JP7014127B2 - 焼結鉱の製造方法 - Google Patents

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本発明は、高炉用原料である焼結鉱の製造方法、特に造粒に供する焼結配合原料の粒子特性に着目した点に特徴を有する方法に関する。
焼結鉱は、通常、以下の工程により製造される。まず、複数種類の銘柄からなる粉鉄鉱石(一般に、-10mm程度のシンターフィードと呼ばれているもの)に、石灰石や珪石、蛇紋岩等の副原料粉と、ダスト、スケール、返鉱等の雑原料粉と、粉コークス等の固体燃料とを適量ずつ配合して焼結配合原料を得る。次に、得られた焼結配合原料に水分を添加する。そして、水分を添加した焼結配合原料を混合-造粒して焼結用造粒原料を得る。次に、得られた焼結用造粒原料を焼結機に装入して焼成することによって、焼結鉱を得ている。その焼結配合原料は、一般に、水分を含むことで造粒時に互いに凝集して擬似粒子となる。そして、この擬似粒子化した焼結用造粒原料は、焼結機のパレット上に装入されたとき、焼結原料装入層の良好な通気を確保するのに役立ち、焼結反応を円滑に進める。
上述した焼結鉱の製造方法において、従来、造粒が困難な焼結原料を微粉化することで造粒性を向上させる種々の方法が提案されてきた。例えば、特許文献1では、焼結原料のうちの多孔質鉄鉱石を所定の粒度になるよう粉砕する焼結鉱の製造方法が開示されている。また、特許文献2では、粒度調整したペレットフィードを含む微粉原料を用いた焼結鉱の製造方法が開示されている。さらに、特許文献3では、焼結原料を混練する際、所定の微粒子を添加して混練する焼結原料の事前処理方法が開示されている。さらにまた、特許文献4では、所定構成の竪型粉砕機によりペレットフィードを造粒した焼結原料の製造方法が開示されている。
特開2007-138244号公報 特開2013-32568号公報 特開2012-162796号公報 国際公開第2013/054471号
しかしながら、これらの方法では、いずれも特定鉱石の処理のみで、特定鉱石以外の他の微粉化していない鉱石の性状を考慮できていなかった。そのため、そのような焼結配合原料を造粒した場合、その造粒性を適切に制御することができない問題があった。その結果、焼結配合原料を造粒して得た焼結用造粒原料を焼結機で焼結すると、焼結反応を円滑に進めることができず、得られた焼結鉱が十分な性能を発揮できない問題があった。
本発明の目的は、焼結配合原料の造粒に際し、微粉化した原料およびその他の媒体となる原料の包括的な造粒性評価指標を構築し、この造粒性評価指標を用いることで焼結配合原料の造粒性を改善し、その結果として十分な特性を示す焼結鉱とすることができる焼結鉱の製造方法を提案することにある。
前記の目的を実現するため、発明者らは、焼結配合原料中の付着粉となる微粉鉄鉱石(-0.5mm)の平均径および粒度分布の拡がりを考慮した粒度指標を用いることで、焼結配合原料自体の造粒性を評価することを考えることで、本発明の焼結鉱の製造方法を開発するに至った。そして、好適例として、この粒度指数指標から、微粉鉄鉱石中には-1μmの微粉の割合が造粒性を左右することを見出し、とくに-1μmの微粉割合が多い焼結配合原料を用いて、焼結配合原料の造粒性を改善する技術を開発した。
即ち、本発明は、複数種類の銘柄からなる鉄鉱石を含む焼結配合原料を造粒機にて造粒し、得られた焼結用造粒原料を焼結機にて焼成することにより焼結鉱を得る焼結鉱の製造方法において、
前記造粒機に入れる前記焼結配合原料として、粒径が0.5mm以下の部分の粒度指数(ISP 0.3/D)がISP 0.3/D>0.6を満たすことを特徴とする焼結鉱の製造方法:である。
なお、
Figure 0007014127000001
である。
なお、前記のように構成される本発明に係る焼結鉱の製造方法においては、
(1)前記焼結配合原料として、前記粒径が0.5mm以下の部分の粒度指数がISP 0.3/D>0.8の範囲を満たすこと、
(2)前記焼結配合原料は、-1μmのものが5~40mass%である微粉焼結配合原料を0.25~6mass%含むこと、
(3)前記焼結配合原料は、-1μmのものが5~40mass%である前記微粉焼結配合原料として、水分が20mass%以上であるスラリーを用いること、
がより好ましい解決手段となるものと考えられる。
