JP7006228B2 - ねじ打機 - Google Patents

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本発明は、ねじに接触する回転打撃部と、回転打撃部に回転力を与える回転力付与機構と、回転打撃部に打撃力を与える打撃力付与機構と、を有するねじ打機に関する。
ねじに接触する回転打撃部と、回転打撃部に回転力を与える回転力付与機構と、回転打撃部に打撃力を与える打撃力付与機構と、を有するねじ打機は、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載されたねじ打機は、ハウジング、射出部、ガイド機構、プッシュレバ、蓄圧室、エアモータ、圧力室、トリガ、操作弁、回転打撃部及びマガジンを有する。
特許文献1に記載されたねじ打機は、マガジン内のねじが射出部に送られる。作業者がプッシュレバを被打込材に押し付け、かつ、トリガを操作すると、操作弁が作動する。すると、蓄圧室の圧縮空気が圧力室に送られ、圧力室の圧力で回転打撃部が下降する。また、蓄圧室の圧縮空気がエアモータに送られてエアモータが回転し、エアモータの回転力が回転打撃部に伝達される。この結果、回転打撃部は下降しながら回転し、ねじを被打込材に打ち込む。ガイド機構は、一対のガイド部材及びスプリングを有し、スプリングは、一対のガイド部材をねじに近づけるように付勢する。一対のガイド部材がねじに接触することで、ねじが回転打撃部が移動する軸線に対して傾斜することを抑制できる。
特許第4666232号公報
本願発明者は、ねじが射出部で詰まると、ねじを射出部から取り出しにくいという課題を認識した。
本発明の目的は、ねじを射出部から取り出し易いねじ打機を提供することである。
一実施形態のねじ打機は、ねじを収容する射出部と、前記射出部の前記ねじに接触可能であり、かつ、軸線を中心として回転可能、かつ、前記軸線方向に移動可能な回転打撃部と、前記回転打撃部に前記軸線方向の打撃力を与える打撃力付与機構と、前記回転打撃部に回転力を与える回転力付与機構と、前記射出部の前記ねじに接触することにより、前記ねじの姿勢が変化することを抑制するガイド機構と、を有するねじ打機であって、前記ガイド機構は、支持軸を中心として作動可能なガイド部材と、前記ガイド部材を前記ねじに近づける向きで付勢する弾性部材と、前記ガイド部材との間で前記弾性部材を圧縮する受け部と、を有し、前記ガイド部材と前記受け部との間の距離を変更することで、前記ガイド機構が前記弾性部材の付勢力により前記ねじに接触する力を調整する調整機構が設けられている。
他の実施形態のねじ打機は、ねじを収容する射出部と、前記射出部の前記ねじに接触可能であり、かつ、軸線を中心として回転可能、かつ、前記軸線方向に移動可能な回転打撃部と、前記回転打撃部に前記軸線方向の打撃力を与える打撃力付与機構と、前記回転打撃部に回転力を与える回転力付与機構と、前記射出部の前記ねじに接触することにより、前記ねじの姿勢が変化することを抑制するガイド機構と、を有するねじ打機であって、前記ガイド機構が前記ねじに接触する力を調整する調整機構が設けられ、前記打撃力付与機構は、圧縮性流体の圧力で前記回転打撃部に打撃力を与える圧力室を含み、前記回転力付与機構は、前記圧縮性流体の運動エネルギを回転力に変換して前記回転打撃部に回転力を与えるエアモータを含み、前記調整機構は、前記軸線方向における前記回転打撃部の位置に応じて、前記ガイド機構が前記ねじに接触する力を調整する作動部材を含む。
他の実施形態のねじ打機は、ねじを収容する射出部と、前記射出部の前記ねじに接触可能であり、かつ、軸線を中心として回転可能、かつ、前記軸線方向に移動可能な回転打撃部と、前記回転打撃部に前記軸線方向の打撃力を与える打撃力付与機構と、前記回転打撃部に回転力を与える回転力付与機構と、前記射出部の前記ねじに接触することにより、前記ねじの姿勢が変化することを抑制するガイド機構と、を有するねじ打機であって、前記ガイド機構が前記ねじに接触する力を調整する調整機構が設けられ、前記調整機構は、作業者の操作で作動することにより、前記ガイド機構が前記ねじに接触する力を調整する操作部材を含み、前記操作部材は、前記ガイド機構が前記ねじに接触する力を与える初期位置と、前記ガイド機構が前記ねじに接触する力が前記初期位置よりも弱い退避位置と、を有し、前記回転力付与機構は、前記回転打撃部に回転力を与える電動モータと、前記電動モータに電力を供給する電源と、を含み、前記操作部材が前記初期位置から前記退避位置に作動することを阻止及び可能とする第1ロック機構が設けられ、前記第1ロック機構は、前記電源から前記電動モータに電力が供給されていると、前記操作部材が前記初期位置から前記退避位置に作動することを阻止するロック位置と、前記電源から前記電動モータに電力が供給されていないと、前記操作部材が前記初期位置から前記退避位置に作動することの可能な解除位置と、を有する。
他の実施形態のねじ打機は、ねじを収容する射出部と、前記射出部の前記ねじに接触可能であり、かつ、軸線を中心として回転可能、かつ、前記軸線方向に移動可能な回転打撃部と、前記回転打撃部に前記軸線方向の打撃力を与える打撃力付与機構と、前記回転打撃部に回転力を与える回転力付与機構と、前記射出部の前記ねじに接触することにより、前記ねじの姿勢が変化することを抑制するガイド機構と、を有するねじ打機であって、前記ガイド機構が前記ねじに接触する力を調整する調整機構が設けられ、前記調整機構は、作業者の操作で作動することにより、前記ガイド機構が前記ねじに接触する力を調整する操作部材を含み、前記操作部材は、前記ガイド機構が前記ねじに接触する力を与える初期位置と、前記ガイド機構が前記ねじに接触する力が前記初期位置よりも弱い退避位置と、を有し、前記打撃力付与機構は、圧縮性流体の圧力で前記回転打撃部に打撃力を与える圧力室を含み、前記回転力付与機構は、前記圧縮性流体の運動エネルギを回転力に変換して前記回転打撃部に回転力を与えるエアモータを含み、前記操作部材が前記初期位置から前記退避位置に作動することを阻止及び可能とする第2ロック機構が設けられ、前記第2ロック機構は、前記圧力室に前記圧縮性流体が送られていると、前記操作部材が前記初期位置から前記退避位置に作動することを阻止するロック位置と、前記圧力室に前記圧縮性流体が送られていないと、前記操作部材が前記初期位置から前記退避位置に作動することの可能な解除位置と、を有する。
一実施形態のねじ打機は、ねじを射出部から取り出し易い。
