JP7014375B2 - 磁性コア内蔵印刷回路基板 - Google Patents

磁性コア内蔵印刷回路基板 Download PDF

Info

Publication number
JP7014375B2
JP7014375B2 JP2017023134A JP2017023134A JP7014375B2 JP 7014375 B2 JP7014375 B2 JP 7014375B2 JP 2017023134 A JP2017023134 A JP 2017023134A JP 2017023134 A JP2017023134 A JP 2017023134A JP 7014375 B2 JP7014375 B2 JP 7014375B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating layer
magnetic core
external
layer
internal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017023134A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017175120A (ja
Inventor
キム サン-フン
オ- ヨン
ベク ヨン-ホ
リ- ヒョン-キ
Original Assignee
サムソン エレクトロ-メカニックス カンパニーリミテッド.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サムソン エレクトロ-メカニックス カンパニーリミテッド. filed Critical サムソン エレクトロ-メカニックス カンパニーリミテッド.
Publication of JP2017175120A publication Critical patent/JP2017175120A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7014375B2 publication Critical patent/JP7014375B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は磁性コア内蔵印刷回路基板に関するものである。
電子製品の小型化により、印刷回路基板に電子部品が装着されたパッケージまたはモジュールの薄型化/小型化が要求されている。
これに伴い、インダクター(inductor)などの電子部品を印刷回路基板の内部に配置する技術が登場し、さらにはインダクター(inductor)などの電子部品を印刷回路基板に直接形成する技術が登場した。
特開2007-266245号公報
本発明の実施例によれば、薄膜成膜装備のワークサイズ(work size)にかかわらず、薄膜水準に形成された磁性層を内蔵した、磁性コア内蔵印刷回路基板を提供することができる。
本発明の第1実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板の磁性コアとコイルパターン部を概念的に示している図面。 本発明の第1実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板を示している図面であって、図1のA-A'断面を示している図面。 本発明の第1実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板の変形例に適用される磁性コアとコイルパターン部を概念的に示している図面。 本発明の第1実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板の他の変形例を示している図面。 本発明の第2実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板を示している図面。 本発明の第3実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板を示している図面。 本発明の第1実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板の製造工程を順次的に示している図面。 本発明の第1実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板の製造工程を順次的に示している図面。 本発明の第1実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板の製造工程を順次的に示している図面。 本発明の第1実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板の製造工程を順次的に示している図面。 本発明の第1実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板の製造工程を順次的に示している図面。 本発明の第1実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板の製造工程を順次的に示している図面。 本発明の第1実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板の製造工程を順次的に示している図面。 本発明の第2実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板の製造工程一部を順次的に示している図面。 本発明の第2実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板の製造工程一部を順次的に示している図面。 本発明の第2実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板の製造工程一部を順次的に示している図面。 本発明の第2実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板の製造工程一部を順次的に示している図面。
