JP4129443B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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本発明は電気掃除機に関し、更に詳しくは、吸込口体の他に補助ブラシを備え、補助ブラシと吸込口体とを着脱可能な電気掃除機に関する。
従来の電気掃除機としては、床ノズルに小型ノズルを着脱可能に装着して両方のノズルを切換可能とし、広範囲の掃除を行うことができるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この電気掃除機は、掃除機本体に接続される連結管に小型ノズルが接続され、この小型ノズルに床ノズルが着脱可能に装着されるものであり、小型ノズルを床ノズルに装着した状態で床ノズルで使用ができ、床ノズルの連結管を装着する部位の近傍に足踏み式の操作ペダルを設け、この操作ペダルを足で踏むことで床ノズルと小型ノズルを分離できるようになっているものであり、床ノズルが入らないような狭い場所や階段等を清掃可能にしたものである。
特開2003−339585号公報
しかしながら、従来の電気掃除機は、操作ペダルを足で踏んで床ノズルの着脱を行うものであるため、床ノズルの操作性を損なわないように操作ペダルの大きさを設定する必要があり、操作ペダルの大きさは十分に大きいものではなかった。そのため、床ノズルから小型ノズルを取り外す作業がしにくいという問題があった。
また、掃除中に家具等に操作ペダルが当たって簡単に外れてしまうため、掃除中に不意に床ブラシと小型ノズルが外れてしまうという問題があった。
それに対応して操作ペダルを踏み込む力を大きめとした場合、清掃する場所や身体の状態如何によって手指で取り外したい場合には、指に強い力を込める必要があったり、通常時は足で踏んでいるところを指で操作するので指が汚れたりすることもあった。
本発明は、床ノズル使用時等には不意に両者が外れることがないとともに、延長管部で清掃をするときは、簡単に延長管部と吸込口体とを分離できる電気掃除機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願の電気掃除機は、吸込口体と延長管部とを備えた電気掃除機において、前記延長管部を前記吸込口体に装着したときに両者をロックさせ、前記吸込口体の被清掃面に対向する吸込面と前記延長管部とのなす角度を所定角度開いたときに、前記延長管部と前記吸込口体とを分離可能とするロック機構が、前記吸込口体と前記延長管部とにわたって設けられていることを特徴とする。
本願の電気掃除機によれば、延長管部と吸込口体の吸込面とのなす角度が、ほぼ90°(90°+−10°)に開くと、延長管部と吸込口体とのロックが解除されて両者が分離可能となるので、清掃時等には不意に両者が外れることがなく、窓や狭い隙間など延長管部で清掃をするときなどに、延長管部と吸込口体との角度を変えることで簡単に延長管部と吸込口体とを分離できる。
これによって、延長管部で清掃を行う場合や後片付け等の際に、しゃがんだり、屈んだりすることが少なくなり、作業が楽であると共に、両者を掴むことも少なくなって衛生的である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例にかかる電気掃除機の吸込口体と延長管部との構成を示している。この電気掃除機において、吸込口体1は、吸込口本体10と、接続管部20とで構成されており、この接続管部20に延長管部30が接続可能とされている。延長管部30は接続管部20から着脱可能とされている。
延長管部30には図示しないユーザーが清掃時に手で握る手元操作部が接続され、手元操作部は図示しないホースを介して掃除機本体(図示省略)に接続されるものであり、掃除機本体が電源に接続されているとき、手元操作部の操作スイッチをユーザーが操作することにより、吸込口本体10の吸込面11(図18参照)の吸込口12から空気が吸引され、接続管部20、延長管部30、手元操作部、ホースを経由して空気が送られて、掃除機本体の集塵室内の集塵バッグ(図示省略)に塵埃が集められる。
