JP7016634B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録ヘッドの維持回復を行うメンテナンスユニットを備えるインクジェット記録装置に関する。
記録ヘッドの吐出性能を維持回復する方法として、記録に寄与しないインクを吐出させる予備吐出や記録ヘッドの清掃(メンテナンス)がある。記録ヘッドのメンテナンスとしては例えば、キャップによるインクの負圧吸引や、ワイパにより吐出口面を払拭するワイピングが知られている。特許文献1には、このようなメンテナンスに関わる部材を1つのカム機構によって動作する記録装置が開示されている。また、記録装置に振動が加えられた場合などにカム機構が意図せず動かないように、ブレーキばねによってカム機構の動きを規制する構成が開示されている。
特開2002-36578号公報
しかしながら特許文献1の構成では、カム機構に対して常に動きを規制する力がかかるため部品に対して過大な負荷がかかる懸念がある。
上記課題に鑑みて本発明は、メンテナンスユニットを動作させるためのカム機構に過大な負荷をかけることなく、カム機構の移動を規制することができるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、インクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドの回復動作を行うメンテナンスユニットと、前記メンテナンスユニットを動作させるために第1の方向に往復移動可能で、第1のカム部と当該第1のカムから離れている第2のカム部とを有するカムスライダと、接続状態で前記カムスライダに駆動を接続して前記カムスライダを移動させ、非接続状態で前記カムスライダに駆動を接続しない駆動手段と、前記接続状態で前記駆動手段によって移動する前記第1のカム部と当接することで前記メンテナンスユニットを動作させる制御部材と、を備えるインクジェット記録装置であって、前記接続状態でないときに前記カムスライダが前記第1の方向に所定量移動した場合、前記第2のカム部が前記制御部材と当接することで前記カムスライダの前記第1の方向への移動を規制することを特徴とする。
本発明によれば、メンテナンスユニットを動作させるためのカム機構に過大な負荷をかけることなく、カム機構の移動を規制することができるインクジェット記録装置が提供される。
第1実施形態に係るインクジェット記録装置の概略斜視図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置のメンテナンスユニットの斜視図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置の駆動切替機構の斜視図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置の駆動切替機構を装置の前面から見た図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置の駆動切替機構の上面模式図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置のカムスライダと大気連通レバーの位置関係を示す側面図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置の大気連通レバーによるカムスライダの移動規制を示す側面図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置のカムスライダの動作に関するタイミングチャートである。 第2実施形態に係るインクジェット記録装置のキャップの昇降動作を示す側面模式図である。 第2実施形態に係るインクジェット記録装置のキャップによるカムスライダの移動規制を示す側面図である。 第3実施形態に係るインクジェット記録装置の大気連通レバーによる回転カムの回転規制を示す側面図である。
