JP7007831B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機 Download PDF

Info

Publication number
JP7007831B2
JP7007831B2 JP2017149967A JP2017149967A JP7007831B2 JP 7007831 B2 JP7007831 B2 JP 7007831B2 JP 2017149967 A JP2017149967 A JP 2017149967A JP 2017149967 A JP2017149967 A JP 2017149967A JP 7007831 B2 JP7007831 B2 JP 7007831B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking portion
vacuum cleaner
locking
air passage
hose body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017149967A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019025204A (ja
Inventor
博光 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Original Assignee
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lifestyle Products and Services Corp filed Critical Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Priority to JP2017149967A priority Critical patent/JP7007831B2/ja
Priority to PCT/JP2018/028681 priority patent/WO2019026911A1/ja
Priority to CN201890000999.1U priority patent/CN212234312U/zh
Publication of JP2019025204A publication Critical patent/JP2019025204A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7007831B2 publication Critical patent/JP7007831B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L9/00Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L9/00Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
    • A47L9/24Hoses or pipes; Hose or pipe couplings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)
  • Electric Suction Cleaners (AREA)

Description

本発明の実施形態は、下部に吸込口を備えたケース体を備えた電気掃除機に関する。
従来、掃除機本体が床面を走行可能な、いわゆるキャニスタ型の電気掃除機は、電動送風機および集塵部を備えた掃除機本体と、この掃除機本体に対して接続される風路体とを備えている。風路体は、可撓性を有する長尺のホース体と、このホース体の先端側に接続される延長管と、この延長管の先端側に接続される吸込口体とを備えている。そして、電動送風機の駆動により生じた負圧によって床面上の塵埃を吸込口体の先端側から空気とともに吸い込み、集塵部において塵埃を捕集する。
このような電気掃除機は、収納時、ホース体を延長管などに保持することで、コンパクトな収納が可能となっている。このとき、ホース体または延長管に軸方向に沿って突起部を形成し、延長管またはホース体に突起部を受ける直線状の受け部を形成する構成にすると、ホース体のねじれや回転によって突起部を受け部に位置合わせしにくく、これらを嵌合させる作業が煩雑となる場合がある。
実開平4-49039号公報
本発明が解決しようとする課題は、収納作業が容易な電気掃除機を提供することである。
