JP4464349B2 - スキマ吸込口アッセンブリおよび電気掃除機 - Google Patents

スキマ吸込口アッセンブリおよび電気掃除機 Download PDF

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Description

この発明は、スキマ吸込口アッセンブリおよび電気掃除機に関し、より詳しくは、スキマ吸込口と、このスキマ吸込口に軸方向に移動可能に取り付けたブラシ部材とを有するスキマ吸込口アッセンブリおよび電気掃除機に関する。
従来、この種の電気掃除機としては、家具と壁との間のような狭所の掃除や、壁面や天井のような室の上部の掃除を行う場合に使用するスキマ吸込口に、ブラシを有するブラシ部材を軸方向に進退可能に取り付けたものがある(特開平8−191782号公報:特許文献1参照)。
このような電気掃除機は、図9に示すように、スキマ吸込口21と、ブラシ取付部22の先端にブラシ25を植毛してなるブラシ部材20とを備え、このブラシ部材20はスキマ吸込口21の先端から突出する突出位置(想像線で示す位置)と、先端から離れて没入した没入位置(実線で示す位置)とに移動可能になっていて、かつ、係止できるようになっている。
上記ブラシ部材20がスキマ吸込口21の先端に係止された突出位置にあるときはブラシ25を使い、一方、先端から離れた没入位置にあるときはブラシ25を使用しないでスキマ吸込口21に直接塵埃を吸い込む。この突出位置または没入位置にブラシ部材20を係止するには、図10〜図13に示すように、スキマ吸込口21の外周の側面に設けた凹部23と、ブラシ取付部22の内周の側面に設けた凸部24とを係止させている。
しかしながら、図9において想像線で示すように、ブラシ部材20を先端の突出位置に位置させ、ブラシ25を床面等の被掃除面26に当てて操作したときに、この被掃除面26からブラシ25にかかる力は矢印Fの方向となるため、ブラシ25を被掃除面26に強く押し付けたときに、ブラシ取付部22の凸部24がスキマ吸込口21の凹部23から外れてしまって、ブラシ部材20がスキマ吸込口21の基部21a側に移動して没入してしまうという問題がある。
他方、ブラシ部材20が被掃除面26からの力で没入しないように、ブラシ取付部22の凸部24とスキマ吸込口21の凹部23との係止を強くすると、ブラシ25を使わないときに、ブラシ部材20をスキマ吸込口21の先端の突出位置から基部21a側の没入位置に移動させるのが困難になる。このように、上記ブラシ部材20の没入防止と、その移動の容易性とは、トレードオフの関係にあるため、ブラシ部材20が被掃除面26からの力で没入するのを防止するのが困難であるという問題がある。
また、図14に示すように、ブラシ部材32をスキマ吸込口31の先端にピン33を中心に回転可能に係止するという係止方式がある。この場合、ブラシ35を使用しないとき、ブラシ35がスキマ吸込口31の基部31a側に向くように、ブラシ部材32を矢印に示すように回転してスキマ吸込口31に係止するが、このとき、ブラシ35の方向は使用者の方向を向くことになって、ブラシ35に付着した汚れたゴミが使用者側にあり、使用者に不潔感を強くさせるという問題がある。
特開平8−191782号公報
そこで、この発明の課題は、ブラシ部材が被掃除面から力を受けても、ブラシ部材がスキマ吸込口の先端から基部側に移動して没入するのを防止することができ、かつ、使用者によるブラシ部材の移動が容易で、清潔感を損なわないスキマ吸込口アッセンブリおよび電気掃除機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のスキマ吸込口アッセンブリは、
延長管に連結するための基部と、該基部に連なり塵埃を吸込む先端を有するノズル部を有するスキマ吸込口と、
上記ノズル部に略軸方向に移動可能に取り付けられると共に、ブラシ取付部の先端にブラシを有するブラシ部材と
を備え、
上記ノズル部の上側に、上記ブラシ取付部が嵌合して係止する段差凹部が形成され、該段差凹部の上記スキマ吸込口の基部側の面段差をなし、
上記段差凹部が段差下端から上記スキマ吸込口の先端側に行くに連れて深さが浅くなる勾配を有し、上記勾配は、その勾配の先端側の部分が上記段差の上端よりも高くなるようにした
ことを特徴としている。
