JP7004640B2 - 水田作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、乗用型田植機や乗用型直播機等の水田作業機において、バッテリの支持構造に関する。
水田作業機の一例である乗用型田植機では、特許文献1に開示されているように、機体にバッテリを設ける場合、バッテリを支持可能な取付台が、フロアの外周部から機体の外側に出る位置に固定されたものがある。
特許許文献1では、バッテリがフロアの外周部から機体の外側に出て露出した状態となるので、バッテリの交換等のメンテナンス作業が行い易くなるのであり、フロアを歩行する作業者にとって、バッテリが歩行の妨げになり難い。
特開2013-208083号公報
水田作業機をトラックの荷台に載せて運搬したり狭い納屋等に格納したりする場合、特許文献1のように、バッテリがフロアの外周部から機体の外側に出ていると、水田作業機をトラックの荷台に載せ難くなる可能性があり、水田作業機を狭い納屋等に格納し難くなる可能性があるので、改善の余地がある。
本発明は、水田作業機において、水田作業機をトラックの荷台に載せたり狭い納屋等に格納したりする場合、バッテリが妨げとなり難いように構成すること目的としている。
本発明の水田作業機は、運転座席を有する機体と、前記機体に設けられたフロアと、バッテリを支持可能な取付台とが備えられ、前記取付台が平面視で前記フロアの外周部から前記機体の外側に出る作業位置と、前記取付台が平面視で前記フロアの外周部に重複して、前記作業位置よりも前記機体の内側に位置する格納位置とに、前記取付台を位置変更可能に支持するバッテリ支持部が備えられている。
本発明によると、水田作業機をトラックの荷台に載せたり狭い納屋等に格納したりする場合、バッテリを支持可能な取付台を、バッテリ支持部において格納位置に支持させればよい。
これにより、バッテリ及び取付台がフロアの外周部から機体の外側にあまり出ないようにすることができるので、水田作業機をトラックの荷台に載せたり狭い納屋等に格納したりする際に、バッテリが妨げとなり難いものとなり、作業性が向上する。
本発明によると、取付台をバッテリ支持部において作業位置に支持させれば、バッテリ及び取付台が、フロアの外周部から機体の外側に出て露出した状態となるので、バッテリの交換等のメンテナンス作業が行い易くなるのであり、フロアを歩行する作業者にとってバッテリ及び取付台が歩行の妨げになり難い。
本発明において、前記作業位置が、前記格納位置よりも低い位置に配置されていると好適である。
バッテリは比較的重量を有するものなので、本発明によると、作業走行時に、取付台をバッテリ支持部において作業位置に支持させることにより、バッテリ及び取付台が比較的低い作業位置に配置されることになって、作業走行時の低重心化にバッテリが寄与することになり、走行性能が向上する。
本発明において、前記作業位置において、前記取付台が、前記バッテリ支持部から前記機体の外側に向く姿勢で、前記バッテリ支持部に支持され、前記格納位置において、前記取付台が、前記バッテリ支持部から前記機体の内側に向く逆向きの姿勢で、前記バッテリ支持部に支持されていると好適である。
本発明によると、取付台を機体の外側に向く姿勢及び機体の内側に向く逆向きの姿勢に設定するという比較的簡単な操作により、取付台をバッテリ支持部において作業位置及び格納位置に支持させることができるので、作業性が向上する。
本発明において、前記作業位置において、前記取付台が前記バッテリ支持部の連結部分に連結されて、前記取付台が、前記バッテリ支持部から前記機体の外側に向く姿勢で、前記バッテリ支持部に支持され、前記格納位置において、前記取付台が前記バッテリ支持部の同一の前記連結部分に連結されて、前記取付台が、前記バッテリ支持部から前記機体の内側に向く逆向きの姿勢で、前記バッテリ支持部に支持されていると好適である。
前述のように、取付台を機体の外側に向く姿勢及び機体の内側に向く逆向きの姿勢に設定して、取付台をバッテリ支持部において作業位置及び格納位置に支持させる場合、本発明によると、作業位置及び格納位置において、取付台がバッテリ支持部の同一の連結部分に連結される。
これにより、作業者が取付台をバッテリ支持部において作業位置及び格納位置に支持させる際に、作業者は取付台をバッテリ支持部に迷うことなく連結することができるので、作業性が向上する。バッテリ支持部に多数の連結部分を設ける必要がなくなるので、構造の簡素化の面でも有利になる。
本発明において、前記作業位置が、前記格納位置よりも低い位置に配置され、前記取付台の上部に設けられた第1連結部分と、前記取付台の下部に設けられた第2連結部分とが備えられて、前記作業位置において、前記取付台の前記第1連結部分が前記バッテリ支持部の前記連結部分に連結されて、前記取付台が、前記バッテリ支持部から前記機体の外側に向く姿勢で、前記バッテリ支持部に支持され、前記格納位置において、前記取付台の前記第2連結部分が前記バッテリ支持部の前記連結部分に連結されて、前記取付台が、前記バッテリ支持部から前記機体の内側に向く逆向きの姿勢で、前記バッテリ支持部に支持されていると好適である。
