JP7019019B2 - 省エネ管理装置、省エネ管理システム、省エネ管理方法及びプログラム - Google Patents

省エネ管理装置、省エネ管理システム、省エネ管理方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7019019B2
JP7019019B2 JP2020501909A JP2020501909A JP7019019B2 JP 7019019 B2 JP7019019 B2 JP 7019019B2 JP 2020501909 A JP2020501909 A JP 2020501909A JP 2020501909 A JP2020501909 A JP 2020501909A JP 7019019 B2 JP7019019 B2 JP 7019019B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
energy saving
power consumption
reduction
plan
property
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020501909A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019163035A1 (ja
Inventor
正俊 伊藤
知晃 行田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2019163035A1 publication Critical patent/JPWO2019163035A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7019019B2 publication Critical patent/JP7019019B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/06Energy or water supply

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、省エネ管理装置、省エネ管理システム、省エネ管理方法及びプログラムに関する。
複数の物件を集中管理し、物件ごとに省エネプランを実施する省エネ管理システムが知られている。例えば、特許文献1には、物件の消費電力量を分析し、複数存在する省エネプランのうち実施されるべき省エネプランを提案する環境情報管理システムが開示されている。
特開2012-194789号公報
しかし、省エネプランの実施によって得られる省エネ効果は、物件に設置された空調機の機種、物件の大きさ、物件の場所、物件内の居住人数、物件の断熱性能など、物件の特性によって変動する。そのため、物件で実施される省エネプランが、当該物件とは不適合な場合もある。以上の理由から、不適合な省エネプランが実施されている物件を判定する技術が必要とされている。
本発明の目的は、上記の事情に鑑み、不適合な省エネプランが実施されている物件を判定する省エネ管理装置、省エネ管理システム、省エネ管理方法及びプログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明に係る省エネ管理装置は、
省エネプランが実施されている物件における消費電力量の削減を示す削減値を取得する削減値取得手段と、
同じ種類の省エネプランが実施されている複数の物件に対応する複数の削減値のうち外れ値となる削減値を検出する外れ値検出手段と、
前記外れ値のうち前記複数の削減値の平均値以下となる外れ値に対応する物件で実施されている省エネプランは不適合であると判定する判定手段と、
を備える。
本発明によれば、外れ値となる削減値を検出することにより、不適合な省エネプランが実施されている物件を判定できる。
本発明の実施の形態1に係る省エネ管理システムの構成図 本発明の実施の形態1に係る省エネ管理装置の記憶部に記憶される削減率情報の一例を示す図 本発明の実施の形態1に係る空調管理装置の機能的構成図 本発明の実施の形態1に係る省エネ管理装置及び空調管理装置のハードウェア構成の一例を示す図 本発明の実施の形態1に係る省エネ管理装置による適合判定の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態1に係る省エネ管理装置による表示画面の一例を示す図 本発明の実施の形態2に係る省エネ管理装置の記憶部に記憶される削減率情報の一例を示す図 本発明の実施の形態2に係る省エネ管理装置による適合判定の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2に係る省エネ管理装置による表示画面の一例を示す図
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態に係る省エネ管理システムについて説明する。各図面においては、同一又は同等の部分に同一の符号を付す。
(実施の形態1)
