JP7001341B2 - ラベル貼付装置 - Google Patents

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Description

特許法第30条第2項適用 平成28年6月2日、横浜乳業株式会社に販売
本発明は、帯状台紙に仮着されたラベルを帯状台紙から剥離し、被着体に貼り付けるラベル貼付装置に関する。
製品の製造、管理、流通等の分野では、製品に関する情報が視認可能に印字されて製品に取り付けられるタグや、製品などの対象物(以下、被着体という)に、直接、貼付されるラベルが用いられる。
なかでも、ラベルを被着体に貼付する作業には、被着体を搬送しながらラベルを貼付するラベル貼付装置が用いられる。ラベル貼付装置には、帯状台紙にラベルが仮着された状態で用意されたラベル連続体から、ラベルを剥離するラベル剥離装置が設けられている。
ラベルにおいては、基材の材質や粘着剤の種類は多様化しているため、帯状台紙からラベルをスムースに剥離できるように、ラベル剥離装置には改良が重ねられている。例えば、薄厚で剛性の低いラベルであっても、帯状台紙から確実に剥離できるラベル剥離装置が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたラベル剥離装置では、剥離板の先端において帯状台紙の搬送方向のみが転向されることによって、帯状台紙からラベルが剥離される。また、剥離されたラベルを貼付面に貼付できるように、剥離版は、貼付面の近傍に可能な限り近づけた位置に配置されている。剥離されたラベルは、貼付ローラによって、ラベルの粘着面を被着体に押し付けられる。
特開2011-093616号公報
近年、ラベルのサイズ、被着体の形、被着体におけるラベルの貼付面の表面形状等は多様化している。一例として、ラベルの貼付面に、貼付面から突出する部分を有する被着体がある。
突出部分を有する被着体に対して特許文献1に記載のラベル剥離装置が用いられた場合、被着体の搬送時に、ラベル剥離装置の剥離板、貼付ロール等と突出部分とが干渉することがあった。
このため、剥離板、貼付ロール等が被着体の突出部分に干渉しないような位置関係で被着体を搬送する必要があった。また、突出部分に干渉する位置には剥離板や貼付ロールを近づけることができないため、ラベルの貼付面に、ラベルを貼付できない貼付不可領域ができていた。
また、このようなラベル貼付不可領域にもラベルを貼り付けるためには、ラベルのサイズに合わせて、突出部分に干渉しないサイズの剥離板及び貼付ローラが必要であった。
このように、ラベル剥離装置は、ラベルのサイズ及び被着体の形状に対応させるために、依然として改良の余地があった。
そこで、本発明は、ラベルのサイズ及び被着体の形状に幅広く対応可能なラベル貼付装置の提供を目的とする。
本発明のある態様によれば、帯状台紙に複数のラベルが仮着されたラベル連続体から前記ラベルを剥離し、搬送される被着体としての飲料用カートンに貼付するラベル貼付装置であって、ラベル剥離機構と、角度調整機構とを備え、前記飲料用カートンは、切妻状の屋根部分を有し、前記屋根部分が合わさる頂部に前記屋根部分の端部同士の貼り合わせ代である起立部が形成されており、前記飲料用カートンが前記起立部の延在方向に搬送されるように構成され、前記ラベル剥離機構は、搬送される前記ラベル連続体における前記帯状台紙の搬送方向を転向して前記帯状台紙から前記ラベルを剥離し、剥離された前記ラベルを送り出す剥離部と、前記剥離部にて剥離された前記ラベルを前記飲料用カートンの前記屋根部分の表面形状に追従して押圧する刷毛からなるラベル押圧部と、搬送される前記ラベル連続体の幅方向に移動自在に取り付けられるとともに前記ラベル連続体の前記幅方向における端部を搬送方向に沿って案内するラベル幅ガイド部と、を有し、前記角度調整機構は、搬送される前記飲料用カートンの搬送面に対する前記飲料用カートンにおける前記屋根部分のロール角度に合うように、前記剥離部の前記搬送面に対するロール角を調整するように構成されており、前記屋根部分における垂直方向からみたとき、前記剥離部における前記ラベルの送り出し方向と前記飲料用カートンの搬送方向とが同一方向であり、かつ、前記剥離部が前記起立部と干渉しないように構成された、ラベル貼付装置が提供される。
