JP6334329B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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本発明の実施形態は、先端側が延長管の先端側よりも突出するように延長管に配置された軟質のブラシ毛を備えた電気掃除機に関する。
従来、例えば電動送風機を備えた掃除機本体に対して長尺状の風路形成体を接続する、いわゆるキャニスタ型の電気掃除機において、風路形成体を構成する延長管の先端部分に、吸込口体としての床ブラシを取り外した状態で使用する刷毛ブラシが取り付けられているものがある。この刷毛ブラシは、延長管の先端側に連通して取り付けられたブラシ基部と、このブラシ基部に植毛されたブラシ毛とを備えており、床ブラシを延長管から取り外した状態でこの延長管の先端側から突出するブラシ毛を、床面に押し当てながら掃除をする。
このような刷毛ブラシのブラシ毛は、弾性を有する軟質の合成樹脂などによって繊維状に形成されている。このため、掃除の際に床面にブラシ毛を押し当てる力と延長管から塵埃を空気とともに吸い込む電動送風機の吸引力とによって、経時的にブラシ毛が内倒れし、曲がり癖が付いてしまう。曲がったブラシ毛は、床面の塵埃を効率よく除去できず、掃除の効率を低下させるので、このようなブラシ毛の曲がり癖を防止することが望まれている。
特許第4129443号公報
本発明が解決しようとする課題は、ブラシ毛が変形したままの状態を維持することを抑制できる電気掃除機を提供することである。
実施形態の電気掃除機は、電動送風機を備えた掃除機本体と、電動送風機の吸込側に連通して掃除機本体に接続される風路形成体とを有する。風路形成体は、延長管と、ブラシ毛と、吸込口体とを備える。ブラシ毛は、先端側が延長管の先端側よりも突出するように延長管に配置される。吸込口体は、ケース体、接続管および支持部を有する。ケース体は、吸込口を備える。接続管は、吸込口に連通してケース体から突出し延長管の先端側と連結される。支持部は、接続管の外部にこの接続管の先端側から基端側へと徐々に突出するように設けられている。また、この支持部は、接続管を延長管の先端側と連結した状態でブラシ毛の配置に沿ってこのブラシ毛の内方と対向しこのブラシ毛の少なくとも一部を内方から支持する。
一実施形態の電気掃除機の吸込口体を延長管に接続する動作を(a)(b)の順に示す側面図である。 同上電気掃除機の一部を示す斜視図である。 同上電気掃除機のブラシ毛周辺を分解して示す斜視図である。 同上ブラシ毛による掃除状態を示す側面図である。 同上電気掃除機の収納状態での一部を拡大して示す側面図である。 同上電気掃除機の収納状態を示す斜視図である。 同上電気掃除機の斜視図である。
以下、一実施形態の構成を図1ないし図7を参照して説明する。
図6および図7において、11はいわゆるキャニスタ型の電気掃除機を示し、この電気掃除機11は、掃除機本体12と、この掃除機本体12に対して着脱可能に接続される風路形成体である管部13とを有している。なお、以下、上下方向(矢印Uおよび矢印D方向)、左右方向(矢印Lおよび矢印R方向)および前後方向(矢印F方向および矢印B方向)は、それぞれ図7に示す通常の使用状態を基準とする。
掃除機本体12は、被掃除面(床面)FR上を旋回および走行可能であり、電動送風機15、この電動送風機15の動作を制御する図示しない本体制御部、および、これら電動送風機15および本体制御部などに給電するためのコードリール装置、あるいは二次電池などの電源部などを収容しているとともに、電動送風機15の吸込側に連通する集塵部18を備えている。また、掃除機本体12の前部には、集塵部18に連通するとともに管部13の基端側が接続される本体吸込口19が開口形成されている。なお、本実施形態では、集塵部18として例えばサイクロン分離式の集塵部を用いるが、例えば紙パックやフィルタなど、任意の集塵部を用いることもできる。
管部13は、ホース体21と、このホース体21に対して着脱可能な例えば合成樹脂製の延長管22と、この延長管22の先端側に取り付けられた刷毛ブラシ23と、この刷毛ブラシ23を含む延長管22の先端側に対して着脱可能な吸込口体としての床ブラシ24とを備えている。