本出願に用いられている用語は、単に特定実施例を説明するために用いられたものであり、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は文脈上明白に異なることを意味しない限り、複数の表現を含む。本出願で、「含む」または「有する」などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとするものであって、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものなどの存在または付加可能性をあらかじめ排除しないものと理解されるべきである。そして、明細書全体において、「上に」とは、対象部分の上または下に位置することを意味するのであって、必ずしも重力方向を基準として上側に位置することを意味するのではない。
また、結合とは、各溝性要素間の接触関係において、各溝性要素間に物理的に直接接触する場合だけを意味するのではなく、他の構成が各溝性要素の間に介在されて、その他の構成に構成要素がそれぞれ接触されている場合まで包括する概念を意味する。
図面に示された各構成の大きさおよび厚さは説明の便宜のために任意に示したものであり、本発明は必ずしも図示されたところに限定されない。
以下、添付図面を参照して本発明に係る磁性コア内蔵印刷回路基板の実施例を詳細に説明する。添付図面を参照して説明するにあたって、同一または対応する構成要素は同じ図面番号を付与し、これに対する重複する説明は省略する。
<磁性コア内蔵印刷回路基板>
(第1実施例およびその変形例)
図1は本発明の第1実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板の磁性コアとコイルパターン部を概念的に示している図面である。図2は本発明の第1実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板を示している図面であって、図1に示すコイル構造をA-A'線で切って見た場合の断面を示している図面である。図3は本発明の第1実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板の変形例に適用される磁性コアとコイルパターン部を概念的に示している図面である。図4は本発明の第1実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板の他の変形例を示している図面である。
図1および図2を参照すれば、本発明の第1実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板1000は内部絶縁層100、磁性コア200、外部絶縁層300およびコイルパターン部400を含み、第1導体パターン(P1)をさらに含むことができる。
内部絶縁層100は通常の印刷回路基板に使用される層間絶縁層であって、後述する磁性コア200を内蔵するように収容溝(CV)が形成される。内部絶縁層100は、絶縁樹脂で形成された絶縁フィルム、絶縁樹脂にガラス繊維などが補強材として含浸されたプリプレグ(Prepreg、PPG)、絶縁樹脂に有機および/または無機フィラーが含まれたABF(Ajinomoto Build-up Film)のようなビルドアップフィルムであり得る。また、内部絶縁層100はPID(Photo-Imageable Dielectric)のような感光性絶縁材であり得る。
収容溝(CV)は内部絶縁層100の一面から内部絶縁層100の厚さ方向に陥没するように形成される。すなわち、収容溝(CV)は後述する磁性コア200を内部絶縁層100に配置するように内部絶縁層100に形成された空間である。図2などには、収容溝(CV)が内部絶縁層100の一面と他面をすべて貫通するものとして図示されているが、図2などとは違って内部絶縁層100の他面を開放しない形態で形成することもできる。
磁性コア200は絶縁材210および絶縁材210に形成される磁性層220を含み、収容溝(CV)に配置される。磁性コア200はインダクターのいわゆる磁心に該当する構成であって、後述するコイルパターン部400により誘導された磁場を増加させることができる。
絶縁材210は磁性層220を形成するときに基板(substrate)の役割をする。すなわち、磁性層220はスパッタリング(sputtering)で形成することができるが、ターゲット(target)物質から飛び出た原子や分子が絶縁材210の表面に積層されて磁性層220を形成することになる。
絶縁材210は通常の印刷回路基板の層間絶縁材であり得る。すなわち、絶縁材210は、絶縁樹脂で形成された絶縁フィルム、絶縁樹脂にガラス繊維などが補強材として含浸されたプリプレグ(Prepreg、PPG)、絶縁樹脂に有機および/または無機フィラーが含まれたABF(Ajinomoto Build-up Film)のようなビルドアップフィルムまたはPID(Photo-Imageable Dielectric)のような感光性絶縁材であり得る。また、絶縁材210は単結晶ケイ素で形成されたシリコンウェハーであり得る。
磁性層220は後述するコイルパターン部400により誘導された磁場を増加させるように、強磁性体を含むことができる。一例として、磁性層220はコバルト-タンタリウム-ジルコニウム合金(Cobalt-Tantalum-Zirconium Alloy)であり得るが、これに制限されるものではない。磁性層220がコバルト-タンタリウム-ジルコニウム合金を含む場合、磁性層220はスパッタリング(sputtering)によって形成され得る。磁性層220は絶縁材210に薄膜水準の厚さすなわち、数μmで形成され得る。
一般的に、磁性層を薄膜水準の厚さで印刷回路基板に直接形成するためには、薄膜成膜装備のワークサイズ(work size)によって印刷回路基板の大きさが制限されて生産費用が増加する。ここで、上記ワークサイズは、例えば、薄膜製膜装備における作業用エリアの面積や寸法に対応するサイズであってもよい。本実施例の場合、磁性層220が印刷回路基板に直接形成されるのではないため、印刷回路基板は、前述した制限なしに薄膜水準の磁性層220を内蔵することができる。すなわち、本実施例の場合、絶縁材210だけを薄膜成膜装備に投入して磁性層220を成膜した後、磁性コア200を必要大きさに裁断して内部絶縁層100に配置するため、ワークサイズによる制限なしに任意の大きさで印刷回路基板を形成することができる。