本発明に係る焼結鉱の製造方法によれば、焼結配合原料として、-0.5mmの微粉鉄鉱石について粒度指数(ISP 0.3/D)を求め、求めた粒度指数がISP 0.3/D>0.6の範囲となるように制御した微粉鉄鉱石を用いることで、焼結配合原料中の微粉鉄鉱石の性状から、焼結配合原料の造粒性を評価することが可能となる。また、上述した粒度指標を用いることで焼結配合原料の造粒性を改善することが可能となる。
本発明の焼結鉱の製造方法における各工程の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の試験で用いるせん断試験装置の構成を説明するための図である。 せん断試験の結果を最大付着力と1/Dとの関係で示したグラフである。 粒子間の付着力(σ)を説明するための図である。 粒度指数(ISP 0.3/D)と付着力との関係を示すグラフである。 通気性指数JPUの求め方を説明するための図である。
図1は、本発明の焼結鉱の製造方法における各工程の一例を説明するためのフローチャートである。図1に従って本発明の焼結鉱の製造方法の各工程を説明すると、まず、複数種類の銘柄からなる粉鉄鉱石について、これを0.5mmの篩で篩って得られる-0.5mmの微粉鉄鉱石を準備する(なお、明細書全体を通じて、-Xの微粉とはXの篩で篩った微粉のことをいう)。この際、-0.5mmの微粉鉄鉱石の粒度指数ISP 0.3/Dを求め、求めた粒度指数がISP 0.3/D>0.6の範囲となるように制御する(ステップS1)。また、石灰石や珪石、蛇紋岩等の副原料粉、および、ダスト、スケール、返鉱等の雑原料粉、および、粉コークス等の固体燃料も準備する(ステップS2)。
なお、上記粒度指数を求めるために使用するISPおよびDは、「福武ら;鉄と鋼、57(1971)、p.1627-1634」で開示されたもので、
Figure 0007014127000002
から求めることができる。
次に、ステップS1で準備した微粉鉄鉱石に、ステップS2で準備した副原料粉と、雑源流粉と、固体燃料を適量ずつ配合して焼結配合原料を得る(ステップS3)。次に、得られた焼結配合原料に、必要に応じて水分を添加してなる焼結配合原料を混合し、造粒して(ステップS4)、焼結用造粒原料を得る(ステップS5)。次に、得られた焼結用造粒原料を焼結機に装入して焼成することによって(ステップS6)、焼結鉱を得ている(ステップS7)。
上述した本発明の焼結鉱の製造方法の各工程のうち、ステップS1~S3の「焼結配合原料中の0.5mmの篩で篩った-0.5mmの微粉鉄鉱石の粒度指数(ISP 0.3/D)を求め、求めた粒度指数がISP 0.3/D>0.6の範囲となるように制御した微粉鉄鉱石を含む焼結配合原料を用いる」ことで、焼結配合原料中の微粉鉄鉱石の性状から、焼結配合原料の造粒性を評価することが可能となる。また、上述した粒度指標を用いることで焼結配合原料の造粒性を改善することが可能となる。
実際に以下の試験1~試験3を行い、本発明の焼結鉱の製造方法に必須の構成、および、好適な構成を検討した。
<試験1>
(微粉鉄鉱石の組み合わせと付着力との関係について)
粉粒状鉄鉱石などの造粒現象は、微粉鉄鉱石が核粒子表面に逐次的に付着していく現象である。そのため、造粒性には微粉鉄鉱石の付着力が重要である。そこで、造粒に影響を及ぼす付着力を測定するため、図2に示すせん断試験装置を用いて、せん断試験を行った。図2に示すせん断試験装置において、1は固定金型、2は可動金型、3はピストン、4はプルゲージである。
具体的に、このせん断試験では、まず、0.5mmの篩で篩った-0.5mmの微粉鉄鉱石5を固定金型1と可動金型2を合わせた容器(直径43mm)内に装入し、上部のピストン3により、200kgfで圧縮した。その後、ピストン3への垂直応力を低下させながら、可動金型2をプルゲージ4で水平方向に引っ張ることで、垂直応力に応じたせん断応力を測定した。ここで、付着力は、垂直応力が0kgfになったときの、せん断応力を付着力とした。この際、水分により、付着力は変化するため、水分を1%ずつ変更し、その中で最大の付着力を造粒の際の適正な微粉鉄鉱石の付着力と考え、この値を本発明でのサンプルの付着力とした。
せん断試験では、以下の表1に示すような成分の鉄鉱石から成るサンプルを用いて測定を行った。また、OreA、OreBに関しては、OreC、D、Eと50mass%:50mass%で混合を行い、その後付着力の測定を行った。従来、粉体の付着性は粒径が小さいほど大きくなると考えられており、本検討では粒径に反比例するとして評価をおこなった。せん断試験の結果を、以下の表2および表3に示す。
Figure 0007014127000003
Figure 0007014127000004