吸込口本体10は、図18、図19に示すように、上ケース13Aと下ケース13Bとの前方下部に吸込口12が形成されている。吸込口12の上方には、図示しないモーターによって回転するブラシ14Aを備えた回転清掃体14が配設されており、回転清掃体14の奥に空気を集める吸気室15が形成されている。吸気室15の後方は接続管部20の接続管吸込口21の通路に連なっている。吸込口本体10の後部には、接続管部20が水平方向に延びる吸込口本体部の進退方向としてのX軸の軸回り方向に回転可能に取り付けられている。吸込口本体10の後部には一対の脚部16が形成されており、一対の脚部16の間に後部車輪17が回転自在に支持されている。
図8は接続管部20の構成を示す。接続管部20は、前述の上ケース13Aと下ケース13Bの間に固定される接続管吸込口21と、この接続管吸込口21の後部にX軸の軸回りに回転可能な回動接続管22と、回動接続管22の下部を覆う回動接続管下カバー23と、回動接続管22に接続される傾動接続管24と、傾動接続管24の上部を覆う傾動接続管上カバー25と、傾動接続管24の前端部下端部と回動接続管下カバー23の隙間を塞ぐシャッター26と、延長管部30との接続分離を行うための揺動部材27及び揺動部材27の補助レバー28からなる揺動部29とを備えている。
接続管吸込口21は、図8に示すように、傾動接続管24の内部通路と吸気室15側とを接続する漏斗形状の管とされ、接続管吸込口21の後部に回動接続管22がX軸回りに回転可能に取り付けられる。回動接続管22の下部には回動接続管下カバー23が取り付けられ、回動接続管22と回動接続管下カバー23との間に傾動接続管24の前端部が保持される。回動接続管下カバー23の上部には、上端部に半円形の軸受凹部23Aが形成された軸受板部23Bが形成されており、この軸受凹部23Aに傾動接続管24の前端部の回転軸部24Aが保持される。
シャッター26の上端部も同様に回転軸部24Aに当接する凹部26Aを備えている。シャッター26は回動接続管下カバー23の球面状内面と隙間をつくらずに密着しつつ回転するように球面状に形成されている。シャッター26の後部内側には傾動接続管24の前端部下面に形成された凸部24B(図18参照)に掛け止められる凸部26B(図18参照)が形成されており、傾動接続管24が回転軸部24A(Y軸中心)を中心として傾動することに伴って、凸部24Bが凸部26Bを掛止した状態で、シャッター26を回転軸部24Aを中心として回転する。回転軸部24AはX軸に直交するY軸の中心として機能する。傾動接続管24の前端部下面24Cは、シャッター26との隙間から空気を吸い込まないように、シャッター26の内面に密着する球面状の凸形表面形状を有している。
回動接続管22は、接続管吸込口21の内部及び傾動接続管24とを接続する吸気通路22Aを有している。回動接続管22には傾動接続管24の前端部を保持するための凹部22Bが形成されており、この凹部22Bの奥壁には傾動接続管24に通じる開口部が形成されており、凹部22Bの奥壁の開口部は吸気通路22Aに通じている。この凹部22Bの両側の突出部22Cと回動接続管下カバー23と間に、回転軸部24Aの両端部が保持される。回動接続管22は、回動接続管下カバー23及びシャッター26と共に、傾動接続管24の前端部を保持するように、回動接続管下カバー23の左右一対のネジ穴23Cにネジを通して結合される。符号22Fはこのネジを螺着するボスである。
凹部22Bの上部の縁部には補助レバー28を傾動接続管24側に押し付けるための突起部22D(押圧部)が膨らむように形成されている。また、凹部22Bにおける吸気通路22Aの上部開口部22E(図18参照)と、傾動接続管24の前端部及び傾動接続管上カバー25の前端部との間に、空気の隙間ができないように、上部開口部22Eには、傾動接続管24の前端部及び傾動接続管上カバー25のカバー部25Fが接触して隙間を塞いでいる。すなわち、傾動接続管24がX軸に平行或いはX軸からあまり角度が無い場合には、回転軸部24Aの外周面が上部開口部22Eに接触して隙間を塞いでおり、傾動接続管24がX軸に対して略90°(+−10°)等の直立した状態である場合には、傾動接続管上カバー25のカバー部25Fの外周面が上部開口部22Eに接触して隙間を塞いでいる。