磁性コア200は絶縁材210と磁性層220の間に形成される粗度減少層230をさらに含むことができる。絶縁材210を、CCL(copper clad laminate)から銅箔を除去したいわゆるunclad-CCLに形成する場合、unclad-CCLの表面は銅箔の除去によって粗度が形成され得る。表面に粗度が形成される場合、磁性層220形成時に磁性層220の磁化方向が不均一となり得る。したがって、絶縁材210に粗度減少層230を形成して磁性層220が形成される面の粗度を減少させた後、粗度減少層230上に磁性層220を形成することができる。
絶縁材210と結合する粗度減少層230の一面は絶縁材210の表面形状に対応する形状に形成され、磁性層220と結合する粗度減少層230の他面は粗度減少層230の一面の粗度と比較して相対的に粗度が減少した形状に形成される。
粗度減少層230は絶縁材210上にフィルムを積層して形成することができ、液状の物質をスピンコートなどの方法で形成した後、硬化させて形成することができる。
外部絶縁層300は内部絶縁層100および磁性コア200上に形成され、磁性コア200をカバーするように収容溝(CV)と磁性コア200の間の空間を埋める。外部絶縁層300は、収容溝(CV)の内周面と磁性コア200の外面の間の空き空間を埋めることによって、収容溝(CV)内に配置された磁性コア200の流動を防止する。また、外部絶縁層300は内部絶縁層100と共に後述するコイルパターン部400と磁性層220を互いに絶縁させる。
外部絶縁層300は、絶縁樹脂で形成された絶縁フィルム、絶縁樹脂にガラス繊維などが補強材として含浸されたプリプレグ(Prepreg、PPG)、絶縁樹脂に有機および/または無機フィラーが含まれたABF(Ajinomoto Build-up Film)のようなビルドアップフィルムであり得る。また、外部絶縁層300はPID(Photo-Imageable Dielectric)のような感光性絶縁材であり得る。
外部絶縁層300は内部絶縁層100の一面上に形成される第1外部絶縁層310および内部絶縁層100の他面上に形成される第2外部絶縁層320を含むことができる。
一方、図2などには、外部絶縁層300が第1外部絶縁層310と第2外部絶縁層320で形成されることが図示されているが、これは例示的なものに過ぎない。一例として、収容溝(CV)が内部絶縁層100の他面を開放しない形態で形成される場合には、外部絶縁層300は内部絶縁層100の一面にのみ形成され得る。
コイルパターン部400は磁性コア200を囲むように内部絶縁層100と外部絶縁層300に形成される。コイルパターン部400は通常のインダクターのコイルに該当する構成であって、磁性コア200を囲む形態で内部絶縁層100と外部絶縁層300に形成されて磁性コア200に磁場を誘導する。
コイルパターン部400は電流が流れるように電導性物質を含む。一例として、コイルパターン部400は銅(Cu)で形成され得るが、これに制限されるものではない。他の例として、コイルパターン部400は銅(Cu)を含む合金、白金(Pt)またはニッケル(Ni)のような電導性物質で形成されるか電導性物質を含むことができる。
コイルパターン部400は、第1外部絶縁層310に形成される上部コイルパターン401、第2外部絶縁層320に形成される下部コイルパターン403、および上部コイルパターン401と下部コイルパターン403を連結するように第1外部絶縁層310、内部絶縁層100および第2外部絶縁層320に形成されるコイルビア405を含む。
コイルビア405は第1外部絶縁層310、内部絶縁層100および第2外部絶縁層320を貫通して一体形成されるが、これに制限されるものではない。すなわち、本発明の第3実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板3000を示す図6に図示された通り、コイルビア405は一体形成されずに、複数405A、405B、405Cで形成されて互いに連結された構造で形成され得る。これはコイルビア405を形成する方法によるもので、詳しい事項は後述する。
一方、図2などには、それぞれ第1外部絶縁層310上に形成された上部コイルパターン401と第2外部絶縁層320上に形成された下部コイルパターン403が図示されているが、これは例示的なものである。すなわち、上部コイルパターン401と下部コイルパターン403の形成方法により上部コイルパターン401と下部コイルパターン403のそれぞれは第1外部絶縁層310または第2外部絶縁層320によって埋め立てられた構造となるように形成され得る。
本実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板1000は、第1外部絶縁層310および/または第2外部絶縁層320に形成され、上部コイルパターン401および/または下部コイルパターン403と離隔される第1導体パターン(P1)をさらに含むことができる。第1導体パターン(P1)は上部コイルパターン401と同一に第1外部絶縁層310に形成され得る。そして/または第1導体パターン(P1)は下部コイルパターン403と同一に第2外部絶縁層320に形成され得る。第1導体パターン(P1)は通常の印刷回路基板の回路パターンに対応するもので、信号パターン、パッド、パワーパターンまたはグラウンドパターンなどであり得る。
第1導体パターン(P1)は電導性物質を含むことができる。一例として、第1導体パターン(P1)は銅(Cu)で形成され得るがこれに制限されるものではない。他の例として、第1導体パターン(P1)は銅(Cu)を含む合金、白金(Pt)またはニッケル(Ni)のような電導性物質で形成されるか電導性物質を含むことができる。
本実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板1000はソルダーレジスト層(SR)をさらに含むことができる。ソルダーレジスト層(SR)は第1外部絶縁層310および/または第2外部絶縁層320上に形成され得る。また、ソルダーレジスト層(SR)は、第1導体パターン(P1)の中の本実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板1000の外部接続手段に該当する第1導体パターン(P1)を外部に露出するようにその一部が開放され得る。