図1を参照しながら、実施の形態1に係る省エネ管理システム1について説明する。省エネ管理システム1は、各物件2で実施されている省エネプランが適合しているか否かを判定するシステムである。省エネ管理システム1は、省エネ管理装置10と、物件2ごとに設けられた複数の空調管理装置20と、を備える。省エネ管理装置10と各空調管理装置20とは、ネットワークNWを介して接続されている。省エネ管理システム1は、本発明に係る省エネ管理システムの一例である。以下、省エネプランを単にプランと表記することがある。
省エネ管理装置10は、各物件2における消費電力量と当該物件2で実施されている省エネプランとを紐付けた消費電力量情報を、各空調管理装置20から受信する。物件2における消費電力量とは、空調管理装置20の管理下にある全ての空調機器の消費電力量の合計である。省エネ管理装置10は、各物件2における消費電力量情報に基づいて、不適合な省エネプランを実施している物件2を判定する。省エネ管理装置10の機能的構成については後述する。省エネ管理装置10は、本発明に係る省エネ管理装置の一例である。
空調管理装置20は、物件2に設けられた空調機器を管理する。空調管理装置20は、管理下の空調機器の消費電力量の合計である、物件2における消費電力量を取得する。空調管理装置20は、取得した消費電力量と物件2で実施されている省エネプランとを紐付けた消費電力量情報を、省エネ管理装置10に送信する。空調管理装置20の機能的構成については後述する。空調管理装置20は、本発明に係る機器管理装置の一例である。
ネットワークNWは、例えば、インターネット、WAN(Wide Area Network)などの、遠隔地間で通信可能なネットワークである。省エネ管理装置10または空調管理装置20がネットワークNWに接続するための通信経路は、有線によるものであってもよいし、無線によるものであってもよい。
省エネプランは、各空調管理装置20による、管理下の空調機器の制御に関するものである。省エネプランは、冷房よりも除湿を優先させるプラン、空調機器の設定温度を高めにさせるプラン、風量を少なめにさせるプランなど、管理下の空調機器の消費電力量を削減することを目的としたプランである。選択可能なプランの種類は、例えば10種類である。また、各プランには、カタログ値としての消費電力量削減率が定められている。カタログ値としては、例えば、標準的な建築物における、標準的な天候のときの消費電力量削減率が採用される。以下、消費電力量削減率を単に削減率と表記することがある。
次に、省エネ管理装置10の機能的構成について説明する。省エネ管理装置10は、通信部100と、制御部110と、記憶部120と、操作部130と、表示部140と、を備える。
通信部100は、ネットワークNWを介して各空調管理装置20と接続されている。通信部100は、空調管理装置20から消費電力量情報を受信する。
制御部110は、通信部100を介して各空調管理装置20から消費電力量情報を受信する。制御部110は、受信した消費電力量情報に基づいて、物件2ごとに削減率を算出する。削減率は後述の削減率算出部111により算出される。制御部110は、削減率の算出対象となった物件2と、当該物件2で実施されている省エネプランと、当該物件2における削減率とを紐付けた削減率情報を記憶部120に格納する。図2に、記憶部120に格納される削減率情報の一例を示す。
制御部110は、記憶部120に格納された削減率情報に基づいて、不適合な省エネプランを実施している物件2を判定する。制御部110は、判定結果を示す画面を表示部140に表示させる。制御部110は、操作部130から受信した入力情報に基づいて、省エネプランの適合判定の開始、表示部140に表示させた画面の遷移などを行う。
制御部110は、削減率算出部111と、分類部112と、外れ値検出部113と、判定部114と、を備える。これらの各機能部の詳細については後述する。
記憶部120には、制御部110の要求により、削減率情報が格納される。また、記憶部120には、プランを実施していない過去の時期における消費電力量の平均値があらかじめ格納されている。
操作部130は、ユーザからの入力を受け付け、入力内容に基づく入力情報を制御部110に送信する。操作部130は、例えば、後述の表示部140と一体となったタッチパネルである。操作部130は、キーボード、マウスなど、表示部140と独立した入力デバイスであってもよい。操作部130は、省エネプランの適合判定の開始、表示部140に表示された画面の遷移などのために用いられる。
表示部140は、制御部110による適合判定の結果を表示することによって、判定結果をユーザに通知する。表示部140は、ユーザが省エネ管理装置10を操作するためのユーザインタフェース画面を表示する。表示部140は、例えば、操作部130と一体となったタッチパネルである。表示部140は、液晶ディスプレイ、電光掲示板など、操作部130と独立した表示デバイスであってもよい。表示部140は、本発明に係る通知手段の一例である。
次に、制御部110の各機能部について説明する。