本発明に係る記録装置の実施形態について説明する。ただし、実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。本明細書においては、間欠的に搬送される記録媒体に対しインクを吐出する記録ヘッドを、記録媒体の搬送方向と交差する方向に往復移動させて記録を行う、シリアル型のインクジェット記録装置を例に説明する。しかしながら、本発明はシリアル型のインクジェット記録装置に限らず、長尺プリントヘッドを用いて連続的にプリントを行うライン型のインクジェット記録装置にも適用することができる。本明細書において「インク」とは、記録液などの液体の総称として用いる。さらに本明細書において「記録」とは、平面的なものに対する記録に限らず、立体物に対する記録も含む。本明細書において「記録媒体」とは、液体を吐出されるものであって、紙、布、プラスチックフィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等の記録媒体の総称として用いる。さらに、記録媒体はカット紙に限らずロール状の連続紙も含む。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明のインクジェット記録装置(以下、記録装置)1の概要を示す概略斜視図である。記録装置1は主に、記録ユニット10、給送ユニット20、搬送ユニット30、カセット40、およびメンテナンスユニット50を備える。給送ユニット20またはカセット40に積載された記録媒体は、1枚ずつ記録装置1本体内へ給送される。搬送ユニット30は、不図示の駆動手段(例えばモータ)によって回転する搬送ローラ31を有する。搬送ローラ31の回転により、給送された記録媒体を図1に示すY方向に搬送する。Y方向は、以降で搬送方向とも称する。
記録ユニット10は、キャリッジ11と第1記録ヘッド12aと第2記録ヘッド12bとを有する。キャリッジ11は、第1記録ヘッド12aと第2記録ヘッド12bを搭載して、Y方向と交差するX方向に往復移動する。本実施形態においては、Y方向とX方向は直交する。記録ヘッド12はキャリッジ11の底部に装着され、搬送ユニット30により搬送される記録媒体に対してインクを吐出して画像を記録する記録動作を行う。記録媒体に1バンド分の画像が記録されると、記録媒体は搬送ユニット30によって所定量だけY方向に搬送される(間欠搬送動作)。この1バンド分の記録動作と間欠搬送動作を繰り返すことによって、記録媒体の全体に画像が記録される。X方向は、キャリッジ11の走査する方向でもあるため、主走査方向とも称する。
なお、第1記録ヘッド12aと第2記録ヘッド12bはキャリッジ11に対して着脱可能な形態であってもよい。また、本実施形態において第1記録ヘッド12aと第2記録ヘッド12bは異なる種類のインクを吐出する。例えば第1記録ヘッド12aは染料のカラーインクを吐出する吐出口を備え、第2記録ヘッド12bは顔料のブラックインクを吐出する吐出口を備える。以降で、第1記録ヘッド12aと第2記録ヘッド12bをまとめて記録ヘッド12とも称する。
キャリッジ11の駆動機構は、例えば、キャリッジ11の主走査方向の移動を案内するガイドレールと、キャリッジ11に駆動源からの駆動力を伝達して主走査方向に移動させるベルト伝達機構と、を含む。
メンテナンスユニット50は、記録ヘッド12のインク吐出性能を維持回復するための回復動作を行う機構である。メンテナンスユニット50は、記録動作が行われる記録領域の外側であって、キャリッジ11が移動する移動領域内に配される。メンテナンスユニット50が配される領域を回復領域とも称する。メンテナンスユニット50はX方向における一端側に配され、他端側には搬送ユニット30が配されている。以降、メンテナンスユニット50が配されている側をHome側、搬送ユニット30が配されている側をAway側とも称する。
次に、図2を用いてメンテナンスユニット50の構成について説明する。図2はメンテナンスユニット50を示す斜視図である。メンテナンスユニット50は、キャップ51、ワイパ52、第1ベース部材54、第2ベース部材55、位置決めレバー56、第1大気連通レバー(制御部材)57、第2大気連通レバー67、駆動切替機構60(図3参照)等によって構成される。なお、駆動切替機構60はワイパ52のY方向上流側に配されるが、図2には不図示である。
キャップ51は記録ヘッド12の吐出口面を覆うことが可能な部材であり、例えばゴム等の弾性部材で形成される。キャップ51は、第1記録ヘッド12aの吐出口面に対応する第1キャップ51aと、第2記録ヘッド12bの吐出口面に対応する第2キャップ51bと、を含み、各キャップをまとめてキャップ51とも称する。キャップ51は、不図示のポンプとチューブ等で接続され、記録ヘッド12の吐出口面をキャッピングした状態でポンプが駆動されると、記録ヘッド12の吐出口からインクが負圧吸引される(インク吸引動作)。
ワイパ52はブレード形状の部材であり、ゴム等の可撓性材料で形成される。ワイパ52は、前述したインク吸引動作後に吐出口面に残ったインク等を払拭するワイピング動作を行う。ワイパ52は、第1記録ヘッド12aに対応した第1ワイパ52a及び第3ワイパ52cと、第2記録ヘッド12bに対応した第2ワイパ52b及び第4ワイパ52dと、を含み、これらをまとめてワイパ52とも称する。ワイパ52はY方向に移動して記録ヘッド12のインク吐出口面を払拭する。
