JP7020001B2 - 車載センサ洗浄装置 - Google Patents

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本発明は、車載センサ洗浄装置に関する。
従来、車載光学センサの光学面(センシング面)前面に液体を噴射し、光学面に付着した異物を除去する車載センサ洗浄装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
このような車載センサ洗浄装置では、光学面と対向配置されるノズルが光学面に沿って移動しながら前記光学面に液体を噴射することで良好な洗浄性能が得られるようになっている。
欧州特許出願公開第3141441号明細書
ところで、上記のような車載センサ洗浄装置では、センシング面である光学面とノズルが対向する状態でノズルが光学面に沿って移動されることとなるため、車載光学センサによるセンシングを阻害する虞がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、車載センサによるセンシングへの影響を抑える車載センサ洗浄装置を提供することにある。
上記課題を解決する車載センサ洗浄装置は、センシング面を備える車載センサのセンシング範囲外に配置された状態で、前記センシング面に対して流体を噴射する噴射口が可動する可動ノズルと、前記可動ノズルの前記噴射口が回動中心周りに回動され、前記噴射口から前記センシング面に対して噴射される前記流体の噴射軸線の向きを連続的に変更する回動機構と、を備え、前記可動ノズルの左右方向両側にそれぞれ回動不能な液体ノズルが設けられており、前記可動ノズルには気体を供給するポンプが接続され、前記液体ノズルには液体を供給する液体ポンプが接続されている
この構成によれば、センシング範囲外に配置された状態でセンシング面に対して流体を噴射する噴射口を、該噴射口からセンシング面に対して噴射される流体の噴射軸線の向きを連続的に変更するように可動する可動ノズルによってセンシング面に対して流体を噴射するため、可動ノズル自体がセンシング範囲に入ることがない。そのため、センシングへの影響を抑えることができる。また、広い範囲に流体を噴射することができる。
上記車載センサ洗浄装置において、前記可動ノズルに連続的に流体を供給する流体ポンプを備えることが好ましい。
この構成によれば、流体ポンプにより可動ノズルに連続的に流体を供給することでセンシング面の広い範囲に流体を噴射することができ、洗浄効果を高めることができる。また、噴射軸線位置を変更しつつ流体を噴射する場合であっても、途切れることなく流体を噴射することができる。
上記車載センサ洗浄装置において、前記可動ノズルは、単一の前記噴射口を備えることが好ましい。
この構成によれば、単一の噴射口を備えることで可動ノズルの構造が複雑化することを抑えることができる。また、噴射口から高圧または大流量の流体を噴射することができる。
上記車載センサ洗浄装置において、前記可動ノズルは、複数の前記噴射口を備えることが好ましい。
この構成によれば、可動ノズルは、複数の噴射口を用いて流体を噴射することができる。
上記課題を解決する車載センサ洗浄装置センシング面を備える車載センサのセンシング範囲外に配置された状態で、前記センシング面に対して流体を噴射する噴射口が可動する可動ノズルと、前記可動ノズルの前記噴射口が前記センシング面に沿ってスライド移動され、前記噴射口から前記センシング面に対して噴射される前記流体の噴射軸線の向きが一定の状態で該噴射軸線の位置を前記センシング面に沿って連続的に移動させるスライド機構と、を備える
この構成によれば、センシング範囲外に配置された状態でセンシング面に対して流体を噴射する噴射口を、該噴射口からセンシング面に対して噴射される流体の噴射軸線の向きが一定の状態で該噴射軸線の位置をセンシング面に沿って連続的に移動させるように可動する可動ノズルによってセンシング面に対して流体を噴射するため、可動ノズル自体がセンシング範囲に入ることがない。そのため、センシングへの影響を抑えることができる。また、広い範囲に流体を噴射することができる。
本発明の車載センサ洗浄装置によれば、車載センサによるセンシングへの影響が抑えられる。
一実施形態における車載センサ洗浄装置を備えるセンサシステムの斜視図。 同実施形態におけるカバーを取り外した状態を示すセンサシステムの斜視図。 同実施形態における駆動部について説明するための平面図。 図3における4-4線断面図。 同実施形態におけるポンプの断面図。 第2実施形態における車載センサ洗浄装置の斜視図。 同実施形態における車載センサ洗浄装置を備えるセンサシステムの正面図。 同実施形態における車載センサ洗浄装置の上面図。 変形例における車載センサ洗浄装置を備えたセンサシステムの斜視図。 同変形例におけるセンサシステムの正面図。 同変形例におけるセンサシステムの平面図。 図11における12-12線断面図。 図11における13-13線断面図。 変形例におけるノズルの回動速度について説明するための説明図。 変形例における車載センサ洗浄装置の概略構成図。 変形例におけるノズルの概略構成図。 図16における17-17線断面図。 (a)~(d)図16における18-18線断面図。 変形例におけるノズルのスライド機構の斜視図。