削減率算出部111は、制御部110が受信した消費電力量情報に基づいて、物件2ごとに削減率を算出する。削減率の算出方法については、動作の説明の際に後述する。削減率は、本発明に係る削減値の一例である。削減率算出部111は、本発明に係る削減値取得手段の一例である。
分類部112は、記憶部120に格納された削減率情報を、プランごとにグループ化して分類する。例えば、図2に示す削減率情報の例では、物件A、物件C及び物件Eが同一グループに分類される。
外れ値検出部113は、分類部112が分類したグループごとに、グループに属する削減率情報に含まれる削減率の外れ値を検出する。外れ値の検出については、動作の説明の際に後述する。外れ値検出部113は、本発明に係る外れ値検出手段の一例である。
判定部114は、外れ値検出部113が検出した外れ値に対応する物件2で実施されているプランが不適合であると判定する。判定部114は、本発明に係る判定手段の一例である。
以上、省エネ管理装置10の機能的構成について説明した。次に、図3を参照しながら、空調管理装置20の機能的構成について説明する。空調管理装置20は、物件2に設けられた各空調機器21と通信線を介して接続されている。空調管理装置20は、第1通信部200と、第2通信部210と、制御部220と、記憶部230と、を備える。また、制御部220は、消費電力量算出部221を備える。
第1通信部200は、ネットワークNWを介して省エネ管理装置10と接続されている。第1通信部200は、制御部220が作成した、物件2で実施されているプランと物件2における消費電力量とを紐付けた消費電力量情報を省エネ管理装置10に送信する。
第2通信部210は、物件2に設けられた各空調機器21と通信線を介して接続されている。第2通信部210は、空調機器21から、空調機器21の消費電力を示すデータを定期的に受信する。受信する間隔は、例えば1分ごとである。第2通信部210は、制御部220が作成した、空調機器21に対する制御命令を空調機器21に送信する。
制御部220は、第2通信部210を介して、空調機器21から消費電力を示すデータを定期的に受信することにより、空調機器21の消費電力を定期的に取得する。
制御部220の消費電力量算出部221は、定期的に取得する各空調機器21の消費電力に基づいて、物件2における消費電力量を算出する。消費電力量は、消費電力を積分して得られるものであるため、定期的に取得した消費電力に基づいて一定期間内における消費電力量を算出できる。消費電力量の算出対象となる期間は、2時間、12時間、24時間などである。消費電力量算出部221は、本発明に係る消費電力量取得手段の一例である。
制御部220は、記憶部230から、物件2で実施されているプランを示す情報を取得する。制御部220は、消費電力量と物件2で実施されているプランとを紐付けた消費電力量情報を作成し、第1通信部200を介して省エネ管理装置10に送信する。
制御部220は、物件2で実施されているプランに対応する制御情報を記憶部230から取得する。制御部220は、取得した制御情報に基づいて、空調機器21に対する制御命令を作成し、作成した制御命令を、第2通信部210を介して空調機器21に送信する。
記憶部230には、物件2で実施されているプランを示す情報が格納される。記憶部230には、各プランを実施するために空調機器21に対して必要な制御を示す制御情報が格納される。
以上、空調管理装置20の機能的構成について説明した。次に、省エネ管理装置10及び空調管理装置20のハードウェア構成の一例について、図4を参照しながら説明する。図4に示す省エネ管理装置10及び空調管理装置20は、例えばパーソナルコンピュータ、マイクロコントローラなどのコンピュータにより実現される。
省エネ管理装置10及び空調管理装置20は、バス1000を介して互いに接続された、プロセッサ1001と、メモリ1002と、インタフェース1003と、二次記憶装置1004と、を備える。
プロセッサ1001は、例えばCPU(Central Processing Unit: 中央演算装置)である。プロセッサ1001が、二次記憶装置1004に記憶された専用プログラムをメモリ1002に読み込んで実行することにより、省エネ管理装置10及び空調管理装置20の各機能が実現される。
メモリ1002は、例えば、RAM(Random Access Memory)により構成される主記憶装置である。メモリ1002は、プロセッサ1001が二次記憶装置1004から読み込んだ専用プログラムを記憶する。また、メモリ1002は、プロセッサ1001が専用プログラムを実行する際のワークメモリとして機能する。
インタフェース1003は、例えばシリアルポート、USB(Universal Serial Bus)ポートなどのI/O(Input/Output)ポートである。インタフェース1003により、通信部100、第1通信部200及び第2通信部210の機能が実現される。また、入力装置がインタフェース1003に接続されることにより操作部130の機能が実現され、表示装置がインタフェース1003に接続されることにより表示部140の機能が実現される。
