JP7007949B2 - 包装用箱 - Google Patents

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本発明は、包装用箱に関し、特に、本体と一体に形成された緩衝材を含む包装用箱に関するものである。
本体と一体に形成された緩衝材を含む包装用箱として、特許文献1には、包装用箱の内部に内板が配設される包装用箱が記載されている。内板は、包装用箱の側板に平行であり、舌片を有する。舌片は、切込線によって側板における四辺の内側に形成されており、基端側部と先端側部とを有する。基端側部は、側板に対して垂直になるように舌片の基端に形成される折目において折り曲げられる。先端側部は、側板の内側面に沿うように、基端側部の先端に形成された折目において折り曲げられ、側板に糊付けされる。以上のように、舌片の基端側部が側板と内板との間に垂直に配されることによって、当該舌片は緩衝材として機能する。
特開平10-152131号公報
しかしながら、特許文献1に記載の包装用箱においては、収容物に大きな衝撃が加わると、舌片が座屈することがある。舌片が座屈すると、再度衝撃が加わったときに、当該舌片は緩衝材として機能しなくなる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、本体と一体に形成された緩衝材の緩衝機能をより良く維持できる包装用箱を提供することにある。
本願に開示する包装用箱は、方形状の第1側板(11)、第2側板(12)、第3側板(13)、及び第4側板(14)と、方形状の第1内板(21)、第2内板(22)、第3内板(23,23A)、及び第4内板(24)とを備える。前記第1側板(11)、前記第2側板(12)、前記第3側板(13)、前記第4側板(14)は、第1折目(P1)、第2折目(P2)、及び第3折目(P3)を介して第1方向(X1)に順次連設され、第1筒体(31)を形成する。前記第1内板(21)、前記第2内板(22)、前記第3内板(23,23A)、前記第4内板(24)は、前記第4側板から、第4折目(P4)、第5折目(P5)、第6折目(P6)、及び第7折目(P7)を介して前記第1方向(X1)に順次連設され、前記第1筒体(31)の内部において第2筒体(32)を形成する。前記第1内板(21)は、前記第1側板(11)と重なり合い、前記第3内板(23,23A)は、前記第1内板(21)に対向しており、少なくとも1つの舌片(40,40A)を四辺の内側に有する。前記少なくとも1つの舌片(40,40A)は、基端側部(41,41A)、中間部(42,42A)、及び先端側部(43,43A)を有する。前記中間部(42,42A)は、前記基端側部(41,41A)に第8折目(P8)を介して連設される。前記先端側部(43,43A)は、前記中間部(42,42A)に第9折目(P9)を介して連設される。前記第8折目(P8)は、前記先端側部(43,43A)が、前記第1内板(21)に近づく側に折り曲げられ、前記第9折目(P9)は、前記8折目(P8)とは反対側に折り曲げられる。前記先端側部(43,43A)は、前記第1内板(21)に接合される。
本願に開示する包装用箱において、前記先端側部(43,43A)が前記第1内板(21)に接合されているときに、前記第9折目(P9)は、前記第8折目(P8)を前記第1内板(21)に投影した線分(L1)より前記舌片(40,40A)が延びる第2方向(X2)に位置する。
また、本願に開示する包装用箱において、前記少なくとも1つの舌片(40,40A)は、前記第1方向(X1)に沿った前記第2方向(X2)に延びている。
本発明の包装用箱によれば、方形状の第3内板が、少なくとも1つの舌片を四辺の内側に有する。少なくとも1つの舌片は、基端側部、中間部、及び先端側部を有する。中間部は、基端側部に第8折目を介して連設され、先端側部は、中間部に第9折目を介して連設される。第8折目は、先端側部が第1内板に近づく側に折り曲げられ、第9折目は、第8折目とは反対側に折り曲げられ、先端側部は、第1内板に接合される。以上により、中間部は、第1内板及び第3内板と交差する方向に配設され、基端側部は当該舌片の基端に沿った基端線を中心軸として揺動可能である。従って、収容物に大きな衝撃が加わったときに、基端側部が揺動することによって、中間部が座屈することを防止でき、本体と一体に形成された緩衝材の緩衝機能をより良く維持できる。