(第1実施形態)
以下、車載センサ洗浄装置の第1実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態のセンサシステム1は、車載センサとしての車載光学センサ10と、車載光学センサ10に積層配置されて車載光学センサ10の光学面11を洗浄する車載センサ洗浄装置20とを有する。
車載光学センサ10は、例えば赤外線レーザを出射(発光)し、物体から反射された散乱光を受光することで物体との距離を計測するもの(例えばLidar)であり、レーザを透過可能なセンシング面としての光学面11を有する。以下の説明においては光学面11が面する側を前方とし、その逆側を後方として説明する。また、特に断わりのない場合、車載光学センサ10に対する車載センサ洗浄装置20の積層方向を上下方向又は鉛直方向とし、上下方向並びに前後方向に直交する方向を左右方向として説明する。
光学面11は、前方に凸状をなして上下方向から見て湾曲形状をなすような面である。
図1に示すように、車載センサ洗浄装置20は、車載光学センサ10の上方(鉛直方向上側)に積層配置されるノズルユニット21と、ノズルユニット21に対して流体を供給するポンプ22とを有する。
図1~図4に示すように、ノズルユニット21は、筐体23と、筐体23から少なくとも一部が前方に露出するように設けられる可動ノズルとしてのノズル24と、ノズル24とポンプ22との間に設けられる接続部25と、筐体23内に収容される駆動部26とを有する。
図3及び図4に示すように接続部25は、筐体23の後部に設けられる挿通孔23aに接続部25自身の一部を挿入した状態でネジによって固定されている。接続部25は、ポンプ22と例えばホース(図示略)を介して接続されて接続部25内に形成される流路P1にポンプ22から供給される空気を導入可能となっている。なお、接続部25の流路P1は、接続部25内において屈曲されて略L字状をなすように構成される。
図4に示すように接続部25は、挿通孔23aとの間に環状のシール部材S1が設けられる。これにより、挿通孔23aからの水等の浸入が抑えられている。
図3及び図4に示すように、ノズル24は、前後方向に延びる円筒部31と、円筒部31の前方に設けられて円筒部31よりも大径の円板(円柱)状の本体部32とを有する。ノズル24の円筒部31は、接続部25の前方に設けられて筐体23の前後に設けられる2つの挿通孔23a,23bに挿通された状態で回動可能に支持されている。本体部32は、円筒部31と一体物である。本体部32は、ポンプ22から供給される空気(気体)を噴射可能な噴射口32aを有する。
ノズル24は、その全体が車載光学センサ10(光学面11)よりも上方に位置してノズル24が光学面11と対向することが抑えられている。
また、ノズル24内には、円筒部31及び本体部32に渡って設けられる流路P2が形成される。そして、接続部25の流路P1とノズル24の流路P2とは、接続部25の前方に円筒部31の後部が対向配置されることで連通されている。このため、ポンプ22から供給される気体(空気)は、接続部25内の流路P1並びにノズル24内の流路P2を通ってノズル24の本体部32の噴射口32aから噴射されるようになっている。ここで、ノズル24の流路P2は、本体部32内において屈曲されて略L字状をなすように構成されて噴射口32aが鉛直方向下側を向くようになっている。
円筒部31の後端部には、挿通孔23aとの間をシールする環状のシール部材S2が設けられる。円筒部31の前方側には、挿通孔23bとの間をシールするシール部材S3が設けられる。これによって、各挿通孔23a,23bと円筒部31との間から内部に水等が浸入することが抑えられている。
図3に示すように、回動機構としての駆動部26は、筐体23内にモータ41と減速機構42とを有し、筐体23から露出したノズル24をモータ41の回転駆動力にて回動(揺動)させる。
図3に示すように、減速機構42は、ウォーム41bと、第1ギア43と、第2ギア44と、ウォームホイール31aとを有する。ウォーム41bは、モータ41の出力軸41aに形成されており、第1ギア43のウォームホイール43aと噛合されている。ここで、ウォーム41b(モータ41の出力軸41a)は、車載光学センサ10の幅方向である左右方向に延びている。このため、車載光学センサ10のセンシング軸方向(検出方向)である前後方向に車載センサ洗浄装置20が大型化することを抑えられている。