この態様によれば、ラベルのサイズ及び被着体の形状に幅広く対応可能なラベル貼付装置を提供できる。
図1は、本発明の実施形態に係るラベル貼付装置を説明する外観斜視図である。 図2は、本発明の実施形態に係るラベル貼付装置を説明する概略側面図である。 図3は、本発明の実施形態に係るラベル剥離機構において、幅の狭いラベルに対応した状態を説明する平面図である。 図4は、本発明の実施形態に係るラベル剥離機構において、幅の広いラベルに対応した状態を説明する平面図である。 図5は、本発明の実施形態に係るラベル剥離機構において、幅の狭いラベルに対応した状態を説明する斜視図である。 図6は、本発明の実施形態に係るラベル剥離機構において、幅の広いラベルに対応した状態を説明する斜視図である。 図7は、ラベル貼付装置の別の実施形態を説明する外観概略図である。 図8は、図7に示すラベル貼付装置を用いて飲料用カートンの屋根部分にラベルを貼付する様子を説明する概略図である。 図9は、図7に示すラベル貼付装置を用いて飲料用カートンの屋根部分にラベルを貼付する際に、搬送される飲料用カートンの屋根部分におけるラベルの貼付位置を変更した場合を説明する概略図である。
[ラベル貼付装置]
以下、本発明の実施形態に係るラベル貼付装置1を、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るラベル貼付装置1を説明する外観斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係るラベル貼付装置1を説明する概略側面図である。
本実施形態において、ラベル連続体CLとは、複数のラベルLが長尺帯状の台紙に仮着されたものである。長尺帯状の台紙を、以下、帯状台紙CSという。
本発明の実施形態に係るラベル貼付装置1は、ラベル連続体CLの搬送及びラベル剥離後の帯状台紙CSの搬送を行うラベル搬送機構2と、供給されたラベル連続体CLからラベルLを剥離するラベル剥離機構3と、を備え、ラベル搬送機構2によって供給されるラベル連続体CLからラベル剥離機構3によってラベルLを剥離し、連続的に搬送される被着体Pの貼付面にラベルLを貼付する装置である。
<ラベル搬送機構の説明>
はじめに、ラベル搬送機構2について説明する。図1に示すように、ラベル搬送機構2は、ラベル連続体CLをラベル剥離機構3に向けて供給するラベル供給部10と、ラベル連続体CLからラベルLが剥離された後の帯状台紙CSを巻き取る台紙巻取部20とを有する。なお、図1には、ラベル連続体CLの一部が二点鎖線で仮想的に示されている。
ラベル供給部10は、ラベル連続体CLがロール状に巻回されて装着される供給リール11と、供給リール11に装着されたラベル連続体CLにおける帯状台紙CSの幅方向の端部のそれぞれをガイドするガイド板12a,12bを有する。ロール状に巻回されたラベル連続体CLは、供給リール11に回動自在に保持される。
また、ラベル供給部10は、ラベル供給部10から供給されたラベル連続体CLに適正張力を与えるとともに、ラベル連続体CLに加わるテンションを吸収するテンションローラ13を有する。テンションローラ13は、供給リール11から後述する移送部14までの間に配置されている。
ラベル供給部10は、ラベル連続体CLを後述するラベル剥離機構3に向けて移送する移送部14を有する。供給リール11から繰り出されるラベル連続体CLは、移送部14の上面14a側を通って、後述するラベル剥離機構3に移送される。
移送部14には、図2に示すように、移送ローラ15が配置されている。移送ローラ15は、図2には図示されていない駆動モータによって回転駆動される。
