JP6121756B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、掃除機本体および風路形成体を備えた電気掃除機に関する。
従来、例えば電動送風機を収容した掃除機本体と、この掃除機本体に連通接続される管部とを備えた、いわゆるキャニスタ型の電気掃除機がある。
このような電気掃除機の管部は、ホース体と、このホース体の先端側の手元操作部に接続される長尺状の延長管と、この延長管の先端側に接続される吸込口体としての床ブラシとを備えている。そして、使用者が電動送風機を駆動させ、手元操作部によって床ブラシを床面上で前後に走行させることで、床面上の塵埃を床ブラシの先端側から空気とともに吸い込んで掃除機本体などの集塵部に捕集するようになっている。
このような電気掃除機において、例えば掃除の最中に邪魔となる障害物がある場合などには、掃除を一時的に中断し、障害物を移動させた後、掃除を再開することがある。このとき、長尺の管部を安定的に保持するために、この管部を掃除機本体に係止できるようにしている。そこで、掃除機本体に穴部を設け、この穴部に挿入係止されるフック部を管部に設けて、フック部を穴部に引っ掛けて管部を掃除機本体に係止する構成がある。
しかしながら、この構成の場合、フック部を穴部と位置合わせして挿入係止するが、管部を倒れることなく掃除機本体に確実に保持するために、一般的に穴部はフック部に対して隙間が小さく設定されているので、フック部と穴部との位置合わせが容易でなく、穴部に対して狙いを定めてフック部を穴部に挿入しなければならず、係止の作業性が良好でない。したがって、管部を掃除機本体に対してより容易に係止できる構成が望まれている。
特開2012−183248号公報
上記特許文献1記載の構成では、穴部の内部およびフック部にそれぞれ磁石を設け、これら磁石の吸着によって管部の保持を補助している。このため、穴部をフック部に対して隙間を大きく取ることができることで、フック部の挿入の作業性を向上している。しかしながら、この構成でも、穴部とフック部との位置合わせが必要であるだけでなく、管部を確実に保持するために互いの磁石に充分な吸着強度が必要であるので、フック部を穴部に挿入する際に、フック部を所望の定位置まで挿入する前に磁石同士が吸着してフック部が固定されてしまうことがあり、フック部を定位置に固定することができない場合がある。
本発明が解決しようとする課題は、風路形成体を掃除機本体に対して定位置で容易かつ確実に保持できる電気掃除機を提供することである。
実施形態の電気掃除機は、電動送風機および保持部を備えた掃除機本体を有する。また、この電気掃除機は、平面状の吸着面を有する磁石と上下方向に沿って長手状の磁性体とのいずれか一方であり保持部に保持される被保持部を備え、電動送風機の吸込側に連通して基端側が掃除機本体に接続される風路形成体を有する。保持部は、磁石と磁性体との他方である保持部本体を備える。また、保持部は、ガイド面および規定面を有するガイド部を備える。ガイド面は、保持部本体の両側に位置し、この保持部本体に向けて傾斜し被保持部を吸着方向に沿ってガイドする。規定面は、ガイド面の保持部本体側に位置し被保持部の両側の範囲を規定する。そして、被保持部は、規定面間よりも幅狭に形成されている。
一実施形態の電気掃除機の一部を示す斜視図である。 同上電気掃除機の管部を掃除機本体に保持した状態を示す斜視図である。 同上電気掃除機の保持部と被保持部とを模式的に示す説明図であり、(a)は被保持部が保持部本体に保持された状態を示し、(b)は被保持部を保持部本体に対して取り外す動作を示す。 同上電気掃除機を示す斜視図である。
以下、一実施形態の構成を図1ないし図4を参照して説明する。
図4において、11はいわゆるキャニスタ型の電気掃除機を示し、この電気掃除機11は、風路形成体である管部12と、この管部12が着脱可能に接続される掃除機本体13とを有している。
管部12は、掃除機本体13に接続される接続管部15と、この接続管部15の先端側に連通する可撓性を有するホース体16と、このホース体16の先端側に設けられた手元操作部17と、この手元操作部17の先端側に着脱可能に接続される延長管18と、この延長管18の先端側などに着脱可能に接続される吸込口体としての床ブラシ19とを備えている。
