JP2018015323A - 電気掃除装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電気掃除機をよりコンパクトな収納状態とすることができる電気掃除装置を提供する。
【解決手段】電気掃除装置10は、電気掃除機11と、収納装置12とを有する。電気掃除機11は、掃除機本体15と、長尺状の風路体16とを備える。掃除機本体15は、電動送風機23を収納する。風路体16は、掃除機本体15に接続されて電動送風機23の吸込側と連通する。収納装置12は、上下方向に沿う設置面Pに取り付けられる。収納装置12は、電気掃除機11を上下方向に沿う収納状態で、かつ、風路体16の先端側が基端側に対して設置面P側に接近するように保持する。
【選択図】図1
【解決手段】電気掃除装置10は、電気掃除機11と、収納装置12とを有する。電気掃除機11は、掃除機本体15と、長尺状の風路体16とを備える。掃除機本体15は、電動送風機23を収納する。風路体16は、掃除機本体15に接続されて電動送風機23の吸込側と連通する。収納装置12は、上下方向に沿う設置面Pに取り付けられる。収納装置12は、電気掃除機11を上下方向に沿う収納状態で、かつ、風路体16の先端側が基端側に対して設置面P側に接近するように保持する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、電気掃除機を上下方向に沿う収納状態で収納装置に保持する電気掃除装置に関する。
従来、二次電池を内蔵し、この二次電池を電源として動作する、いわゆるコードレスタイプの電気掃除機がある。この電気掃除機は、掃除機本体に対して長尺状の風路体が着脱可能に接続される。そして、この電気掃除機は、使用しないときには壁などに設置した収納装置に掛けておくことで収納できる。
この電気掃除機は、掃除機本体に風路体を接続したまま収納可能とすることで、非使用時に風路体を掃除機本体から取り外したり、使用時に掃除機本体に風路体を再度接続したりするなどの煩雑な作業が不要となる。一方で、長尺状の風路体を掃除機本体に接続した電気掃除機は、壁などの収納装置の設置面に対して略平行な状態で配置されると、風路体の先端に位置する床ブラシなどが生活の邪魔となるおそれがある。
本発明が解決しようとする課題は、電気掃除機をよりコンパクトな収納状態とすることができる電気掃除装置を提供することである。
実施形態の電気掃除装置は、電気掃除機と、収納装置とを有する。電気掃除機は、掃除機本体と、長尺状の風路体とを備える。掃除機本体は、電動送風機を収納する。風路体は、掃除機本体に接続されて電動送風機の吸込側と連通する。収納装置は、上下方向に沿う設置面に取り付けられる。そして、この収納装置は、電気掃除機を上下方向に沿う収納状態で、かつ、風路体の先端側が基端側に対して設置面側に接近するように保持する。
以下、一実施形態の構成を図1ないし図6を参照して説明する。
図5において、10は電気掃除装置を示し、この電気掃除装置10は、電気掃除機11と、この電気掃除機11を掃除しない非使用時に上下方向に沿う収納状態で収納支持する支持装置としての収納装置(収納台)12とを備えている。
図1ないし図5に示す電気掃除機11は、掃除機本体15と、この掃除機本体15に接続された長尺状の風路体16とを備えた、いわゆるスティック型のコードレス電気掃除機である。
掃除機本体15は、本体部21を備えている。また、この掃除機本体15は、本体部21に対して着脱可能な集塵部(集塵装置)22を備えている。さらに、この掃除機本体15は、電動送風機23を備えている。また、この掃除機本体15は、電動送風機23の動作を制御する制御手段(制御部)24を備えている。さらに、この掃除機本体15は、電動送風機23および制御手段24などの電源となる電源部としての電池である二次電池25を備えている。また、この掃除機本体15は、風路体16が接続される本体接続口26を備えている。さらに、この掃除機本体15は、この掃除機本体15(電気掃除機11)を保持するための人体接触部としての本体保持部であるハンドル(把持部)27を備えている。また、この掃除機本体15は、電動送風機23の動作モードを設定する設定手段としての設定ボタン28を備えている。さらに、この掃除機本体15は、二次電池25の充電用の図示されないケーブルが着脱可能に接続されるケーブル接続口(DCジャック)29を備えている。また、この掃除機本体15は、集塵部22とそれぞれ連通する図示されない第1連通口と第2連通口とを備えている。さらに、この掃除機本体15は、電動送風機23の排気を排出する排気口33を備えている。また、この掃除機本体15は、収納装置12に係止される第1被係止部37および第2被係止部38を備えている。そして、この掃除機本体15の内部には、本体接続口26と第1連通口とを連通し、第2連通口と電動送風機23の吸込側とを連通し、この電動送風機23の排気側と排気口33とを連通するように風路が形成されている。
