JP2009201686A - 電気掃除機および吸込口体 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸込口体から延長管を取り外す際のロック機構の操作性を向上させるとともに、吸込口本体の回動によって不意に吸込口体から延長管が外れることのない吸込口体および電気掃除機を提案する。
【解決手段】吸込口体6は、吸込口本体25と、接続管部26とから構成される。接続管部26は、吸込口体6の進退方向軸回りに回動可能な回動接続管部32と、吸込口体6の進退方向に対して傾動可能な傾動接続管部33と、吸込口体6と延長管5との結合状態を変更する分離手段としてのロック機構34とを有する。接続管取付凹部39に配置されたバンパ部30の切り欠き部43の切り欠き端部45には、吸込口体6の後方に向けて突設された誤脱防止リブ46が形成される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、吸込口体の他に補助ブラシを備え、補助ブラシと吸込口体とを着脱可能な電気掃除機に関する。
従来の電気掃除機の吸込口体は、吸込口本体の後方に回動自在に設けられた回動接続管と、この回転体に回動自在に設けられた傾動接続管とを備え、この傾動接続管に設けられたロック機構によって電気掃除機の延長管の先端部に着脱自在に構成されたものが一般的である。
吸込口体が入り込めない狭所や、吸込口体を持ち上げて掃除しづらい高所などを清掃する際は、延長管の先端部から吸込口体を取り外し、延長管の先端部から塵埃を吸い込んで清掃をすることができる。
しかしながら、吸込口体を延長管に着脱するには、電気掃除機の使用者が被清掃面上にある吸込口体を把持してロック機構を操作する必要があり、操作性が悪かった。
そこで、特許文献1に記載の電気掃除機では、延長管に接続された傾動接続管を所定角度回動させたときに、吸込口本体に形成された押圧部でロック機構の操作部を押圧することにより、傾動接続管と延長管とのロックを解除して吸込口体から延長管を取り外すことができる。すなわち、延長管に接続された手元操作管を持ったまま傾動接続管を所定角度回動させて傾動接続管と延長管とのロックを解除できるので、吸込口体から延長管を取り外す点は改良が図られる。
特開2005−296284号公報
従来の電気掃除機では、例えばベッドの下のように被清掃面の上方に十分な空間のない挟所を掃除する際は、吸込口体の回動接続管を回動させて、吸込口体と延長管とを被清掃面に沿わせるようにして清掃できる。
このとき、電気掃除機の使用者は、吸込口体の状況を十分に目視することができず、例えばベッド脇の壁面のような障害物に吸込口体を強く衝突あるいは押し付ける可能性がある。そうすると、傾動接続管が回動し、ロック機構の操作部が吸込口本体や障害物などによって押圧され、傾動接続管と延長管とのロックが解除される虞がある。傾動接続管と延長管とのロックが解除されると吸込口体は不意に延長管から外れて挟所に取り残されることになる。
そこで、従来の電気掃除機の吸込口体のロック機構は、その操作部が傾動接続管のカバー部の外形に沿って、すなわち、カバー部の外面から突出しないように形成され、傾動接続管の回動による操作部の不意の押圧を回避している。
しかしながら、ロック機構の操作部がカバー部の外面から突出していないと、電気掃除機の使用者が吸込口体を把持して吸込口体から延長管を取り外したい場合には、ロック機構の操作性は低下する。
本発明は、吸込口体から延長管を取り外す際のロック機構の操作性を向上させるとともに、吸込口本体の回動によって不意に吸込口体から延長管が外れることのない吸込口体および電気掃除機を提案する。