上記構成によれば、上記ブラシ部材がスキマ吸込口の先端に移動して突出位置にあるときには、ブラシ取付部が段差凹部に嵌合し、段差に係止される。このとき、上記ブラシが床面等の被掃除面からスキマ吸込口の軸方向に対して傾斜した力を受けると、ブラシ部材にブラシ取付部の端面と段差凹部の段差との係止位置を中心とする回転方向の力が働いて、ブラシ取付部の端部が段差凹部に食い込む。したがって、上記ブラシ部材のブラシ取付部の端面とスキマ吸込口の段差凹部の段差との係止が外れることがない。したがって、使用時、床面等の被掃除面からブラシが斜めの力を受けても、ブラシ部材が突出位置から移動して没入することがない。
また、上記ブラシ部材を突出位置から没入位置に移動させるときには、ブラシ部材を被掃除面から離して軸方向に対して傾斜した力を受けないようにして、ブラシ取付部の端面と段差との係止を外して、ブラシ部材を没入位置に向けて容易に軸方向に移動させることができる。
また、上記ブラシ部材は、上記スキマ吸込口に対して基本的には軸方向に移動するだけで、塵、ゴミ等が付いたブラシの先端が使用者の方に向くことがないから、使用者に不潔感を与えることがない。
また、上記段差凹部の段差の下端からスキマ吸込口の先端側にいくに連れて深さが浅くなり、さらに、上記段差の上端よりも高くなる勾配を有する。このため、上記勾配に沿って、上記ブラシ部材のブラシ取付部がスキマ吸込口の段差凹部に殆ど隙間無く嵌合すると同時に、上記ブラシ取付部の端面が段差に鋭く食い込んで、ブラシ取付部の端面と段差との係合が強くなる。したがって、使用時に、ブラシが床等から力を受けても、ブラシ部材が突出位置から移動して没入することがない。
もし、上記段差の上端よりも高くなる上記勾配が無かったとすると、段差凹部の分だけの隙間ができて、強固な係止ができなくなる場合があり、また、段差凹部への食い込みを強く案内することができなくなる場合があるのである。
1実施形態では、上記ブラシの先端面は、上記ブラシ部材の軸に対して傾斜している。
上記実施形態によれば、上記ブラシの先端面がブラシ部材の軸に対して傾斜しているから、上記ブラシの先端面と一致する床面等の被掃除面からの力が、ブラシ部材を回転させる方向に作用することになって、ブラシ取付部の端部を段差凹部に確実に食い込ませることができる。したがって、使用時に、ブラシが床等から力を受けても、ブラシ部材が突出位置から移動することがない。
また、1実施形態では、上記段差の上端よりも高くなる上記勾配の部分に対向する上記ノズル部の下端には、切欠きが設けられている。
上記実施形態によれば、上記段差の上端よりも高くなる上記勾配の部分に対向する上記スキマ吸込口の部分に、切欠きが設けられているから、上記段差の上端よりも高くなる上記勾配の部分が有っても、上記ブラシ部材をスキマ吸込口に組み付ける際に、上記ブラシ部材をスキマ吸込口に簡単に嵌合できる。
また、1実施形態では、上記ノズル部と上記ブラシ部材との互いに相対する位置に補助係止部を設けている。
上記実施形態によれば、上記スキマ吸込口およびブラシ部材に、互いに相対する例えば凹凸等の補助係止部を設けているので、上記スキマ吸込口に対するブラシ部材の係止を補強できる。さらに、上記ブラシ部材が被掃除面からの回転する方向の力を受けると、上記互いに係止している補助係止部の位置を中心にブラシ部材が回転することになって、ブラシ取付部の端部を段差凹部に一層確実に食い込ませることができる。
また、1実施形態では、柔軟な上記ブラシと剛体である上記ブラシ取付部とが同一材料にて一体に成形されている。
上記実施形態によれば、上記ブラシとブラシ取付部とが同一材料にて一体に成形されているから、材料の種類が少なくて、材料費、管理費が安くなり、また、金型も一面の金型に全部分を入れることにより、金型代節約、成形工賃の節約ができる。
また、1実施形態では、上記スキマ吸込口と上記ブラシ部材とが同一材料で成形されている。
上記実施形態によれば、上記スキマ吸込口と上記ブラシ部材との異なる部品が同一材料で成形されているから、材料の種類が少なくて、材料費、管理費が安くなり、また、金型も共取りにより一面の金型に異なる部品を入れることにより、金型代節約、成形工賃の節約ができる。
また、この発明の電気掃除機は、上述の吸込口アッセンブリを延長管に連結してなる。