また、ラベル貼付装置1は、ニップローラ16,17を有する。ニップローラ16は、移送部14の上面14a側においてラベル連続体CLを移送部14の上面14aに向けて押さえ付ける。また、ニップローラ17は、移送部14の下面14b側においてラベルLが剥離された後の帯状台紙CSを移送部14の下面14bに向けて押さえ付ける。
移送ローラ15及びニップローラ16,17は、本体フレーム18に支持されている。
ラベル供給部10は、以上の構成を備えることにより、供給リール11から供給されるラベル連続体CLを後述するラベル剥離機構3に移送することができる。
台紙巻取部20は、帯状台紙CSの巻き取るための回動動作が行われる巻取駆動軸21と、巻取駆動軸21に配置された巻取リール22と、巻取リール22へ帯状台紙CSを案内するガイド板23とを有する。
台紙巻取部20は、ラベルLが剥離された後の帯状台紙CSに適正張力を与えるとともに、帯状台紙CSに加わるテンションを吸収するテンションローラ24を有する。テンションローラ24は、移送部14から巻取駆動軸21までの間に配置されている。
ラベル剥離機構3によってラベル連続体CLからラベルLが剥離された後の帯状台紙CSは、移送部14の下面14b側を通って、台紙巻取部20に移送されて巻き取られる。
台紙巻取部20は、以上の構成を備えることにより、ラベル剥離機構3によってラベル連続体CLからラベルLが剥離された後の帯状台紙CSを巻取リール22に巻き取ることができる。
<ラベル剥離機構の説明>
次に、ラベル剥離機構3の詳細を説明する。ラベル剥離機構3は、ラベル搬送機構2から供給されたラベル連続体CLの帯状台紙CSからラベルLを剥離するための機構である。
図3は、本発明の実施形態に係るラベル剥離機構3において、幅W1が狭いラベルLに対応した状態を説明する平面図である。図4は、ラベル剥離機構3において、幅W2が広いラベルLに対応した状態を説明する平面図である。
また、図5は、本発明の実施形態に係るラベル剥離機構3において、幅W1が狭いラベルLに対応した状態を説明する斜視図である。図6は、ラベル剥離機構3において、幅W2が広いラベルLに対応した状態を説明する斜視図である。
以下、搬送方向FL及び剥離板31の法線方向のいずれにも交差する方向を幅方向という。
図2及び図3に示すように、ラベル剥離機構3は、ラベル連続体CLからラベルLを剥離する剥離部としての剥離板31と、剥離板31が取り付けられる支持板32と、搬送されるラベル連続体CLを剥離板31に向けて押さえるラベル表面ガイド部33と、ラベルLが剥離された後の帯状台紙CSを支持板32に向けて押さえる台紙押さえローラ34とを備える。
ラベル剥離機構3の搬送方向FLの下流側には、搬送ベルトBによって、搬送方向FPに搬送される被着体PにラベルLを貼付するためのラベル押圧部40が設けられる。また、ラベル剥離機構3の搬送方向FLの上流側には、ラベル連続体CLのラベルLの先端を検出するラベル検出センサSが配置されている。ラベル検出センサS及びラベル押圧部40についての詳細は、後述する。
図3乃至図6に示すように、ラベル剥離機構3は、更に、上述したラベル表面ガイド部33を支持板32に対して支持する支持部材35を備える。
また、ラベル剥離機構3は、ラベル連続体CLの長辺を案内するラベル幅ガイド部36を有する。ラベル幅ガイド部36は、剥離板31と連結されており、剥離板31とともに幅方向に移動自在とされている。
ラベル表面ガイド部33がラベル連続体CLを剥離板31に向けて押さえる付勢力は、ラベル幅ガイド部36がラベル連続体CLの長辺を支持する支持力よりも強く設定されている。
また、図3乃至図6に示すように、剥離板31は、ラベル連続体CLが摺動する前方部分31aと、支持板32におけるラベル連続体CLが摺動する面の裏面に重ねられる後方部分31bとを有する。また、剥離板31は、搬送方向FLの下流側の先端部分31pを有する。
後方部分31bの幅方向の長さは、前方部分31aの幅方向の長さよりも長い。すなわち、剥離板31には、前方部分31aの幅方向の端部31sと後方部分31bの搬送方向FLの端部とによってL字部分が形成されている。