傾動接続管上カバー25は、傾動接続管24の前側端部の上部に、上方を塞ぐように固定される。傾動接続管上カバー25は、傾動接続管24の間に揺動部材27と補助レバー28を格納するように、下方が開放される大略樋状の形状を有している。傾動接続管上カバー25の中間部25Aの凹部25Cの底部にネジを通し、傾動接続管24上部のボス24D上部のネジ穴にこのネジを螺着することで傾動接続管上カバー25が固定される。傾動接続管上カバー25の前方部25Bは、傾動接続管24がX軸に対して90°以上起立できるように、中間部25Aより低く形成されている。
中間部25Aから前方部25Bとの段差部25Dから前方部25Bにかけて、略長穴形状の開口部25Eが形成されており、開口部25Eに揺動部材27の押圧ボタン部27Aと、補助レバー28の被押圧突起部28A(補助押圧部材)とが、挿入されるようになっている。前方部25Bの前端部には前述のカバー部25Fが形成されている。カバー部25Fは回転軸部24Aの上を覆うように取り付けられ、回転軸部24Aの円筒型外周面を形成する。
傾動接続管24は延長管部30の空気を吸引する通路と通じる吸気通路24Eを有する。傾動接続管24の前端部には回転軸部24Aが形成されている。回転軸部24Aの一部は小径部24Aa(図15乃至図17参照)とされており、小径部24Aaは吸気通路24Eの外壁部を形成している。この小径部24Aaにはカバー部25Fが装着され、回転軸部24Aとカバー部25Fが同じ円筒の外周面を形成する。
傾動接続管24の前側上面部には、傾動接続管上カバー25を取り付ける装着面24Fが形成されており、装着面24Fに傾動接続管上カバー25が取り付けられる。傾動接続管24の装着面24Fの後方は接続筒部24Gとされている。接続筒部24Gは延長管部30の内部に着脱可能に挿入される。装着面24Fには揺動部材27の揺動軸27Bを支持するリブ24Hが一対突設されている。一対のリブ24Hは、傾動接続管24の長手方向に互いに平行に延びており、一対のリブ24Hの間に揺動部材27が配設される。一対のリブ24Hの上部には半円形状の凹部24Iが形成されており、この凹部24Iに揺動部材27の中央部近傍左右に形成された揺動軸27Bが保持される。一対のリブ24Hの外側には、揺動軸27B及び補助レバー28の軸穴部28Bの軸方向へのスライドを規制するストッパー24Kがそれぞれ突設されている。ストッパ24Kに揺動軸27Bを保持させる場合には、揺動軸27Bに補助レバー28の軸穴部28Bを通した後に、一対のストッパー24K間に揺動軸27Bを挿入する。
装着面24Fの回転軸部24Aの近傍には、図13乃至図17に示す弾性部材としてのコイルスプリング27C、28Cの下端部を支持する突起部24L、24Mが形成されている。また、装着面24Fのボス24Dの近傍には吸込口本体10のモーターに給電するリード線(図示省略)の保持突起24Nが形成されている。前述のリード線は揺動部材27と装着面24Fの間を通されて端子24O、24Pに接続される。なお、端子24O、24Pはリブ24Hの外側に突設された保持突起部24Q、24R(図10参照)に掛止され、支持溝部24S、24Tに保持される。
傾動接続管24の前部側面には、図10に示すように、第1突起24Uと第2突起24Vが形成されている。第1突起24Uは、回動接続管22の突起部22Cの内側に形成した突起部22G(図8参照)と当接することによって、傾動接続管24をX軸に対して90°近傍に起立させた状態を維持できるようになっている。第2突起24Vはシャッター26の端部と当接して傾動接続管24を起立状態からX軸側に倒すときに、シャッター26を吸込口本体10側に傾動させる。
傾動接続管24の左右側面部下部には、延長管部30の後述する補助清掃体40を傾動接続管24の軸方向に対して直角に向けて姿勢を維持するためのガイド突起24Wが形成されている。ガイド突起24Wは傾動接続管24の軸方向に延びている。
図11、図12は、揺動部材27及び補助レバー28を示す。揺動部材27は延長管部30を傾動接続管24に結合させるためのものであり、揺動部材27の延長管部30側の先端部に鈎状の爪部27Dが形成され、揺動部材27の吸込口本体10側の先端部に押圧ボタン部27Aが形成されている。揺動部材27と後述する被掛止板部53(図9参照)とは吸込口体本体10と延長管部30とを接続して固定するロック機構を構成している。