実施形態の電気掃除機は、掃除機本体と、風路体と、第1係止部と、第2係止部とを有する。風路体は、ホース体と、管体とを備える。ホース体は、掃除機本体に対して一端側が接続される。管体は、ホース体の他端側に位置する。第1係止部は、ホース体と管体との一方に設けられ、軸方向に沿う。第2係止部は、ホース体と管体との他方に第1係止部を嵌合可能である。この第2係止部は、第1係止部が幅方向に移動可能となるように第1係止部よりも幅広の円弧状に設けられる。また、第1係止部は、第2係止部に対応する円弧状に形成されている
(a)は一実施形態の電気掃除機の収納状態の風路体を示す側面図、(b)は同上電気掃除機の非収納状態の風路体を示す側面図である。 (a)は同上電気掃除機の第1係止部の側面図、(b)は第1係止部の正面図である。 (a)は同上電気掃除機の第2係止部の斜視図、(b)は第2係止部の正面図、(c)は第2係止部の側面図である。 同上電気掃除機の使用状態を示す斜視図である。 同上電気掃除機の収納状態を示す斜視図である。
以下、一実施形態の構成を、図面を参照して説明する。
図4および図5において、11は電気掃除機を示す。この電気掃除機11は、例えば収納装置である収納台12とともに、電気掃除装置を構成することができる。そして、この電気掃除機11は、掃除機本体13を備えている。また、この電気掃除機11は、集塵部14を備えている。さらに、この電気掃除機11は、吸引源である電動送風機15を備えている。また、この電気掃除機11は、図示しない電源部を備えている。さらに、この電気掃除機11は、図示しない制御部を備えている。また、この電気掃除機11は、設定部としての設定ボタン20を備えている。なお、本実施形態では、電気掃除機11は、被掃除面としての床面上を走行可能な掃除機本体13に対して着脱可能な風路体22を備えるキャニスタ型の電気掃除機とする。
掃除機本体13は、電動送風機15、電源部、および、制御部を内蔵している。また、この掃除機本体13は、本実施形態において、走行輪24を例えば両側部に備え、床面を走行可能となっている。
集塵部14は、電動送風機15の駆動により生じる負圧を利用して空気とともに吸い込んだ塵埃を空気から捕集する部分である。この集塵部14は、掃除機本体13に一体的に組み込まれていてもよいし、掃除機本体13に対して着脱可能でもよい。
電動送風機15は、電動機によりファンを回転させることで負圧を生じさせ、塵埃を空気とともに集塵部14へと吸い込むものである。
電源部は、例えば商用交流電源に接続される電源コードを備えるコードリール装置や、二次電池などの電池が用いられる。本実施形態では、例えば電源部としては二次電池が用いられる。
制御部は、電動送風機15などの動作を制御するものである。すなわち、この制御部は、電源部から電動送風機15などへの通電量を制御することで、電動送風機15などのオンオフや動作パワーなどの動作状態を制御するものである。この制御部としては、例えばマイコンなどが用いられる。
設定ボタン20は、電動送風機15などの動作を使用者が設定するためのものである。この設定ボタン20は、本実施形態では例えば風路体22に設けられているが、例えば掃除機本体13に設けられていてもよい。
風路体22は、電動送風機15の駆動により生じる負圧を床面などに作用させるものである。すなわち、この風路体22は、電動送風機15の吸込側に接続されるものである。また、この風路体22は、キャニスタ型の電気掃除機11において、使用者が掃除機本体13を引っ張って走行させることを可能にするものである。この風路体22は、例えば掃除機本体13に対して着脱可能となっている。この風路体22は、ホース体26を備える。また、この風路体22は、接続体27を備える。さらに、この風路体22は、管体としての操作管である手元操作部28を備える。また、この風路体22は、延長管29を備える。さらに、この風路体22は、吸込口体30を備えていてもよい。また、この風路体22は、突起部31を備える。さらに、この風路体22は、受け部32を備える。したがって、電気掃除機11は、ホース体26を備える。また、電気掃除機11は、接続体27を備える。さらに、電気掃除機11は、手元操作部28を備える。また、電気掃除機11は、延長管29を備える。さらに、電気掃除機11は、吸込口体30を備えていてもよい。また、電気掃除機11は、突起部31を備える。さらに、電気掃除機11は、受け部32を備える。
ホース体26は、可撓性を有する長尺の筒状に形成されている。
接続体27は、風路体22を掃除機本体13に対して接続するものである。より詳細に、この接続体27は、ホース体26の下流端側である基端側(一端側)を掃除機本体13に対して接続するものである。
