JP7010050B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
以下、図1~図5を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1について説明する。以下、説明の便宜上、図1における紙面手前側を画像形成装置1の前側とする。各図に適宜付される矢印Fr、Rr、L、R、U、Loは、それぞれ画像形成装置1の前側、後側、左側、右側、上側、下側を示している。
次に、定着装置8について更に説明する。
図3~図5を参照して、定着ローラー11は、前後方向に長い円筒状を成している。定着ローラー11は、前後方向(一方向の一例)に沿って延びている回転軸Xの周りを回転方向Yに回転する。定着ローラー11は、例えば、円筒状の芯材と、この芯材を被覆する離型層と、を備えている。定着ローラー11の芯材は、例えば、厚み0.2mm以下のSUS(Steel Use Stainless)によって構成されている。
図2を参照して、加圧ローラー12は、前後方向に長い円筒状を成している。加圧ローラー12は、定着ローラー11に所定の圧力で接触しており、定着ローラー11と共に定着ニップNを形成している。加圧ローラー12は、定着ローラー11の回転に従動して回転する。加圧ローラー12は、例えば、円筒状の芯材と、この芯材の周りに設けられる弾性層と、この弾性層を被覆する離型層と、を備えている。なお、加圧ローラー12は、図2を除いて表示が省略されている。
図2を参照して、熱源13は、例えば、ハロゲンヒーターによって構成されている。熱源13は、前後方向に長い形状を成しており、定着ローラー11を貫通している。なお、熱源13は、図2を除いて表示が省略されている。
図3~図5を参照して、駆動部材14は、例えば、耐熱性樹脂によって形成されている。駆動部材14は、外壁部31と、外壁部31の内周面の後端部(前後方向外側の端部)から突出している内壁部32と、外壁部31の前面(前後方向内側の面)から突出している一対のフック33と、を備えている。
図3~図5を参照して、後側の軸受部材15は、例えば、ボールベアリングによって構成されている。後側の軸受部材15は、回転軸Xを中心とする円環状を成している。後側の軸受部材15の外周面は、定着フレーム39(図4、図5参照)に嵌合している。なお、前側の軸受部材15は、後側の軸受部材15と同様であるため、説明を省略する。
図3~図5を参照して、後側の断熱部材16は、例えば、耐熱性樹脂によって形成されている。後側の断熱部材16は、回転軸Xを中心とする略円環状を成している。後側の断熱部材16は、前面(前後方向内側の面)から後面(前後方向外側の面)まで連続するスリット41を有している。
定着装置8の稼働時には、駆動源36が駆動部材14を回転させる。このように駆動部材14が回転すると、この回転が断熱部材16を介して定着ローラー11に伝達されることで、定着ローラー11が回転する。このように定着ローラー11が回転すると、これに従動して加圧ローラー12が回転する。また、定着装置8の稼働時には、熱源13が定着ローラー11を加熱する。
定着ローラー11と断熱部材16を組み付ける前の状態では、断熱部材16の内径が定着ローラー11の外径よりもわずかに小さい。これに対して、定着ローラー11と断熱部材16を組み付ける際には、作業者が、断熱部材16の周方向におけるスリット41の幅が広がるように断熱部材16を弾性変形させる。これにより、断熱部材16の内径が定着ローラー11の外径よりも大きくなり、断熱部材16を定着ローラー11の外周面に装着可能となる。
本実施形態の定着装置8は、一対のローラー11、12を用いて定着ニップNを形成する「ローラー定着方式」を採用している。このようなローラー定着方式の定着装置8において、省エネルギー性能を向上させるための有効な手段の一つは、定着ローラー11の厚みを薄くすることで、定着ローラー11の熱容量を減らすことである。しかしながら、定着ローラー11の厚みを薄くすると、定着ローラー11の後縁部21bに設けられた切欠部に駆動部材14の嵌合部を嵌合させることで駆動部材14から定着ローラー11に回転を伝達するような場合に、定着ローラー11の切欠部の強度が不十分になり、定着ローラー11の回転時に切欠部が破損する恐れがある。
本実施形態では、駆動部材14の前面(前後方向内側の面)に設けられたフック33が断熱部材16の後面(前後方向外側の面)に設けられた溝46に係合することで、駆動部材14に対する断熱部材16の相対的な回転が規制されている。一方で、他の異なる実施形態では、図6に示されるように、断熱部材16の後面(前後方向外側の面)に設けられたフック33が駆動部材14の前面(前後方向内側の面)に設けられた溝46に係合することで、駆動部材14に対する断熱部材16の相対的な回転が規制されても良い。
8 定着装置
11 定着ローラー(定着部材の一例)
12 加圧ローラー(加圧部材の一例)
14 駆動部材
15 軸受部材
16 断熱部材
22 貫通穴
33 フック
41 スリット
42 嵌合部
43 対向部
45 突起(第1係合部の一例)
46 溝(第2係合部の一例)
N 定着ニップ
X 回転軸
Claims (5)
- 一方向に沿って延びている回転軸の周りを回転する定着部材と、