図13乃至図17に示すように、押圧ボタン部27Aの裏側にはコイルスプリング27Cの上端部を挿入する凹部が形成されている。揺動部材27の揺動軸27Bの押圧ボタン部27Aとの間には、上下方向に貫通する円形環状部27Eが形成されている。円形環状部27Eにはボス24Dが透き間が空くように通され、揺動部材27が揺動可能とされている。27Fは揺動部材27を樹脂成形するときのひけを解消する凹部である。揺動部材27の押圧ボタン部27A側の端部には、補助レバー28の被押圧突起部28Aと接触する突起部27G(図12参照)が形成されている。突起部27Gは、補助レバー28の被押圧突起部28Aを押したときに、爪部27Dを持ち上げるように、揺動部材27を揺動させて、延長管部30を離脱可能とする。揺動部材27の押圧ボタン部27Aを押すと、補助レバー28は揺動しないが、揺動部材27は爪部27Dが持ち上げられる。突起部27Gには、コイルスプリング27Cの伸縮を許容する凹部が形成されている。
補助レバー28は、被押圧突起部28Aの両側にレバー部28Cが突出するように形成され、レバー部28Cの先端部に軸穴部28Bが形成されている。被押圧突起部28Aの裏側にはコイルスプリング28Cの上端部を挿入する凹部が形成され、更にこの凹部の底部にコイルスプリング28Cの上端部を固定する突起部28E(図13参照)が突設されている。押圧ボタン部27Aと被押圧部としての被押圧突起部28Aは上下に並んで配設されており、被押圧突起部28Aが押圧ボタン部27Aより下に位置している。
揺動部材27の爪部27Dは、図13に示すコイルスプリング27Cとコイルスプリング28Cとで、付勢されており、コイルスプリング27Cの弾発付勢力は、爪部27Dで延長管部30を十分に掛止できる弾性力を有する。コイルスプリング28Cの弾発付勢力は、同様に爪部27Dで延長管部30を十分に掛止できる弾性力を有する。従って、接続管部20をX軸から上方に起立させ、被押圧突起部28Aが押圧部としての突起部22Dに当たって押されると、爪部27Dが持ち上げられ、延長管部30の被掛止部が解放されて延長管部30が離脱される。
また、コイルスプリング28Cの弾性係数は、コイルスプリング27Cの弾性係数に比べて大きく設定してある。そのため、押圧ボタン部27Aを押したときの方が、被押圧突起部28Aを押したときよりも軽い力で爪部27Dを持ち上げることができる。
図1に示すように、延長管部30は延長管本体31と補助清掃体40とからなる。延長管本体31は前述の手元操作部から延びる管部であり、解除ボタン41を押すことによって補助清掃体40を延長管本体31から分離できるようになっている。延長管本体31の先端部は接続筒部24Gに挿入されて延長管本体31と連通する風路が形成される。
図9は延長管部30を示す。補助清掃体40は、補助ブラシ42と、補助管部43と、上カバー44と、下カバー45と、被掛止部46とを有する。
補助ブラシ42は環状枠部47を有しており、環状枠部47の面に起毛部48が形成されている。起毛部48は例えば樹脂製の柔軟な細い軸を密生させてそれらの根本を環状枠部47に固定したものであるが、環状枠部47に起毛布等を貼り合わせても良い。環状枠部47の内側の左右の部位には突起49(図20参照)と突起50が形成されており、左右一対の突起49は補助管部43の左右に形成した取付穴51に挿入されている。環状枠部47は突起49を中心として回動可能とされている。突起50は円弧状長穴52に挿入されており、円弧状長穴52の長さが補助ブラシ42の揺動角度を定めている。補助管部43の補助ブラシ42の反対側の部位には、図9に示すように、延長管本体31が挿入可能とされており、補助清掃体40と延長管本体31とが接続可能とされる。
突起50は、図20に示すように、補助清掃体40に接続筒部24Gが挿入されるときに、接続筒部24Gに押される。突起50が接続筒部24Gに押されることによって、環状枠部47が延長管本体31に対して直角に向けられる。図21は、補助清掃体40に接続筒部24Gが挿入されるときに、突起50が接続筒部24Gに押されて環状枠部47が延長管本体31に対して直角に向けられた後の状態を示す。