本発明の実施形態1に係る包装用箱を示す展開図である。 本発明の実施形態1に係る包装用箱を示す透視斜視図である。 本発明の実施形態1に係る舌片を示す断面図である。 本発明の実施形態2に係る包装用箱を示す展開図である。 本発明の実施形態2に係る包装用箱を示す透視斜視図である。
以下、本発明に係る包装用箱に関する実施の形態について、添付の図面に基づいて詳しく説明する。なお、以下に説明する各実施形態は、本発明を実施するに好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に発明を限定する旨が明記されていない限り、この形態に限定されるものではない。そして、説明中の「外側面」とは、第1筒体を形成する各側板において、第1筒体の外側に向く面をいい、各側板以外の板材においては、包装用箱の素材シートにおいて、各側板の外側面と同じ側にある面をいう。また、「内側面」は「外側面」の反対面をいう。また、上下方向、左右方向は、図1、図4における上下方向、左右方向に対応している。
[実施形態1]
以下、図1、図2を参照して、本発明の実施形態1を説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る包装用箱を示す展開図である。図2は、本発明の実施形態1に係る包装用箱を示す透視斜視図である。図1においては、各側板の外側面が紙面手前側を向いている。
実施形態1に係る包装用箱は、図1、図2に示すように、方形状の第1側板11、第2側板12、第3側板13、及び第4側板14と、方形状の第1内板21、第2内板22、第3内板23、及び第4内板24とを備える。第1側板11、第2側板12、第3側板13、第4側板14は、第1折目P1、第2折目P2、及び第3折目P3を介して第1方向X1に順次連設される。図2に示すように、第1側板11、第2側板12、第3側板13、第4側板14は、第1筒体31を形成する。第1筒体31は、角筒状である。
第1内板21、第2内板22、第3内板23、第4内板24は、図1に示すように、第4側板14から、第4折目P4、第5折目P5、第6折目P6、及び第7折目P7を介して第1方向X1に順次連設される。図2に示すように、第1内板21、第2内板22、第3内板23、第4内板24は、第1筒体31の内部において第2筒体32を形成する。第2筒体32は、平たい角筒状である。第1筒体31の内部空間のうち第2筒体32を除いた空間が、収容物を収容する収容空間である。第1筒体31と第2筒体32とが形成されているとき、第1内板21は、第1側板11と重なり合い、第3内板23は、第1内板21と対向する。実施形態においては、第3内板23と第1内板21とは平行である。
図1、図2に示すように、第3内板23は、少なくとも1つの舌片40を四辺の内側に有する。実施形態1においては、少なくとも1つの舌片40の個数は1つである。少なくとも1つの舌片40は、U字状の切込線44を第3内板23に形成することによって、第3内板23に形成される。切込線44の両端を結ぶ線分が、基端線L2である。また、少なくとも1つの舌片40は、基端側部41、中間部42、先端側部43を有する。実施形態においては、基端側部41、中間部42、先端側部43は、方形状である。中間部42は、基端側部41に第8折目P8を介して連設される。先端側部43は、中間部42に第9折目P9を介して連設される。
図2に示すように、第8折目P8は、先端側部43が、第1内板21に近づく側、及び遠ざかる側のうち近づく側に折り曲げられる。第9折目P9は、第8折目P8とは反対側に折り曲げられる。先端側部43は、第1内板21に接合される。具体的には、先端側部43の内側面が、第1内板21の内側面に糊付けされる。
第1側板11は、実施形態においては、図1に示すように、第1方向X1に対して垂直な方向に長い長方形状であり、長辺方向の両端に方形状の第1蓋板51と第2蓋板52とがそれぞれ折目を介して連設される。第1蓋板51及び第2蓋板52における第1側板11に連設される側と反対側の辺には、第1差込片53と第2差込片54とがそれぞれ折目を介して連設される。第1蓋板51、第2蓋板52は、第1筒体31の両端開口を塞ぐ。第1差込片53、第2差込片54は、第1筒体31の内部に差し込まれる。第1差込片53、第2差込片54の外側面は、第3側板13の内側面に糊付けすることができるが、糊付けしなくてもよい。