第1ワイパ52aは第1記録ヘッド12aの吐出口が形成された面全体を払拭するタブワイパとしての役割を果たす。第2ワイパ52bも同様に、第2記録ヘッド12bの吐出口が形成された面全体を払拭する。一方、第3ワイパ52cは第1ワイパ52aよりX方向における長さが短く、第1記録ヘッド12aの吐出口列を払拭する。第4ワイパ52dも同様に第2ワイパ52bよりX方向における長さが短く、第2記録ヘッド12bの吐出口列を払拭する。
位置決めレバー56は、記録ヘッド12とキャップ51のX方向における位置ズレを防止する部材であり、記録領域から回復領域に移動してくるキャリッジ11が当接することによってキャップ51と連動して動作するように構成されている。
第1大気連通レバー57は、第1キャップ51aと接続される第1チューブ58aの開放・閉塞を切替可能であり、第2大気連通レバー67は、第2キャップ51bと接続される第2チューブ58bの開放・閉塞を切替可能である。第1チューブ58aと第2チューブ58bをまとめてチューブ58とも称する。第1大気連通レバー57と第2大気連通レバー67は、キャップ51と接続されるチューブ58を開放してキャップ51内を大気と連通する状態(連通状態)と、チューブ58を閉塞してキャップ51内を大気と連通しない状態(非連通状態)とに切り替える。なお、第1大気連通レバー57と第2大気連通レバー67は互いに独立して駆動することができるため、例えば第1キャップ51aだけ大気と連通させることができる(詳細は後述する)。
キャップ51により記録ヘッド12の吐出口面をキャッピングしてインクを負圧吸引すると、キャップ51内が負圧状態で、且つ、キャップ51内にインクが溜まった状態になる。その状態でキャップ51を記録ヘッド12から離間させると、インクの飛散や吐出口面へのインクの付着によって吐出性能に影響を及ぼす場合がある。そこで、インクを負圧吸引した後、キャップ51を記録ヘッド12の吐出口面から離間させる前に、大気連通レバーによってキャップ51内を大気と連通させた状態でポンプの駆動を継続する。すると、記録ヘッド12の吐出口列からインクを吸引することなく、キャップ51内に溜まったインクを吸引することができ、上述したインクの飛散などを抑制することができる。
第1ベース部材54と第2ベース部材55は、上述したメンテナンスユニット50の各部材を支持する。また、後述するカムスライダ62(図3参照)をスライド可能に支持する。第1ベース部材54及び第2ベース部材55は、例えば樹脂材料によって全体が一体成型されたフレームで構成される。
なお、本実施形態の場合、ポンプはメンテナンスユニット50の駆動源とは別の駆動源により駆動され、キャップ51やワイパ52の動作とは独立して駆動可能となっている。また、ポンプの駆動源は、固有の駆動源(例えばモータ)であってもよいし、例えば給紙ローラを駆動する駆動源と兼用されてもよい。これにより、後述するカムスライダ62(図3参照)の移動に連動した大気連通レバー等の動作とは独立してポンプを駆動することができる。
続いて、図3~図5を用いて駆動切替機構60について説明する。駆動切替機構60は、駆動切替ギア61a、カムスライダ連結ギア61b、カムスライダ62、駆動切替トリガー63、及び歯車64等によって構成される。図3は駆動切替機構60の斜視図であり、図3(A)はカムスライダ62に対して駆動が接続されていない状態(非接続状態)を示し、図3(B)はカムスライダ62に対して駆動が接続されている状態(接続状態)を示す。
本実施形態では、搬送ローラ31とカムスライダ62を共通の駆動源(駆動手段)によって駆動するため、駆動切替機構60によって駆動の接続と非接続を切り替える。搬送ローラ31の駆動力は歯車64を介して駆動切替機構60に入力され、不図示のギア列によって駆動切替ギア61aに接続される。駆動切替ギア61aは駆動切替トリガー63の動作に連動して、カムスライダ連結ギア61bに駆動を接続する接続位置(図3(B))と、カムスライダ連結ギア61bに駆動を接続しない非接続位置(図3(A))と、に移動可能である。駆動切替トリガー63はキャリッジ11の移動に応じて動作する。すなわち、駆動切替ギア61aは、キャリッジ11の移動に応じて、カムスライダ連結ギア61bへの駆動の接続を選択的に切り替える構成となっている。
駆動切替トリガー63の動作について、図4を用いて詳しく説明する。図4は駆動切替機構60を記録装置1の前面側から見た側面図であり、駆動切替に関連する部材のみ取り出したものである。図4(A)はカムスライダ62に対して駆動が接続されていない状態(非接続状態または駆動OFF状態)を示し、図4(B)はカムスライダ62に対して駆動が接続されている状態(接続状態または駆動ON状態)を示す。
