部が開いた状態において、平面視における外側周壁部10の4つの角部のうち対向し合う一対の角部の角度が拡大され且つ残りの一対の角部の角度が縮小されるように外側周壁部10が変形する間、内側正面部31、内側背面部32、右側連結アーム53、左側連結アーム54及びスペーサ55が外側正面部11と外側背面部12とに略平行に配設された状態と、内側右側面部33、内側左側面部34、正面側連結アーム51及び背面側連結アーム52が外側右側面部13と外側左側面部14とに略平行に配設された状態とが維持されるように、外側周壁部10と内側周壁部30とを連結している。
図10に示す折り畳み状態から、図11に示すように外側周壁部10を変形させる場合について具体的に説明すると、外側周壁部10の変形に追随して、第1及び第2の連結パネル部114,126の各部が折り目F15〜F23,F37に沿って折れ曲がることで、正面側連結アーム51と背面側連結アーム52とが外側右側面部13と外側左側面部14とに略平行に配置された状態を維持しながら立ち上がるとともに、右側連結アーム53と左側連結アーム54とが外側正面部11と外側背面部12とに略平行に配置された状態を維持しながら立ち上がり、内側周壁部30は、内側周壁部30の各面がそれぞれ対向する外側周壁部10の各面に対して略平行に配設された状態を維持し且つ対向する外側周壁部10の各面との間隔を拡げるように変形する。
このようにして外側周壁部10及び内側周壁部30を全ての角部が略直角になるまで変形させ、内蓋21,22,41,42、内側底面蓋部38及び外側底面蓋部18を閉じると、図1に示すように内側上面蓋部36及び外側上面蓋部16が開放した状態の包装箱1を得ることができる。
図1に示す状態において、上方から内箱部4の内部空間S1に収容物Pを入れ、必要に応じて、添付する物品を内箱部4と外箱部2との間の空間S2に入れた後、内蓋19,20,39,40、内側上面蓋部36及び外側上面蓋部16を閉じることで、包装箱1内に収容物Pが封入される。
また、包装箱1の開封後は、全ての蓋部16,18,36,38を開いた状態で、図11に示すように包装箱1を変形させることで、図10に示す状態となるように包装箱1を容易に折り畳むことができ、包装箱1の廃棄等に際して利便性の向上を図ることができる。
以上、上述の実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
1:包装箱
2:外箱部
4:内箱部
6:連結部
10:外側周壁部
11:外側正面
12:外側背面
13:外側右側面
14:外側左側面
16:外側上面蓋部
18:外側底面蓋部
19,20:外箱部の上側の内蓋
21,22:外箱部の下側の内蓋
30:内側周壁部
31:内側正面
32:内側背面
33:内側右側面
34:内側左側面
36:内側上面蓋部
38:内側底面蓋部
51(51a,51b,51c):正面側連結アー
52(52a,52b,52c):背面側連結アー
53:右側連結アー
54:左側連結アー
55:スペーサ
62:接着面
63:接着面
100:台紙
101:第1の外側パネル部(外側右側面部13を構成する部分)
102:第2の外側パネル部(外側背面部12を構成する部分)
103:第3の外側パネル部(外側左側面部14を構成する部分)
104:第4の外側パネル部(外側正面部11を構成する部分)
105:外側上面パネル部(外側上面蓋部16を構成する部分)
107:外側底面パネル部(外側底面蓋部18を構成する部分)
109:内蓋パネル部(外箱部の上側の内蓋19を構成する部分)
110:内蓋パネル部(外箱部の上側の内蓋20を構成する部分)
111:内蓋パネル部(外箱部の下側の内蓋21を構成する部分)
112:内蓋パネル部(外箱部の下側の内蓋22を構成する部分)
113:折り重ねパネル部(第2の外側パネル部102と共に外側背面部12を構成する部分)
114:第1の連結パネル部
115:第1の連結パネル部の傾斜パネル部
116:第1の連結パネル部の先端パネル部
117,118,119:第1の連結パネル部の傾斜パネル部の領域(背面側連結アーム52a,52b,52cと外側背面部12との間に介在する接着面部64を構成する領域)
120,121,122:第1の連結パネル部の傾斜パネル部の領域(背面側連結アーム52a,52b,52cを構成する領域)
123:第1の連結パネル部の先端パネル部の領域(背面側連結アーム52a,52b,52cと内側背面部32との間に介在する接着面部63と、左側連結アーム54と、スペーサ55とを構成する領域)
124:第1の連結パネル部の先端パネル部の領域(左側連結アーム54と外側左側面部14との間に介在する接着面部65を構成する領域)
125:接合パネル部(右側連結アーム53と外側右側面部13との間に介在する接着面部66を構成する部分)
126:第2の連結パネル部
127:第2の連結パネル部のベースパネル部
128:第2の連結パネル部の傾斜パネル部
130,131,132:第2の連結パネル部の傾斜パネル部の領域(正面側連結アーム51a,51b,51cを構成する領域)
133:第2の連結パネル部の傾斜パネル部の領域(正面側連結アーム51a,51b,51cと外側正面部11との間に介在する接着面部61を構成する領域)
141:第1の内側パネル部(内側右側面部33を構成する部分)