本発明のねじ打機に含まれるいくつかの実施形態のうち、代表的なねじ打機を示す側面断面図である。 ねじ打機の正面図である。 ねじ打機の要部を示す側面断面図である。 ねじ打機の射出部を示す側面図である。 射出部の具体例1を示す正面断面図である。 図5に示す射出部でねじを回転させながら打撃する正面断面図である。 図5に示す射出部からねじが被打込部材に打ち込まれている正面断面図である。 図5に示す射出部でねじが詰まっている正面断面図である。 図5に示す射出部からねじを取り出す正面断面図である。 射出部の具体例1の作動状態を比較する平面図である。 射出部の具体例2であり、ねじを回転させながら打撃する正面断面図である。 図11に示す射出部からねじが被打込部材に打ち込まれている正面断面図である。 図11に示す射出部でねじが詰まっている正面断面図である。 図11に示す射出部からねじを取り出す正面断面図である。 射出部の具体例2の作動状態を比較する平面図である。 射出部の具体例3であり、ねじを回転させながら打撃する正面断面図である。 図16に示す射出部からねじが被打込部材に打ち込まれている正面断面図である。 図16に示す射出部でねじが詰まっている正面断面図である。 図16に示す射出部からねじを取り出す正面断面図である。 射出部に設けるロック機構の他の例を示す側面図である。 図20に示すロック機構の正面断面図である。 図20に示すロック機構の正面断面図である。 図20に示すロック機構の平面断面図である。 図20に示すロック機構の正面断面図である。 図20に示すロック機構の平面断面図である。 ねじ打機の実施の形態2を示す側面図である。 図26のねじ打機に設けた射出部の正面断面図である。 図27に示す射出部の平面断面図である。 図26に示す射出部の正面断面図である。 図29に示す射出部の平面断面図である。
本発明のねじ打機に含まれるいくつかの実施形態のうち、代表的なねじ打機を図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1に示すねじ打機10は、ハウジング11、射出部12、エアモータ13、ドライバ14、ハンドル15及びマガジン16を有する。ハウジング11は金属製または非鉄金属製であり、ハンドル15がハウジング11に接続されている。ヘッドカバー17がハウジング11の開口部に固定されており、エアモータ13がヘッドカバー17内に設けられている。
プラグ18がハンドル15に取り付けられており、プラグ18はエアホースに接続可能である。蓄圧室19がハンドル15内に形成され、エアホースから供給される圧縮空気は蓄圧室19に送られる。排気通路20及び排気口21がハンドル15に設けられ、排気通路20は排気口21につながっている。
図3のように、円筒状のホルダ22及びシリンダ23が、ハウジング11内に固定して設けられている。ホルダ22の径方向で外側に通路24が形成されている。通路24は、通路25を介して常時、蓄圧室19につながっている。通路25は、ハウジング11に設けられている。シリンダ23とハウジング11との間に空気室26及び戻り空気室27が形成されている。空気室26はシール部材28,29によってシールされている。シリンダ23を径方向に貫通する通路30が設けられ、通路30は空気室26につながっている。シリンダ23の内面に、環状の段部31が設けられている。
スピンドル32が、ホルダ22内及びシリンダ23内に亘って設けられている。スピンドル32は円筒形状であり、軸線A1を中心として回転可能である。スピンドル32は、軸線A1方向には移動不可能である。スピンドル32を径方向に貫通する給排気口33,34が設けられている。スピンドル32の内部60は、給排気口33,34につながっている。内部60は、圧縮空気が出入りする空間である。スライダ35がスピンドル32の内部60に設けられている。スライダ35は、スピンドル32に対して軸線A1方向に移動可能であり、スライダ35及びスピンドル32は一体回転するように連結されている。スライダ35は、環状の当接部36を有し、かつ、係合部153を有する。
ヘッドカバー17内に空気室37が形成され、空気室37は通路38を介して空気室26につながっている。通路38はハウジング11及びヘッドカバー17に亘って設けられている。エアモータ13は、回転軸40及びベーン39を有する。ヘッドカバー17内に支持壁42及び隔壁43が設けられ、支持壁42と隔壁43との間に収容室41が形成されている。ベーン39は回転軸40の外周面に複数設けられている。複数のベーン39は収容室41に配置されている。空気室37と収容室41とをつなぐ通路103が設けられている。ヘッドカバー17及びハウジング11に亘って通路105が設けられている。通路105は排気通路20につながっている。通路104がヘッドカバー17に設けられ、通路104は収容室41と通路105とをつないでいる。
エアモータ13の回転軸40は、軸受44を介して隔壁43により支持されている。減速機45がホルダ22内に設けられている。減速機45は、回転軸40とスライダ35とを連結しており、減速機45は、サンギヤ46、リングギヤ47、ピニオンギヤ48及びキャリヤ49を有する。キャリヤ49はピニオンギヤ48を自転可能、かつ、公転可能に支持する。キャリヤ49は係合部154を有する。スライダ35が軸線A1方向に作動すると、係合部153は係合部154に対して係合及び解放が可能である。サンギヤ46は回転軸40に設けられ、リングギヤ47はホルダ22に固定され、キャリヤ49はスピンドル32に固定されている。スピンドル32内において、キャリヤ49とスライダ35との間に圧力室50が形成される。圧力室50は、内部60につながっている。
第1ピストン51がスピンドル32内及びシリンダ23内に亘って配置されている。第1ピストン51は、スピンドル32及びシリンダ23に対して軸線A1方向に移動可能である。第1ピストン51は筒形状であり、第1ピストン51を径方向に貫通する通路52が形成されている。第1ピストン51内に、環状の段部152が形成されている。段部152は、軸線A1に対して垂直な端面である。シール部材53,54が第1ピストン51の外周面に取り付けられている。
第2ピストン55がスライダ35に固定されている。第2ピストン55はスライダ35と共に軸線A1方向に移動可能であり、かつ、スライダ35と共に一体回転可能である。第2ピストン55は、第1ピストン51の内部から外部に亘って配置されている。第2ピストン55はドライバ14に固定されている。フランジ56及びストッパ57が、第2ピストン55の外周面に設けられている。シール部材58がフランジ56の外周面に設けられている。シリンダ23内において、フランジ56と通路52との間に空気室59が形成されている。空気室59は通路52とつながっている。段部152は空気室59を形成している。
図4のように、ハウジング11内にバンパ61が設けられている。バンパ61は軸孔62を有し、ドライバ14は軸孔62で軸線A1方向に移動可能である。バンパ61は、一例として合成ゴム製である。バンパ61にシール部材63が取り付けられている。シリンダ23内において、バンパ61と第1ピストン51との間に空気室64が形成されている。シール部材63は空気室64をシールする。
シリンダ23を径方向に貫通する通路65,66が設けられている。通路66は、空気室64と戻り空気室27とを常時つないでいる。戻り空気室27及び空気室64内に圧縮空気が充填されている。通路65を開閉する逆止弁67が設けられている。逆止弁67が通路65を開くと、空気室64の空気が戻り空気室27に流れることが可能である。逆止弁67が通路65を閉じると、逆止弁67は、戻り空気室27の空気が空気室64に戻ることを防止する。