この発明によれば、ブラシ部材がスキマ吸込口の先端に移動して突出位置にあるときには、ブラシが床面等の被掃除面から軸方向に対して傾斜した力を受けたときに、ブラシ取付部の端部が食い込む段差凹部をスキマ吸込口に設けているので、被掃除面から軸方向に対して傾斜した力が掛かっても、ブラシ取付部の端部が段差凹部に食い込むことになって、ブラシ取付部の端面とスキマ吸込口の段差凹部の段差との係止が外れることがなくて、ブラシ部材が突出位置から後退して没入することがない。
また、この発明によれば、上記ブラシ部材を突出位置から没入位置に位置させるときには、ブラシ部材が被掃除面から離して、ブラシが軸方向に対して傾斜した力を受けないようにした後、ブラシ取付部の端部が段差凹部に食い込む方向とは反対の方向に力を加えて、ブラシ取付部の端部と段差との係合を外して、ブラシ部材を軸方向に容易に移動させることができる。
また、この発明によれば、上記ブラシ部材は、上記スキマ吸込口に対して基本的には軸方向に移動するだけで、ゴミが付いたブラシの先端が使用者の方に向くことがないから、使用者に不潔感を与えることがない。
以下、この発明を図示の実施形態により詳細に説明する。
図1は、スキマ吸込口1の先端の突出位置にブラシ部材2が嵌合している状態を示す図であり、図2は、スキマ吸込口1の先端から離れた基部側の没入位置にブラシ部材2が嵌合している状態を示す図である。
図1および2に示すように、この実施形態のスキマ吸込口アッセンブリは、上記スキマ吸込口1と、このスキマ吸込口1に軸方向に移動可能に嵌合したブラシ部材2とを備え、このスキマ吸込口1は、図示しないが、延長管およびホースを介して、モータや吸い込みファン等を有する電気掃除機本体に接続している。
上記ブラシ部材2は、剛体の樹脂(例えばポリプロピレンなどのプラスチック材料)からなるブラシ取付部3と、このブラシ取付部3の先端に植毛した軟質の材料からなるブラシ4とからなる。上記ブラシ取付部2は、略角筒状をしていて、側面視で、図1および2に示すように、略台形状をしている。このブラシ取付部3の先端の斜面に植毛したブラシ4の先端面5は、ブラシ部材2の軸心に対して傾斜している。
一方、上記スキマ吸込口1は、上記図示しない延長管に連結される基部1aと、この基部1aに連なる先端がナイフ状に尖ったノズル部1bとからなる。図3(B)に示すように、上記基部1aは略円筒状をしており、ノズル部1bは断面矩形の角筒状をしている。
上記スキマ吸込口1のノズル部1bの上側には、図3(A)に示すように、段差凹部14を設け、この段差凹部14に、突出位置にあるブラシ部材2のブラシ取付部3を嵌合して係止するようにしている。この段差凹部14は、スキマ吸込口1の基部1a側の面が段差13からなり、底面は、上記段差13の下端からスキマ吸込口1の先端側にいくに連れて深さが浅くなり、さらに、上記段差13の上端よりも高くなる勾配15の一部からなる。こうして、上記段差13よりもスキマ吸込口1の基部1a側のノズル部1bの上縁線8よりも、つまり、段差13の上端よりも、上記勾配15の先端側の部分17を高くして、この勾配15の高くなった部分17とノズル部1bの下縁線8’との間の寸法を、上記ノズル部1bの上縁線8と下縁線8’との間の寸法よりも、大きくしている。こうして、上記段差凹部14の底面がノズル部1bの上縁線8よりも低くても、スキマ吸込口1の段差凹部14とブラシ部材2の内面9との嵌合が確実になると同時に、ブラシ部材2のブラシ取付部3の端面7の段差13への係合が強固になるようにしている。
上記段差13の上端よりも高くなる勾配15の部分17に対向するノズル1bの部分には、切欠き19を設けている。
上記構成の電気掃除機において、いま、図1に示すように、上記ブラシ部材2がスキマ吸込口1のノズル部1bの先端側の突出位置にあり、ブラシ取付部3が段差凹部14に嵌合して、ブラシ部材2がスキマ吸込口1に係止されているとする。この状態で、上記ブラシ部材2のブラシ4の先端面を床面等の被掃除面5に押し付けて掃除すると、上記ブラシ4の先端面がブラシ部材1の軸に対して傾斜しているから、上記ブラシ4の先端面と略一致する被掃除面5からの力Fは、上記軸の方向に対して斜めに作用して、ブラシ部材2を回転させる方向の成分Fとブラシ部材2を軸方向に押す成分Fとを持つ。したがって、ブラシ取付部2の端面7を段差凹部14に強く食い込ませる力Fが作用することになって、上記端面7を段差13に強く係合する。したがって、使用時に、ブラシ4が被掃除面5から力を受けても、ブラシ部材2が突出位置から軸方向に移動して没入することがない。