駆動切替トリガー63と駆動切替ギア61aとの間には、駆動切替アーム66が介在している。駆動切替アーム66は回転中心66cを軸に回動可能に構成されている。また、シャフト36は両端を記録装置1の本体側で保持されており、駆動切替トリガー63と駆動切替アーム66はシャフト36と同軸上に保持される形でバネ33a、33bとアーム34と共に配置されている。アーム34は、バネ33aによってX方向におけるAway側に付勢されている。アーム34は駆動切替アーム66に設けられた開口をY方向に貫通するように配され、アーム34の移動に伴って駆動切替アーム66も移動する構成となっている。また、駆動切替ギア61aは駆動切替アーム66と係合しており、駆動切替アーム66の回転と連動してX方向に移動可能に構成されている。
キャリッジ11がHome側に移動して駆動切替トリガー63に当接すると、図4(B)の矢印で示す方向(Home側)に駆動切替トリガー63が付勢される。駆動切替トリガー63が付勢されると、アーム34もHome側に付勢されて、駆動切替アーム66は回転中心66cを中心として時計回りに回転する。駆動切替アーム66の回転によって、駆動切替ギア61aがAway側に移動してカムスライダ連結ギア61bと係合する。図4(B)の状態で搬送ローラ31の駆動源が駆動されると、カムスライダ62に駆動が接続されて接続状態となる。なお、図4(A)に示す非接続状態のときの駆動切替ギア61aの位置を非接続位置、図4(B)に示す接続状態のときの駆動切替ギア61aの位置を接続位置とも呼ぶ。
図5は、駆動接続に関するカムスライダ62と駆動切替ギア61aの位置関係を模式的に示した上面概略図である。図5(A)は図4(A)に対応し、カムスライダ62に対して駆動が接続されていない状態(非接続状態または駆動OFF状態)を示す。図5(B)は図4(B)に対応し、カムスライダ62に対して駆動が接続されている状態(接続状態または駆動ON状態)を示す。なお、図5に示すカムスライダ62の位置を待機位置とも称する。
カムスライダ62には、カムスライダ連結ギア61bと係合するギアカム部62cの他に、リブ37が設けられている。リブ37はギアカム部62cと同様Y方向に延在し、その途中にはリブ37が存在しない中欠け部62dがある。非接続位置に位置する駆動切替ギア61aは、この中欠け部62dにおいてX方向に移動することでカムスライダ連結ギア61bと連結する。リブ37は、駆動切替ギア61aとカムスライダ連結ギア61bとが連結された接続状態を保つための支持壁としての役割を果たす。中欠け部62dでカムスライダ連結ギア61bと連結された駆動切替ギア61aは、カムスライダ62の所定量の移動によってリブ37とギアカム部62cの間においてY方向に往復移動可能となる。すなわち、キャリッジ11が回復領域から記録領域へ移動して駆動切替アーム66による付勢がなくなっても、駆動切替ギア61aはリブ37によってHome側への移動が規制されるため、カムスライダ連結ギア61bとの接続状態が維持される。
本実施形態においては、記録媒体への記録動作時、ユーザによるインクタンクの交換時等などのメンテナンスユニット50を動作させる必要のないときに、図4(A)や図5(A)に示す非接続状態となる。例えば、記録動作中は記録媒体の搬送動作のために搬送ローラ31を駆動するための駆動源が動作する。しかしながら、キャリッジ11が駆動切替トリガー63と当接してカムスライダ連結ギア61bと駆動切替ギア61aが連結されない限り、カムスライダ62およびメンテナンスユニット50が動作することはない。すなわち、記録動作中等にメンテナンスユニット50が動作しないように構成されている。
反対に、キャリッジ11の移動によって駆動切替ギア61aが接続位置に移動しても、搬送ローラ31の駆動源による駆動が入力されずにキャリッジ11が記録領域へ移動すると、駆動切替ギア61aはバネ33aの付勢によって非接続位置に戻る。そのため、駆動入力が必要なとき以外はカムスライダ62に対して駆動は接続されないように構成されている。なお、バネ33a、33bはキャリッジ11の移動誤差、部品公差、組立誤差等を吸収する役割も担っている。
カムスライダ62はベース部材54、55にスライド可能に支持された板状の可動部材である。本実施形態の場合、カムスライダ62は上述の通りY方向に往復移動可能である。カムスライダ62は、複数のカム部を有するカム部材であり、Y方向の移動によってメンテナンスユニット50の部材を動作させる。以下で、カムスライダ62の移動によるメンテナンスユニット50の構成のうち、第1大気連通レバー57及び第2大気連通レバー67の動作を説明する。
