JP6325316B2 - 梱包ケース及び梱包方法 - Google Patents

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Description

本発明は、物品の輸送にあたり該物品を保護するための梱包ケースと該梱包ケースによる物品の梱包方法に関する。
例えば通信販売等の分野において、書籍やパッケージ入りのCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)といった厚みのある平板状の物品を配送する際には、該物品の保護及び取り扱いの便宜のために、薄い箱状のケースに該物品を収容して配送している。このような、物品を輸送する時に用いるケースは、物品を衝撃から保護するため、段ボール等の衝撃吸収性を有する厚手の素材である場合が多い。
特許文献1には、図6のように、外側材1、内側材2、及び側面材6で構成された梱包ケースが記載されている。外側材1、内側材2、及び側面材6は、いずれも片面ダンボールの波目の向きを短辺方向と合わせて長方形に裁断することにより形成されている。内側材2と外側材1は、互いに長辺方向が直交するように重ねて配置され、重なった部分が貼り合わされて二枚重ねの底部3を形成している。また、内側材2と外側材1が互いに重なっていない部分の内側材2と外側材1は、底部3から延出したフラップ4、4’、5、5’となっている。このような梱包ケースは、側面材6で該被包装物Bの側面を囲み、底部3に被包装物Bを載置し、フラップ4、4’、5、5’を折り曲げて閉止することで、被包装物Bを包装する。この梱包ケースは被包装物の六方側面のすべてを段ボール二枚重ねにして包装するため、十分な緩衝力と強度で被包装物を被覆保護して安全に輸送することができる。
公開実用新案昭63-040319号公報
しかしながら、上記の梱包ケースでは、被包装物を包装するために、外側材1、内側材2、及び側面材6という複数の部品を用意して組み立てなければならず、面倒である。また、被包装物によっては予め緩衝材等で保護されているものもあり、その場合には上記の梱包ケースのように段ボールを二枚重ねにして保護することは、資材の浪費の点から好ましくない。
本発明が解決しようとする課題は、簡単な構造で、且つ、少ない資材で構成することができる梱包ケースを提供することである。
上記課題を解決するために成された本発明に係る梱包ケースは、1枚の片面段ボールから成り、
a) 波目側の面である、第1の対向する二辺とそれらに直交する第2の対向する二辺から成る矩形の物品載置面と、
b) 前記第1の対向する二辺からそれぞれ延出する内フラップと、
c) 前記第2の対向する二辺からそれぞれ延出する外フラップと、
d) 前記第1の対向する二辺及び前記第2の対向する二辺にそれぞれ設けられた内折り線と、
e) 前記2つの内フラップのうちの少なくとも一方に設けられた、前記第1の対向する二辺に平行な外折り線と、
を備え
前記2つの外フラップの波目側の面には、自己粘着剤が塗布されていることを特徴とする梱包ケースである。
また、本発明の別の態様に係る梱包ケースは、1枚の片面段ボールから成り、
a) 波目側の面である、第1の対向する二辺とそれらに直交する第2の対向する二辺から成る矩形の物品載置面と、
b) 前記第1の対向する二辺からそれぞれ延出する内フラップと、
c) 前記第2の対向する二辺からそれぞれ延出する外フラップと、
d) 前記第1の対向する二辺及び前記第2の対向する二辺にそれぞれ設けられた内折り線と、
e) 前記2つの内フラップのうちの少なくとも一方に設けられた、前記第1の対向する二辺に平行な1個以上の折り線と、
を備え、
前記1個以上の折り線のうち、前記内フラップの先端に最も近い折り線が、前記内フラップの先端側の部分を前記波目側の面が外側に向くように折り返す外折り線であることを特徴とする梱包ケースである。
上記の各構成から成る本発明に係る梱包ケースの使い方は次の通りである。まず、物品載置面に物品(被梱包物)を載置する。そして、第1の対向する二辺に設けられた内折り線により2つの内フラップを折り、それらにより物品の上面を覆う。これにより物品は、物品載置面と内フラップにより、共に片面段ボールの波目側の面で覆われる。次に、外折り線が設けられた内フラップを、その外折り線で折り返す。これにより、内フラップの端の方が折り返され、波目側の面が外側に出る。そして、第2の対向する二辺に設けられた内折り線により2つの外フラップを折り、それらにより、折り返された内フラップの端の方の上を覆う。このとき、折り返された内フラップの外側の波目の筋と、その上を覆う外フラップの内側の面の波目の筋とが平行となっているため、それらの波目が噛み合う。このように内フラップと外フラップが噛み合った状態で2つの外フラップを固定することにより、物品を確実に梱包することができる。また、互いに嵌合した外フラップと内フラップが協働して物品を物品載置面に押し付けるため、輸送時におけるケース内での物品の移動を緩衝材を用いることなく効果的に防止することができる。前記外折り線は、2つの内フラップにそれぞれ設けることが望ましい。
