JP7008401B2 - 水晶振動素子及び水晶振動デバイス - Google Patents

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Description

本開示は、圧電振動素子及び圧電振動デバイスに関する。圧電振動デバイスは、例えば、水晶振動子又は水晶発振器である。
水晶振動子又は水晶発振器等に用いられる水晶振動素子は、例えば、板状の水晶片と、水晶片の1対の主面(最も広い面。板状部材の表裏。)に重なる1対の励振電極とを有している。板状の水晶片としては、いわゆるメサ型のものが知られている。メサ型の水晶片は、1対の励振電極が設けられるメサ部と、メサ部よりも薄く、平面視においてメサ部を囲む外周部とを有している。特許文献1では、メサ部の平面形状が楕円とされた水晶振動素子が開示されている。
特開2014-30113号公報
特性を向上させることができる圧電振動素子及び圧電振動デバイスが提供されることが望まれる。
本開示の一態様に係る圧電振動素子は、メサ部、及び前記メサ部よりも薄く、かつ平面視において前記メサ部を囲む外周部を有している水晶片と、前記メサ部の両主面に重なっている1対の励振電極と、を有しており、前記外周部の外縁は、1対の長辺及び1対の短辺を有しており、前記メサ部は、平面視において、前記1対の短辺の内側にて前記1対の短辺に沿って延びている1対の短縁と、前記1対の長辺の内側にて前記1対の長辺に沿って延びている1対の長縁と、を有しており、前記1対の短縁は、前記1対の短辺に平行な直線状であり、前記1対の長縁は、平面視において外側に膨らむ形状である。
一例において、前記1対の励振電極それぞれは、平面視において、前記1対の短縁の内側にて前記1対の短縁に沿って延びている1対の第2短縁と、前記1対の長縁の内側にて前記1対の長縁に沿って延びている1対の第2長縁と、を有しており、前記1対の第2短縁は、前記1対の短辺に平行な直線状であり、前記1対の第2長縁は、前記1対の長辺に平行な直線状である。
一例において、前記1対の励振電極それぞれは、平面視において、前記1対の短縁の内側にて前記1対の短縁に沿って延びている1対の第2短縁と、前記1対の長縁の内側にて前記1対の長縁に沿って延びている1対の第2長縁と、を有しており、前記1対の第2短縁は、前記1対の短辺に平行な直線状であり、前記1対の第2長縁は、平面視において外側に膨らむ形状である。
一例において、前記圧電片をその長手方向に伝搬する屈曲振動による定在波の波長をλとしたときに、前記1対の短縁それぞれが、前記長手方向に伝搬する屈曲振動による定在波のいずれかの節から1/8λ 未満の範囲に位置している。
一例において、前記圧電片をその短手方向に伝搬する屈曲振動による定在波の波長をλとしたときに、前記1対の長縁それぞれの中央部分が、前記短手方向に伝搬する屈曲振動による定在波のいずれかの節から1/8λ 未満の範囲に位置している。

一例において、前記1対の長縁それぞれは、前記1対の短縁に平行で前記1対の短縁からの距離が等しい線を対称軸として線対称な曲線状である。
一例において、前記圧電振動素子は、前記1対の励振電極と接続されている1対の引出電極を更に有しており、前記1対の引出電極それぞれは、前記メサ部から前記長縁及び前記短縁のうち前記短縁のみを経由して前記外周部へ延びている。
本開示の一態様に係る圧電振動デバイスは、上記の圧電振動素子と、前記圧電振動素子をパッケージングしているパッケージと、を有している。
上記の構成によれば、特性を向上させることができる。
第1実施形態に係る水晶振動子の概略構成を示す分解斜視図。 図1の水晶振動子の構成を示す、図1のII-II線における断面図。 図3(a)は図1の水晶振動子の水晶振動素子を示す平面図、図3(b)は図3(a)のIIIb-IIIb線における断面図、図3(c)は図3(a)のIIIc-IIIc線における断面図。 第2実施形態に係る水晶振動素子の斜視図。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いられる図面は模式的なものであり、図面上の寸法比率等は現実のものとは必ずしも一致していない。便宜上、層状の部材の表面(すなわち断面でない面)にハッチングを付すことがある。
本開示の水晶振動子又は水晶振動素子は、いずれが上方又は下方とされてもよいものであるが、以下では、便宜上、図1及び図2の紙面上方(+Y′軸方向)を上方として上面又は下面等の用語を用いることがある。また、単に平面視又は平面透視という場合においては、特に断りがない限りは、上記のように便宜的に定義した上下方向において見ることをいうものとする。
