JP7001320B2 - X線検査装置 - Google Patents
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Description
図11は、筐体100の2つの開口101,101に、搬送手段の搬送方向を長手方向とする箱型の延長カバー102,102を設けた例である。筐体100の開口101にはX線を遮蔽する手段はなく、延長カバー102の開口も開放された状態にあるが、延長カバー102は被検査物の搬送方向について十分な長さがあるため、筐体100の開口101から漏洩したX線は延長カバー102の内部で十分に減衰される。
X線の遮蔽空間Sに搬入された被検査物WにX線を照射して検査を行うX線検査装置であって、
被検査物Wが通過する開口部9を搬入しようとする被検査物Wの外形に合せて任意に設定できるように移動可能とされた複数の遮蔽材6a,6b,7,8a,8b,から構成され、前記遮蔽空間Sに設けられて前記遮蔽空間Sの外部にX線が漏洩するのを防止する遮蔽ゲート5a,5b,5cを有し、
前記遮蔽材が、
前記開口部9の幅を被検査物Wの幅に合せて設定するために左右方向に移動可能とされた少なくとも一対の第1遮蔽材6a,6bと、
前記開口部9の高さを被検査物Wの高さに合せて設定するために上下方向に移動可能とされた第2遮蔽材7と、
を含むことを特徴としている。
前記遮蔽材が、
前記開口部9に傾斜した角部を設定するために斜め方向に移動可能とされた第3遮蔽材8a,8bをさらに含むことを特徴としている。
前記遮蔽材6a,6b,7,8a,8bがアクチュエータ10によって移動することを特徴としている。
このX線検査装置1aは、装置本体として筐体2を備えている。筐体2は、装置の各部が取り付けられるフレームであるとともに、外部へのX線の漏洩が防止された遮蔽空間Sを区画する構造体でもある。また、この筐体2には、内部の遮蔽空間Sに被検査物Wを搬入する搬入口としての開口3と、内部の遮蔽空間Sから被検査物Wを搬出する搬出口としての開口3が設けられており、両開口3,3は連通している。筐体2の内部には、搬入口である開口3と、遮蔽空間Sと、搬出口である開口3の間で被検査物Wを搬送する搬送手段としてコンベア4が配置されている。なお、図1では、図示の都合上、搬入口である開口3のみが図示され、搬出口である開口3は表されていない。
遮蔽ゲート5aは、筐体2の開口3の右縁と左縁をそれぞれ覆い、それぞれ左右方向に移動する一対の第1遮蔽材6a,6bを有している。2枚の第1遮蔽材6a,6bのサイズは同一であり、両者で開口3の全体を覆える程度に設定されている。そして、一対の第1遮蔽材6a,6bは、コンベア4の幅方向の中央位置と各外側の位置との間を、特に図1(b)中に矢印AH1,AH2で機能的に示すように任意に移動する。このような構成により、一対の第1遮蔽材6a,6bを左右方向に移動させれば、一対の第1遮蔽材6a,6bの隙間である開口部9の幅を、筐体2内に搬入しようとする被検査物Wの幅に合せて設定することができる。搬入コンベア4に積載されて搬送されてくる被検査物Wは、その幅方向の寸法に関しては隙間に引っ掛かることなく、隙間を通過することができる。
図2及び図3は、X線検査装置1aを被検査物Wの搬送方向A1,A2と平行な視線で見た図であって、図2は、幅及び高さともに比較的小さい第1の被検査物Wである小ボトルWSに合せて遮蔽ゲート5aの開口部9を設定した状態を示す図である。また、図3は、同じく、小ボトルWSよりも高さと幅が大きい第2の被検査物Wである大ボトルWBに合せて遮蔽ゲート5aの開口部9を設定した状態を示す図である。
このX線検査装置1bは、装置としての基本構成は第1実施形態と同じであり、第1実施形態と対応する部分については、図4及び図5において第1実施形態と同一の符号を付し、明細書においては第1実施形態の説明を援用する。遮蔽材6a,6b,7及びアクチュエータ10等を有する遮蔽ゲート5bの構成も第1実施形態と同一であるが、その設置位置と設置構造が第1実施形態とは異なる部分がある。第1実施形態では、遮蔽ゲート5aは、筐体2の搬入口及び搬出口である2つの開口3,3、すなわち遮蔽空間Sの出入り口に設けられていた。第2実施形態では、遮蔽ゲート5bは、遮蔽空間Sの内部、すなわち遮蔽空間Sの出入り口である開口3,3よりも内方に、互いに間隔をおいて設けられている。また、図中12は、遮蔽ゲート5bを遮蔽空間Sの内部に設置するために設けたフレームである。