前記の課題を解決するため本発明では、吸込口本体と、一端が前記吸込口本体に形成された接続管取付凹部に接続されるとともに、他端が掃除機本体に連通される延長管に着脱自在に掛止される接続管とを有し、前記接続管は、前記吸込口本体の進退方向に沿う軸回りに回動可能な回動接続管と、前記回動接続管に接続され、前記吸込口本体に対して進退方向に傾動可能な傾動接続管と、被清掃面に対して前記傾動接続管の傾動角度が所定角度になると前記延長管と前記接続管との掛止を解除する分離手段とを備え、前記吸込口本体の前記接続管取付凹部の周縁部には、被清掃面に直交する面に対して前記傾動接続管の傾動角度が所定角度になると前記分離手段の掛止の解除を阻止する延長管誤脱防止手段が設けられたことを特徴とする。
本発明によれば、吸込口体から延長管を取り外す際のロック機構の操作性を向上させるとともに、吸込口本体の回動によって不意に吸込口体から延長管が外れることのない吸込口体および電気掃除機を提案することができる。
本発明に係る電気掃除機の実施形態について図1から図7を参照して説明する。
図1は、本発明に係る電気掃除機の外観を示した図である。
図1に示すように、本実施形態に係る電気掃除機1は、掃除機本体2と、掃除機本体2に設けられた接続口2aに一端が着脱白在に接続された集塵ホース3と、集塵ホース3の他端に一端が設けられた手元操作管4と、手元操作管4の他端に一端が着脱自在に接続された延長管5と、延長管5の他端に着脱自在に接続された吸込口体6とを備える。
手元操作管4には操作部4aが設けられ、操作部4aには掃除機本体2に収容された電動送風機7の駆動を停止する切スイッチ4bや電動送風機7の送風力を設定する強弱スイッチ4cなどが設けられる。
掃除機本体2は、その内部に収容され、接続口2aを介して吸込口体6に負圧を作用させる電動送風機7と、電動送風機7の生じた負圧によって空気とともに吸い込んだ塵埃を空気から分離して集塵する着脱可能な塵埃分離集塵ユニット(図示省略)と、この塵埃分離集塵ユニットに塵埃が捕集された空気を電動送風機7の排気風として掃除機本体2の外部に排気する本体排気口(図示省略)とを備える。
図2は、本発明に係る電気掃除機の吸込口体と延長管の一部とを示す斜視図である。
なお、説明を容易にするために以下、図2に示す姿勢を基本姿勢とし、実線矢Xを前方、実線矢Yを左方、実線矢Zを上方として前後、左右および上下の方向説明を行う。
図2に示すように、延長管5は、延長管本体11と、延長管本体11に着脱可能に接続された補助清掃体12とから構成される。
延長管本体11は手元操作管4から延びる管部である。
補助清掃体12は、延長管本体11に接続される補助管部14と、補助管部14の一端に回動可能に設けられた補助ブラシ部15と、補助ブラシ部15の前方を照らす照明部16と、照明部16の上カバー17および下カバー18とから構成される。
補助管部14の他端には接続筒部20が形成され、延長管本体11に挿入されて延長管本体11と連通した風路が形成される。延長管本体11の解除ボタン21を押圧すると、延長管本体11から補助清掃体12を取り外すことができる。
補助ブラシ部15は、補助管部14に対する回動軸(図示省略)が形成された環状枠部22と、環状枠部22から延長管5の長手軸方向に延びた起毛部23とから構成される。起毛部23は、例えば樹脂製の柔軟な細い軸を密生させて、それらの根本を環状枠部22に固定したものである。
吸込口体6は、吸込口本体25と、吸込口本体25の後方中央部に設けられた接続管部26とから構成される。接続管部26には延長管5が着脱自在に接続される。
吸込口本体25は、上ケース28と、下ケース29と、上ケース28と下ケース29との間に挟持されたバンパ部30とから構成される。バンパ部30は、吸込口本体25の側面のほぼ全周に亘って設けられる。
接続管部26は、吸込口本体25に対して吸込口体6の進退方向であるX軸回りに回動可能な回動接続管部32と、回動接続管部32に対してX軸に直交するr軸回りに回動可能、すなわち吸込口体6の進退方向であるX軸に対して傾動可能な傾動接続管部33と、傾動接続管部33に設けられて吸込口体6と延長管5との結合状態を変更する分離手段としてのロック機構34とから構成される。
