JP7003367B2 - 電力ケーブルの接続部、及び電力ケーブルの接続部の形成方法 - Google Patents

電力ケーブルの接続部、及び電力ケーブルの接続部の形成方法 Download PDF

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Description

本発明は、電力ケーブルの接続部、及び電力ケーブルの接続部の形成方法に関するものである。
電力ケーブルの接続部として、特許文献1の電力ケーブルのシースずれ防止装置を備えるものが知られている。このシースずれ防止装置は、ケーブルシースの外周を把持するブラケット(支持体)と、ケーブルシースの外周にブラケットとずれて配置されるストッパーとを備える。このストッパーは、シースに対して接着剤で接着されている。
特開昭58-83518号公報
シースは、製造過程上、その長手方向(電力ケーブルの軸方向)に対して引張方向の歪みが残留している。この残留歪みは、例えば外気温度の変化や通電等のヒートサイクルなどの熱影響によって開放される。そうすると、シースは、その長手方向に収縮(シュリンクバック)して、シース内の遮蔽層に対してずれることがある。そのシースの収縮に伴い、シース内の遮蔽層は、シースから露出し、ひいてはシースの収縮により負荷がかかることで座屈や破断など損傷する虞がある。
上述のシースずれ防止装置では、熱影響によりシースがその長手方向に収縮すると、シースに接着されるストッパーがシースの収縮に追従してブラケットに当接することで、シース内の遮蔽層の露出を抑制している。しかし、ストッパーをシースに接着する接着剤は、一般的に硬いため、熱影響によるシースの膨張・収縮に対して追従して伸び縮みし難い。そのため、シースが繰り返し膨張・収縮すると、接着剤が割れるなど損傷する虞がある。それによりストッパーがシースから外れれば、遮蔽層の露出を抑制できなくなる。
そこで、電力ケーブルにおけるシース内の遮蔽層の露出を長期に亘って抑制できる電力ケーブルの接続部を提供することを目的の一つとする。また、上記電力ケーブルの接続部を形成できる電力ケーブルの接続部の形成方法を提供することを目的の一つとする。
本開示に係る第1の電力ケーブルの接続部は、
遮蔽層と前記遮蔽層の外周を覆うシースとを有する電力ケーブルと、
前記シースの前記遮蔽層に対する軸方向のずれを抑制するずれ止め機構とを備え、
前記ずれ止め機構は、
前記電力ケーブルの取付対象に取り付けられており、かつ、前記シースの外周面を支持するように前記電力ケーブルを支持する支持体と、
前記シースの外周面に設けられており、かつ、前記支持体と協働して前記シースの軸方向のずれを抑制するストッパーと、
前記ストッパーを前記シースの外周面に接着する接着剤とを有し、
前記接着剤は、最大引張応力が1.5MPa以下、及び破断伸びが450%以上の少なくとも一方を満たす。
本開示に係る第2の電力ケーブルの接続部は、
遮蔽層と前記遮蔽層の外周を覆うシースとを有する電力ケーブルと、
前記シースの前記遮蔽層に対する軸方向のずれを抑制するずれ止め機構とを備え、
前記ずれ止め機構は、
前記電力ケーブルの取付対象に取り付けられており、かつ、前記シースの外周面を支持するように前記電力ケーブルを支持する支持体と、
前記シースの外周面に設けられており、かつ、前記支持体と協働して前記シースの軸方向のずれを抑制するストッパーと、
前記ストッパーを前記シースの外周面に接着する接着剤とを有し、
前記接着剤は、シリル化ウレタン樹脂、及びシリル化ポリウレタン樹脂の少なくとも一方を含む。
本開示に係る第1の電力ケーブルの接続部の形成方法は、
電力ケーブルの接続部の形成方法であって、
遮蔽層と前記遮蔽層の外周を覆うシースとを有する電力ケーブルを、支持体に支持させる工程と、
前記支持体と協働して前記シースの軸方向のずれを抑制するように、前記シースの外周面に接着剤でストッパーを設ける工程とを備え、