被掛止部46は、爪部27Dが乗り越えて掛止される掛止板部53を有しており、掛止板部53の両側に段部44Aの内側を塞ぐリブ54が一対形成されている。リブ54は上カバー44を支持する。リブ54の後方にはボス55が突設されており、上カバー44の凹部60の底部にネジを挿入してボス55のネジ穴にねじ込むことによって、上カバー44が被掛止部46の上方を閉鎖する。リブ54の爪部27D側の面には端子24O、24Pを挿入する端子穴54Aが開口されている。リブ54の側面には端子24O、24Pを挿入する接触子56Aが装着され、接触子56Aには端子56が取り付けられるようになっている。56Bは端子56を保持する溝である。下カバー45は上カバー44の側部の前後左右に形成された爪部57によって上カバー44と結合される。爪部57は外側に突出する突起爪を有しており、爪部57の突起爪を下カバーの図示しない凹部に掛止することによって上カバー44としたカバー45とが結合される。端子56は被掛止部46の後壁部58から突出し、延長管本体31の図示しない端子と接続可能とされている。
補助管部43の補助ブラシ42側の端部は斜めにカットされている。環状枠部47は、傾動接続管24の接続筒部24Gを挿入するときに、上カバー44の前側の段部44Aに支持されて、補助管部43の軸線に対して直角方向に向けられる。これによって、補助ブラシ42の起毛部48が爪部27Dに引っかかることが防止されている。補助清掃体40で清掃を行うときには、床面に対する補助清掃体40の傾きに応じて補助ブラシ42が傾きを変えることができるようになっている。
この電気掃除機の吸込口体1は、図2に示すように吸込口本体10の接続管部20に延長管部30が接続されているとき、延長管部30を前記Y軸を傾動中心としてX軸からほぼ90°+−10°、好ましくは80°起立させると(図3参照)、被押圧突起部28Aが突起部22Dに押される。通常の床面清掃時に延長管部30を床面から90°近く(90°+−10°)に起立させて清掃を行うことはないので、90°起立させると、分離できるようになっている。
突起部22Dに押された被押圧突起部28Aは揺動部材27の突起部27Gを押し、突起部27Gは、揺動部材27を揺動させて、被掛止板部53の上に爪部27Dを持ち上げる。そこで、図4に示すように、延長管部30を床の上方に引き上げると、爪部27Dが被掛止板部53を乗り越えて延長管部30から吸込口体10が分離される。また、図5に示すように、吸込口体本体部10の接続管部20に延長管部30が接続されているとき、押圧ボタン部27Aを指で押せば、揺動部材27の爪部27Dが被掛止板部53の上に上がるので、延長管部30と接続管部20とを引き離すと、吸込口体本体部10と延長管部30とを分離でき、図6、図7に示すように、延長管部30の補助清掃体40で清掃が可能となる。
分離した吸込口体本体部10に延長管部30を結合する場合には、図4に示すように、環状枠部47の内側に接続筒部24Gを通し、延長管部30を吸込口体本体部10に近づけると、揺動部材27の爪部27Dが被掛止板部53を乗り越えて延長管部30と吸込口体本体部10とが結合される。このときに、端子24O、24Pとが端子穴54Aに挿入されて接触子56Aと接触し、端子56と接続されて吸込口体本体部10のモーターに通電可能とされる。
以上説明したように、この実施例にかかる電気掃除機は、吸込口体1の吸込口体本体10に延長管部30を着脱可能とされており、延長管部30と吸込口体本体10とには、延長管部30と吸込口体本体10とを接続状態を維持する揺動部材27と被掛止板部53とからなるロック機構を備えており、ロック機構は、吸込口体本体10の床面に対向する吸込面11と延長管部30とのなす角度を略90°開いたときに、延長管部30と吸込口体本体10とを分離可能とする。従って、手で両者を分離することは勿論できるが、延長管部30を吸込口体本体10のX軸(床面と平行な軸)に対してほぼ90°(+10°−10°の範囲内の何れかの角度)起立させると、延長管部30と吸込口体1とを即時に分離でき、切換が速いと共に手を使うために屈んだり、しゃがんだりする必要がないので、疲労感が少なくなる。