なお、電気掃除機11は、本体接続口26を下方に傾斜させて向けた図6に示す状態が使用状態、本体接続口26を上下方向に沿わせた図1に示す状態が収納状態となるが、説明をより明確にするため、以下、電気掃除機11は、収納状態を基準として上下方向、前後方向および左右方向を説明する。すなわち、矢印Uおよび矢印D方向を上下方向、矢印FR方向および矢印RR方向を前後方向、および、矢印L方向および矢印R方向を左右方向と定義する。
図2に示す本体部21は、全体として上下に長手状に形成されている。この本体部21には、電動送風機23、制御手段24、二次電池25がそれぞれ収容されている。また、この本体部21には、本体接続口26が開口されている。さらに、この本体部21には、ハンドル27が突設されている。また、この本体部21には、ケーブル接続口29が開口されている。さらに、この本体部21には、第1連通口および第2連通口が開口されている。また、この本体部21には、排気口33が開口されている。さらに、この本体部21には、第1被係止部37および第2被係止部38がそれぞれ凹設されている。そして、この本体部21は、下部に位置し上下方向に沿って延びる第1本体部42と、上部に位置し上下方向に沿って延びる第2本体部43と、これら第1本体部42と第2本体部43とを連結する連結本体部としての傾斜本体部44とを備えている。また、この本体部21には、集塵部22を取り付け保持する取付保持部45が設けられている。
第1本体部42は、上下方向に沿って略直線状に形成されている。また、この第1本体部42は、本体接続口26の軸線A上に位置している。
第2本体部43は、第1本体部42に対して後方に位置している。すなわち、この第2本体部43は、本体接続口26の軸線Aに対して後方に位置している。また、この第2本体部43は、上下方向に沿って直線状に形成されている。したがって、この第2本体部43は、第1本体部42と略平行に形成されている。
傾斜本体部44は、下側前方から上側後方へと傾斜する直線に沿って形成されている。このため、本体部21は、略クランク状に屈曲して形成されている。したがって、掃除機本体15(本体部21)の使用状態での底部となる後部Bは、第1本体部42、傾斜本体部44および第2本体部43に亘って、略クランク状に屈曲している。すなわち、第1本体部42の後部B1および第2本体部43の後部B2が互いに平坦状に形成され、傾斜本体部44の後部B3が傾斜状に形成されている。また、第1本体部42の後部B1および第2本体部43の後部B2は、それぞれ本体接続口26の軸線Aに対して略平行となっている。
取付保持部45は、第1本体部42の上部、すなわち第1本体部42と傾斜本体部44との連続位置から前方に向けて突出されている。例えば、この取付保持部45は、前後方向に沿って直線状に形成されている。したがって、この取付保持部45は、掃除機本体15(本体部21)の長手方向に対して交差する方向に沿って延びている。また、この取付保持部45は、本体接続口26の軸線Aに対して前方に位置している。
集塵部22は、電動送風機23の吸込側に連通し、この電動送風機23の動作により吸い込んだ塵埃を捕集するものである。この集塵部22は、例えば電動送風機23の動作により空気とともに吸い込んだ塵埃を空気から遠心分離(サイクロン分離)する、サイクロン分離式の集塵カップである。この集塵部22は、この集塵部22を本体部21に係止するための集塵係止部47を備えている。この集塵係止部47は、本実施形態では例えば集塵部22の上端部に設けられているが、本体部21側に設けられていてもよい。本実施形態では、この集塵係止部47は、取付保持部45に係止保持される。さらに、この集塵部22は、図示されない集塵吸込口と集塵排気口とを備えている。これら集塵吸込口および集塵排気口は、集塵部22を本体部21に取り付けた状態で第1連通口および第2連通口と連通する。したがって、この集塵部22は、本体部21に取り付けた状態で電動送風機23の吸込側と連通される。また、この集塵部22は、本体部21に取り付けた状態で本体接続口26(風路体16)の下流側に接続される。