図3を参照すれば、本実施例の変形例に適用されるコイルパターン部400は第1コイルパターン部410と第2コイルパターン部420を含むことができる。第1コイルパターン部410は第1上部コイルパターン411、第1下部コイルパターン413および第1コイルビア415で構成される。第1上部コイルパターン411と第1下部コイルパターン413は第1コイルビア415を通じて連結される。第2コイルパターン部420は第2上部コイルパターン421、第2下部コイルパターン423および第2コイルビア425で構成される。第2上部コイルパターン421と第2下部コイルパターン423は第2コイルビア425を通じて連結される。第1コイルパターン部410と第2コイルパターン部420は互いに電気的に連結されずに独立的なコイルとして機能することができる。
第1コイルパターン部410と第2コイルパターン部420のそれぞれは通常のインダクターのコイルに対応する。したがって、本実施例の変形例の場合、磁性コア200にまるで2つのコイルを巻線したような構造で形成され得る。この場合、制限された面積内に形成されたコイルパターン部400の総面積を増加させることができる。
一方、図3にはコイルパターン部400が2つで形成されることを図示しているが、これは例示的なものに過ぎない。すなわち、コイルパターン部400が形成される領域の面積、上部コイルパターン401または下部コイルパターン403の大きさ、および要求されるインダクタンス値などによりコイルパターン部400は3以上の複数で形成されることもある。
図4を参照すれば、本実施例の他の変形例1000'に適用される磁性層220は、絶縁材210の一面に形成される第1磁性膜221と絶縁材210の他面に形成される第2磁性膜223を含む。第1磁性膜221と第2磁性膜223は同時にまたは異時にそれぞれ絶縁材に形成され得る。
一方、図4には前述した粗度減少層230が省略されたものを図示しているが、これは例示的なものに過ぎない。したがって、図4とは異なり、本実施例の他の変形例1000'に適用される磁性コア200は絶縁材210と第1磁性膜221の間および/または絶縁材210と第2磁性膜223の間に形成される粗度減少層230を含むこともできる。
また、図2および図4には上部コイルパターン401と第1導体パターン(P1)を二重層構造で図示しているが、これは例示的ものであり、異なるパターン形成方法が用いられる場合には、二重層構造とはならないこともあり得る。すなわち、MSAP(Modified Semi-Additive Process)工法ではなく、サブトラクティブ工法(subtractive)で上部コイルパターン401または第1導体パターン(P1)を形成する場合、上部コイルパターン401または第1導体パターン(P1)は断層構造となり得る。これは、後述する第2実施例2000および第3実施例3000の第2導体パターン(P2)、第3導体パターン(P3)にも同様に適用される。
(第2実施例と第3実施例)
図5は本発明の第2実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板を示している図面である。図6は本発明の第3実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板を示している図面である。
図5および図6を参照すれば、本発明の第2実施例2000と第3実施例3000のそれぞれは、本発明の第1実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板1000と導体パターンの形成位置が異なる。すなわち、第1実施例1000とは異なり、第2実施例2000では第3外部絶縁層500と第4外部絶縁層600をさらに含んで第2導体パターン(P2)が第3外部絶縁層500および/または第4外部絶縁層600に形成される。また、第1実施例1000とは異なり、第3実施例3000では第3導体パターン(P3)が第1外部絶縁層310と内部絶縁層100の間および/または第2外部絶縁層320と内部絶縁層100の間に形成される。
第3外部絶縁層500と第4外部絶縁層600のそれぞれは、絶縁樹脂で形成された絶縁フィルム、絶縁樹脂にガラス繊維などが補強材として含浸されたプリプレグ(Prepreg、PPG)、絶縁樹脂に有機および/または無機フィラーが含まれたABF(Ajinomoto Build-up Film)のようなビルドアップフィルムであり得る。また、第3外部絶縁層500と第4外部絶縁層600のそれぞれは、PID(Photo-Imageable Dielectric)のような感光性絶縁材であり得る。
第3実施例3000の場合、コイルビア405は内部絶縁層100を貫通する内部コイルビア405A、第1外部絶縁層310を貫通して内部コイルビア405Aに連結される第1外部コイルビア405Bおよび第2外部絶縁層320を貫通して内部コイルビア405Aに連結される第2外部コイルビア405Cを含むことができる。すなわち、第1実施例1000とは異なり、第3実施例3000でコイルビア405は複数で形成されて連結される構造である。
第2実施例2000の場合、磁性コア200およびコイルパターン部400形成領域にかかわらず、印刷回路基板の全領域に第2導体パターン(P2)を形成することができる。第3実施例3000の場合、全体工程数が低減され得る。
一方、本発明の第1~第3実施例において、通常の印刷回路基板に互いに層を異ならせて形成された回路パターンを互いに連結するビアについては説明および図示を省略したが、これは通常の技術者に自明な事項であるため、具体的な説明がなくても本発明の範囲に属すると言える。
<磁性コア内蔵印刷回路基板の製造方法>
(第1実施例およびその変形例の製造方法)
図7~図13は本発明の第1実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板の製造工程を順次的に示している図面である。
図7を参照すれば、内部絶縁層100の一面から陥没した収容溝(CV)を内部絶縁層100に形成し、収容溝(CV)が形成された内部絶縁層100の他面にキャリア(C)を付着する。または内部絶縁層100の他面にキャリア(C)を付着した後、内部絶縁層100の一面に収容溝(CV)を形成する。
収容溝(CV)はレーザー照射によるドリリング(穿孔処理)および機械的なドリリング(穿孔処理)を含むドリリング工法で内部絶縁層100に形成され得る。または内部絶縁層100が感光性絶縁材で形成された場合に収容溝(CV)はフォトリソグラフィ(Photolithography)工法で内部絶縁層100に形成され得る。収容溝(CV)は内部絶縁層100の一面と他面をすべて開放する、すなわち、内部絶縁層100を貫通する構造で形成され得る。