図3のように、ハウジング11内にスリーブバルブ68が設けられている。スリーブバルブ68は、軸線A1方向に移動可能である。スリーブバルブ68は通路69を有する。ハウジング11に通路70が設けられ、通路69は、通路70を介して排気通路20に常時、つながっている。
ハウジング11内でシリンダ23の径方向の外側に空気室71が設けられている。空気室71に通路72がつながっている。空気室71内にスプリング73が設けられている。スプリング73は、スリーブバルブ68を軸線A1方向でホルダ22に近づける向きに付勢する。
ハンドル15とハウジング11との接続箇所にトリガバルブ74が設けられている。トリガバルブ74は、ボディ75、弁体76、スプール77、スプリング78及び空気室155を有する。通路79がボディ75に設けられ、通路79は通路72を介して空気室71につながっている。空気室155は通路79,72を介して空気室71につながっている。
ハウジング11にトリガ80が作動可能に取り付けられ、プッシュレバ81が射出部12に移動可能に取り付けられている。マガジン16は、ねじ82を収容しており、ねじ82同士は、接続要素、例えば、プラスチックシートにより連結されている。射出部12は射出路119を有する。フィーダ83がマガジン16に設けられ、フィーダ83はねじ82を射出路119に送る。射出路119は、マガジン16から送られるねじ82を収容する。ドライバ14は、射出路119に送られたねじ82に接触可能である。
次に、ねじ打機10の使用例を説明する。エアホースがプラグ18に接続されると、圧縮空気が蓄圧室19に供給される。プッシュレバ81が被打込材W1から離れていると、作業者がトリガ80に操作力を加えても、トリガ80は作動しない。トリガ80が作動していなければ、トリガバルブ74は、弁体76がスプリング78の力で付勢されて停止することにより、蓄圧室19と通路79とを接続している。また、スプール77はスプリング78の力で付勢されて停止し、空気室155とハウジング11の外部とを遮断する。
スリーブバルブ68は、空気室71の空気圧、及びスプリング73の付勢力でホルダ22に押し付けられ、通路69と給排気口34とを接続し、かつ、通路24と給排気口33とを遮断している。このため、スピンドル32の内部の空気は、給排気口34、通路69,70及び排気通路20を通り、排気口21からハウジング11の外部に排出される。
係合部153が係合部154に係合して、スライダ35がキャリヤ49に接触して停止している。第1ピストン51はスライダ35に押し付けられ、フランジ56が受ける付勢力はスライダ35に伝達され、スライダ35はキャリヤ49に接触して停止している。このようにして、スライダ35、第1ピストン51、第2ピストン55及びドライバ14は、上死点で停止している。
また、シール部材54は、内部60と空気室26とを遮断している。このため、空気室26から空気室37に圧縮空気は供給されず、エアモータ13の回転軸40は停止している。
次に、作業者がプッシュレバ81を被打込材W1に押し付け、かつ、トリガ80に操作力を加えた場合の作用を説明する。なお、プッシュレバ81が被打込材W1に押し付けられた状態で、ガイド部91,93は被打込材W1から離れている。トリガ80に操作力が加えられて、トリガ80が作動すると、トリガバルブ74は、スプール77がスプリング78の力に抗して作動し、空気室155とハウジング11の外部とを接続する。また、弁体76は蓄圧室19の空気圧で作動し、蓄圧室19と通路79とを遮断する。すると、空気室71の空気圧が低下し、スリーブバルブ68は、通路24の空気圧で作動する。スリーブバルブ68は、通路24と給排気口33とを接続し、かつ、通路69と給排気口34とを遮断する。このため、蓄圧室19の圧縮空気は、通路24から内部60に供給される。
スライダ35は、係合部153が係合部154に係合しているため上死点で停止し、かつ、第2ピストン55も停止している。第1ピストン51は、内部60の空気圧でバンパ61に近づく向きで移動、つまり、下降する。
このようにして、第1ピストン51は、軸線A1方向に移動してスライダ35から離れ、かつ、ドライバ14は回転しない。そして、ドライバ14の先端が、ねじ82の頭部107の溝に進入した後、シール部材54が、軸線A1方向で通路30とバンパ61との間に移動する。すると、内部60の圧縮空気は、空気室26及び通路38を介して空気室37に供給される。空気室37の圧縮空気は、通路103を介して収容室41に供給される。エアモータ13は、収容室41に供給された圧縮空気の運動エネルギを、回転軸40の回転力に変換する。回転軸40の回転力は、減速機45を介してスピンドル32に伝達される。このため、第2ピストン55及びドライバ14が回転する。なお、収容室41内に供給された圧縮空気は、回転軸40の回転に伴いベーン39同士の間で輸送され、かつ、通路104を介して通路105に排出される。
そして、第1ピストン51の段部152がフランジ56に接触すると、第1ピストン51と共に第2ピストン55及びスライダ35が軸線A1方向に移動、つまり、下降する。このようにして、ドライバ14が回転し、かつ、下降することで、ねじ82の軸部106の先端を被打込材W1に打ち込み、かつ、ねじ82を締め付ける。第1ピストン51が下降している間、逆止弁67は通路65を開き、空気室64の空気が通路65を経由して戻り空気室27に流れ込む。
ドライバ14がねじ82の締め付けを完了した後、スライダ35の当接部36が段部31に接触し、スライダ35が停止する。スライダ35が段部31に接触すると、内部60と空気室26とが遮断される。このため、圧縮空気は空気室37に供給されず、エアモータ13が停止する。また、ねじ82の締め付けが完了した後、ストッパ57がバンパ61に衝突し、バンパ61は衝撃の一部を吸収する。
ねじ82の締め付けが完了した後に、作業者がトリガ80の操作力を解除すると、トリガバルブ74は、通路79と蓄圧室19とを接続し、かつ、通路79とハウジング11の外部とを遮断する。すると、スリーブバルブ68は、空気室71の空気圧及びスプリング73の付勢力でホルダ22に押し付けられ、スリーブバルブ68は、通路24と給排気口33とを遮断し、かつ、給排気口34と通路69とを接続する。このため、内部60の空気は、給排気口34、排気通路20を経由して排気口21からハウジング11の外部に排出され、内部60の空気圧が低下する。
第2ピストン55のフランジ56は、空気室64の圧力を受けており、第2ピストン55及びスライダ35は、内部60の空気圧が低下すると、空気室64の圧力でバンパ61から離れる向きで移動、つまり、上昇する。また、戻り空気室27の圧縮空気は、通路66を経由して空気室64に戻る。さらに、フランジ56が第1ピストン51の段部152に接触すると、第2ピストン55の移動力は第1ピストン51に伝達され、第2ピストン55と共に第1ピストン51も上昇する。そして、スライダ35がキャリヤ49に接触すると、係合部153が係合部154に係合し、スライダ35及び第2ピストン55は、上死点で停止する。また、第1ピストン51は、第2ピストン55が停止した後も空気室64の空気圧で上昇し、第1ピストン51がスライダ35に接触すると、第1ピストン51は上死点で停止する。