ウォーム41b噛合する第1ギア43は、ウォームホイール43aと一体構成で該ウォームホイール43aと同軸上で回転する平歯車(図示略)が第2ギア44の平歯車44aと噛合する。第2ギア44には平歯車44aと一体構成で該平歯車44aと同軸上で回転するウォーム44bがノズル24の円筒部31の外周面に形成されたウォームホイール31aと噛合する。これにより、モータ41の回転駆動力は、減速機構42によって低回転高トルクとなるようにノズル24の円筒部31に伝達されて円筒部31が回動し、この円筒部31と一体物である本体部32が回動されて噴射口32aの向きが変更されるようになっている。このとき、ノズル24は、光学面11上の所定の範囲H(図2参照)を略一定の速度で往復揺動される。すなわち、モータ41の正逆回転が切り替えられることとなる。また、円筒部31の中心軸線CLを中心として回動されるようになっている。ここで、円筒部31の中心軸線CLは、円筒部31の流路P2の中心軸線と一致している。つまり、円筒部31の回動中心である中心軸線CL上に流路P2が設定されている。
また、ノズル24の回動方向における周囲であってノズル24の左右方向両側には、光学面11と面一となる案内壁部51がそれぞれ設けられる。各案内壁部51は、その前方側の面が光学面11と曲率が略同等の湾曲形状をなすような面となっている。各案内壁部51は、ノズル24から離間するほど先細形状となるように構成され、案内壁部51の前面の形状が略三角形状をなしている。案内壁部51は、その下端部分が光学面11の上縁部と平行であって、同下端部分がノズル24と鉛直方向において略同位置となるように構成される。また、案内壁部51のノズル24近傍における鉛直方向の高さはノズル24の本体部32の半径と略同等となっている。
ノズル24の前方にはノズル24を覆って外部への露出を抑えるノズルカバー52が設けられる。ノズルカバー52は、ネジによって筐体23に対して取り付けられる。なお、ノズルカバー52の取り付け方法は、スナップフィット等の他の方法であってもよい。ノズルカバー52は、例えばそのノズル24を覆う前側カバー部52aが光学面11の曲率と略同様の湾曲形状をなすように構成される。このため、前側カバー部52aと光学面11とは周方向(湾曲方向)全体に亘って光学面11と直交する方向における距離が略等しくなっている。
ポンプ22は、例えば遠心ポンプを用いることができる。以下に、ポンプ22の構成について図5を用いて説明する。
図5に示すように、本実施形態のポンプ22は、エアポンプであって、モータ61と、ポンプケース62と、羽根車63とを備えている。
モータ61は、例えばブラシレスモータであって、略有底筒状のモータケース64の内周面に固定されたステータ65aと、該ステータ65aの内側で回転可能に支持されたロータ65bとを有する。なお、本実施形態のモータ61は、ロータ65bの磁極数が4極で、ステータ65aのティース間のスロット数が6スロットのモータとされている。
モータケース64の底部64a(図5中、上部)の中心には中心孔64bが形成され、その中心孔64bに軸受66を介してロータ65bの回転シャフト67の基端側(図5中、上端側(底部64a側))が支持されている。また、モータケース64の外部に突出した回転シャフト67の基端部(図5中、上端部(底部64a側の端部))には、樹脂製の固定リング68を介して環状のセンサマグネット69が固定されている。また、モータケース64の底部64aには、固定部材70を介して回路基板71が固定されている。回路基板71には、前記センサマグネット69と対向して回転シャフト67の回転(回転角度、回転速度等)を検出する回転センサ72等の種々の素子が実装されている。
ポンプケース62は、モータケース64の開口端を略閉塞するように固定される第1ケース73と、該第1ケース73のモータ61(モータケース64)とは反対側に固定される第2ケース74とを有する。
第1ケース73の中心には中心孔73aが形成され、その中心孔73aの内周面に軸受75を介して前記回転シャフト67の先端側(ポンプケース62側)が支持されている。また、第1ケース73の第2ケース74側の端面には、回転シャフト67の軸方向から見て円形の凹部73bが形成されている。また、第1ケース73の第2ケース74側の端面における凹部73bの外周側には、渦巻き室構成溝73cが形成されている。
第2ケース74の中心には空気導入孔74aが形成されている。この空気導入孔74aは、前記回転シャフト67の軸方向に沿って貫通し、その径がモータ61側(第1ケース73側)に向かうほど小さくなるように形成されている。また、第2ケース74の第1ケース73側の端面には、回転シャフト67の軸方向から見て円形の凹部74bが形成され、その凹部74bは第1ケース73の凹部73bとともに羽根車収容部Wを構成している。また、第2ケース74の第1ケース73側の端面における凹部74bの外周側には、渦巻き室構成溝74cが形成され、その渦巻き室構成溝74cは第1ケース73の渦巻き室構成溝73cとよもに渦巻き室Uを構成している。また、第2ケース74の周方向の一部には、前記羽根車収容部Wの径方向外側にある前記渦巻き室Uと連通した空気排出筒部74dが形成されている。
