JP3684864B2 - スティック型掃除機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭にて使用されるスティック型掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスティック型掃除機は、集塵室やモ−タを内蔵する掃除機本体の後方で、かつ、その上部に着脱式のスティックパイプを介してグリップが取りつけられていた。また掃除機本体の下部には床ノズルが配設され、この床ノズルは、掃除機本体と回動自在に設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような構成のものにあっては、掃除機本体のモータを動作させるON・OFFスイッチとスティック着脱のための着脱スイッチとが別々に設けられており、掃除機を使用している際に誤って着脱スイッチが押されるとスティックがはずれ、掃除機本体が倒れ、吸い込み口から必要なものまで吸い込んでしまう可能性があった。
【0004】
上記問題点を解決するために本発明は、モータのON・OFFスイッチとスティック着脱のための着脱スイッチとを兼用させ、必要なものまで吸い込むことのない電気掃除機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、粉塵の吸い込み動作を行うモータと集められた粉塵を収める集塵室と前記モータをON、OFF動作させると共にその端から順にONの位置、OFFの位置、OFF且つスティック着脱の位置の3つの位置が切り換え可能なON・OFFスイッチとを備えた掃除機本体と、前記掃除機本体の下部に配設された床ノズルと、前記掃除機本体の上部に設けられた着脱式のスティックと、前記スティックの上部に設けられたグリップとを備えたスティック型掃除機であり、前記掃除機本 体に設けられたON・OFFスイッチをOFF且つスティック着脱の位置に切り換えたときに、前記着脱式のスティックのロックを解除し、前記スティックを前記掃除機本体から取り外し可能としたものである。これにより、スティックの取り外しの際には、必ず掃除機本体に設けられたON・OFFスイッチはOFFとなっているので、必要なものまで吸い込むことがない。
【0006】
また請求項2に記載の発明は、粉塵の吸い込み動作を行うモータと集められた粉塵を収める集塵室と前記モータをON、OFF動作させると共にONの位置、OFFの位置が切り換え可能なON・OFFスイッチとを備えた掃除機本体と、前記掃除機本体の下部に配設された床ノズルと、前記掃除機本体の上部に設けられた着脱式のスティックと、前記スティックの上部に設けられたグリップと、前記ON・OFFスイッチがONの位置にあるときには操作不能で、前記着脱式のスティックのロックを解除する着脱スイッチとを備えたスティック型掃除機であり、前記掃除機本体に設けられたON・OFFスイッチがOFFの位置にある際に、前記着脱スイッチを押すことで、前記着脱式のスティックのロックを解除し、前記スティックを前記掃除機本体から取り外し可能としたものである。これにより、第1の発明の効果に加え、掃除機本体に設けられたON・OFFスイッチの操作ミスで、スティックが不要にはずれることを防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図1〜5を用いて説明する。
【0008】
(実施の形態1)
図1において、1は掃除機本体で、図示していない集塵室及びファンモータを内蔵し、集塵室には紙袋が取り付けられている。紙袋は蓋7を開けることにより交換ができるものである。掃除機本体1の下部には、床面のゴミ等を吸い込む吸い込み口を有した床ノズル2が接続されおり、床ノズル2には、回転ブラシが内蔵され、回転ブラシはベルトを介して駆動モ−タ−によつて回転させられているものである。
【0009】
また、掃除機本体1の上部には、スティック3が設けられ、スティック3の上部にはグリップ4が配設されている。グリップ4には、手元で掃除機のON・OFF操作が可能となるように手元スイッチ5が設けられている。掃除機本体1は、床ノズル2との接続部近傍である回動軸を起点として、床ノズル2と、掃除機本体1がA方向に約70度、B方向に約120度、回動自在に設けられている。
【0010】
また、スティックをはずした際にも、ハンディ型として掃除可能とするために、掃除機本体1にもSWレバー6(特許請求の範囲で言うところのON・OFFスイッチ)が設けられており、これにより掃除機のON・OFF操作をすることも可能となっている。
【0011】
上記構成における動作を説明する。手元スイッチ5をONにすると、モータが動作し始め、床ノズル2の吸い込み口から吸引した塵埃を掃除機本体1内の集塵室に取り付けた紙袋に溜める。また紙袋がゴミで一杯になった際には、蓋7を開けるか、もしくははずすことにより紙袋を交換できる。
【0012】
図2から図4の要部断面図を用いて、SWレバーがON・OFF・スティック着脱の3つの位置にある場合を想定して、それぞれ説明する。
【0013】
図2は、SWレバー6がOFFの位置にある際の要部断面図であり、手元スイッチ5と連絡しスイッチをON・OFFするための連絡棒11は、手元スイッチ5がOFFであるため、バネ12でスティック方向に付勢されたSWガイド13を押し込んでおらず、SWガイド13は起動スイッチ14をONにしていないため、モータは動作しない。この際、スティック3をはずすためのロックツメ15も図に示すようにSWレバー6によって押し込まれておらず、スティック3がはずれることはない。
【0014】
図3は、SWレバー6がONの位置にある際の要部断面図であり、手元スイッチ5を操作してONの位置にした際には、連絡棒11は付勢されたバネ12に抗ってSWガイド13を押し込み、SWガイド13が起動スイッチ14を押し込んでモータを動作させることにより、掃除が可能となる。この際、ロックツメ15はSWレバー6と全く接触しておらず、ロックツメ15が押し込まれることはないので、スティック3がはずれることはない。なお、ハンディ型としてスティック3を取り外して使用している場合には、図3に示す連絡棒11を含むスティック3は存在しない。
