JP2012184940A - X線検査装置 - Google Patents

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Kunio Takeda
州生 武田
Tomoko Kobayashi
智子 小林
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Abstract

【課題】X線が外部に漏洩するのを抑制することができる。
【解決手段】X線検査装置は、搬送装置500によって搬送される物品Bに検査室K内でX線を照射して検査を行うX線検査装置である。そして、このX線検査装置は、検査室Kの物品Bの搬入出のための開口部に配置されるX線漏洩防止部材700と、X線漏洩防止部材700を回転可能に支持し、鉛直成分を含む方向(矢印Z方向)に移動する回転軸720と、回転軸720の移動をガイドするガイド部730と、を備えている。
【選択図】図5

Description

本発明は、検査室へ物品を搬入出するための開口部に配置されるX線漏洩防止部材を備えるX線検査装置に関する。
従来、物品内の異物を検出するためにX線検査装置等が使用されている。これらのX線検査装置に関して、日々研究開発が行われている。
特許文献1には、透過X線を検出することによって物品に含まれる異物の検出を行うX線異物検査装置であって、X線の不必要な漏洩を防止して作業者の安全を図るX線異物検査装置について開示されている。
特許文献1記載のX線検査装置は、物品を搬送機構にて搬送し、搬送経路中に設けられる検査領域にてX線源からX線を照射し、検査領域を通過する物品を透過したX線をX線検出器にて検出し、X線検査器で検出したX線を画像処理するX線検査装置であって、本体フレームと、搬送経路の側方へのX線の漏洩を防止するX線漏洩防止カバーと、X線漏洩防止カバーを回動開閉させるように本体フレームに垂設された回転軸と、を備えている。
特開2006−337340号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のX線検査装置では、X線漏洩防止カバーが物品に押されてめくり上がり、X線が外部に漏洩する空間が形成される。当該X線漏洩防止カバーは、サイズの小さい物品が搬送される場合であっても、サイズの大きい物品が搬送される場合であっても、同じように回転軸の回りを回転するので、物品のサイズが小さい割にX線漏洩防止カバーが大きく回転してしまう。このため、物品の搬入または搬出によって、X線漏洩防止カバーの通過時に、不必要な空間が形成されて、X線漏洩量が増大するおそれがあった。
そこで、本発明の目的は、X線が外部に漏洩するのを抑制することが可能なX線検査装置を提供することである。
(1)
本発明に係るX線検査装置は、搬送装置によって搬送される物品に検査室内でX線を照射して検査を行うX線検査装置であって、検査室の物品の搬入出のための開口部に配置されるX線漏洩防止部材と、X線漏洩防止部材を回転可能に支持し、鉛直成分を含む方向に移動する回転軸と、回転軸の移動をガイドするガイド部と、を備える。
上記構成によれば、物品のサイズに応じて回転軸の位置を調節することができる。すなわち、X線漏洩防止部材の回転位置を、物品の高さと略一致させることができる。これにより、物品が通過するのに必要な範囲でX線漏洩防止部材を回転させることができる。その結果、物品がX線漏洩防止部材を通過する際に、X線が外部に漏洩するのを抑制することができる。
(2)
また、本発明に係るX線検査装置は、搬送装置によって搬送される物品に検査室内でX線を照射して検査を行うX線検査装置であって、検査室の物品の搬入出のための開口部に配置されるX線漏洩防止部材と、X線漏洩防止部材を回転可能に支持し、鉛直成分を含む方向に移動する回転軸と、回転軸の移動に応じて、回転軸に支持されるX線漏洩防止部材の下端が搬送装置の搬送面に接触しないように当該X線漏洩防止部材を傾ける傾斜機構と、を備える。
上記構成によれば、物品のサイズに応じて回転軸の位置を調節することができる。すなわち、X線漏洩防止部材の回転位置を、物品の高さと略一致させることができる。これにより、物品が通過するのに必要な範囲でX線漏洩防止部材を回転させることができる。このため、物品のサイズ以上にX線漏洩防止部材が回転するのを抑制することができる。その結果、物品がX線漏洩防止部材を通過する際に、X線が外部に漏洩するのを抑制することができる。
また、上記構成によれば、回転軸の位置に応じてX線漏洩防止部材を傾けることにより、X線漏洩防止部材の下端が搬送装置の搬送面に接触するのを防止することができる。その結果、搬送面がX線漏洩防止部材により損傷するのを防止することができる。
(3)