なお、前記渦巻き室Uよりも径方向外側の位置において第1ケース73の第2ケース74との合わせ面には環状のシール溝73dが形成され、該シール溝73dには第2ケース74の合わせ面によって潰されつつ挟持される環状のシール部材S4が収容されている。これにより、渦巻き室Uを通る流体(空気)が前記合わせ面からの漏れることが抑えられている。
また、第1ケース73には、モータ61全体を覆う略有底筒状の密閉ケース76が固定されている。密閉ケース76は、その開口端部に径方向外側に延びるフランジ部76aを有し、該フランジ部76aの複数箇所(図1中、一箇所のみ図示)がフランジ部76aを貫通して第1ケース73に螺合されるねじ77によって固定されている。また、第1ケース73におけるフランジ部76aとの合わせ面には環状のシール溝73eが形成され、該シール溝73eにはフランジ部76aの合わせ面によって潰されつつ挟持される環状のシール部材S5が収容されている。これにより、第1ケース73とフランジ部76aとの合わせ面からの流体(空気)の漏れが抑えられている。また、密閉ケース76の底部76bには、配線用孔76cが形成されている。配線用孔76cには、配線78を通しつつ配線用孔76cからの空気の漏れを防止するシールゴム部材79が嵌着されている。なお、配線78は、外部の制御装置や電源装置と回路基板71やステータ65aの巻線とを電気的に接続するものである。
羽根車63は、羽根車収容部W内に突出した前記回転シャフト67の先端部(ポンプケース62側端部)と一体回転可能に固定されて羽根車収容部W内に配置される。羽根車63は、その軸中心の内部空間と径方向外側の外部空間(渦巻き室U)とを連通する複数の流通路80を有し、回転されることで空気導入孔74aから導入された流体としての空気を内部空間側から流通路80を介して外部空間(渦巻き室U)側に導出させ、ひいては空気排出筒部74dから流体(空気)を連続的に噴射させる。そして、空気排出筒部74dは、ホース(図示略)を介してノズルユニット21の接続部25と接続されることでノズル24(噴射口32a)から連続して供給される流体が噴射されることとなる。
次に、車載センサ洗浄装置20の作用を説明する。
本実施形態の車載センサ洗浄装置20のノズルユニット21は、車載光学センサ10の鉛直方向上側に設けられている。そして、ポンプ22が駆動されることでポンプ22から供給される空気が流路P1,P2を通ってノズル24の噴射口32aから連続的に噴射されるようになっている。
また、本実施形態の車載センサ洗浄装置20は、モータ41を回転駆動させることでその回転駆動力が減速機構42を介してノズル24に伝達され、ノズル24が回動されるようになっている。なお、ノズル24は、その噴射軸線SLが光学面11上を往復揺動するようにモータ41が正逆回転されるようになっている。
ここで、本実施形態の車載センサ洗浄装置20では、光学面11と対向する位置から逸脱した位置(鉛直方向上側)にノズル24が設けられるため、ノズル24の噴射軸線SLの位置が変更されるようにノズル24が回動した場合であっても光学面11上にノズル24が位置しない。これにより、車載センサ洗浄装置20のセンシングへの影響が抑えられている。
次に、本実施形態の効果を記載する。
(1)光学面11と対向しない位置(センシング範囲外の位置)に配置された状態で光学面11の面直交方向に沿って延びる回動軸としての中心軸線CLを中心に回動するノズル24によって光学面11に対して空気を噴射するため、ノズル24自体がセンシング範囲に入ることがない。そのため、センシングへの影響を抑えることができる。また、光学面11の広い範囲に流体を噴射することができる。
(2)ポンプ22によりノズル24に連続的に流体を供給することで光学面の広い範囲に流体を噴射することができ、洗浄効果を高めることができる。また、噴射軸線位置を変更しつつ流体を噴射する場合、ピストンポンプ(断続的に流体を噴射するポンプ)をポンプ22とすると、流体が噴射されない時間が生じ、光学面の一部に流体が噴射されなくなるが、ポンプ22によりノズル24に連続的に流体を供給することで、ノズル24から途切れることなく流体を噴射することができる。
(3)単一の噴射口32aによってノズル24を構成することができるため、ノズル24の構造の複雑化を抑える(簡素化する)ことができる。また、噴射口32aから高圧または大流量の流体を噴射することができる。
(4)ノズル24を正逆方向に回動させることで光学面11上を往復揺動させることが可能となり、必要な箇所(所定の範囲H)に流体を噴射させることができる。
(5)ノズル24を駆動部26の駆動力により回動することで、ノズル24を確実に回動させることができる。
(6)駆動部26は、回転駆動する駆動源としてのモータ41とモータ41の駆動力をノズル24側に伝達する減速機構42とを備えることで、モータ41に対して低速高トルクでノズル24を回動させることが可能となる。また、モータ41の定格出力を小さくすることができるため、小型のモータを採用することができる。