【0015】
図4は、SWレバー6がスティック着脱の位置にある際の要部断面図であり、手元スイッチ5はOFFの位置にあるため、連絡棒11は図2と同様の位置にある。このためSWガイド13はバネ12の復元力により図に示すOFFの位置に戻っており、起動スイッチ14の押し込みが解除され、モータの動作は停止している。そして、この時にSWガイド13がロックツメ15を図に示すように押し下げ、スティック3のロックを解除しており、使用者がスティック3を抜いて、コンパクトに収容することを可能としている。このような構成をとることで、スティック3を抜く際には必ずSWレバー6はONの位置にはなっていないので、吸い込み口から必要なものを吸い込んでしまうことはなくなる。なお、SWレバー6において、OFFの位置とスティック着脱の位置とを分けずに同じ位置とすることも可能であるが、予期せぬ状態でスティックがはずれてしまう恐れが生じてくるため、別々の位置に分けた方が良い。
【0016】
(実施の形態2)
図5を用いて、本発明の他の実施の形態を説明する。本実施の形態において、基本となる構成は実施の形態1で示した構成と略同等であるので、略同等の機能を有するものは、同じ番号を付し、詳細な説明は省略する。
【0017】
図5において、20はSWレバーであるが、本実施の形態においては、ON・OFFの2箇所の位置だけを設け、スティック着脱の位置を設けていない。またSWレバー20は、OFFの位置にあるとしてもロックツメ15を押さえ込む構造を取っておらず、ロックツメ15の上部を覆う構造となっている。またSWレバー20は、ONの位置にある際には、実施の形態1の場合と同様にロックツメ15と全く接触していないので、モータの動作中にスティック3が抜けることはない。本実施の形態においては、SWレバー20がロックツメ15を押さえ込むための着脱スイッチ16を設けている。このため、使用者がこの着脱スイッチ16を押さえることにより、同スイッチ16と当接したSWレバー20がロックツメ15を押さえ込むことにより、スティック3を取り外すことが可能となる。前述のように、SWレバー6がONの位置にある際には、着脱スイッチ16を押した、あるいは誤って押されたとしても、ロックツメ15が押さえ込まれることはなく、スティック3がはずれることはない。
【0018】
本実施の形態の構成を用いると、実施の形態1の構成と比較して、必要なものを吸い込まないという安全性向上の面では同等の効果を有する。なお、本実施の形態では、部品点数・工数が増える等のデメリットもあるが、実施の形態1の構成では使用者がOFFの位置としたつもりが、スティック着脱の位置になっており、不都合が生じる可能性も新たに出てくるが、本実施の形態はこれをも解消することができる。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載の発明によれば、スティックの取り外しの際には、必ず塵埃を吸引するモータがOFFとなっているので、必要なものまで吸い込むことがない。
【0020】
また、請求項2に記載の発明によれば、上記の効果に加え、掃除機本体に設けられたON・OFFスイッチの操作ミスで、スティックが不要にはずれることを防止できる。さらに、スティックの着脱スイッチが予期せぬ状態で押され、掃除機本体が不用意に倒れることにより起こりうる危険性を減じることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の掃除機の全体図
【図2】 同掃除機のSWレバーOFF時の要部断面図
【図3】 同掃除機のSWレバーON時の要部断面図
【図4】 同掃除機のスティック着脱時の要部断面図
【図5】 本発明の他の実施の形態を示す要部断面図
【符号の説明】
1 掃除機本体
2 床ノズル
3 スティック
4 グリップ
5 手元スイッチ
6、20 SWレバー(ON・OFFスイッチ)
7 蓋
11 連絡棒
12 バネ
13 SWガイド
14 起動スイッチ
15 ロックツメ
16 着脱スイッチ
Claims (2)
- 粉塵の吸い込み動作を行うモータと集められた粉塵を収める集塵室と前記モータをON、OFF動作させると共にその端から順にONの位置、OFFの位置、OFF且つスティック着脱の位置の3つの位置が切り換え可能なON・OFFスイッチとを備えた掃除機本体と、前記掃除機本体の下部に配設された床ノズルと、前記掃除機本体の上部に設けられた着脱式のスティックと、前記スティックの上部に設けられたグリップとを備えたスティック型掃除機であり、前記掃除機本体に設けられたON・OFFスイッチをOFF且つスティック着脱の位置に切り換えたときに、前記着脱式のスティックのロックを解除し、前記スティックを前記掃除機本体から取り外し可能としたことを特徴とするスティック型掃除機。
- 粉塵の吸い込み動作を行うモータと集められた粉塵を収める集塵室と前記モータをON、OFF動作させると共にONの位置、OFFの位置が切り換え可能なON・OFFスイッチとを備えた掃除機本体と、前記掃除機本体の下部に配設された床ノズルと、前記掃除機本体の上部に設けられた着脱式のスティックと、前記スティックの上部に設けられたグリップと、前記ON・OFFスイッチがONの位置にあるときには操作不能で、前記着脱式のスティックのロックを解除する着脱スイッチとを備えたスティック型掃除機であり、前記掃除機本体に設けられたON・OFFスイッチがOFFの位置にある際に、前記着脱スイッチを押すことで、前記着脱式のスティックのロックを解除し、前記スティックを前記掃除機本体から取り外し可能としたことを特徴とするスティック型掃除機。
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