カムスライダ62の移動による第1大気連通レバー57と第2大気連通レバー67の動作について、図6を参照して説明する。図6(A)は、第1大気連通レバー57の閉塞位置と第2大気連通レバー67の開放位置を示す。図6(B)は、第1大気連通レバー57及び第2大気連通レバー67の開放位置を示す。図6(C)は、第1大気連通レバー57の開放位置と第2大気連通レバー67の閉塞位置を示す。
第1大気連通レバー57と第2大気連通レバー67は、共通の回動軸57cを中心としてベース部材55に回動自在に支持されている。第1大気連通レバー57の上端57aは第1チューブ58aと接続され、閉塞部59と当接可能に設けられている。閉塞部59はベース部材に設けられた固定部材である。第1大気連通レバー57の下端57bはカムスライダ62に形成された第1レバーカム部62eと当接可能に配されている。第2大気連通レバー67も同様に、上端67aは第2チューブ58bと接続され、閉塞部59と当接可能に設けられている。第2大気連通レバー67の下端67bはカムスライダ62に形成された第2レバーカム部62fと当接可能に配されている。
各大気連通レバーの上端57a、67aには、チューブ58と連通したパイプ部が形成され、パイプ部と閉塞部59の当接・離間によってチューブ58の大気との連通・非連通を切替可能な構成となっている。具体的には、上端57a、67aのパイプ部が閉塞部59と当接しているとき、キャップ51は大気と非連通状態であり、このときの大気連通レバーの位置を閉塞位置とする。反対に、上端57a、67aのパイプ部が閉塞部59と離間しているとき、キャップ51は大気と連通状態であり、このときの大気連通レバーの位置を開放位置とする。
第1大気連通レバー57とベース部材55との間には第1スプリング91aが設けられ、第2大気連通レバー67とベース部材55との間には第2スプリング91bが設けられている(図2参照)。第1スプリング91aは第1大気連通レバー57を閉塞位置へ向けて付勢し、第2スプリング91bは第2大気連通レバー67を閉塞位置へ向けて付勢する。
第1大気連通レバー57の下端57bがカムスライダ62に形成された第1レバーカム部62eと当接すると、第1大気連通レバー57は第1スプリング91aによる付勢力に抗して開放位置に移動する。同様に、第2大気連通レバー67の下端67bがカムスライダ62に形成された第2レバーカム部62fと当接すると、第2大気連通レバー67は第2スプリング91bによる付勢力に抗して開放位置に移動する。
すなわち、図6(A)において、第1大気連通レバー57の下端57bは第1レバーカム部62eと離間していて、第2大気連通レバー67の下端67bは第2レバーカム部62fと当接している。図6(B)においては、第1大気連通レバー57の下端57bは第1レバーカム部62eと当接していて、第2大気連通レバー67の下端67bと第2レバーカム部62fも当接している。図6(C)においては、第1大気連通レバー57の下端57bは第1レバーカム部62eと当接していて、第2大気連通レバー67の下端67bは第2レバーカム部62fと離間している。第1レバーカム部62eと第2レバーカム部62fは、各大気連通レバーが図6(A)~(C)に示す位置関係になるように、互いに形状等が異なるようにカムスライダ62に形成されている。なお、図6に示す第1レバーカム部62eと第2レバーカム部62fの形状は模式的なものである。
図7を用いて、第1大気連通レバー57とカムスライダ62に形成された規制カム部との当接によって、カムスライダ62が所定量より多く移動することを規制する構成を説明する。図7(A)~(C)はいずれも、カムスライダ62が図5に示す待機位置にあり、駆動切替ギア61aがカムスライダ62の中欠け部62dに対応する位置にある状態をHome側から見た側面模式図である。カムスライダ62には、第1大気連通レバー57の下端57bと当接可能な第1規制カム部62aと第2規制カム部62bとが形成されている。第1規制カム部62aと第2規制カム部62bとをまとめて規制カム部とも称する。
図7(A)は、第1大気連通レバー57の下端57bと規制カム部とが当接していない状態を示す。図7(A)に示す状態から、例えば記録動作中の記録装置1の振動等によってカムスライダ62が意図せず動くことがある。図7(B)は、カムスライダ62がY方向の上流側に所定量移動した状態を示し、図7(C)は、カムスライダ62がY方向の下流側に所定量移動した状態を示す。ここで所定量とは、カムスライダ62に設ける規制カム部の形状や間隔に基づく。これらの意図せぬカムスライダ62の移動は、カムスライダ62に駆動が接続されていない非接続状態と、非接続状態から接続状態へ遷移している状態等において発生し得る。つまり、カムスライダ62に駆動が接続されている接続状態以外のときに、カムスライダ62の意図せぬ移動が発生し得る。
