JPH0858105A - インクジェット印刷装置のサービスステーション - Google Patents

インクジェット印刷装置のサービスステーション

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JPH0858105A
JPH0858105A JP7207243A JP20724395A JPH0858105A JP H0858105 A JPH0858105 A JP H0858105A JP 7207243 A JP7207243 A JP 7207243A JP 20724395 A JP20724395 A JP 20724395A JP H0858105 A JPH0858105 A JP H0858105A
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sled
pressure plate
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チャン・ヌグエン
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アラン・シバタ
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敦 小林
Noriyoshi Fujimori
則芳 藤森
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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    • B41J13/10Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides
    • B41J13/103Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides for the sheet feeding section
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Preventing or detecting of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/16535Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
    • B41J2/16544Constructions for the positioning of wipers
    • B41J2/16547Constructions for the positioning of wipers the wipers and caps or spittoons being on the same movable support

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービスステーション橇をサービスステーシ
ョンの他の部品を取り替える必要なしに取り替えるよう
にすること。 【解決手段】 橇組立体210 が、橇組立体210 を拭き取
り位置とキャッピング位置との間で移動させることがで
きるようにサービスステーション・シャーシ201に可動
に取り付けられる。解放レバー203 がサービスステーシ
ョン・シャーシ201 の内部に旋回可能に取り付けられて
いるので、解放レバー203 の露出部分を第1の位置と第
2の位置との間で双方向矢印206 に沿って動かすことが
でき、第2の位置は、橇組立体210 をサービスステーシ
ョン・シャーシ201 から解放するので、橇組立体210 を
サービスステーション・シャーシ201 から容易に切り離
すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般にインクジェッ
ト印刷に関し、特に、インクジェット・プリントカート
リッジのプリントヘッドを拭き且つキャップをかぶせる
ためのインクジェット印刷装置のサービスステーション
に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット印刷では、一つ以上のプ
リントカートリッジ(ペン)を可動プリントキャリッジ
に挿入している。各プリントカートリッジはインクを保
持する溜めを備えている。インクは溜めから、複数のノ
ズルを通過してプリントカートリッジ・プリントヘッド
から印刷媒体上に放出されるようになっている。プリン
トキャリッジは横方向に前後に移動し、印刷媒体はプリ
ントキャリッジを過ぎて前進し、印刷媒体上に所要画像
を印刷できるようにする。
【0003】インクジェット・プリントカートリッジ・
ノズルは普通インクの滴または微粒子で塞がれ、または
他の場合ノズルを適格に動作させない内部気泡で汚染さ
れ、印刷品位を下げる。その結果、インクジェット印刷
を利用するプリンタおよびファクシミリ機は典型的にノ
ズルを清浄に且つ機能性を維持するために各プリントヘ
ッドの、スピッティング(吐き出し)、拭き取り、キャ
ッピング(キャップをかぶせる)、およびプライミング
を行なうサービスステーションを備えている。
【0004】キャッピング中、キャップは対応するプリ
ントヘッドと正しく整列していなければならない。典型
的には、インクジェット・プリントカートリッジの場
合、キャップ整列は公称値のミリメートルの分数以内に
維持されていなければならない。しかし、インクジェッ
ト印刷組立体の組立および動作に関連する公差は混合し
て大きすぎるキャップ整列の変動を生ずる可能性があ
る。このような公差は、たとえば、プリントキャリッジ
の対応する区画へのプリントカートリッジの位置決め、
プリンタシャーシに取り付けられているプリントキャリ
ッジ移動機構(ロッドのような)へのプリントキャリッ
ジの取り付け、サービスステーションの各種構成要素の
組立、およびサービスステーションのプリンタシャーシ
への取り付け、から生ずる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】キャップが整列してい
なければ、キャップは一つ以上のノズルと接触し、ノズ
ルからのインクを毛管作用により吸収し、サービスステ
ーションをインクで汚し、再び印刷する前にノズルのプ
ライミングを必要とする可能性がある。その他に、整列
が正しくないと、キャップにノズルの周りの区域の封止
が不適切になることがある。その結果、空気がプリント
ヘッドの周りの区域に入ることができ、インクを完全に
乾かし、ノズルを詰まらせる。汚染物もプリントヘッド
の周りの区域に入ることができ、結局ノズルを詰まらせ
る。
【0006】拭き取り中、ワイパーとプリントカートリ
ッジとの間の干渉を指定寸法公差以内に制御して正しい
拭き取り力を達成しなければならない。典型的には、イ
ンクジェット・プリントカートリッジの場合、ワイパー
干渉は公称値のミリメートルの分数以内に維持されてい
なければならない。ワイパー干渉が小さすぎれば、拭き
取り力も小さくなり、プリントヘッドは適切に拭かれ
ず、印刷品位が貧弱になり、プリントカートリッジの寿
命が短くなる。ワイパー干渉が大きすぎれば、屑がノズ
ル内に押し込まれ、一つ以上のノズルが詰まってインク
をノズルから放出することができないようになり(「欠
落ドット」)、および/またはノズルを部分的に詰まら
せるかインク内に埋もれることにより印刷品位が低下す
る。
【0007】常習的に、キャップおよびワイパーは可動
サービスステーション橇に取り付けられている。多様な
理由により、キャップ、ワイパー、またはサービスステ
ーション橇の幾つかの他の部品の機能性についての問題
が存在する。たとえば、ワイパーとプリントカートリッ
ジとの間の頻繁な接触のため、ワイパーが摩滅すること
がある。それ故、サービスステーション橇をサービスス
テーションの他の部品を取り替える必要なしに取り替え
ることができることが望ましい。
【0008】その他に、プリンタは各種機能、たとえ
ば、プリントカートリッジを動かすこと、印刷媒体を印
刷経路を通じて前進させること、を行なう構造を備えな
ければならない。これら機能を可能な限り簡単に、効率
良く、且つ廉価に行なう構造を作ることが明らかに望ま
しい。特に、二つ以上の機能を行なうのにプリンタの特
定の構成要素を使用し、それによりプリンタを小さくし
(または、同等に、同じサイズに対して更に多くの機能
を行なう)、製造を簡単にし、製造を一層廉価にするこ
とが望ましい。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、一つ以
上のインクジェット・プリントカートリッジ(ペン)を
保守するのに使用するサービスステーションはサービス
ステーション・シャーシに可動に取り付けられたサービ
スステーション橇組立体を備えている。サービスステー
ション・シャーシはプリンタ・シャーシに取り付けられ