142:第2の内側パネル部(内側正面部31を構成する部分)
143:第3の内側パネル部(内側左側面部34を構成する部分)
144:第4の内側パネル部(内側背面部32を構成する部分)
146:内側上面パネル部(内側上面蓋部36を構成する部分)
148:内側底面パネル部(内側底面蓋部38を構成する部分)
150:内蓋パネル部(内箱部の上側の内蓋39を構成する部分)
151:内蓋パネル部(内箱部の上側の内蓋40を構成する部分)
152:内蓋パネル部(内箱部の下側の内蓋41を構成する部分)
153:内蓋パネル部(内箱部の下側の内蓋42を構成する部分)
F15,F16:第1の連結パネル部における一対の折り目
F16,F17:第1の連結パネル部における一対の折り目
F17,F18:第1の連結パネル部における一対の折り目
F20,F21:第2の連結パネル部における一対の折り目
F21,F22:第2の連結パネル部における一対の折り目
F22,F23:第2の連結パネル部における一対の折り目
R2:第1の連結パネル部の切り込み(折り目F15から折り目F16まで延びる切り込み部分、及び、折り目F16から折り目F17まで延びる切り込み部分)
R3:第1の連結パネル部の切り込み(折り目F16から折り目F17まで延びる切り込み部分、及び、折り目F17から折り目F18まで延びる切り込み部分)
R4:第2の連結パネル部の切り込み(折り目F20から折り目F21まで延びる切り込み部分、及び、折り目F21から折り目F22まで延びる切り込み部分)
R5:第2の連結パネル部の切り込み(折り目F21から折り目F22まで延びる切り込み部分、及び、折り目F22から折り目F23まで延びる切り込み部分)

Claims (1)

  1. 略直方体の外箱部と、該外箱部に収容される略直方体の内箱部と、前記外箱部と前記内箱部とを連結する連結部と、を備え、1枚の台紙を折り曲げることで前記外箱部と前記内箱部と前記連結部とが形成されるように組み立てられる包装箱であって、
    前記外箱部は、
    互いに対向し且つ略平行に配置される外側正面部および外側背面部と、互いに対向し且つ略平行に配置される外側右側面部および外側左側面部とからなる外側周壁部と、
    該外側周壁部の上端開口部を塞ぐ外側上面蓋部と、
    前記外側周壁部の下端開口部を塞ぐ外側底面蓋部と、を備え、
    前記内箱部は、
    前記外側正面部の内側に間隔を空けて対向し且つ該外側正面部と前記外側背面部とに略平行に配置される内側正面部と、前記外側背面部の内側に間隔を空けて対向し且つ該外側背面部と前記外側正面部とに略平行に配置される内側背面部と、前記外側右側面部の内側に間隔を空けて対向し且つ該外側右側面部と前記外側左側面部とに略平行に配置される内側右側面部と、前記外側左側面部の内側に間隔を空けて対向し且つ該外側左側面部と前記外側右側面部とに略平行に配置される内側左側面部とからなる内側周壁部と、
    該内側周壁部の上端開口部を塞ぎ且つ前記外側上面蓋部の下方に間隔を空けて対向配置される内側上面蓋部と、
    前記内側周壁部の下端開口部を塞ぎ且つ前記外側底面蓋部の上方に間隔を空けて対向配置される内側底面蓋部と、
    前記内側右側面部の上端と前記内側左側面部の上端とにそれぞれ連ねて設けられ、前記内側上面蓋部の内側に重ねられる一対の上側の内蓋と、
    前記内側右側面部の下端と前記内側左側面部の下端とにそれぞれ連ねて設けられ、前記内側底面蓋部の内側に重ねられる一対の下側の内蓋と、を備え、
    前記連結部は、
    前記外側正面部と前記内側正面部とに跨って且つ前記外側右側面部と前記外側左側面部とに略平行に配置される複数の正面側連結アームと、
    前記外側背面部と前記内側背面部とに跨って且つ前記外側右側面部と前記外側左側面部とに略平行に配置される複数の背面側連結アームと、
    前記外側右側面部と前記内側右側面部とに跨って且つ前記外側正面部と前記外側背面部とに略平行に配置される右側連結アームと、
    前記外側左側面部と前記内側左側面部とに跨って且つ前記外側正面部と前記外側背面部とに略平行に配置される左側連結アームと、を備え、
    前記台紙は、前記複数の背面側連結アームと前記左側連結アームとを構成する第1の連結パネル部と、前記複数の正面側連結アームと前記右側連結アームとを構成する第2の連結パネル部と、を備え、
    第1の連結パネル部における互いに平行な一対の折り目と該一対の折り目の一方から他方まで延びる切り込み部分とでそれぞれ囲まれた互いに隣接する複数の領域が立ち上げられることで、該複数の領域がそれぞれ前記背面側連結アームを構成し、
    第2の連結パネル部における互いに平行な一対の折り目と該一対の折り目の一方から他方まで延びる切り込み部分とでそれぞれ囲まれた互いに隣接する複数の領域が立ち上げられることで、該複数の領域がそれぞれ前記正面側連結アームを構成し、
    前記包装箱の組立状態において、
    前記内箱部は、前記複数の正面側連結アームと前記複数の背面側連結アームと前記右側連結アームと前記左側連結アームとによる前記内側周壁部と前記外側周壁部との連結のみによって、前記外箱部に連結されていることを特徴とする包装箱。
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