電動送風機23は、電動機とこの電動機により回動されるファンとを備えている。電動機は、例えばブラシレスモータが用いられる。また、この電動送風機23は、傾斜本体部44に収容されている。例えば、この電動送風機23は、傾斜本体部44に沿って、すなわち上下方向に対して前後に傾斜した状態で収容されている。したがって、この電動送風機23は、掃除機本体15(本体部21)の上下方向(長手方向)の略中央部に位置している。例えば、この電動送風機23は、本体接続口26の軸線Aと重なる位置に一部が位置している。
制御手段24は、例えばマイコンなどを備えた制御基板である。この制御手段24は、例えば電動送風機23などを設定ボタン28による使用者の設定にしたがって動作させる駆動制御部を備えている。
二次電池25は、例えば複数の電池を備える電池パックである。この二次電池25は、電動送風機23よりも重量が大きく、電気掃除機11中で最も重い重量物である。また、この二次電池25は、第2本体部43に収容されている。例えば、この二次電池25は、第2本体部43に沿って上下方向に配置されている。
本体接続口26は、風路体16と掃除機本体15とを連通する連通口である。この本体接続口26は、本体部21の下端部に位置している。すなわち、この本体接続口26は、掃除機本体15の下部に設けられている。例えば、この本体接続口26は、第1本体部42の下端部に開口されている。
ハンドル27は、掃除機本体15(本体部21)の前部に位置している。例えば、このハンドル27は、掃除機本体15(本体部21)の上部寄りに位置している。また、このハンドル27の前部には、設定ボタン28が配置されている。
設定ボタン28は、例えばハンドル27の下側寄りに位置している。この設定ボタン28は、ハンドル27を把持した使用者がその把持した手の親指などにより押し操作可能となっている。
ケーブル接続口29は、第2本体部43の上端部に位置している。したがって、このケーブル接続口29は、掃除機本体15(本体部21)の上部に位置している。このケーブル接続口29は、例えば円穴状に形成されている。なお、このケーブル接続口29に接続されるケーブルは、一端側に、ケーブル接続口29に挿入されるプラグが設けられている。また、このケーブルの他端側は、本実施形態では例えばAC−DCコンバータ(AC−DCアダプタ)を介して壁面などのコンセントに接続される。なお、ケーブルにAC−DCコンバータ(AC−DCアダプタ)を備える代わりに、制御手段24に商用交流電源などの外部電源から給電を受けて二次電池25を充電する定電流回路などの充電回路部を備える構成としてもよい。
第1連通口は、第1本体部42の前部に位置している。同様に、第2連通口は、第1本体部42の前部に位置している。したがって、これら第1連通口および第2連通口は、掃除機本体15(本体部21)の前部に位置している。そして、これら第1連通口と第2連通口とは、上下に並んで配置されている。さらに、これら第1連通口と第2連通口とは、本体部21に集塵部22を取り付けた状態で、集塵部22を介して互いに連通されるようになっている。
排気口33は、第1本体部42の両側部に位置している。したがって、この排気口33は、掃除機本体15の下側寄りに配置されている。なお、この排気口33は、図示されないフィルタにより覆われていてもよい。
第1被係止部37は、掃除機本体15(本体部21)の使用状態などでの底部となる後部Bに配置されている。例えば、この第1被係止部37は、掃除機本体15(本体部21)の後部Bのうち、第2本体部43の後部B2の上部に配置されている。さらに、この第1被係止部37は、本実施形態において、L字状の穴部となっている。
第2被係止部38は、掃除機本体15(本体部21)の底部となる後部Bに配置されている。例えば、この第2被係止部38は、掃除機本体15(本体部21)の後部Bのうち、傾斜本体部44の後部B3に配置されている。したがって、この第2被係止部38は、第1被係止部37に対して下方に離れた位置に配置されている。また、この第2被係止部38は、本実施形態において、略前後方向に沿って掃除機本体15(本体部21)に直線状に凹設された凹部である。