ている。一つ以上のインクジェット・プリントカートリ
ッジが、プリンタ・シャーシに可動に取り付けられてい
るプリントカートリッジに取り付けられている。印刷
中、インクは各プリントカートリツジに形成されている
ノズルを通して放出される。少なくとも一つのワイパー
および少なくとも一つのキャップが橇組立体の橇基体に
取り付けられている。プリントカートリッジのサービス
ステーションに対する横方向移動が各ワイパーに対応す
るプリントカートリッジプリントヘッドを横断して拭か
せ、プリントヘッドからインクを除去する。橇組立体の
プリントカートリッジに対する垂直移動は印刷が終了
し、プリントカートリッジが横方向にキャッピング位置
に移動してから各キャップに対応するプリントカートリ
ッジ・プリントヘッドを閉じさせる。本発明によるサー
ビスステーションは熱インクジェット印刷を使用するフ
ァクシミリ機械と共に、または熱インクジェット・プリ
ンタと共に使用することができる。
【0010】インクジェット印刷装置に使用する、本発
明に従う構造の一実施例は橇組立体と、紙つまみ圧力板
と、橇組立体および圧力板の移動を同時に制御する機構
と、を備えている。橇組立体は対応するプリントカート
リッジのプリントヘッドを定期的に拭く少なくとも一つ
のワイパーおよび対応するプリントカートリツジを使用
していないとき対応するプリントヘッドを取り囲む少な
くとも一つのキャップを備えている。紙つまみ圧力板は
紙つまみローラに選択的に接触して、圧力板がつまみロ
ーラに接触したとき印刷媒体が印刷経路を通って前進
し、圧力板がつまみローラに接触しないとき印刷媒体が
印刷経路を通って前進しないように制御される。更に他
の実施例では、同時に制御する機構は更に二重カム機構
を備えている。なお他の実施例では、同時に制御する機
構は更にカムフォロワーを備えており、二重カム機構は
更にカムフォロワーに接触して二重カム機構の回転に応
答して橇組立体を動かすカムリングおよび圧力板に接触
して二重カム機構の回転に応答して圧力板を動かすカム
を備えている。二重カム機構はモータにより駆動され
る。橇組立体および紙つまみ圧力板は、二重カム機構の
第1の位置で、橇組立体がキャッピング位置に位置決め
され、紙つまみ圧力板が紙解放位置に位置決めされ、且
つ二重カム機構の第2の位置で、橇組立体が拭き取り位
置に位置決めされ、紙つまみ圧力板が紙つまみ位置に位
置決めされるように、制御される。
【0011】本発明による構造の他の実施例は、プリン
トカートリツジを使用しないとき少なくとも一つのプリ
ントカートリツジのプリントヘッドを定期的に拭き、プ
リントヘッドにキャップをかぶせる機構と、印刷媒体を
印刷経路に前進させる機構と、拭き取りおよびキャッピ
ングの機構の動きおよび印刷媒体を前進させる機構の動
きを同時に制御する機構と、を備えている。更に他の実
施例では、同時に制御する機構は更に、拭き取りおよび
キャッピングの機構を動かす機構および印刷媒体を前進
させる機構と、動かす機構を駆動するモータと、を備え
ている。
【0012】本発明によれば、インクジェット印刷装置
において、インクジェット・プリントカートリッジを保
守し、印刷媒体を印刷経路に前進させる方法が、キャッ
プおよびワイパーを備えた橇組立体をキャッピング位置
と拭き取り位置との間で移動させる階梯と、印刷媒体の
印刷経路への前進を同時に制御する階梯と、から構成さ
れている。他の実施例では、上の二つの階梯の各々を、
二重カム機構を回転させ、橇組立体および印刷媒体を印
刷経路に前進させる機構の移動を行なわせることにより
実施することができる。更に他の実施例では、移動させ
る階梯はカムリングを回転させ、カムリングが橇組立体
のカムフォロワーに接触して橇組立体の移動を行なわせ
ることにより実施され、同時に制御する階梯はカムを回
転させ、カムが印刷媒体を印刷経路に前進させる手段に
接触して前進させる機構の移動を行なわせることにより
実施されている。なお更に他の実施例では、移動させる
階梯は橇組立体をキャッピンク位置に位置決めする階梯
および橇組立体を拭き取り位置に位置決めする階梯とを
備えているが、同時に制御する階梯は、橇組立体がキャ
ッピング位置にあるとき圧力板を紙解放位置に位置決め
する階梯と、橇組立体が拭き取り位置にあるとき圧力板
を紙つまみ位置に位置決めする階梯と、を備えている。
【0013】本発明による装置および方法は橇組立体と
紙つまみローラとの双方を移動させるのに単一機構を駆
動する単一モータの使用を可能としている。対照的に、
以前のサービスステーションは二つのモータを必要と
し、各モータが、一つは橇組立体を移動させ、一つは紙
つまみ圧力板を移動させる、別個の位置決め機構を駆動
していた。したがって、本発明によるサービスステーシ
ョンは、製造しやすく且つ破損の可能性が少ない一層簡
単な構造で以前のサービスステーションのものと同等の
機能を達成している。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明によるサービスステーショ
ンは熱インクジェット・プリントカートリッジ・プリン
トヘッドの拭き取りおよびキャッピングを、以前のサー
ビスステーションに比較して、改善する。本発明による
サービスステーションは熱インクジェットを利用するフ
ァクシミリ機械に、または熱インクジェット・プリンタ
に使用することができる。今後、「印刷組立体」という
用語を一般的にファクシミリ機械またはプリンタを指す
のに使用する。他に、「インクジェット」という言葉の
用法には「泡ジェット」といわれる印刷構造および印刷
方法が含まれると理解される。
【0015】本発明によるサービスステーションはサー
ビスステーション・シャーシに着脱自在に取り付けられ
ているサービスステーション橇組立体を備えている。サ
ービスステーション・シャーシはプリンタ・シャーシに
取り付けられている。一つ以上のインクジェット・プリ
ントカートリッジが、プリンタ・シャーシに取り付けら
れているプリントキャリッジ移動機構(たとえば、ロッ
ド)に取り付けられたプリントキャリッジに取り付けら
れている。少なくとも一つのワイパーおよび少なくとも
一つのキャップがサービスステーション橇組立体の橇基
体に取り付けられて対応するインクジェット・プリント
カートリッジ(一つまたは複数)のプリントヘッドの拭
き取りおよびキャッピングを行なう。プリントキャリッ
ジのサービスステーションに対する横移動により各ワイ
パーは対応するプリントヘッドを横断して拭く。橇組立
体のプリントキャリッジに対する垂直移動により各キャ
ップは、プリントキャリッジが横方向にキャッピング位
置に移動してから、対応するプリントヘッドのノズルを
取り囲む。
【0016】本発明によるサービスステーションは、各
キャップの対応するプリントヘッドに対する、以前のサ
ービスステーションに比較して、向上した整列を行なう
整列機構を備えている。この整列機構は橇組立体または
プリントキャリッジの一方に形成された整列ポスト、お
よび橇組立体またはプリントキャリッジの他方に形成さ
れた対応する整列空洞または整列穴を備えている。プリ
ントキャリッジがキャッピング位置まで移動すると、橇
組立体は整列ポストが整列空洞または整列穴に挿入され
るようにプリントキャリッジに対して移動し、各プリン
トカートリッジが対応するキャップと整列するのでキャ
ップはプリントカートリッジのノズルを完全に取り囲む
ようになる。
【0017】サービスステーションの整列機構は、プリ
ントカートリッジのプリントキャリッジの対応する区画
内への位置決め、プリントキャリッジのプリントキャリ
ッジ移動機構への取り付け、サービスステーションの各
種構成要素の組立(キャップの橇組立体への取り付けを
含む)、およびサービスステーションのプリンタ・シャ
ーシへの取り付け、に関連する公差を厳密に制御する必
要性を最小限にする。したがって、高価なおよび/また
は、製造中のオンライン調節または厳密公差制御装置の
ような、キャップをノズル上に確実に良好に封止する不
確実な方法を使用する必要がないので、本発明によるサ
ービスステーションを含む印刷構造を製造するコストが
減少する。
【0018】橇組立体も、キャップがプリントヘッドに
接触してノズルを取り囲むと、橇組立体が遊動してキャ
ップの全周をプリントヘッドに適切に接触させ、ノズル
の周りに良好な封止を形成することができるように従順
になる。キャップは以前のサービスステーションの場合
よりノズル上に良好な封止を形成するので、ノズルへの
汚染物または空気の侵入は最小限になり、それによりノ
ズルの詰まりが減少するので、印刷品位および信頼性が
向上する。
【0019】本発明によるサービスステーションはサー
ビスステーションの各ワイパーとワイパーにより拭かれ
る対応するプリントカートリッジとの間の干渉の量を良
好に制御する位置決め機構をも備えている。一つ以上の
案内レールが橇組立体またはプリントキャリッジの一方
に形成され、橇組立体またはプリントキャリッジの他方