前方部分31aは、剥離板31を支持板32に対して可動自在に取り付けるための台座31cを有する。台座31cには、幅方向に延びる長孔31hが形成されている。
後方部分31bの特定位置には、図示されていないが、固定ネジ37(後述する)の軸が螺合するためのネジ穴が形成されている。
剥離板31は、搬送方向FLの下流側の先端部分31pが搬送ベルトBによって搬送される被着体PのラベルLの貼付面に向けて延出するようにして、支持板32に取り付けられる。剥離板31の先端部分31pにおいては、帯状台紙CSが反対方向FBに転向されることにより、帯状台紙CSからラベルLが剥離される。
支持板32には、ラベル連続体CLが摺動する面の裏面に、支持板32の他の部分よりも厚みが薄い凹部32aが形成されている。凹部32aは、幅方向に移動可能とされた剥離板31の後方部分31bが収まるように形成されている。
剥離板31の後方部分31bが支持板32の凹部32aにおいて重ねられた状態で、支持板32の搬送方向FLの下流側の端部32pと、前方部分31aの幅方向の端部31sによって、L字形状が形成される。
支持板32の凹部32aの特定位置には、支持板32を貫通し、且つラベルLの幅方向に延びる長孔32b及び長孔32cが形成されている。長孔32bには、後述するラベル幅ガイド部36の一部が挿通される。長孔32cには、後述する固定ネジ37(後述する)の軸が挿通される。
また、支持板32は、剥離板31の台座31cが固定される固定部32dを有する。固定部32dには、支持部材35が取り付けられる。支持部材35は、ラベル表面ガイド部33を支持している。
また、固定部32dには、図示しないが、剥離板31の台座31cを固定するための固定ネジ38(後述する)の軸が螺合するためのネジ穴が形成されている。
ラベル幅ガイド部36は、搬送されるラベル連続体CLの幅方向における一方の端部を案内するガイド面36aを有する。ラベル幅ガイド部36は、長孔32bを介して、剥離板31の後方部分31bに連結されている。また、ラベル幅ガイド部36のラベル連続体CLの一端部を案内するガイド面36aは、剥離板31の端部31sの延長線に一致するように位置合わせされている。
剥離板31と支持板32は、固定ネジ37及び固定ネジ38によって互いに固定される。固定ネジ37は、ネジ頭部37aと、図には現れていないが長孔32cに挿通可能な直径を有する軸とを有する。
また、ネジ頭部37aには、ネジ頭部37aの直径よりも大きい直径を有し、使用者が摘まむための摘まみ部37bが形成されている。
固定ネジ37は、長孔32cを介して、剥離板31の後方部分31bのネジ穴に螺合されている。
固定ネジ38は、ネジ頭部38aと、図には現れていないが長孔31hに挿通可能な直径を有する軸とを有する。
また、ネジ頭部38aには、ネジ頭部38aの直径よりも大きい直径を有し、使用者が摘まむための摘まみ部38bが形成されている。
固定ネジ38は、長孔31hを介して、支持板32の固定部32dに形成されたネジ穴に螺合されている。
ラベル剥離機構3の搬送方向FLの上流側に配置されるラベル検出センサSは、搬送されるラベル連続体CLにおけるラベルLの先端を検出し、剥離板31から繰り出されるラベルLの先端が被着体Pの上面の所定位置に貼着されるように、ラベル剥離機構3と搬送ベルトBとの位置関係を制御する。
また、ラベル剥離機構3の搬送方向FLの下流側に配置されるラベル押圧部40は、被着体Pの貼付面の表面形状に追従するように構成されている。本実施形態では、ラベル押圧部40は、刷毛である。
<ラベル貼付動作の説明>
次に、上述したラベル貼付装置1によるラベル貼付動作について説明する。
ラベル貼付装置1において、ラベル搬送機構2は、供給リール11からラベル連続体CLをラベル剥離機構3に向けて搬送する。
ラベル連続体CLは、テンションローラ13とニップローラ16とによって、適正な張力を与えられた状態で、移送部14の上面14aに沿ってラベル剥離機構3に移送される。
