JP2014100311A - 電気掃除機 - Google Patents

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洋光 市川
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Abstract

【課題】良好な作業性で管部を安定的に掃除機本体に保持できるとともに、高さが低い隙間を掃除する際の操作性を確保できる電気掃除機を提供する。
【解決手段】床ブラシ23は、ケース体31と、直管状の接続管32と、凸部53とを有する。ケース体31は、載置面Fに対向可能な底面部35aを備える。接続管32は、ケース体31に対して一端側が軸と交差する方向および軸回り方向に回動可能に接続され他端側が延長管22と接続される。凸部53は、接続管32の係止部49と同側に突設される。係止部49は、接続管32に軸方向に沿って突設される。凸部53は、接続管32をケース体31に対して軸回り方向に回動させることで、ケース体31の底面部35a側と同側に位置しケース体31との干渉によりケース体31と接続管32との角度を側方から見て0より大きい所定角度以上に規制する干渉位置と、ケース体31に対して干渉しない非干渉位置とに切り換え可能である。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、掃除機本体と、この掃除機本体に接続される管部とを備えた電気掃除機に関する。
従来、例えば電動送風機を収容した掃除機本体と、この掃除機本体に連通接続される管部とを備えた、いわゆるキャニスタ型の電気掃除機がある。
このような電気掃除機の管部は、ホース体と、このホース体の先端側の手元操作部に接続される長尺状の延長管と、この延長管の先端側に接続される吸込口体としての床ブラシとを備えている。この床ブラシは、被掃除面としての床面に対向する下部に吸込口が開口された横長のケース体と、このケース体に対して回動可能に接続された回転管としての接続管とを有している。そして、使用者が電動送風機を駆動させ、手元操作部によって床ブラシを床面上で前後に走行させることで、床面上の塵埃を吸込口から空気とともに吸い込んで掃除機本体などの集塵部に捕集するようになっている。
掃除の際には、一般的な床面だけでなく、例えば家具の下部の隙間など、高さが低い隙間の床面の掃除が必要となることがある。そこで、このような高さが低い隙間に対して床ブラシを容易に挿入して掃除できるようにすることが望まれる。
また、キャニスタ型の電気掃除機においては、管部が長尺であるため、例えば収納時、あるいは掃除を一時的に中断するときなど、この管部を安定的に掃除機本体に保持できるようにすることが望まれる。
特開2000−51126号公報 特開2000−93367号公報 特開2007−313007号公報
上記特許文献1記載の構成では、接続管(延長管)を床ブラシのケース体に対して軸回り方向に回動可能とし、このように軸回り方向に回動させることで、床ブラシのケース体に対して上方へと傾斜する接続管や延長管をケース体と同程度の高さに寝かせることで、高さが低い隙間に対して床ブラシのケース体および接続管(延長管)を容易に挿入できるようにしている。このように接続管を軸回り方向に回動させる構成とする場合、接続管が予め屈曲した構成、あるいは接続管が所定角度以上回動しない構成としていると、接続管(延長管)を寝かせたときに、この接続管(延長管)がケース体の前後方向に対して斜め方向や横方向に延びることとなる。そのため、手元操作部を把持する作業者の手元を前後に動かしたときに、床ブラシには、この床ブラシを最も容易に走行させることができる前後方向に対して傾斜(交差)した方向に力が加わることとなるため、床ブラシを床面上で走行させにくくなり、操作性が良好でない。
この点、例えば特許文献2記載の構成のように、接続管を直管状に形成し、ケース体に対して接続管を軸回り方向に回動させても、接続管(延長管)がケース体に対して傾斜しないようにする構成が考えられる。
しかしながら、このようにケース体と接続管とが一直線上に位置する構成とした場合、例えば特許文献3記載の構成のように、延長管に設けた係止部を掃除機本体に設けた被係止部に対して上方から挿入係止して床ブラシを掃除機本体の載置面上に載置する、いわゆるスタンド収納状態とするときに、接続管(延長管)に対して一直線上に位置するケース体の先端が掃除機本体の載置面に当接して突っ張り、係止部を被係止部に挿入する位置まで下げることができない場合があるなど、作業性が低下するおそれがある。