前記接着剤は、最大引張応力が1.5MPa以下、及び破断伸びが450%以上の少なくとも一方を満たす。
本開示に係る第2の電力ケーブルの接続部の形成方法は、
電力ケーブルの接続部の形成方法であって、
遮蔽層と前記遮蔽層の外周を覆うシースとを有する電力ケーブルを、支持体に支持させる工程と、
前記支持体と協働して前記シースの軸方向のずれを抑制するように、前記シースの外周面に接着剤でストッパーを設ける工程とを備え、
前記接着剤は、シリル化ウレタン樹脂およびシリル化ポリウレタン樹脂の少なくとも一方を含む。
上記第1及び第2の電力ケーブルの接続部は、電力ケーブルにおけるシース内の遮蔽層の露出を長期に亘って抑制できる。
上記第1及び第2の電力ケーブルの接続部の形成方法は、電力ケーブルにおけるシース内の遮蔽層の露出を長期に亘って抑制できる電力ケーブルの接続部を形成できる。
実施形態に係る電力ケーブルの接続部の概略図である。 図1に示す電力ケーブルの接続部の(II)-(II)切断線で切断した状態を示す横断面図である。 図1に示す電力ケーブルの接続部の(III)-(III)切断線で切断した状態を示す横断面図である。
《本発明の実施形態の説明》
最初に本発明の実施態様の内容を列記して説明する。
(1)本発明の一態様に係る第1の電力ケーブルの接続部は、
遮蔽層と前記遮蔽層の外周を覆うシースとを有する電力ケーブルと、
前記シースの前記遮蔽層に対する軸方向のずれを抑制するずれ止め機構とを備え、
前記ずれ止め機構は、
前記電力ケーブルの取付対象に取り付けられており、かつ、前記シースの外周面を支持するように前記電力ケーブルを支持する支持体と、
前記シースの外周面に設けられており、かつ、前記支持体と協働して前記シースの軸方向のずれを抑制するストッパーと、
前記ストッパーを前記シースの外周面に接着する接着剤とを有し、
前記接着剤は、最大引張応力が1.5MPa以下、及び破断伸びが450%以上の少なくとも一方を満たす。
上記の構成によれば、電力ケーブルにおけるシース内の遮蔽層の露出を長期に亘って抑制できる。シースがその長手方向に収縮しても、シースの外周面に設けられるストッパーとシースの外周面を支持する支持体とが協働してシースが遮蔽層に対して軸方向にずれることを抑制できるからである。このストッパーをシースの外周面に接着する接着剤は、最大引張応力が1.5MPa以下、及び破断伸びが450%以上の少なくとも一方を満たすことで、比較的柔らかいので、例えば熱影響によるシースの膨張・収縮に対してある程度追従して伸び縮みできる。そのため、接着剤は、シースが繰り返し膨張・収縮しても割れなどの損傷が生じ難いので、長期に亘ってストッパーをシースの外周面に接着できる。
また、上記の構成によれば、シースの軸方向のずれに伴う遮蔽層への負荷がかかり難いので、負荷がかかることに伴う遮蔽層の座屈や破断なども生じ難い。
(2)上記第1の電力ケーブルの接続部の一形態として、
前記ずれ止め機構は、熱影響に伴う前記シースの前記遮蔽層に対する軸方向のずれを抑制するように構成されていることが挙げられる。
上記の構成によれば、熱影響に伴ってシースがその長手方向に収縮しても、シースが遮蔽層に対して軸方向にずれることを抑制できるため、電力ケーブルにおけるシース内の遮蔽層の露出を長期に亘って抑制できる。
(3)上記第1の電力ケーブルの接続部の一形態として、
前記ずれ止め機構は、前記シースのシュリンクバックに伴う前記シースの前記遮蔽層に対する軸方向のずれを抑制するように構成されていることが挙げられる。
上記の構成によれば、シュリンクバックに伴ってシースがその長手方向に収縮しても、シースが遮蔽層に対して軸方向にずれることを抑制できるため、電力ケーブルにおけるシース内の遮蔽層の露出を長期に亘って抑制できる。
(4)上記第1の電力ケーブルの接続部の一形態として、