二次記憶装置1004は、例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)である。二次記憶装置1004は、プロセッサ1001が実行する専用プログラムを記憶する。また、二次記憶装置1004により、記憶部120及び記憶部230の機能が実現される。
図4に示すハードウェア構成においては、省エネ管理装置10及び空調管理装置20が二次記憶装置1004を備えている。しかし、これに限らず、二次記憶装置1004を省エネ管理装置10及び空調管理装置20の外部に設け、インタフェース1003を介して省エネ管理装置10及び空調管理装置20と二次記憶装置1004とが接続される形態としてもよい。この形態においては、USBフラッシュドライブ、メモリカードなどのリムーバブルメディアも二次記憶装置1004として使用可能である。
また、図4に示すハードウェア構成に代えて、省エネ管理装置10及び空調管理装置20の各機能をASIC、FPGAなどを用いた専用回路により構成してもよい。また、図4に示すハードウェア構成において、省エネ管理装置10及び空調管理装置20の機能の一部を、例えばインタフェース1003に接続されたASIC、FPGAなどを用いた専用回路により実現してもよい。
以上、省エネ管理システム1の構成について説明した。次に、図5を参照しながら、省エネ管理装置10による、物件2で実施されているプランの適合判定の動作について説明する。なお、図5に示す動作は、例えば、ユーザが操作部130によって適合判定開始の操作を行ったタイミングで開始される。
省エネ管理装置10の制御部110は、各空調管理装置20から消費電力量情報を受信する(ステップS1)。
制御部110の削減率算出部111は、各空調管理装置20から受信した消費電力量情報に基づいて、物件2ごとに削減率を算出する(ステップS2)。削減率は、例えば、以下の計算式、
削減率=(A-E)/A
によって算出される。ただし、Eは現在の消費電力量であり、Aはプランを実施していない過去の時期における消費電力量の平均値である。削減率の算出の際、削減率算出部111は、記憶部120に格納されている、プランを実施していない過去の時期における消費電力量の平均値を参照する。
制御部110は、物件2と、物件2で実施されているプランと、物件2における削減率とを紐付けた削減率情報を記憶部120に格納する(ステップS3)。制御部110の分類部112は、削減率情報をプランごとのグループに分類する(ステップS4)。
制御部110の外れ値検出部113は、分類したグループごとに、外れ値となる削減率を検出する(ステップS5)。外れ値検出部113は、例えば、グループ内の全ての削減率に対して、スミルノフ・グラブス検定、トンプソン検定などの外れ値検定を行うことにより、外れ値となる削減率を検出する。あるいは、計算負荷を軽減するために、グループ内における削減率の平均値との差が閾値以上である削減率を外れ値として検出してもよい。
制御部110の判定部114は、各グループについて、外れ値に対応する物件2で実施されているプランが不適合であると判定することにより適合判定を行う(ステップS6)。ただし、外れ値となる削減率が平均値より高い場合には、プランが際立って適合しているといえるため、不適合であるとは判定しない。
制御部110は、判定部114による判定結果を示す画面を、グループごとに表示部140に表示させる(ステップS7)。これは、プランごとに画面表示を行う、ともいえる。表示部140に表示される表示画面の一例を図6に示す。図6における表示画面では、物件Aにおける削減率が外れ値となっている。図6における表示画面では、判定結果に加えて、削減率の分布、削減率の平均値、削減率のカタログ値、プラン変更の提案の通知なども表示されている。省エネ管理装置10のユーザは、「他の結果を見る」のボタンを選択することにより、プランa以外についての判定結果を確認することができる。
以上、実施の形態1に係る省エネ管理システム1について説明した。省エネ管理システム1によれば、同じ種類の省エネプランを実施している複数の物件2を1つのグループに分類し、当該グループにおける削減率の外れ値を検出することによってプランの適合判定をする。つまり、物件2間の相対的な関係に基づいて適合判定をする。したがって、プランのカタログ値が前提とする天候、物件の大きさ等の条件と異なる条件下であっても、適合判定をすることができる。
また、省エネ管理システム1による適合判定では、消費電力量の削減量ではなく消費電力量削減率を用いているため、各物件2の大きさ、設置条件等が同一でなくとも適合判定をすることができる。
そして、省エネ管理システム1によって、不適合なプランが実施されている物件2に対するプランの変更を提案することにより、当該物件2の省エネを図ることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2に係る省エネ管理システム1について説明する。実施の形態2に係る省エネ管理システム1は、図1に示す実施の形態1に係る省エネ管理システム1とほぼ同様の構成であるため、同一又は同等の装置、機能部等には同一の符号を用いて説明する。また、実施の形態1に係る省エネ管理システム1と異なる部分についてのみ説明する。