次に、ねじ82の軸線A1に対する姿勢を保持するガイド機構の具体例、及びガイド機構がねじ82を支持する力を調整する調整機構の具体例を、順次説明する。
(具体例1)
ガイド機構及び調整機構の具体例1は、図5、図6、図7、図8及び図9に示されている。図5に示すガイド機構84が、射出部12に設けられている。ガイド機構84は、第1ガイド部材85、第2ガイド部材86、第1支持軸87、第2支持軸88及びスプリング89,110を有する。第1ガイド部材85は、第1支持軸87を中心として作動可能である。第2ガイド部材86は、第2支持軸88を中心として作動可能である。第1ガイド部材85及び第1支持軸87と、第2ガイド部材86及び第2支持軸88とは、軸線A1を隔てて線対象となる形状及び位置に設けられている。
第1ガイド部材85は、受け部90及びガイド部91を有する。第2ガイド部材86は、受け部92及びガイド部93を有する。ガイド部91及びガイド部93は、それぞれガイド面94を有する。ガイド面94は、軸線A1に対して垂直な平面視で円弧形状である。第1ガイド部材85及び第2ガイド部材86は、金属製または非鉄金属製である。
射出部12に支持部108,109が設けられ、支持孔95が支持部108に設けられ、支持孔96が支持部109に設けられている。受け部97が支持孔95に挿入され、受け部98が支持孔96に挿入されている。受け部97は、軸線A1に対して交差する方向に移動可能である。受け部98は、軸線A1に対して交差する方向に移動可能である。受け部97,98は、金属製または非鉄金属製である。
スプリング89、110は弾性部材であり、スプリング89、110は、一例として金属製の圧縮コイルスプリングを用いることができる。スプリング110は、受け部90と受け部97との間に、圧縮された状態で配置されている。スプリング89は、受け部92と受け部98との間に、圧縮された状態で配置されている。
スプリング110は、図5において、第1ガイド部材85を第1支持軸87を中心として反時計回りに付勢する。スプリング89は、図5において、第2ガイド部材86を第2支持軸88を中心として時計回りに付勢する。ガイド部91とガイド部93とは、スプリング110,89の付勢力で互いに近づく向きに付勢されている。
レバー99が射出部12に取り付けられている。レバー99は支持軸100を中心として作動可能である。レバー99は、第1支持軸87と第2支持軸88との間に配置されている。レバー99の側面には、凹部101,102が設けられている。レバー99が支持軸100を中心として作動すると、レバー99は、受け部97と受け部98との間に進入及び退出可能である。レバー99は調整機構であり、金属製または非鉄金属製または合成樹脂製である。
作業者は、トリガ80に操作力を加える前に、レバー99を図4に実線で示す初期位置で停止させる。レバー99が初期位置で停止すると、レバー99の一部は、図5のように、受け部97と受け部98との間に位置する。レバー99が初期位置で停止すると、受け部97の一部が凹部101に位置し、受け部98の一部が凹部102に位置する。受け部97は、スプリング110の付勢力でレバー99に押し付けられ、受け部98は、スプリング89の付勢力でレバー99に押し付けられている。このため、レバー99が初期位置に確実に保持され、レバー99の自重または振動でレバー99が作動することを防止できる。
図6のように、ねじ82は、軸部106及び頭部107を有する。頭部107の外径は、軸部106の外径よりも大きい。軸部106の外周面にねじ山が形成されている。頭部107は、ドライバ14の先端が係合する溝を有する。軸部106がガイド面94同士の間に進入した状態において、ガイド部91,93は、スプリング110,89によりねじ82に近づく向きで付勢されている。なお、ガイド面94は、ねじ82に接触してもよいし、ガイド面82から離れていてもよい。このため、ねじ82を軸線A1に対して傾斜させようとする外力が生じると、ガイド部91,93は、ねじ82の姿勢が変化すること、例えば、ねじ82が軸線A1に対して傾斜することを抑制する。
図6に示す被打込材W1は、相手材W2と、相手材W2に固定される被固定部材W3とを有する。相手材W2は、一例として木材であり、被固定部材W3は、一例として石膏ボードである。ねじ82の軸部106の先端が被固定部材W3に食い込み、ねじ82の軸部106の先端が相手材W2に到達する前の状態を例示している。
図7に示すように、ねじ82の軸部106が相手材W2に食い込んだ後、頭部107がガイド面94同士の間に進入すると、頭部107は、ガイド部91及とガイド部93とを互いに押し広げる。つまり、第1ガイド部材85は、スプリング110の付勢力に抗して時計回りに作動する。また、第2ガイド部材86は、スプリング89の付勢力に抗して反時計回りに作動する。頭部107がガイド面94同士の間から抜け出し、相手材W2に対してねじ82の固定が完了する。
ねじ82が相手材W2に固定された時点で、ドライバ14の先端は、2つのガイド面94の間に位置する。そして、ドライバ14が上死点に向けて作動し、ドライバ14がガイド部91及びガイド部93から離れると、ガイド部91とガイド部93とは、スプリング110,89の付勢力で互いに接触して停止する。
このように、ねじ82が射出部12で軸線A1方向に移動する際、2つのガイド面94がねじ82の軸部106の外側に位置するため、ねじ82が軸線A1に対して傾斜することを抑制できる。
次に、ねじ82が射出部12で詰まった場合、具体的には、図8のように第1ガイド部材85と第2ガイド部材86との間で停止した場合について説明する。作業者は、図4に示すレバー99を初期位置から反時計回りに作動させる。そして、レバー99を図4に破線で示す退避位置で停止させる。レバー99の退避位置は、図5に示す受け部97と受け部98との間から出た位置である。
すると、受け部97は、スプリング110の付勢力で支持孔95内で移動する。受け部98は、スプリング89の付勢力で支持孔96内で移動する。このようにして、受け部97と受け部98とが接触し、かつ、受け部97及び受け部98が停止する。つまり、ガイド部91とガイド部93とが互いに接触している状態で、スプリング110,89は、それぞれ伸長する。
レバー99が初期位置で停止している状態で、スプリング110から第1ガイド部材85に加わる付勢力を第1付勢力とする。レバー99が初期位置で停止している状態で、スプリング89から第2ガイド部材86に加わる付勢力を第1付勢力とする。レバー99が退避位置で停止している状態で、スプリング110から第1ガイド部材85に加わる付勢力を第2付勢力とする。レバー99が退避位置で停止している状態で、スプリング89から第2ガイド部材86に加わる付勢力を第2付勢力とする。第2付勢力は第1付勢力よりも弱い。つまり、第1ガイド部材85及び第2ガイド部材86がねじ82に接触する力は、レバー99が初期位置で停止している場合よりも、レバー99が退避位置で停止している場合の方が弱い。