前記ストッパーは、
前記支持体とは異なる場所に配置されており、
前記シースの前記遮蔽層に対する軸方向のずれが生じた際に前記支持体に当て止めされるように構成されていることが挙げられる。
上記の構成によれば、ストッパーが支持体に当て止めされるため、シースが遮蔽層に対して軸方向にずれることを抑制し易いので、電力ケーブルにおけるシース内の遮蔽層の露出を長期に亘って抑制できる。
(5)上記第1の電力ケーブルの接続部の一形態として、
前記支持体はブラケットであることが挙げられる。
上記の構成によれば、電力ケーブルにおけるシース内の遮蔽層の露出を長期に亘って抑制できる。
(6)上記電力ケーブルの接続部の一形態として、
前記接着剤は、シリル化ウレタン樹脂、及びシリル化ポリウレタン樹脂の少なくとも一方を含むことが挙げられる。
上記の構成によれば、シース及びストッパーのそれぞれと接着剤との接着性に優れる。その上、接着剤は柔らかいためシースが繰り返し膨張・収縮しても損傷し難い。
(7)本発明の一態様に係る第2の電力ケーブルの接続部は、
遮蔽層と前記遮蔽層の外周を覆うシースとを有する電力ケーブルと、
前記シースの前記遮蔽層に対する軸方向のずれを抑制するずれ止め機構とを備え、
前記ずれ止め機構は、
前記電力ケーブルの取付対象に取り付けられており、かつ、前記シースの外周面を支持するように前記電力ケーブルを支持する支持体と、
前記シースの外周面に設けられており、かつ、前記支持体と協働して前記シースの軸方向のずれを抑制するストッパーと、
前記ストッパーを前記シースの外周面に接着する接着剤とを有し、
前記接着剤は、シリル化ウレタン樹脂、及びシリル化ポリウレタン樹脂の少なくとも一方を含む。
上記の構成によれば、第1の電力ケーブルの接続部と同様、電力ケーブルにおけるシース内の遮蔽層の露出を長期に亘って抑制できる。シリル化ウレタン樹脂、及びシリル化ポリウレタン樹脂の少なくとも一方を含む接着剤は、比較的柔らかいので、例えば熱影響によるシースの膨張・収縮に対してある程度追従して伸び縮みできる。そのため、接着剤は、シースが繰り返し膨張・収縮しても割れなどの損傷が生じ難いので、長期に亘ってストッパーをシースの外周面に接着できる。
(8)上記第1及び上記第2の電力ケーブルの接続部の一形態として、
前記シースは、ポリエチレン樹脂を含むことが挙げられる。
上記の構成によれば、シースと接着剤との接着性に優れる。
(9)上記第1及び上記第2の電力ケーブルの接続部の一形態として、
前記ストッパーは、シリコーン樹脂、及びエチレンプロピレンゴムの少なくとも一方を含むことが挙げられる。
上記の構成によれば、ストッパーと接着剤との接着性に優れる。
(10)本発明の一態様に係る第1の電力ケーブルの接続部の形成方法は、
電力ケーブルの接続部の形成方法であって、
遮蔽層と前記遮蔽層の外周を覆うシースとを有する電力ケーブルを、支持体に支持させる工程と、
前記支持体と協働して前記シースの軸方向のずれを抑制するように、前記シースの外周面に接着剤でストッパーを設ける工程とを備え、
前記接着剤は、最大引張応力が1.5MPa以下、及び破断伸びが450%以上の少なくとも一方を満たす。
上記の構成によれば、電力ケーブルにおけるシース内の遮蔽層の露出を長期に亘って抑制できる電力ケーブルの接続部を形成できる。
(11)本発明の一態様に係る第2の電力ケーブルの接続部の形成方法は、
電力ケーブルの接続部の形成方法であって、
遮蔽層と前記遮蔽層の外周を覆うシースとを有する電力ケーブルを、支持体に支持させる工程と、
前記支持体と協働して前記シースの軸方向のずれを抑制するように、前記シースの外周面に接着剤でストッパーを設ける工程とを備え、
前記接着剤は、シリル化ウレタン樹脂およびシリル化ポリウレタン樹脂の少なくとも一方を含む。
上記の構成によれば、電力ケーブルにおけるシース内の遮蔽層の露出を長期に亘って抑制できる電力ケーブルの接続部を形成できる。