の対応する案内面に接触する。案内レールの高さは、プ
リントキャリッジが拭き取り中橇組立体の上方に位置決
めされたとき、案内レールと対応する案内面との間の接
触が各ワイパーと対応するプリントカートリッジとの間
に所要量の干渉を維持するように、対応する案内面の位
置に対して確定されている。その結果、拭き取り力は所
要の大きさに維持されるので、適切な拭き取りが達成さ
れ、他の場合には屑をノズル内に押し込むことになる過
大なワイパー干渉が回避される。
【0020】サービスステーションの橇組立体はプリン
ト・シャーシに対して容易に着脱することができる。そ
の結果、キャップ、ワイパー、または橇全体を、サービ
スステーション全体ではなく橇組立体だけを取り外し取
り替えることにより容易に取り替えることができる。橇
組立体の取り外し可能性も、希望または必要に応じて橇
組立体を一層容易に清掃することを可能としている。そ
の他、橇組立体を取り外し、サービスステーション全体
を取り替えたりまたは新しい印刷組立体を購入したりす
る必要なしに、異なるまたは上級の橇組立体と取り替え
ることもできる。
【0021】本発明によるサービスステーションは、橇
組立体をキャッピング位置と拭き取り位置との間で垂直
に動かすカム機構を駆動するモータを備えている。同じ
モータは紙つまみ圧力板を紙つまみ位置、すなわち、紙
つまみローラに対して押しつけられた位置、または紙解
放位置、すなわち、つまみローラから離れた位置、のい
ずれかに位置決めする他のカム機構をも駆動する。二つ
のカム機構のカムの回転は橇組立体が拭き取り位置にあ
るとき、圧力板が拭き取り位置にあり、橇組立体がキャ
ッピング位置にあるとき、圧力板が紙解放位置にあるよ
うに、同期している。したがって、一つのモータが、以
前の印刷組立体では、二つのモータが必要であった印刷
組立体内の二つの機能を行なう構造を駆動している。他
に、本発明によるカム機構は以前の印刷組立体の対応す
る構造より簡単で且つ廉価である構造体に組み込まれて
いる。更に、モータはモータ軸が(ワイパーおよびキャ
ップを取り付けてある橇基体の表面に垂直な方向に見
て)サービスステーションの最長寸法に垂直であるよう
に設置され、それによりサービスステーションの足跡を
減らしている。
【0022】図1は本発明によるサービスステーション
110 (明瞭にするため図1では簡略形態で図示してあ
る)を備えているファクシミリ機械100 の切り取り斜視
図である。サービスステーション110 の構造および動作
を下に一層詳細に説明する。
【0023】ファクシミリ機械100 はファクシミリ通信
文を送るのに使用される。送信すべき文書を文書ガイド
101 に送り込み、ファクシミリ機械100 に引き込み、走
査し、後退可能な棚(図示せず)の上に排出する。後退
可能な棚は引き出して開口102 の上部に広げることがで
きる。文書を走査して得られたデータは、周知のよう
に、通信線を通して遠隔ァクシミリ機械に送信され、そ
こでデータは再構成されて元の文書を再生する。
【0024】ファクシミリ機械100 はファクシミリ通信
文を受信するのにも使用される。印刷媒体、たとえば、
紙シートを入力印刷媒体トレイ103 に積み重ねる。ファ
クシミリ通信文を遠隔ファクシミリ機械から受信する
と、印刷媒体のシートを入力印刷媒体トレイ103 からフ
ァクシミリ機械100 に引き入れ、ファクシミリ通信文が
印刷媒体上に再生され、印刷媒体は入力印刷媒体トレイ
103 の上方後退可能な棚の下で開口102 の中に設置され
ている出力印刷媒体トレイ(図示せず)の中に排出され
る。
【0025】操作パネル104 はファクシミリ機械100 の
動作を制御する命令を入力するキーボード(図示せず)
を備えている。操作パネル104 は入力命令または状態情
報のような各種情報をユーザに表示する表示装置、たと
えば、LED表示装置、をも備えている。
【0026】本発明によれば、ファクシミリ通信文を印
刷媒体上に再生するのはインクジェット印刷により行な
われる。プリントカートリッジ(図示せず)は、図7に
関して下に一層詳細に説明するが、ファクシミリ機械10
0 の内部のロッド(図示せず)に滑動可能に取り付けら
れている。各々がインクを保持する溜めを備えている一
つ以上のプリントカートリッジ(図3および図7を参
照)がプリントキャリッジに取り付けられている。各プ
リントカートリッジはそれを通してインクをプリントカ
ートリッジ・プリントヘッドから印刷媒体上に放出する
複数のノズルを備えている。印刷媒体がプリントカート
リッジ・プリントヘッドを過ぎて前進する間に、プリン
トキャリッジはモータにより駆動されてロッドに沿って
横方向に前後に移動し、それにより所要の画像を印刷媒
体上に印刷することができる。
【0027】典型的には、各プリントカートリッジは異
なる色インクを保持している。一般に、どんな色のもの
ともすることができ、二つ以上のプリントカートリッジ
が存在すれば、色のどんな組合せをも使用することがで
きる。たとえば、黒インクを保持している単一プリント
カートリッジをプリントキャリッジに取り付けることが
できる。代わりに、一つは青インクを保持し、第2のも
のは黄インクを保持し、第3のものはマゼンタインクを
保持する、三つのプリントカートリッジをプリントキャ
リッジに取り付けることができる。
【0028】図2はサービスステーション110 の上方斜
視図である。橇組立体210 (図4および図5に関連して
下に一層詳細に説明する)は図8および図9に関連して
下に一層詳細に説明するように、橇組立体210 を拭き取
り位置とキャッピング位置との間で移動させることがで
きるようにサービスステーション・シャーシ201 に可動
に取り付けられている。解放レバー203 がサービスステ
ーション・シャーシ201 の内部に旋回可能に取り付けら
れているので、解放レバー203 の露出部分を第1の位置
と第2の位置との間で双方向矢印206 に沿って動かすこ
とができ、第2の位置は、図10及び図11に関して下
に一層詳細に説明するように、橇組立体210 をサービス
ステーション・シャーシ201 から解放するので、橇組立
体210 をサービスステーション・シャーシ201 から容易
に切り離すことができる。
【0029】伝統的ステップモータ202 がサービスステ
ーション・シャーシ201 に取り付けられている。モータ
202 は、図8および図9に関連して下に一層詳細に説明
するように、サービスステーション・シャーシ201 の内
部の歯車列(図示せず)を駆動し、二重カム機構204 の
回転を行なう。やはり図8および図9に関連して下に一
層詳細に説明するように、二重カム機構204 の一方のカ
ムは対応するカムフォロワーと相互作用して橇組立体21
0 をキャッピング位置と拭き取り位置との間で垂直に
(すなわち、矢印205 の方向に沿って)動かす。図19
および図20に関して下に一層詳細に説明するように、
二重カム機構204 の他方のカムは紙つまみ圧力板(図示
せず)と相互作用して紙つまみ圧力板を紙つまみ位置と
紙解放位置との間で動かす。したがって、二重カム機構
204 は単一モータを橇組立体210 および紙つまみ圧力板
の双方を動かすのに使用することができるようにしてい
る。
【0030】痰壷保持ポスト207 は橇組立体210 の近く
でサービスステーション・シャーシ201 の表面から突出
している。痰壷(図示せず)はサービスステーション・
シャーシ201 の壁201aに隣接して設置され、部分的に、
痰壷保持ポスト207 の上方で痰壷のフランジに形成され
ている穴に嵌合することにより所定位置に保持されてい
る。痰壷はプリントカートリッジから放出されたインク
を保持して印刷前のノズルを清浄にする(「スピッティ
ング」)溜めである。本発明に使用することができる痰
壷および関連構造は1994年5月12日に出願された
Chan Nguyen による共通に所有されている、同時係属中
の米国特許出願第08/241,813号、代理人整理番号109363
5-1 、名称「Spittoon Absorber Wetting Age
nt」に一層詳細に説明されており、この開示をここに引
用して取り入れてある。
【0031】図3はサービスステーション110 およびサ
ービスステーション110 の上方に設置されているプリン
トキャリッジ320 の分解上方斜視図である。プリントカ
ートリッジ325 はプリントキャリッジ320 に挿入され、
プリントカートリッジ325 のプリントヘッドが、図7に
一層明瞭に示されているように、橇組立体210 に隣接し
てプリントキャリッジ320 の穴を通して露出するように
なっている。明瞭にするため、プリントキャリッジ320
の幾つかの部品を図3では簡略にしてある。
【0032】コイルばね301 がサービスステーション・
シャーシ201 に形成された空洞の床313 に設置されてい
る。コイルばね301 の空洞の床313 に隣接するコイルは
コイルの残部より大きく、空洞の床313 を通して形成さ