このため、作業者が、ねじ82を第1ガイド部材85と第2ガイド部材86との間から取り出す際に、ガイド部91とガイド部93とを押し広げるために必要な荷重を低減可能である。したがって、作業者が、ねじ82を第1ガイド部材85と第2ガイド部材86との間から取り外す作業を、容易に行うことができる。
射出部12に設けたガイド機構84の状態を、図10を参照して説明する。ガイド機構84Aは、図6のガイド機構84に対応し、ガイド機構84Bは、図7のガイド機構84に対応する。ガイド機構84Cは、図8のガイド機構84に対応し、ガイド機構84Dは、図9のガイド機構84に対応する。ガイド機構84Aの受け部90,92,97,98の位置を基準とする。ガイド機構84Bの受け部90は、ガイド機構84Aの受け部90に対して距離L1移動する。ガイド機構84Bの受け部92は、ガイド機構84Aの受け部92に対して距離L1移動する。
ガイド機構84Cの受け部97は、ガイド機構84Aの受け部97に対して距離L2移動する。ガイド機構84Cの受け部98は、ガイド機構84Aの受け部98に対して距離L2移動する。
ガイド機構84Dの受け部97は、ガイド機構84Aの受け部97に対して距離L3移動する。ガイド機構84Dの受け部97は、ガイド機構84Aの受け部97に対して距離L3移動する。ガイド機構84Dの受け部90は、ガイド機構84Aの受け部90に対して距離L4移動する。ガイド機構84Dの受け部92は、ガイド機構84Aの受け部92に対して距離L4移動する。
(具体例2)
射出部12の具体例2は、図11、図12、図13及び図14に示されている。受け部97,98は、射出部12に固定されている。受け部90にねじ穴111が設けられている。調整ノブ112が設けられ、調整ノブ112の軸部113に雄ねじが形成されている。軸部113がねじ穴111に挿入されている。軸部113にプレート114が設けられている。スプリング110は、プレート114と受け部97との間に配置されている。スプリング110の付勢力が調整ノブ112を介して受け部90に伝達され、第1ガイド部材85は、図11で反時計回りに付勢される。
受け部90にねじ穴115が設けられている。調整ノブ116が設けられ、調整ノブ116の軸部117に雄ねじが形成されている。軸部117がねじ穴115に挿入されている。軸部113にプレート118が設けられている。スプリング89は、プレート118と受け部98との間に配置されている。スプリング89の付勢力が調整ノブ116を介して受け部92に伝達され、第2ガイド部材86は、図11で時計回りに付勢される。調整ノブ112,116は調整機構である。
作業者が調整ノブ112を回転させると、調整ノブ112は軸線A2方向に移動する。調整ノブ112の軸線A2方向の位置に応じて、スプリング110から第1ガイド部材85に加わる付勢力が異なる。作業者が調整ノブ116を回転させると、調整ノブ116は軸線A3方向に移動する。調整ノブ116の軸線A3方向の位置に応じて、スプリング89から第2ガイド部材86に加わる付勢力が異なる。
ねじ82を被打込材W1にねじ込む際、図11のガイド部91及びガイド部93は、ねじ82の姿勢が変化することを抑制する。ねじ82の頭部127がガイド面94同士の間に進入すると、図12のようにガイド部91とガイド部93とが押し広げられる。
ねじ82が第1ガイド部材85と第2ガイド部材86との間で詰まった場合、作業者は調整ノブ112を回転させて、図13のように、プレート114を受け部97から離反させる。すると、スプリング110が伸長し、スプリング110が第1ガイド部材85を反時計回りに付勢する力が低下する。また、作業者は調整ノブ116を回転させて、プレート118を受け部98から離反させる。すると、スプリング89が伸長し、スプリング89が第2ガイド部材86を時計回りに付勢する力が低下する。そして、作業者が、ねじ82と射出部12とを軸線A1方向に相対移動させると、頭部127がガイド面94同士の間に進入し、図14のようにガイド部91とガイド部93とが押し広げられる。このため、ねじ82を第1ガイド部材85と第2ガイド部材86との間から取り出すことができる。
作業者が調整ノブ112を回転させることにより、スプリング110から第1ガイド部材85に加わる付勢力を低下させることができる。作業者が調整ノブ116を回転させることにより、スプリング89から第2ガイド部材86に加わる付勢力を低下させることができる。したがって、ねじ82を第1ガイド部材85と第2ガイド部材86との間から取り出す作業を容易に行うことができる。
射出部12に設けたガイド機構84の状態を、図15を参照して説明する。ガイド機構84Eは、図11のガイド機構84に対応し、ガイド機構84Fは、図12のガイド機構84に対応する。ガイド機構84Gは、図13のガイド機構84に対応し、ガイド機構84Hは、図14のガイド機構84に対応する。ガイド機構84Eのプレート114,118の位置を基準とする。ガイド機構84Fのプレート114は、ガイド機構84Eのプレート114に対して距離L8移動する。ガイド機構84Fのプレート118は、ガイド機構84Eのプレート118に対して距離L8移動する。
ガイド機構84Gのプレート114は、ガイド機構84Eのプレート114に対して距離L9移動する。ガイド機構84Gのプレート118は、ガイド機構84Eのプレート118に対して距離L9移動する。
ガイド機構84Hのプレート114は、ガイド機構84Eのプレート114に対して距離L10移動する。ガイド機構84Hのプレート118は、ガイド機構84Eのプレート118に対して距離L10移動する。
(具体例3)
射出部12の具体例3を、図16、図17、図18及び図19を参照して説明する。可動片120が射出部12に対して支持軸121を介して取り付けられている。射出部12は開口部124を有し、開口部124は射出路119につながっている。可動片120は、開口部124に配置され、かつ、可動片120の一部は、射出路119に配置されている。受け部97が可動片120に取り付けられている。可動片120が支持軸121を中心として作動すると、受け部97は受け部90に対して接近または離反する。
可動片122が射出部12に対して支持軸123を介して取り付けられている。射出部12は開口部125を有し、開口部125は射出路119につながっている。可動片122は、開口部125に配置され、かつ、可動片122の一部は、射出路119に配置されている。受け部98が可動片122に取り付けられている。可動片122が支持軸123を中心として作動すると、受け部98は受け部92に対して接近または離反する。可動片120,122は、金属製または非鉄金属製である。図16に示すその他の構成は、図6に示す構成と同じである。
ドライバ14は、図16のように射出路119に進入し、かつ、ドライバ14が可動片120と可動片122との間に進入する。ドライバ14が可動片120に押し付けられると、可動片120はスプリング110の付勢力に抗して図16で時計回りに作動して停止する。このため、受け部97と受け部90との距離が狭められ、スプリング110から第1ガイド部材85に加わる付勢力が増加する。ドライバ14が可動片122に押し付けられると、可動片122はスプリング89の付勢力に抗して図16で反時計回りに作動して停止する。このため、受け部98と受け部92との距離が狭められ、スプリング89から第2ガイド部材86に加わる付勢力が増加する。