バッテリは比較的重量を有するものなので、本発明によると、作業走行時に、取付台をバッテリ支持部において作業位置に支持させることにより、バッテリ及び取付台が比較的低い作業位置に配置されることになって、作業走行時の低重心化にバッテリが寄与することになり、走行性能が向上する。
本発明によると、取付台の上部に設けられた第1連結部分と、取付台の下部に設けられた第2連結部分とが備えられている。
これによって、取付台の第1連結部分をバッテリ支持部の連結部分に連結することにより、取付台を比較的低い作業位置に無理なく配置することができ、取付台の第2連結部分をバッテリ支持部の連結部分に連結することにより、取付台を作業位置よりも高い位置の格納位置に無理なく配置することができるので、作業性が向上する。
本発明において、前記機体から延出されて前記バッテリに接続されるハーネスの途中部分を支持するハーネス支持部が、前記取付台に設けられていると好適である。
前述のように、取付台を機体の外側に向く姿勢及び機体の内側に向く逆向きの姿勢に設定して、取付台をバッテリ支持部において作業位置及び格納位置に支持させる場合、バッテリに接続されるハーネスの向きも大きく変化する。
本発明によると、取付台を機体の外側に向く姿勢及び機体の内側に向く逆向きの姿勢に設定する際に、ハーネスにおいて、取付台のハーネス支持部付近からバッテリの端子までの短い部分が、取付台に伴なって向きを変える。これに対し、ハーネスにおいて、機体から取付台のハーネス支持部付近の長い部分は、向きがあまり変化することはなく、この部分を機体に固定しておくことができる。
これにより、取付台を機体の外側に向く姿勢及び機体の内側に向く逆向きの姿勢に設定するように構成した場合、ハーネスにおいて機体に固定することができる部分を長くすることができて、ハーネスの配置が行い易くなるのであり、ハーネスの配置の簡素化の面で有利になる。
本発明において、前記作業位置が、前記フロアの外周部における最大の左右幅の部分よりも前記機体の外側に出る位置に配置されていると好適である。
本発明によると、取付台をバッテリ支持部において作業位置に設定した場合、フロアを無駄なく使用することができて、作業性が向上する。
本発明において、前記機体に設けられた支持フレームから前記機体の外側に延出される使用位置と、上側に向く収納位置とに亘って、前後方向に沿った軸芯周りに揺動可能に、前記支持フレームに支持されて、前記バッテリ支持部の上側に配置された予備苗のせ台が備えられ、正面視において、前記作業位置の前記取付台及び前記バッテリが、前記収納位置の前記予備苗のせ台の最外側部分を通る仮想の鉛直線よりも、前記機体の内側に配置されていると好適である。
水田作業機の一例である乗用型田植機では、予備苗のせ台が備えられており、予備苗苗のせ台が、機体に設けられた支持フレームに、機体の外側に延出される使用位置と、上側に向く収納位置とに亘って、前後方向に沿った軸芯周りに揺動可能に支持されることがある。作業走行時において、予備苗のせ台を使用位置に設定して、予備苗のせ台に苗を載せるのであり、予備苗のせ台を使用しない場合、予備苗のせ台を収納位置に設定する。
本発明によると、予備苗のせ台を収納位置に設定した場合、作業位置の取付台及びバッテリが、収納位置の予備苗のせ台の最外側部分を通る仮想の鉛直線よりも、機体の内側に配置されるので、予備苗のせ台を収納位置に設定して走行する際に、収納位置の予備苗のせ台が畦等の他物に接触しないように走行することによって、作業位置の取付台及びバッテリが、畦等の他物に接触することが少なくなる。
予備苗のせ台が、バッテリ支持部の上側に配置されて比較的高い位置に配置されているので、運転座席の作業者にとって予備苗のせ台が目視し易い。
これにより、収納位置の予備苗のせ台が畦等の他物に接触しないように走行することが容易に行えるようになるのであり、作業位置の取付台及びバッテリが、畦等の他物に接触することが少なくなる。
本発明において、前記予備苗のせ台を前後方向に沿って位置変更可能に、前記支持フレームの下部が左右方向に沿った軸芯周りに揺動可能に支持され、正面視において、前記作業位置の前記取付台及び前記バッテリが、前記支持フレームの揺動軌跡に対して前記機体の外側に配置されていると好適である。
水田作業機の一例である乗用型田植機では、機体に設けられた支持フレームに予備苗のせ台を支持した場合、支持フレームの下部が左右方向に沿った軸芯周りに揺動可能に支持されて、予備苗のせ台が前後方向に沿って位置変更可能に構成されることがある。
本発明によると、正面視において、作業位置の取付台及びバッテリが、支持フレームの揺動軌跡に対して機体の外側に配置されており、作業位置の取付台及びバッテリが、支持フレームに接触することがないので、予備のせ台を前後方向に沿って無理なく位置変更することができる。
乗用型田植機の左側面図である。 乗用型田植機の前部の平面図である。 乗用型田植機の前部の正面図である。 バッテリ支持部、取付台及びバッテリの分解斜視図である。 バッテリ支持部、取付台及びバッテリの正面図である。 バッテリ支持部、取付台及びバッテリの平面図である。 バッテリ支持部、取付台及びバッテリの付近の右側面図である。 第1状態の左の予備苗のせ台の付近の左側面図である。 第2状態の左の予備苗のせ台の付近の左側面図である。