表2のせん断試験の結果から、微粉鉄鉱石を組合せていない場合に比べ、組み合わせた場合の方が、粒径に対する付着力の増加が大きいことが分かった。Case1、Case5と比べCase12の方が大きくなっており、付着力の単純な加重平均ではないことが分かった。また、付着力が6kPaの部分までは、微粉鉄鉱石を組合せていない場合に比べ、組み合わせた場合、両者ともに同様の傾向を示すが、6kPa以降に大きな差が生じることが分かった。なお、表2に示すせん断試験の結果から、最大付着力と1/Dとの関係を図3に示す。
(粒度分布について)
次に、発明者らは、Case1ならびにCase5と、これらを50:50で混合したCase12との間の、付着力と粒径との相関の差異を解明すべく鋭意調査した。まず、「S.M. Iveson et al., Powder Tech., 127(2002), 149」によると、粒子間の付着力(σ)は図4に示すようにして求められる。図4から分かるように、付着力は造粒物の空隙率(ε)の影響を受け、空隙率は粗大粒の間隙に微細粒が入り込む事により低下する事に着目し、粒度分布を比較調査した。
微粉鉄鉱石の粒度については、-0.5mm(-500μm)のサンプルをレーザー回折・分散型の粒度分布計を用いて測定し、各500~250μm、250~125μm、125~63μm、63~31μm、31~15μm、15-10μm、10~1μm、-1μmの体積割合を求め、頻度分布を測定した。また平均径ついては、調和平均径を用い、その際の代表径としては各篩目の相乗平均を用い(大きい篩目から、354μm、177μm、89μm、43μm、21μm、12μm、3μm)、-1μmについては0.5μmの篩目を用いた。調和平均を用いた理由としては、付着性は粉体の粒子間の接触点数が重要であると考えられており、また接触点数は粉体の比表面積が多き程増える。調和平均径は、粒子の比表面積の影響を受けやすい評価法であるため、この平均を用いた。
表2に示したサンプルと同じサンプルについて、各粒度範囲における体積割合による粒度分布を求めた。結果を以下の表3に示す。
Figure 0007014127000005
表3の結果から、単一の銘柄からなるCase1ならびにCase5について、Case1は、最大のピークが500-250μmにあり次いで低いピークが10μm付近にあり、Case5は、最大のピークが31-15μmにあり次いで低いピークが10-1μmにあり、いずれもピークの数は2以下であり、最大のピークと次大のピークの大きさの間には3:2以上の較差があった。一方、Case1とCase5とを50:50で混合したCase12は、最大のピークが500-250μmにあり次いで同等の大きさのピークが31-15μmにあり更にその80%以上の大きさのピークが10-1μmにあり、ほぼ同等の大きさのピークが2つ有ると同時に第3のピークが存在することから、分布の形態はCase1ともCase5とも異なるものであった。つまり、Case12はCase1ならびにCase5に比べて粒径分布が幅広く、粗大粒の間隙に微細粒が充填されて空隙率が低下し易い粒度構成と考えられた。こうして発明者らは、Case12の付着力がCase1ならびにCase5よりも有意に強い事は、その空隙率の低さが付着力へ強く影響したものであることを解明した。
(本発明の粒度指数について)
そこで、発明者らは空隙率が付着力に及ぼす影響を定式化すべく鋭意検討した。従来の技術では、組み合わせる鉱石の粒度分布から粉体の空隙率を求めることは困難であった。しかしながら、発明者らは、高炉で報告がある粒度分布の拡がりを表すISPを評価することで、空隙率の影響を考慮した。ISPは、「福武ら;鉄と鋼、57(1971)、p.1627-1634」で開示されたもので、D=1/Σ(w/d)、ここでw:粒子割合、d:粒径、I=D Σw(1/d-1/D、I=(1/DΣw(d
Figure 0007014127000006
ここで、Iは粒径の逆数、即ち比表面積のばらつきを反映する指数であり、粒径dの小さな範囲のばらつきに強く影響され、Iは粒径のばらつきを反映する指数であり、粒径の大きな範囲のばらつきに強く影響される。IとIの相乗平均であるところのISPは、粒径の小さな範囲のばらつきと粒径の大きな範囲のばらつきの双方を反映する指数であり、粒径の分布の幅広さが寄与する空隙率の指針として好適と考えられた。