(7)駆動部26並びにノズル24を車載光学センサ10の鉛直方向上側に設けることで、流体としての空気を鉛直方向下側に位置する光学面11に対して噴射することができる。これにより、重力も利用して光学面11に付着した異物を鉛直方向下側に除去することができる。
(8)ノズル24から噴射される空気(流体)を光学面11に案内する案内壁部51を有することで凸状をなす光学面11に対して流体を案内でき、流体による光学面11の洗浄を行うことができる。
(9)案内壁部51は光学面11と面一であるため、ノズル24から噴射される空気をより確実に光学面11に案内することができる。
(10)ノズル24から噴射される空気(流体)の噴射軸線SLを除いた範囲にノズル24を覆うノズルカバー52が設けられるため、ノズルカバー52によってノズル24を隠しつつ、ノズル24からの流体の噴射を阻害することが抑えられる。すなわち、ノズル24に異物が付着することにより流体の噴射が阻害されることを抑えることができる。
(11)ノズル24の回動中心である中心軸線CLに流体を導入可能な流路P2が設けられるため、回動中心と直交する方向に対する大型化を抑えることができる。
(12)複数のモータでなく単一のモータ41で1つのノズル24を回動させるため、構造並びにモータ41の制御を簡素化することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の車載センサ洗浄装置について図6~図8を用いて説明する。
図6~図8に示すように、本実施形態の車載センサ洗浄装置90は、ノズル91をスライド可能なスライド機構92を用いている。
図6及び図8に示すように、ノズル91は、その後部にポンプ22と接続可能な接続部91aを有し、接続部91aに図示しないホーを介してポンプ22が接続されている。また、ノズル91は、内部に流路が形成され、ポンプ22から供給される流体(空気)が前記流路を通って噴射口91bから噴射されるようになっている。
図6~図8に示すように、スライド機構92は、筐体93に支持される2つのガイドレール94a,94bと、複数のプーリ95a~95eと、各プーリ95a~95eに架設されるワイヤ96と、プーリ95a~95eを回転駆動させるワイヤ96を移動させる駆動部97とを有する。
各ガイドレール94a,94bは、車載光学センサ10の光学面11に沿って配置される。各ガイドレール94a,94bは、上下方向に離間した状態で並設されており、その左右方向両端部が筐体93によって支持されている。
駆動部97は、モータ98と、減速機構99とを有する。減速機構99は、モータ98の出力軸98aに設けられるウォーム100と、該ウォーム100と噛合するウォームホイール101aを有する第1ギア101とを有する。第1ギア101は、ウォームホイール101aと同軸上で一体回転する小径ギア101bを有する。小径ギア101bは、ドラムプーリ95aと同軸上で一体回転するギア(図示略)と噛合するようになっている。これにより、モータ98の出力軸98aが回転駆動されることでその回転駆動力がドラムプーリ95aに伝達されてドラムプーリ95aが回動されることとなる。
複数のプーリ95a~95eは、前記ドラムプーリ95aと、ガイドプーリ95b,95cと、2つのテンションプーリ95d,95eとを有する。ドラムプーリ95aは、ドラムプーリ95aが回動することによってワイヤ96の巻き取り並びにワイヤ96の送り出しが可能となっている。ガイドプーリ95b,95cはドラムプーリ95aを挟むようにして左右方向両側に1つずつ設けられる。各テンションプーリ95d,95eは、ドラムプーリ95aと、ガイドプーリ95b,95cとの間に設けられ、ワイヤ96が弛まないようにワイヤ96に対して好適なテンションが付与されるようになっている。
ワイヤ96は、ノズル91と接続されるようになっている。このため、例えばドラムプーリ95aが回動することで、ワイヤ96が左右方向の一方からドラムプーリ95aに巻き取られるとともに、ワイヤ96が左右方向の他方に送り出されることでワイヤ96が左右方向に移動されてノズル91がガイドレール94a,94bに沿ってスライド移動することとなる。また、ワイヤ96は、鉛直方向においてガイドレール94a,94bとの間に設けられる。これによって、ワイヤ96を移動させてガイドレール94a,94bに沿ってノズル91を安定して移動させることができる。
図6に示すように、ノズル91の前方にはノズル91を覆って外部への露出を抑えるノズルカバー102が設けられる。ノズルカバー102は、ノズル91の移動範囲において干渉しないようになっている。このように、ノズルカバー102を設けることで、ノズル91の移動範囲において飛来物等が直接当たることが抑えられている。
そして、上記のように構成された車載センサ洗浄装置90は、ノズル91をスライド機構92のガイドレール94a,94bに沿ってスライド移動させつつ、ポンプ22を駆動させてノズル91の噴射口91bから流体(空気)を噴射させる。これによって、光学面11の広い範囲に流体を噴射させることができる。
上記のように構成された車載センサ洗浄装置90は、第1実施形態の(1)~(3)の効果に加え、以下の効果を奏する。