また、上記課題を解決するために成された本発明に係る梱包ケースは、1枚の片面段ボールから成り、
a) 波目側の面である、第1の対向する二辺とそれらに直交する第2の対向する二辺から成る矩形の物品載置面と、
b) 前記第1の対向する二辺からそれぞれ延出する内フラップと、
c) 前記第2の対向する二辺からそれぞれ延出する外フラップと、
d) 前記第1の対向する二辺及び前記第2の対向する二辺のうちの少なくとも波目と直交する二辺に設けられた内折り線と、
e) 前記2つの内フラップのうちの少なくとも一方に設けられた、前記第1の対向する二辺に平行な外折り線と、
を備え
前記2つの外フラップの波目側の面には、自己粘着剤が塗布されていることを特徴とする梱包ケースである。
また、本発明の別の態様に係る梱包ケースは、1枚の片面段ボールから成り、
a) 波目側の面である、第1の対向する二辺とそれらに直交する第2の対向する二辺から成る矩形の物品載置面と、
b) 前記第1の対向する二辺からそれぞれ延出する内フラップと、
c) 前記第2の対向する二辺からそれぞれ延出する外フラップと、
d) 前記第1の対向する二辺及び前記第2の対向する二辺のうちの少なくとも波目と直交する二辺に設けられた内折り線と、
e) 前記2つの内フラップのうちの少なくとも一方に設けられた、前記第1の対向する二辺に平行な1個以上の折り線と、
を備え、
前記1個以上の折り線のうち、前記内フラップの先端に最も近い折り線が、前記内フラップの先端側の部分を前記波目側の面が外側に向くように折り返す外折り線であることを特徴とする梱包ケースである。
すなわち、片面段ボールは波目に平行な方向に容易に折り曲げることができるため、波目と直交する方向にのみ内折り線を設けておくということでもよい。また、外折り線は、波目に平行な方向としておくことが望ましい。これにより、外折り線による内フラップの折り返しが容易となる。このような場合には、外折り線を予め設けておかなくても、波目に沿って折り曲げるだけで梱包することができる。
また、上記課題を解決するために成された本発明に係る梱包方法は、1枚の片面段ボールから成る梱包ケースによる物品の梱包方法であって、
a) 波目側の面であり、第1の対向する二辺とそれらに直交する第2の対向する二辺から成る矩形の物品載置面に物品を載置するステップと、
b) 前記物品の上面を覆うように前記第1の対向する二辺からそれぞれ延出する内フラップを折るステップと、
c) 前記2つの内フラップのうちの少なくとも一方を、前記第1の対向する二辺と平行な線に沿って前記物品上で外側に折り返すことにより、前記内フラップの先端側の波目側の面を外側に向けるステップと、
d) 前記第2の対向する二辺からそれぞれ延出する外フラップを折り、前記折り返された前記内フラップを覆うとともに、前記外側を向いた内フラップと前記外フラップそれぞれの波目側の面の波目の筋を互いに噛み合わせるステップと、
を有することを特徴とする。
前記第1の対向する二辺(すなわち、物品載置面と各内フラップの間)には、マチを設けることが望ましい。このような構成とすることにより、物品を梱包した際に、より物品の外形に沿った、タイトな梱包を行うことができるようになり、梱包後に梱包ケースの内部で物品が動くことが防止される。
前記外フラップの波目側の面及び、外側を向くように折り返された前記内フラップの面には、自己粘着剤が塗布されていてもよい。この場合、外フラップを内フラップに重ねて押さえつけるだけで、自己粘着剤により外フラップと内フラップを貼り合わすことができる。これにより、封緘のために粘着テープやゴムバンド等の他の道具を必要としない。また、外フラップと内フラップの接着面の面積が、平坦な場合に比べて増加するため、外フラップと内フラップを強固に固定することができる。さらに、梱包に要する時間を短縮することもできる。
また、前記2つの外フラップの波目側の面の両端部には、前記2つの内フラップと接しない余剰部分があることが望ましい。該余剰部分を外フラップと内フラップを互いに引き離す力を加えるグリップ部にすることで、外フラップと内フラップが強固に貼り合わされた梱包ケースの開封を容易にすることができる。