本発明が解決しようとする課題は、良好な作業性で管部を安定的に掃除機本体に保持できるとともに、高さが低い隙間を掃除する際の操作性を確保できる電気掃除機を提供することである。
実施形態の電気掃除機は、掃除機本体と管部とを有している。掃除機本体は、電動送風機および被係止部を備える。また、管部は、ホース体、このホース体の先端側に接続される直管状の延長管、この延長管の先端側に接続される吸込口体、および、被係止部に挿入係止される係止部を備え、電動送風機の吸込側に連通してホース体が掃除機本体に接続される。この電気掃除機は、被係止部に係止部を挿入係止することで掃除機本体が載置された載置面上に吸込口体が載置される所定状態となる。また、吸込口体は、ケース体と、直管状の回転管と、凸部とを有する。ケース体は、載置面に対向可能な底面部を備える。また、回転管は、ケース体に対して一端側が軸と交差する方向および軸回り方向に回動可能に接続され他端側が延長管と接続される。また、凸部は、回転管の係止部と同側に突設される。また、係止部は、延長管と回転管とのいずれかに軸方向に沿って突設される。さらに、凸部は、回転管をケース体に対して軸回り方向に回動させることで、ケース体の底面部側と同側に位置しケース体と干渉可能な干渉位置と、ケース体に対して干渉しない非干渉位置とに切り換え可能である。そして、凸部が干渉位置のとき、ケース体と回転管とは、凸部とケース体との干渉により側方から見て所定の傾斜角度に設定される。
第1の実施形態の電気掃除機の係止部を被係止部に挿入係止する動作を(a)ないし(c)の順に示す側面図である。 同上所定状態とした電気掃除機を示す斜視図である。 (a)は凸部が干渉位置となった吸込口体を後方から示す斜視図、(b)は同上凸部が非干渉位置となった吸込口体を後方から示す斜視図である。 (a)は凸部が干渉位置となった吸込口体を上方から示す平面図、(b)は同上凸部が非干渉位置となった吸込口体を上方から示す平面図である。 同上電気掃除機を示す斜視図である。 第2の実施形態の電気掃除機の吸込口体の凸部のケース体への干渉状態を後方から示す斜視図である。 同上吸込口体の退避部の退避状態を後方から示す斜視図である。
以下、第1の実施形態の構成を図1ないし図5を参照して説明する。
図5において、11はいわゆるキャニスタ型の電気掃除機を示し、この電気掃除機11は、掃除機本体12と、この掃除機本体12に対して着脱可能に接続される風路形成体である管部13とを有している。
そして、図1ないし図5に示すように、掃除機本体12は、中空状の本体ケース15と、この本体ケース15の両側に回転可能に軸支された大径の走行輪16と、本体ケース15の下部に旋回可能に取り付けられた図示しない小径の旋回輪とを備え、これら走行輪16と旋回輪とにより被掃除面としての床面上を旋回および走行可能である。また、本体ケース15の内部には、電動送風機18、この電動送風機18の動作を制御する図示しない本体制御部、および、これら電動送風機18および本体制御部などに給電するためのコードリール装置、あるいは二次電池などの電源部などが収容されている。さらに、この本体ケース15の内部には、電動送風機18の吸込側に連通しこの電動送風機18の駆動により吸い込んだ塵埃を捕集する図示しない集塵部が区画されている。また、本体ケース15の前部には、集塵部に連通するとともに管部13の基端側が接続される本体吸込口19が開口形成されている。さらに、本体ケース15には、管部13が係止される被係止部20が凹設されている。この被係止部20は、スタンドホルダなどとも呼ばれ、本実施形態では、例えば本体ケース15(掃除機本体12)の下部、すなわち床面上を走行する際(掃除状態時)に床面に対向する位置に設けられている。また、この被係止部20の後縁部には、管部13を受ける例えば板状などの係止片部20aが前側に向けて突設されている。したがって、この係止片部20aは、掃除機本体12(本体ケース15)の前側、すなわち本体吸込口19側を上側とした状態で被係止部20の下部から上方に向けて突出している。換言すれば、この係止片部20aは、被係止部20に管部13が挿入係止される状態での管部13の挿入側に向けて突出している。