(13)光学面11に沿ったスライド移動によって噴射口91bの噴射軸線SL位置が変更されることで光学面11の広い範囲に流体を噴射することができる。
なお、上記各実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記各実施形態では特に言及していないが、ノズル24,91の噴射軸線SLの移動速度(回動速度)を変更する制御部を備える構成を採用してもよい。
例えば、光学面11上における噴射軸線SL方向の距離が遠いほどノズル24の回動速度を遅くするような制御例を採用してもよい。このような制御例を上記第1実施形態に適用した例を図14に示す。
図14に示すようにノズル24の揺動範囲Hの中央と左端との間の地点D1と、揺動範囲Hの中央と端との間の地点D2とが光学面11内においてノズル24から最も遠い距離に位置(光学面11の下端の左右両端部分を通る位置)となる。このように、ノズル24の回動速度を光学面11上における噴射軸線SL方向の距離が遠いほどノズル24の回動速度を遅くするように駆動部26(モータ41)を制御することで、流体の届きにくいノズル24からの距離が遠い部位に対する流体の噴射時間を増やすことができる。
また、光学面11における噴射優先度を予め設定し、噴射優先度が高いほどノズル24,91の移動速度(回動速度)を低くし、優先度が低いほどノズル24,91の回動速度を高くする制御例を採用しても良い。優先度の設定方法はユーザが任意に変更したり、例えば車載センサ洗浄装置内の発光部や受光部の位置に応じて適宜設定する方法が考えられる。このように、噴射優先度が高い領域ほどノズル24,91の移動速度(回動速度)を遅くするようにモータ41,98を制御することで、優先度が高い部位に対して好適に流体を噴射することができる。
・上記各実施形態では、流体としての空気を噴射可能なノズル24,91を備える構成としたが、これに限らず、例えば流体としての液体を噴射可能な液体ノズルを備える構成を採用してもよい。このような構成を上記第1実施形態に適用した例を図9~図13に示す。
図9~図11に示すように、液体ノズル110は、ノズル24の左右方向両側にそれぞれ1つずつ設けられる。液体ノズル110は、ノズル24と異なり回動不能な構成となっている。液体ノズル110は、噴射口110aを有し、前記ポンプ22とは異なる液体ポンプ111と接続されて液体が噴射口110aから噴射可能となっている。ここで、液体ポンプ111から供給される液体の一例としては、例えば車両のフロントウインドウ等を洗浄するためのウォッシャ液が挙げられる。
各液体ノズル110は、ノズルカバー52よりも前方に突出して外部に露出するように構成される。
図12及び図13に示すように、各液体ノズル110は、光学面11から面直交方向に突出する突出量L2がノズル24の光学面11から面直交方向に突出する突出量L1よりも大きくなっている。換言すると、ノズル24は、光学面11から面直交方向に突出する突出量L1が前記液体ノズルの前記光学面から面直交方向に突出する突出量L2よりも小さくなっている。
これにより、図12及び図13に示すように、ノズル24の噴射軸線SLを相対的に光学面11と平行にできるとともに、液体ノズル110の噴射軸線SLを相対的に光学面11に対して所定の角度を有するように傾斜させることができる。
上述した構成により、以下の効果を奏する。
空気が噴射されるノズル24に加え、液体ノズル110を備えるため、液体による洗浄を行うことができる。また、液体ノズル110は、ノズル24を挟んで両側に配置されているため、回動するノズル24によって液体ノズル110に対応する領域に対して流体(空気)を噴射することができる。そして、ノズル24は、光学面11から面直交方向に突出する突出量L1が液体ノズル110の光学面11から面直交方向に突出する突出量L2よりも小さいため、ノズル24から噴射する空気を沿わせて光学面11に付着する水滴等の異物を吹き飛ばすことができる。
なお、上記例では、液体ノズル110を2つ設ける構成としたが、液体ノズル110を1つ又は3つ以上に変更してもよい。また、ノズル110の配置はノズル24を挟むような配置に限らず適宜変更可能である。例えばノズル24の左右方向の一方側のみに複数設ける構成を採用してもよい。また、ノズル24を挟むように液体ノズル110を設けた場合にノズル24の一方に設けた液体ノズル110とノズル24の他方に設けた液体ノズル110とで個数が異なってもよい。また、上記例では、ノズル24以外に液体ノズル110を設けたが、液体ノズル110に関わらず、気体(空気)を噴射するエアノズルであってもよい。
また、光学面11の面方向に沿ってノズル91がスライド移動する第2実施形態に適用する場合には、ノズル91の移動範囲と干渉しない位置に液体ノズルを設けることが好ましい。
・上記各実施形態では、可動ノズルとしてのノズル24,91を1つ設ける構成としたが、複数設ける構成を採用してもよい。このような構成を上記第1実施形態に適用した例を図15に示す。