ロック機構34は、傾動接続管部33の外形から突出されて形成された押圧ボタン部36と、延長管5に接続された傾動接続管部33を所定角度回動させたときに、回動接続管部32に形成された押圧部37に押圧される被押圧突起部38とを有する。
押圧ボタン部36と被押圧部としての被押圧突起部38とは前後に並んで配設され、押圧ボタン部36の方が被押圧突起部38よりも傾動接続管部33の外形から突出されて形成される。
押圧ボタン部36は、傾動接続管部33の外形から突出され、かつ被押圧突起部38よりも突出させて形成されるので、電気掃除機1の使用者が吸込口体6を把持して吸込口体6から延長管5を取り外したい場合には、ロック機構34の解除操作を非常に容易に行える。
図3は、本発明に係る電気掃除機の吸込口体と延長管の一部とを示す斜視図である。
図3に示すように、吸込口体6の吸込口本体25の後方中央部に形成された接続管取付凹部39に接続管部26が設けられる。
接続管取付凹部39は、上ケース28に形成された上ケース凹部41と、上ケース凹部41に対応させて下ケース29に形成された下ケース凹部42と、上ケース凹部41と下ケース凹部42とに対応させてバンパ部30に形成された切り欠き部43とから形成される。また、接続管取付凹部39は、接続管部26の回動接続管部32が回動する際の妨げとならないように適宜離間されつつ、回動接続管部32の周縁に形成される。
接続管取付凹部39に配置されたバンパ部30の切り欠き部43の切り欠き端部45には、吸込口体6の後方に向けて突設された延長管誤脱防止手段としての誤脱防止リブ46が形成される。
回動接続管部32には、傾動接続管部33の回動軸であるr軸に平行な面を有する押圧部37が形成される。
吸込口体6の接続管部26に延長管5が接続されているとき、延長管5をr軸を傾動中心としてX軸からほぼ80°から100°、好ましくは80°起立させると、ロック機構34の被押圧突起部38が押圧部37に当接される。さらに延長管5を起立させると被押圧突起部38が押圧部37に押圧されてロック機構34が解除される。
図4は、本発明に係る電気掃除機の吸込口体と延長管の一部とを示す縦断面図である。
図4に示すように、延長管5の補助清掃体12は、補助管部14の一端に吸込口体6のロック機構34に対応させて被掛止部50を有する。
補助清掃体12の上カバー17内は、補助管部14から突設されたリブ51によって被掛止部50の収容部と照明部16の収容部とに区画される。
上カバー17の照明部16の収容部には凹部52が形成され、補助管部14にはボス53が突設される。上カバー17は、凹部52によってボス53にネジ止めされる。上カバー17は被掛止部50の上方を閉鎖する。
吸込口体6の吸込口本体25の前方下部には、被清掃面Fに対向した吸込口55を有する吸気室56が形成される。吸気室56にはモータ(図示省略)によって回転するブラシ57を備えた回転清掃体58が収容される。回転清掃体58は吸込口55を介して被清掃面Fに対向する。吸気室56の後方は接続管部26に連通される。
吸込口本体25の後端部には左右一対の脚部60が突設される。脚部60の間には後部車輪61が回転自在に支持される。
接続管部26は、上ケース28と下ケース29とに挟持され吸気室56に連通された接続管吸込口62を有する。接続管吸込口62の後部は回動接続管部32に連通される。
回動接続管部32は、接続管吸込口62に連通されるとともにX軸回りに回動可能な回動接続管63と、回動接続管63の下部を覆う回動接続管下カバー64とから構成される。
傾動接続管部33は、回動接続管63に連通されるとともにX軸に直交するr軸回りに回動可能な傾動接続管66と、傾動接続管66の上部を覆う傾動接続管上カバー67とから構成される。