ラベル剥離機構3に移送されたラベル連続体CLは、ラベル幅ガイド部36に案内され、剥離板31の搬送方向FLの下流側の先端部分31pに当接される。ここで、ラベル連続体CLの帯状台紙CSのみがラベルLの搬送方向FLの反対方向FBに向けて鋭角に転向される。
これにより、ラベルLの搬送方向FLの下流側の端部は、帯状台紙CSから浮き上がり、ラベルLの粘着面が露呈される。
そして、ラベルLは、粘着面が露呈された状態で、搬送ベルトBによって搬送される被着体Pの貼付面に受け渡され、ラベル押圧部40によって、被着体Pの貼付面に貼り付けられる。
一方、剥離板31によって反対方向FBに転向された帯状台紙CSは、移送部14の下面14b側を通って、台紙巻取部20に移送されて、更に、ガイド板23に案内されて巻取リール22に巻き取られる。
ここで、剥離板31は、搬送方向FLに交差する方向に所定長さを有する長孔32b、長孔32c及び長孔31hに沿って移動可能であって、長孔32b、長孔32c及び長孔31h内の任意の位置において固定することができる。
[作用・効果]
以上説明したように、本実施形態に係るラベル貼付装置1は、ラベル剥離機構3を備える。ラベル剥離機構3において、剥離板31は、剥離板31の後方部分31bと支持板32の凹部32aとが重ね合わされた状態で、固定ネジ37及び固定ネジ38によって支持板32に固定することができる。このため、剥離板31は、固定ネジ37及び固定ネジ38を緩めることによって、支持板32に対して、幅方向に移動させることができる。
また、本実施形態に係るラベル剥離機構3によれば、剥離板31の前方部分31aの搬送方向FLの幅方向における端部31sと、支持板32の搬送方向FLの下流側の端部32pとによって、L字形状が形成される。すなわち、端部31sを短辺とし、端部32pを長辺とする矩形状のスペースが形成される。
したがって、被着体Pの貼付面が平面でない場合には、貼付面から突出する部分が当該スペースを通過するように被着体Pを搬送させることにより、突出部分があっても、剥離板31を貼付面の所望の位置まで近づけることができる。
また、ラベル剥離機構3において、剥離板31は、長孔32b、長孔32c及び長孔31hの幅方向の長さの分だけ移動可能であり、長孔32c及び長孔31hの任意の位置において、支持板32に固定することができる。これにより、最大で剥離板31の幅方向と同サイズのラベルLから、これよりも小さい幅のラベルLまで対応可能である。
また、ラベル剥離機構3において、剥離板31は、支持板32に対して、幅方向に移動可能に取り付けられている。剥離板31を支持板32に対して移動させることにより、狭い幅W1を有するラベル連続体CLから、広い幅W2を有するラベル連続体CLまで対応可能になる。
したがって、ラベルLの幅サイズ毎に異なる剥離板を用意する必要がなく、製造コストを低減できる。また、使用者による作業工数の低減に繋がる。
また、例えば、幅狭サイズ(W1)のラベルLを用いる場合には、ラベル連続体CL(ラベルL)の端部の位置を、上述したスペースを通過する被着体Pの突出部分に近づけた位置に設定できるため、搬送される被着体Pの突出部分の近くであっても剥離板31に干渉することなくラベルLを貼付することができる。
また、ラベル貼付装置1において、ラベル剥離機構3では、ラベル押圧部40が設けられることにより、ラベルLを被着体Pの貼付面に確実に貼付することができる。また、本実施形態では、ラベル押圧部40が刷毛であることにより、貼付面に突出する部分や凹部が形成されていたり、貼付面が曲面になっていたりしても、貼付面の形状に容易に追従させることがき、ラベルLを貼付面に確実に押さえ付けることができる。
[その他の実施形態]
次に、ラベル貼付装置の他の実施形態について説明する。図7は、ラベル貼付装置100を説明する外観概略図である。
ラベル貼付装置100は、上述したラベル剥離機構3を備えたラベル貼付装置1に、搬送される被着体Pの搬送面に対するラベルLの貼付面のロール角度に合うようにラベルLの搬送面に対するロール角を調整する角度調整機構101が備えられたものである。