(12)上記第1及び上記第2の電力ケーブルの接続部の形成方法の一形態として、
前記ストッパーは、前記シースの前記遮蔽層に対する軸方向のずれが生じた際に前記支持体に当て止めされるように構成されていることが挙げられる。
上記の構成によれば、電力ケーブルにおけるシース内の遮蔽層の露出を長期に亘って抑制できる電力ケーブルの接続部を形成できる。
《本発明の実施形態の詳細》
本発明の実施形態の詳細を、以下に図面を参照しつつ説明する。図中の同一符号は、同一名称物を示す。以下の説明は、電力ケーブルの接続部、電力ケーブルの接続部の形成方法の順に行う。
《電力ケーブルの接続部》
図1~図3を参照して実施形態に係る電力ケーブルの接続部1を説明する。電力ケーブルの接続部1は、遮蔽層25と遮蔽層25の外周を覆うシース26とを備える電力ケーブル2と、シース26の遮蔽層25に対する軸方向のずれ(以下、単にシース26の軸方向のずれということがある)を抑制するずれ止め機構3とを備える。ずれ止め機構3は、電力ケーブル2の取付対象に取り付けられており、かつシース26の外周面を支持するように電力ケーブル2を支持する支持体4と、シース26の外周面に設けられており、かつ支持体4と協働してシース26の軸方向のずれを抑制するストッパー5とを有する。電力ケーブルの接続部1の特徴の一つは、ずれ止め機構3がストッパー5をシース26の外周面に接着する接着剤6を有し、この接着剤6が特定の物性及び材質の少なくとも一方を有する点にある。以下、各構成を詳細に説明する。
〔電力ケーブル〕
電力ケーブル2は、内周から順に、導体(図示略)、内部半導電層(図示略)、絶縁体23、外部半導電層(図示略)、遮蔽層25、シース26を備える(図1)。内部半導電層と外部半導電層とは、必要に応じて省略できる。電力ケーブル2の端部は、段剥ぎされて導体及び絶縁体23が露出されていて、ゴムモールド部品8が装着されている。ゴムモールド部品8は、段剥ぎされた電力ケーブル2の先端(図1の上側)の導体からそれよりも後方(図1の下側)に位置するシース26の端部に亘って覆うように設けられている。シース26の材質は、ポリエチレン樹脂やポリ塩化ビニル樹脂などが挙げられる。これらの樹脂は、後述する接着剤6との接着性に優れる。電力ケーブル2及びゴムモールド部品8は、公知のものを利用できる。図2,図3では、説明の便宜上、電力ケーブル2のシース26の内部を省略して示している。
〔ずれ止め機構〕
ずれ止め機構3は、支持体4とストッパー5と接着剤6(図2)とを有する。このずれ止め機構3は、熱影響に伴いシース26がその軸方向に収縮(シュリンクバック)して遮蔽層25に対して軸方向にずれることを抑制するように構成されている。
[支持体]
支持体4は、本例では電力ケーブル2を取付対象に取り付ける(図1、図3)。支持体4は、シース26の外周に装着される。支持体4とシース26との間には、アスファルトを含浸した含浸黄麻布などのクッション層7が介在されている(図3)。このクッション層7はエチレンプロピレンゴムのシートを巻き付けて構成してもよい。本例の支持体4は、ブラケットであり、このブラケットは、公知のものを使用できる。支持体4の材質は、鋼、鋳鉄、アルミニウム、アルミニウム合金などが挙げられる。この支持体4は、本体41と押え部材42と締付部材43とを備える。
(本体)
本体41は、支持体4自体を取付対象に固定するもので、半円状の湾曲部411と、湾曲部411の両側に形成されるフランジ部412と、湾曲部411の外側面に形成される固定台413とを備える。湾曲部411は、後述する押え部材42の湾曲部421との間にシース26を配置する。湾曲部411は、シース26の外周面の一部を囲む。フランジ部412は、押え部材42を本体41に固定するためのものである。このフランジ部412には、後述する締付部材43が挿通される挿通孔(図示略)が形成されている。固定台413は、本体41を取付対象に固定する。取付対象としては、例えば腕金などが挙げられる。固定台413には、本体41を取付対象に固定するためのボルトなどの固定部材が挿通される挿通孔(図示略)が形成されている。