<第1実施形態>
(水晶振動子の全体構成)
図1は、本開示の実施形態に係る水晶振動子1(以下、「水晶」は省略することがある。)の概略構成を示す分解斜視図である。また、図2は、振動子1の構成を示す、図1のII-II線における断面図である。
振動子1は、例えば、全体として、概略、薄型の直方体状とされる電子部品である。その寸法は適宜に設定されてよい。例えば、比較的小さいものでは、長辺(X軸方向)又は短辺(Z′軸方向)の長さが1~2mmであり、厚さ(Y′軸方向)が0.2~0.4mmである。
振動子1は、例えば、凹部3aが形成された素子搭載部材3と、凹部3aに収容された水晶振動素子5(以下、「水晶」は省略することがある。)と、凹部3aを塞ぐ蓋7とを有している。
振動素子5は、発振信号の生成に利用される振動を生じる部分である。素子搭載部材3及び蓋7は、振動素子5をパッケージングするパッケージ8を構成している。素子搭載部材3の凹部3aは蓋7により封止され、その内部は、例えば、真空とされ、又は適宜なガス(例えば窒素)が封入されている。
素子搭載部材3は、例えば、素子搭載部材3の主体となる基体9と、振動素子5を実装するための1対の素子搭載パッド11と、振動子1を不図示の回路基板等に実装するための複数(図示の例では4つ)の外部端子13とを有している。
基体9は、セラミック等の絶縁材料からなり、上記の凹部3aを構成している。素子搭載パッド11は、金属等からなる導電層により構成されており、凹部3aの底面に位置している。外部端子13は、金属等からなる導電層により構成されており、基体9の下面に位置している。素子搭載パッド11及び外部端子13は、基体9内に配置された導体(図2。符号省略)によって互いに接続されている。蓋7は、例えば、金属から構成され、素子搭載部材3の上面にシーム溶接等により接合されている。
振動素子5は、例えば、水晶片15と、水晶片15に電圧を印加するための1対の励振電極17と、振動素子5を1対の素子搭載パッド11に実装するための1対の引出電極19とを有している。
振動素子5は、概略板状であり、凹部3aの底面に対向するように凹部3aに収容される。そして、1対の引出電極19が1対のバンプ21(図2)により1対の素子搭載パッド11に接合される。これにより、振動素子5は、素子搭載部材3に片持ち梁のように支持される。また、1対の励振電極17は、1対の引出電極19を介して1対の素子搭載パッド11と電気的に接続され、ひいては、複数の外部端子13のいずれか2つと電気的に接続される。バンプ21は、例えば、導電性接着剤からなる。導電性接着剤は、例えば、導電性のフィラーが熱硬化性樹脂に混ぜ込まれて構成されている。
このようにして構成された振動子1は、例えば、不図示の回路基板の実装面に素子搭載部材3の下面を対向させて配置され、外部端子13が半田などにより回路基板のパッドに接合されることによって回路基板に実装される。回路基板には、例えば、発振回路23(図2)が構成されている。発振回路23は、外部端子13及び素子搭載パッド11を介して1対の励振電極17に交流電圧を印加して発振信号を生成する。この際、発振回路23は、例えば、水晶片15の厚みすべり振動のうち基本波振動を利用する。オーバートーン振動が利用されてもよい。
(水晶振動素子の構成)
水晶片15は、例えば、いわゆるATカット板である。すなわち、図1に示すように、水晶において、X軸(電気軸)、Y軸(機械軸)及びZ軸(光軸)からなる直交座標系XYZを、X軸回りに30°以上40°以下(一例として35°15′)回転させて直交座標系XY′Z′を定義したときに、水晶片15はXZ′平面に平行に切り出された板状である。
水晶片15は、板状であるから、特に符号を付さないが、1対の主面と、1対の主面の外縁同士をつなぐ複数(本実施形態では4つ)の側面を有している。主面は、最も広い面(板状部材の表裏)を指す。
なお、水晶片の外形がエッチングによって形成される場合、エッチングに対する水晶の異方性等によって比較的大きな誤差(系統誤差のようなもの)が生じる。当該誤差は、意図的に利用されていることもある。本開示の説明においては、このような誤差の存在は無視するものとする。例えば、実際の水晶片15においては、側面が主面に直交せずに傾斜していたり、側面が平面にならずに外側に膨らむ形状になっていたりすることがあるが、そのような傾斜及び/又は膨らみの図示及び説明は省略する。第三者の製品が本開示の技術に関わるか否か判断する場合においてもそのような誤差による差異は無視されてよい。なお、偶然誤差のようなものが無視されてよいことはもちろんである。