ねじ82の頭部127がガイド面94同士の間に進入すると、図17のようにガイド部91とガイド部93とが押し広げられる。ねじ82の頭部127がガイド面94同士の間を通過すると、相手材W2に対してねじ82の固定が完了する。
ねじ82が相手材W2に固定された時点で、ドライバ14の先端は、2つのガイド面94の間に位置する。そして、ドライバ14が上死点に向けて作動し、ドライバ14がガイド部91及びガイド部93から離れる。すると、スプリング89,110の付勢力で、ガイド部91とガイド部93とが接触して停止する。
一方、ねじ82が図18のように第1ガイド部材85と第2ガイド部材86との間で詰まると、作業者はトリガ80に対する操作力を解除する。つまり、ドライバ14は射出路119から退避している。このため、可動片120,122はドライバ14に接触していない。可動片120,122がドライバ14に接触していない場合における可動片120と可動片122との間隔L7は、可動片120,122がドライバ14に接触している場合における可動片120と可動片122との間隔L6よりも狭い。
つまり、可動片120がドライバ14に接触していない場合における受け部90と受け部97との距離は、可動片120がドライバ14に接触している場合における受け部90と受け部97との距離よりも長い。可動片122がドライバ14に接触していない場合における受け部92と受け部98との距離は、可動片122がドライバ14に接触している場合における受け部92と受け部98との距離よりも長い。
作業者は、ねじ82と射出部12とを軸線A1方向に相対移動させて図19のようにガイド面94同士を押し広げ、ねじ82を第1ガイド部材85と第2ガイド部材86との間から取り外す。スプリング110から第1ガイド部材85に加わる付勢力を低減でき、スプリング89から第2ガイド部材86に加わる付勢力を低減できる。したがって、作業者が、ねじ82を第1ガイド部材85と第2ガイド部材86との間から取り外す作業を、容易に行うことができる。
なお、図16のガイド機構84は、図10のガイド機構84Aに対応し、図17のガイド機構84は、図10のガイド機構84Bに対応し、図18のガイド機構84は、図10のガイド機構84Cに対応し、図19のガイド機構84は、図10のガイド機構84Dに対応する。
(調整機構の他の具体例)
調整機構の他の具体例を、図20、図21、図22、図23、図24及び図25を参照して説明する。図20、図21、図22及び図23に示す射出部12は、ガイド機構84及びレバー99を有する。図20、図21、図22及び図23に示すガイド機構84及びレバー99は、図6、図7、図8及び図9に示すガイド機構84及びレバー99と同様の作用効果を得ることができる。
また、射出部12は、レバー99の作動を規制するロック機構146を有する。ロック機構146は、シリンダ147、ロックピン148、圧力室149及び付勢部材150を有する。シリンダ147は射出部12に固定されている。ロックピン148は、金属製または非鉄金属製である。圧力室149はシリンダ147内に形成されている。圧力室149は、通路151介して内部60につながっている。付勢部材150は、一例として金属製の圧縮スプリングである。付勢部材150はロックピン148を解除位置に向けて付勢する。解除位置は、ロックピン148がレバー99の作動範囲から外れた位置である。
内部60に圧縮空気が送り込まれると、その圧縮空気の一部は、通路151を介して圧力室149に流れ込む。圧力室149の空気圧が上昇すると、ロックピン148は付勢部材150の付勢力に抗して解除位置から移動し、ロックピン148は図22及び図23に示すロック位置で停止する。ロック位置は、ロックピン148がレバー99の作動範囲にある位置であり、ロックピン148がロック位置に停止すると、ロックピン148はレバー99の作動を阻止する。このため、ドライバ14が下降してねじ82を被打込材W1に打ち込む際、レバー99が期位置から作動することを防止できる。
ねじ82が射出路119内に詰まった場合のように、内部60の圧縮空気がハウジング11の外部に排出されると、圧力室149の空気圧が低下する。すると、ロックピン148は付勢部材150の付勢力でロック位置から移動し、ロックピン148は図24及び図25のように、解除位置で停止する。ロック機構142は、ロックピン148が解除位置で停止すると、作業者がレバー99を操作して、レバー99を初期位置から退避位置に作動させることが可能である。
(実施の形態2)
ねじ打機の実施の形態2は、図26に示されている。ねじ打機130は、ハウジング131、ハンドル132、電源133、電動モータ134、打撃力付与機構135、回転力付与機構136、移動機構141、ピストン137、ドライバ14、射出部12及びマガジン16を有する。ハンドル132はハウジング131に接続され、電源133はハンドル132に対して取り付け及び取り外しが可能である。
電源133は、一例としてバッテリを用いることが可能である。バッテリは、充電及び放電が可能な二次電池である。バッテリは直流電源である。電源133は、収容ケース内に電池セルを収容している。電池セルは、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、リチウムイオンポリマー電池、ニッケルカドミウム電池の何れかを用いることができる。
また、電源133は、AC/DCコンバータ回路を内蔵した電源部とすることもできる。この電源部は、商用電源や発電機、蓄電器等のように、ねじ打機の外部から供給される電力を用いることもできる。
電動モータ134は、ブラシ付きモータまたはブラシレスモータの何れでもよい。制御部138がハンドル132内に設けられている。トリガ80及びプッシュレバ81が設けられており、トリガ80及びプッシュレバ81の状態を検出するセンサが設けられている。センサの信号は制御部138に入力される。制御部138は、制御部138に入力される信号を処理して、電動モータ134を回転または停止する。ドライバ14はピストン137に固定されている。
回転力付与機構136は、一例として、シリンダ139及びシリンダ139が連結されたギヤを有する。シリンダ139は、軸線A1を中心として回転可能であり、かつ、軸線A1方向には移動しない。電動モータ134の回転力がギヤに伝達されると、シリンダ139が軸線A1を中心として回転する。ピストン137は、シリンダ139と共に一体回転可能であり、かつ、ピストン137は、シリンダ139に対して軸線A1方向に移動可能である。バンパ140がシリンダ139内に設けられている。
打撃力付与機構135は、一例として、金属製のスプリングを用いることが可能である。スプリングは軸線A1方向に伸縮する。打撃力付与機構135は、ピストン137を軸線A1方向でバンパ140に近づく向きで移動、つまり、下降させる。