例えば、記録媒体を記録装置1内へ給送するために記録ヘッド12が回復領域へ移動した際にカムスライダ連結ギア61bと駆動切替ギア61aが係合して駆動接続可能な状態で、振動によってカムスライダ62が移動する場合などが挙げられる。すなわち、搬送ユニット30の駆動はカムスライダ62に入力されていないが、振動によってカムスライダ62が移動する場合がある。カムスライダ62が意図せず動いた場合、メンテナンスユニット50の各制御部材と当接或いは離間することで、回復動作が正常に動作しなくなる可能性がある。
図7(B)に示すように、カムスライダ62がY方向の上流側に所定量以上移動した場合は、第1大気連通レバー57の下端57bが第2規制カム部62bと当接することで移動が規制される。同様に、図7(C)に示すように、カムスライダ62がY方向の下流側に所定量以上移動した場合は、第1大気連通レバー57の下端57bが第1規制カム部62aと当接することで移動が規制される。このとき、カムスライダ62の移動規制は、第1スプリング91aの付勢力によって行われる。第1スプリング91aによって受けるモーメントの関係で、第1規制カム部62aの斜面は第2規制カム部62bの斜面より水平からの傾斜角が大きく構成されている。
なお、規制カム部によってカムスライダ62が付勢される力に比べて駆動源からの駆動力は十分大きい。そのため、記録ヘッド12の回復動作のためにメンテナンスユニット50を動作させるときは、規制カム部によってカムスライダ62の移動が規制されない構成となっている。
このように、キャップ51内の大気連通を制御するために備えられた第1スプリング91aを利用して、カムスライダ62の意図しない移動を規制することができる。すなわち、新規部品を増やさずにカムスライダ62の移動を規制することができる。また、規制カム部はカムスライダ62が意図せず移動したときだけ第1大気連通レバー57の下端57bと当接する関係であるため、常に当接する場合と比較して、部品にかかる負荷を軽減することができる。
図8は、カムスライダ62の動作に関するタイミングチャートである。横軸は、記録装置1の前面側の突き当て位置(図5参照)を0mmとしたときの、突き当て位置から各カム部までにカムスライダ62を移動させる距離を示す。カムスライダ62の移動を規制する第1規制カム部62aと第2規制カム部62bは、カムスライダ62をY方向上流側へ向けて、突き当て位置から約70mm離れた駆動が切断される位置の前後に配される。すなわち、第1規制カム部62aと第2規制カム部62bは他のメンテナンス動作に関するカム部とは干渉しないように構成されている。
なお、第1大気連通レバー57は第1記録ヘッド12aから吐出されるカラーインクを受ける第1キャップ51aと接続されており、第1大気連通レバー57を閉塞した突き当て位置において、カラーインクのインク吸引動作が行われる。また、第2大気連通レバー67は第2記録ヘッド12bから吐出されるブラックインクを受ける第2キャップ52bと接続されており、第2大気連通レバー67を閉塞した突き当て位置から約18mmの位置において、ブラックインクのインク吸引動作が行われる。キャップ51は、カムスライダ62に形成されたカム部によって鉛直(Z)方向の昇降動作が制御される(第2実施形態にて詳述する)ワイパ52は、カムスライダ62に形成されたカム部によってY方向の移動が制御される。
なお、図8に示すカム部の形状は模式的なものであり、各部材の動作タイミングとカムスライダのY方向の移動との関係を厳密に示すものではない。
また、本実施形態では第1大気連通レバー57のみでカムスライダ62の移動を規制する構成を記載したが、これに限らず第2大気連通レバー67に対応する同様の規制カム部をカムスライダ62に形成してもよい。これにより、第2スプリング91bの付勢力も利用してカムスライダ62の移動を規制することができる。
〔第2実施形態〕
本実施形態ではカムスライダ62の移動を別の部材で規制する例を説明する。本実施形態では、キャップ51を昇降するキャップアーム(制御部材)46によって、カムスライダ62の意図せぬ移動を規制する。