また、延長管部30は、ロックが解除される角度を、傾動接続管24と吸込口本体10とが突起部22D又は被押圧突起部28A以外の箇所で接触可能な角度以上の傾動範囲内である90°に設定されている。すなわち、傾動接続管24を傾動させる際、傾動接続管24と吸込口本体10とが接触しない回動範囲内(例えば、X軸を含むY軸の直交面から例えば+−20°の範囲内)でのみロック可能となっている。
これによって、通常の状態では掃除しにくい狭い所等を掃除する場合、例えば、壁際掃除をする際に、延長管部30をX軸方向となるように被清掃面に沿わせた状態でX軸を中心として回動させた後に、Y軸を中心として所定角度まで傾動させるような動作をしたとしても、所定角度に到達する前に吸込口本体10と傾動接続管24の傾動接続管上カバー25とが接触して傾動を妨げるので、掃除中に不意に延長管部30が外れてしまうことを防止できる。また、延長管部30をX軸を中心に回動させながら、Y軸を中心として所定角度まで傾動させたとしても同様である。
なお、ロック機構は、一方の端部に爪部27Dを有する揺動部材27と、揺動部材27の爪部27Dに掛止される被掛止板部53とを有し、揺動部材27が吸込口体1側に設けられ、延長管部30側に被掛止板部53が形成されているが、吸込口体1側に被掛止板部53が設けられ、延長管部30側に揺動部材27が設けられていても良い。
更に、揺動部材27の他端部にコイルスプリング27C、28Cの弾性力に抗して押圧することにより、爪部27Dと被掛止板部53との掛止を解除する押圧ボタン部27A(被押圧部)を設けたので、押圧ボタン部27Aを押すと爪部27Dと被掛止板部53との掛止が解除される。
さらに、被押圧突起部28Aとは別に押圧ボタン部27Aを設けると共に、押圧ボタン部27Aを押したときの方が、被押圧突起部28を押したときよりも軽い力で押圧出来るようにしたので、通常の清掃状態時に誤って被押圧突起部28Aが押されてもコイルスプリング27Cの弾性力により吸込口本体10が弾性方向に逃げるので、ロックが解除されてしまうことがない。また、非掃除状態のときに吸込口体1の洗浄などのために使用者が吸込口体1を取り外す際には軽い力でロックを解除できるので、使い勝手が良い。
さらに、延長管部30の吸込口体本体10との接続部位に補助清掃体40を設けたので、補助清掃体40で狭い場所を清掃できる。また、補助清掃体40も延長管本体31から外すことができるので、延長管部30の筒先のみの清掃も可能である。
しかも、補助清掃体40の補助ブラシ42は延長管部30との角度を変更可能に支持されているので、延長管本体31と清掃対象部位との角度の変化に応じて清掃が可能である。
なお、上記一実施形態において、延長管部30が吸込口体1からはずれる角度は90°+−10°、好ましくは80°としたが、これに限られるものではなく、電気掃除機の使用形態に合わせて任意の角度で取り外し可能としても良い。
また、延長管部30は、延長管部30の最大回動角度とほぼ一致する角度に達したときに吸込口体1から外れる構成としたが、最大回動角度に達する前に吸込口体1から外れる構成としても良い。例えば、延長管部30の最大回動角度が120°である場合には、延長管部30と吸込口体1の着脱角度を110°+−10°とするとかえって取り外しがしにくくなるため、このような場合には最大角度よりも手前で外れる構成とした方がよい。
また、電気掃除機としては、キャニスタ型の電気掃除機に限らず、アプライト型、スティック型、或いは、ハンディ型などであっても対応させて用いることができる。
本発明の実施例にかかる電気掃除機の吸込口体と延長管部との結合状態を示す斜視図。 吸込口体に対して延長管部を90°近く起立させ、両者を分離する前の斜視図。 吸込口体に対して延長管部を90°以上起立させ、両者を分離する直前の斜視図。 吸込口体から延長管部を分離する状態の斜視図。 指で吸込口体から延長管部を分離する状態の斜視図。 延長管部を吸込口体から分離した状態の斜視図。 補助清掃体を用いて清掃する状態の斜視図。 吸込口体の接続管部の各部を示す斜視図。 延長管部の補助清掃体の各部を示す斜視図。 揺動部材と補助レバーの接続管本体への取付状態を示す斜視図。 揺動部材と補助レバーの斜視図。 揺動部材と補助レバーの組み付ける状態を示す斜視図。 揺動部材の押圧ボタン部と補助レバーが複数のコイルスプリングにより弾発付勢されている状態を示す分解斜視図。 