まず、実施の形態1に係る省エネ管理システム1と異なる機能を有する機能部について説明する。
実施の形態1に係る制御部110は、物件2とプランと削減率とを紐付けた情報を削減率情報として記憶部120に格納する。一方、実施の形態2に係る制御部110は、物件2と、当該物件2が存在する地域と、プランと、プランが実施された実施時間帯と、削減率とを紐付けた情報を削減率情報として記憶部120に格納する。図7に、実施の形態2に係る記憶部120に格納される削減率情報の一例を示す。
実施の形態1に係る分類部112は、削減率情報をプランごとにグループ化して分類する。一方、実施の形態2に係る分類部112は、削減率情報を地域、実施時間帯及びプランの組ごとにグループ化して分類する。例えば、図7に示す削減率情報の例では、物件A及び物件Eが同一グループに分類される。実施の形態2に係る分類部112は、本発明に係る分類手段の一例である。
なお、図7においては、地域を県ごとの単位とし、実施時間帯を2時間ごとの単位としている。一方、地域を市、町などのもっと細かい単位とし、実施時間帯を1時間ごと、30分ごとなどのもっと細かい単位としてもよい。細かく分類することにより、判定精度の向上が期待される。ただし、外れ値検定の精度を確保するために、1グループあたりの要素数が20以上となることが好ましい。
次に、省エネ管理装置10による判定動作のうち、実施の形態1と実施の形態2とで異なる部分について、図8を参照しながら説明する。なお、図8では、実施の形態1の場合、つまり図5に示す場合と同一又は同等のステップについては同一の符号を付している。
削減率算出部111が削減率を算出した後(ステップS2)、制御部110は、物件2と地域とプランと実施時間帯と削減率とを紐付けた削減率情報を記憶部120に格納する(ステップS3A)。分類部112は、削減率情報を地域、実施時間帯及びプランの組ごとのグループに分類する(ステップS4A)。
判定部114による適合判定の後(ステップS6)、制御部110は、判定結果を示す画面を、グループごとに表示部140に表示させる(ステップS7A)。これは、地域、プラン及び実施時間帯の組ごとに画面表示を行う、ともいえる。表示部140に表示される表示画面の一例を図9に示す。図9における表示画面では、物件Aにおける削減率及び物件Eにおける削減率が外れ値となっている。省エネ管理装置10のユーザは、「他の結果を見る」のボタンを選択することにより、その他の組についての判定結果を確認することができる。
以上、実施の形態2に係る省エネ管理システム1について説明した。実施の形態2に係る省エネ管理システム1によれば、地域及び実施時間帯も考慮して削減率情報を分類する。地域及び実施時間帯が同じ場合、グループ内の物件2は同じ天候下にあると考えられる。したがって、天候の違いによる影響が生じにくくなり、適合判定の精度が向上する。換言すると、実施の形態2に係る分類部112は、消費電力量に影響を与える条件に基づいて削減率情報を分類することにより、適合判定の精度を向上させている。
(変形例)
実施の形態1及び実施の形態2においては、本発明に削減値の一例として消費電力量削減率を使用して適合判定を行った。しかし、消費電力量削減率ではなく、その他の値を削減値として使用してもよい。例えば、消費電力量の削減量を使用して適合判定を行ってもよい。例えば、各物件2がいずれも同一規格により建築された建造物である場合、物件2の大きさに関連する消費電力量の変動が小さい。したがって、消費電力量の削減量を使用して適合判定を行っても十分な精度が得られる。この場合、消費電力の削減量が、本発明に係る削減値の一例である。
実施の形態1及び実施の形態2においては、省エネ管理装置10の制御部110の削減率算出部111が削減率を算出した。しかし、空調管理装置20の制御部220が削減率を算出し、削減率情報を省エネ管理装置10に送信してもよい。この場合、省エネ管理装置10の通信部100が削減率を取得する、といえるので、通信部100が本発明に係る削減値取得手段の一例である。
実施の形態1及び実施の形態2において、プランを実施していない過去の時期における消費電力量の平均値を基準として削減率を算出した。一方、消費電力量の平均値に対して外気温、日射量などに基づく補正をした値を基準として削減率を算出してもよい。
実施の形態1及び実施の形態2における画面表示において、外れ値と平均値との差に応じて、プラン変更の緊急度を表示してもよい。例えば、外れ値と平均値との差が非常に大きい場合、例えば「早急に省エネプランを変更する必要があります」というメッセージを表示し、プラン変更の緊急度が高い旨をユーザに通知する。
分類部112は、削減率情報の分類において、実施の形態1及び実施の形態2で示した分類方法以外の分類方法を採用してもよい。例えば、物件2の断熱性能に基づいて削減率情報を分類してもよい。また、物件2で使用されている断熱材の種類に基づいて削減率情報を分類してもよい。また、竣工時期に応じて断熱性能が変化するので、物件2の竣工時期に基づいて削減率情報を分類してもよい。これらの分類方法により、断熱性能の差に基づく削減率の違いによる影響を低減できるため、適合判定の精度が向上する。