水晶片15の平面視における外縁の形状は長方形(ここでは正方形を含まない。)である。すなわち、水晶片15(その主面)は、1対の長辺15nと、1対の長辺15nの両端同士を結ぶ1対の短辺15sとを有している。なお、本開示において、長方形(1対の長辺及び1対の短辺を有する形状)は、特に断りがない限り、角部が面取りされた形状を含むものとする。ATカット板では、例えば、長辺15nはX軸に略平行な辺であり、短辺15sはZ′軸に略平行な辺である。
水晶片15(振動素子5)は、いわゆるメサ型とされており、メサ部31と、平面視においてメサ部31を囲み、1対の主面間(Y′軸方向)の厚みがメサ部31よりも薄い外周部33とを有している。このような形状により、例えば、エネルギー閉じ込め効果が向上する。
メサ部31の形状は、例えば、互いに平行な1対の主面を有する板状である。ATカット板においては、メサ部31の主面はXZ′平面に平行である。メサ部31の平面形状は、図1に示すように、長方形の1対の長辺を外側へ膨らませたような形状(樽形状)となっている。すなわち、メサ部31において、水晶片15の1対の短辺15sの内側にて1対の短辺15sに沿って延びている1対のメサ短縁31sは、1対の短辺15sに平行な直線状であり、水晶片15の1対の長辺15nの内側にて1対の長辺15nに沿って延びて1対のメサ短縁31sの両端同士を結んでいる1対のメサ長縁31nは、外側に膨らむ形状である。本開示の技術は、このようなメサ部31の形状を特徴の一つとしている。
外周部33の形状は、例えば、メサ部31を無視すると、互いに平行な1対の主面を有する板状である。ATカット板においては、外周部33の主面は概ねXZ′平面に平行である。外周部33の外縁の形状は、上述した水晶片15全体としての外縁の形状について説明したとおりである。外周部33の内縁の形状は、基本的にはメサ部31の外縁の形状と同様である。
平面視において、メサ部31は、例えば、水晶片15(外周部33)の外縁に対して、Z′軸方向においては中心に位置し、X軸方向においては一方側(引出電極19とは反対側)にずれて位置している。ただし、メサ部31は、X軸方向において水晶片15の中心に位置してもよい。
Y′軸方向において外周部33は、メサ部31の中央に位置している。すなわち、メサ部31の外周部33からの高さ(水晶片15をメサ型にするための外周部33における掘り込み量)は、水晶片15の1対の主面同士で同等である。
メサ部31の厚みは、厚みすべり振動についての所望の固有振動数に基づいて設定される。例えば、基本波振動を用いる場合において、固有振動数をFとすると、この固有振動数Fに対応するメサ部31の厚みtを求める基本式は、t=1670/Fである。なお、実際には、メサ部31の厚みは、励振電極17の重さ等も考慮して、基本式の値から微調整された値とされる。
外周部33の厚みは、エネルギー閉じ込め効果の観点などから適宜に設定される。例えば、水晶片15の1対の主面の一方側における、メサ部31の主面と外周部33の主面との高さの差(外周部33における掘り込み量)は、メサ部31の厚みの5%以上15%以下であり、例えば10%程度である。
水晶片15の各種の寸法は、等価直列抵抗の低減等の種々の観点から、シミュレーション計算及び実験等に基づいて適宜に設定されてよい。一例を挙げると、例えば、長辺15nの長さは600μm以上1mm以下、短辺15sの長さは500μm以上700μm以下(ただし長辺15nの長さより短い)、メサ部31の厚みは40μm以上70μm以下、メサ部31の長さ(1対のメサ短縁31s間の距離)は450μm以上750μm以下(ただし長辺15nの長さより短い)、メサ短縁31sの長さは400μm以上650μm以下(ただし短辺15sの長さ及び1対のメサ短縁31s間の距離より短い)である。
1対の励振電極17及び1対の引出電極19は、水晶片15の表面に重なる導電層により構成されている。導電層は、例えば、Au(金)、Ag(銀)又はAu-Ag合金等の金属である。導電層は、互いに材料が異なる複数の層から構成されていてもよい。導電層の厚みは適宜に設定されてよいが、一例を示すと、0.05μm以上0.3μm以下である。なお、図2等では、導電層は、その厚さが実際の厚さよりも厚く示されている。