このX線検査装置1cは、装置としての基本構成は第1実施形態と同じであり、第1実施形態と対応する部分については、図6乃至図8において第1実施形態と同一の符号を付し、明細書においては第1実施形態の説明を援用する。遮蔽材6a,6b,7及びアクチュエータ10等を有する遮蔽ゲート5cの構成は、第1実施形態と共通点があるが、第1遮蔽材6a,6bと第2遮蔽材7を有する他、さらに第3遮蔽材8a,8bを有する点が第1実施形態とは異なる。また、第1及び第2実施形態については、前述したように、被検査物Wが、搬入コンベア4の幅方向の任意の位置に配置されて搬送される状況にも対応できるような変形例を考えることができたが、本実施形態では、被検査物Wは、搬入コンベア4の幅方向の中央に位置決めされて搬入されることが前提となる。
図7及び図8は、X線検査装置1cを被検査物Wの搬送方向A(A1,A2)と平行な視線で見た図であって、図7は、前述した小ボトルWSに合せて遮蔽ゲート5cの開口部9を設定した状態を示す図である。また、図8は、同じく、大ボトルWBに合せて遮蔽ゲート5cの開口部9を設定した状態を示す図である。
このX線検査装置1dは、装置としての基本構成は第1実施形態と同じであり、第1実施形態と対応する部分については、図9において第1実施形態と同一の符号を付し、明細書においては第1実施形態の説明を援用する。遮蔽材及びアクチュエータ10等を有する遮蔽ゲート5dの基本的構成は第1実施形態と類似するが、具体的構成が異なる。
このX線検査装置1eは、基本構成は第4実施形態と同じであるが、遮蔽ゲート5eの構成が異なる。本実施形態では、長手方向をコンベア4の幅方向に一致させた左右一対の遮蔽材26,26が、筐体2の開口3を覆うように水平方向に並設されている。各遮蔽材26は、図10中に複数の矢印AH1,AH2で統括的に示すように、個々に左右方向に移動して左右方向の任意の位置に設定できるように構成されている。
2…筐体
3…筐体の開口
5a,5b,5c,5d,5e…遮蔽ゲート
6a,6b…第1の遮蔽材
7…第2の遮蔽材
8a,8b…第3の遮蔽材
9…遮蔽ゲートの開口部
10…アクチュエータ
25…遮蔽材
26…遮蔽材
W…被検査物
WS…被検査物としての小ボトル
WB…被検査物としての大ボトル
S…遮蔽空間
Claims (3)
- X線の遮蔽空間(S)に搬入された被検査物(W)にX線を照射して検査を行うX線検査装置であって、
被検査物が通過する開口部(9)を搬入しようとする被検査物の外形に合せて任意に設定できるように移動可能とされた複数の遮蔽材(6a,6b,7,8a,8b)から構成され、前記遮蔽空間に設けられて前記遮蔽空間の外部にX線が漏洩するのを防止する遮蔽ゲート(5a,5b,5c,)を有し、
前記遮蔽材が、
前記開口部(9)の幅を被検査物(W)の幅に合せて設定するために左右方向に移動可能とされた少なくとも一対の第1遮蔽材(6a,6b)と、
前記開口部の高さを被検査物の高さに合せて設定するために上下方向に移動可能とされた第2遮蔽材(7)と、
を含むことを特徴とするX線検査装置(1a,1b,1c,)。 - 前記遮蔽材が、
前記開口部(9)に傾斜した角部を設定するために斜め方向に移動可能とされた第3遮蔽材(8a,8b)をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のX線検査装置(1c)。 - 前記遮蔽材(6a,6b,7,8a,8b,)がアクチュエータ(10)によって移動することを特徴とする請求項1又は2に記載のX線検査装置(1a,1b,1c,)。
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