図1~図9に、水田作業機の一例である乗用型田植機が示されている。図1~図9において、Fは前方向を示し、Bは後方向を示し、Uは上方向を示し、Dは下方向を示している。Rは右方向を示し、Lは左方向を示している。
(乗用型田植機の全体構成)
図1に示すように、乗用型田植機は、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2を備えた機体3の後部に、リンク機構4が上下に揺動可能に支持されて後側に延出されており、リンク機構4を昇降操作する油圧シリンダ5が設けられている。
苗植付装置6がリンク機構4の後部に支持され、機体3の後部及び苗植付装置6に亘って、田面に肥料を供給する施肥装置7が設けられており、苗植付装置6の前側の下部に、田面を整地する整地装置8が支持されている。
図1,2,3に示すように、機体3の右部及び左部の上部に、複数の予備苗のせ台31,32が配置されている。後述の(予備苗のせ台を前後方向に位置変更可能に機体に支持する前後支持機構の構成)及び(予備苗のせ台を第1状態及び第2状態に位置変更可能に前後支持機構に支持する支持機構の構成)に記載のように、予備苗のせ台31,32は、前後支持機構37及び支持機構45を介して機体3に支持されている。
(機体の前部の構成)
図1,2,3に示すように、機体3の前部に配置されたミッションケース22に、支持フレーム23が連結されて前側に延出され、支持フレーム23にエンジン(図示せず)が支持されている。エンジンを覆うボンネット24が機体3の前部に設けられている。
前輪1を操向操作する操縦ハンドル25、走行用の変速レバー26、及び油圧シリンダ5を作動操作する為の昇降レバー27が、ボンネット24の上部に設けられている。
正面視でアーチ状の操作アーム53が、起立姿勢(図1,2,3参照)、起立姿勢から前側に倒れた前傾姿勢に操作可能に、支持フレーム23に支持されており、操作アーム53の上部に、センターマスコット54が設けられている。
ボンネット24の右側及び左側からボンネット24の後側に亘って、フロア28が機体3に設けられて、フロア28の後部28bの上部に、運転座席20が配置されている。フロア28に、左右幅の狭い前部28aと、前部28aよりも左右幅の大きい後部28bとが設けられており、フロア28の外周部において、フロア28の後部28bの部分が最大の左右幅を持つ部分となっている。
フロア28の前部28aにおいて、ボンネット24と右の予備苗のせ台31,32との間、ボンネット24と左の予備苗のせ台31,32との間が、右及び左の通路となっており、作業者は右又は左の通路を通って、機体3から畦に移動したり、畦から機体3に乗り込んだりする。
フロア28の前部28aにおけるボンネット24の右側の部分に、ブレーキペダル55が設けられ、ブレーキペダル55に連結されたブレーキレバー56が設けられており、フロア28にロックレバー57が設けられている。
例えば畦を越えて水田に進入する場合や、畦を越えて水田から出る場合、作業者は、機体3から降りて機体3の前側に立ち、操作アーム53を前傾姿勢に設定して、操作アーム53を持つことにより、機体3の向きの修正を行ったり、機体3の前部の浮き上がりを押さえたりする。
作業者は、手を延ばして変速レバー26を操作したり、ブレーキレバー56を持ってブレーキペダル55を操作したりする。踏み込み状態(制動状態)のブレーキペダル55及びブレーキレバー56に、ロックレバー57を掛けることにより、ブレーキペダル55及びブレーキレバー56を、踏み込み状態(制動状態)で保持することができる。
(苗植付装置の構成)
図1に示すように、苗植付装置6に、植付伝動ケース9、回転ケース10、植付アーム11、フロート12、苗のせ台13等が設けられている。
2個の植付伝動ケース9の後部の右部及び左部に、回転ケース10が回転可能に支持され、回転ケース10の両端に、植付アーム11が支持されている。苗のせ台13が、左右方向に往復移動可能に支持されている。
苗のせ台13が左右方向に往復横送り駆動されるのに伴って、回転ケース10が回転駆動され、苗のせ台13の下部から植付アーム11が交互に苗を取り出して田面に植え付ける。
(施肥装置の構成)
図1に示すように、施肥装置7に、ホッパー15、繰り出し部16、ブロア17、作溝器18及びホース19等が設けられている。
機体3において運転座席20の後側に、肥料を貯留するホッパー15及び繰り出し部16が支持されており、繰り出し部16の左の横外側にブロア17が設けられている。フロート12に作溝器18が取り付けられて、4個の作溝器18が設けられており、繰り出し部16と作溝器18とに亘って4本のホース19が接続されている。
ホッパー15の肥料が繰り出し部16により繰り出され、ブロア17の搬送風によりホース19を通って作溝器18に供給されるのであり、作溝器18により田面に溝が形成されながら、作溝器18から田面の溝に肥料が供給される。