れている穴312 の反対側に空洞の床313 と一体に形成さ
れている二つの鈎形保持器311 (図3では一つだけが見
える)の各々の下に嵌まっている。
【0033】橇組立体マウント302 はコイルばね301 が
外側リング部302c、接続部302b(明瞭するため、図3に
は接続部302bだけに符号を記してある)、および内側リ
ング部302dにより形成される橇組立体マウント302 の凹
所に取り付けられるようにコイルばね301 の上方に設置
されている。橇組立体マウント302 は外側リング部302c
から接続部302bが突出している方向とは反対の方向に突
出している4本の脚302a(明瞭にするため、図3では一
本の脚302aだけに符号を記してある)を備えている。各
脚302aには外側リング部302cから遠い脚302aの一端に形
成された足302e(明瞭にするため、図3では一本の足30
2eにだけ符号を記してある)がある。各脚302aの足302e
は空洞の床313 を通して形成されている複数の穴315(図
3では、三個の穴315 だけを見ることができ、明瞭にす
るため、一つの穴315 だけに符号を記してある)の対応
する一つを通して嵌まっている。脚302aは穴315 の互い
に対する位置決めに対して、互いに対して設置されてい
るので、脚302aは互いの方に、足302eが突出している方
向とは反対の方向に、わずかに圧縮されて対応する穴31
5 を通して足302eを嵌めなければならない。足302eを穴
315 を通して嵌めてから、脚302aを解放して足302eが穴
315 を超えて突出するようにする。
【0034】コイルばね301 の延びていない長さおよび
橇組立体マウント302 の寸法は脚302aの足302eか穴315
を通して嵌められたとき、コイルばね301 がわずかに圧
縮されるように選定されている。コイルばね301 の圧縮
は足302eを空洞の床313 の図3に示すものとは反対の側
に対して偏らせ、それにより橇組立体マウント302 をサ
ービスステーション・シャーシ201 に取り付ける。
【0035】橇組立体210 は橇組立体マウント302 の上
方に取り付けられている。保持脚(カムフォロワー)31
4 が橇組立体210 から突出し、穴312 を通して空洞床31
3 に嵌入している。カムフォロワー314 の足314aが、図
8および図9に関して下に一層詳細に説明するように、
二重カム機構204 に形成されているカム面に接触して橇
組立体210 をサービスステーション・シャーシ201 に取
り付けている。橇組立体210 に形成された、図4および
図5に関して下に説明する、案内ピンは空洞内でサービ
スステーション・シャーシ201 に形成された対応するス
ロット316 に嵌入している。
【0036】図4および図5は橇組立体210 の、それぞ
れ、上面および下面の分解斜視図である。橇組立体210
は橇係合機構410 、コイルばね420 、および橇基体430
を備えている。
【0037】橇係合機構410 は長方形枠410dを備えてお
り、その内部で円形隆起部410aが枠410aと実質上同心に
形成され、凹所が枠410dと隆起部410aとの間に形成され
るようになっている。床410e(図5)および四つの接続
部410g(図5では三つだけが見える)が枠410dを隆起部
410aに接続している。ループ部410bが枠410dの二つの対
向壁の各々に沿うほぼ中間に形成されている。突出部41
0cは枠410dの他の二つの対向壁の各々から壁にそってほ
ぼ中間に突出している。円筒形案内ピン410fが枠410dの
壁の外面から突出している。橇係合機構410 は、たとえ
ば、ポリカーボネートから作られている。
【0038】図5からわかるとおり、橇基体430 は、図
6に関して下に更に詳細に説明するが、床430cの表面か
ら突出する二つの壁430aを備えている。突起430b(図5
では一つだけが見える)が壁430aの各々から床430cに実
質上平行な方向に突出している。
【0039】図4で最も良くわかるように、コイルばね
420 は橇係合機構410 の円形隆起部410aの周りに形成さ
れた凹所に嵌入している。図5で最も良くわかるよう
に、橇係合機構410 の二つのループ部410b(これらは幾
分柔軟である)の各々はわずかに曲がり、橇基体430 の
突起430bの対応する一つの上方に取り付けられ、コイル
ばね420 が橇係合機構410 と橇基体430 との間に設置さ
れるようになっている。コイルばね420 は壁430aにより
橇基体430 に対して横方向所定位置に保持されている。
コイルばね420ノ延ばされない長さおよびループ部410bの
長さは、橇基体430 が橇係合機構410 に取り付けられた
とき、コイルばね420 が圧縮されるように選定されてい
る。コイルばね420 の圧縮により橇係合機構410 を橇基
体430 から遠くに押してループ部410bが突起430bに接触
して保持されるようにする力が加わり、それにより橇基
体430 を橇係合機構410 に対して床430cに垂直な方向に
所定位置に保持する。ループ部410bの各々はそれぞれの
壁430aに接触して橇基体430を壁430aに垂直な方向に横
方向所定位置に保持する。橇基体430 は、橇係合機構41
0 の突起部410cの一方または他方と橇基体430 の床430c
との接触により、ループ部410bと突起430bとの接触点の
周りに受容不能な程度旋回しないようにされている。
【0040】図5で更にわかるように、保持器430eが橇
基体430 の床430cに形成されている。(壁430aは保持器
430eの対向壁に隣接して形成されている。)たらい430d
は、下に更に詳細に説明するが、保持器430eに摩擦嵌合
している。たらい430dは印刷用インクと反応しない材料
から作られている。一実施例では、たらい430dはEPD
Mゴムから作られている。
【0041】上に記したように、橇係合機構410 の案内
ピン410fはサービスステーション・シャーシ201 に形成
された対応するスロット316 に嵌入している。案内ピン
410fとスロット316 との間の接触により橇組立体210
が、橇組立体210 が拭き取り位置とキャッピング位置と
の間を移動するとき、あまり揺れないようになってい
る。更に、連続案内レールではなく、個別案内ピン410f
が形成されているので、橇組立体210 とサービスステー
ション・シャーシ201 との間の摩擦が極小になる。
【0042】図6は橇基体430 の上方斜視図である。橇
基体430 は印刷用インクと反応しない材料から作られて
いる。一実施例では、橇基体430 は、GEプラスチック
スからValoxTMとして入手できるPBTから作られてい
る。
【0043】中空キャップ501 は、サービスステーショ
ン110 がファクシミリ機械100 に組み込まれたときプリ
ントカートリッジ325 (図3)のプリントヘッドに面し
ている橇基体430 の床430cの表面に形成されたキャップ
マウント534 に摩擦嵌合している。穴534aがキャップマ
ウント534 の中心に形成されている。キャップ501 は中
心に形成された対応する穴501bを備えている。穴501bお
よび534aはたらい430d(図5)の上方たらい430dの輪郭
に対してほぼ中心に設けられている。溝(図5では見え
ない)がたらい430dの中に床430cに隣接して形成されて
いる。溝は穴501bおよび534aの下の位置から保持器430e
の壁まで広がっている。溝はプリントヘッドがキャップ
501 に接触して封止外囲器を形成したとき空気を逃がす
通路となり、それにより他の場合にプリントヘッドに対
して構成され、おそらくはインクをノズルから溜めの中
に押し戻し、印刷を再開する前にプリントカートリッジ
のプライミングを必要とさせることになる圧力を緩和す
る。溝は溝を通して封止外囲器に入る空気がインクを受
容不能な高い割合で乾燥させないようにする大きさにな
っている。
【0044】キャップ501 はキャップの予想動作寿命に
亙り寸法を目立つほど変えず且つ印刷用インクと反応し
ない材料から作られる。一実施例では、キャップ501 は
EPDMゴムから作られている。キャップ501 は穴501b
の周囲の周りに形成された隆起リップ501aを備えてい
る。キャッピング中、リップ501aはプリントカートリッ
ジ325 のプリントヘッドに対してぴったり合致し、ノズ
ルを取り囲む。
【0045】ワイパーマウント535 がプリントカートリ
ッジ325 のプリントヘッドに面している床430cの表面に
形成されている(図3)。ワイパーマウント535 はノブ
形部分535aを備え、ワイパー502 に形成された穴502aが
ノブ形部分535aの上に適合したとき、ワイパー502 が変
形してワイパー502 を橇基体430 の上の所定位置に保持
するようにノブ形部分535aを掴むようになっている。ワ
イパー502 の最上部502bはワイパー502 の成形を容易に
するような形状になっている。
【0046】橇基体430 の床430aの上のワイパー502 の