(押え部材)
押え部材42は、本体41の湾曲部411及びフランジ部412の内側面と対向配置され、本体41との間にシース26を配置する。押え部材42は、半円状の湾曲部421と、湾曲部421の両側に形成されるフランジ部422とを備える。湾曲部421は、シース26の外周面の一部を囲む。フランジ部422は、本体41のフランジ部412に締付部材43で固定される。フランジ部422には、締付部材43を挿通させる挿通孔(図示略)が形成されている。
(締付部材)
締付部材43は、本体41及び押え部材42のフランジ部412,422を一体に締め付けて本体41と押え部材42とを固定する。この締め付けにより、本体41及び押え部材42の湾曲部411、421同士で、両者の間に配置されるシース26を挟み込む。締付部材43は、ボルトが利用できる。
[ストッパー]
ストッパー5は、本例では熱影響に伴い収縮したシース26に連動して支持体4の端面に当て止めされる(図1、図2)。ストッパー5は、支持体4とは異なる場所に配置されており、本例ではシース26の外周に支持体4とずれて配置される。ストッパー5の配置箇所は、支持体4よりも電力ケーブル2の先端側である(図1)。ストッパー5は、後述の接着剤6によりシース26の外周面に接着されている(図2)。そのため、熱影響に伴いシース26が収縮した際、ストッパー5が支持体4の端面に当て止められることで、シース26の軸方向のずれが抑制される。
ストッパー5は、本例では1つの帯状材をシース26の外周面に周方向に沿って環状に巻き付けた環状体で構成している。この帯状材の外周面には、電力ケーブル2の軸方向に沿った複数のスリット51が形成されている。そうすれば、スリット51を設けた箇所が薄肉部となり、帯状材を曲げ易いため、帯状材をシース26の外周面に周方向に沿って巻き付け易い。なお、ストッパー5は、二つの半割れの円筒片を組み合わせて構成してもよいし、複数の円弧片をシース26の周方向に等間隔に分散配置して構成してもよい。
ストッパー5の周長(シース26の周方向に沿った長さ)は、長いほど、支持体4に当て止めされる領域を広くできて、シース26の軸方向のずれを抑制し易い。ストッパー5の周長は、本例のようにシース26の外周の実質的に全周を覆う長さとすることが好ましい。即ち、帯状材の長さは、シース26の外周長と同程度であり、帯状材をシース26の外周に巻き付けた際、帯状材の長さ方向の端面同士が接触する程度の長さである。そうすれば、ストッパー5を支持体4(図3)の周方向に均等に当て止めできて、シース26の軸方向のずれをシース26の周方向に均等に抑制できる。帯状材をシース26の外周に巻き付けた際、帯状材の端面同士が接触せず、帯状材の両端同士の間に少しの隙間が形成されることは許容する。なお、帯状材の長さは、シース26の外周長よりも長くて、帯状材をシース26の外周に巻き付けた際、端部同士が重複する長さであってもよい。
ストッパー5の軸長(シース26の軸方向に沿った長さ)は、後述の接着剤6の形成領域をある程度広くできる程度に長いことが好ましい。接着剤6の形成領域が広いほど、接着剤6によりストッパー5をシース26の外周面に強固に接着し易いからである。但し、ストッパー5の軸長は、ストッパー5が帯状材を巻き付けて構成される本例のような場合、過度に長過ぎない長さであることが好ましい。そうすれば、接着剤6の形成領域にもよるが、帯状材の巻き付け作業(接着剤6の塗布作業)を簡略化し易いからである。