本発明に係る梱包ケースは、1枚の片面ダンボールのみから成るため、構造が簡単であって、少ない資材で効率的に被包装物を梱包することができる。また、複数の部品を用意しておかねばならないという面倒な部品管理作業が不要となり、組み立て作業も簡単となる。
実施例の梱包ケースを説明する展開図。 実施例の梱包ケースの梱包途中の状態を説明する斜視図。 実施例の梱包ケースの梱包状態のX−Y面上面図。 実施例の梱包ケースの梱包状態のX−Z面側面図。 実施例の変形例の梱包ケースを説明する展開図。 従来の梱包ケースを説明する図。
以下、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
本実施例では、パッケージ入りのCDやDVDといった厚みのある平板状の物品を配送するのに好適な梱包ケース10を図1〜図4を参照しつつ説明する。梱包ケース10は波目を有する面を片面に持つ1枚の片面段ボールであって、展開図は図1に示すような十字形状である。物品を梱包する際は、梱包途中の状態を説明する図2や梱包状態を説明する図3の上面図及び図4の側面図に示すように、片面段ボールを折り曲げて使用する。
梱包ケース10は、矩形の物品載置面11と該矩形の物品載置面の第1の対向する二辺から延出する2つの内フラップ12、及び第1の対向する二辺と直交する第2の対向する二辺から延出する2つの外フラップ13で構成される。梱包ケース10は、片面段ボールの波目が物品に接するように、波目側の面を内側にして物品を梱包する。物品を梱包する手順を以下に説明しつつ、本実施例の梱包ケース10を説明する。
まず、波目側の面である、矩形の物品載置面11に、CDパッケージ等の平板状の物品20を載置する。一例として、横142mm、縦124mm、厚さ5mmのCDパッケージを3枚重ねたものを物品20とする。矩形の物品載置面11は、物品20を載置できる大きさであればよく、矩形の物品載置面11の第1の対向する二辺と平行な方向であって、CDパッケージの横方向をX軸、第2の対向する二辺と平行な方向であって、CDパッケージの縦方向をY軸の方向とすると、矩形の物品載置面11は、X軸方向(L2)が182mm、Y軸方向(L6)が158mmの大きさとすることができる。なお、本実施例では、波目の方向がY軸方向と平行である場合を説明する。
次に、矩形の物品載置面11の第1の対向する二辺からY軸方向に延出する2つの内フラップ12を、波目側の面を内側にして物品載置面上に載置された物品20を覆うように第1の対向する二辺に設けられた内折り線に沿って折り曲げる。2つの内フラップ12はそれぞれ、X軸方向(L2)が182mm、Y軸方向(L3+L4+L5)が140.5mmの大きさとすることができる。
そして、2つの内フラップ12には、それぞれ外折り線21が第1の対向する二辺と平行に設けられており、該外折り線21に沿って物品載置面の上で2つの内フラップ12を折る。本実施例では、外折り線21は第1の対向する二辺から78.5mm(L4+L5)の位置に設けられている。内フラップ12の大きさは1枚で物品載置面11を覆うほどの大きさであるが、外折り線21に沿って折り返すことにより、図2のように、2つの内フラップ12は互いに重なることなく、物品載置面の上に載置された物品20を覆うことができる。外折り線21に沿って2つの内フラップ12を折り返すと、2つの内フラップの端の方(外折り線21から先の部分)の波目側の面がそれぞれ外側を向く。つまり、2つの内フラップの外折り線21から先の部分が、第1の対向する二辺と外折り線21の間の部分の上に重なるように外折り線21に沿って折り返される。外折り線21から先の部分の長さは62mm(L3)の大きさとすることができる。
第1の対向する二辺にはマチが設けられている。マチは第1の対向する二辺を取り囲む長楕円形状を呈しており、第1の罫線22及び第2の罫線23と、これら第1の罫線22と第2の罫線23の両端から矩形の物品載置面11の角に向かう曲線で構成されている。本実施例では、第1の罫線22は第1の対向する二辺から14.5mm(L5)の位置に設けられ、第2の罫線23は第1の対向する二辺を対称軸として第1の罫線22と線対称に設けられている。