手元操作部17には、例えばループ状の把持部21がホース体16側へと突出し、この把持部21の上部には、操作用の設定ボタン22が複数設けられている。これら設定ボタン22は、ホース体16および接続管部15の内部に配置された図示しない配線により掃除機本体13側と電気的に接続されている。
床ブラシ19は、図1ないし図4に示すように、ケース体23と、このケース体23の後部に回動可能に接続され延長管18の先端側(上流端)に着脱可能に接続される接続管24と、この接続管24の背面側、すなわち掃除の際に(使用状態で)被掃除面としての床面側に対向する位置に取り付けられた被保持部25とを備えている。
ケース体23は、例えば合成樹脂などにより中空状に形成されており、床面に対向する下面に、接続管24と連通する吸込口が開口されている。この吸込口には、例えば回転清掃体(回転ブラシ)などを配置してもよい。この場合には、例えば回転清掃体を回転させるための駆動手段として電動機などをケース体23の内部に収容するとともに、この電動機に対して給電するための配線を延長管18および床ブラシ19の内部に配置する。
接続管24は、直管状に形成されており、ケース体23に対して、軸心回り方向、および、軸心と交差(直交)する方向にそれぞれ回動可能に軸支されている。
被保持部25は、例えば鉄などの剛性を有する磁性体であり、長尺の四角形平板状に形成されている。この被保持部25は、接続管24の外面に円筒状のスペーサ(スリーブ)26を介在して、この接続管24の軸心に対して平行で、かつ、この接続管24の軸心方向に長手方向を沿わせて配置されており、例えばねじなどの固定部材27によって接続管24に固定されている。
掃除機本体13は、大径の走行輪28を両側に有し図示しない旋回輪などを下部に有する本体ケース29を備え、この本体ケース29の外部である上部には、集塵部としての集塵装置30が着脱可能となっている。そして、掃除機本体13は、走行輪28および旋回輪によって床面上を少なくとも前後方向に沿って走行(移動)可能に構成されている。なお、以下、前後方向および左右方向は、掃除機本体13(本体ケース29)の走行(移動)方向を基準とする。
本体ケース29は、例えば合成樹脂などにより形成されており、集塵装置30の後方に位置する本体部31と、この本体部31の前部下側に突設されて集塵装置30の下部を支持する集塵装置支持部としての突出受部32とを一体的に有している。そして、本体ケース29の内部には、これら本体部31と突出受部32とに亘って、側面視でL字状に屈曲した図示しない本体風路部が配置されている。
本体部31の両側には、走行輪28がそれぞれ回転自在に軸支されている。また、この本体部31の前部の上側には、掃除機本体13(本体ケース29)を把持するための例えばループ状のハンドル34が後方に向けて傾斜状に突設されている。また、この本体部31の内部には、図示しない電動送風機室が下部の一側、例えば右側に区画されているとともに、図示しない電源室が他側、例えば左側に区画されている。そして、電動送風機室の内部には、電動送風機39、および、この電動送風機39の動作を制御する図示しない制御手段としての制御回路部などが収容されている。また、電源室には、外部電源から電動送風機39などに給電可能な電源コードを巻回した電源部としての図示しないコードリール装置が回転可能に収容されている。
また、本体部31の前部の下部には、集塵装置30の上流側に気密に接続される図示しない連通開口部と、電動送風機39の吸込側に連通し本体ケース29に装着された集塵装置30の下流側に気密に接続される図示しない吸気開口部とがそれぞれ開口されている。さらに、この本体部31の後部には、電動送風機室と本体ケース29の外部とを連通する複数の排気孔41が下側寄りに形成されているとともに、排気孔41の上方の他側に、電源室と本体ケース29の外部とを連通し電源コードを出し入れするためのコード導出口42が開口されている。そして、この本体部31の後部の左右方向の中央部(コード導出口42の一側方)には、管部12の被保持部25を保持するための保持部43が取り付けられている。
保持部43は、本体部31(掃除機本体13)の後部に鉛直上下方向に沿って配置されたユニット状となっている。この保持部43は、本体部31(掃除機本体13)の後部に取り付けられる保持基部45と、この保持基部45に保持された保持体部46と、保持基部45に突設されたガイド部47,47とを有している。そして、この保持部43は、本体部31(掃除機本体13)の後部の上側寄りに位置し、本体部31(掃除機本体13)の下部に対して上方に離間されている。すなわち、この保持部43は、床面に対して上方に離間された位置に配置されている。