ストッパー5の厚さ(シース26の径方向に沿った長さ)は、支持体4(湾曲部411,421)の端面と十分に接触させられる程度に厚いことが好ましい。ストッパー5の厚さは、支持体4(湾曲部411,421)の厚さにもよるが、支持体4(湾曲部411,421)の厚さよりも厚いことが好ましい。但し、ストッパー5の厚さは、ストッパー5が帯状材を巻き付けて構成される本例のような場合、過度に厚過ぎない厚さであることが好ましい。そうすれば、帯状材をシース26の外周面に巻き付け易いからである。
ストッパー5の材質は、接着剤6の材質に応じて適宜選択できる。ストッパー5の材質は、例えば、シリコーン樹脂、エチレンプロピレンゴム、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂などが挙げられる。これらの樹脂は接着剤6との接着性に優れる。ストッパー5は、公知のものを使用できる。
[接着剤]
接着剤6は、ストッパー5をシース26の外周面に接着する(図2)。この接着剤6は、硬化後の物性が特定の範囲を満たす。最大引張応力が1.5MPa以下、及び破断伸びが450%以上の少なくとも一方を満たすことが挙げられる。接着剤6は、最大引張応力、及び破断伸びの少なくとも一方が上記範囲を満たすことで、比較的柔らかい。そのため、接着剤6は、熱影響によりシース26が繰り返し膨張・収縮しても、ある程度追従して伸び縮みできるので、割れなどの損傷が生じ難い。それにより、長期に亘ってストッパー5をシース26の外周面に接着できる。特に、接着剤6は、最大引張応力と破断伸びの両方とも上記範囲を満たすことが好ましい。
最大引張応力及び破断伸びは、「JIS K 6251:2010 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム-引張特性の求め方」に準拠して引張試験を行って測定した値である。具体的には、接着剤6の形状を上記JIS規格の「6.1 ダンベル状試験片」に規定されるダンベル状2号形とし、引張速度を100mm/minとして引張試験を行って測定した値である。
接着剤6の材質は、例えば、シリル化ウレタン樹脂、及びシリル化ポリウレタン樹脂の少なくとも一方を含むことが好ましい。これらの樹脂は、シース26及びストッパー5のそれぞれとの接着性に優れる上に、柔らかいため熱影響によりシース26が繰り返し膨張・収縮しても割れなどの損傷が生じ難い。
接着剤6の形成領域は、シース26とストッパー5との対向領域において、ストッパー5をシース26の外周面に十分に接着できる範囲で適宜選択できる。十分に接着とは、熱影響によりシース26が縮んでストッパー5が支持体4に当て止めされた際にストッパー5がシース26の外周面から外れない程度の接着をいう。接着剤6の形成領域は、上記対向領域の広範囲に亘るほど、ストッパー5をシース26の外周面に強固に固定できる。接着剤6の形成領域は、上記対向領域の実質的に全域に亘る領域が好ましい。
〔用途〕
電力ケーブルの接続部1は、電力ケーブルの端末接続部に好適に利用できる。また、電力ケーブルの接続部1は、シュリンクバックが生じ易いポリエチレンシースを備える電力ケーブルの端末接続部に好適に利用できる。
〔作用効果〕
実施形態に係る電力ケーブルの接続部1は、電力ケーブル2におけるシース26内の遮蔽層25の露出を長期に亘って抑制できる。熱影響に伴いシース26がその長手方向に収縮しても、ストッパー5が支持体4に当て止めされることで、シース26が遮蔽層25に対して軸方向にずれることを抑制できる。このストッパー5をシース26の外周面に接着する接着剤6は、比較的柔らかいので、熱影響によるシース26の膨張・収縮に対してある程度追従して伸び縮みできる。そのため、接着剤6は、シース26が繰り返し膨張・収縮しても割れなどの損傷が生じ難い。従って、長期に亘ってストッパー5をシース26の外周面に接着でき、シース26の軸方向のずれを長期に亘って抑制できる。その上、シース26の軸方向のずれに伴う遮蔽層25への負荷がかかり難いので、負荷がかかることに伴う遮蔽層25の座屈や破断なども生じ難い。