手元操作部28は、握り管などとも呼ばれ、ホース体26の上流端側である先端側(他端側)に設けられている。この手元操作部28は、ホース体26の先端側と延長管29の下流端側である基端側(一端側)とを接続するものである。この手元操作部28には、例えば設定ボタン20が配置されていてもよい。また、この手元操作部28は、使用者が掃除の際に把持する部分である。この手元操作部28には、例えば把持操作用の把持部34が突設されていてもよい。この把持部34には、設定ボタン20が配置されていてもよい。なお、把持部34は、必須の構成ではなく、使用者が手元操作部28を直接把持するようにすることもできる。この場合、設定ボタン20は、手元操作部28に直接配置されていてもよい。
延長管29は、例えば硬質の合成樹脂により直管状に形成されている。この延長管29は、例えば基端側がホース体26の先端側(手元操作部28)と接続されるとともに、先端側が吸込口体30と接続される。なお、この延長管29には、収納状態で風路体22を収納台12(図5)に対して係止するための風路体係止部33が設けられていてもよい。
吸込口体30は、電動送風機15の駆動により生じた負圧によって床面から塵埃を吸い込むものである。この吸込口体30は、本実施形態において、例えば床面に載置されてこの床面上を移動される床ブラシとする。この吸込口体30は、ケース体35を備えている。また、この吸込口体30は、延長管29の先端側に接続される接続管36を備えている。この吸込口体30は、回転清掃体を備えていてもよい。なお、この吸込口体30は、必須の構成ではない。
図2(a)、図2(b)および図4に示す突起部31は、受け部32(図3(a)ないし図3(c))とともに、風路体22をホース体26の位置で2つに湾曲させて(折り曲げて)延長管29に沿わせた状態を保持する保持部を構成する。突起部31は、本実施形態において、例えば手元操作部28に設けられている。また、この突起部31は、L字状に形成されている。すなわち、この突起部31は、基部41と、第1係止部42とを備えている。したがって、電気掃除機11は、基部41を備える。また、電気掃除機11は、第1係止部42を備える。また、この突起部31は、手元操作部28において把持部34とは反対側に設けられている。すなわち、この突起部31は、手元操作部28(把持部34)を使用者が把持した状態で、手元操作部28の下部に位置している。
基部41は、第1係止部42を手元操作部28に手元操作部28と第1係止部42との間に、手元操作部28(風路体22)の径方向の間隙を形成するものである。この基部41は、手元操作部28から径方向に突出している。
第1係止部42は、受け部32に係止される凸部である。この第1係止部42は、基部41と連続して形成されている。また、この第1係止部42は、手元操作部28の軸方向に沿っている。すなわち、この第1係止部42は、手元操作部28の軸方向に対して平行(略平行も含む)に位置している。また、この第1係止部42は、基部41により、手元操作部28に対して径方向に離れて位置している。さらに、この第1係止部42は、手元操作部28の基端側である下流端側、すなわちホース体26側に向かって基部41から突出している。また、この第1係止部42は、手元操作部28(把持部34)を使用者が把持した状態で手元操作部28の下部、すなわち床面側に位置している。さらに、この第1係止部42は、舌片状に形成されている。すなわち、この第1係止部42は、板状に形成されている。また、この第1係止部42は、円弧状に湾曲して形成されている。この第1係止部42は、半円弧未満の円弧状に形成されている。例えば、この第1係止部42は、1/6円弧程度の円弧に形成されている。さらに、この第1係止部42は、手元操作部28(風路体22)の径方向に厚み方向が設定され、手元操作部28(風路体22)側に凸となるように湾曲している。換言すれば、この第1係止部42は、手元操作部28(風路体22)と非同軸でこの手元操作部28(風路体22)の軸方向と平行(略平行を含む)に軸方向を有する円筒面の一部をなしている。
なお、本実施形態において、円弧とは、真円の円弧の他に、実質的に円弧、円弧に近い楕円弧などを含むものとする。同様に、円とは、真円の他に、実質的に円、円に近い楕円などを含むものとする。