このようなマチが設けられていることにより、物品20を梱包した際に、長楕円形状の部分は梱包ケース10の側面(図3及び図4に示す座標におけるX−Z面)となり、物品20の厚さに応じて変形する。すなわち、物品20が第1の罫線22と第2の罫線23の距離29mm(2×L5)と同じ厚さであれば、側面は物品載置面11と直交する面となるが、それより物品が薄ければ、側面は第1の対向する二辺が外側に突出した山型になる。本実施例では、物品20はCDパッケージ3枚分の厚さである15mmであるため、側面は第1の対向する二辺が外側に突出した山型に変形する。このように長楕円形状のマチが変形することで、梱包する物品20の厚さの変化に対して柔軟に対応できる梱包ケース10になる。また、輸送時に梱包ケース10を落とした場合に側面が下になっても、第1の対向する二辺が外側に突出した山型の部分により、梱包ケース10の落下に伴う衝撃を吸収することができる。
最後に、第2の対向する二辺からX軸方向に延出する2つの外フラップ13を、波目側の面を内側にして2つの内フラップ12を覆うように第2の対向する二辺に設けられた内折り線に沿って折り曲げて封緘し、物品20を梱包する。2つの内フラップ12の端の方(外折り線21から先の部分)の波目側の面が外側を向くように折り返され、折り返された内フラップの外側の波目の筋と、その上を覆う外フラップの内側の波目側の面の波目の筋とが平行となっているため、それらの波目が噛み合う。また、2つの外フラップ13の波目側の面及び外側を向くように折り返された内フラップ12の面には、自己粘着剤14が塗布されている。そのため、外フラップ13を内フラップ12に重ねて押さえつけるだけで、自己粘着剤14により外フラップ13と内フラップ12を貼り合わすことができ、封緘のために粘着テープやゴムバンド等の他の道具を必要としない。また、外フラップ13と内フラップ12の接着面の面積が、平坦な場合に比べて増加するため、外フラップ13と内フラップ12を強固に固定することができる。さらに、梱包に要する時間を短縮することもできる。
2つの外フラップ13の波目側の面の両端部には、図3のように、2つの内フラップ12と接しない余剰部分があることが望ましい。該余剰部分を外フラップ13と内フラップ12を互いに引き離す力を加えるグリップ部15にすることで、強固に貼り合わされた梱包ケース10の開封を容易にすることができる。
上記実施例では、矩形の物品載置面11の第1の対向する二辺からY軸方向に延出しているフラップを内フラップ12、第2の対向する二辺からX軸方向に延出しているフラップを外フラップ13とする場合を説明したが、内フラップ12及び外フラップ13とX軸及びY軸方向との関係はこれに限られず、矩形の物品載置面11の第1の対向する二辺からY軸方向に延出しているフラップを外フラップ、前記第2の対向する二辺からX軸方向に延出しているフラップを内フラップとしてもよい。また、波目の方向がY軸方向と平行である場合を説明したが、X軸方向と平行であってもよい。
波目の方向がX軸方向と平行である変形例の梱包ケースを図5に示す。図5に示す梱包ケース50は、図1に示した梱包ケース10と波目の方向が90度異なっていることを除き、梱包ケース10と同様に構成されている。すなわち、梱包ケース50は、矩形の物品載置面11、物品載置面11の第1の対向する二辺からY軸方向に延出している内フラップ12、第2の対向する二辺からX軸方向に延出している外フラップ13で構成される。内フラップ12には第1の対向する二辺と平行に外折り線21が設けられ、内フラップ12の端の方(外折り線21から先の部分)及び外フラップ13には自己粘着剤14が塗布されている。
このような梱包ケース50においても、2つの内フラップ12の端の方(外折り線21から先の部分)の波目側の面が外側を向くように折り返すと、折り返された内フラップの外側の波目の筋と、その上を覆う外フラップ13の内側の面の波目の筋とが平行になるため、それらの波目が噛み合う。そのため、梱包ケース10と同様に、内フラップと外フラップが噛み合った状態で2つの外フラップを固定することにより、物品を確実に梱包することができる。また、互いに嵌合した外フラップと内フラップが協働して物品を物品載置面に押し付けるため、輸送時におけるケース内での物品の移動を緩衝材を用いることなく効果的に防止することができる。
また、上記実施例及び変形例では、2つの内フラップ12にそれぞれ外折り線21が設けられている場合を説明したが、本発明はこれに限られない。少なくとも一方の内フラップ12に外折り線21が設けられていれば、該外折り線21に沿って折り返された内フラップは外フラップの波目と互いに噛み合った状態で外フラップを固定することができ、物品を確実に梱包することができる。
さらに、上記実施例及び変形例では、矩形の物品載置面11を構成する全ての辺に、内折り線が設けられている場合を説明したが、本発明はこれに限られない。物品載置面11を構成する辺が波目の方向と直交している場合に、当該辺に沿ってフラップを折り曲げにくいため、内折り線は少なくとも波目の方向と直交している辺に設けられていればよい。同様の理由により、外折り線は波目の方向と直交する場合に設けるようにしてもよい。