《電力ケーブルの接続部の形成方法》
実施形態に係る電力ケーブルの接続部1は、電力ケーブルの接続部の形成方法により形成できる。この電力ケーブルの接続部の形成方法は、支持工程と接着工程とを備える。
〔支持工程〕
支持工程は、遮蔽層25と遮蔽層25の外周を覆うシース26とを有する電力ケーブル2を支持体4に支持させる。シース26の外周の所定の位置に本体41と押え部材42とを装着する。まず、本体41の湾曲部411と押え部材42の湾曲部421とでシース26を挟むと共に、本体41のフランジ部412と押え部材42のフランジ部422とを互いに対向させる。次に、締付部材43で両フランジ部412,422を一体に締め付けて、本体41と押え部材42とを固定する。
〔接着工程〕
接着工程は、支持体4と協働してシース26の軸方向のずれを抑制するように、シース26の外周面に接着剤6でストッパー5を設ける。ここでは、シース26の遮蔽層25に対する軸方向のずれが生じた際に支持体4に当て止めされる位置、具体的には、シース26における支持体4よりも電力ケーブル2の先端側にストッパー5を接着剤6で接着させる。この接着剤6は、上述したように特定の物性及び特定の材質の少なくとも一方を有するものを用いる。特定の物性とは、最大引張応力が1.5MPa以下、及び破断伸びが450%以上の少なくとも一方を満たすことが挙げられる。特定の材質とは、シリル化ウレタン樹脂およびシリル化ポリウレタン樹脂の少なくとも一方を含むことが挙げられる。
《試験例》
図1~図3を参照して説明したずれ止め機構3を備える電力ケーブルの接続部1を用いて、シース26のずれ具合を評価した。
この試験例では、接着剤6にはシリル化ウレタン樹脂からなる接着剤とシリル化ポリウレタン樹脂からなる接着剤の2種類の接着剤をそれぞれ用いた。各接着剤6の最大引張応力は1.5MPaであり、破断伸びは450%である。ストッパー5の材質は、シリコーン樹脂とし、シース26の材質は、ポリエチレン樹脂とした。
シース26のずれ具合の評価は、次のようにして行った。導体断面積が38mmである電力ケーブル2をその軸方向を鉛直方向に沿って配置し、シース26に対して98Nの荷重を付加する。その荷重を付加した状態で、30日放置した。そして、電力ケーブル2の軸方向に沿ったシース26の変位量を測定した。
接着剤6にシリル化ウレタン樹脂からなる接着剤を用いた結果、シース26の変位量は10mmであり、接着剤6にシリル化ポリウレタン樹脂からなる接着剤を用いた結果、シース26の変位量は、8mmであった。いずれの接着剤6であっても、シース26内の遮蔽層25はゴムモールド部品8から露出しなかった。
比較として、接着剤がアクリル変成シリコーン樹脂からなる接着剤とした点を除き、同じ試験を行った。この接着剤の最大引張応力は15.7MPaである。接着剤の破断伸びは、試験の際に接着剤が破断したことで測定できなかった。シースの変位量は測定できなかった。そして、シース26内の遮蔽層25の一部がゴムモールド部品8から露出した。
本発明は、これらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 電力ケーブルの接続部
2 電力ケーブル
23 絶縁体
25 遮蔽層
26 シース
3 ずれ止め機構
4 支持体
41 本体
411 湾曲部
412 フランジ部
413 固定台
42 押え部材
421 湾曲部
422 フランジ部
43 締付部材
5 ストッパー
51 スリット
6 接着剤
7 クッション層
8 ゴムモールド部品

Claims (11)

  1. 遮蔽層と前記遮蔽層の外周を覆うシースとを有する電力ケーブルと、
    前記シースの前記遮蔽層に対する軸方向のずれを抑制するずれ止め機構とを備え、
    前記ずれ止め機構は、
    前記電力ケーブルの取付対象に取り付けられており、かつ、前記シースの外周面を支持するように前記電力ケーブルを支持する支持体と、