また、管部13は、ホース体21と、このホース体21に対して着脱可能な例えば合成樹脂製の直管状の延長管22と、この延長管22に対して着脱可能な吸込口体としての床ブラシ23とを備えている。
ホース体21は、可撓性を有するホース部25と、このホース部25の基端側(下流側)に設けられ本体吸込口19に接続される接続管部26と、ホース部25の先端側(上流側)に設けられた手元操作部27とを有している。
手元操作部27には、延長管22の基端側(下流側)が着脱可能に接続される。また、この手元操作部27には、使用者が把持する把持部28が基端側に突出して形成されており、この把持部28には電動送風機18の動作モードを本体制御部に設定するための設定ボタン29が配置されている。
また、床ブラシ23は、床面上を走行することにより床面上の塵埃を吸い込むものである。なお、以下、前後方向および左右方向(両側方向、幅方向)はこの床ブラシ23の走行方向を基準とする。そして、この床ブラシ23は、左右方向に延びる長手状、すなわち横長に形成されたケース体31と、このケース体31の後部に回転可能に接続され延長管22の先端側(上流側)に着脱可能に接続される回転管としての接続管32とを備えている。
ケース体31は、例えば剛性を有する合成樹脂などにより成形された複数のケース部材を組み合わせて構成されており、横長で、かつ、上下方向の寸法が前後方向および左右方向の寸法よりも小さい、扁平な形状のケース体本体35と、このケース体本体35の左右方向の中央部の後部に突出する回転管受け部としての支持受け部36とを一体的に備えている。
ケース体本体35の床面に対向する底面部35aには、図示しない吸込口が開口されている。この吸込口には、回転により床面の塵埃を掻き取る(掻き出す)回転清掃体としての回転ブラシが回転可能に配置されている。また、ケース体本体35の底面部35aには、ケース体31(床ブラシ23)を前後方向に走行させるための吸込口体用走行輪としてのブラシ走行輪が前後方向に沿って回転可能に配置されている。すなわち、このブラシ走行輪は、左右両側方向に沿って回転軸を有している。さらに、ケース体本体35の内部には、回転ブラシを回転駆動させる駆動手段としてのモータ、このモータの駆動力を回転ブラシに伝達する伝達手段としてのプーリおよびタイミングベルト、および、モータの駆動を制御する制御回路部などが収容されている。そして、このケース体本体35の後部の中央部には、吸込口と連通し接続管32の上流側が挿入接続される接続口としての嵌合開口38が開口されている。
また、支持受け部36は、ケース体本体35よりも幅寸法および上下寸法が小さく形成されており、回転管受け部本体としての支持受け部本体41と、この支持受け部本体41の後部の中央部に突出する当接受け部としての突出部42とを一体的に備え、平面視で凸字状となっている。そして、この支持受け部36は、嵌合開口38よりも下側の位置に配置されており、上部に、嵌合開口38の周縁部に沿って球面状に窪んだ窪み部43が支持受け部本体41および突出部42の前部に亘って形成されている。
支持受け部本体41は、平面視で四角形状に形成されており、下面をケース体本体35の下面と略面一としてこのケース体本体35から突出している。また、この支持受け部本体41は、嵌合開口38よりも左右方向に延びて形成されている。
また、突出部42は、支持受け部本体41と略等しい上下寸法に形成されているとともに、この支持受け部本体41よりも左右寸法が小さく形成された、平面視で四角形状となっている。さらに、この突出部42は、下面をケース体本体35および支持受け部本体41の下面と略面一として支持受け部本体41から突出している。また、この突出部42は、嵌合開口38と略等しい左右寸法に形成されており、嵌合開口38の後方に離間された位置で、この嵌合開口38と左右両側方向の位置を合わせて配置されている。そして、この突出部42の当接面である上面42aは、平坦状に形成されている。