揺動部材の押圧ボタン部のみが押され、補助レバー側がコイルスプリングで弾発付勢されている状態を示す分解斜視図。 揺動部材の押圧ボタン部と補助レバーが複数のコイルスプリングにより弾発付勢されている通常の状態を示す部分断面図。 揺動部材の押圧ボタン部のみが押され、補助レバー側がコイルスプリングで弾発付勢されている状態を示す部分断面図。 補助レバー側のみが押され、揺動部材の爪部が被掛止板部53から外れた状態を示す部分断面図。 吸込口体本体に対して延長管部を起立させた状態であり、補助レバーの押圧突起部が吸込口体側の突起部に未だ押されていない状態の断面図。 吸込口体本体に対して延長管部を起立させ、補助レバーの押圧突起部が吸込口体側の突起部に押された状態の断面図。 補助清掃体に接続管部が挿入されるときに、突起が接続管部に押されて環状枠部が延長管本体に対して直角に向けられる直前の状態を示す説明図。 補助清掃体に接続管部が挿入されるときに、突起が接続管部に押されて環状枠部が延長管本体に対して直角に向けられる状態を示す説明図。 補助清掃体の回動状態を示す斜視図。 補助清掃体が回動しているときの突起等の状態を示す部分斜視図。
符号の説明
1 吸込口体
10 吸込口体本体
11 吸込面
12 吸込口
14 回転清掃体
20 接続管部
21 接続管吸込口
22 回動接続管
22D 突起部
23 回動傾動接続管
24 傾動接続管
25 傾動接続管上カバー
26 シャッター
27 揺動部材
27C コイルスプリング
27D 爪部
28 補助レバー
28A 被押圧突起部
28C コイルスプリング
29 揺動部
30 延長管部
40 補助清掃体
42 補助ブラシ
47 環状枠部

Claims (6)

  1. 吸込口体と延長管部とを備えた電気掃除機において、前記延長管部を前記吸込口体に装着したときに両者をロックさせ、前記吸込口体の被清掃面に対向する吸込面と前記延長管部とのなす角度が所定角度開いたときに、前記延長管部と前記吸込口体とを分離可能とするロック機構が、前記吸込口体と前記延長管部とにわたって設けられていることを特徴とする電気掃除機。
  2. 請求項1の電気掃除機において、
    前記吸込口体は、
    吸込口本体と、
    前記吸込口本体と前記延長管部との間に設けられて両者を連通可能とすると共に前記吸込口本体の進退方向に傾動する傾動接続管部とを有し、
    前記ロック機構は、
    前記傾動接続管部に設けられると共に一方に爪部を有し他方に被押圧部を有した揺動部と、前記延長管部に設けられると共に前記爪部に掛止される被掛止部と、
    前記被押圧部に当接して前記爪部を前記被掛止部に掛止する方向に付勢する弾性部材と、
    前記吸込口体に設けられると共に前記吸込面と前記延長管部とのなす角度が前記所定角度開いたときに前記被押圧部を前記弾性部材に抗して押圧して前記爪部と前記被掛止部との掛止を外すことによりロックを解除する押圧部と
    を備えたことを特徴とする電気掃除機。
  3. 請求項2の電気掃除機において、
    前記ロック機構は、前記被押圧部と、前記被押圧部よりも小さい力でロック機構を解除可能な押圧ボタンとを備えたことを特徴とする電気掃除機。
  4. 請求項2の電気掃除機において、
    前記吸込口体は、前記吸込口本体と前記延長管部との間に設けられて両者を連通可能とすると共に、前記吸込口本体の進退方向を回動軸として回動する回動接続管部を有し、
    前記所定角度は、
    前記傾動接続管部の傾動が前記所定角度まで到達する前に前記傾動接続管部と前記吸込口本体とが前記押圧部又は前記被押圧部以外の箇所で接触可能な角度以上の傾動範囲内に設定されている
    ことを特徴とする電気掃除機。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかの電気掃除機において、前記延長管部の前記吸込口体との接続部位に補助清掃体を設けたことを特徴とする電気掃除機。
  6. 請求項5の電気掃除機において、前記補助清掃体は前記補助清掃体の清掃面が前記延長管部との角度を変更可能に支持されていることを特徴とする電気掃除機。
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