図9を用いて、キャップ51の昇降動作について説明する。キャップ51は、キャップベース45が第1ベース部材54(図2参照)に対して昇降可能に支持されることによって、鉛直方向に昇降動作を行う。第1ベース部材54はさらにキャップアーム46を回転可能に支持しており、キャップアーム46は第1ベース部材54に支持される回転中心46cを中心に回転動作を行う。キャップアーム46による回転動作によって、キャップ51とキャップスライダ44とキャップベース45の昇降動作が行われる。
また、キャップアーム46はアームスプリング47とも接続され、アームスプリング47によって鉛直方向上方へ付勢されている。すなわち、キャップアーム46はアームスプリング47によって、記録ヘッド12の吐出口面と当接する方向へモーメントが発生している。キャップアーム46の回転動作は、キャップアーム46に配されるフォロワ面とカムスライダ62との当接関係に対応して行われる。
図9(A)はキャップ51が記録ヘッド12の吐出口面をキャッピングしている状態を示し、このときのキャップ51の位置をキャッピング位置と称する。このとき、キャップアーム46の第1フォロワ面46aは、カムスライダ62の第1昇降カム面62gと当接している。第1フォロワ面46aと第1昇降カム面62gの当接によって、アームスプリング47による鉛直上方への付勢を安定させ、鉛直方向におけるキャップ51の位置決めをしている。なお、このときキャップアーム46の第2フォロワ面46bとカムスライダ62の第2昇降カム面62hとは当接していない。
図9(B)は、キャップ51が記録ヘッド12の吐出口面から離間している状態を示し、このときのキャップ51の位置を離間位置と称する。このとき、キャップアーム46の第2フォロワ面46bはカムスライダ62の第2昇降カム面62hと当接している。また、第1フォロワ面46aと第1昇降カム面62aは当接していない。
第2フォロワ面46bと第2昇降カム面62hの当接により、キャップアーム46のうち回転中心46cより右側(第2フォロワ面46b側)は鉛直上方に付勢され、回転中心46cより左側(第1フォロワ面46a側)は鉛直下方に付勢される。すなわち、第2のフォロワ面46bと第2の昇降カム面62hの当接によって、アームスプリング47の付勢に対抗するモーメントが発生する。従って、回転中心46cより左側のキャップアーム46と接続される第2ベース部材55及びキャップ51は鉛直下方に付勢され、キャップ51と記録ヘッド12の吐出口面は当接しない。なお、ワイパ52によるワイピング動作は、キャップ51が離間位置のときに行われる。
図10は、カムスライダ62が図5に示す待機位置に位置するときに、キャップアーム46によってカムスライダ62の移動を規制する構成を示す。具体的には、第1アーム規制カム部72aと第2アーム規制カム部72bをカムスライダ62に設ける。図10(A)はキャップアーム46が第1アーム規制カム部72aと第2アーム規制カム部72bのいずれにも当接していない状態、すなわちカムスライダ62が図5に示す待機位置から移動していない状態を示す。
図10(B)は、図10(A)に示す状態からカムスライダ62がY方向の下流側に移動した状態を示す。このとき、キャップアーム46の第2フォロワ面46bが第1アーム規制カム部72aと当接し、アームスプリング47の付勢力によってカムスライダ62の移動を規制する。図10(C)は、図10(A)に示す状態からカムスライダ62がY方向の上流側に移動した状態を示す。このとき、キャップアーム46の第2フォロワ面46bが第2アーム規制カム部72bと当接し、アームスプリング47の付勢力によってカムスライダ62の移動を規制する。
上述した構成により、第1実施形態と同様、カムスライダ62が意図せず移動した場合にその移動を規制することができる。
〔第3実施形態〕
本実施形態では、メンテナンスユニット50を動作させるカム機構が回転運動する例を説明する。図11は、カム機構として回転運動可能な回転カム82、回転カム82に設けられた第1カム面82aと第2カム面82b、大気連通レバー87、閉塞部89、大気連通バネ92を示す。回転カム82以外の構成は、第1実施形態と同様の役割を果たす。大気連通レバー87は回転中心を中心として回転可能な構成であり、回転カム82のカム面と当接可能なフォロワ面87aを有する。
図11(A)は回転カム82に対して駆動が接続されていない状態を示す。図11(B)は、図11(A)の状態から回転カム82が反時計方向に回転した状態を示す。このとき、大気連通レバー87のフォロワ面87aが第1カム面82aと当接し、大気連通バネ92の付勢力によって回転カム82の回転移動を規制する。図11(C)は、図11(A)の状態から、回転カム82が時計方向に回転した状態を示す。このとき、大気連通レバー87のフォロワ面87aが第2カム面82bと当接し、大気連通バネ92の付勢力によって回転カム82の回転移動を規制する。