(整地装置の構成)
図1に示すように、苗植付装置6に支持された右及び左の支持ケース14が、前側に延出されて、支持ケース14の前部に亘って、駆動軸(図示せず)が回転可能に支持されており、多数の整地体21が駆動軸に取り付けられている。
苗植付装置6の動力が、植付伝動ケース9から、支持ケース14の内部の伝動チェーン(図示せず)を介して、駆動軸に伝達され、駆動軸及び整地体21が図1の反時計方向に回転駆動されて、整地体21により田面の整地が行われる。
(バッテリ支持部の構成)
図2及び図3に示すように、機体3の前部の右部に、板材によって形成されたバッテリ支持部35が設けられている。
図4及び図5に示すように、バッテリ支持部35に、上下方向に沿った前及び後の横側部分35a、横側部分35aの上部に設けられた前及び後の連結部分35b、前及び後の横側部分35aの上部及び連結部分35bに亘って接続された上側部分35c、前及び後の横側部分35aの下部に接続された前及び後の支持部分35d等が設けられている。
フロア28を支持するフロアフレーム47が、フロア28の前部28a及び後部28bの外周部の下側に沿って配置されており、バッテリ支持部35の支持部分35dがフロアフレーム47に連結されている。バッテリ支持部35の支持部分35dが、フロアフレーム47から機体3の外側に延出され、バッテリ支持部35の横側部分35aが、バッテリ支持部35の支持部分35dから上側に延出されている。
バッテリ支持部35の横側部分35a及び連結部分35bが、平面視でフロア28の前部28aの右部及び後部28bの右部の接続部分の付近に配置され、フロア28の外周部における最大の左右幅の部分である後部28bよりも機体3の外側に出る位置に配置されている。バッテリ支持部35の連結部分35bが、正面視でフロア28の前部28a及び後部28bよりも少し上側に出る位置に配置されている。
(バッテリ及び取付台の構成)
図4及び図5に示すように、板材によって形成された取付台39が設けられている。取付台39に、枠状の支持部分39a、支持部分39aの端部から上側に延出された横側部分39b、横側部分39b(取付台39)の上部に設けられた第1連結部分39c、横側部分39b(取付台39)の下部に設けられた第2連結部分39d、横側部分39bの上部に設けられたハーネス支持部39eが設けられている。
バッテリ40が設けられている。バッテリ40の端子40a,40bが、取付台39の横側部分39b側に位置するように、バッテリ40が取付台39の支持部分39aに支持されて、ベルト(図示せず)により、バッテリ40が取付台39に固定される。
(バッテリ支持部における作業位置での取付台の支持)
取付台39及びバッテリ40をバッテリ支持部35に作業位置C1で支持させる場合、図4,5,6に示すように、取付台39の支持部分39aが横側部分39bに対して機体3の外側に向く姿勢に設定する。
取付台39の横側部分39bを、バッテリ支持部35の横側部分35aに当てながら、取付台39の第1連結部分39cを、バッテリ支持部35の連結部分35bに上側から載せて、取付台39の第1連結部分39cとバッテリ支持部35の連結部分35bとを、ボルト43により連結する。取付台39の第2連結部分39dは、バッテリ支持部35の横側部分35a及び支持部分35dの下側に入り込む。
作業位置C1において、取付台39及びバッテリ40は、バッテリ支持部35から機体3の外側に向く姿勢で、バッテリ支持部35に支持され、平面視でフロア28の後部28bの外周部から機体3の外側に出る位置に配置される。
作業位置C1において、取付台39は、正面視でフロア28の前部28a及び後部28bと略同じ高さに配置され、バッテリ40がフロア28の前部28a及び後部28bから少し上側に出る状態となる。
図6に示すように、機体3から延出されるハーネス44が、フロアフレーム47におけるバッテリ支持部35の前側の部分に、バンド状の固定具58により固定され、取付台39のハーネス支持部39eに支持されて、バッテリ40の端子40a,40bに接続されている。
(バッテリ支持部における格納位置での取付台の支持)
作業位置C1の取付台39及びバッテリ40を、バッテリ支持部35に格納位置C2で支持させる場合、図4~図7に示すように、ボルト43を取り外して、取付台39をバッテリ支持部35から取り外す。
取付台39及びバッテリ40の姿勢を、取付台39の支持部分39aが横側部分39bに対して機体3の内側(機体3の左右中央側)に向く逆向きの姿勢に、約180度変更する。
取付台39の第2連結部分39dを、バッテリ支持部35において作業位置C1の連結時と同一の連結部分35bに上側から載せて、取付台39の第2連結部分39dとバッテリ支持部35の連結部分35bとを、ボルト43により連結する。
格納位置C2において、取付台39及びバッテリ40は、バッテリ支持部35から機体3の内側(機体3の左右中央側)に向く逆向きの姿勢で、バッテリ支持部35に支持されて、作業位置C1の取付台39及びバッテリ40よりも機体3の内側(機体3の左右中央側)に配置される。