角度調整機構101によれば、貼付面に合わせて剥離板31の角度を調整できる。すなわち、搬送ベルトBの搬送面に対して、被着体PにおけるラベルLの貼付面がロール方向に傾斜している場合であっても、ラベルLを送り出す際のラベルLの、搬送ベルトBの搬送面に対するロール角度を被着体Pの貼付面の搬送ベルトBの搬送面に対するロール角度に合わせることができる。
上述した、図7に示すラベル貼付装置100を用いて、一例として、いわゆる切妻屋根状に形成された飲料用カートン200の屋根部分201,202にラベルLを貼付する場合について説明する。
飲料用カートン200は、屋根部分201,202を有する。飲料用カートン200は、屋根部分201と屋根部分202とが合わさる頂部には、屋根の端部同士の貼り合わせ代である起立部203が形成されている。
図8は、図7に示すラベル貼付装置100を用いて飲料用カートン200の屋根部分202にラベルLを貼付する様子を説明する概略図である。
飲料用カートン200は、起立部203を有するため、従来のラベル貼付装置では、剥離板が起立部203に干渉してしまい、屋根部分201,202にラベルLを貼付することが困難な場合があった。
これに対して、本実施形態に係るラベル剥離機構3を備えたラベル貼付装置100によれば、ラベル貼付装置100は、被着体Pの貼付面が搬送ベルトBの搬送面に対して、ロール角を有している場合であっても、剥離板31のロール角を貼付面のロール角に合わせて調整することにより、ラベルLを貼付することができる。
更に、本実施形態に係るラベル剥離機構3では、剥離板31と支持板32によってスペース(図8に示す二点鎖線の領域)ができ、このスペースに起立部203が通過するように搬送することできる。これにより、起立部203のように貼付面から突出した部分があっても、ラベルLを貼付することができる。
図9は、図7に示すラベル貼付装置100を用いて飲料用カートン200の屋根部分202にラベルLを貼付する際に、搬送される飲料用カートン200の屋根部分202におけるラベルLの貼付位置を変更した場合を説明する概略図である。
ラベル貼付装置100は、起立部203を上述したスペースに避けて搬送できるため、上述のように、剥離板31からラベルLが送り出される位置と、搬送される飲料用カートン200の屋根部分202におけるラベルLの貼付位置との位置合わせの自由度が高められる。
これにより、図9に示すように、ラベル貼付装置100は、幅狭のラベルLを用いる場合において、図8で示した場合よりも屋根部分202の裾側にラベルLを貼付することができる。
ラベル貼付装置100は、このように、屋根部分202における所望の位置に幅狭のラベルLを貼付することができるため、飲料用カートン200の屋根部分202に製品名、メーカ名、ストロー穴等が設けられている場合であっても、これらを避けて、ラベルLを貼付することができる。
[ラベル貼付装置の変形例]
本実施形態に係るラベル貼付装置1は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本実施形態では、剥離板31と支持板32は、固定ネジ37及び固定ネジ38によって固定されると説明した。しかし、剥離板31の後方部分31bに、後方部分31bの法線方向に突出して設けられている軸が形成されており、長孔32cから突出する構造とされてもよい。この場合には、固定ネジ37及び固定ネジ38のかわりに、袋ナット或いは蝶ナットを用いる。
本実施形態では、ラベルLの剛性は、帯状台紙CSの剛性よりも高くすることが好ましい。これにより、剥離板31によって帯状台紙CSが反対方向FBに転向された際、ラベルLが帯状台紙CSから剥離されやすくなる。
本実施形態において、剥離板31は、ラベル連続体CLの搬送方向下流側の端部の厚みが上流側の端部の厚みよりも薄く形成されていてもよい。これにより、剥離板31によってラベルLの引き剥がし角度を、一層鋭角にすることができるため、ラベルLは帯状台紙CSから剥離されやすくなる。