10、50…梱包ケース
11…物品載置面
12…内フラップ
13…外フラップ
14…自己粘着剤
15…グリップ部
20…物品
21…外折り線
22…第1の罫線
23…第2の罫線

Claims (8)

1枚の片面段ボールから成り、
a) 波目側の面である、第1の対向する二辺とそれらに直交する第2の対向する二辺から成る矩形の物品載置面と、
b) 前記第1の対向する二辺からそれぞれ延出する内フラップと、
c) 前記第2の対向する二辺からそれぞれ延出する外フラップと、
d) 前記第1の対向する二辺及び前記第2の対向する二辺にそれぞれ設けられた内折り線と、
e) 前記2つの内フラップのうちの少なくとも一方に設けられた、前記第1の対向する二辺に平行な外折り線と、
を備え
前記2つの外フラップの波目側の面には、自己粘着剤が塗布されていることを特徴とする梱包ケース。
1枚の片面段ボールから成り、
a) 波目側の面である、第1の対向する二辺とそれらに直交する第2の対向する二辺から成る矩形の物品載置面と、
b) 前記第1の対向する二辺からそれぞれ延出する内フラップと、
c) 前記第2の対向する二辺からそれぞれ延出する外フラップと、
d) 前記第1の対向する二辺及び前記第2の対向する二辺のうちの少なくとも波目と直交する二辺に設けられた内折り線と、
e) 前記2つの内フラップのうちの少なくとも一方に設けられた、前記第1の対向する二辺に平行な外折り線と、
を備え
前記2つの外フラップの波目側の面には、自己粘着剤が塗布されていることを特徴とする梱包ケース。
1枚の片面段ボールから成り、
a) 波目側の面である、第1の対向する二辺とそれらに直交する第2の対向する二辺から成る矩形の物品載置面と、
b) 前記第1の対向する二辺からそれぞれ延出する内フラップと、
c) 前記第2の対向する二辺からそれぞれ延出する外フラップと、
d) 前記第1の対向する二辺及び前記第2の対向する二辺にそれぞれ設けられた内折り線と、
e) 前記2つの内フラップのうちの少なくとも一方に設けられた、前記第1の対向する二辺に平行な1個以上の折り線と、
を備え、
前記1個以上の折り線のうち、前記内フラップの先端に最も近い折り線が、前記内フラップの先端側の部分を前記波目側の面が外側に向くように折り返す外折り線であることを特徴とする梱包ケース。
1枚の片面段ボールから成り、
a) 波目側の面である、第1の対向する二辺とそれらに直交する第2の対向する二辺から成る矩形の物品載置面と、
b) 前記第1の対向する二辺からそれぞれ延出する内フラップと、
c) 前記第2の対向する二辺からそれぞれ延出する外フラップと、
d) 前記第1の対向する二辺及び前記第2の対向する二辺のうちの少なくとも波目と直交する二辺に設けられた内折り線と、
e) 前記2つの内フラップのうちの少なくとも一方に設けられた、前記第1の対向する二辺に平行な1個以上の折り線と、
を備え、
前記1個以上の折り線のうち、前記内フラップの先端に最も近い折り線が、前記内フラップの先端側の部分を前記波目側の面が外側に向くように折り返す外折り線であることを特徴とする梱包ケース。
前記2つの外フラップの波目側の面には、自己粘着剤が塗布されている、請求項3又は4に記載の梱包ケース。
前記第1の対向する二辺にマチが設けられている、請求項1〜5のいずれかに記載の梱包ケース。
前記2つの外フラップの波目側の面の両端部には、前記2つの内フラップと接しない余剰部分がある、請求項1〜6のいずれかに記載の梱包ケース。
1枚の片面段ボールから成る梱包ケースによる物品の梱包方法であって、
a) 波目側の面であり、第1の対向する二辺とそれらに直交する第2の対向する二辺から成る矩形の物品載置面に物品を載置するステップと、
b) 前記物品の上面を覆うように前記第1の対向する二辺からそれぞれ延出する内フラップを折るステップと、
c) 前記2つの内フラップのうちの少なくとも一方を、前記第1の対向する二辺と平行な線に沿って前記物品上で外側に折り返すことにより、前記内フラップの先端側の波目側の面を外側に向けるステップと、
d) 前記第2の対向する二辺からそれぞれ延出する外フラップを折り、前記折り返された前記内フラップを覆うとともに、前記外側を向いた内フラップと前記外フラップそれぞれの波目側の面の波目の筋を互いに噛み合わせるステップと、
を有することを特徴とする梱包方法。
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