また、例えば、分類の際に、空調機器21が冷暖房を行わず、送風のみを行っている物件2を除外して分類してもよい。送風のみを行っている物件2では、空調機器21の消費電力量は低いものとなるからである。
上述の変形例における分類部112は、消費電力量に影響を与える条件に基づいて削減率情報を分類することにより、適合判定の精度を向上させている。上述の変形例における分類部112は、本発明に係る分類手段の一例である。
実施の形態1及び実施の形態2における省エネ管理装置10は、物件2で実施されているプランが不適合だったとき、画面表示によりプランの変更をユーザに提案する。一方、プランの変更を提案する代わりに、自動的に物件2で実施されているプランを変更させるプラン変更部を備えてもよい。プラン変更部は、本発明に係るプラン変更手段の一例である。
実施の形態1及び実施の形態2において、省エネ管理システム1は各物件2に設けられた空調機器21の消費電力量を対象とした省エネ管理システムである。しかし、空調機器以外の設備機器の消費電力量を対象とした省エネ管理システムであってもよい。例えば、物件2に設けられた照明機器の消費電力量を対象とした省エネ管理システムであってもよい。この場合、照明機器は各物件に設けられた照明管理装置により管理される。また、複数種類の設備機器の消費電力量を対象とした省エネ管理システムであってもよい。この場合、設備機器は各物件に設けられた機器管理装置により管理される。上述の照明管理装置及び機器管理装置は、本発明に係る機器管理装置の一例である。
省エネ管理装置10又は空調管理装置20で用いられるプログラムは、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、USBフラッシュドライブ、メモリカード、HDD等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布することが可能である。そして、かかるプログラムを特定の又は汎用のコンピュータにインストールすることによって、当該コンピュータを省エネ管理装置10又は空調管理装置20として機能させることが可能である。
また、上述のプログラムをインターネット上の他のサーバが有する記憶装置に格納しておき、当該サーバから上述のプログラムがダウンロードされるようにしてもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、省エネ管理に好適である。
1 省エネ管理システム、2 物件、10 省エネ管理装置、20 空調管理装置、21 空調機器、100 通信部、110 制御部、111 削減率算出部、112 分類部、113 外れ値検出部、114 判定部、120 記憶部、130 操作部、140 表示部、200 第1通信部、210 第2通信部、220 制御部、221 消費電力量算出部、230 記憶部、1000 バス、1001 プロセッサ、1002 メモリ、1003 インタフェース、1004 二次記憶装置、NW ネットワーク。

Claims (8)

  1. 省エネプランが実施されている物件における消費電力量の削減を示す削減値を取得する削減値取得手段と、
    同じ種類の省エネプランが実施されている複数の物件に対応する複数の削減値のうち外れ値となる削減値を検出する外れ値検出手段と、
    前記外れ値のうち前記複数の削減値の平均値以下となる外れ値に対応する物件で実施されている省エネプランは不適合であると判定する判定手段と、
    を備える省エネ管理装置。
  2. 前記消費電力量に影響を与える条件に基づいて前記削減値をグループごとに分類する分類手段をさらに備え、
    前記外れ値検出手段は、前記分類手段が分類したグループごとに外れ値となる削減値を検出する、
    請求項1に記載の省エネ管理装置。
  3. 前記削減値は、消費電力量削減率である、
    請求項1または2に記載の省エネ管理装置。
  4. 前記判定手段による判定結果をユーザに通知する通知手段をさらに備える、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の省エネ管理装置。
  5. 実施されている省エネプランが不適合であると前記判定手段により判定された物件で実施される省エネプランを変更するプラン変更手段をさらに備える、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の省エネ管理装置。
  6. 省エネプランが実施されている物件に設けられた機器を管理する機器管理装置と、
    省エネ管理装置と、
    を備え、
    前記機器管理装置は、前記機器の消費電力量を取得する消費電力量取得手段を備え、
    前記省エネ管理装置は、
    前記消費電力量取得手段が取得した機器の消費電力量に基づいて、前記物件における消費電力量の削減を示す削減値を取得する削減値取得手段と、
    同じ種類の省エネプランが実施されている複数の物件に対応する複数の削減値のうち外れ値となる削減値を検出する外れ値検出手段と、