図3(a)、図3(b)、図3(c)および図4に示す受け部32は、本実施形態において、例えばホース体26に設けられている。この受け部32は、例えば環状に形成されている。具体的に、本実施形態において、この受け部32は、ホース体26の外周にこのホース体26と同軸(略同軸も含む)に取り付けられた、円環状に形成されている。この受け部32は、ホース体26よりも硬質の合成樹脂により形成されている。また、この受け部32は、ホース体26の手元操作部28寄り、すなわち軸方向中央部よりも先端寄りの位置に配置されている。さらに、この受け部32は、ホース体26に対して定位置で固定され、軸方向に移動しないようになっている。さらに、この受け部32は、補強リブ44を備える。また、この受け部32は、第1壁部45と第2壁部46とを備える。そして、この受け部32には、第2係止部47が設けられている。したがって、電気掃除機11は、補強リブ44を備える。また、電気掃除機11は、第1壁部45を備える。さらに、電気掃除機11は、第2壁部46を備える。また、電気掃除機11は、第2係止部47を備える。なお、この受け部32は、複数の受け部材に分割されていてもよい。本実施形態において、受け部32は、例えば半円筒状の2つの受け部材に分割され、これら受け部材によりホース体26の外周を挟み込むことでホース体26に取り付けられている。
補強リブ44は、第2係止部47の両側を規制する部分である。また、この補強リブ44は、受け部32をホース体26に対して定位置で固定する固定部の機能を有する。この補強リブ44は、例えば受け部32に対をなして設けられている。これら補強リブ44は、例えば受け部32の中心軸に対して互いに反対側に位置している。
第1壁部45と第2壁部46とは、それぞれ円筒状に形成され、風路体22(ホース体26)の径方向に互いに離れて、第2係止部47を間に区画している。これら第1壁部45と第2壁部46とは、同軸状(略同軸状も含む)に配置されている。第1壁部45は、第2壁部46よりも風路体22(ホース体26)の径方向中心側に位置している。すなわち、第1壁部45は内壁部であり、第2壁部46は外壁部である。また、第1壁部45は、第2壁部46よりも軸方向長さが大きく設定されている。例えば、第1壁部45は、第2壁部46の2倍程度の軸方向長さを有している。さらに、第1壁部45と第2壁部46とは、一端部の位置が軸方向に一致して配置されている。このため、第1壁部45は、他端部の位置が第2壁部46の他端部よりも突出している。すなわち、第1壁部45は、第2壁部46よりも第2係止部47に対する第1の係止部42の挿入方向への突出量が大きい。
第2係止部47は、第1係止部42を嵌合可能に設けられた凹部である。第2係止部47は、第1壁部45と第2壁部46との間にて風路体22(ホース体26)の径方向に区画され、かつ、2箇所の補強リブ44,44間にて幅方向(風路体22(ホース体26)の周方向)に区画されている。第2係止部47は、例えば受け部32に複数設けられている。本実施形態において、第2係止部47は、受け部32に例えば一対設けられている。第2係止部47は、それぞれ第1係止部42よりも幅広の円弧状に形成されている。本実施形態において、第2係止部47は、例えば略半円弧状に形成されている。また、第2係止部47と第1係止部42とは、互いに対応する円弧状に形成されている。すなわち、第2係止部47と第1係止部42とは、曲率(曲率半径)が互いに略等しい円弧状に形成されている。そして、これら2つの第2係止部47,47は、補強リブ44,44を介して周方向に互いに隣接し、かつ、受け部32の中心軸に対して互いに反対側、すなわち対称(略対称も含む)に位置することで、全体として円形状の配置となっている。
また、第2係止部47と第1係止部42との隙間は、風路体22(ホース体26)の径方向よりも幅方向(周方向)に大きくなっている。すなわち、第2係止部47は、風路体22(ホース体26)の径方向に、第1係止部42を第2係止部47に嵌合可能とするための所定の僅かな隙間、すなわちクリアランスを有し、幅方向である周方向に第1係止部42が移動可能な大きな隙間、すなわちスペースを有している。例えば、第2係止部47は、第1係止部42の2倍以上の長さの円弧状に形成されている。本実施形態において、第2係止部47は、例えば第1係止部42の3倍程度の長さの円弧状に形成されている。また、第2係止部47は、本実施形態において、ホース体26の基端側である下流端側、換言すれば掃除機本体13側に向かって開口されている。
一方、図4に示す収納台12は、電気掃除機11を収納状態で収納するものである。また、この収納台12は、本実施形態において、電気掃除機11の電源部である二次電池を、商用交流電源などの外部電源により充電する機能を備えた充電装置(充電台)とすることができる。この収納台12は、例えば掃除機本体13を支持する本体支持部51を備えている。また、この収納台12は、風路体22を支持する風路体支持部52を備えていてもよい。さらに、この収納台12は、風路体22を係止保持する係止受部53を備えていてもよい。そして、この収納台12は、電源コード54を備えていてもよい。