一方、接続管32は、長尺の直管円筒状に形成されており、円筒状の接続部45を介してケース体31のケース体本体35に対して一端側である上流端側(前端側)が軸回り方向(軸心の周囲)に回動可能に接続されているとともに、この接続部45に、軸に対して交差する方向に回動可能に軸支されている。また、この接続管32は、他端側である下流端側(後端側)が延長管22の上流端(先端)に着脱可能に接続される。さらに、この接続管32は、接続部45に対して軸方向と直交する方向に沿う回動軸により回動可能に軸支されている被軸支部46と、この被軸支部46と連通して長尺状に延びる円筒状の本体部47と、この本体部47の後端部から同軸状に突出する円筒状の被挿入部48と、本体部47の後端部に突設された係止部49とを一体的に備えている。
接続部45は、接続管32の一端側である前側(上流側)に位置するもので、前後方向(水平方向)に沿って軸方向を有し接続管32よりも軸寸法が短い円筒状に形成され、ケース体31の嵌合開口38に挿入嵌合されてケース体31(ケース体本体35)に抜け止めされた状態で軸支され、軸回り、すなわち軸心の周囲(周方向)に回転可能となっている。また、この接続部45の下流側である後側には、接続部45に対して接続管32が回動したときの干渉を避けるための回動用切欠部51が軸方向に対して交差する方向に沿って切り欠き形成されている。
また、被軸支部46は、接続部45に内包されており、後端部が回動用切欠部51から露出している。
また、本体部47は、制御回路部などと電気的に接続された図示しない電気部を上部の内部に備えている。さらに、本体部47の後端部には、被挿入部48の上方に位置して、電気部と電気的に接続された図示しない一対の接続ピンが突出して配置されている。これら接続ピンは、接続管32を延長管22の先端側に接続する際の位置決めとなるとともに、この接続により床ブラシ23側を延長管22側(ホース体21および掃除機本体12側)と電気的に接続するものである。さらに、本体部47の背面側、すなわちケース体31の突出部42に対向する下部には、舌片状の凸部53が径方向に沿って下方に突設されている。
この凸部53は、ケース体31のケース体本体35の底面部35a側と同側、すなわち本体部47の下側に位置する状態では、この位置で接続管32をケース体31に対して軸と交差する一方向である下方向へ回動させたときにケース体31の突出部42(突出部42の上面42a)と干渉することでケース体31に対する接続管32の相対的に下方向への回動を規制し、ケース体31と接続管32との角度(ケース体31の前後方向と接続管32の軸方向がなす角度)を側方(左右方向のいずれか一側)から見て所定の傾斜角度に設定する。換言すれば、凸部53がケース体31の突出部42と干渉することで、ケース体31と接続管32とは、側方から見て一直線上に位置しないように傾斜した状態となっている。すなわち、この凸部53の干渉位置において、接続管32は、ケース体31の前後方向(接続部45の軸方向)と接続管32の軸方向とが常時互いに交差しており、一直線上となることがない。また、この凸部53は、接続管32をケース体31に対して軸回り方向へ所定角度、例えば90°回動させた位置では、接続管32(本体部47)の側方に位置してケース体31の突出部42への対向が解除され、ケース体31の突出部42の上方に離間されて位置し、この位置で接続管32をケース体31に対して軸と交差する方向へ回動(左右回動)させてもケース体31と干渉しない状態となっている。したがって、この凸部53は、ケース体31に対する接続管32の軸回り方向への回動により、ケース体31に対して干渉可能な干渉位置(図3(a)、図4(a))と、ケース体31に対して干渉しない非干渉位置(図3(b)、図4(b))とに切り換え可能となっている。
また、被挿入部48は、本体部47よりも外径が小さく形成され、接続管32を延長管22の先端側に接続する際にこの延長管22の内部に挿入される部分である。
また、係止部49は、スタンドストッパなどとも呼ばれ、本体部47の背面側である下部、すなわち凸部53と同側に位置しており、接続管32の軸方向に沿ってケース体31側である上流側に向けて鉤状(側面から見てL字状)に屈曲して突出している。さらに、この係止部49は、接続管32の径方向に対して凸部53よりも突出した位置となっているとともに、接続管32を軸回り方向に回動させて凸部53を非干渉位置とした状態では、ケース体31の両側よりも突出しない位置となっている。したがって、この係止部49は、掃除機本体12の被係止部20に対して、凸部53を干渉位置とした状態で、接続管32(延長管22)の軸方向、換言すれば掃除機本体12の本体ケース15の下部に沿って上方から下方へと挿入されて係止されるようになっている(図1(a)ないし図1(c))。