1対の励振電極17は、水晶片15の1対の主面に位置している。1対の励振電極17は、例えば、互いに同一の形状であり、平面透視においてその全体同士が重なっている。図1に示すように、励振電極17の形状は長方形である。すなわち、励振電極17は、長辺及び短辺を有している。より詳細には、励振電極17において、1対のメサ短縁31sの内側にて1対のメサ短縁31sに沿って延びている1対の電極短縁17s(短辺)は、水晶片15の1対の短辺15sに平行な直線状であり、1対のメサ長縁31nの内側にて1対のメサ長縁31nに沿って延びて1対の電極短縁17sの両端同士を結んでいる1対の電極長縁17nは、水晶片15の1対の長辺15nに平行な直線状である。
1対の引出電極19は、例えば、1対のバンプ21と接合される1対のパッド19aと、当該1対のパッド19aと1対の励振電極17とを接続する1対の配線部19b(図1)とを有している。
1対のパッド19aは、振動素子5の1対の主面の少なくとも一方に設けられる。なお、図示の例では、振動素子5は、1対の主面のいずれを凹部3aの底面に対向させてもよいように、X軸回りに180°回転対称に形成されており、1対の引出電極19は、1対の主面のそれぞれにおいて1対のパッド19a(合計で2対のパッド19a)を有している。1対のパッド19aは、例えば、1対の短辺15sのうちの一方に沿って配列されている。この1対のパッド19aが配置される側の短辺15sは、例えば、1対の短辺15sのうち+X側の短辺15sである。もちろん-X側の短辺15sであってもよい。1対のパッド19aは、配線部19bの幅方向において配線部19bよりも幅広に形成されている。
配線部19bは、例えば、電極長縁17n及び電極短縁17sのうち電極短縁17sのみから延び出ている。また、配線部19bは、例えば、メサ長縁31n及びメサ短縁31sのうちメサ短縁31sのみを介してメサ部31の主面から外周部33の主面へ延びている。なお、1対の主面の一方の主面に位置する励振電極17と他方の主面に位置するパッド19aとは、水晶片15の側面(短辺15sに位置する側面及び/又は長辺15nに位置する側面)を介して接続されている。
(メサ部の平面形状の詳細)
図3(a)は、振動素子5を示す平面図である。図3(b)は、図3(a)のIIIb-IIIb線における断面図である。図3(c)は、図3(a)のIIIc-IIIc線における断面図である。なお、図3(b)及び図3(c)では、水晶片15の断面は、ハッチングが付されずに示されている。
1対のメサ長縁31nは、上記のように外側に膨らむ形状である。別の観点では、メサ長縁31nは、その端部側部分よりも中央側部分が外周部33の長辺15nに近い。具体的には、例えば、メサ長縁31nは、外側に膨らむ曲線からなる。当該曲線は、例えば、1対のメサ短縁31sに平行で1対のメサ短縁31sからの距離が等しい線L1(図3(a))を仮定したときに(距離D1=距離D2)、当該線L1を対称軸として線対称の形状である。このような長さ方向に線対称な曲線としては、例えば、線L1上に位置する点P1を中心とする円弧が挙げられる。なお、図3(a)では、図示の都合上、点P1は円弧状のメサ長縁31nの正確な中心とはなっていない。
水晶片15(メサ部31)の両主面に交流電圧を印加すると、水晶片15においては、利用対象の厚みすべり振動だけでなく、不要振動としての屈曲振動も生じる。その結果、例えば、図3(b)に示すように、水晶片15の長手方向を伝搬方向とする屈曲振動による定在波31L(長手方向に腹及び節が配列される定在波)が生じる。及び/又は、図3(c)に示すように、水晶片15の短手方向を伝搬方向とする屈曲振動による定在波31W(短手方向に腹及び節が配列される定在波)が生じる。
ここで、定在波31Lは、水晶片15の長手方向を伝搬方向とする屈曲振動による定在波のうち利用対象の厚みすべり振動と最も結合しやすいものとする。同様に、定在波31Wは、水晶片15の短手方向を伝搬方向とする屈曲振動による定在波のうち利用対象の厚みすべり振動と最も結合しやすいものとする。定在波31Lの波長λ及び定在波31Wの波長λ(μm)は、例えば、シミュレーション計算又は実験によって求められてよい。
なお、周波数温度特性は、例えば、温度変化に対する水晶片の固有振動数(振動素子の発振周波数)の変化量よって示される。ATカット板においては、固有振動数の変化量は、概ね、温度を変数とする3次関数となる。
図3(b)において点線L2で示すように、メサ短縁31sは、定在波31Lの節に一致している。なお、メサ短縁31sの位置は、節の位置(点線L2)から若干ずれていてもよい。そのずれ量は、例えば、λ/8以下又はλ/16以下である。
同様に、図3(c)において点線L3で示すように、メサ長縁31nの所定部分は、定在波31Wの節に一致している。なお、所定部分は、例えば、メサ長縁31nの中央部分(線L1上の部分)、又はメサ長縁31nのうち最も外側に位置する部分(本実施形態では両者は同一)である。また、所定部分の位置は、節の位置(点線L3)から若干ずれていてもよい。そのずれ量は、例えば、λ/8以下又はλ/16以下である。