また、風路体16は、内部に風路を区画し、掃除機本体15に接続された状態で電動送風機23の吸込側と連通する。この風路体16は、長尺状の延長管51を備えている。また、この風路体16は、吸込口体を先端側(上流側)に備えていてもよい。この吸込口体としては、任意のものを用いることができるが、本実施形態では例えば吸込口体としての床ブラシ52が用いられる。そして、風路体16は、全体として略直線状に形成されている。
延長管51は、基端側が掃除機本体15に接続されて集塵部22と気密に接続されるようになっている。例えば、この延長管51は、基端側が本体接続口26に接続される。したがって、この延長管51は、本体接続口26の軸線Aに沿って直線状に位置する。また、この延長管51は、掃除機本体15(本体部21)に設けられたクランプ54によって着脱可能に保持される。
床ブラシ52は、ケース体56を備えている。また、この床ブラシ52は、接続管57を備えている。ケース体56は、横長、すなわち左右方向に長手状に形成されている。また、このケース体56には、被掃除面に対向する下部に、図示されない吸込口が開口されている。また、接続管57は、ケース体56に回動可能に接続されている。さらに、接続管57は、吸込口に連通し、延長管51の先端側に気密に接続される。そして、この床ブラシ52は、延長管51の先端側に接続される。例えば、この床ブラシ52は、接続管57が延長管51に挿入接続される。また、この床ブラシ52は、延長管51に設けられた床ブラシクランプ59により延長管51の接続が保持されるようになっている。
なお、電気掃除機11は、風路体16を取り外して掃除機本体15のみで使用することにより、本体接続口26を吸込口とするハンディ型(携帯型)の電気掃除機として用いることもできる。
一方、収納装置12は、壁面などの上下方向に沿う所定の設置面Pに設置される壁掛け台である。すなわち、この収納装置12は、電気掃除機11を吊り下げ支持するものである。以下、収納装置12は、鉛直な設置面Pに設置した状態を基準として上下方向、前後方向および左右方向をそれぞれ説明する。すなわち、この収納装置12についても、電気掃除機11と同様に、矢印Uおよび矢印D方向を上下方向、矢印FR方向および矢印RR方向を前後方向、および、矢印L方向および矢印R方向を左右方向と定義する。
この収納装置12は、設置面Pに取り付けられる収納装置本体である台座部61を備えている。また、この収納装置12は、規制部62を備えている。さらに、この収納装置12は、第1係止部63を備えている。また、この収納装置12は、第2係止部64を備えている。
台座部61は、収納装置12に取り付けられた収納状態の電気掃除機11の掃除機本体15(本体部21)の底部となる後部Bと対向する部分である。すなわち、この台座部61は、収納状態の電気掃除機11の掃除機本体15が重ねられる部分である。この台座部61は、例えば上下方向に沿って長手状に設けられている。また、この台座部61は、略板状に形成され、厚み方向を前後方向として設置面Pに固定される。さらに、この台座部61には、この台座部61を設置面Pに対して図示されないねじなどによって固定するための固定穴67が前後方向に貫通して設けられている。この固定穴67は、本実施形態では上下に離れて複数設けられている。また、この台座部61は、ガイド面68を備えている。さらに、この台座部61は、受け面69を備えている。
ガイド面68は、掃除機本体15(本体部21)の後部Bの一部が重ねられる部分である。例えば、このガイド面68は、掃除機本体15(本体部21)の後部Bのうち、第2本体部43の後部B2が重ねられる部分である。すなわち、このガイド面68は、収納状態の電気掃除機11の掃除機本体15の後部Bの上側部分が重ねられる部分である。このガイド面68は、収納状態の電気掃除機11の掃除機本体15(本体部21)の後部Bと対向する台座部61の前部に設けられている。また、このガイド面68は、本実施形態では、図4に示すように、下方に向かって設置面Pに接近するように傾斜している。このため、台座部61は、下方に向かって厚みが薄くなるように形成されている。
図3に示すように、受け面69は、掃除機本体15(本体部21)の後部Bの他の一部が重ねられる部分である。例えば、この受け面69は、掃除機本体15(本体部21)の後部Bのうち、傾斜本体部44の後部B3が重ねられる部分である。すなわち、この受け面69は、収納状態の電気掃除機11の掃除機本体15の後部Bの上下方向の略中央部が重ねられる部分である。この受け面69は、ガイド面68の下部に連続している。また、この受け面69は、規制部62の位置に配置されている。さらに、この受け面69は、前方向に向かって湾曲している。すなわち、この受け面69は、下方に向かって前方に突出するように湾曲している。