図15に示すように、車載センサ洗浄装置20は、3つのノズル24を有する。ノズル24は、流路切替部120を介してポンプ22から流体(空気)が供給される。例えば、流路切替部120は、3つのノズル24から順次流体が噴射されるようにポンプ22と各ノズル24間の流路を切り替えるものである。これによって、各ノズル24から順次流体が噴射される。また、3つのノズル24は、駆動部26と連結されて回動されるようになっている。ここで、3つのノズル24を回動する駆動部26として、1つの駆動源(モータ41)の駆動力を各ノズル24に伝達してノズル24を回動させるような構成を採用してもよい。
・上記各実施形態では、可動ノズルとしてのノズル24に単一の噴射口32aを設ける構成としたが、これに限らず、複数の噴射口を設ける構成を採用してもよい。複数の噴射口を有する構成を上記第1実施形態に適用した一例として図16~図18を用いて説明する。
図17に示すようにノズル24(本体部32)には、2つの噴射口32a,32bを有する。各噴射口32a,32bは、ノズル24の周方向180度反対側に形成されている。
図16~図18に示すように、ノズル24の本体部32の周囲には、ノズル24の周方向180度の範囲を覆う規制壁部130が設けられる。規制壁部130は、ノズル24が回動中に2つの噴射口32a,32bのうちの1つと常時対向し、対向する噴射口32a,32bからの流体の噴射を規制するようになっている。そして、本例では、規制壁部130によって覆われていない部分が光学面11に対して流体を実際に噴射可能な範囲となっている。また、規制壁部130による流体の噴射の規制範囲は、光学面11に対する流体を噴射する領域外である。
このような構成とすることで、例えば図18(a)~(d)に示すようにノズル24を一方向に回転させることで、2つの噴射口32a,32bの内の一方が外部に露出する状態となり流体を噴射可能となっている。また、前述したように、規制壁部130によって覆われている箇所においては噴射口32a,32bからの流体の噴射が規制されるようになっている。ノズル24の周囲に噴射口32a,32bからの流体の噴射を規制する規制壁部130を設けることで、不要な箇所への流体の噴射を抑えることができる。そして、ノズル24を一方向に回転させるだけで常時流体を噴射することができるため、ノズル24の反転動作等が不要となる。このため、モータ41の正逆回転を切り換えるといった煩雑な制御が不要となる。また、反転動作に伴う反転位置(モータ41の回転数)を検出するためのセンサ等を設ける必要がない。
なお、規制壁部130は、複数の噴射口32a,32bを設ける構成に限らず、単一の噴射口を設けるノズルに対しても適用してもよい。また、ノズルの回動方向は一方向だけでなく正逆回転させて往復揺動されるノズルに対して規制壁部130を設ける構成を採用してもよい。また、上記の変形例では規制壁部130をノズル24の周方向180度の範囲を覆う構成としたが、その範囲は適宜変更可能である。
・上記各実施形態では、車載センサ洗浄装置20を構成するノズルユニット21(ノズル24,91)を車載光学センサ10の鉛直方向上側に設ける構成としたが、ノズルユニット21(ノズル24,91)を車載光学センサ10の鉛直方向下側に設ける構成や、車載光学センサ10と水平方向(左右方向)において隣接する構成を採用してもよい。
・上記各実施形態では、ノズル24,91を覆うノズルカバー52,102を設ける構成としたが、カバー52,102を省略した構成を採用してもよい。
・上記各実施形態では、光学面11を湾曲形状(湾曲面)としたが、これに限らず、例えば光学面11を平面形状としてもよい。
・上記第1及び第2実施形態では、駆動部26,97を1つのモータ41,98と減速機構42,99とで構成したが、これに限らない。例えば減速機構42,99を省略する構成を採用してもよい。また、減速機構42,99の構成、すなわちギア数や減速比は適宜変更可能である。
・上記第1実施形態では、光学面11と面一の湾曲形状をなす案内壁部51を設ける構成としたが、これに限らない。光学面11と案内壁部51とが面一でない構成を採用してもよい。また、湾曲形状の光学面11に対して案内壁部51を平面形状としてもよい。また、案内壁部51を省略した構成を採用してもよい。
・上記第1実施形態では、駆動部26のモータ41の回転駆動力によりノズル24を回動させる構成としたが、これに限らず、流体の供給によってノズル24を回動(揺動)させる構成を採用してもよい。
・上記第1実施形態では、ノズル24の回動中心(中心軸線CL)に流体(空気)を導入可能な流路P2が設けられる構成としたが、これに限らず、ノズル24の回動中心(中心軸線CL)から逸脱した位置に流路P2を設ける構成を採用してもよい。
・上記各実施形態では、ポンプ22として遠心ポンプを採用したが、これに限らず、軸流・斜流ポンプ、ダイヤフラムポンプやスクリューポンプなどの連続的に流体を供給可能なポンプを採用してもよい。