移動機構141は、ハウジング131内に設けられている。移動機構141は、電動モータ134の回転力で、ピストン137をバンパ140から離れる向きに移動、つまり、上昇させる。移動機構141は、一例として、ケーブル及びクラッチを有する。クラッチが接続されると、電動モータ134の回転力はピストン137に伝達される。クラッチが遮断されると、電動モータ134の回転力はピストン137に伝達されなくなる。
プッシュレバ81が被打込材W1に押し付けられ、かつ、トリガ80に操作力が加えられると、電動モータ134が回転し、かつ、移動機構141のクラッチが遮断される。電動モータ134の回転力でシリンダ139及びピストン137が回転する。また、打撃力付与機構135の力でピストン137及びドライバ14が下降し、ねじ82は被打込材W1に打ち込まれ、かつ、ねじ込まれる。ねじ82の打ち込みが終わると、移動機構141がピストン137を上昇させ、制御部138は、ピストン137所定の位置に到達すると、電動モータ134を停止させる。
図26に示す射出部12は、ガイド機構84及びレバー99を有する。図26のガイド機構84及びレバー99は、図6、図7、図8及び図9に示すガイド機構84及びレバー99と同様の作用効果を得ることができる。
また、図26に示す射出部12は、レバー99の作動を阻止及び可能とするロック機構を有する。図27、図28、図29及び図30にロック機構142が示されている。ロック機構142は、ソレノイド143及びロックピン144を有する。ロックピン144は、金属製または非鉄金属製である。ソレノイド143に電線145が接続され、電線145はスイッチを介して電源133に接続されている。制御部138は、電源133と電線145との間に設けられたスイッチをオンまたはオフする。
制御部138は、電動モータ134に電力を供給して回転させる際に、スイッチをオンして電源133の電力をソレノイド143に供給する。ロックピン144は、図27及び図28のように、ロックピン144がロック位置で停止している。つまり、ロックピン144は、レバー99が初期位置から作動することを阻止する。
制御部138は、ねじ82が射出部12で詰まると、スイッチをオフし、ソレノイド143に対する電力の供給を遮断する。ロックピン144は、図29及び図30のように、ロックピン144が解除位置で停止している。ロックピン144がレバー99の作動領域から外れた位置で停止すると、ロック機構142は、レバー99が初期位置から退避位置に作動することを可能にする。このため、作業者はレバー99を操作して、レバー99を、図4に示す初期位置から退避位置に移動することができる。ロック機構142は、レバー99の初期位置と退避位置との切り替えを阻止及び可能とする。このため、レバー99を初期位置に保持し易くなる。
実施形態で説明した事項と、請求項に記載された事項との対応関係の一例を説明する。ねじ打機10,130は、ねじ打機の一例である。射出部12は、射出部の一例である。ねじ81は、ねじの一例である。軸線A1は、軸線の一例である。ドライバ14は、回転打撃部の一例である。内部60、圧力室50及び打撃力付与機構135は、打撃力付与機構の一例である。内部60及び圧力室50は、圧力室の一例である。エアモータ13、電動モータ134は、回転力付与機構の一例である。エアモータ13は、エアモータの一例である。電動モータ134は、電動モータの一例である。ガイド機構84は、ガイド機構の一例である。軸線A1に対するねじ82の姿勢は、ねじの姿勢の一例である。
レバー99、調整ノブ112,116、可動片120,122は、調整機構の一例である。レバー99、調整ノブ112,116は、操作部材の一例である。可動片120,122は、作動部材の一例である。第1支持軸87は、第1支持軸の一例であり、第2支持軸88は、第2支持軸の一例である。第1ガイド部材85は、第1ガイド部材の一例であり、第2ガイド部材86は、第2ガイド部材の一例である。スプリング89,110は、付勢機構及び弾性部材の一例である。圧縮空気は、圧縮性流体の一例である。圧縮性流体は、圧縮空気に代えて、希ガス、窒素等の不活性ガスを用いることもできる。電源133は、電源の一例である。
ロック機構142は、第1ロック機構の一例である。図27及び図28のように、ロックピン144がレバー99の作動範囲で停止している位置が、第1ロック機構のロック位置の一例である。図29及び図30のように、ロックピン144がレバー99の作動範囲から退避して位置が、第1ロック機構の解除位置の一例である。
ロック機構146は、第2ロック機構の一例である。図22及び図23のように、ロックピン148がレバー99の作動範囲で停止している位置が、第2ロック機構のロック位置である。図24及び図25のように、ロックピン148がレバー99の作動範囲外で停止している位置が、第2ロック機構の解除位置である。受け部97は、第1内側部材の一例であり、受け部98は、第2内側部材の一例である。
ガイド機構は、ねじが軸線に対して傾斜する前にねじに接触するもの、または、ねじが軸線に対して傾斜する前は、ねじに接触しないものを含む。ねじが軸線に対して傾斜する前にねじに接触するガイド機構は、付勢機構の付勢力でねじに押し付けられているか、または、ねじを挟持する。ねじが軸線に対して傾斜する前は、ねじに接触しないガイド機構は、ねじの姿勢が変化すると、ガイド機構がねじに接触し、そのねじの姿勢がそれ以上変化することを抑制する。
ねじ打機は、図面を参照して開示した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、打撃力付与機構は、弾性部材、例えば、金属製性のスプリング、非鉄金属製のスプリング、合成ゴムであってもよい。さらに、打撃力付与機構は、燃焼室であってもよい。燃焼室は、燃料が燃焼する熱エネルギで回転打撃部を軸線方向に移動させる。また、付勢機構は、付勢機構の一例である弾性部材は、固体製のスプリングに代えて、圧縮性流体を用いることも可能である。
10,130…ねじ打機、12…射出部、13…エアモータ、14…ドライバ、50…圧力室、60…内部、84…ガイド機構、85…第1ガイド部材、86…第2ガイド部材、87…第1支持軸、88…第2支持軸、89,110…スプリング、97,98…受け部、99…レバー、112,116…調整ノブ、120,122…可動片、133…電源、134…電動モータ、135…打撃力付与機構、142,146…ロック機構。

Claims (11)

  1. ねじを収容する射出部と、前記射出部の前記ねじに接触可能であり、かつ、軸線を中心として回転可能、かつ、前記軸線方向に移動可能な回転打撃部と、前記回転打撃部に前記軸線方向の打撃力を与える打撃力付与機構と、前記回転打撃部に回転力を与える回転力付与機構と、前記射出部の前記ねじに接触することにより、前記ねじの姿勢が変化することを抑制するガイド機構と、を有するねじ打機であって、
    前記ガイド機構は、
    支持軸を中心として作動可能なガイド部材と、
    前記ガイド部材を前記ねじに近づける向きで付勢する弾性部材と、