図5に示すように、規制部62は、電気掃除機11を収納装置12に取り付けて収納する際に電気掃除機11の掃除機本体15(本体部21)の左右方向の位置を規制するものである。この規制部62は、台座部61の下端部の両側に設けられている。すなわち、この規制部62は、収納装置12の下部両側に位置する。この規制部62は、図1に示すように、台座部61に対して、設置面Pから離れる前方向に突出している。
図1ないし図5に示す第1係止部63は、電気掃除機11の掃除機本体15に設けられた第1被係止部37と係止されるものである。この第1係止部63は、本実施形態において、前方斜め上に向かって先端側が屈曲するL字状の凸部となっている。すなわち、この第1係止部63は、電気掃除機11の前方への引っ張りに対して引っ掛かりを有するフック状となっている。
第2係止部64は、電気掃除機11の掃除機本体15に設けられた第2被係止部38にと係止されるものである。この第2係止部64は、第1係止部63よりも下方に位置している。さらに、この第2係止部64は、本実施形態において、例えば略直線状、または略円弧状などの凸部である。すなわち、この第2係止部64は、電気掃除機11の前方への引っ張りに対して引っ掛かりを有しない形状となっている。
次に、上記一実施形態の作用を説明する。
電気掃除機11を用いた掃除の際には、集塵部22を本体部21に装着した掃除機本体15に風路体16を接続する。この状態で、床ブラシ52が(延長管51、掃除機本体15の本体接続口26および第1連通口を介して集塵部22と連通するとともに、この集塵部22、掃除機本体15の第2連通口を介して)電動送風機23の吸込側と連通する。
そして、電気掃除機11では、ハンドル27を把持した使用者が床ブラシ52を被掃除面に載置し、ハンドル27の設定ボタン28を操作することで設定した動作で制御手段24が電動送風機23を駆動させるとともに、床ブラシ52を被掃除面上で前後方向や斜め方向などに交互に走行させながら、電動送風機23の駆動により生じた負圧を利用して被掃除面の塵埃を床ブラシ52の吸込口から空気とともに吸い込む。
この吸い込まれた含塵空気は、床ブラシ52から延長管51を介して掃除機本体15(本体部21)へと運ばれて集塵部22に吸い込まれ、この集塵部22にて塵埃が空気から分離される。この塵埃が分離された空気は集塵部22から本体部21へと排出され、電動送風機23に吸い込まれてこの電動送風機23を冷却した後、排気口33から掃除機本体15の外部へと排出される。なお、電気掃除機11は、風路体16を取り外して本体接続口26から直接塵埃を吸い込んで掃除することもできるし、本体接続口26に別途の吸込ノズル(つる口)などの風路体を接続して掃除することもできる。
掃除が終了すると、使用者は設定ボタン28を操作して制御手段24により電動送風機23を停止させる。そして、使用者がハンドル27を把持して電気掃除機11を鉛直上下方向に沿わせると、床ブラシ52のケース体56が自重によって接続管57に対して下方へと回動することで延長管51および接続管57と略一直線上に並んだ状態となる(図2)。この状態で、使用者は、図3に示すように電気掃除機11の長手方向を上下方向に沿わせて設置面Pに取り付けられた収納装置12に接近させ、第1係止部63と第1被係止部37とを位置合わせするとともに掃除機本体15の両側を規制部62間に位置合わせして第1係止部63に対して電気掃除機11を上方から引っ掛けるように取り付ける(図1)。
収納装置12に収納された電気掃除機11は、掃除機本体15の後部Bと収納装置12の台座部61(ガイド面68)との形状により、本実施形態では掃除機本体15の第2本体部43の後部B2が平坦状に形成され、台座部61が下方に向けて設置面Pに徐々に接近するようにガイド面68が傾斜していることにより、第2本体部43の後部B2とガイド面68とが重ねられることで、後部B2と平行な本体接続口26の軸線Aが鉛直上下方向に対して若干傾斜した状態、すなわち軸線Aと略平行な風路体16が基端側である上端側(延長管51の基端側である上端側)から先端側である下端側(床ブラシ52側)へと設置面Pに対して徐々に接近する状態で、かつ、床ブラシ52が設置面Pに対して接触しない状態(離れた状態)で保持され、床ブラシ52などの設置面Pからの突出が抑制されてコンパクトに収納される。この状態で、風路体16は、先端側が床面に対して上方に離れる状態、または接する状態となる。本実施形態では、風路体16は、床ブラシ52が床面に対して上方に離れる状態、または接する状態となる。すなわち、この状態で、電気掃除機11は床面に対して風路体16によって下方から支持されない。換言すれば、電気掃除機11は、収納装置12によって吊り下げ支持された状態となる。