発明者らは、ISPが大きいほど最大付着力が上昇する傾向が有ることを見出し、その影響の定式化を図った。図4の式より付着力は粒径に反比例することを利用して、[最大付着力×粒径の調和平均D]とISPの関係を統計的に調査した。その結果、最大付着力がISPの0.3乗と良好な直線関係を示すことを見出した。こうして、発明者らは、ISPの影響係数を精査した結果、従来の評価に用いていたDでISPの0.3乗を除することにより、0.5mm以下の粒子の分布においてピークが複数であった分布がブロードな銘柄やそれらの混合物においても、最大付着力を統一的に評価可能である事を見出した。以下に発明者らが開発した、様々な粒度構成において最大付着力を統一的に評価できる粒度指数の式を示す。
粒度指数=ISP 0.3/D
上記表3に記載の粒度指数(ISP 0.3/D)と付着力との関係を図5に示す。図5の結果から、微粉鉄鉱石を組み合わせた際に付着力6kPa以降に大きな差が生じることが分かる。このような微粉鉄鉱石の組み合せにより、粒度分布適正化する効果は6kPa以上で発現すると考えられるため、微粉鉄鉱石配合時、焼結配合原料中-0.5mmの粒度指数を0.6以上にする必要があることが分かる。好ましくは、粒度指数を0.8以上にすると良い。
<試験2>
(-1μmの微粉の影響について)
試験1を通して、粒度分布の拡がりを生むためには、-1μmの粒度の影響が大きいと想到した。そこで、-1μmを多く含む原料を微粉鉄鉱石に添加した試験を行った。媒体の微粉鉄鉱石としては付着性が大きくないOreBを用い、OreBに対し製鉄所で発生するダストFおよびボールミルを用いて粉砕したOreCの各々を所定量添加した。結果を以下の表4に示す。
Figure 0007014127000007
この結果、混合原料の粒度指数を0.3以上にすることで、付着力が改善可能であることがわかった。そのため、-1μmの微粉を35.2mass%含むダストF、または-1μmの微粉を5.8mass%含む破砕したOreCを0.5~5mass%含む焼結配合原料を用いて粒度指数を向上させることで、付着力の改善が可能であることがわかった。
<試験3>
(微粉への水分添加について)
-1μmの割合が多い微粉の添加効果を検証する造粒、原料層の通気性試験を行った。
以下の表5に示す配合原料のうち、ダストF以外をコンクリートミキサーで3分間混合し、その後、水分が7.5%になるように水とダストを添加してドラムミキサーで造粒を行ない、さらに、得られた造粒粒子を直径150mm、高さ380mmの円筒容器に入れ、負圧700mmaqで通気性を示すJPUを評価した。図6に通気性指数JPUの求め方を説明する。また、表5に示すように、ダストFについては、原料水分の影響を評価するため、ダストの水分を20%~80%に調整したものを用意した。Case2-3では40%のものを、Case4では20%のものを、Case5では80%ものを添加した。通気性指数JPUの結果を以下の表6に示す。
Figure 0007014127000008
Figure 0007014127000009
この結果、-1μmの微粉割合が多いダストFを添加することで、造粒性は改善し、原料層の通気性が改善した。また、添加する際の水分が低い場合、通気の改善幅が少なく、これは、水分が低い場合、-1μmの微粉の流動性が低く分散しないが、高水分にすることで流動性が改善するためであると考えられる。
本発明に係る焼結鉱の製造方法によれば、微粉化した原料およびその他の媒体となる原料の包括的な造粒性評価指標を構築し、この造粒性評価指標を用いることで焼結配合原料の造粒性を改善でき、この製造方法は例示のものの他、種々の焼結配合原料に対しても適用することが可能である。
1 固定金型
2 可動金型
3 ピストン
4 プルゲージ
5 微粉鉄鉱石

Claims (3)

  1. 複数種類の銘柄からなる鉄鉱石を含む焼結配合原料を造粒機にて造粒し、得られた焼結用造粒原料を焼結機にて焼成することにより焼結鉱を得る焼結鉱の製造方法において、
    前記造粒機に入れる前記焼結配合原料として、粒径が0.5mm以下の鉄鉱石または鉄鉱石とダストとの混合物の粒度指数(ISP 0.3/D)がISP 0.3/D0.8を満たすことを特徴とする焼結鉱の製造方法:
    なお、
    Figure 0007014127000010
    である。
  2. 前記焼結配合原料は、-1μmのものが5~40mass%である微粉焼結配合原料を0.5~5mass%含むことを特徴とする、請求項1に記載の焼結鉱の製造方法。
  3. 前記焼結配合原料は、-1μmのものが5~40mass%である前記微粉焼結配合原料として、水分が20mass%以上であるスラリーを用いることを特徴とする、請求項に記載の焼結鉱の製造方法。
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