    前記ガイド部材との間で前記弾性部材を圧縮する受け部と、
    を有し、
    前記ガイド部材と前記受け部との間の距離を変更することで、前記ガイド機構が前記弾性部材の付勢力により前記ねじに接触する力を調整する調整機構が設けられている、ねじ打機。
  2. 前記ガイド部材は、
    第1支持軸を中心として作動可能な第1ガイド部材と、
    第2支持軸を中心として作動可能な第2ガイド部材と、
    を備え、
    前記弾性部材は、前記第1ガイド部材及び前記第2ガイド部材を前記ねじに近づける向きで付勢する、請求項1記載のねじ打機。
  3. 前記打撃力付与機構は、圧縮性流体の圧力で前記回転打撃部に打撃力を与える圧力室を含み、
    前記回転力付与機構は、前記圧縮性流体の運動エネルギを回転力に変換して前記回転打撃部に回転力を与えるエアモータを含む、請求項1または2記載のねじ打機。
  4. 前記回転力付与機構は、
    前記回転打撃部に回転力を与える電動モータと、
    前記電動モータに電力を供給する電源と、
    を含む、請求項1または2記載のねじ打機。
  5. ねじを収容する射出部と、前記射出部の前記ねじに接触可能であり、かつ、軸線を中心として回転可能、かつ、前記軸線方向に移動可能な回転打撃部と、前記回転打撃部に前記軸線方向の打撃力を与える打撃力付与機構と、前記回転打撃部に回転力を与える回転力付与機構と、前記射出部の前記ねじに接触することにより、前記ねじの姿勢が変化することを抑制するガイド機構と、を有するねじ打機であって、
    前記ガイド機構が前記ねじに接触する力を調整する調整機構が設けられ、
    前記打撃力付与機構は、圧縮性流体の圧力で前記回転打撃部に打撃力を与える圧力室を含み、
    前記回転力付与機構は、前記圧縮性流体の運動エネルギを回転力に変換して前記回転打撃部に回転力を与えるエアモータを含み、
    前記調整機構は、前記軸線方向における前記回転打撃部の位置に応じて、前記ガイド機構が前記ねじに接触する力を調整する作動部材を含む、ねじ打機。
  6. 前記調整機構は、作業者の操作で作動することにより、前記ガイド機構が前記ねじに接触する力を調整する操作部材を含む、請求項1乃至4の何れか1項記載のねじ打機。
  7. 前記操作部材は、
    前記ガイド機構が前記ねじに接触する力を与える初期位置と、
    前記ガイド機構が前記ねじに接触する力が前記初期位置よりも弱い退避位置と、
    を有する、請求項記載のねじ打機。
  8. ねじを収容する射出部と、前記射出部の前記ねじに接触可能であり、かつ、軸線を中心として回転可能、かつ、前記軸線方向に移動可能な回転打撃部と、前記回転打撃部に前記軸線方向の打撃力を与える打撃力付与機構と、前記回転打撃部に回転力を与える回転力付与機構と、前記射出部の前記ねじに接触することにより、前記ねじの姿勢が変化することを抑制するガイド機構と、を有するねじ打機であって、
    前記ガイド機構が前記ねじに接触する力を調整する調整機構が設けられ、
    前記調整機構は、作業者の操作で作動することにより、前記ガイド機構が前記ねじに接触する力を調整する操作部材を含み、
    前記操作部材は、
    前記ガイド機構が前記ねじに接触する力を与える初期位置と、
    前記ガイド機構が前記ねじに接触する力が前記初期位置よりも弱い退避位置と、
    を有し、
    前記回転力付与機構は、
    前記回転打撃部に回転力を与える電動モータと、
    前記電動モータに電力を供給する電源と、
    を含み、
    前記操作部材が前記初期位置から前記退避位置に作動することを阻止及び可能とする第1ロック機構が設けられ、
    前記第1ロック機構は、
    前記電源から前記電動モータに電力が供給されていると、前記操作部材が前記初期位置から前記退避位置に作動することを阻止するロック位置と、
    前記電源から前記電動モータに電力が供給されていないと、前記操作部材が前記初期位置から前記退避位置に作動することの可能な解除位置と、
    を有する、ねじ打機。
  9. ねじを収容する射出部と、前記射出部の前記ねじに接触可能であり、かつ、軸線を中心として回転可能、かつ、前記軸線方向に移動可能な回転打撃部と、前記回転打撃部に前記軸線方向の打撃力を与える打撃力付与機構と、前記回転打撃部に回転力を与える回転力付与機構と、前記射出部の前記ねじに接触することにより、前記ねじの姿勢が変化することを抑制するガイド機構と、を有するねじ打機であって、
    前記ガイド機構が前記ねじに接触する力を調整する調整機構が設けられ、
    前記調整機構は、作業者の操作で作動することにより、前記ガイド機構が前記ねじに接触する力を調整する操作部材を含み、
    前記操作部材は、
    前記ガイド機構が前記ねじに接触する力を与える初期位置と、
    前記ガイド機構が前記ねじに接触する力が前記初期位置よりも弱い退避位置と、
    を有し、
    前記打撃力付与機構は、圧縮性流体の圧力で前記回転打撃部に打撃力を与える圧力室を含み、
    前記回転力付与機構は、前記圧縮性流体の運動エネルギを回転力に変換して前記回転打撃部に回転力を与えるエアモータを含み、
    前記操作部材が前記初期位置から前記退避位置に作動することを阻止及び可能とする第2ロック機構が設けられ、
    前記第2ロック機構は、
    前記圧力室に前記圧縮性流体が送られていると、前記操作部材が前記初期位置から前記退避位置に作動することを阻止するロック位置と、
    前記圧力室に前記圧縮性流体が送られていないと、前記操作部材が前記初期位置から前記退避位置に作動することの可能な解除位置と、
    を有する、ねじ打機。
  10. 前記受け部は、前記第1ガイド部材と前記第2ガイド部材との間に配置される第1内側部材及び第2内側部材を有し、
    前記弾性部材は、前記第1ガイド部材と前記第1内側部材との間、及び前記第2ガイド部材と前記第2内側部材との間にそれぞれ配置され、
    前記第1内側部材が前記第1ガイド部材に対して移動し、かつ、前記第2内側部材が前記第2ガイド部材に対して移動すると、前記ガイド機構が前記ねじに接触する力が調整される、請求項2記載のねじ打機。
  11. 前記受け部は、前記第1ガイド部材と前記第2ガイド部材との間に配置される第1内側部材及び第2内側部材を有し、
    前記調整機構は、前記第1ガイド部材に対して移動可能に設けられる第1調整部材と、前記第2ガイド部材に対して移動可能に設けられる第2調整部材と、を有し、
    前記弾性部材は、前記第1調整部材と前記第1内側部材との間、及び前記第2調整部材と前記第2内側部材との間にそれぞれ配置され、
    前記第1調整部材が前記第1内側部材に対して移動し、かつ、前記第2調整部材が前記第2内側部材に対して移動すると、前記ガイド機構が前記ねじに接触する力が調整される、請求項2記載のねじ打機。
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