格納位置C2において、取付台39及びバッテリ40は、フロア28の後部28bの上側に配置されて、平面視でフロア28の後部28bの外周部と重複する。取付台39及びバッテリ40がフロア28の後部28bの上側に配置されることにより、作業位置C1が格納位置C2よりも低い位置に配置されている。
格納位置C2において、取付台39及びバッテリ40は、フロア28の後部28bの上側で、ブレーキペダル55(図2及び図3参照)に隣接する位置に配置される。ブレーキペダル55が踏み操作されても、ブレーキペダル55が格納位置C2の取付台39及びバッテリ40に接触することはない。
取付台39及びバッテリ40が作業位置C1から格納位置C2に変更されると、格納位置C2での取付台39のハーネス支持部39eの位置が、作業位置C1での取付台39のハーネス支持部39eの位置から、少し後側に移動し、少し上側に移動して、前後逆向きとなる。
格納位置C2でのバッテリ40の端子40a,40bの位置が、作業位置C1でのバッテリ40の端子40a,40bの位置から、少し機体3の内側(機体3の左右中央側)に移動し、少し上側に移動する。バッテリ40の端子40aが後側で、バッテリ40の端子40bが前側となって、前後逆となる。
ハーネス44において、取付台39のハーネス支持部39e付近からバッテリ40の端子40a,40bまでの短い部分が、取付台39に伴なって向きを変える。
ハーネス44において、固定具58から取付台39のハーネス支持部39eまでの部分は、少し向きを変える。ハーネス44において、機体3から固定具58に固定された部分までは、姿勢の変化はない。
(予備苗のせ台を前後方向に位置変更可能に機体に支持する前後支持機構の構成)
図1,2,3,8に示すように、フレーム29が、支持フレーム23に連結されて、支持フレーム23から右側及び左側に延出されており、フレーム29の右端部及び左端部にブラケット30が連結されている。
右及び左の支持フレーム33の下部が、ブラケット30の左右方向に沿った軸芯P1周りに前後に揺動可能に支持され、右及び左の支持アーム34の下部が、ブラケット30の左右方向に沿った軸芯P2周りに前後に揺動可能に支持されて、支持フレーム33及び支持アーム34が上側に延出されている。
平面視において、フロア28の右前部及び左前部に、フロア28の前部28aと後部28bとの接続部分である段差部が形成されている。ブラケット30、支持フレーム33の下部及び支持アーム34の下部が、平面視でフロア28の段差部に入り込むように配置されている。
図3及び図8に示すように、板材が箱状に折り曲げられて形成された支持部材36が、支持フレーム33の上部の左右方向の軸芯P3周りに揺動可能に支持されている。支持部材36から前側に延出されたアーム部36aに、支持アーム34の上端部が、左右方向の軸芯P4周りに揺動可能に接続されている。
支持フレーム33、支持アーム34及び支持部材36が、側面視で平行四連リンクに構成されている。支持フレーム33及び支持アーム34を前後に揺動させることにより、支持部材36が、上下方向に沿った姿勢を維持しながら、支持フレーム33が上下方向に沿った中央位置(図1,2,3,8参照)、支持フレーム33が中央位置から前側に傾斜した前側位置、支持フレーム33が中央位置から後側に傾斜した後側位置に、前後方向に位置変更される。
図3に示すように、丸棒状の弾性材が折り曲げられた右及び左のトーションバネ46が設けられている。トーションバネ46が軸芯P1に沿って配置されて、トーションバネ46の一方の端部が支持フレーム23に連結され、トーションバネ46の他方の端部が支持フレーム33に接続されている。トーションバネ46により、支持フレーム33が前側位置及び後側位置から中央位置に付勢されている。
以上のように、支持フレーム33、支持アーム34及び支持部材36等を備えた前後支持機構37が設けられている。
後述の(予備苗のせ台を第1状態及び第2状態に位置変更可能に前後支持機構に支持する支持機構の構成)に記載のように、予備苗のせ台31,32が、支持機構45及び支持部材36を介して支持フレーム33に支持されており、予備苗のせ台31,32が前後方向に位置変更可能に支持されている。
(前後支持機構において支持フレームを中央位置、前側位置及び後側位置に操作及び保持する為の構成)
図2,3,8に示すように、丸棒材が折り曲げられて形成された前後操作具38が設けられている。前後操作具38が、支持部材36の前後方向の軸芯周りに回転可能に支持されて、支持部材36から前側及び後側に延出されている。
前後操作具38の前端部が下向きに折り曲げられて、前後操作具38の前端部に持ち手部38aが設けられており、前後操作具38の後端部が下向きに折り曲げられて、前後操作具38の後端部に持ち手部38bが設けられている。
支持フレーム33の上部と支持部材36との間に前後保持機構(図示せず)が内装されており、前後操作具38により前後保持機構が操作される。図2,3,8に示すように、前後操作具38の持ち手部38a、38bが下向きに操作されていると、前後保持機構が保持状態に操作されて、支持フレーム33が中央位置、前側位置及び後側位置に保持される。