    前記外れ値のうち前記複数の削減値の平均値以下となる外れ値に対応する物件で実施されている省エネプランは不適合であると判定する判定手段と、
    を備える省エネ管理システム。
  7. 省エネプランが実施されている物件における消費電力量の削減を示す削減値を取得し、
    同じ種類の省エネプランが実施されている複数の物件に対応する複数の削減値のうち外れ値となる削減値を検出し、
    前記外れ値のうち前記複数の削減値の平均値以下となる外れ値に対応する物件で実施されている省エネプランは不適合であると判定する、
    省エネ管理方法。
  8. コンピュータを、
    省エネプランが実施されている物件における消費電力量の削減を示す削減値を取得する削減値取得手段、
    同じ種類の省エネプランが実施されている複数の物件に対応する複数の削減値のうち外れ値となる削減値を検出する外れ値検出手段、
    前記外れ値のうち前記複数の削減値の平均値以下となる外れ値に対応する物件で実施されている省エネプランは不適合であると判定する判定手段、
    として機能させるプログラム。
JP2020501909A 2018-02-21 2018-02-21 省エネ管理装置、省エネ管理システム、省エネ管理方法及びプログラム Active JP7019019B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2018/006311 WO2019163035A1 (ja) 2018-02-21 2018-02-21 省エネ管理装置、省エネ管理システム、省エネ管理方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019163035A1 JPWO2019163035A1 (ja) 2020-12-03
JP7019019B2 true JP7019019B2 (ja) 2022-02-14

Family

ID=67687122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020501909A Active JP7019019B2 (ja) 2018-02-21 2018-02-21 省エネ管理装置、省エネ管理システム、省エネ管理方法及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7019019B2 (ja)
WO (1) WO2019163035A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021153149A1 (ja) * 2020-01-30 2021-08-05

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007328682A (ja) 2006-06-09 2007-12-20 Chugoku Electric Power Co Inc:The 省エネルギー診断方法および省エネルギー診断システム
JP2012194789A (ja) 2011-03-16 2012-10-11 Fujitsu Fip Corp 環境情報管理装置、環境情報管理方法、及び環境情報管理プログラム
JP2013239212A (ja) 2013-09-06 2013-11-28 Konami Sports & Life Co Ltd 利用料金プラン提案システム及びコンピュータプログラム
JP2016184195A (ja) 2015-03-25 2016-10-20 富士通株式会社 データ処理装置、データ処理プログラム及びデータ処理方法
JP2017147869A (ja) 2016-02-17 2017-08-24 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2017213064A (ja) 2016-05-30 2017-12-07 リンナイ株式会社 電気乾燥装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5139381B2 (ja) * 2009-08-20 2013-02-06 株式会社日立ビルシステム エネルギー管理システム
CN105027154A (zh) * 2013-01-09 2015-11-04 惠普发展公司,有限责任合伙企业 表征资源分配系统中的风险
JP6417682B2 (ja) * 2014-03-14 2018-11-07 富士通株式会社 施策表示方法、施策表示プログラム、施策表示装置および施策表示システム
JP6552796B2 (ja) * 2014-09-03 2019-07-31 株式会社東芝 蓄電制御装置
JP6525642B2 (ja) * 2015-03-03 2019-06-05 東京電力ホールディングス株式会社 契約メニュー作成方法