高さは、拭き取り方向に平行な方向に見たとき、ワイパ
ー502 がプリントカートリッジ325 に所要量だけ重なる
(「公称ワイパー干渉」)ように指定されている。公称
ワイパー干渉は、予想製造公差の範囲内で、ワイパー50
2 が拭き取り中プリントヘッドに確実に接触するように
指定されている。ワイパー502 は拭き取り中ワイパー50
2 が曲がるように変形可能な材料から作られている。一
実施例では、ワイパー502 はEPDMゴムから作られて
いる。
【0047】整列ポスト531aおよび531bがプリントキャ
リッジ320 に面する床430cの表面から突出している。整
列ポスト531aおよび531bは、図15および図16に関し
て下に更に詳細に説明するように、プリントキャリッジ
320 に形成された整列空洞(図7を参照)の対応する一
つと組み合うように設置されているので、キャップ501
はキャッピング中プリントカートリッジプリントヘッド
と正しく整列する。整列ポスト531aおよび531bは好適
に、図15に関して下に一層完全に説明する理由で、床
430cから遠い端から床430cに隣接する端までテーパーに
なっている。
【0048】二つの整列ポスト531aおよび531bを図6に
は図示してあるが、本発明によれば、一つ、三つ、また
はそれより多い整列ポストを橇基体430 に形成すること
ができる。しかし、キャップ501 の整列をプリントカー
トリッジプリントヘッドのヘイメンを規定する二つの軸
に沿って制御することができるように二つ以上の整列ポ
ストが好適である。他に、整列ポスト531aおよび531bを
橇基体430 の隅の近くに図示してあるが、これは必要な
ことではない。一般に、本発明による整列ポストは、整
列ポストがプリントキャリッジ320 に形成された整列空
洞に対して正しく整列する限り、橇基体430 のどこにで
も設置することができる。更に、整列ポストは橇基体43
0 からプリントカートリッジプリントヘッドに垂直の方
向に突出する必要はない。整列ポストは、整列ポストが
プリントキャリッジ320 に形成された対応する整列空洞
と組み合う限り、どんな方向にも突出することができ
る。
【0049】案内レール532 および533 がプリントキャ
リッジ320 に面する床430 の表面から突出している。案
内レール532 および533 は、プリントカートリッジ・プ
リントヘッドの拭き取り中、案内レール532 および533
の各々が、図17に関して下に一層詳細に説明するよう
に、プリントキャリッジ320 の対応する案内面(図7を
参照)と接触するような位置に設置されている。案内レ
ール532 および533 は、拭き取り中適格な量のワイパー
干渉を確実に維持する。案内レール532 および533 の各
々は、拭き取り中プリントキャリッジ320 に接触する、
それぞれ、案内レール532 および533 の縁に隣接する、
それぞれ、面取りされた隅532a、532b、および533a、53
3bを備えて形成されている。プリントキャリッジ320 が
橇基体430 の上方を通過し始めると、プリントキャリッ
ジ320 は、案内レール532 および533 の側面ではなく、
面取りされた隅532aおよび533a、または面取りされた隅
532bおよび533bに接触し、プリントキャリッジ320 が案
内レール532 および533 の上に滑らかに乗るようにな
る。
【0050】図6には二つの案内レール532 および533
を図示してあるが、本発明によれば、一つ、三つ、また
はそれ以上の案内レールを橇基体430 に形成することが
できる。しかし、一つの案内レールは適格なワイパー干
渉を精密に確保せず、三つ以上の案内レールは適格なワ
イパー干渉を確保するのに必要ではないから、二つ以上
の案内レールが好適である。その他、案内レール532 お
よび533 を橇基体430の縁の近くに図示してあるが、こ
れは必要なことではない。一般に、本発明による案内レ
ールは、案内レールがプリントキャリッジ320 に接触し
て所要のワイパー干渉を生ずる限り、橇基体430 のどこ
にでも設置することができる。
【0051】図7はプリントキャリッジ320 およびプリ
ントカートリッジ325 の下方斜視図である。図1に関し
て上に記したように、ファクシミリ機械100 の動作中、
プリントキャリッジ320 はプリントキャリッジ取り付け
穴601 を通して突出するロッドの上を前後に滑る。プリ
ントカートリッジ325 はプリントキャリッジ320 の区画
602 に挿入され、プリントカートリッジ325 のプリント
ヘッド611 が区画602の下に形成されている穴603 を通
して露出するようになっている。複数のノズル612 が、
印刷中そこからインクが放出されるが、プリントカート
リッジ325 のインク溜め613 からプリントヘッド611 ま
で延びている。
【0052】上に説明したように、整列空洞604 がプリ
ントキャリッジ320 に形成され、その中にキャッピング
中橇基体430 の整列ポスト531aおよび531b(図6)が突
出する。他の実施例では、整列空洞ではなく、整列穴が
プリントキャリッジ320 に形成されている。整列空洞ま
たは整列穴の数および位置は橇基体430 の整列ポストの
数および位置によってのみ決定される。
【0053】やはり上に説明したように、プリントヘッ
ド611 の拭き取り中、橇基体430 に形成されている案内
レール532 および533 (図6)の各々はプリントキャリ
ッジ320 の対応する案内面に接触する。案内レール532
はプリントキャリッジ325 の案内面606aおよび606bに接
触し、案内レール533 は案内面605aおよび605bに接触す
る。キャッピング中、案内レール532 は案内面606aと60
6bとの間でプリントキャリッジ325 に形成されている凹
み607 に嵌入し、橇組立体210 (図4および図5)をキ
ャッピング位置まで持ち上げることができるようにす
る。
【0054】プリントキャリッジ320 は二つの部分で作
られている。区画602 はポリカーボネートから作られて
いる。プリントキャリッジの残り、すなわち、取り付け
穴601 および案内面605a、605b、606a、および606bを含
む部分は案内面605a、605b、606a、および606bと対応す
る案内レール532 および533 との頻繁な接触から生ずる
磨耗に対して保護する材料から作られている。一実施例
では、この材料は75%ポリカーボネート、5 %テフロ
ン、10%ファイバーガラス、および10%カーボンを含む
材料の組合せである。カーボンが存在すれば導電率が増
加して蓄積静電荷を放出する。
【0055】図8はサービスステーション110 のサービ
スステーション・シャーシ201 (図2)の、橇組立体21
0 が下がった位置にある状態の、側面図であり、サービ
スステーションシャーシ201 の側壁を取り除いてサービ
スステーション・シャーシ201 の内部を示している。橇
組立体210 は拭き取り中(下の10Cおよび図18を参
照)およびキャッピングの直前(下の図16を参照)こ
の下がった位置にある。橇組立体210 はカムフォロワー
314 と二重カム機構204 に形成されたカムリング701 と
の間の接触により(下の図13に関して更に詳細に説明
する)この下がった位置に位置決めされる。
【0056】図9は図8のものと同様のサービスステー
ション・シャーシ201 の、橇組立体210 が持ち上げられ
た位置にある状態の、側面図であり、サービスステーシ
ョン・シャーシ201 の側壁を取り除いてサービスステー
ション・シャーシ201 の内部を示している。橇組立体21
0 はキャッピング中この持ち上げられた位置にある(下
の図15を参照)。橇組立体210 はカムフォロワー314
とカムリング701 との間の接触によりこの持ち上げられ
た位置に位置決めされ、二重カム機構204 は図8に示し
た位置とは異なる位置に回転しているので、カムフォロ
ワー314 はカムリング701 の異なる位置に接触する。持
ち上げられた位置および下がった位置は二重カム機構が
シャフト715 の上に非対称に取り付けられている結果生
ずる。
【0057】橇組立体210 はカムフォロワー314 の足31
4a(図3)とカムリング701 との間の接触により所定位
置に保持される。図12乃至図14に関して下に一層詳
細に説明するように、二重カム機構204 は第1のカム機
構(カムリング701 がその部品である)が図8および図
9の平面から外れる方向に、すなわち、足314aに向かっ
て、偏るようにばね負荷されている。したがって、カム
フォロワー314 が図8および図9の平面に垂直な軸に沿
って実質上固定されて保持されているので、第1のカム
機構の片寄せ力は足314aがカムリング701 の縁の周りを
移動しないようにすると共にカムリング701 から離れな
いようにする。
【0058】図9で、二重カム機構204 のカム712 を見
ることができる。図19乃至図21に関して下に一層詳