そして、接続管32は、接続部45の回動用切欠部51に沿って軸に対して交差する方向に回動可能となっている。したがって、例えば接続管32がケース体31に対して軸回り方向に回動していない中立位置(通常掃除に使用する位置(干渉位置))では、接続管32は、上下方向に回動可能であり、接続管32がケース体31に対して例えば90°、軸回り方向(軸心の周囲)に回動した位置(高さが低い隙間の掃除に使用する位置(非干渉位置))では、接続管32は、左右方向に回動可能となる。
次に、上記第1の実施形態の動作を説明する。
掃除の際には、まず、使用者は、掃除機本体12の本体吸込口19に、接続管部26を介してホース体21を連通接続し、このホース体21の先端側の手元操作部27に、延長管22および床ブラシ23を順次連通接続する。
次いで、床ブラシ23を床面上に載置する。このとき、床ブラシ23の接続管32は、接続部45の回動用切欠部51により、上下方向に回動可能となる。そのため、凸部53が下方に位置してケース体31の突出部42(上面42a)と対向し、接続管32が下方へと回動したときに突出部42(上面42a)と干渉(当接)することで、接続管32の下方への回動を規制する。したがって、接続管32は、側方から見て、ケース体31に対して後方上側に所定の傾斜角度以上に傾斜する(図3(a))。このため、係止部49が床面から離間され、この床面を傷付けることがない。
この後、電源部から本体制御部および電動送風機18へと給電可能な状態として、把持部28を把持した使用者が所定の設定ボタン29を操作すると、この設定ボタン29により設定された動作モードに応じて本体制御部が電動送風機18の入力を制御して、電動送風機18が駆動される。
次いで、使用者は、床ブラシ23を床面上で前後に走行させることで、電動送風機18の駆動による負圧によって、床ブラシ23の先端側の吸込口から塵埃を空気とともに吸い込む。
また、例えば家具の下など、上下方向に狭い隙間などを掃除する際には、使用者は、把持部28を例えば反時計回り方向に90°ひねり、延長管22を介して接続管32を軸回りに90°回動させて非干渉位置とする(図3(b))。この位置において、接続管32は、凸部53が側方に位置してケース体31と対向せず、この接続管32と接続された延長管22を含み、水平に寝た状態となり、接続部45の回動用切欠部51により、左右方向に回動可能となる。しかも、この接続管32(延長管22)は、非干渉位置となった凸部53により回動角度の規制を受けないため、接続部45の軸方向、すなわちケース体31の前後方向(接続部45の軸方向)に対して略平行に軸方向を有し、ケース体31の両側方向に対して略直交した状態とすることが可能となる。すなわち、床ブラシ23は、ケース体31と接続管32とを上方から見てT字状とすることが可能となる(図4(b))。そして、使用者は、接続管32(延長管22)を寝かせた状態で隙間に床ブラシ23を挿入し、この隙間の床面上で前後に走行させて塵埃を吸込口から吸い込む。このとき、使用者が手元操作部27(把持部28)を前後に操作すると、この操作方向が床ブラシ23の前後方向と略一致することで、床ブラシ23を床面上で容易に走行させることができる。
さらに、使用者は、床面の種類に応じて、回転ブラシを適宜回転させる。このとき、使用者が所定の設定ボタン29を操作すると、この設定ボタン29の操作に応じて制御回路部がモータの入力を制御してモータが駆動され、このモータの駆動がプーリおよびタイミングベルトを介して回転ブラシに伝達されることで、回転ブラシが回転し、床面の塵埃を除去する。
そして、床ブラシ23から塵埃とともに吸い込まれた空気は吸込風となり、延長管22およびホース体21を介して、塵埃を本体吸込口19から集塵部へと運び、この集塵部にて塵埃を捕集する。
この後、塵埃が除去された吸込風は電動送風機18へと吸い込まれ、この電動送風機18を通過して排気風となり、掃除機本体12の後部などに設けられた図示しない排気口から掃除機本体12の外部へと排気される。
掃除が終了し、電気掃除機11を収納する際には、設定ボタン29を操作することで、本体制御部が電動送風機18を停止させる。