作業者が、前後操作具38の持ち手部38a、38bを持ち、前後操作具38の持ち手部38a、38bを機体3の内側(ボンネット24側)に向くように、前後操作具38を回転操作すると、前後保持機構が解除状態に操作される。
これにより、作業者は、前後操作具38の持ち手部38a、38bを持ちながら前側又は後側に操作することにより、支持フレーム33を中央位置、前側位置及び後側位置に操作することができる。
(予備苗のせ台を第1状態及び第2状態に位置変更可能に前後支持機構に支持する支持機構の構成)
図8に示すように、支持部材36に、アーム部36bが連結されて後側に延出されており、丸パイプ状の支持リンク41,42が設けられている。
支持リンク41の長手方向の中央部が、支持部材36のアーム部36bの左右方向の軸芯P6周りに揺動可能に支持されている。支持リンク42の長手方向の中央部が、支持フレーム33の左右方向の軸芯P3周りに揺動可能に支持されている。
角パイプ状の苗のせ台フレーム51,52が設けられている。支持リンク41の一方の端部が、左右方向の軸芯P7周りに揺動可能に、苗のせ台フレーム51の前後中間部に接続され、支持リンク42の一方の端部が、左右方向の軸芯P8周りに揺動可能に、苗のせ台フレーム51の前部に接続されている。
支持リンク41の他方の端部が、左右方向の軸芯P9周りに揺動可能に、苗のせ台フレーム52の後部に接続され、支持リンク42の他方の端部が、左右方向の軸芯P10周りに揺動可能に、苗のせ台フレーム52の後部に接続されている。
図1,2,3,8に示すように、予備苗のせ台31,32は合成樹脂により一体的に形成されている。苗のせ台フレーム51,52の前部及び後部にブラケット51a,52aが設けられており、ブラケット51a,52aの前後方向に沿った軸芯P11,P12周りに、予備苗のせ台31,32が、横向きの使用位置(図1,2,3参照)、及び起立した収納位置に姿勢変更可能に支持されている。
以上のように、支持リンク41,42、及び苗のせ台フレーム51,52等を備えた支持機構45が設けられている。後述の(予備苗のせ台の第1状態及び第2状態への操作)に記載のように、予備苗のせ台31,32が、上下方向に所定の間隔を置いて配置された第1状態A1(図1,2,3,8参照)、及び、前後方向に一列状に配置された第2状態A2(図9参照)に位置変更可能に、支持機構45を介して支持部材36に支持されている。
予備苗のせ台31,32が、前後方向に沿った軸芯P11,P12周りに使用位置及び収納位置に姿勢変更可能に、支持機構45及び支持部材36を介して、支持フレーム33に支持されている。
(支持機構において予備苗のせ台を第1状態及び第2状態に操作及び保持する為の構成)
図2,7,8に示すように、右及び左の苗のせ台フレーム51の後部に、右及び左の操作具48が連結されて後側に延出されている。右及び左の苗のせ台フレーム51の後部に連結されたブラケット51bに、右及び左の保持具49が、左右方向の軸芯P13周りに上下に揺動自在に支持されている。
凹部状の第1係合部49a及び第2係合部49bが、保持具49の基部に設けられている。右及び左の支持リンク41において、苗のせ台フレーム51に揺動可能に接続される部分(軸芯P7)を挟んだ一方側及び他方側の部分に、ピン状の第1係止部41a及び第2係止部41bが設けられている。
苗のせ台フレーム51のブラケット51bに、バネ50が取り付けられており、バネ50により保持具49が、支持リンク41の第1係止部41a及び第2係止部41bとの係合側に付勢されている。支持部材36のアーム部36bに、ピン状のストッパー部36cが設けられている。
(予備苗のせ台の第1状態及び第2状態への操作)
図1,2,3,8に示す状態は、複数の予備苗のせ台31,32が上下方向に所定の間隔を置いて配置された第1状態A1に操作された状態である。
図8に示すように第1状態A1において、支持リンク41が、支持部材36のストッパー部36dcに上側から当たり、保持具49の第1係合部49aが、支持リンク41の第1係止部41aに係合して(保持具49の第1係合部49aに、支持リンク41の第1係止部41aが入り込んで)、予備苗のせ台31,32が第1状態A1に保持されている。
予備苗のせ台31,32が第1状態A1に保持された状態で、作業者が手で操作具48及び保持具49を一緒に握るようにして持つと、保持具49の第1係合部49aが、支持リンク41の第1係止部41aから外れる。
図8から図9に示すように、作業者が、操作具48及び保持具49を、持ちながら運転座席20側(後側)に引き操作すると、支持リンク41,42が軸芯P3,P6周りに図8及び図9の時計方向に揺動して、上側の予備苗のせ台31が運転座席20側(後側)に位置変更され、下側の予備苗のせ台32が前側に位置変更される。
図9に示すように、支持リンク42が、支持部材36のストッパー部36cに上側から当たることにより、支持リンク41,42の揺動が止められるのであり、複数の予備苗のせ台31,32が前後方向に一列状に配置された第2状態A2となる。