ホース体21は、可撓性を有するホース部25と、このホース部25の基端側(下流側)に設けられ本体吸込口19に接続される接続管部26と、ホース部25の先端側(上流側)に設けられた手元操作部27とを有している。
手元操作部27には、延長管22の基端側(下流側)が着脱可能に接続される。また、この手元操作部27には、使用者が把持する把持部28が基端側に突出して形成されており、この把持部28には電動送風機15の動作モードなどを設定するための設定ボタン29が配置されている。
延長管22の先端側には、背面側すなわち下側に、収納状態で掃除機本体12の下部に凹設された係止受部31に係止可能な係止部32が突設されている。そして、掃除機本体12の後部を床面に対向させて掃除機本体12を起立させた状態で係止部32を係止受部31に係止することにより、延長管22を略鉛直状に立たせた収納状態(図6)で管部13が掃除機本体12に保持されるようになっている。
そして、図1ないし図5に示すように、刷毛ブラシ23は、床ブラシ24よりも軽量に形成され、床ブラシ24を延長管22(刷毛ブラシ23)に対して取り外した状態で用いられて床面などの被掃除面FRを掃除するものである。この刷毛ブラシ23は、ブラシ基部35と、このブラシ基部35に植毛されたブラシ毛36とを備えている。
ブラシ基部35は、例えば硬質の合成樹脂により延長管22の先端側(上流側)の外周を囲むように形成され、延長管22の上流端面である先端面22aに例えば着脱可能に取り付けられている。すなわち、このブラシ基部35は、両側辺35a,35aと、これら側辺35a,35aの上部および下部を連結する上辺35bおよび下辺35cとを有し、これら側辺35a,35aと上辺35bおよび下辺35cとの連続部である各角部35dが円弧状に湾曲した四角形環状となっている。また、このブラシ基部35は、延長管22の先端面22aと対向する側と反対側である先端面35eが、延長管22の軸方向に対して交差する方向に沿って延びており、上辺35b側が下辺35c側に対して前方に突出するように傾斜している。したがって、このブラシ基部35の先端面35eは、延長管22の軸方向に対して直交しておらず、傾斜しており、通常の掃除状態で被掃除面FRと略平行となっている。なお、このブラシ基部35は、例えば延長管22に対して、この延長管22の軸方向と交差する方向に回動可能としてもよいし、延長管22に対して動作しないように固定されていてもよい。
ブラシ毛36は、弾性を有する軟質(延長管22およびブラシ基部35よりも軟質)の合成樹脂により繊維状に形成されており、複数本ずつが纏められた状態でブラシ基部35の先端面35eに順次植毛され、延長管22の外周を囲むように配置されている。すなわち、これらブラシ毛36は、ブラシ基部35の形状に沿って、各角部が円弧状に湾曲した四角形環状に配置されている。また、これらブラシ毛36は、基端側がブラシ基部35の先端面35eに対して傾斜状に植毛され、先端側が延長管22の先端側よりも突出しており、全体として延長管22の軸方向と略平行な方向に沿って配置されている。したがって、これらブラシ毛36は、被掃除面FRに対して略垂直に当たり、この状態で延長管22を手元操作部27(図7)によって前後させて塵埃を掻き取るときに先端側が進行方向と反対方向に撓んで延長管22の中心軸側へと倒れやすくなっている(図4)。
床ブラシ24は、被掃除面FR(床面)上を走行させることにより被掃除面FR上の塵埃を吸い込むものである。この床ブラシ24は、左右方向に延びる長手状、すなわち横長に形成されたケース体41と、このケース体41の後部に回転可能に接続され延長管22の先端側(上流側)に着脱可能に接続される接続管42と、この接続管42の上部に一体に設けられた支持部43とを備えている。
ケース体41は、例えば合成樹脂などにより形成された複数のケース本体に分割されている。また、このケース体41の被掃除面FRに対向する下部には、接続管42と連通する吸込口45が開口されている。この吸込口45には、例えば回転により被掃除面FRの塵埃を掻き出す回転清掃体としての回転ブラシが配置されていてもよい。