細に説明するように、カム712 は紙つまみ圧力板に接触
して紙つまみ圧力板を紙つまみ位置と紙解放位置との間
で移動させる。
【0059】二重カム機構204 は次のように回転する。
モータ202 (図2)が歯車702 を回転させる。歯車702
は歯車703 と噛み合って歯車703 を回転させる。歯車70
3 は歯車704 と一体に同軸に形成されているので、歯車
703 が回転すると歯車704 が回転する。歯車704 は歯車
705 と噛み合っていて歯車705 を回転させる。歯車705
は更に小さい円筒歯車(図8および図9には見えない)
と一体に同軸に形成されているので、歯車705 が回転す
ると円筒歯車が回転する。円筒歯車は歯車706と噛み合
っていて歯車706 を回転させる。歯車706 は二重カム機
構204 の一部としてカムリング701 を備えた第1のカム
機構(図12乃至図14)とカム712 を備えた第2のカ
ム機構(図12乃至図14)との間に形成されている歯
車(図8および図9には見えない。図12および図14
の歯車903eを参照)と噛み合っており、それにより
二重カム機構204 が回転する。
【0060】本発明の一実施例では、歯車702 は黄銅か
ら作られ、歯車706 はナイロンから作られ、残りの歯車
(歯車703 、704 、705 、および図8および図9には見
えない円筒歯車)はポリカーボネートから作られてい
る。各種歯車に対して上述の材料を使用すれば歯車の磨
耗および歯車の騒音が減少することがわかっている。
【0061】センサートリガー711 が二重カム機構204
の第1のカム機構と一体に形成されている。二重カム機
構204 が回転するにつれて、センサートリガー711 は電
気接点と接触し、電気信号をファクシミリ機械100 のマ
イクロプロセツサに送って二重カム機構204 の回転位置
を指示する。したがって、マイクロプロセッサは橇組立
体210 がキャッピング位置(持ち上げられた位置)にあ
るか拭き取り位置(下がった位置)にあるかを監視する
ことができる。マイクロプロセッサは橇組立体210 の位
置に関する情報を使用してプリントキャリッジ320 の運
動と橇組立体210 の位置とを統括する。
【0062】図10は図8および図9で取り外してある
サービスステーション・シャーシ201 (図2)の側壁80
0 の側面斜視図であり、図8および図9のものとは反対
の方向に見たサービスステーション・シャーシ201 の内
部を示している。図11は図10に示す解放レバー203
の斜視図である。壁800 はサービスステーション・シャ
ーシ201 の残りに壁800 のスロット800aを通してサービ
スステーション・シャーシ201 の壁に形成されたボスの
ねじ穴713 (図8および図9)に嵌入するねじにより、
および壁800 の穴800bを通して、二重カム機構204 が取
り付けられているシャフト715 (図8および図9)形成
されたねじ穴に嵌入するねじ(図示せず)により、取り
付けられている。他に、ループ部分801 が、側壁800 が
サービスステーション・シャーシ201 の残りに組み込ま
れたとき、ループ部分801 がサービスステーション・シ
ャーシ201 に突起708 の上方に形成された穴714 (図8
および図9)を通して嵌まるように、側壁800 から突出
している。同様に、ループ部分802 が、側壁800 がサー
ビスステーション・シャーシ201 の残りに組み込まれた
とき、ループ部分802 がサービスステーション・シャー
シ201 に形成された突起709 (図8および図9)の上方
に嵌まるように、側壁800 から突出している。
【0063】解放レバー203 はサービスステーション・
シャーシ201 の壁から突出しているボス803 に旋回可能
に取り付けられている。解放レバー203 の作動腕805 は
サービスステーション・シャーシ201 の上方でループ部
分802 を通して突出している(図2を参照)。解放レバ
ー203 の解放腕804 はサービスステーション・シャーシ
201 の内部に設置されている。作動腕805 の第1の位置
では、解放腕804 は二重カム機構204 に接触しない(図
8および図9)。作動腕805 が矢印206 (図2)の方向
に移動すると、解放レバー203 はボス803 の周りを旋回
し、解放腕804が二重カム機構204 に接触し、二重カム
機構204 のばね負荷された第1のカム機構(図12乃至
図13に関して下に説明する)を図8および図9の平面
に垂直な方向に移動させる。作動腕805 が第2の位置ま
で移動すると、第1のカム機構は、カムフォロワー314
がカムリング701 (図8および図9)との接触から解放
され、それにより橇組立体210 をサービスステーション
110 (図2)から解放するように十分遠くに移動する。
【0064】図12、図13、および図14は二重カム
機構204 の、それぞれ、前面図、背面図、および分解斜
視図である。二重カム機構204 は第1のカム機構901 、
コイルばね902 、および第2のカム機構903ヲ備えてい
る。
【0065】延長部901aおよび901b(図14)は第1の
カム機構901 の一方の側に形成されている。円形リッジ
901cは第1のカム機構901 の同じ側で延長部901aおよび
901bの周りに形成されている。カムリング701 (図1
3)は第1のカム機構901 の反対側に形成されている。
カムリング701 はカムフォロワー314 (図8および図
9)とカムリング701 との間の接触が、二重カム機構20
4 が回転するとき、橇組立体210 の所要運動を行なうよ
うな輪郭になっている。隆起輪郭901dが第1のカム機構
901 の同じ側にカムリング701 のように形成されてい
る。輪郭901dはキャッピング中カムフォロワー314 の下
向き運動を制限し、コイルばね301 (図3)が圧縮され
ず、コイルばね420 (図4および図5)だけが圧縮され
てキャッピング力を発生するようになっている。
【0066】図14に最も良く示すように、第2のカム
機構903 はカム712 と一体に形成された歯車903eを備え
ている。穴903aおよび903bがカム712 を通して形成さ
れ、穴903cおよび903dが歯車903eを通して形成されてい
る。
【0067】コイルばね902 は円形リッジ901cの内部で
第1のカム機構901 の延長部901aおよび901bの周りに嵌
入している。第2のカム機構903 は、コイルばね902 が
カム712 がその上に一体に形成されている表面に反対の
歯車903eの表面に形成された円形リッジ(図12、図1
3、および図14には見えない)の中に嵌入するように
コイルばね902 に対して設置されている。第1のカム機
構901および第2のカム機構903 は共に押されてコイ
ルばね902 を圧縮するので、延長部901aは穴903cを通し
て嵌まり、延長部901bは穴903dを通して嵌まる。圧縮さ
れたコイルばね902 は第1のカム機構901 を第2のカム
機構903 から向こうに押す力を加え、延長部901aの端に
形成されるスナップを歯車901eに接触させ、それにより
第1のカム機構901 および第2のカム機構903 を共に保
持する。
【0068】解放腕(図10及び図11)が第1のカム
機構901 を第2のカム機構903 の方に動かして橇組立体
110 をサービスステーション210 から離すと、第1のカ
ム機構901 の延長部901aおよび901bはカム712 の穴903a
および903bを通して嵌まるので、カム712 は延長部901a
および901bに接触せず、第1のカム機構901 を動かない
ようにする。
【0069】図15は、図3に示すような、サービスス
テーション・シャーシ201 の一部、橇組立体210 、およ
びプリントキャリッジ320 の簡略上方斜視図であり、プ
リントキャリッジ320 がキャッピング位置にあるところ
を示している。キャッピング位置では、図9に示すよう
に、二重カム機構204 が回転してカムリング701 の、シ
ャフト715 から最も遠い部分が橇組立体210 に最も近く
設置され、それによりカムフォロワー314 を、したがっ
て橇組立体210 を、サービスステーション・シャーシ20
1 およびプリントキャリッジ320 に対して上向きに(図
15に見るように)動かす。橇組立体210 が上向きに動
くと、橇組立体210 の表面430cから突出している整列ポ
スト531aおよび531b(図17)がプリントキャリッジ32
0 に形成されている対応する整列空洞(図15乃至図1
8には見えない。図7を参照)の中に上向きに動く。そ
の結果、橇組立体210 はプリントキャリッジ320 に対し
て所定の位置に保持されるので、橇組立体210 に取り付
けられているキャップ501(図17)はプリントキャリ
ッジ320 に挿入されているプリントカートリッジ(図示
せず)のプリントヘッド上方に正しく位置決めされる。
【0070】整列ポスト531aおよび531bは好適には、整