キャリア(C)はテープであり得るが、これに制限されず、一定以上の剛性を付与する金属部材であり得る。
次いで、図8を参照すれば、収容溝(CV)に磁性コア200を配置する。磁性コア200は絶縁材210に磁性層220を形成したもので、絶縁材210とターゲット(target)およびスパッタリング(sputtering)装備を利用して形成され得る。磁性層220が形成された絶縁材210は収容溝(CV)の大きさを考慮してダイシング(dicing)された後、収容溝(CV)に配置される。これによって、本実施例1000は印刷回路基板に磁性層220を薄膜水準で直接形成する場合とは異なり、スパッタリング装備など薄膜成膜装備のワークサイズ(work size)に制限されない。
一方、いわゆるunclad-CCLを絶縁材210として利用する場合、銅箔を除去することによって絶縁材210の表面には粗度が形成され得る。この場合、絶縁材210の表面に粗度減少層230を形成した後、磁性層220を形成することができる。粗度減少層230は絶縁材210の表面に絶縁フィルムを積層するか液状の絶縁樹脂を塗布した後硬化して形成することができる。
本実施例の他の変形例に適用される磁性コア200の磁性層220は絶縁材210の一面に形成される第1磁性膜221と絶縁材210の他面に形成される第2磁性膜223を含むことができる。第1磁性膜221と第2磁性膜223は同時にまたは異時に絶縁材210に形成され得る。スパッタリングで第1磁性膜221と第2磁性膜223を形成する場合、1次スパッタリングによって第1磁性膜221を絶縁材210の一面に形成した後、絶縁材210を裏返して2次スパッタリングを遂行して第2磁性膜223を絶縁材210の他面に形成することができる。
次いで、図9を参照すれば、磁性コア200が収容溝(CV)に配置された内部絶縁層100の一面に第1外部絶縁層310を積層する。第1外部絶縁層310は収容溝(CV)の内周面と磁性コア200の間の空間を埋めるように流動性を有する半硬化状態(B-stage)のプリプレグ(prepreg)であり得る。また、第1外部絶縁層310は半硬化状態のABFフィルムまたは感光性絶縁材であり得る。
一方、図9には第1外部絶縁層310を絶縁フィルムの一面に銅箔(M)が形成された、いわゆるRCC(Resin Coated Copper)で図示しているが、これは例示的なものに過ぎず、銅箔(M)が形成されていない絶縁フィルムだけを内部絶縁層100の一面に積層することもできる。また、銅箔ではなく他の材質の金属箔が一面に形成されていることもあり得る。
次いで、図10を参照すれば、キャリア(C)を除去し、内部絶縁層100の他面に第2外部絶縁層320を積層する。第2外部絶縁層320は半硬化状態(B-stage)のプリプレグ(prepreg)であり得る。または第2外部絶縁層320は半硬化状態のABFフィルムまたは感光性絶縁材であり得る。
一方、図10には第2外部絶縁層320を絶縁フィルムの一面に銅箔(M)が形成された、いわゆるRCC(Resin Coated Copper)で図示しているが、これは例示的なものに過ぎず、銅箔(M)が形成されていない絶縁フィルムだけを内部絶縁層100の他面に積層することもできる。また、第2外部絶縁層320の一面に銅箔(M)ではない他の材質の金属箔が形成されていることもあり得る。
次いで、図11を参照すれば、第1外部絶縁層310、内部絶縁層100および第2外部絶縁層320を貫通するビアホール(VH)を加工する。第1外部絶縁層310および/または第2外部絶縁層320の一面に前述した金属箔(M)が形成されている場合には、ビアホール(VH)が形成される領域に対応する領域だけを選択的に除去した後、第1外部絶縁層310、内部絶縁層100および第2外部絶縁層320を貫通するビアホール(VH)を加工することができる。金属箔(M)の選択的除去は金属箔(M)の選択的エッチングによって具現され得るが、これに制限されるものではない。
ビアホール(VH)は、レーザードリリングまたはメカニカルドリリングによって第1外部絶縁層310、内部絶縁層100および第2外部絶縁層320に形成され得る。または第1外部絶縁層310、内部絶縁層100および第2外部絶縁層320のすべてが感光性絶縁材で形成された場合には、ビアホール(VH)は露光および現像を含むフォトリソグラフィ(Photolithography)工程で形成され得る。または前述したレーザードリリング、メカニカルドリリングおよびフォトリソグラフィ中の選択された二つ以上の方法を混合してビアホール(VH)を形成することができる。
次いで、図12を参照すれば、コイルビア405、上部コイルパターン401、下部コイルパターン403および第1導体パターン(P1)を形成する。本実施例の場合、第1外部絶縁層310および第2外部絶縁層320の一面にそれぞれ形成された銅箔(M)をシード層として利用してコイルビア405、上部コイルパターン401、下部コイルパターン403および第1導体パターン(P1)を形成する。コイルビア405、上部コイルパターン401、下部コイルパターン403および第1導体パターン(P1)は前記の銅箔(M)に選択的メッキレジストを形成した後、電解メッキを通じて形成される。その後、フラッシュエッチングなどを通してシード層として機能した銅箔(M)を選択的に除去する。
次いで、図13を参照すれば、上部コイルパターン401および下部コイルパターン403を保護するように第1外部絶縁層310および/または第2外部絶縁層320上にソルダーレジスト層(SR)を形成する。ソルダーレジスト層(SR)はソルダーレジストフィルムを積層して形成され得る。ソルダーレジスト層(SR)は第1導体パターン(P1)中の外部接続端子として機能する第1導体パターン(P1)を外部に露出させる開放部が形成され得る。
(第2実施例の製造方法)
図14~図17は本発明の第2実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板の製造工程一部を順次的に示している図面である。
まず、本発明の第2実施例に係る磁性コア内蔵印刷回路基板2000は、第1実施例1000の製造方法中の図7~図11と同じ工程を遂行する。