    前記シースの外周面に設けられており、かつ、前記支持体と協働して前記シースの軸方向のずれを抑制するストッパーと、
    前記ストッパーを前記シースの外周面に接着する接着剤とを有し、
    前記接着剤は、
    最大引張応力が1.5MPa以下、及び破断伸びが450%以上満たし、
    シリル化ウレタン樹脂、及びシリル化ポリウレタン樹脂の少なくとも一方を含む電力ケーブルの接続部。
  2. 前記ずれ止め機構は、熱影響に伴う前記シースの前記遮蔽層に対する軸方向のずれを抑制するように構成されている請求項1に記載の電力ケーブルの接続部。
  3. 前記ずれ止め機構は、前記シースのシュリンクバックに伴う前記シースの前記遮蔽層に対する軸方向のずれを抑制するように構成されている請求項1に記載の電力ケーブルの接続部。
  4. 前記ストッパーは、
    前記支持体とは異なる場所に配置されており、
    前記シースの前記遮蔽層に対する軸方向のずれが生じた際に前記支持体に当て止めされるように構成されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電力ケーブルの接続部。
  5. 前記支持体はブラケットである請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電力ケーブルの接続部。
  6. 遮蔽層と前記遮蔽層の外周を覆うシースとを有する電力ケーブルと、
    前記シースの前記遮蔽層に対する軸方向のずれを抑制するずれ止め機構とを備え、
    前記ずれ止め機構は、
    前記電力ケーブルの取付対象に取り付けられており、かつ、前記シースの外周面を支持するように前記電力ケーブルを支持する支持体と、
    前記シースの外周面に設けられており、かつ、前記支持体と協働して前記シースの軸方向のずれを抑制するストッパーと、
    前記ストッパーを前記シースの外周面に接着する接着剤とを有し、
    前記接着剤は、シリル化ウレタン樹脂、及びシリル化ポリウレタン樹脂の少なくとも一方を含む電力ケーブルの接続部。
  7. 前記シースは、ポリエチレン樹脂を含む請求項1から請求項のいずれか1項に記載の電力ケーブルの接続部。
  8. 前記ストッパーは、シリコーン樹脂、及びエチレンプロピレンゴムの少なくとも一方を含む請求項1から請求項のいずれか1項に記載の電力ケーブルの接続部。
  9. 電力ケーブルの接続部の形成方法であって、
    遮蔽層と前記遮蔽層の外周を覆うシースとを有する電力ケーブルを、支持体に支持させる工程と、
    前記支持体と協働して前記シースの軸方向のずれを抑制するように、前記シースの外周面に接着剤でストッパーを設ける工程とを備え、
    前記接着剤は、
    最大引張応力が1.5MPa以下、及び破断伸びが450%以上満たし、
    シリル化ウレタン樹脂、及びシリル化ポリウレタン樹脂の少なくとも一方を含む電力ケーブルの接続部の形成方法。
  10. 電力ケーブルの接続部の形成方法であって、
    遮蔽層と前記遮蔽層の外周を覆うシースとを有する電力ケーブルを、支持体に支持させる工程と、
    前記支持体と協働して前記シースの軸方向のずれを抑制するように、前記シースの外周面に接着剤でストッパーを設ける工程とを備え、
    前記接着剤は、シリル化ウレタン樹脂およびシリル化ポリウレタン樹脂の少なくとも一方を含む電力ケーブルの接続部の形成方法。
  11. 前記ストッパーは、前記シースの前記遮蔽層に対する軸方向のずれが生じた際に前記支持体に当て止めされるように構成されている請求項または請求項10に記載の電力ケーブルの接続部の形成方法。
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