一方、接続管42は、ケース体41に対して軸回り方向(軸心回り方向)に回動可能に軸支された円筒状の第1回転管47と、この第1回転管47に前端側(上流側)が回動可能に軸支されるとともに延長管22(図7)の先端に後端側(下流側)が着脱可能に連通接続される円筒状の継ぎ手部である第2回転管48とを備えている。そして、第1回転管47が、図示しない別体の風路体を介して、吸込口45と連通されるようにケース体41に対して固定されている。
第1回転管47は、第2回転管48(延長管22(図7))の左右方向への倒れ角度を設定するもので、ケース体41の後部に取り付けられている。また、この第1回転管47の下流側である後端部には、軸方向と交差する方向に沿って開口し第2回転管48が嵌合される切欠開口部49が上部に切り欠き形成されている。
第2回転管48は、延長管22(図7)に対して略同軸状に接続され、この延長管22(図7)の前後方向の倒れ角度を設定するもので、第1回転管47の内部に嵌合されてこの第1回転管47の内面と摺接する摺動部51と、この摺動部51から長尺の円筒状に突設されて第1回転管47の後方に延出し延長管22(図7)と着脱可能に連通接続される第2回転管本体52とを一体に備えている。摺動部51は、第1回転管47の内部にてこの第1回転管47の軸方向と交差(直交)する方向に沿う回動軸が第1回転管47に軸支されており、第2回転管本体52は、切欠開口部49に嵌合している。このため、第2回転管48は、第1回転管47に対して気密に接続されているとともに、この第1回転管47の軸方向と交差(直交)する方向に回動可能となっている。
支持部43は、刷毛ブラシ23のブラシ毛36の変形を規制するものであり、接続管42の第2回転管48の第2回転管本体52の外面の上部に設けられている。この支持部43は、第2回転管本体52の外面の上部に対して、別体として取り付けられていてもよいし、一体的に設けられていてもよい。そして、この支持部43は、延長管22および接続管42(第2回転管48(第2回転管本体52))の軸方向に対して略平行な方向に沿うガイド部としてのガイド面55と、このガイド面55の前部に連続する規制部としての形状規制面56と、この形状規制面56の前部に連続し延長管22および接続管42(第2回転管48(第2回転管本体52))の軸方向に対して交差(直交)する方向に沿う接触規制部としての接触規制面57とを備えている。
ガイド面55は、床ブラシ24を延長管22の先端側(上流側)から延長管22に対して接続する際の接続管42(第2回転管48(第2回転管本体52))の延長管22への挿入作業を利用して、この延長管22の先端に位置する刷毛ブラシ23のブラシ毛36の一部(ブラシ基部35の上辺35bに植毛されたブラシ毛36)を内方すなわち刷毛ブラシ23(延長管22)の中心軸側から支持しつつ形状規制面56へとガイドするものである。このガイド面55は、床ブラシ24(接続管42(第2回転管48(第2回転管本体52)))を延長管22(図7)の先端側に接続した状態で、延長管22の内部へと挿入されて外部に露出しない位置に設けられている。
形状規制面56は、床ブラシ24を延長管22の先端側(上流側)から延長管22に対して接続する際の接続管42(第2回転管48(第2回転管本体52))の延長管22への挿入作業を利用して、刷毛ブラシ23のブラシ毛36の一部(ブラシ基部35の上辺35bに植毛されたブラシ毛36)を内方(刷毛ブラシ23(延長管22)の中心軸側)から支持して変形を規制するとともに、ブラシ毛36を外方へと押圧することで曲がりを矯正するものである。すなわち、この形状規制面56は、床ブラシ24(接続管42(第2回転管48(第2回転管本体52)))を延長管22(図7)の先端側に接続した状態で、延長管22の外部、すなわち先端側に露出する位置に設けられている。また、この形状規制面56は、ガイド面55(延長管22)側である後側から接触規制面57(床ブラシ24)側である前側へと上方に向けて、換言すれば接続管42(第2回転管48(第2回転管本体52))の中心軸側から外方に向けて平面傾斜状となっている。換言すれば、この形状規制面56は、後部から前部へとブラシ毛36に対して徐々に接近するように径方向に拡大した拡大形状(スロープ形状)となっている。この形状規制面56の傾斜は、接続管42(第2回転管48(第2回転管本体52))の中心軸に対して鋭角状となっている。また、この形状規制面56(支持部43)の先端側の形状は、刷毛ブラシ23のブラシ毛36の配置に沿っている。したがって、この形状規制面56(支持部43)の先端側は、刷毛ブラシ23のブラシ基部35の上辺35bに対して略平行となっている。なお、形状規制面56の形状のみで刷毛ブラシ23のブラシ毛36をガイドできれば、ガイド面55は必須の構成ではない。