第1、第2実施形態で説明したスライド式のカム機構に限らず本実施形態のように回転式のカム機構であっても、本発明を採用することができる。なお、記録ヘッド12の回復動作を目的として回転カム82を動作させる場合も、第1カム面82aや第2カム面82bと大気連通レバー87が当接する。しかしながら、駆動源からの駆動力が大気連通バネ92による付勢力に比べて十分に大きいため、当該当接によって回転カム82が停止することはない。
12 記録ヘッド
57 第1大気連通レバー(制御部材)
60 メンテナンスユニット
62 カムスライダ(カム機構)
62a 第1規制カム部
62b 第2規制カム部

Claims (10)

  1. インクを吐出する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドの回復動作を行うメンテナンスユニットと、
    前記メンテナンスユニットを動作させるために第1の方向に往復移動可能で、第1のカム部と当該第1のカムから離れている第2のカム部とを有するカムスライダと、
    接続状態で前記カムスライダに駆動を接続して前記カムスライダを移動させ、非接続状態で前記カムスライダに駆動を接続しない駆動手段と、
    前記接続状態で前記駆動手段によって移動する前記第1のカム部と当接することで前記メンテナンスユニットを動作させる制御部材と、を備えるインクジェット記録装置であって、
    前記接続状態でないときに前記カムスライダ前記第1の方向に所定量移動した場合、前記第2のカム部が前記制御部材と当接することで前記カムスライダの前記第1の方向への移動を規制することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記駆動手段によって駆動されて記録媒体を搬送する搬送手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記カムスライダは、前記搬送手段によって記録媒体が搬送される搬送方向に往復移動
    することを特徴とする請求項に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記第2のカム部は、前記カムスライダの前記第1の方向における一方への移動を規制する第1規制カム部と、前記カムスライダの前記第1の方向における他方への移動を規制する第2規制カム部と、を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記第1規制カム部と前記第2規制カム部とで、前記第1の方向に対する傾きが異なることを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記メンテナンスユニットは、前記記録ヘッドと当接してインクを吸引するキャッピング位置と前記記録ヘッドと離間する離間位置とに切替可能なキャップを含むことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記メンテナンスユニットは、前記キャップと接続され、前記キャップを大気と連通する連通状態と大気と連通しない非連通状態とに切替可能な大気連通レバーを含み、前記制御部材は前記大気連通レバーであることを特徴とする請求項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記メンテナンスユニットは、前記キャップを前記キャッピング位置と前記離間位置との間で昇降させるキャップアームを含み、前記制御部材は前記キャップアームであることを特徴とする請求項に記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記記録ヘッドを搭載して移動するキャリッジを備え、前記キャリッジが前記メンテナ
    ンスユニットと当接することで前記駆動手段が前記非接続状態から前記接続状態に切り替
    わることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  10. 前記接続状態と前記非接続状態とを切り替える際に、前記カムスライダは待機位置にあり、当該待機位置において、前記第2のカム部が前記制御部材と当接することで前記カムスライダの前記第1の方向への移動を規制することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
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