図9に示す状態において、作業者が保持具49を離すと、バネ50により保持具49が下側に揺動し、保持具49の第2係合部49bが、支持リンク41の第2係止部41bに係合して(保持具49の第2係合部49bに、支持リンク41の第2係止部41bが入り込んで)、予備苗のせ台31,32が第2状態A2に保持される。
図9に示す第2状態A2で、前述と同様に、作業者が、手で操作具48及び保持具49を一緒に握るようにして持ちながら前側に押し操作することより、予備苗のせ台31,32を第2状態A2から、図8に示す第1状態A1に位置変更することができる。
前述の(前後支持機構において支持フレームを中央位置、前側位置及び後側位置に操作及び保持する為の構成)に記載のように、作業者が前後操作具38を操作することによって、予備苗のせ台31,32を第1状態A1(第2状態A2)に保持しながら、予備苗のせ台31,32及び支持機構45、支持フレーム33を、中央位置、前側位置及び後側位置に位置変更することができる。
(取付台及びバッテリと予備苗のせ台との位置関係)
図1,2,3,8に示すように、予備苗のせ台31,32が第1状態A1に設定され、予備苗のせ台31,32(支持フレーム33)が中央位置及び後側位置に設定された状態において、バッテリ支持部35が、側面視で支持フレーム33の後側に位置し、平面視で予備苗のせ台31,32の下側に位置して、予備苗のせ台31,32と重複する。
図9に示すように、予備苗のせ台31,32が第2状態A2に設定され、予備苗のせ台31,32(支持フレーム33)が中央位置、前側位置及び後側位置に設定された状態において、バッテリ支持部35が、側面視で支持フレーム33の後側に位置し、平面視で予備苗のせ台31,32の下側に位置して、予備苗のせ台31,32と重複する。
取付台39及びバッテリ40が作業位置C1に設定された状態で、予備苗のせ台31,32が第1状態A1に設定され、予備苗のせ台31,32(支持フレーム33)が中央位置及び後側位置に設定されると、取付台39及びバッテリ40が、側面視で支持フレーム33の後側に位置し、正面視で支持フレーム33の機体3の外側に位置し、平面視で予備苗のせ台31,32の下側に位置して予備苗のせ台31,32と重複する。
取付台39及びバッテリ40が作業位置C1に設定された状態で、予備苗のせ台31,32が第2状態A2に設定され、予備苗のせ台31,32(支持フレーム33)が中央位置、前側位置及び後側位置に設定されると、取付台39及びバッテリ40が、側面視で支持フレーム33の後側に位置し、正面視で支持フレーム33の機体3の外側に位置し、平面視で予備苗のせ台31,32の下側に位置して予備苗のせ台31,32と重複する。
予備苗のせ台31,32(支持フレーム33)が、中央位置、前側位置及び後側位置に操作されても、正面視において、作業位置C1の取付台39及びバッテリ40が、支持フレーム33の揺動軌跡に対して機体3の外側に配置されていることにより、支持フレーム33が取付台39及びバッテリ40に接触することはない。
予備苗のせ台31,32(支持フレーム33)が、中央位置、前側位置及び後側位置に操作されても、正面視において、バッテリ支持部35の横側部分35a、連結部分35b及び上側部分35cが、支持フレーム33の揺動軌跡に対して機体3の外側に配置され、バッテリ支持部35の支持部分35dが、支持フレーム33の揺動軌跡に対して下側に配置されるので、支持フレーム33がバッテリ支持部35に接触することはない。
支持フレーム33が軸芯P1周りに揺動するので、前側位置及び後側位置での予備苗のせ台31,32の位置が、中央位置での予備苗のせ台31,32の位置よりも少し低くなる。
作業位置C1の取付台39及びバッテリ40が低い位置に設定されているので、予備苗のせ台31,32(支持フレーム33)が、前側位置及び後側位置に操作されても、予備苗のせ台31,32が、作業位置C1の取付台39及びバッテリ40に接触することはない。
同様に予備苗のせ台31,32が第2状態A2にされた状態で、予備苗のせ台31,32(支持フレーム33)が、前側位置及び後側位置に操作されても、予備苗のせ台31,32が、作業位置C1の取付台39及びバッテリ40に接触することはない。
予備苗のせ台31,32の第1状態A1及び第2状態A2において、予備苗のせ台31,32が起立した収納位置に設定されると、予備苗のせ台31,32の横端部(最外側部分)が機体3側に接近する。
この場合、図3に示すように、予備苗のせ台31,32の第1状態A1及び第2状態A2で、正面視において、作業位置C1の取付台39及びバッテリ40が、収納位置の予備苗のせ台31,32の最外側部分を通る仮想の鉛直線D1よりも、機体3の内側(機体3の左右中央側)に配置されている。
(発明の実施の第1別形態)
作業位置C1が、格納位置C2と同じ高さに設定されてもよい。
この構成によると、図4及び図5において、取付台39の支持部分39aを横側部分39bに対して機体3の外側に向く姿勢に設定しながら、取付台39の第2連結部分39dを、バッテリ支持部35の連結部分35bに上側から載せて、取付台39の第2連結部分39dとバッテリ支持部35の連結部分35bとを、ボルト43により連結する。