なお、特に図示しないが、メサ短縁31sに代えて、又は加えて、電極短縁17sが定在波31Lの節からλ/8以下又はλ/16以下の範囲に位置してもよい。同様に、メサ長縁31nに代えて、又は加えて、電極長縁17nが定在波31Wの節からλ/8以下又はλ/16以下の範囲に位置してもよい。
以上のとおり、本実施形態では、振動素子5は、メサ部31及び外周部33を有している水晶片15と、メサ部31の両主面に重なっている1対の励振電極17と、を有している。外周部33は、メサ部31よりも薄く、平面視においてメサ部31を囲んでいる。また、外周部33の外縁は、長辺15n及び短辺15sを有している。メサ部31は、平面視において、1対の短辺15sの内側にて1対の短辺15sに沿って延びている1対のメサ短縁31sと、1対の長辺15nの内側にて1対の長辺15nに沿って延びている1対のメサ長縁31nと、を有している。1対のメサ短縁31sは、1対の短辺15sに平行な直線状であり、1対のメサ長縁31nは、平面視において外側に膨らむ形状である。
また、別の観点では、本実施形態に係る振動子1は、上記のような振動素子5と、振動素子5をパッケージングしているパッケージ8とを有している。
従って、長辺15nとメサ長縁31nとの距離d1(図3(a))は、水晶片15の長手方向の位置によって異なる。その結果、例えば、距離d1に依存する定在波(上記の定在波31Wとは別のもの)が水晶片15の長手方向の比較的長い範囲に亘って生じるおそれが低減される。ひいては、例えば、特定の温度において等価直列抵抗の上昇が生じたり、及び/又は振動素子5の周波数温度特性に局所的な乱れが生じたりするおそれを低減できる。
さらに、メサ部31が楕円形状ではなく、樽形状であることから、例えば、まず、長方形のメサ部を設計し、その特性をさらに向上させるように本開示のメサ部31を設計することができる。従って、例えば、長方形のメサ部の寸法に関して、最適値が求められているとき、又はこれらの値の変更では特性改善が困難なときに特性をさらに向上させることができる。別の観点では、長方形のメサ部のノウハウを利用することができる。
また、本実施形態では、1対の励振電極17それぞれは、平面視において、1対のメサ短縁31sの内側にて1対のメサ短縁31sに沿って延びている1対の電極短縁17sと、1対のメサ長縁31nの内側にて1対のメサ長縁31nに沿って延びている1対の電極長縁17nと、を有している。1対の電極短縁17sは、水晶片15の1対の短辺15sに平行な直線状であり、1対の電極長縁17nは、、水晶片15の1対の長辺15nに平行な直線状である。
従って、電極長縁17nとメサ長縁31nとの距離d2(図3(a))は、水晶片15の長手方向の位置によって異なる。その結果、例えば、距離d2に依存する定在波(上記の定在波31Wとは別のもの)が水晶片15の長手方向の比較的長い範囲に亘って生じるおそれが低減される。ひいては、例えば、特定の温度において等価直列抵抗の上昇が生じたり、及び/又は振動素子5の周波数温度特性に局所的な乱れが生じたりするおそれを低減できる。
さらに、長方形のメサ部に対しては長方形の励振電極が設けられることが一般的であるから、その一般的な組み合わせに基づいて、メサ長縁31nの膨らみのみを微調整して特性を向上させることができる。すなわち、上述した、長方形のメサ部についての設計のノウハウを利用しやすいという効果が増大する。
また、本実施形態では、水晶片15をその長手方向に伝搬する屈曲振動による定在波31Lの波長をλとしたときに、1対のメサ短縁31sそれぞれが、定在波31Lの節から1/8λ以内の範囲に位置している。
従って、例えば、メサ短縁31sが定在波31Lの腹に位置する態様(当該態様も本開示に係る技術に含まれる)に比較して、メサ短縁31sにおける定在波31Lによる振動は小さい。その結果、例えば、定在波31Lが厚みすべり振動と結合して振動素子5の周波数温度特性に影響を及ぼすおそれが低減される。
また、本実施形態では、水晶片15をその短手方向に伝搬する屈曲振動による定在波31Wの波長をλとしたときに、1対のメサ長縁31nそれぞれの中央部分が、定在波31Wの節から1/8λ以内の範囲に位置している。
従って、例えば、メサ長縁31nの中央部分が定在波31Wの腹に位置する態様(当該態様も本開示に係る技術に含まれる)に比較して、メサ長縁31nの中央部分における定在波31Wによる振動は小さい。その結果、例えば、定在波31Wが水晶片15の長手方向中央における厚みすべり振動と結合して振動素子5の周波数温度特性に影響を及ぼすおそれが低減される。