列ポスト531aおよび531bの(整列ポスト531aおよび531b
が突出している方向に実質上垂直な平面内の)断面積が
表面430cから遠い端で最も小さいようにテーパーをなし
ている。整列ポスト531aおよび531bの各々の遠端の断面
積は対応する整列空洞の断面積より小さくなっており、
各整列ポスト531aおよび531bの遠端は丸くなっているの
で、キャッピング中橇組立体210 (すなわち、整列ポス
ト531aおよび531b)のプリントキャリッジ320(すなわ
ち、整列空洞)に対するわずかな不整列が吸収される、
すなわち、整列ポスト531aおよび531bが整列ポスト531a
および531bの丸い端により対応する整列空洞内に案内さ
れる。表面430cに近い整列ポスト531aおよび531bの比較
的大きい断面積は強度を与える。
【0071】図16は簡略サービスステーション・シャ
ーシ201 、橇組立体210 、およびプリントキャリッジ32
0 の上方斜視図であり、プリントキャリッジ320 がキャ
ッピング位置と拭き取り位置との間の中間位置にあると
ころを示している。この位置では、図8に示すように、
二重カム機構204 が回転してシャフト715 に最も近いカ
ムリング701 の部分が橇組立体210 に最も近く位置決め
され、それによりカムフォロワー314 を、したがって橇
組立体210 をサービスステーション・シャーシ201 およ
びプリントキャリッジ320 に対して下向きに(図15で
見るように)動かす。橇組立体210 が下向きに動くと、
整列ポスト531aおよび531b(図17)が対応する整列空
洞の外に下向きに動くので、プリントキャリッジ320 は
橇組立体210 に対して横方向に自由に動く。
【0072】図17は簡略サービスステーション・シャ
ーシ201 、橇組立体210 、およびプリントキャリッジ32
0 の上方斜視図であり、プリントキャリッジ320 が拭き
取り位置にあるところを示している。橇組立体210 が図
16に示す中間位置に動いてから、プリントキャリッジ
320 は橇組立体210 から横方向に遠くに動く。この横移
動の結果、ワイパー502 (図18)がプリントキャリッ
ジ320 の区画に挿入されているプリントカートリッジの
プリントヘッドを拭き、インクおよび汚染物をプリント
ヘッドから除去する。
【0073】図18は簡略サービスステーション・シャ
ーシ201 、橇組立体210 、およびプリントキャリッジ32
0 の側面図であり、拭き取り位置を示している。プリン
トキャリッジ320 は橇組立体210 に対して、プリントキ
ャリッジ320 の横移動中、プリントキャリッジ320 が橇
組立体210 に形成された案内レール532 および533 に確
実に接触するように、位置決めされる。プリントキャリ
ッジ320 が橇組立体210 から遠ざかって横方向に移動
し、案内レール532 および533 に乗るにつれて、ワイパ
ー502 の端は、案内レール532 および533 の高さのた
め、(プリントキャリッジ320 の移動方向に平行な方向
に見て)プリントカートリッシジのプリントヘッドを超
えて所定量だけ突出する。このようにして、案内レール
532 および533 はワイパー502 を確実に正しく位置決め
してプリントヘッドに対するワイパー502 の適格な拭き
取り力を達成する。
【0074】プリントキャリッジ320 はワイパー502 が
プリントヘッド全体を拭くように横に移動する。拭いて
から、上におよび上に引用した米国特許出願第08/241,8
13号に説明されているように、ノズルをスピットする。
次に、必要なら、プリントキャリッジを中間位置(図1
6)まで逆に移動させてプリントヘッドをもう一度拭く
ことができる。この点で、橇組立体210 をキャッピング
位置(図15)まで持ち上げることができ、またはプリ
ントキャリッジ320 を横に移動させて拭き取りおよびス
ピッティングを再び行なうことができる。プリントキャ
リッジ320 の前後移動は必要に応じて多数回行い、所要
量の拭き取りを達成することができる。結局、中間位置
から拭き取り位置を通して移動してから、プリントキャ
リッジ320 をサービスステーションから遠くに移動させ
て印刷を行なう。
【0075】図19はファクシミリ機械100 の簡略切り
取り斜視図であり、紙解放位置に設置された紙つまみ圧
力板1110を示している。つまみローラ1120がファクシミ
リ機械100 の一端近くに回転自在に取り付けられたシャ
フト1121に取り付けられている。サービスステーション
110 はファクシミリ機械100 の同じ端の近くに設置され
ている。紙つまみ圧力板1110はヒンジ1111a 、1111b に
より、シャフト1121およびつまみローラ1120が取り付け
られている端から遠いファクシミリ機械100 の一端近く
でファクシミリ機械100 に、回転可能に取り付けられて
いる。圧縮コイルばね1112がファクシミリ機械100 の下
板100aにヒンジ端から遠い紙つまみ圧力板1110の端近く
に形成された縦穴内部に設置されている。コイルばね11
12は紙つまみ圧力板1110に接触し、コイルばね1112の圧
縮によりは紙つまみ圧力板1110はヒンジ1111a および11
11b の周りにつまみローラ1120の方に偏る。
【0076】印刷媒体1130のスタックが紙つまみ圧力板
1110の上に設置されている。二重カム機構204 が図19
に示す紙解放位置に設置されると、すなわち、カム712
が紙つまみ圧力板1110の延長部分に接触している状態
で、紙つまみ圧力板1110は紙つまみローラ1120から遠く
に押され、印刷媒体1130の最上位シートがつまみローラ
1120に接触しないようになる(下の図20をも参照)。
同時に、カムリング701(図20)が、図9に関して上
に説明したように、カムフォロワー314 と相互作用して
橇組立体210 を持ち上げられた(すなわち、キャッピン
グ)位置まで動かす。図20は橇組立体210 がキャッピ
ング位置にあり、紙つまみ圧力板1110が紙解放位置にあ
るときのサービスステーション110 および紙つまみ圧力
板1110の、図9のものと同様の、簡略側面図である。し
たがって、明らかなように、プリントカートリッジ・プ
リントヘッドがキャップをかぶせられている間、印刷は
行なわれず、紙つまみ圧力板1110は印刷媒体1130の最上
位シートが印刷経路に引き込まれないような位置にあ
る。
【0077】図21は、橇組立体210 が拭き取り位置に
あり、紙つまみ圧力板1110が紙つまみ位置にあるとき
の、サービスステーション110 および紙つまみ圧力板11
10の、図8のものと同様の、簡略側面図である。図21
に示す位置では、二重カム機構204 は、カムリング701
が、図8に関して上に説明したように、カムフォロワー
314 と相互作用して橇組立体210 を図21に示す下がっ
た(すなわち、拭き取り)位置まで動かす位置まで回転
しており、カム712 はばね1112に紙つまみ圧力板1110を
紙つまみローラ1120(図19)に対して偏らせる上位置
まで回転し、印刷媒体1130の最上位シートをつまみロー
ラ1120に接触させる。マイクロプロセッサがシャフト11
21を回転させ、つまみローラ1120がシャフト1121と共に
回転する。回転するつまみローラ1120と印刷媒体1130の
最上位シートとの間の摩擦力が最上位シートを印刷媒体
1130のスタックから遠くにファクシミリ機械100 の印刷
経路に引き入れる。紙ガイド(図示せず)が印刷媒体11
30のシートをつまみローラ1120の周りにおよび印刷を行
なう印刷領域(図示せず)に導く。したがって、プリン
トカートリッジ・プリントヘッドが拭かれ、印刷が行な
われ、紙つまみ圧力板1110が紙つまみローラ1120を回転
することにより紙を印刷経路に引き込むことができるよ
うに位置決めされる。
【0078】本発明の実施の形態を説明してきた。記述
は例示を目的とするもので限定を目的とするものではな
い。したがって、当業者は、付記した特許請求の範囲か
ら逸脱せずに一定の修正を記述した本発明に行なうこと
ができることが明らかであろう。
【0079】以下、本発明の理解を容易にするために本
発明の実施の形態を段階的に述べる。 (1) 対応するプリントカートリッジ(325 )のプリ
ントヘッド(611 )を定期的に拭く少なくとも一つのワ
イパー(502 )と、対応するプリントカートリッジが使
用されていないとき対応するプリントヘッドを取り囲む
少なくとも一つのキャップ(501 )と、から成る橇組立
体(210 )と、紙つまみローラ(1120)と選択的に接触
し、圧力板がつまみローラと接触するとき印刷媒体(11
30)を印刷経路を通って前進させ、圧力板がつまみロー
ラと接触しないとき印刷媒体を印刷経路を通って前進さ
せないようにする紙つまみ圧力板(1110)と、橇組立体
と圧力板との移動を同時に制御する手段(202 、702 、
703 、704 、705 、706 、204 、314 )と、から構成さ