ロック機構34は、吸込口体6と延長管5との結合状態を維持する揺動部材69と、揺動部材69の補助レバー70とから構成された揺動部71を備える。揺動部材69はコイルバネ72によって、補助レバー70はコイルバネ73によって、それぞれ吸込口体6と延長管5との結合状態を維持する方向へ付勢される。
揺動部材69は延長管5と吸込口体6の傾動接続管部33との結合状態を維持または解除する。揺動部材69は、吸込口本体25側の先端部に形成された押圧ボタン部36と、延長管5側の先端部に形成された鈎状の爪部75と、押圧ボタン部36の後方に形成された揺動軸76と、揺動軸76の後方に形成され、中心に孔を有する円形環状部78とを備える。
押圧ボタン部36の内側にはバネ挿入凹部79が形成される。傾動接続管66には押圧ボタン部36のバネ挿入凹部79に対向させて突起部81が形成される。コイルバネ72の一端はバネ挿入凹部79に挿入され、他端は突起部81に嵌め込まれて揺動部材69を付勢する。
揺動軸76は傾動接続管部33の回動軸であるr軸とほぼ平行なr’軸回りに揺動部材69を回動可能に軸支する。
円形環状部78の孔には傾動接続管66から突設されたボス82が離間されて挿入される。揺動部材69の揺動によっても揺動部材69とボス82とは干渉しない。ボス82は、傾動接続管66に傾動接続管上カバー67を固定するために用いられる。
揺動部材69の爪部75は、押圧ボタン部36に設けられたコイルバネ72によって付勢され、補助清掃体12の被掛止部50に形成された鈎状の掛止板部83に掛止される。爪部75と掛止板部83との結合が解除されると、吸込口体6から延長管5を離脱できる。
揺動部材69の押圧ボタン部36側の端部には、補助レバー70の被押圧突起部38に当接された突起部84が形成される。
補助レバー70は、被押圧突起部38と、被押圧突起部38の左右から後方に突出させて形成された一対のレバー部85と、レバー部85の後端部に形成された軸穴部87とから構成される。
被押圧突起部38の内側にはバネ挿入凹部88が形成される。バネ挿入凹部88にはコイルバネ73の一端が嵌め込まれる突起部89が突設される。傾動接続管66には被押圧突起部38のバネ挿入凹部88に対向させて突起部90が形成される。コイルバネ73の一端は突起部89に嵌め込まれ、他端は突起部81に嵌め込まれて補助レバー70を付勢する。
軸穴部87は、揺動部材69の揺動軸76が挿通される孔を有し、r’軸回りに補助レバー70を回動可能に軸支する。
揺動部71は、揺動部材69を付勢するコイルバネ72と、補助レバー70を付勢するコイルバネ73とによって付勢される。コイルバネ72は揺動部材69の爪部75と被掛止部50の掛止板部83とによって吸込口体6を延長管5に十分に掛止できる弾性力を有する。同様にコイルバネ73は、吸込口体6を延長管5に十分に掛止できる弾性力を有する。また、コイルバネ73の弾性係数は、コイルバネ72の弾性係数よりも大きく設定される。
揺動部材69の押圧ボタン部36が押圧されると、補助レバー70は揺動せずに、揺動部材69のみが揺動されて爪部75と掛止板部83との結合が解除される。
補助レバー70の被押圧突起部38が押圧されると、突起部84を介して揺動部材69が揺動されて爪部75と掛止板部83との結合が解除される。
すなわち、押圧ボタン部36の操作によって吸込口体6から延長管5を離脱する際は、コイルバネ72の付勢力に抗して押圧ボタン部36を押圧することになる。
他方、被押圧突起部38の操作によって吸込口体6から延長管5を離脱する際は、コイルバネ72とコイルバネ73との付勢力に抗して押圧ボタン部36を押圧することになる。
したがって、押圧ボタン部36が押圧されたときの方が、被押圧突起部38が押圧されたときよりも軽い力で吸込口体6から延長管5を離脱することができる。
図5は、本発明に係る電気掃除機の吸込口体と延長管の一部とを示し、傾動接続管部を起立させた状態を示す縦断面図である。