前記定着部材と共に定着ニップを形成する加圧部材と、
前記定着部材を回転させる駆動部材と、
前記定着部材を回転可能に支持する軸受部材と、
前記定着部材と前記軸受部材の間に介装される断熱部材と、を備え、
前記駆動部材の回転が前記断熱部材を介して前記定着部材に伝達されることで、前記定着部材が回転し、
前記駆動部材の前記一方向内側の面には、フック又は溝のいずれか一方が設けられ、
前記断熱部材の前記一方向外側の面には、前記フック又は前記溝のいずれか他方が設けられ、
前記フックが前記溝に係合することで、前記駆動部材に対する前記断熱部材の相対的な回転が規制されることを特徴とする定着装置。 - 一方向に沿って延びている回転軸の周りを回転する定着部材と、
前記定着部材と共に定着ニップを形成する加圧部材と、
前記定着部材を回転させる駆動部材と、
前記定着部材を回転可能に支持する軸受部材と、
前記定着部材と前記軸受部材の間に介装される断熱部材と、を備え、
前記駆動部材の回転が前記断熱部材を介して前記定着部材に伝達されることで、前記定着部材が回転し、
前記断熱部材は、
前記軸受部材の内周面と嵌合する嵌合部と、
前記嵌合部の前記一方向外側に設けられ、前記軸受部材の前記一方向外側の面と対向する対向部と、を備え、
前記嵌合部は、前記定着部材と係合する第1係合部を有し、
前記対向部は、前記駆動部材と係合する第2係合部を有することを特徴とする定着装置。 - 前記定着部材は、その外周面から内周面まで貫通する貫通穴を有し、
前記断熱部材は、前記一方向内側の面から前記一方向外側の面まで連続するスリットを有し、前記スリットの幅が広がるように弾性変形することで前記定着部材の外周面に装着可能となり、
前記断熱部材の内周面には、突起が設けられ、
前記断熱部材が前記定着部材の前記外周面に装着された状態で、前記突起が前記貫通穴に係合することで、前記断熱部材に対する前記定着部材の相対的な回転が規制されることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。 - 前記第1係合部と前記第2係合部は、周方向の位置が重なっていることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
- 請求項1~4のいずれか1項に記載の定着装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018026827A JP7010050B2 (ja) | 2018-02-19 | 2018-02-19 | 定着装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018026827A JP7010050B2 (ja) | 2018-02-19 | 2018-02-19 | 定着装置及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019144340A JP2019144340A (ja) | 2019-08-29 |
JP7010050B2 true JP7010050B2 (ja) | 2022-01-26 |
Family
ID=67772259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018026827A Active JP7010050B2 (ja) | 2018-02-19 | 2018-02-19 | 定着装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP7010050B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007025379A (ja) | 2005-07-19 | 2007-02-01 | Fuji Xerox Co Ltd | 断熱スリーブ、これを用いた定着装置及び画像形成装置 |
JP2007057643A (ja) | 2005-08-23 | 2007-03-08 | Kyocera Mita Corp | 定着装置 |
JP2011197100A (ja) | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Brother Industries Ltd | 定着装置 |
JP2013087810A (ja) | 2011-10-14 | 2013-05-13 | Canon Inc | 輪止め具 |
-
2018
- 2018-02-19 JP JP2018026827A patent/JP7010050B2/ja active Active
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JP2011197100A (ja) | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Brother Industries Ltd | 定着装置 |
JP2013087810A (ja) | 2011-10-14 | 2013-05-13 | Canon Inc | 輪止め具 |
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