また、本実施形態では、1対のメサ長縁31nそれぞれは、1対のメサ短縁31sに平行で1対のメサ短縁31sからの距離が等しい線L1を対称軸として線対称な曲線状である。
ここで、振動エネルギーの分布の形状(エネルギーの等高線の形状)は、励振電極17の中心(図形重心:そのまわりでの一次モーメントが0であるような点)を中心とする円乃至は楕円となる。従って、メサ長縁31nの形状を上記のようにすることによって、励振電極17の形状を振動エネルギーの分布の形状に近づけることができ、効率的にエネルギー閉じ込め効果を得ることができる。
また、本実施形態では、振動素子5は、1対の励振電極17と接続されている1対の引出電極19を更に有している。1対の引出電極19(配線部19b)それぞれは、メサ部31からメサ長縁31n及びメサ短縁31sのうちのメサ短縁31sのみを経由して外周部33へ延びている。
従って、例えば、1対の引出電極19がメサ長縁31n及びメサ短縁31sの双方又はメサ長縁31nのみを経由する態様(これらの態様も本開示に係る技術に含まれる)に比較して、メサ長縁31nの膨らみを変えても、引出電極19直下におけるメサ部31の面積は変化しない。ひいては、引出電極19が水晶片15に印加する電界が振動に及ぼす影響の変化が抑制される。その結果、例えば、メサ長縁31nの設計変更によって意図しないスプリアスが生じるおそれが低減され、設計変更が容易化される。
また、本実施形態では、水晶片15は、ATカット水晶片であり、1対のパッド19aは、+X側の短辺15sに沿って配列されている。
従って、振動素子5は、+X側を固定端として片持ち梁状に支持される。この場合、例えば、振動素子5が-X側を固定端として片持ち梁状に支持される態様(当該態様も本開示に係る技術に含まれる)に比較して、周波数温度特性を向上させることができる。その結果、メサ長縁31nを膨らむ形状にすることによる特性向上の効果と相俟って、周波数温度特性に優れた振動素子5を実現することができる。
<第2実施形態>
以下の説明では、第1実施形態の構成と同一又は類似する構成については、第1実施形態の構成に付した符号を付すことがあり、また、説明を省略することがある。第1実施形態の構成に対応する(類似する)構成について、第1実施形態の構成とは異なる符号を付した場合においても、特に断りがない事項については、第1実施形態の構成と同様である。
図4は、第2実施形態に係る水晶振動素子205を示す斜視図である。
振動素子205は、例えば、第1実施形態の振動素子5と同様に、素子搭載部材3及び蓋7とを含むパッケージ8によってパッケージされて水晶振動子を構成するものである。
振動素子205は、励振電極の形状のみが第1実施形態の振動素子5と相違する。具体的には、第1実施形態の励振電極17が長方形であったのに対して、本実施形態の励振電極217は、長方形の1対の長辺を外側へ膨らませたような形状(樽形状)となっている。すなわち、励振電極217において、1対のメサ短縁31sの内側にて1対のメサ短縁31sに沿って延びている1対の電極短縁217sは、水晶片15の1対の短辺15s(1対のメサ短縁31s)に平行な直線状であり、1対のメサ長縁31nの内側にて1対のメサ長縁31nに沿って延びて1対の電極短縁217sの両端同士を結んでいる1対の電極長縁217nは、外側に膨らむ形状である。
具体的には、例えば、電極長縁217nは、外側に膨らむ曲線からなる。当該曲線は、例えば、1対の電極短縁217sに平行で1対の電極短縁217sからの距離が等しい線(以下、便宜上、図3(a)の線L1の符号を参照する。)を仮定したときに、当該線L1を対称軸として線対称の形状である。このような長さ方向に線対称な曲線としては、例えば、線L1上に位置する点を中心とする円弧が挙げられる。
電極長縁217nとメサ長縁31nとの相対関係は適宜に設定されてよい。例えば、電極長縁217nは、メサ長縁31nを内側へ平行移動させた形状であってもよいし、メサ長縁31nの曲率よりも曲率が大きい又は小さい形状であってもよいし、円弧状のメサ長縁31nの同心円であってもよい。電極長縁217nとメサ長縁31nとのZ′軸方向(水晶片15の短手方向)における距離は、水晶片15の長手方向(X軸方向)の位置に対して一定であってもよいし、変化してもよい。