本体支持部51は、掃除機本体13を例えば前部を上方に向けた状態で保持するように構成することができる。
風路体支持部52は、例えば吸込口体30を支持することで風路体22を支持するように構成することができる。
係止受部53は、風路体22の風路体係止部33を受けて風路体22を直立させた状態で保持するように構成されていてもよい。この係止受部53は、例えば上下方向に沿って溝状に形成されていてもよい。
電源コード54は、例えばACアダプタなどを介して壁面などのコンセントに対して接続されることで、外部電源と接続される。
次に、上記一実施形態による掃除動作を説明する。
概略として、使用者は、掃除機本体13に対して接続体27により接続されたホース体26の先端部に延長管29および吸込口体30を接続した状態で、吸込口体30を床面上に載置し、把持部34を把持して設定ボタン20を操作することで電動送風機15を駆動させる。そして、風路体22により掃除機本体13を引っ張って適宜の位置に移動させては吸込口体30を床面上で前後に繰り返し走行させて、電動送風機15の駆動により生じた負圧を利用して吸込口体30の吸込口から床面の塵埃を空気とともに吸い込む。吸い込んだ含塵空気は、接続管36から、延長管29、ホース体26を経由し、集塵部14へと吸い込まれる。この集塵部14において、含塵空気中の塵埃が分離捕集され、塵埃が分離された空気が電動送風機15へと吸い込まれ、この電動送風機15を冷却した後、排気される。掃除が終了すると、使用者が設定ボタン20を操作することで電動送風機15を停止させる。集塵部14に捕集された塵埃は、必要に応じて廃棄される。
掃除が終了すると、電気掃除機11を収納する。この収納作業時、使用者は、ホース体26と手元操作部28とを接近させ(図1(b))、第1係止部42を第2係止部47のいずれかに嵌合させることで、ホース体26をループ状に湾曲させた(折り曲げた)状態で保持し(図1(a))、ホース体26の弛みを抑制した状態で風路体22をコンパクトに纏める。
このように、本実施形態によれば、ホース体26と手元操作部28との一方、本実施形態では手元操作部28に軸方向に沿って第1係止部42を設けるとともに、ホース体26と手元操作部28との他方、本実施形態ではホース体26に第1係止部42を嵌合可能な第2係止部47を設け、この第2係止部47を第1係止部42が幅方向(周方向)に移動可能となるように第1係止部42よりも幅広の円弧状とすることで、第2係止部47をコンパクトに形成でき、かつ、第1係止部42を第2係止部47に嵌合させる際に、例えばホース体26が仮にねじれて回転しても、第2係止部47が幅広の円弧状であることから、第1係止部42を第2係止部47の幅方向(周方向)の範囲内の任意の位置に嵌合させることが可能となり、すなわち第1係止部42を広い範囲で嵌合させることが可能となる。この結果、例えば第1係止部42が第2係止部47に対して定位置のみで嵌合するように形成する場合と比較して、電気掃除機11の収納作業が容易となる。
具体的に、第1係止部42と、この第1係止部42が嵌合する第2係止部47との隙間を、風路体22の径方向よりも幅方向(周方向)に大きくすることで、第1係止部42を第2係止部47に対して定位置ではなく、幅方向(周方向)における任意の位置で嵌合させることができ、収納作業がより容易になる。
すなわち、係止片である第1係止部42を係止穴である第2係止部47に挿入してこれらを係止するには、第2係止部47の幅方向の大きさは、第1係止部42を第2係止部47に挿入するのに要するクリアランスだけ大きくすれば済むはずであるが、本実施形態では、第2係止部47の幅方向をクリアランス分よりも大きくすることで、ホース体26の周方向における係止の位置合わせを容易にしている。第1係止部42の幅に対して第2係止部47の幅を大きくするほど、係止の位置合わせを容易にする効果が高まり、第1係止部42の幅に対して第2係止部47の幅を少なくとも2倍程度に増やせば、挿入用のクリアランスだけ設ける場合に比べて、係止の位置合わせを容易にする効果を明らかに得ることができる。
また、本実施形態では、第2係止部47を複数形成することで風路体(ここではホース体26)の周方向を囲んで設けることで、ホース体26の周方向における第1係止部42を嵌合させる位置の自由度をより向上させている。その結果、使用者がホース体26を意図的にねじれさせることなく、ホース体26および手元操作部28(またはホース体26および延長管29)を固定できるので、収納作業がより容易になる。なお、補強リブ44を設けることなく第1壁部45と第2壁部46とを繋いで必要な強度が得られる場合は、補強リブ44を無くすことで、第1係止部42を嵌合させる位置の自由度をさらに向上させてもよい。