次いで、図14を参照すれば、コイルビア405、上部コイルパターン401および下部コイルパターン403を形成する。本実施例の場合、第1外部絶縁層310および第2外部絶縁層320の一面にそれぞれ形成された銅箔(M)をシード層として利用してコイルビア405、上部コイルパターン401および下部コイルパターン403を形成する。コイルビア405、上部コイルパターン401および下部コイルパターン403は前記の銅箔(M)に選択的メッキレジストを形成した後、電解メッキを通じて形成される。この後フレッシュエッチングなどを通してシード層として機能した銅箔(M)を選択的に除去する。
次いで、図15を参照すれば、第1外部絶縁層310と上部コイルパターン401上に第3外部絶縁層500を積層し、第2外部絶縁層320と下部コイルパターン403上に第4外部絶縁層600を積層する。第3外部絶縁層500と第4外部絶縁層600は同時にまたは異時に積層され得る。
第3外部絶縁層500と第4外部絶縁層600はプリプレグ(prepreg)、ABFフィルムまたは感光性絶縁材であり得る。
一方、図15には第3外部絶縁層500と第4外部絶縁層600をそれぞれの一面に銅箔(M)が形成された、いわゆるRCC(Resin Coated Copper)で図示しているが、これは例示的なものに過ぎず、銅箔(M)が形成されていない絶縁フィルムだけを積層して第3外部絶縁層500と第4外部絶縁層600を形成することもできる。また、第3外部絶縁層500と第4外部絶縁層600には銅箔(M)ではない他の材質の金属箔が形成されていることもあり得る。
次いで、図16を参照すれば、第3外部絶縁層500および/または第4外部絶縁層600に第2導体パターン(P2)を形成する。本実施例の場合、第3外部絶縁層500および第4外部絶縁層600の一面にそれぞれ形成された銅箔(M)をシード層として利用して第2導体パターン(P2)を形成する。第2導体パターン(P2)は前記の銅箔(M)に選択的メッキレジストを形成した後、電解メッキを遂行して形成され得る。その後フラッシュエッチングなどを通してシード層として機能した銅箔(M)を選択的に除去する。
次に図17を参照すれば、第2導体パターン(P2)を保護するように第3外部絶縁層500および/または第4外部絶縁層600上にソルダーレジスト層(SR)を形成する。ソルダーレジスト層(SR)はソルダーレジストフィルムを積層して形成され得る。ソルダーレジスト層(SR)は第2導体パターン(P2)中の外部接続端子として機能する第2導体パターン(P2)を外部に露出させる開放部が形成され得る。
以上、本発明の一実施例について説明したが、該当技術分野で通常の知識を有した者であれば特許請求の範囲に記載された本発明の思想から逸脱しない範囲内で、構成要素の付加、変更または削除などによって本発明を多様に修正および変更させることができ、このような変更物ないし均等物も本発明の権利範囲に属する。
[項目1]
内部に収容溝が形成された内部絶縁層と、
絶縁材および上記絶縁材に形成される磁性層を含み、上記収容溝に配置されることにより少なくとも一部が上記内部絶縁層内に収容される磁性コアと、
上記磁性コアの少なくとも一部が内部に収容された上記内部絶縁層の上に形成されると共に、上記磁性コアをカバーするように上記収容溝と上記磁性コアの間の空間を埋める外部絶縁層と、
上記磁性コアを囲むように上記内部絶縁層と上記外部絶縁層に形成されるコイルパターン部とを含み、
上記絶縁材はケイ素(Si)を含む、磁性コア内蔵印刷回路基板。
[項目2]
上記外部絶縁層は、
上記内部絶縁層の一方の面上に形成される第1外部絶縁層および上記内部絶縁層の他方の面上に形成される第2外部絶縁層を含み、
上記コイルパターン部は、
上記第1外部絶縁層に形成される上部コイルパターン、
上記第2外部絶縁層に形成される下部コイルパターンおよび、
上記上部コイルパターンと上記下部コイルパターンを連結するように上記第1外部絶縁層、上記内部絶縁層および上記第2外部絶縁層に形成されるコイルビアを含む、項目1に記載の磁性コア内蔵印刷回路基板。
[項目3]
上記第1外部絶縁層および/または上記第2外部絶縁層に形成され、上記上部コイルパターンおよび/または上記下部コイルパターンと離隔される第1導体パターンをさらに含む、項目2に記載の磁性コア内蔵印刷回路基板。
[項目4]
上記上部コイルパターンをカバーするように上記第1外部絶縁層および上記上部コイルパターン上に形成される第3外部絶縁層と、
上記下部コイルパターンをカバーするように上記第2外部絶縁層および上記下部コイルパターン上に形成される第4外部絶縁層と、
上記第3外部絶縁層および/または上記第4外部絶縁層に形成される第2導体パターンとをさらに含む、項目2に記載の磁性コア内蔵印刷回路基板。
[項目5]
上記第1外部絶縁層と上記内部絶縁層間および/または上記第2外部絶縁層と上記内部絶縁層の間に形成される第3導体パターンをさらに含む、項目2に記載の磁性コア内蔵印刷回路基板。
[項目6]
上記コイルビアは、
上記第1外部絶縁層、内部絶縁層および上記第2外部絶縁層を貫通して一体形成される、項目2に記載の磁性コア内蔵印刷回路基板。
[項目7]
上記コイルビアは、
上記内部絶縁層を貫通する内部コイルビア、上記第1外部絶縁層を貫通して上記内部コイルビアで連結される第1外部コイルビアおよび上記第2外部絶縁層を貫通して上記内部コイルビアで連結される第2外部コイルビアを含む、項目2に記載の磁性コア内蔵印刷回路基板。
[項目8]
上記磁性コアは、
上記絶縁材と上記磁性層の間に形成される粗度減少層をさらに含む、項目1~項目7のいずれか一項に記載の磁性コア内蔵印刷回路基板。
[項目9]
上記磁性層は、
上記絶縁材の一面に形成される第1磁性膜および、
上記絶縁材の他面に形成される第2磁性膜を含む、項目1~項目8のいずれか一項に記載の磁性コア内蔵印刷回路基板。
[項目10]
内部に収容溝が形成された内部絶縁層と、
絶縁材、上記絶縁材の上に形成される磁性層、および上記絶縁材と上記磁性層の間に形成される粗度減少層を含み、上記収容溝に配置されることにより少なくとも一部が上記内部絶縁層内に収容される磁性コアと、
上記磁性コアの少なくとも一部が内部に収容された上記内部絶縁層の上に形成されると共に、上記磁性コアをカバーするように上記収容溝と上記磁性コアの間の空間を埋める外部絶縁層と、
上記磁性コアを囲むように上記内部絶縁層と上記外部絶縁層に形成されるコイルパターン部とを含む、磁性コア内蔵印刷回路基板。
[項目11]
内部に収容溝が形成された内部絶縁層と、