外側に膨らむ電極長縁217nについても、第1実施形態の電極長縁17nと同様に、メサ短縁31sに代えて、又は加えて、所定部位が定在波31Lの節からλ/8以下又はλ/16以下の範囲に位置してもよい。上記の所定部位は、例えば、電極長縁217nの中央部分(線L1上の部分)、又は電極長縁217nのうち最も外側に位置する部分(本実施形態では両者は同一)である。
以上のとおり、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、1対の短辺15sの内側にて1対の短辺15sに沿って延びている1対のメサ短縁31sは1対の短辺15sに平行な直線状であり、1対の長辺15nの内側にて1対の長辺15nに沿って延びている1対のメサ長縁31nは平面視において外側に膨らむ形状である。従って、例えば、第1実施形態と同様の効果が奏される。例えば、メサ長縁31nと長辺15nとの距離に依存する定在波を生じにくくすることができ、かつ長方形のメサ部をベースとした設計が可能である。
また、本実施形態では、1対の励振電極217それぞれにおいて、1対の電極短縁217sは、水晶片15の1対の短辺15sに平行な直線状であり、1対の電極長縁217nは、平面視において外側に膨らむ形状である。
従って、例えば、励振電極217の面積を確保しやすい。また、励振電極217の形状が振動エネルギーの分布の形状に近づく。その結果、特性が向上することが期待される。ただし、電極長縁217nとメサ長縁31nとの相対関係によっては、第1実施形態における距離d2に依存する定在波の発生を抑制する効果は低下する。
本発明は、以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施されてよい。
圧電振動素子を有する圧電振動デバイスは、圧電振動子に限定されない。例えば、圧電振動素子に加えて、圧電振動素子に電圧を印加して発振信号を生成する集積回路素子(IC:Integrated Circuit)を有する発振器であってもよい。また、例えば、圧電振動デバイス(圧電振動子)は、圧電振動素子の他に、サーミスタ等の他の電子素子を有するものであってもよい。また、圧電振動デバイスは、恒温槽付のものであってもよい。圧電振動デバイスにおいて、圧電振動素子をパッケージングするパッケージの構造は、適宜な構成とされてよい。例えば、パッケージは、上面及び下面に凹部を有する断面H型のものであってもよい。
圧電片は、水晶片に限定されない。例えば、圧電片は、水晶に金属等からなるドーパントを注入した材料からなるものであってもよい。ただし、このような水晶にドーパントを注入した材料からなる圧電片は、水晶片の一種と捉えられてもよい。また、圧電片は、例えば、セラミックからなるものであってもよい。
圧電振動素子は、厚みすべり振動を利用するものに限定されない。厚みすべり振動を利用する場合において、圧電片(水晶片)は、ATカット板に限定されない。どのような振動モードを利用するものであっても、圧電片の直線状の長辺と、外側に膨らむメサ長縁との組み合わせによって、両者の距離に依存する定在波を生じにくくすることができる等の何かしらの効果が奏される。例えば、厚みすべり振動を利用する場合において、水晶片は、BTカット板であってもよい。
圧電振動素子は、1対のパッド(引出電極)が一主面に設けられて片持ち梁状に支持されるものに限定されない。例えば、1対の引出電極が1対の励振電極から互いに逆方向に延び、圧電振動素子の両端が支持されてもよい。また、圧電振動素子は、ばね端子等によって立てられた状態で支持されるものであってもよい。
メサ長縁は、円弧(曲率が全体に亘って一定の曲線)に限定されない。例えば、メサ長縁は、一部に直線を含んでいてもよいし、曲率が長さ方向の位置によって変化していてもよい。また、例えば、メサ部は、楕円の長手方向の両端を長軸に直交する直線で切り取った形状であってもよい。メサ長縁は、1対のメサ短縁からの距離が等しい対称軸に対して線対称の形状でなくてもよい。例えば、円弧の中心は、1対のメサ短縁に平行で1対のメサ短縁の一方よりも他方に近い線上に位置していてもよい。また、その結果、1対の直線状のメサ短縁は、互いに長さが異なっていてもよい。
同様に、電極長縁が外側に膨らむ形状である場合において、電極長縁は、円弧(曲率が全体に亘って一定の曲線)に限定されない。例えば、外側に膨らむ電極長縁は、一部に直線を含んでいてもよいし、曲率が長さ方向の位置によって変化していてもよい。また、例えば、励振電極は、楕円の長手方向の両端を長軸に直交する直線で切り取った形状であってもよい。外側に膨らむ電極長縁は、1対の短縁からの距離が等しい対称軸に対して線対称の形状でなくてもよい。例えば、円弧の中心は、1対の電極短縁に平行で1対の電極短縁の一方よりも他方に近い線上に位置していてもよい。また、その結果、1対の直線状の電極短縁は、互いに長さが異なっていてもよい。