また、実施形態においては、第1側板11の長辺方向の一端側に、台形状の破断線55が形成される。また、台形状の破断線55における頂部に隣接するように、第1側板11には、指孔56が穿設されている。例えば、指孔56の上辺から爪先を第1側板11の内側に差し込み、破断線55を破断することによって、第1蓋板51を開けることができる。
第2側板12は、実施形態においては、図1に示すように、第1方向X1に対して垂直な方向に長い長方形状である。第2側板12の長辺方向の両端には、台形状の第1フラップ片57と第2フラップ片58とがそれぞれ折目を介して連設される。第3側板13は、第1方向X1に対して垂直な方向に長い長方形状であり、実施形態においては、第1側板11と等しい縦横の長さを有する。
第4側板14は、第1方向X1に対して垂直な方向に長い長方形状であり、実施形態においては、第2側板12と等しい縦横の長さを有する。また、第4側板14の長辺方向の両端には、台形状の第3フラップ片59と第4フラップ片60とがそれぞれ折目を介して連設される。
第1内板21は、図1に示すように、第1方向X1に対して垂直な方向に長い長方形状である。第1内板21の長辺方向の長さは、第1側板11の長辺方向の長さ以下であり、第1内板21の短辺方向の長さは、第1側板11の短辺方向の長さ未満である。第1内板21の短辺方向の長さが第1側板11の短辺方向の長さ未満であるのは、第2筒体32が第1筒体31の内部に形成されるからである。すなわち、少なくとも包装用箱を形成する素材シートの厚みの分だけ、第1内板21の短辺方向の長さは、第1側板11の短辺方向の長さより短くされる。なお、実施形態においては、第1内板21は、第1側板11とほぼ等しい縦横の長さを有する。また、第1内板21の長辺方向の一端部には、適宜形状の切欠きQ1を設けることができる。第2内板22は、図1に示すように、第1方向X1に対して垂直な方向に細長い長方形状である。
第3内板23は、図1に示すように、第1方向X1に対して垂直な方向に長い長方形状である。実施形態においては、第3内板23の長辺方向の長さは、第1内板21の長辺方向の長さと等しい。また、第3内板23の短辺方向の長さも、第1内板21の短辺方向の長さと等しい。また、第3内板23の長辺方向の一端部にも、切欠きQ1と同じ形状の切欠きQ2を設けることができる。
第4内板24は、図1に示すように、第1方向X1に対して垂直な方向に細長い長方形状の部分と、当該長方形状の部分から第1方向X1の反対方向に突出する、少なくとも1つの突出部24aとを有する。少なくとも1つの突出部24aの形状は、特に限定されないが、実施形態においては半円状である。なお、突出部24aは、台形状、三角形状、四角形状、5角形以上の多角形状、星形状、雲形状など、適宜形状に形成できる。また、第1内板21、第2内板22、第3内板23、第4内板24が第2筒体32を形成するとき、少なくとも1つの突出部24aにおける外側面が第4側板14の内側面に糊付けされる。
[舌片40]
次に、図3を参照して、舌片40を更に詳しく説明する。図3は、本発明の実施形態1に係る舌片を示す断面図である。図3に示すように、先端側部43が第1内板21に接合されているときに、第9折目P9は、第8折目P8を第1内板21に投影した線分L1より舌片40が延びる第2方向X2に位置している。換言すれば、先端側部43が第1内板21に接合されているとき、中間部42が、第3内板23に対して折り曲げられる角度α1は、直角よりも小さくなっている。つまり、α1<90°である。また、基端側部41は、当該舌片40の基端線L2において片持ち支持されており、基端線L2を中心軸として揺動可能である。
また、少なくとも1つの舌片40は、実施形態においては、第1方向X1に沿った第2方向X2に延びている。第2方向X2は、第1方向X1と同じ方向であってもよいし、第1方向X1の反対方向であってもよい。また、第2方向X2は、第1方向X1と直角よりも小さい角度で交差する方向であってもよいし、第1方向X1と直角よりも大きい角度で交差する方向であってもよい。
舌片40の第2方向X2の長さは、実施形態においては、第3内板23の第1方向X1の長さ以下に設定される。また、先端側部43の第2方向X2の長さは、先端側部43の内側面を第1内板21の内側面に糊付けする作業の容易性と、必要十分な糊付け強度を得るという観点から決められる。中間部42の第2方向X2の長さは、第1内板21に対して垂直な方向における中間部42の長さを適切な長さにするという観点から決められる。すなわち、収容物のサイズ、重量を考慮して、必要十分な緩衝効果が得られるように、第1内板21に対して垂直な方向における中間部42の長さが決められ、第2方向X2の長さが決められる。