また、本実施形態では前述したように、第1係止部42を略円筒曲面形状の係止片として形成するとともに、その係止穴である第2係止部47を第1壁部45および第2壁部46の略二重円筒壁により形成している。こうすることで、第1係止部42の幅に対して第2係止部47の幅を大きく設けて係止位置の自由度を高めても、係止状態を安定させることができる。この理由を以下に説明する。
まず、第1係止部42を第2係止部47に挿入するには、第1係止部42および第2係止部47の互いの位置を合わせ、さらに互いに真っ直ぐな状態(第1係止部42および第2係止部47の互いの円筒中心軸が同じ方向の状態)となるように角度を合わせることになる。そして、第1係止部42および第2係止部47を係止させた状態では(図4参照)、第1係止部42および第2係止部47の互いの向きが、第1係止部42を第2係止部47に挿入した瞬間のように互いに真っ直ぐな状態を継続していることは殆どなく、ホース体26の撓みによって多少なりとも斜めに傾いた状態になる。このとき、円筒曲面形状の係止片である第1係止部42の内側は円筒曲面形状の第1壁部45に押し当てられ、同時に、第1係止部42の外側は円筒曲面形状の第2壁部46に押し当てられるので、部材同士の摩擦により軽く噛み合った状態となる。したがって、第1係止部42および第2係止部47の係止状態は、第1係止部42および第2係止部47の互いの向きが真っ直ぐな状態が保たれながら互いに離間する方向に力が加わらない限り、解除されることはない。ホース体26の撓みなどによって、このような限定された方向の力が偶発的に生じることは殆どないので、人為的に操作されるまでは、第1係止部42および第2係止部47の係止状態は安定して継続することとなる。
上記のように、第1係止部42の形状を、平板状ではなく、第2係止部47に対する挿入方向に交わる方向で曲がった立体形状とし、第2係止部47の係止穴形状を第1係止部42の挿入方向よりも一回り大きな形状とすることで、第1係止部42および第2係止部47が互いに噛み合って係止状態が安定する。そして、第1係止部42および第2係止部47の挿入方向に交わる方向の断面形状を略円弧状とすることで、第1係止部42および第2係止部47の係合状態は、第2係止部47(係止穴)に対する第1係止部42(係止片)の幅方向(すなわち円弧状の周方向)における挿入位置によらず、同じ係合状態となるので、係止時における位置合わせの自由度を高めることができる。
なお、略円筒曲面形状の係止片である第1係止部42が、その第1係止部42より一回り大きな略円筒曲面形状の係止穴である第2係止部47の内部で傾くと、第1係止部42および第2係止部47が軽く噛み合って係止状態が安定することは上述した通りであるが、第2係止部47に第1係止部42を抜き差しする際の第1係止部42の厚み方向におけるクリアランスは、第2係止部47の内部で第1係止部42が傾いた状態で両者が接触を保つ程度に留めるとよい。
さらに、電気掃除機11を収納した状態(吸込口体30を下にして延長管29を立てた状態)で第1係止部42が上方に突出する向きで設けられるとともに、第2係止部47は下方に開口する向きで設けられている(図1)ため、ホース体26が自重により下方に撓んでも、係止状態が安定し易くなる。
また、第2係止部47を間に区画する第1壁部45と第2壁部46とを風路体22の径方向に互いに離れて形成し、第2壁部46よりも風路体22の径方向中心側に位置する第1壁部45を第2壁部46よりも第2係止部47に対する第1係止部42の挿入方向への突出量が大きくなるようにすることで、より確実に保持できるとともに、第1係止部42を第2係止部47に挿入する際に第1壁部45がガイドとなり、すなわち使用者は第1係止部42を第1壁部45に当てつつこの第1壁部45に沿って第2係止部47に挿入することが可能となり、第1係止部42の第2係止部47への嵌合がより容易になって、収納作業がより容易になる。
さらに、ホース体26の先端に位置し把持操作される手元操作部28に第1係止部42(突起部31)を形成することで、この第1係止部42を第2係止部47に嵌合させると、ホース体26の弛みをより抑制した収納状態とすることができる。