接触規制面57は、接続管42をケース体41に対して回動させたときにケース体41と接触することで刷毛ブラシ23のブラシ毛36とケース体41の上面との接触を防止(規制)する(図5)もので、支持部43および第2回転管本体52の最前部で、かつ、摺動部51の後方に位置している。すなわち、この接触規制面57は、ケース体41に対する接続管42(第2回転管48)の回動範囲を規制している。
次に、上記一実施形態の作用を説明する。
掃除の際には、まず、使用者は、掃除機本体12の本体吸込口19に、接続管部26を介してホース体21を連通接続し、このホース体21の先端側の手元操作部27に、延長管22および床ブラシ24を順次連通接続する。このため、床ブラシ24の接続管42(吸込口45)が電動送風機15の吸込側と連通する。
次いで、床ブラシ24を被掃除面FR上に載置し、電源部から本体制御部および電動送風機15へと給電可能な状態として、把持部28を把持した使用者が所定の設定ボタン29を操作すると、この設定ボタン29により設定された動作モードに応じて本体制御部が電動送風機15の入力を制御して、電動送風機15が駆動される。
さらに、使用者は、床ブラシ24を被掃除面FR上で前後に走行させることで、電動送風機15の駆動により生じる負圧の作用によって、床ブラシ24の先端側の吸込口45から塵埃を空気とともに吸い込む。
また、床ブラシ24(ケース体41)が入り込みにくい、家具間などの狭い隙間の被掃除面FR、あるいは、エアコンの上部などの上方の被掃除面FRなどを掃除する場合には、床ブラシ24を延長管22から取り外し、刷毛ブラシ23のブラシ毛36を被掃除面FRに接触させて、この刷毛ブラシ23を前後に移動させることで、ブラシ毛36を弾性的に変形させて被掃除面FRの塵埃を掻き取り、この掻き取った塵埃を空気とともに延長管22へと吸い込む。
そして、床ブラシ24の吸込口45あるいは刷毛ブラシ23に吸い込まれた空気は吸込風となり、延長管22およびホース体21を介して、塵埃を本体吸込口19から集塵部18へと運び、この集塵部18にて塵埃を捕集する。
この後、塵埃が除去された吸込風は電動送風機15へと吸い込まれ、この電動送風機15を通過して排気風となり、掃除機本体12の後部などに設けられた図示しない排気口から掃除機本体12の外部へと排気される。
掃除が終了したときには、設定ボタン29を操作することで、本体制御部が電動送風機15を停止させる。そして、電気掃除機11を収納する際には、収納位置に運んだ掃除機本体12の後部を床面上に対向させて掃除機本体12を起立させ、露出した係止受部31に対して、床ブラシ24を延長管22に接続した管部13の係止部32を係止して、管部13を直立させた状態で保持した収納状態とする。
ここで、床ブラシ24を延長管22に接続する際、接続管42(第2回転管48(第2回転管本体52))を延長管22の先端に挿入する(図1(a))と、この挿入に従い、延長管22の先端に位置する刷毛ブラシ23の位置が、相対的に接続管42の先端(下流端)から基端(ケース体41側)へと移動することとなる。そのため、刷毛ブラシ23のブラシ毛36が内方(刷毛ブラシ23および延長管22の中心軸側)へと曲がるような曲がり癖がついている場合には、これらブラシ毛36の先端側が床ブラシ24の支持部43のガイド面55に接触し、さらに奥へと接続管42(第2回転管48(第2回転管本体52))を延長管22に挿入することで、このガイド面55によりブラシ毛36がガイドされて形状規制面56に接触し、この形状規制面56の傾斜に沿って前側へと相対的に移動したブラシ毛36が形状規制面56によって、曲がり癖がつく前の初期状態と略同様の状態まで徐々に拡開するように押し広げられ(図1(b))、曲がりが矯正される。