保持基部45は、例えば合成樹脂などにより一体成形されており、上下方向に長手状の四角形状(長方形状)に形成されている。また、この保持基部45の中央部には、上下方向に沿って、保持体部46を取り付けるための取付部である取付凹部49が正面から見て四角形状に凹設されている。さらに、この保持基部45は、例えばねじなどの固定体50によって、周囲が掃除機本体13(本体ケース29)の後部に固定されている。
保持体部46は、基体部としてのベース部51と、このベース部51に両面テープ、あるいは接着剤などを介して固定された例えば複数の保持部本体としての磁力発生手段である磁石52とを備えている。
ベース部51は、例えば剛性を有する金属などにより長尺の四角形板状に形成されており、取付凹部49に略隙間なく嵌合して収納され、保持基部45の後面と略面一となっている。
各磁石52は、例えばネオジム磁石などの強力な吸着力を有する永久磁石であり、例えば四角形板状に形成され、ベース部51の長手方向である上下方向に沿って互いに略等間隔に離間されて配置されている。これら磁石52は、ベース部51の左右幅寸法に対して若干狭い幅寸法を有している。すなわち、各磁石52の両側は、ベース部51の両側に対して幅方向中央側に離間(オフセット)されている。さらに、各磁石52は、後面である吸着面52aが互いに略面一となっている。
各ガイド部47は、取付凹部49の左右両側の位置にて例えば保持基部45と一体成形されており、保持基部45に対して後方へと突出している。これらガイド部47は、左右両側から磁石52に向けて傾斜するように延びるガイド面47aと、このガイド面47aに連続し磁石52の両側方に位置する規定面47bとをそれぞれ備えている。さらに、これらガイド部47には、ガイド面47aおよび規定面47bの背面側の位置にて保持基部45との間に、補強用のリブ47cが水平方向に沿って、上下に複数形成されている。
ガイド面47a,47aは、保持部43に接近した被保持部25を磁石52へと呼び込むためのもので、磁石52側である前側から、この磁石52による被保持部25の吸着方向である前後方向に沿って後方へと、徐々に拡開するように傾斜した平面状に形成されている。
各規定面47bは、ガイド面47a,47aの磁石52側である前端に連続して位置し、取付凹部49の両側面と略面一な位置に、前後方向(磁石52による被保持部25の吸着方向)に沿って直線状に形成されて上下方向に長手状に延びる平面である。したがって、ガイド部47,47は、左右に離間されており、規定面47b,47bの位置で互いに対向している。さらに、これら規定面47bは、磁石52の両側に、磁石52による被保持部25の吸着方向である前後方向に沿って、すなわち前側へと凹設された空間部54を介して対向しており、磁石52に吸着保持された被保持部25に対して、僅かな間隙を介して近接して位置することで、この被保持部25の両側方向の範囲を規定している。換言すれば、各規定面47bは、被保持部25、すなわち管部12の両側方向への移動を規制して、被保持部25が磁石52に吸着された管部12が自重によって左右両側へと倒れることを防止している。
一方、突出受部32の前面には、管部12の接続管部15が接続される本体吸込口57が形成されており、この本体吸込口57が本体風路部の上流端の開口となっている。したがって、この本体吸込口57は、本体風路部を介して連通開口部と連通し、この連通開口部を介して集塵装置30の上流側と連通可能となっている。
電動送風機39は、設定ボタン22の操作に応じて、制御回路部により動作が制御されるものである。この電動送風機39は、例えば吸込側を上側として配置されている。
制御回路部は、設定ボタン22と電気的に接続されており、この設定ボタン22の操作により設定された動作モード(例えば強モード、中モード、弱モード、自動モード、停止モードなど)に電動送風機39の動作を設定するように構成されている。
また、集塵装置30は、任意の塵埃分離機能を有する構成とすることができるが、本実施形態では例えば吸い込んだ含塵空気から塵埃を遠心分離して捕集するとともに、塵埃を分離した空気を電動送風機39へと流すもので、本体ケース29の突出受部32上に着脱可能に載置される集塵カップとなっている。