図5に示すように、吸込口体6の接続管部26に延長管5が接続されているとき、r軸を傾動中心として延長管5をX軸に平行な被清掃面Fに対してほぼ80°から100°、好ましくは80°起立させると、被押圧突起部38が押圧部37に当接される。通常の床面清掃時に延長管5を床面から90°近く(80°から100°)に起立させて清掃を行うことはないので、90°起立させると分離できるように構成される。なお、延長管5を吸込口体6から分離させる際の起立角度は電気掃除機1の使用形態に合わせて任意の角度で取り外し可能としても良い。
さらに延長管5を起立させると、押圧部37は被押圧突起部38を押圧し、被押圧突起部38は揺動部材69の突起部84を介して揺動部材69を揺動させる。そうすると、揺動部材69の爪部75と、被掛止部50の掛止板部83との結合が解除される。さらに、実線矢Aの方向に延長管5を引き上げると、延長管5と吸込口体6とが分離されて、吸込口体6から延長管5が離脱される。
なお、吸込口本体25の接続管部26に延長管5が接続されているとき、押圧ボタン部36を電気掃除機1の使用者が指などで押圧すると、揺動部材69が揺動され、爪部75と掛止板部83との結合が解除される。さらに吸込口体6を延長管5から引き離すと、吸込口体6と延長管5とが分離されて、吸込口体6から延長管5が離脱される。
延長管5から吸込口体6を離脱させると、延長管5の補助清掃体12を用いて清掃が可能となる。
分離した吸込口体6に延長管5を結合する場合には、補助清掃体12の補助ブラシ部15に設けられた環状枠部22の内側に吸込口体6の接続筒部20を通し、延長管5を吸込口体6に近づける。そうすると、揺動部材69の爪部75が被掛止部50の掛止板部83を乗り越えて延長管5と吸込口体6とが結合される。
ここで、電気掃除機1を用いて、例えばベッドの下のように被清掃面の上方に十分な空間のない挟所を掃除する場合を考える。
図6は、本発明に係る電気掃除機の吸込口体と延長管の一部とを示し、回動接続管部を回動させた状態を示す平面図である。
図6に示すように、吸込口体6の回動接続管部32を回動させた状態から傾動接続管部33を傾動させると、傾動接続管部33は被清掃面に直交する面に対して傾動する。水平な被清掃面上で吸込口体6の回動接続管部32を、例えば90°回動させると、傾動接続管部33は鉛直面に対して傾動することとなる。そうすると、電気掃除機1の使用者は吸込口体6と延長管5とを被清掃面に沿わせて清掃することができる。
そうすると、例えばベッドの下のように被清掃面の上方に十分な空間のない挟所であっても清掃が可能になる。
このとき、吸込口体6の傾動接続管部33を回動させることによって吸込口体6と延長管5との角度を所望に変更しつつ被清掃面の清掃が可能である。
図7は、本発明に係る電気掃除機の吸込口体の一部を示し、回動接続管部を回動させた状態を示す透視図である。
図7に示すように、吸込口体6の回動接続管部32を回動させて、傾動接続管部33を被清掃面に直交する面に対して傾動させると、ロック機構34の被押圧突起部38が吸込口本体25に接近する。そうすると、吸込口本体25のバンパ部30に形成された誤脱防止リブ46が被押圧突起部38の前面壁部92に当接される。
このとき、誤脱防止リブ46と被押圧突起部38の前面壁部92との接点Cを考える。
前面壁部92は、被押圧突起部38の軸穴部87の回動中心であるr’軸を中心とする円R’について、接点Cにおける接線Lに対して所要の傾斜角αだけ傾斜される。
傾斜角αは、補助レバー70が押圧されて結合を解除する回動方向βと同じ方向に傾斜される。回動方向βは揺動部材69の爪部75と、被掛止部50の掛止板部83との結合の結合を解除する際の押圧ボタン部36および被押圧突起部38の押圧方向である。