絶縁材および上記絶縁材に形成される磁性層を含み、上記収容溝に配置されて少なくとも一部が上記内部絶縁層内に収容される磁性コアと、
上記磁性コアの少なくとも一部が内部に収容された上記内部絶縁層の上に形成されると共に、上記磁性コアをカバーするように上記収容溝と上記磁性コアの間の空間を埋める外部絶縁層と、
上記磁性コアを囲むように上記内部絶縁層と上記外部絶縁層に形成されるコイルパターン部とを含み、
上記絶縁材は、側面の少なくとも一部が上記収容溝の内壁から離隔するように上記収容溝内に配置される、磁性コア内蔵印刷回路基板。
[項目12]
上記絶縁材は絶縁樹脂を含む、項目11に記載の磁性コア内蔵印刷回路基板。
[項目13]
上記絶縁材は、
上記絶縁樹脂に含浸された補強材をさらに含む、項目12に記載の磁性コア内蔵印刷回路基板。
CV 収容溝
C キャリア
M 銅箔
VH ビアホール
P1 第1導体パターン
P2 第2導体パターン
P3 第3導体パターン
100 内部絶縁層
200 磁性コア
210 絶縁材
220 磁性層
221 第1磁性膜
223 第2磁性膜
230 粗度減少層
300 外部絶縁層
310 第1外部絶縁層
320 第2外部絶縁層
400 コイルパターン部
401 上部コイルパターン
403 下部コイルパターン
405 コイルビア
405A 内部コイルビア
405B 第1外部コイルビア
405C 第2外部コイルビア
410 第1コイルパターン部
411 第1上部コイルパターン
413 第1下部コイルパターン
415 第1コイルビア
420 第2コイルパターン部
421 第2上部コイルパターン
423 第2下部コイルパターン
425 第2コイルビア
500 第3外部絶縁層
600 第4外部絶縁層
1000、1000'、2000、3000 磁性コア内蔵印刷回路基板

Claims (10)

  1. 内部に収容溝が形成された内部絶縁層;
    絶縁材および前記絶縁材に形成される磁性層を含み、前記収容溝に配置されることにより少なくとも一部が前記内部絶縁層内に収容される磁性コア;
    前記磁性コアの少なくとも一部が内部に収容された前記内部絶縁層の上に形成されると共に、前記磁性コアをカバーするように前記収容溝と前記磁性コアの間の空間を埋める外部絶縁層;および
    前記磁性コアを囲むように前記内部絶縁層と前記外部絶縁層に形成されるコイルパターン部;を含み、
    前記絶縁材はケイ素(Si)を含む、磁性コア内蔵印刷回路基板。
  2. 前記外部絶縁層は
    前記内部絶縁層の一方の面上に形成される第1外部絶縁層および前記内部絶縁層の他方の面上に形成される第2外部絶縁層を含み、
    前記コイルパターン部は
    前記第1外部絶縁層に形成される上部コイルパターン、
    前記第2外部絶縁層に形成される下部コイルパターンおよび
    前記上部コイルパターンと前記下部コイルパターンを連結するように前記第1外部絶縁層、前記内部絶縁層および前記第2外部絶縁層に形成されるコイルビアを含む、請求項1に記載の磁性コア内蔵印刷回路基板。
  3. 前記第1外部絶縁層および/または前記第2外部絶縁層に形成され、前記上部コイルパターンおよび/または前記下部コイルパターンと離隔される第1導体パターンをさらに含む、請求項2に記載の磁性コア内蔵印刷回路基板。
  4. 前記上部コイルパターンをカバーするように前記第1外部絶縁層および前記上部コイルパターン上に形成される第3外部絶縁層;
    前記下部コイルパターンをカバーするように前記第2外部絶縁層および前記下部コイルパターン上に形成される第4外部絶縁層;および
    前記第3外部絶縁層および/または前記第4外部絶縁層に形成される第2導体パターンをさらに含む、請求項2に記載の磁性コア内蔵印刷回路基板。
  5. 前記第1外部絶縁層と前記内部絶縁層間および/または前記第2外部絶縁層と前記内部絶縁層の間に形成される第3導体パターンをさらに含む、請求項2に記載の磁性コア内蔵印刷回路基板。
  6. 前記コイルビアは、
    前記第1外部絶縁層、内部絶縁層および前記第2外部絶縁層を貫通して一体形成される、請求項2に記載の磁性コア内蔵印刷回路基板。
  7. 前記コイルビアは、
    前記内部絶縁層を貫通する内部コイルビア、前記第1外部絶縁層を貫通して前記内部コイルビアで連結される第1外部コイルビアおよび前記第2外部絶縁層を貫通して前記内部コイルビアで連結される第2外部コイルビアを含む、請求項2に記載の磁性コア内蔵印刷回路基板。
  8. 前記磁性コアは、
    前記絶縁材と前記磁性層の間に形成される粗度減少層をさらに含む、請求項1~請求項7のいずれか一項に記載の磁性コア内蔵印刷回路基板。
  9. 前記磁性層は
    前記絶縁材の一面に形成される第1磁性膜および
    前記絶縁材の他面に形成される第2磁性膜を含む、請求項1~請求項8のいずれか一項に記載の磁性コア内蔵印刷回路基板。
  10. 内部に収容溝が形成された内部絶縁層;
    絶縁材、前記絶縁材の上に形成される磁性層、および前記絶縁材と前記磁性層の間に形成される粗度減少層を含み、前記収容溝に配置されることにより少なくとも一部が前記内部絶縁層内に収容される磁性コア;
    前記磁性コアの少なくとも一部が内部に収容された前記内部絶縁層の上に形成されると共に、前記磁性コアをカバーするように前記収容溝と前記磁性コアの間の空間を埋める外部絶縁層;および
    前記磁性コアを囲むように前記内部絶縁層と前記外部絶縁層に形成されるコイルパターン部;を含む、磁性コア内蔵印刷回路基板。
JP2017023134A 2016-03-18 2017-02-10 磁性コア内蔵印刷回路基板 Active JP7014375B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020160032706A KR102523852B1 (ko) 2016-03-18 2016-03-18 자성코어 내장 인쇄회로기판
KR10-2016-0032706 2016-03-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017175120A JP2017175120A (ja) 2017-09-28
JP7014375B2 true JP7014375B2 (ja) 2022-02-01

Family