れているインクジェット印刷装置のサービスステーショ
ン。 (2) 同時に制御する手段は更に二重カム機構(204
)を備えている上記(1)に記載のインクジェット印
刷装置のサービスステーション。 (3) 同時に制御する手段は更にカムフォロワー(31
4 )を備えており、二重カム機構は更に、カムフォロワ
ーに接触し、二重カム機構の回転に応答して橇組立体を
移動させるカムリング(701 )と、圧力板に接触し、二
重カム機構の回転に応答して圧力板を移動させるカム
(712 )と、を備えている上記(2)に記載のインクジ
ェット印刷装置のサービスステーション。 (4) 同時に制御する手段は更に、二重カム機構を駆
動するモータ(202 )を備えている上記(2)または
(3)に記載のインクジェット印刷装置のサービスステ
ーション。 (5) 第1の位置で、同時に制御する手段は橇組立体
をキャッピング位置に、および紙つまみ圧力板を紙解放
位置に、位置決めし、第2の位置で、同時に制御する手
段は橇組立体を拭き取り位置に、および紙つまみ圧力板
を紙つまみ位置に、位置決めする、上記(1)、
(2)、(3)、または(4)に記載のインクジェット
印刷装置のサービスステーション。 (6) インクジェット印刷装置(100 )において、イ
ンクジェットプリントカートリッジ(325 )を保守し、
印刷媒体(1130)を印刷経路に前進させる方法であっ
て、キャップ(501 )およびワイパー(502 )を備えた
橇組立体(210 )を、キャッピング位置と拭き取り位置
との間で移動させる階梯と、印刷媒体の印刷経路への前
進を同時に制御する階梯と、から構成される方法。 (7) 移動させる階梯および同時に制御する階梯は更
に、二重カム機構(204 )を回転させて橇組立体および
印刷媒体を印刷経路に前進させる手段(1110)を移動さ
せる階梯を含んでいる上記(6)に記載の方法。 (8) 移動させる階梯は更に、カムリング(701 )を
回転させ、カムリングは橇組立体のカムフォロワー(31
4 )と接触して橇組立体を移動させる階梯を含み、同時
に制御する階梯は更に、カム(712 )を回転させ、カム
は印刷媒体を印刷経路に前進させる手段に接触して前進
させる手段を移動させる階梯を含んでいる上記(6)ま
たは(7)に記載の方法。 (9) カムは紙つまみ圧力板(1110)に接触して紙つ
まみ圧力板と紙つまみローラ(1120)との接触を選択的
に制御し、圧力板がつまみローラと接触したとき印刷媒
体(1130)が印刷経路を通して前進し、圧力板がつまみ
ローラと接触しないとき印刷媒体が印刷経路を通して前
進しないようにする上記(8)に記載の方法。 (10) 移動させる階梯は更に、橇組立体をキャッピ
ング位置に位置決めする階梯と、橇組立体を拭き取り位
置に位置決めする階梯と、を備え、同時に制御する階梯
は更に、橇組立体がキャッピング位置にあるとき圧力板
を紙解放位置に位置決めする階梯と、橇組立体が拭き取
り位置にあるとき圧力板を紙つまみ位置に位置決めする
階梯と、を含む上記(6)、(7)、(8)、または
(9)に記載の方法。
【0080】
【発明の効果】上に説明したように、プリントカートリ
ッジを保守する橇組立体210 の位置および紙を印刷経路
に送り込む紙つまみ圧力板1110の位置は共に単一機構
(二重カム機構)を駆動する単一モータ202 により制御
される。対照的に、以前のサービスステーションは、各
モータが別々の位置決め機構、すなわち一つは橇組立体
を動かし、一つは紙つまみ圧力板を動かす、機構を駆動
する二つのモータを必要とした。したがって、本発明に
よるサービスステーションは、構成しやすく、破損する
可能性が少なく、印刷組立体内部の空間をあまり必要と
しない一層簡単な構造で、以前のサービスステーション
のものと同等の機能を達成している。先に記したマイク
ロプロセッサはモータ202 の動作をプリントキャリッジ
320 を駆動するモータと同期させるので、プリントキャ
リッジ320 の移動(図3)は橇組立体210 および紙つま
み圧力板1110の移動と正しく同期している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサービスステーションを備えてい
るファクシミリ機械の切り取り斜視図である。
【図2】本発明によるサービスステーションの上方斜視
図である。
【図3】図2のサービスステーションおよびサービスス
テーション上方に設置されたプリントキャリッジの分解
上方斜視図である。
【図4】図3の橇組立体の、それぞれ、上方および下方
分解斜視図である。
【図5】図3の橇組立体の、それぞれ、上方および下方
分解斜視図である。
【図6】図4および図5の橇基体の上方斜視図である。
【図7】図3のプリントキャリッジおよびプリントカー
トリッジの下方斜視図である。
【図8】図2のサービスステーションのサービスステー
ション・シャーシの側面図で、橇組立体が下がった位置
にある状態の図であり、サービスステーション・シャー
シの側壁を取り外してサービスステーション・シャーシ
の内部を示している。
【図9】図2のサービスステーションのサービスステー
ション・シャーシの側面図で、橇組立体が上がった位置
にある状態の図であり、サービスステーション・シャー
シの側壁を取り外してサービスステーション・シャーシ
の内部を示している。
【図10】図8および図9で取り外されているサービス
ステーション・シャーシの側壁の側面斜視図であり、図
8および図9のものと反対の方向に見たサービスステー
ション・シャーシの内部を示している。
【図11】図10に示す解放レバーの斜視図である。
【図12】図8および図9に示す二重カム機構の、それ
ぞれ、前面図、背面図、および分解斜視図である。
【図13】図8および図9に示す二重カム機構の、それ
ぞれ、前面図、背面図、および分解斜視図である。
【図14】図8および図9に示す二重カム機構の、それ
ぞれ、前面図、背面図、および分解斜視図である。
【図15】図3のサービスステーション・シャーシの一
部、橇組立体、およびプリントキャリッジの簡略上方斜
視図であり、キャッピング位置にあるプリントキャリッ
ジを示している。
【図16】図15の簡略サービスステーション・シャー
シ、橇組立体、およびプリントキャリッジの上方斜視図
であり、キャッピング位置と拭き取り位置との間の中間
の位置にあるプリントキャリッジを示している。
【図17】図15の簡略サービスステーション・シャー
シ、橇組立体、およびプリントキャリッジの上方斜視図
であり、拭き取り位置にあるプリントキャリッジを示し
ている。
【図18】図15の簡略サービスステーション・シャー
シ、橇組立体、およびプリントキャリッジの側面図であ
り、拭き取り位置を示している。
【図19】図1のファクシミリ機械の簡略切り取り斜視
図であり、紙解放位置にある紙つまみ圧力板を示してい
る。
【図20】橇組立体がキャッピング位置にあり、紙つま
み圧力板が解放位置にあるときの、図19のサービスス
テーションおよび紙つまみ圧力板の、図9のものと同様
の、簡略側面図である。
【図21】橇組立体が拭き取り位置にあり、紙つまみ圧
力板が紙つまみ位置にあると黄の、図19のサービスス
テーションおよび紙つまみ板の、図9のものと同様の、
簡略側面図である。
【符号の説明】
100 プリンタ 210 橇組立体 320 プリントキャリッジ 325 プリントカートリッジ 430 橇基体 501 キャップ 502 ワイパー 531a,531b 整列ポスト 532,533 案内レール 602 区画 604 整列空洞 605a,605b,606a,606b 案内面 611 プリントヘッド 612 ノズル
フロントページの続き (72)発明者 小林 敦 長野県諏訪郡落合富士見町 9862−97 (72)発明者 藤森 則芳 長野県塩尻市高出広丘 1710−2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対応するプリントカートリッジ(325 )
    のプリントヘッド(611 )を定期的に拭く少なくとも一
    つのワイパー(502 )と、 対応するプリントカートリッジが使用されていないとき
    対応するプリントヘッドを取り囲む少なくとも一つのキ
    ャップ(501 )と、から成る橇組立体(210 )と、 紙つまみローラ(1120)と選択的に接触し、圧力板がつ
    まみローラと接触するとき印刷媒体(1130)を印刷経路
    を通って前進させ、圧力板がつまみローラと接触しない
    とき印刷媒体を印刷経路を通って前進させないようにす
    る紙つまみ圧力板(1110)と、 橇組立体と圧力板との移動を同時に制御する手段(202
    、702 、703 、704 、705 、706 、204 、314 )と、
    から構成されているインクジェット印刷装置のサービス
    ステーション。
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