回動接続管部32をほぼ90°回動させた状態において、傾動接続管部33の回動中心であるr軸から誤脱防止リブ46の先端部までの距離は、傾動接続管部33の回動中心であるr軸から前面壁部92の接点Cまでの距離Dと略等しく構成される。
したがって、誤脱防止リブ46に前面壁部92が押圧されると、接点Cから前面壁部92に加えられる力fによって、誤脱防止リブ46が前面壁部92を実線矢Bの方向へ滑り、補助レバー70はr’軸回りに回動方向βの反対の回動方向γへ回動される。
そうすると、補助レバー70は揺動部材69の突起部84を押圧することはなく、揺動部材69の掛止が解除されることがない。すなわち、揺動部材69の爪部75と被掛止部50の掛止板部83との結合が解除されることはなく、吸込口体6と延長管5との結合状態が維持される。
なお、誤脱防止リブ46を吸込口本体25の接続管取付凹部39の周縁に任意に形成することで、誤脱防止リブ46が存する箇所における吸込口体6と延長管5との結合状態の維持の確実を図ることができる。
本実施形態に係る電気掃除機1は、吸込口体6を延長管5に着脱自在に構成される。
延長管5には掛止板部83を備えた被掛止部50が設けられ、他方、吸込口体6には、延長管5と吸込口体6との結合状態を維持する揺動部材69を備えたロック機構34が設けられる。すなわち、被掛止部50とロック機構34とは、延長管5と吸込口体6とを着脱自在に結合するロック部である。
このロック部は、床面などの被清掃面Fにほぼ平行なX軸と延長管5とのなす角度を所定角度回動させると、延長管5と吸込口体6との結合を解除して吸込口体6から延長管5を分離可能にする。
したがって、電気掃除機1の使用者は手元操作管4を把持したまま、吸込口体6に対して延長管5を起立させると、延長管5と吸込口体6とを即時に分離できる。そうすると、吸込口体6が入り込めない狭所や、吸込口体6を持ち上げて掃除しづらい高所などを清掃する場合には、吸込口体6または補助清掃体12を用いて掃除を行う電気掃除機1の使用の態様を容易かつ迅速に切換ることができる。また、電気掃除機1の使用者は、吸込口体6を把持するために屈んだり、しゃがんだりする必要がなく、疲労感が少ない。なお、電気掃除機1の使用者は手で吸込口体6を把持して延長管5と吸込口体6とを分離することも勿論可能である。
また、このロック部は、傾動接続管部33の外形から突出されて形成された押圧ボタン部36と、延長管5に接続された傾動接続管部33を所定角度回動させたときに、回動接続管部32に形成された押圧部37に押圧される被押圧突起部38とを有し、かつ、押圧ボタン部36が押圧されたときの方が、被押圧突起部38が押圧されたときよりも軽い力で吸込口体6から延長管5を離脱できる。
したがって、電気掃除機1の通常の使用時には、誤って被押圧突起部38が押圧されてもコイルバネ72およびコイルバネ73の付勢力によって吸込口本体25が付勢方向に逃げるので、ロックが解除されてしまうことがない。また、電気掃除機1の使用者が吸込口体6の洗浄などの際に延長管5から吸込口体6を取り外す場合は、押し易く、かつ軽い力でロックを解除できる押圧ボタン部36を操作すると、延長管5から吸込口体6を離脱できるので、使い勝手が良い。
また、本実施形態に係る電気掃除機1は、例えば、ベッドの下などの通常の状態では掃除しにくい狭所を掃除する場合には、吸込口体6の回動接続管部32をほぼ90°回動させて延長管5と吸込口体6とを被清掃面に沿わせて清掃することができる。
このとき、吸込口体6の傾動接続管部33を回動させると、傾動接続管部33の外形から突出されて形成された押圧ボタン部36が吸込口本体25に接近するが、押圧ボタン部36が吸込口本体25に当接されるよりも先に、吸込口本体25のバンパ部30に形成された誤脱防止リブ46が被押圧突起部38の前面壁部92に当接される。そうすると、揺動部材69の爪部75と被掛止部50の掛止板部83との結合が解除されることはなく、吸込口体6と延長管5との結合状態が維持されるので、掃除中に不意に延長管5が外れることはない。