また、第2係止部47(受け部32)をホース体26の先端寄りに配置することで、第1係止部42を第2係止部47に嵌合させてループ状となったホース体26をコンパクトに纏めることができる。このとき、第2係止部47をホース体26の基端側に向かって開口させることで、第1係止部42を第2係止部47に対して嵌合させる際に、第2係止部47がホース体26の先端側に向かって開口している場合と比較して、ホース体26の曲げ量が少なくて済み、収納作業がより容易になる。
そして、電気掃除機11は、掃除機本体13を収納台12の本体支持部51に載置するとともに、例えばホース体26を折り曲げた風路体22を、吸込口体30を風路体支持部52に載置し、収納台12の係止受部53に対して延長管29の風路体係止部33を嵌合させることで、収納状態(スタンド収納状態)とすることができ(図5)、コンパクトに収納できる。収納状態の電気掃除機11は、例えば必要に応じて電源コード54を壁面のコンセントなどと接続することで電源部である二次電池を充電できる。
なお、上記一実施形態において、係止片である第1係止部42(突起部31)をホース体26に設け、係止穴である第2係止部47(受け部32)を手元操作部28に設けてもよい。すなわち、ホース体26と手元操作部28との一方に第1係止部42(突起部31)を設け、ホース体26と手元操作部28との他方に第2係止部47(受け部32)を設けることができる。この場合でも、上記一実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、第1係止部42(突起部31)または第2係止部47(受け部32)は、手元操作部28に限らず、例えば管体としての延長管29に設けることもできる。
さらに、例えば第2係止部47を円形状に形成することもできる。この場合、第1係止部42を第2係止部47の全周の任意の位置に嵌合させることが可能となる。
そして、第2係止部47は、複数形成したが、単数でもよい。
また、第1係止部42は、円弧状に形成したが、例えば幅寸法を抑制すれば、直線状に形成しても同様の作用効果を奏することができる。
さらに、第1係止部42を下方に突出する向きで設け、第2係止部47は上方に開口する向きで設けても、第1係止部42および第2壁部46の部材同士の摩擦により係止状態を保持することができ、第2係止部47が備わるホース体26に対して、第1係止部42が備わる把持部34を上方から差し込むという態様の収納作業が可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 電気掃除機
13 掃除機本体
22 風路体
26 ホース体
28 管体としての操作管である手元操作部
42 第1係止部
45 第1壁部
46 第2壁部
47 第2係止部

Claims (6)

  1. 掃除機本体と、
    この掃除機本体に対して一端側が接続されたホース体と、このホース体の他端側に位置する管体とを備えた風路体と、
    前記ホース体と前記管体との一方に設けられ、軸方向に沿う第1係止部と、
    前記ホース体と前記管体との他方に前記第1係止部を嵌合可能で、前記第1係止部が幅方向に移動可能となるように前記第1係止部よりも幅広に設けられた円弧状の第2係止部とを具備し
    前記第1係止部は、前記第2係止部に対応する円弧状に形成されている
    ことを特徴とした電気掃除機。
  2. 第1係止部とこの第1係止部が嵌合する第2係止部との隙間は、風路体の径方向よりも幅方向に大きい
    ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機
  3. 第2係止部は、複数形成されている
    ことを特徴とした請求項1または2記載の電気掃除機。
  4. 第2係止部は、円形状に形成されている
    ことを特徴とした請求項1または2記載の電気掃除機。
  5. 風路体の径方向に互いに離れて設けられ第2係止部を間に区画する第1壁部と第2壁部とを具備し、
    前記第1壁部は、前記第2壁部よりも前記風路体の径方向中心側に位置し、前記第2壁部よりも前記第2係止部に対する第1係止部の挿入方向への突出量が大きい
    ことを特徴とした請求項1ないしいずれか一記載の電気掃除機。
  6. 管体は、ホース体の他端に設けられ把持操作される操作管である
    ことを特徴とした請求項1ないしいずれか一記載の電気掃除機。
JP2017149967A 2017-08-02 2017-08-02 電気掃除機 Active JP7007831B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017149967A JP7007831B2 (ja) 2017-08-02 2017-08-02 電気掃除機