また、収納状態では、床ブラシ24では、接続管42がケース体41に対して上方に直立し、支持部43の接触規制面57がケース体41の後部上側に接触することで、ケース体41と刷毛ブラシ23のブラシ毛36、特に刷毛ブラシ23の上部(前部)に位置する(ブラシ基部35の上辺35bに植毛された)ブラシ毛36とを隔離しており(図5)、ブラシ毛36がケース体41に接触して押されることで曲がり癖が生じることを防止する。
上記のように、延長管22の先端側に突出するブラシ毛36が、使用の際にブラシ毛36を被掃除面FRに押し付ける力および電動送風機15の吸引力によって経時的に内方に倒れ込むように変形する(曲がり癖がつく)傾向がある。そこで、以上説明した一実施形態では、延長管22の先端側に接続される床ブラシ24の接続管42の外部にこの接続管42の先端側から基端側へと徐々に突出するように支持部43を設け、この接続管42を延長管22の先端側と連結した状態でブラシ毛36の配置に支持部43が沿い、このブラシ毛36の内方と対向してこのブラシ毛36を内方から支持することで、延長管22の先端側に対する床ブラシ24の接続管42の挿入動作を利用して支持部43の形状規制面56によってブラシ毛36を初期状態へと徐々に押し広げ、ブラシ毛36がくたびれたり倒れたりなど変形したままの状態を維持することを抑制できる。
そして、電気掃除機11は、収納状態としたときに、床ブラシ24が延長管22に基本的に常時接続されており、支持部43の形状規制面56によってブラシ毛36が押し広げた状態であるとともに、支持部43の接触規制面57によってブラシ毛36がケース体41と接触することも防止されている。特に、電気掃除機11の場合、掃除で使用している時間と比較して収納状態としている時間のほうが長いので、収納状態でブラシ毛36を支持部43によって下支えするとともにケース体41に接触しない状態を標準状態として長時間に亘って維持できることにより、支持部43(形状規制面56)によってブラシ毛36を整形し、曲がりを矯正して変形を軽減できる。
なお、上記一実施形態において、刷毛ブラシ23は、ブラシ基部35を円環状に形成して延長管22の先端面22aに取り付ける構成としたが、例えばブラシ基部35を延長管22の先端側に着脱可能に挿入される筒状などに形成してもよい。この場合には、床ブラシ24を刷毛ブラシ23に挿入することで延長管22の先端側に着脱可能となるようにすることにより、上記一実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、刷毛ブラシ23は、延長管22と別体のブラシ基部35に対してブラシ毛36を植毛して構成したが、例えばブラシ基部35を延長管22と一体とする、すなわち、延長管22の先端部に直接ブラシ毛36を植毛するように構成してもよい。
本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 電気掃除機
12 掃除機本体
13 風路形成体である管部
15 電動送風機
22 延長管
24 吸込口体としての床ブラシ
36 ブラシ毛
41 ケース体
42 接続管
43 支持部
45 吸込口

Claims (1)

  1. 電動送風機を備えた掃除機本体と、
    前記電動送風機の吸込側に連通して前記掃除機本体に接続される風路形成体とを具備し、
    前記風路形成体は、
    延長管と、
    先端側が前記延長管の先端側よりも突出するように前記延長管に配置されたブラシ毛と、
    吸込口を備えたケース体、前記吸込口に連通して前記ケース体から突出し前記延長管の先端側と連結される接続管、および、この接続管の外部にこの接続管の先端側から基端側へと徐々に突出するように設けられ、この接続管を前記延長管の先端側と連結した状態で前記ブラシ毛の配置に沿ってこのブラシ毛の内方と対向しこのブラシ毛の少なくとも一部を内方から支持する支持部を有する吸込口体とを備えた
    ことを特徴とした電気掃除機。
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