そして、使用者は、収納状態で電気掃除機11(掃除機本体15)の上端に露出するケーブル接続口29に対して、ケーブルのプラグを挿入して接続する。この結果、掃除機本体15内の制御手段24に充電用の電力が供給され、二次電池25が充電される。
また、電気掃除機11を使用するために収納装置12から取り外す際には、使用者がハンドル27を把持し、取り付け時と逆の動作をする、すなわち電気掃除機11を収納装置12に対して設置面Pから離れる方向へと上方斜め、換言すれば前方斜め上に引き上げることで、第1係止部63が第1被係止部37から引き抜かれるとともに第2係止部64が第2被係止部38から引き抜かれ、収納状態の電気掃除機11が収納装置12から取り外される。
以上説明した一実施形態によれば、収納装置12は、電気掃除機11を上下方向に沿う収納状態で、かつ、風路体16の先端側が基端側に対して設置面P側に接近するように保持するので、風路体16の先端側が設置面Pに近い位置で保持され、電気掃除機11をよりコンパクトな収納状態とすることができる。このため、風路体16の先端側が設置面Pに対して過剰に突出することがなく、使用者が足などをぶつけにくくなるなど、収納状態の電気掃除機11が使用者の生活の邪魔になりにくい。
特に、本実施形態の風路体16は、先端側が床ブラシ52となっているので、延長管51よりもスペースを取るため、風路体16の先端側を基端側に対して設置面P側に接近するように保持することで、床ブラシ52を備える風路体16であっても邪魔にならないようにコンパクトに収納できる。
しかも、風路体16の先端側の床ブラシ52が基端側に対して設置面P側に接近しつつ、床ブラシ52は設置面Pに接触しないので、省スペースで収納しつつ、床ブラシ52によって設置面Pを汚すことがない。
さらに、収納装置12は、台座部61の少なくとも一部を下方に向かって設置面Pに接近するように傾斜させたので、この台座部61に対して掃除機本体15を重ねた電気掃除機11の風路体16の先端側を基端側に対して設置面P側に容易に接近させることができる。
なお、上記一実施形態において、台座部61(ガイド面68)を下方に向かって設置面Pに接近するように傾斜させる構成に代えて、例えば掃除機本体15の後部Bを傾斜状に形成しても、同様に風路体16の先端側を基端側に対して設置面P側に接近させる構成とすることができる。したがって、風路体16の先端側が基端側に対して設置面P側に接近するように保持する構成は、上記一実施形態の他にも任意に構成できる。
また、電気掃除機11は、二次電池25を電源として内蔵したコードレス電気掃除機としたが、商用交流電源などの外部電源から電源を取る有線式の電気掃除機でもよい。
さらに、風路体16の基端側と先端側との設置面Pに対する位置関係については、上記の実施形態のとおりであるが、掃除機本体15と風路体16との設置面Pに対する位置関係は問わない。
本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 電気掃除装置
11 電気掃除機
12 収納装置
15 掃除機本体
16 風路体
23 電動送風機
61 台座部
P 設置面
11 電気掃除機
12 収納装置
15 掃除機本体
16 風路体
23 電動送風機
61 台座部
P 設置面
Claims (2)
- 電動送風機を収納する掃除機本体と、この掃除機本体に接続されて前記電動送風機の吸込側と連通する長尺状の風路体とを備えた電気掃除機と、
上下方向に沿う設置面に取り付けられ、前記電気掃除機を上下方向に沿う収納状態で、かつ、前記風路体の先端側が基端側に対して前記設置面側に接近するように保持する収納装置と
を具備したことを特徴とした電気掃除装置。 - 収納装置は、収納状態での電気掃除機の掃除機本体が重ねられる台座部を備え、
前記台座部は、少なくとも一部が下方に向かって設置面に接近するように傾斜している
ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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