次に、上記一実施形態の動作を説明する。
掃除を開始する際には、まず、集塵装置30を突出受部32上に載置して本体ケース29に装着する。この結果、集塵装置30は、本体ケース29の連通開口部および吸気開口部とそれぞれ気密に接続され、集塵装置30が電動送風機39の吸込側と本体吸込口57との間に気密に接続された状態で本体ケース29に装着される。なお、集塵装置30が本体ケース29に既に装着された状態である場合には、これらの操作は不要である。
この状態で、掃除機本体13(本体ケース29)の本体吸込口57に管部12を接続する。具体的に、管部12は、接続管部15を本体吸込口57に挿入接続するとともに、必要に応じて、手元操作部17の先端側に延長管18および床ブラシ19を順次接続する。この状態で、手元操作部17の設定ボタン22が掃除機本体13(本体ケース29)内の制御回路部などと電気的に接続される。なお、管部12が掃除機本体13に既に接続された状態である場合には、これらの操作は不要である。
そして、使用者は、コード導出口から電源コードを引き出して壁面などのコンセントに接続した後、把持部21を把持し、所望の設定ボタン22を操作することにより、電動送風機39の動作モードを設定する。制御回路部は、この設定された動作モードに対応して電動送風機39の入力を制御し、電動送風機39を設定された動作モードで起動する。
この電動送風機39の起動により生じた負圧は、吸気開口部、集塵装置30、連通開口部、本体風路部および本体吸込口57を介して、管部12へと作用する。
そして、使用者は、この負圧の作用により、床ブラシ19、延長管18、あるいは手元操作部17の先端側から空気とともに塵埃を吸い込む。
この塵埃を含む空気、すなわち含塵空気は、管部12から本体吸込口57、本体風路部および連通開口部を経由して集塵装置30の内部へと吸い込まれ、この集塵装置30の内部で塵埃が遠心分離されて捕集される。塵埃が捕集された空気は、集塵装置30から排出され、吸気開口部を通過した後、電動送風機39へと吸い込まれ、この電動送風機39の内部を冷却しつつ通過して排気風となり、電動送風機39から排気孔41を介して本体ケース29の外部へと排気される。
掃除が終了すると、使用者が所定の設定ボタン22を操作することで、制御回路部が電動送風機39の入力を低下させて電動送風機39を停止させる。
また、掃除の最中に一時的に掃除作業を中断したい場合には、所定の設定ボタン22を操作することで制御回路部により電動送風機39の入力を低下させて電動送風機39を停止させるとともに、管部12を掃除機本体13に対して保持する。このとき、以上説明した一実施形態では、管部12の把持部21を把持して管部12の背面側に位置する被保持部25を保持部43に対して後方から接近させるだけで、磁石52の磁力によって被保持部25が吸引され、この被保持部25がガイド部47のガイド面47aによってガイドされつつ磁石52へと導かれて、この磁石52の吸着面52aに正対して規定面47b,47b間の定位置で吸着される(図3(a))。すなわち、管部12に設けられた被保持部25を保持する保持部43の磁石52の両側にガイド部47,47を設け、各ガイド部47に、磁石52に向けて傾斜するガイド面47a、および、このガイド面47aの磁石52側に位置し被保持部25の両側の範囲を規定する規定面47bをそれぞれ設けることで、例えば掃除機本体に設けた穴部(凹部)に対して管部に設けたフック部を挿入係止する従来の場合のように、高精度の位置合わせなどをすることなく、単に被保持部25を保持部43近傍へと接近させるだけで、被保持部25を保持部43にて、規定面47b,47b間の定位置に容易かつ確実に保持できる。したがって、管部12を掃除機本体13に対して定位置で容易かつ確実に保持できる電気掃除機11を実現できる。
しかも、被保持部25を保持部43の磁石52によって保持する状態で、管部12は床ブラシ19(ケース体23)が被保持部25に対して掃除機本体13と反対側である後方に突出して床面に接触することで、前側が掃除機本体13、後側が床面、左右両側(被保持部25の左右両側)が規定面47b,47bによってそれぞれ支持されることとなり、床面に対して立ったままの状態を維持できる。この結果、把持部21を床面から離間した高い位置に保つことができ、例えば管部を床面上に載置する場合などと比較して、掃除を再開する際などに把持部21を把持するために使用者が屈む必要がなく、掃除の作業性が向上する。