さらに、上記スキマ吸込口1の段差凹部14の段差13の下端からスキマ吸込口1の先端側にいくに連れて深さが浅くなり、さらに、上記段差13の上端よりも高くなる勾配15を設けているので、上記勾配15に沿って、上記ブラシ部材2のブラシ取付部3がスキマ吸込口1の段差凹部14に殆ど隙間無く嵌合すると同時に、上記ブラシ取付部3の端面7が段差13に鋭く食い込む。したがって、上記ブラシ4が被掃除面5から軸に対して斜めの力を受けても、ブラシ部材2がスキマ吸込口1の先端から基部側に移動して没入するのを防止することができる。したがって、使用時に、ブラシ部材2が床等の被掃除面5から力を受けても、ブラシ部材2が突出位置から軸方向に移動して没入することがない。
特に、上記勾配15の先端側の部分17が段差13の上端よりも高いから、段差凹部14へのより確実な案内と、より強固な嵌合および係止ができる。
なお、上記勾配15の先端側の部分17が段差13の上端よりも高くても、この部分17に対向するノズル部1bの下側に切欠き19があるから、上記ブラシ部材2のブラシ取付部3をスキマ吸込口1のノズル部1bおよび段差凹部14に組み付ける際にスムーズに嵌合できる。
次に、上記ブラシ部材2を図1に示す突出位置から図2に示す没入位置に移動させるときには、ブラシ4を被掃除面5から離した後、ブラシ取付部3に矢印Fと反対方向に力を加えて、ブラシ取付部3の端面7と段差13との係合を外して、ブラシ取付部3をスキマ吸込口1の基部1aに当接するまで軸方向に移動させて、没入位置に位置させる。このように、単に、矢印Fと反対方向に力を加えて、軸方向に押すだけで、ブラシ部材2を簡単に没入位置に移動させることができる。
なお、上記ブラシ部材2のブラシ取付部3の内面9と、スキマ吸込口1のノズル部1bとは、上記没入位置においては、僅かな締まり嵌めあるいは止まり嵌めになっていて、上記ブラシ部材2を没入位置に保持できるようになっている。
図4〜7は、他の実施形態を示し、図1〜3に示す実施形態とは、補助係止部を有する点のみが異なる。したがって、図1〜3に示す実施形態の構成部と同一構成部は同一参照番号を付して説明を省略し、異なる構成部のみについて以下に説明する。
図4および6に示すように、スキマ吸込口1のノズル部1bの側面に、溝状の凹部からなる補助係止部10を設けている。この補助係止部10は、突出位置に対応する深い凹部10aと没入位置に対応する深い凹部10bと、この深い凹部10aと10bとの間の浅い凹部10cとからなる。
一方、ブラシ部材2のブラシ取付部3の端部の内面には、凸部からなる補助係止部11を設けている。このブラシ部材2の補助係止部11は、スキマ吸込口1の補助係止部10の深い凹部10aおよび10bに係止して、ブラシ部材2を突出位置と没入位置とに補助的に位置決めするようにしている。上記凸部からなる補助係止部11は、補助係止部10の浅い凹部10cを通って、上記両深い凹部10aと10bとの間をスムーズに移動することができる。
上記実施形態によれば、上記スキマ吸込口1およびブラシ部材2のブラシ取付部3に、互いに相対する凹部と凸部とからなる補助係止部10および11を設けているので、上記スキマ吸込口1に対するブラシ部材2の係止を補強できる。さらに、上記ブラシ部材2のブラシ4が被掃除面からの回転する方向の力を受けると、突出位置において互いに係止している補助係止部10の深い凹部10aおよび補助係止部11の位置を中心にブラシ取付部3が回転することになって、ブラシ取付部3の端部を段差凹部14に一層確実に食い込ませることができる。
上記実施形態では、上記スキマ吸込口1に凹部からなる補助係止部10を、ブラシ取付部3に凸部からなる補助係止部11を設けたが、この凹凸の関係を逆にしてもよい。
図8は、他の実施形態のブラシ部材52を示し、このブラシ部材52は、図1、3または4に示すスキマ吸込口1とともに使用される。
このブラシ部材52は、全体が、例えば、PP(ポリプロピレン)などのプラスチック材料からなっていて、柔軟なブラシ54と剛体であるブラシ取付部53とを同一プラスチック材料にて一体に成形している。