PCT/JP2018/028681 WO2019026911A1 (ja) 2017-08-02 2018-07-31 電気掃除機
CN201890000999.1U CN212234312U (zh) 2017-08-02 2018-07-31 电动吸尘器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017149967A JP7007831B2 (ja) 2017-08-02 2017-08-02 電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019025204A JP2019025204A (ja) 2019-02-21
JP7007831B2 true JP7007831B2 (ja) 2022-02-10

Family

ID=65232762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017149967A Active JP7007831B2 (ja) 2017-08-02 2017-08-02 電気掃除機

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7007831B2 (ja)
CN (1) CN212234312U (ja)
WO (1) WO2019026911A1 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4881651U (ja) * 1971-12-29 1973-10-05
JPH03158125A (ja) * 1989-11-15 1991-07-08 Sanyo Electric Co Ltd 電気掃除機
JPH0449039U (ja) * 1990-08-31 1992-04-24
JPH04347119A (ja) * 1991-05-27 1992-12-02 Tokyo Electric Co Ltd 電気掃除機
JP3928767B2 (ja) * 2000-04-28 2007-06-13 東芝テック株式会社 電気掃除機
KR20060114127A (ko) * 2005-04-27 2006-11-06 주식회사 대우일렉트로닉스 진공청소기용 액세서리 홀더의 장착구조

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019025204A (ja) 2019-02-21
WO2019026911A1 (ja) 2019-02-07
CN212234312U (zh) 2020-12-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10034589B2 (en) Electric vacuum cleaner
JP2018015323A (ja) 電気掃除装置
JP7007831B2 (ja) 電気掃除機
JP2016131793A (ja) 電気掃除装置
JP6502293B2 (ja) 掃除機
JP6628511B2 (ja) 電気掃除装置
WO2018101085A1 (ja) 電気掃除機
JP2016120167A (ja) 電気掃除機およびその延長管
JP6695031B2 (ja) 電気掃除機
JP6662573B2 (ja) 電気掃除機およびその吸込口体
JP2019088947A (ja) 掃除機
CN208435454U (zh) 吸尘器
JP6371050B2 (ja) 電気掃除機およびその吸込口体
WO2013084600A1 (ja) 縦型電気掃除機
JP2014100311A (ja) 電気掃除機
JP7032255B2 (ja) 電気掃除機
JP6121756B2 (ja) 電気掃除機
JP7138021B2 (ja) 電気掃除機
KR102100242B1 (ko) 진공청소기
JP2019025203A (ja) 吸込口体および電気掃除機
JP2018015411A (ja) アタッチメントおよび電気掃除機
JP6334329B2 (ja) 電気掃除機
EP2050379B1 (en) Suction nozzle hanging apparatus for use in vacuum cleaner.
JP6711090B2 (ja) 吸込具及び電気掃除機
JP6552785B2 (ja) 電気掃除機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7007831

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150