また、基端側部41の第2方向X2の長さD1も、主に、収容物のサイズ、重量を考慮して、必要十分な緩衝効果が得られるようにするという観点から決められる。すなわち、基端側部41は、基端線L2において片持ち支持されており、長さD1が短いほど収容物に衝撃が加わったときに基端側部41から中間部42に加わる反力は大きくなる。従って、長さD1が短いほど、より大きな緩衝効果を発揮する反面、長さD1が短すぎれば、中間部42が座屈しやすくなる。以上により、長さD1は、例えば、5~15mmであることが好ましく、6~13mmであることがより好ましく、8~10mmであることが更に好ましい。しかしながら、長さD1は、最終的には、第3内板23の第1方向X1の長さ、舌片40の第2方向X2の長さ、先端側部43の第2方向X2の長さ、中間部42の第2方向X2の長さとの関係性において決められる。
以上、図1~図3を参照して説明したように、本実施形態によれば、第3内板23が、少なくとも1つの舌片40を四辺の内側に有する。少なくとも1つの舌片40は、基端側部41、中間部42、及び先端側部43を有する。中間部42は、基端側部41に第8折目P8を介して連設され、先端側部43は、中間部42に第9折目P9を介して連設される。第8折目P8は、先端側部43が第1内板21に近づく側に折り曲げられ、第9折目P9は、第8折目P8とは反対側に折り曲げられ、先端側部43は、第1内板21に接合される。以上により、中間部42は、第1内板21及び第3内板23と交差する方向に配設され、基端側部41は当該舌片40の基端線L2を中心として揺動可能である。従って、収容物に大きな衝撃が加わったときに、基端側部41の揺動によって、中間部42が座屈することを防止でき、本体と一体に形成された緩衝材の緩衝機能をより良く維持、持続できる。
また、図3を参照して説明したように、本実施形態によれば、先端側部43が第1内板21に接合されているときに、第9折目P9は、第8折目P8を第1内板21に投影した線分L1より舌片40が延びる第2方向X2に位置している。換言すれば、先端側部43が第1内板21に接合されているときに、中間部42は第1内板21と直角に交差せず、中間部42が、第3内板23に対して折り曲げられる角度α1は、直角より小さくなっている。従って、収容物に大きな衝撃が加わったときに、全ての荷重を第1内板21に垂直な方向で受けることなく、第1内板21に沿った方向に逃がすことができ、より有効に中間部42が座屈することを防止でき、本体と一体に形成された緩衝材の緩衝機能を更により良く維持、持続できる。
また、図1、図2を参照して説明したように、本実施形態によれば、少なくとも1つの舌片40は、第1方向X1に沿った第2方向X2に延びている。従って、包装用箱から収容物を全て取り出した後、第1筒体31の両端開口が菱形になるように包装用箱を折り畳むときに、舌片40の存在が障害とならず、包装用箱を容易に折り畳むことができ、包装用箱の廃棄を容易にすることができる。
また、図3を参照して説明したように、本実施形態によれば、基端側部41の第2方向X2の長さD1は、好ましくは5~15mmである。長さD1が15mm以下であることによって、収容物に対する衝撃を有効に緩衝できる適切な強度で中間部42を基端側部41によって支持させることができる。一方、長さD1が5mm以上であることによって、中間部42が座屈しない適切な強度で中間部42を基端側部41によって支持させることができる。
[実施形態2]
次に、図4、図5を参照して、本発明の実施形態2を説明する。図4は、本発明の実施形態2に係る包装用箱を示す展開図である。図5は、本発明の実施形態2に係る包装用箱を示す透視斜視図である。図4においては、各側板の外側面が紙面手前側に向いている。実施形態2に係る包装用箱は、実施形態1に係る包装用箱と比較して、舌片40Aの個数が3つである点で相違する。以下、実施形態2が実施形態1と相違する点を主に説明し、実施形態1と重複する部分の説明は割愛する。