上記実施形態によれば、上記ブラシ54とブラシ取付部53とが同一プラスチック材料にて一体に成形されているから、材料の種類が少なくて、材料費、管理費が安くなり、また、金型も一面の金型に全てを入れることにより、金型代節約、成形工賃の節約ができる。
さらに、上記ブラシ部材52と上記スキマ吸込口1とを、例えばPPなどのプラスチック同一材料で成形してもよい。
そうすれば、上記スキマ吸込口1と上記ブラシ部材52との異なる部品が同一材料で成形されることになるから、材料の種類が少なくて、材料費、管理費が安くなり、また、金型も共取りにより一面の金型に全部品を入れることにより、金型代節約、成形工賃の節約ができる。
上記実施形態では、上記スキマ吸込口1の段差凹部14の段差13の下端からスキマ吸込口1の先端側にいくに連れて深さが浅くなる勾配15に、段差13の上端よりも高い部分17を設けたが、この高い部分17を設けずに、段差凹部14とは反対側の面、つまり、下側の面に、図示しないが、強固な嵌合と係止を目的とする膨出部を設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、スキマ吸込口1のノズル部1bの先端の下端に切欠き19を設けたが、ノズル部1bの先端面の傾きが大きい場合には、この切欠き19を設けなくてもよい。
また、上記実施形態では、上記ブラシ4,54の先端面は、上記ブラシ部材2、52の軸に対して傾斜していたが、ブラシの先端面はブラシ部材の軸に直角であってもよい。
この発明の1実施形態の電気掃除機のブラシ部材をスキマ吸込口の先端の突出位置に取付けた状態を示す正面図である。 上記実施形態のブラシ部材をスキマ吸込口の先端から離れた没入位置に取付けた状態を示す正面図である。 図3(A)は上記実施形態のスキマ吸込口の正面図であり、図3(B)は図3(A)のスキマ吸込口を先端から見た図であり、図3(C)は、ブラシ部材の正面図である。 他の実施形態のスキマ吸込口の正面図である。 上記実施形態のブラシ部材の正面図である。 図4のA−A断面図である。 図5のB−B断面図である。 他の実施形態のブラシ部材の正面図である。 従来のスキマ吸込口とブラシ部材との組み合わされた状態を示す正面図である。 上記スキマ吸込口の正面図である。 上記ブラシ部材の正面図である。 図10のC−C断面図である。 図11のD−D断面図である。 従来の回転移動するブラシ部材とスキマ吸込口との図である。
1 スキマ吸込口
2、52 ブラシ部材
3、53 ブラシ取付部
4、54 ブラシ
5 被掃除面
7 ブラシ取付部の端面
9 ブラシ取付部の内面
10、11 補助係止部
13 段差
14 段差凹部1
15 勾配
19 切欠き

Claims (5)

  1. 延長管に連結するための基部と、該基部に連なり塵埃を吸込む先端を有するノズル部を有するスキマ吸込口と、
    上記ノズル部に略軸方向に移動可能に取り付けられると共に、ブラシ取付部の先端にブラシを有するブラシ部材と
    を備え、
    上記ノズル部の上側に、上記ブラシ取付部が嵌合して係止する段差凹部が形成され、該段差凹部の上記スキマ吸込口の基部側の面段差をなし、
    上記段差凹部が段差下端から上記スキマ吸込口の先端側に行くに連れて深さが浅くなる勾配を有し、上記勾配は、その勾配の先端側の部分が上記段差の上端よりも高くなるようにしたことを特徴とするスキマ吸込口アッセンブリ。
  2. 請求項1に記載のスキマ吸込口アッセンブリにおいて、
    上記ブラシの先端面は、上記ブラシ部材の軸に対して傾斜していることを特徴とするスキマ吸込口アッセンブリ
  3. 請求項に記載のスキマ吸込口アッセンブリにおいて、
    上記段差の上端よりも高くなる上記勾配の部分に対向する上記ノズル部の下端には、切欠きが設けられていることを特徴とするスキマ吸込口アッセンブリ
  4. 請求項1乃至のいずれか1つに記載のスキマ吸込口アッセンブリにおいて、
    上記ノズル部と上記ブラシ部材との互いに相対する位置に補助係止部を設けたことを特徴とするスキマ吸込口アッセンブリ
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載のスキマ吸込口アッセンブリを延長管に連結してなることを特徴とする電気掃除機。
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