次いで、掃除機本体12を、床面などの載置面F上で前側(本体吸込口19側)を上側とするように起こす。この状態で、被係止部20が掃除機本体12の側方に露出する。なお、この被係止部20の載置面Fからの高さは、ケース体31の前端から凸部53までの距離よりも大きく設定されている。そして、この露出した被係止部20に対して、ホース体21のホース部25を延長管22の周囲に巻き付けながら、管部13の係止部49を上方から挿入する。
このとき、係止部49は、ケース体31と掃除機本体12(本体ケース15)との干渉を避けるために、接続管32をケース体31に対して軸回り方向に適宜回動させて凸部53が干渉位置となるようにする。このため、接続管32の凸部53がケース体31の突出部42(突出部42の上面42a)と干渉することで、ケース体31が接続管32の軸方向に対して反掃除機本体12(反本体ケース15)側に相対的に回動して予め所定の傾斜角度に傾斜した状態となる。換言すれば、ケース体31は、底面部35aが載置面Fに対して傾斜状に対向した状態となる。したがって、係止部49を被係止部20に対して上方から挿入する作業により、ケース体31の前側が載置面Fと接触するときに、ケース体31が載置面Fに対して垂直状に当接することがなく、予め傾斜したケース体31が載置面Fに沿って掃除機本体12(本体ケース15)から離反する方向に円滑に回動して、底面部35aが載置面F上に載置される(図1(a)ないし図1(c))。そして、掃除機本体12の被係止部20の係止片部20aに管部13の係止部49が係止された所定状態(収納状態)で電気掃除機11が収納可能となる。
上述したように、上記第1の実施形態によれば、床ブラシ23の接続管32に係止部49と同側に突設した凸部53が、接続管32をケース体31に対して軸回り方向に回動させることで、ケース体31の底面部35a側と同側に位置してケース体31(突出部42)と干渉可能な干渉位置と、ケース体31に対して干渉しない非干渉位置とに切り換え可能とし、凸部53が干渉位置のとき、ケース体31と接続管32とが、凸部53とケース体31(突出部42)との干渉により側方から見て所定の傾斜角度に設定されることにより、凸部53を干渉位置とすることで良好な作業性で管部13を安定的に掃除機本体12に保持できるとともに、凸部53を非干渉位置とすることで、高さが低い隙間を掃除する際の操作性を確保できる。
次に、第2の実施形態を図6および図7を参照して説明する。なお、上記第1の実施形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第2の実施形態は、上記第1の実施形態のケース体31の突出部42上に、干渉位置で凸部53と干渉可能であり、かつ、所定以上の荷重が加わったときに凸部53に対して下方へと退避する退避部56を備えるものである。
この退避部56は、例えば四角形板状に形成され、突出部42の上側に切り欠き形成されたガイド部としての切欠部58内に嵌合されている。また、この退避部56は、切欠部58内に取り付けられた付勢手段としてのコイルばね59によって上方(接続管32側)に向けて付勢され、この付勢された状態で突出部42の上面42aと略面一となっている。
このため、床ブラシ23の接続管32を接続部45の回動用切欠部51により上下方向に回動可能とした状態で床ブラシ23を床面上に載置したときなどには、凸部53が下方に位置してケース体31の突出部42(上面42a)と対向し、接続管32が下方へと回動したときに突出部42(退避部56)と干渉(当接)することで、接続管32の下方への回動を規制するので、接続管32は、側方から見て、ケース体31に対して後方上側に所定の傾斜角度以上に傾斜する。
そして、例えば、この状態から接続管32(延長管22)を下方へと回動させようとした場合などには、コイルばね59の付勢に抗して退避部56が切欠部58内に沿って凸部53に対して下方にスライドして退避する。
すなわち、凸部53の下方でかつ突出部42の上方の位置に、仮に誤って指などの異物Aを挟んだ場合などに、接続管32を下方に回動させても、退避部56が切欠部58内に沿って下方へと退避するので、異物Aに過大な荷重が加わることがない(図6、図7)。
なお、上記各実施形態において、係止部49は、例えば延長管22の先端側などに設けてもよい。
また、被係止部20は、本体ケース15(掃除機本体12)の任意の位置に設けることが可能であり、例えば掃除機本体12の後部などに設けてもよい。