実施形態2に係る包装用箱は、図4、図5に示すように、第3内板23Aが、3つの舌片40Aを四辺の内側に有する。3つの舌片40Aは、基端側部41A、中間部42A、先端側部43Aをそれぞれ有する。実施形態においては、基端側部41A、中間部42A、先端側部43Aは、方形状である。中間部42Aは、基端側部41Aに第8折目P8を介して連設される。先端側部43Aは、中間部42Aに第9折目P9を介して連設される。また、実施形態においては、3つの舌片40Aは、第3内板23Aの長辺方向に並んでいる。
また、図3を参照して説明した実施形態1に係る舌片40と同様に、実施形態2に係る舌片40Aにおいても、先端側部43Aが第1内板21に接合されているとき、第9折目P9は、第8折目P8を第1内板21に投影した線分L1より舌片40Aが延びる第2方向X2に位置する。また、基端側部41Aは、当該舌片40Aの基端線L2において片持ち支持されており、基端線L2を中心軸として揺動可能である。また、3つの舌片40Aは、第1方向X1に沿った第2方向X2に延びている。また、基端側部41Aの第2方向X2の長さは、図3における長さD1と同様に、5~15mmであることが好ましく、6~13mmであることがより好ましく、8~10mmであることがさらに好ましい。
以上、図4、図5を参照して説明したように、本実施形態によれば、第3内板23Aが、3つの舌片40Aを四辺の内側に有する。従って、収容物の重量が比較的に大きいときにも、本体と一体に形成された緩衝材の緩衝機能をより良く維持、持続できる。また、収容物のサイズが比較的に大きいときにも、3つの舌片40Aを第3内板23Aにおいて適切な位置に形成することによって、本体と一体に形成された緩衝材の緩衝機能をより良く維持、持続できる。
以上、図面(図1~図5)を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1))。
(1)図1~図5を参照して説明したように、上記実施形態では、舌片の個数は、1つ又は3つであるが、これに限らず、舌片の個数は、包装用箱のサイズ、収容物の重量などに応じて適切な個数にすることができる。例えば、舌片の個数は、2つでもよい。あるいは、舌片の個数は、4つ以上であってもよい。このように、舌片を1個及び複数個設けることができる。また、実施形態においては、複数の舌片40Aは、第3内板23Aの長辺方向、つまり第1方向X1に対して垂直な方向に並んでいるが、第3内板23Aの長辺方向が第1方向X1に平行であるとき、複数の舌片40Aは、長辺方向である第1方向X1に並んでもよい。あるいは、複数の舌片40Aは、一列に並ぶ必要はなくジグザグに並んでもよく、長辺方向に対して斜めに並んでもよい。
X1…第1方向
X2…第2方向
L1…線分
P1…第1折目
P2…第2折目
P3…第3折目
P4…第4折目
P5…第5折目
P6…第6折目
P7…第7折目
P8…第8折目
P9…第9折目
11…第1側板
12…第2側板
13…第3側板
14…第4側板
21…第1内板
22…第2内板
23、23A…第3内板
24…第4内板
31…第1筒体
32…第2筒体
40、40A…舌片
41、41A…基端側部
42、42A…中間部
43、43A…先端側部

Claims (3)

  1. 第1折目、第2折目、及び第3折目を介して第1方向に順次連設され、第1筒体を形成する、方形状の第1側板、第2側板、第3側板、及び第4側板と、
    前記第4側板から、第4折目、第5折目、第6折目、及び第7折目を介して前記第1方向に順次連設され、前記第1筒体の内部において第2筒体を形成する、方形状の第1内板、第2内板、第3内板、及び第4内板とを備え、
    前記第1内板は、前記第1側板と重なり合い、
    前記第3内板は、前記第1内板に対向しており、少なくとも1つの舌片を四辺の内側に有し、
    前記少なくとも1つの舌片は、基端側部、前記基端側部に第8折目を介して連設される中間部、前記中間部に第9折目を介して連設される先端側部を有し、
    前記第8折目は、前記先端側部が、前記第1内板に近づく側に折り曲げられ、
    前記第9折目は、前記8折目とは反対側に折り曲げられ、
    前記先端側部は、前記第1内板に接合される包装用箱。
  2. 前記先端側部が前記第1内板に接合されているときに、前記第9折目は、前記第8折目を前記第1内板に投影した線分より前記舌片が延びる第2方向に位置する請求項1記載の包装用箱。
  3. 前記少なくとも1つの舌片は、前記第1方向に沿った前記第2方向に延びている請求項2に記載の包装用箱。
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