メサ長縁及び/又はメサ短縁は、実施形態の説明で言及したように、屈曲振動の定在波の節ではなく、腹に位置してもよい。また、屈曲振動の定在波を考慮せずにメサ長縁及び/又はメサ短縁の位置が設定されてもよい。電極長縁及び/又は電極短縁についても同様である。
1…水晶振動子(圧電振動デバイス)、5…水晶振動素子(圧電振動素子)、15…水晶片(圧電片)、15n…長辺、15s…短辺、17…励振電極、31…メサ部、31n…メサ長縁、31s…メサ短縁、33…外周部。

Claims (7)

  1. メサ部、及び前記メサ部よりも薄く、かつ平面視において前記メサ部を囲む外周部を有しているATカットの水晶片と、
    前記メサ部の両主面に重なっている1対の励振電極と、
    を有しており、
    前記外周部の外縁は、1対の長辺及び1対の短辺を有しており、
    前記メサ部は、平面視において、
    前記1対の短辺の内側にて前記1対の短辺に沿って延びている1対の短縁と、
    前記1対の長辺の内側にて前記1対の長辺に沿って延びている1対の長縁と、を有しており、
    前記1対の短縁は、前記1対の短辺に平行な直線状であり、
    前記1対の長縁は、平面視において外側に膨らむ形状であり、
    前記水晶片をその長手方向に伝搬する不要振動としての屈曲振動による定在波の波長をλとしたときに、前記1対の短縁それぞれが、前記長手方向に伝搬する不要振動としての屈曲振動による定在波のいずれかの節から1/8λ未満の範囲に位置している
    水晶振動素子。
  2. メサ部、及び前記メサ部よりも薄く、かつ平面視において前記メサ部を囲む外周部を有しているATカットの水晶片と、
    前記メサ部の両主面に重なっている1対の励振電極と、
    を有しており、
    前記外周部の外縁は、1対の長辺及び1対の短辺を有しており、
    前記メサ部は、平面視において、
    前記1対の短辺の内側にて前記1対の短辺に沿って延びている1対の短縁と、
    前記1対の長辺の内側にて前記1対の長辺に沿って延びている1対の長縁と、を有しており、
    前記1対の短縁は、前記1対の短辺に平行な直線状であり、
    前記1対の長縁は、平面視において外側に膨らむ形状であり、
    前記水晶片をその短手方向に伝搬する不要振動としての屈曲振動による定在波の波長をλとしたときに、前記1対の長縁それぞれの中央部分が、前記短手方向に伝搬する不要振動としての屈曲振動による定在波のいずれかの節から1/8λ未満の範囲に位置している
    水晶振動素子。
  3. 前記1対の励振電極それぞれは、平面視において、
    前記1対の短縁の内側にて前記1対の短縁に沿って延びている1対の第2短縁と、
    前記1対の長縁の内側にて前記1対の長縁に沿って延びている1対の第2長縁と、を有しており、
    前記1対の第2短縁は、前記1対の短辺に平行な直線状であり、
    前記1対の第2長縁は、前記1対の長辺に平行な直線状である
    請求項1又は2に記載の水晶振動素子。
  4. 前記1対の励振電極それぞれは、平面視において、
    前記1対の短縁の内側にて前記1対の短縁に沿って延びている1対の第2短縁と、
    前記1対の長縁の内側にて前記1対の長縁に沿って延びている1対の第2長縁と、を有しており、
    前記1対の第2短縁は、前記1対の短辺に平行な直線状であり、
    前記1対の第2長縁は、平面視において外側に膨らむ形状である
    請求項1又は2に記載の水晶振動素子。
  5. 前記1対の長縁それぞれは、前記1対の短縁に平行で前記1対の短縁からの距離が等しい線を対称軸として線対称な曲線状である
    請求項1~4のいずれか1項に記載の水晶振動素子。
  6. 前記1対の励振電極と接続されている1対の引出電極を更に有しており、
    前記1対の引出電極それぞれは、前記メサ部から前記長縁及び前記短縁のうち前記短縁のみを経由して前記外周部へ延びている
    請求項1~5のいずれか1項に記載の水晶振動素子。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載の水晶振動素子と、
    前記水晶振動素子をパッケージングしているパッケージと、
    を有している水晶振動デバイス。
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