本発明に係る電気掃除機は、キャニスタ型の電気掃除機1に限らず、アプライト型、スティック型、あるいはハンディ型などの電気掃除機であってもよい。
本実施形態に係る電気掃除機1によれば、吸込口体6から延長管5を取り外す際のロック機構34の操作性を向上させるとともに、吸込口本体の回動によって不意に吸込口体から延長管が外れることがない。
本発明に係る電気掃除機の外観を示した図。 本発明に係る電気掃除機の吸込口体と延長管の一部とを示す斜視図。 本発明に係る電気掃除機の吸込口体を示す斜視図。 本発明に係る電気掃除機の吸込口体と延長管の一部とを示す縦断面図。 本発明に係る電気掃除機の吸込口体と延長管の一部とを示し、傾動接続管部を起立させた状態を示す縦断面図。 本発明に係る電気掃除機の吸込口体と延長管の一部とを示し、回動接続管部を回動させた状態を示す平面図。 本発明に係る電気掃除機の吸込口体の一部を示し、回動接続管部を回動させた状態を示す透視図。
符号の説明
1 電気掃除機
2 掃除機本体
2a 接続口
3 集塵ホース
4 手元操作管
4a 操作部
4b 切スイッチ
4c 強弱スイッチ
5 延長管
6 吸込口体
7 電動送風機
11 延長管本体
12 補助清掃体
14 補助管部
15 補助ブラシ部
16 照明部
17 上カバー
18 下カバー
20 接続筒部
21 解除ボタン
22 環状枠部
23 起毛部
25 吸込口本体
26 接続管部
28 上ケース
29 下ケース
30 バンパ部
32 回動接続管部
33 傾動接続管部
34 ロック機構
36 押圧ボタン部
37 押圧部
38 被押圧突起部
39 接続管取付凹部
41 上ケース凹部
42 下ケース凹部
43 切り欠き部
45 切り欠き端部
46 誤脱防止リブ
50 被掛止部
51 リブ
52 凹部
53 ボス
55 吸込口
56 吸気室
57 ブラシ
58 回転清掃体
60 脚部
61 後部車輪
62 接続管吸込口
63 回動接続管
64 回動接続管下カバー
66 傾動接続管
67 傾動接続管上カバー
69 揺動部材
70 補助レバー
71 揺動部
72 コイルバネ
73 コイルバネ
75 爪部
76 揺動軸
78 円形環状部
79 バネ挿入凹部
81 突起部
82 ボス
83 掛止板部
84 突起部
85 レバー部
87 軸穴部
88 バネ挿入凹部
89 突起部
90 突起部
92 前面壁部

Claims (3)

  1. 吸込口本体と、
    一端が前記吸込口本体に形成された接続管取付凹部に接続されるとともに、他端が掃除機本体に連通される延長管に着脱自在に掛止される接続管とを有し、
    前記接続管は、
    前記吸込口本体の進退方向に沿う軸回りに回動可能な回動接続管と、
    前記回動接続管に接続され、前記吸込口本体に対して進退方向に傾動可能な傾動接続管と、
    被清掃面に対して前記傾動接続管の傾動角度が所定角度になると前記延長管と前記接続管との掛止を解除する分離手段とを備え、
    前記吸込口本体の前記接続管取付凹部の周縁部には、
    被清掃面に直交する面に対して前記傾動接続管の傾動角度が所定角度になると前記分離手段の掛止の解除を阻止する延長管誤脱防止手段が設けられたことを特徴とする電気掃除機の吸込口体。
  2. 前記吸込口本体は側面にバンパ部を備え、
    前記接続管取付凹部に配置される前記バンパ部の端部に、前記延長管誤脱防止手段が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機の吸込口体。
  3. 前記延長管の一端に請求項1または2に記載の前記吸込口体を備えたことを特徴とする電気掃除機。
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