ID=59973987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017023134A Active JP7014375B2 (ja) 2016-03-18 2017-02-10 磁性コア内蔵印刷回路基板

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7014375B2 (ja)
KR (1) KR102523852B1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102175184B1 (ko) * 2019-03-04 2020-11-06 주식회사 심텍 버티컬 타입의 패시브 소자를 갖는 멀티 인쇄회로기판 및 그 제조 방법
JP7302276B2 (ja) * 2019-05-15 2023-07-04 株式会社デンソー インダクタ
US11102886B2 (en) 2019-09-30 2021-08-24 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Printed circuit board
KR20210050741A (ko) 2019-10-29 2021-05-10 삼성전기주식회사 인쇄회로기판
KR20210073162A (ko) 2019-12-10 2021-06-18 삼성전기주식회사 인쇄회로기판

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004319875A (ja) 2003-04-18 2004-11-11 Nec Tokin Corp インダクタ内蔵型多層基板およびその製造方法
JP2007266245A (ja) 2006-03-28 2007-10-11 Kyocera Corp コイル内蔵基板
WO2013137044A1 (ja) 2012-03-16 2013-09-19 学校法人福岡大学 インダクタ内蔵基板製造方法及びインダクタ内蔵基板及びそれを用いた電源モジュール

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004319875A (ja) 2003-04-18 2004-11-11 Nec Tokin Corp インダクタ内蔵型多層基板およびその製造方法
JP2007266245A (ja) 2006-03-28 2007-10-11 Kyocera Corp コイル内蔵基板
WO2013137044A1 (ja) 2012-03-16 2013-09-19 学校法人福岡大学 インダクタ内蔵基板製造方法及びインダクタ内蔵基板及びそれを用いた電源モジュール

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017175120A (ja) 2017-09-28
KR20170108581A (ko) 2017-09-27
KR102523852B1 (ko) 2023-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7014375B2 (ja) 磁性コア内蔵印刷回路基板
US20200304025A1 (en) Inductor component, package component, and switching regulator
US9265158B2 (en) Inductor component and printed wiring board incorporating inductor component and method for manufacturing inductor component
JP6312997B2 (ja) コイル基板及びその製造方法、インダクタ
US8586875B2 (en) Wiring board and method for manufacturing the same
US8881382B2 (en) Embedded printed circuit board and method of manufacturing the same
US8541695B2 (en) Wiring board and method for manufacturing the same
US10304620B2 (en) Thin film type inductor and method of manufacturing the same
US20100300737A1 (en) Wiring board and method for manufacturing the same
JP6504565B2 (ja) コイル内蔵集積回路基板及びその製造方法
JP7379774B2 (ja) プリント回路基板
CN110999552B (zh) 印刷电路板
JP2008113002A (ja) キャパシタ内蔵型印刷回路基板及びその製造方法
US10636562B2 (en) Coil electronic component and method of manufacturing the same
JP2015159153A (ja) 電子部品内蔵多層配線板
JP5599860B2 (ja) 半導体パッケージ基板の製造方法
US20180122556A1 (en) Coil electronic component and method of manufacturing the same
KR102426202B1 (ko) 인쇄회로기판
KR20150003505A (ko) 인쇄회로기판 및 이의 제조방법
JP6780741B2 (ja) インダクタ部品、パッケージ部品およびスィッチングレギュレータ
KR100733279B1 (ko) 인덕터 내장형 인쇄 회로 기판 제조 방법
CN113133178B (zh) 具有中心承载件和两个相反的层堆叠体的布置结构、部件承载件及制造方法
KR101197783B1 (ko) 매립형 인쇄회로기판 및 그 제조방법
JP2022536272A (ja) プリント回路基板
JP2020181925A (ja) 配線基板および配線基板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211019

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220111