また、磁石52の両側に、この磁石52の吸着方向である前後方向に沿って後方へと突出するガイド部47を突設していることにより、被保持部25を磁石52に対して吸着する際に使用者が指などを誤って挟み込むことがない。すなわち、ガイド部47は、被保持部25を磁石52に対して吸着する際の安全装置として機能する。
さらに、掃除を再開する際には、管部12を掃除機本体13から取り外す。このとき、内部に配線などを備えて比較的重量が大きい管部12を掃除機本体13の保持部43にて確実に保持するために、磁石52としてネオジム磁石などの強力な吸着力を有するものを用いているので、管部12を単に引っ張っただけでは被保持部25を磁石52から外すことが容易でない。そこで、本実施形態では、磁石52と規定面47bとの間に、磁石52による被保持部25の吸着方向である前後方向に沿って前側へと凹状に窪んだ空間部54を形成していることにより、把持部21を把持して管部12を軸心回り方向である左右方向のいずれか一方向にねじると、被保持部25が磁石52の角部Pを支点として回動しながらその一側部が空間部54内へと入り込むことで、被保持部25が磁石52から容易に引き剥がされるので、保持部43による保持を容易に解除できる(図3(b))。
また、管部12側に設けた被保持部25を磁性体とすることにより、掃除の際に、被保持部25に床面上の塵埃などを磁力によって吸い付けることがない。同様に、磁力を発生させる磁石52を有する保持部43を掃除機本体13の上側寄りに配置することにより、掃除の際などに、磁石52に床面上の塵埃などを吸い付けることがない。
しかも、保持部本体として、永久磁石である磁石52を用いることで、電源などが不要であり、いつでも被保持部25を保持部43に保持させることができるとともに、保持部43を省スペースで実現できる。
なお、上記一実施形態において、集塵部は、本体ケース29に対して着脱可能な集塵装置30としたが、本体ケース29の内部に内蔵された集塵部でもよいし、例えば使い捨ての集塵袋などの、本体ケース29の内部の集塵室に着脱可能なものなど、任意の構成とすることが可能である。
また、被保持部25は、床ブラシ19の接続管24の後部に取り付けたが、例えば延長管18の後部など、掃除機本体13の高さや保持部の位置などに応じて、管部12の先端側(上流側)の任意の位置に設けることができる。
さらに、被保持部25を磁性体、保持部本体を磁石52としたが、被保持部25を磁石、保持部本体を磁性体としても同様の作用効果を奏することができる。
そして、電気掃除機11は、コードリール装置によって外部電源から給電するものに限定されず、例えば二次電池などの電池を電源として内蔵した、いわゆるコードレスタイプでもよい。
本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 電気掃除機
12 風路形成体である管部
13 掃除機本体
25 被保持部
39 電動送風機
43 保持部
47 ガイド部
47a ガイド面
47b 規定面
52 保持部本体としての磁石
52a 吸着面
54 空間部

Claims (2)

  1. 電動送風機および保持部を備えた掃除機本体と、
    平面状の吸着面を有する磁石と上下方向に沿って長手状の磁性体とのいずれか一方であり前記保持部に保持される被保持部を備え、前記電動送風機の吸込側に連通して基端側が前記掃除機本体に接続される風路形成体とを具備し、
    前記保持部は、
    前記磁石と前記磁性体との他方である保持部本体と、
    この保持部本体の両側に位置し、この保持部本体に向けて傾斜し前記被保持部を吸着方向に沿ってガイドするガイド面、および、このガイド面の保持部本体側に位置し前記被保持部の両側の範囲を規定する規定面を有するガイド部とを備え
    前記被保持部は、前記規定面間よりも幅狭に形成されている
    ことを特徴とした電気掃除機。
  2. 保持部は、保持部本体と規定面との間に、この保持部本体と被保持部との吸着方向に対して凹設された空間部を備えている
    ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
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