ラベル貼付装置1において、ラベル剥離機構3では、ラベル押圧部40が設けられると説明した。ラベル押圧部40は、被着体Pの貼付面への押圧位置、貼付面への押圧角度、押圧力等の押圧状態が調整可能とされていてもよい。ラベル押圧部40の押圧状態を調整可能とすることで、ラベルLを貼付面に確実に押さえ付けることができる。
ラベル貼付装置100において、角度調整機構101は、ラベル貼付装置1全体を搬送される被着体Pの搬送面に対するラベルLの貼付面のロール角度に合うように傾斜させるものである。角度調整機構101は、ラベルLを送り出すときの、ラベルLの、搬送ベルトBの搬送面に対するロール角度が被着体Pの貼付面の搬送ベルトBの搬送面に対するロール角度に合わせることができればよく、ラベル剥離機構3から送り出されるラベルLの搬送面に対するロール角のみを変更可能な構成であってもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は、本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
1 ラベル貼付装置
2 ラベル搬送機構
3 ラベル剥離機構
10 ラベル供給部
11 供給リール
12a ガイド板
13 テンションローラ
14 移送部
14a 上面
14b 下面
15 移送ローラ
16,17 ニップローラ
18 本体フレーム
20 台紙巻取部
21 巻取駆動軸
22 巻取リール
23 ガイド板
24 テンションローラ
31 剥離板
31a 前方部分
31b 後方部分
31c 台座
31h 長孔
31p 先端部分
31s 端部
32 支持板
32a 凹部
32b 長孔
32c 長孔
32d 固定部
32p 端部
33 ラベル表面ガイド部
34 台紙押さえローラ
35 支持部材
36 ラベル幅ガイド部
36a ガイド面
37 固定ネジ
37a ネジ頭部
37b 摘まみ部
38 固定ネジ
38a ネジ頭部
38b 摘まみ部
40 ラベル押圧部
100 ラベル貼付装置
101 角度調整機構
200 飲料用カートン
201 屋根部分
202 屋根部分
203 起立部

Claims (2)

  1. 帯状台紙に複数のラベルが仮着されたラベル連続体から前記ラベルを剥離し、搬送される被着体としての飲料用カートンに貼付するラベル貼付装置であって、
    ラベル剥離機構と、角度調整機構とを備え、
    前記飲料用カートンは、切妻状の屋根部分を有し、前記屋根部分が合わさる頂部に前記屋根部分の端部同士の貼り合わせ代である起立部が形成されており、前記飲料用カートンが前記起立部の延在方向に搬送されるように構成され、
    前記ラベル剥離機構は、
    搬送される前記ラベル連続体における前記帯状台紙の搬送方向を転向して前記帯状台紙から前記ラベルを剥離し、剥離された前記ラベルを送り出す剥離部と、
    前記剥離部にて剥離された前記ラベルを前記飲料用カートンの前記屋根部分の表面形状に追従して押圧する刷毛からなるラベル押圧部と、
    搬送される前記ラベル連続体の幅方向に移動自在に取り付けられるとともに前記ラベル連続体の前記幅方向における端部を搬送方向に沿って案内するラベル幅ガイド部と、を有し、
    前記角度調整機構は、
    搬送される前記飲料用カートンの搬送面に対する前記飲料用カートンにおける前記屋根部分のロール角度に合うように、前記剥離部の前記搬送面に対するロール角を調整するように構成されており、
    前記屋根部分における垂直方向からみたとき、前記剥離部における前記ラベルの送り出し方向と前記飲料用カートンの搬送方向とが同一方向であり、かつ、前記剥離部が前記起立部と干渉しないように構成された、ラベル貼付装置。
  2. 請求項に記載のラベル貼付装置であって、
    前記ラベル連続体を前記剥離部に向けて押さえるラベル表面ガイド部を備える、ラベル貼付装置。
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