・上記第2実施形態では、スライド機構92として、複数のプーリ95a~95eと、各プーリ95a~95eに架設されるワイヤ96とを有する構成としたが、これに限らない。
図19に示すスライド機構140は、スライダクランクを用いる構成となっている。スライド機構140は、筐体141に設けられる2つのガイドレール142a,142bと、スライダクランク143と、スライダクランク143を駆動させる駆動部144とを有する。
ガイドレール142a,142bは、光学面11に沿って並設されており、光学面11の曲率と略同等をなすような湾曲形状をなしている。各ガイドレール142a,142bにはノズル145が摺動可能に設けられる。
駆動部144は、モータ146と、減速機構147とを有する。減速機構147は、モータ146の出力軸146aに設けられるウォーム148と、該ウォーム148と噛合するウォームホイール149とを有する。
スライダクランク143は、ウォームホイール149の回転中心から径方向外側にずれた位置で連結されるリンク150と、リンク150と連結されるスライダ151とを備える。リンク150は、その基端部がウォームホイール149と連結され、先端部がスライダ151の基端部に連結される。スライダ151は、基端部が前記リンク150と連結され、先端部がノズル145に設けられる長孔部145aと摺動可能に連結されている。また、スライダ151は、各端部間に設定された支持軸151aによって回動(揺動)可能に支持されている。このため、例えばモータ146が回転駆動されると、その回転駆動力が伝達されてスライダ151が支持軸151aを中心として回動されることとなる。ここで、スライダ151の揺動中心(回転中心)である支持軸151aと、ガイドレール142a,142bの曲率中心はずれている。このため、通常であれば、スライダ151を揺動させてもガイドレール142a,142bに沿ってノズル145を揺動させることは難しい。そこで、本例では、ノズル145に長孔部145aを設けることで長孔部145aの長手方向においてスライダ151の先端部の移動が許容させ、ノズル145をガイドレール142a,142bに沿って揺動させることが可能となっている。
上述したようにスライド機構140においてスライダクランク143を用いることでモータ146を正逆回転させずとも、ノズル145を光学面11に沿って揺動させることが可能となっている。
・上記実施形態では、車載センサとして光学センサである車載光学センサ10(例えばLIDARやカメラ)を採用したが、これに限らない。車載光学センサ10以外の他の車載センサ(電波を用いるレーダー(例えばミリ波レーダー)やコーナーセンサとして用いられる超音波センサ)を採用してもよい。
・上記実施形態並びに上記各変形例は適宜組み合わせてもよい。
10…車載光学センサ(車載センサ)、11…光学面(センシング面)、20…車載センサ洗浄装置、22…ポンプ(流体ポンプ)、24…ノズル(可動ノズル)、26…駆動部(回動機構)、32a,32b…噴射口、90…車載センサ洗浄装置、91…ノズル(可動ノズル)、91b…噴射口、92…スライド機構、110a…噴射口、140…スライド機構、SL…噴射軸線。

Claims (5)

  1. センシング面を備える車載センサのセンシング範囲外に配置された状態で、前記センシング面に対して流体を噴射する噴射口が可動する可動ノズルと、
    前記可動ノズルの前記噴射口が回動中心周りに回動され、前記噴射口から前記センシング面に対して噴射される前記流体の噴射軸線の向きを連続的に変更する回動機構と、
    を備え
    前記可動ノズルの左右方向両側にそれぞれ回動不能な液体ノズルが設けられており、
    前記可動ノズルには気体を供給するポンプが接続され、前記液体ノズルには液体を供給する液体ポンプが接続されていることを特徴とする車載センサ洗浄装置。
  2. 請求項1に記載の車載センサ洗浄装置において、
    前記可動ノズルに連続的に流体を供給する流体ポンプを備えることを特徴とする車載センサ洗浄装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車載センサ洗浄装置において、
    前記可動ノズルは、単一の前記噴射口を備えることを特徴とする車載センサ洗浄装置。
  4. 請求項1又は2に記載の車載センサ洗浄装置において、
    前記可動ノズルは、複数の前記噴射口を備えることを特徴とする車載センサ洗浄装置。
  5. センシング面を備える車載センサのセンシング範囲外に配置された状態で、前記センシング面に対して流体を噴射する噴射口が可動する可動ノズルと、
    前記可動ノズルの前記噴射口が前記センシング面に沿ってスライド移動され、前記噴射口から前記センシング面に対して噴射される前記流体の噴射軸線の向きが一定の状態で該噴射軸線の位置を前記センシング面に沿って連続的に移動させるスライド機構と、
    を備えることを特徴とする車載センサ洗浄装置。
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