JP6074758B2 (ja) * 2015-10-28 2017-02-08 辰之 岩崎 エネルギー診断システム、及びエネルギー診断プログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007328682A (ja) 2006-06-09 2007-12-20 Chugoku Electric Power Co Inc:The 省エネルギー診断方法および省エネルギー診断システム
JP2012194789A (ja) 2011-03-16 2012-10-11 Fujitsu Fip Corp 環境情報管理装置、環境情報管理方法、及び環境情報管理プログラム
JP2013239212A (ja) 2013-09-06 2013-11-28 Konami Sports & Life Co Ltd 利用料金プラン提案システム及びコンピュータプログラム
JP2016184195A (ja) 2015-03-25 2016-10-20 富士通株式会社 データ処理装置、データ処理プログラム及びデータ処理方法
JP2017147869A (ja) 2016-02-17 2017-08-24 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2017213064A (ja) 2016-05-30 2017-12-07 リンナイ株式会社 電気乾燥装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2019163035A1 (ja) 2020-12-03
WO2019163035A1 (ja) 2019-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107923645B (zh) 空气调节运行分析装置以及记录有程序的非临时性计算机可读取记录介质
EP3470749B1 (en) Method and apparatus for controlling electric heating of air conditioner compressor
CN101901033A (zh) 处理器的动态热响应的确定性管理
JP5627504B2 (ja) 空調設備保守システム及びデータ解析装置
US20180210656A1 (en) Method and device for managing performance of storage apparatus
CN109612029B (zh) 效能预测方法
JP6380649B2 (ja) 情報処理装置及び管理装置
JP6438124B2 (ja) 運用管理システム及び運用管理方法
WO2023241071A1 (zh) 用于检测电子膨胀阀的方法、装置及存储介质
JP7019019B2 (ja) 省エネ管理装置、省エネ管理システム、省エネ管理方法及びプログラム
JP5918661B2 (ja) 設備診断装置および設定変更督促方法
JP5633918B2 (ja) 電気機器判別装置、電気機器判別方法および電気機器判別プログラム
CN113544715A (zh) 能源设备计划装置及能源设备计划方法
JP6482801B2 (ja) アドバイス生成装置、アドバイス生成方法、および制御プログラム
WO2021176624A1 (ja) 空調システム、管理装置、空調機、センサデータ取得方法及びプログラム
JP6391898B2 (ja) データ処理装置、データ処理方法及びデータ処理プログラム
US20180107233A1 (en) Energy consumption modeling
JP7431535B2 (ja) サーバおよび制御システム、並びに制御プログラム
US10229026B1 (en) Method and apparatus for providing environmental management in distributed system data centers
US20230160590A1 (en) Data collection apparatus, remote control system, and data collection method
JP2014147003A (ja) Ict資源管理装置
US11874008B2 (en) HVAC system discomfort index and display
JP2015049535A (ja) 省エネルギー技術提案装置、省エネルギー技術提案方法、及びプログラム
CN115016434B (zh) 一种台架和整车数据联动方法以及电子设备
WO2020110384A1 (ja) データ処理装置、データ処理システムおよびデータ処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210713

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210908

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7019019

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150