そして、以上説明した少なくとも1つの実施形態では、床ブラシ23の接続管32に係止部49と同側に突設した凸部53が、接続管32をケース体31に対して軸回り方向に回動させることで、ケース体31の底面部35a側と同側に位置してケース体31(突出部42)と干渉可能な干渉位置と、ケース体31に対して干渉しない非干渉位置とに切り換え可能とするとともに、凸部53が干渉位置のとき、ケース体31と接続管32とが、凸部53とケース体31との干渉により側方から見て所定の傾斜角度に設定されるようにした。このため、電気掃除機11を、管部13を掃除機本体12に係止保持した所定状態、例えば収納状態とする際には、凸部53を干渉位置とした状態で係止部49を被係止部20に対して上方から載置面F側である下方に向けて挿入係止すると、接続管32に対して所定の傾斜角度に傾斜したケース体31が載置面Fと接触することにより、挿入に従ってケース体31が円滑に回動して載置面F上に底面部35aを載置した状態となるので、係止部49の被係止部20への挿入係止の際にケース体31が載置面Fに対して突っ張ることがなく、良好な作業性で管部13を安定的に掃除機本体12に保持できる。
また、高さが低い隙間を掃除する際には、接続管32(延長管22)を軸回り方向に回動させて凸部53を非干渉位置とすると、接続管32(延長管22)をケース体31に対して略平行に寝かせた状態でケース体31の前後方向と接続管32(延長管22)の軸方向とが略一致した状態とすることができるので、手元操作部27(把持部28)の操作によって床ブラシ23を容易に前後に走行させることができ、操作性を確保できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 電気掃除機
12 掃除機本体
13 管部
18 電動送風機
20 被係止部
21 ホース体
22 延長管
23 吸込口体としての床ブラシ
31 ケース体
32 回転管としての接続管
35a 底面部
49 係止部
53 凸部
56 退避部
F 載置面

Claims (2)

  1. 電動送風機および被係止部を備えた掃除機本体と、ホース体、このホース体の先端側に接続される直管状の延長管、この延長管の先端側に接続される吸込口体、および、前記被係止部に挿入係止される係止部を備え、前記電動送風機の吸込側に連通して前記ホース体が前記掃除機本体に接続される管部とを具備し、前記被係止部に前記係止部を挿入係止することで前記掃除機本体が載置された載置面上に前記吸込口体が載置される所定状態となる電気掃除機であって、
    前記吸込口体は、
    載置面に対向可能な底面部を備えたケース体と、
    このケース体に対して一端側が軸と交差する方向および軸回り方向に回動可能に接続され他端側が前記延長管と接続される直管状の回転管と、
    この回転管の前記係止部と同側に突設された凸部とを有し、
    前記係止部は、前記延長管と前記回転管とのいずれかに軸方向に沿って突設され、
    前記凸部は、前記回転管を前記ケース体に対して軸回り方向に回動させることで、前記ケース体の底面部側と同側に位置し前記ケース体と干渉可能な干渉位置と、前記ケース体に対して干渉しない非干渉位置とに切り換え可能であり、
    前記凸部が前記干渉位置のとき、前記ケース体と前記回転管とは、前記凸部と前記ケース体との干渉により側方から見て所定の傾斜角度に設定される
    ことを特徴とした電気掃除機。
  2. ケース体は、干渉位置の凸部と干渉可能で、所定以上の荷重が加わったときに前記凸部に対して退避する退避部を備えている
    ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
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JP2019141734A (ja) * 2019-06-06 2019-08-29 三菱電機株式会社 掃除具及びバキューム掃除機
JP2020065636A (ja) * 2018-10-23 2020-04-30 シャープ株式会社 電気掃除機の吸込口体

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