(発明の実施の第2別形態)
格納位置C2が、作業位置C1よりも低い位置に配置されてもよい。
この構成によると、格納位置C2において、取付台39及びバッテリ40が、フロア28の後部28bの下側に入り込むことにより、平面視でフロア28の後部28bの外周部と重複するように構成すればよい。
(発明の実施の第3別形態)
取付台39及びバッテリ40を機体3の外側に向く姿勢(又は機体3の内側に向く姿勢)に維持しながら、取付台39及びバッテリ40を、作業位置C1及び格納位置C2に平行移動するようにして、バッテリ支持部35に支持させるように構成してもよい。
(発明の実施の第4別形態)
バッテリ支持部35において、作業位置C1の取付台39が連結される連結部分35bと、格納位置C2の取付台39が連結される連結部分35bとが異なるものであってもよい。バッテリ支持部35が、機体3(フロア28)の左部に設けられてもよい。
本発明は、予備苗のせ台が設けられた乗用型田植機ばかりではなく、田面に種子を供給する播種装置が設けられた乗用型直播機や、田面に肥料や薬剤を供給する供給装置が設けられた乗用型作業機等の水田作業機にも適用できる。
3 機体
20 運転座席
28 フロア
31 予備苗のせ台
32 予備苗のせ台
33 支持フレーム
35 バッテリ支持部
35b 連結部分
39 取付台
39c 第1連結部分
39d 第2連結部分
39e ハーネス支持部
40 バッテリ
44 ハーネス
C1 作業位置
C2 格納位置
D1 鉛直線
P1 軸芯
P11 軸芯
P12 軸芯

Claims (9)

  1. 運転座席を有する機体と、前記機体に設けられたフロアと、バッテリを支持可能な取付台とが備えられ、
    前記取付台が平面視で前記フロアの外周部から前記機体の外側に出る作業位置と、前記取付台が平面視で前記フロアの外周部に重複して、前記作業位置よりも前記機体の内側に位置する格納位置とに、前記取付台を位置変更可能に支持するバッテリ支持部が備えられている水田作業機。
  2. 前記作業位置が、前記格納位置よりも低い位置に配置されている請求項1に記載の水田作業機。
  3. 前記作業位置において、前記取付台が、前記バッテリ支持部から前記機体の外側に向く姿勢で、前記バッテリ支持部に支持され、
    前記格納位置において、前記取付台が、前記バッテリ支持部から前記機体の内側に向く逆向きの姿勢で、前記バッテリ支持部に支持されている請求項1又は2に記載の水田作業機。
  4. 前記作業位置において、前記取付台が前記バッテリ支持部の連結部分に連結されて、前記取付台が、前記バッテリ支持部から前記機体の外側に向く姿勢で、前記バッテリ支持部に支持され、
    前記格納位置において、前記取付台が前記バッテリ支持部の同一の前記連結部分に連結されて、前記取付台が、前記バッテリ支持部から前記機体の内側に向く逆向きの姿勢で、前記バッテリ支持部に支持されている請求項3に記載の水田作業機。
  5. 前記作業位置が、前記格納位置よりも低い位置に配置され、
    前記取付台の上部に設けられた第1連結部分と、前記取付台の下部に設けられた第2連結部分とが備えられて、
    前記作業位置において、前記取付台の前記第1連結部分が前記バッテリ支持部の前記連結部分に連結されて、前記取付台が、前記バッテリ支持部から前記機体の外側に向く姿勢で、前記バッテリ支持部に支持され、
    前記格納位置において、前記取付台の前記第2連結部分が前記バッテリ支持部の前記連結部分に連結されて、前記取付台が、前記バッテリ支持部から前記機体の内側に向く逆向きの姿勢で、前記バッテリ支持部に支持されている請求項4に記載の水田作業機。
  6. 前記機体から延出されて前記バッテリに接続されるハーネスの途中部分を支持するハーネス支持部が、前記取付台に設けられている請求項3~5のうちのいずれか一項に記載の水田作業機。
  7. 前記作業位置が、前記フロアの外周部における最大の左右幅の部分よりも前記機体の外側に出る位置に配置されている請求項1~6のうちのいずれか一項に記載の水田作業機。
  8. 前記機体に設けられた支持フレームから前記機体の外側に延出される使用位置と、上側に向く収納位置とに亘って、前後方向に沿った軸芯周りに揺動可能に、前記支持フレームに支持されて、前記バッテリ支持部の上側に配置された予備苗のせ台が備えられ、
    正面視において、前記作業位置の前記取付台及び前記バッテリが、前記収納位置の前記予備苗のせ台の最外側部分を通る仮想の鉛直線よりも、前記機体の内側に配置されている請求項1~7のうちのいずれか一項に記載の水田作業機。
  9. 前記予備苗のせ台を前後方向に沿って位置変更可能に、前記支持フレームの下部が左右方向に沿った軸芯周りに揺動可能に支持され、
    正面視において、前記作業位置の前記取付台及び前記バッテリが、前記支持フレームの揺動軌跡に対して前記機体の外側に配置されている請求項8に記載の水田作業機。
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