上記したX線検査装置において、回転軸は、物品の搬送方向に沿って移動する。
上記構成によれば、物品の搬送時に、回転軸を物品の搬送方向に沿って移動させることができる。これにより、物品の搬送方向と回転軸の移動方向とが同方向となるので、回転軸が物品の搬送の妨げになるのを抑制することができるので、倒れやすい物品を起立姿勢のまま検査することが可能となる。その結果、物品のサイズや形状によらずX線検査を行うことが可能な汎用性の高いX線検査装置を得ることができる。
(4)
上記したX線検査装置において、回転軸は、搬送装置により搬送される物品がX線漏洩防止部材又は回転軸に当接することにより、鉛直成分を含む方向に移動する。
上記構成によれば、搬送される物品によって、回転軸が押し上げられるので、X線漏洩防止部材の回転位置が自動的に物品の高さと略一致する。これにより、物品が通過するのに最小限の範囲でX線漏洩防止部材を回転させることができる。その結果、物品がX線漏洩防止部材を通過する際に、X線が外部に漏洩するのを抑制することができる。
(5)
上記したX線検査装置において、回転軸を移動させる回転軸移動機構と、回転軸移動機構の駆動を制御する制御部と、をさらに備える。
上記構成によれば、回転軸の移動を積極的に行うことができる。すなわち、X線検査を行う物品のサイズが予め決まっている場合には、当該物品のサイズに対応する位置に回転軸を移動させておくことができる。これにより、物品により回転軸を押し上げて当該回転軸を移動させる場合に比べて、回転軸が物品の搬送の妨げになるのを抑制することができる。その結果、倒れやすい物品を起立姿勢のまま検査することが可能となり、物品のサイズや形状によらずX線検査を行うことが可能な汎用性の高いX線検査装置を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係るX線検査装置の全体構成を示した正面図である。 図1に示したX線検査装置の側面図である。 図1に示したX線検査装置の検査室内の構造を示した模式図である。 図1に示したX線検査装置のX線漏洩防止部材の斜視図である。 図1に示したX線検査装置の検査室内におけるX線漏洩防止部材を示した側面図である。 物品(小サイズ)の通過時におけるX線漏洩防止部材の回転動作を説明するための図である。 物品(小サイズ)の通過時におけるX線漏洩防止部材の回転動作を説明するための図である。 物品(小サイズ)の通過時におけるX線漏洩防止部材の回転動作を説明するための図である。 物品(大サイズ)の通過時におけるX線漏洩防止部材の回転動作を説明するための図である。 物品(大サイズ)の通過時におけるX線漏洩防止部材の回転動作を説明するための図である。 物品(大サイズ)の通過時におけるX線漏洩防止部材の回転動作を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係るX線検査装置の検査室内におけるX線漏洩防止部材を示した側面図である。 物品(小サイズ)の通過時におけるX線漏洩防止部材の回転動作を説明するための図である。 物品(小サイズ)の通過時におけるX線漏洩防止部材の回転動作を説明するための図である。 物品(小サイズ)の通過時におけるX線漏洩防止部材の回転動作を説明するための図である。 物品(大サイズ)の通過時におけるX線漏洩防止部材の回転動作を説明するための図である。 物品(大サイズ)の通過時におけるX線漏洩防止部材の回転動作を説明するための図である。 物品(大サイズ)の通過時におけるX線漏洩防止部材の回転動作を説明するための図である。 本発明の第3実施形態に係るX線検査装置の検査室内におけるX線漏洩防止部材を示した側面図である。 物品の通過時におけるX線漏洩防止部材の回転動作を説明するための図である。 物品の通過時におけるX線漏洩防止部材の回転動作を説明するための図である。 物品の通過時におけるX線漏洩防止部材の回転動作を説明するための図である。 参考例に係るX線検査装置のX線漏洩防止部材を示した側面図である。
以下、本発明の実施形態に係るX線検査装置について図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
<X線検査装置の全体構成>
第1実施形態に係るX線検査装置100は、図1および図2に示すように、被検査物である物品B(例えば、菓子、パン、レトルト食品、缶詰など)の生産ラインにおいて、当該物品BのX線検査を行う装置である。このX線検査装置100は、上流側の搬入コンベア101から搬送される物品Bに対して、X線を照射することによって、当該物品Bを透過したX線を検知して物品Bの不良判断を行う。なお、前述した「不良判断」とは、物品Bに異物が混入しているか否かの判断(異物検査)、物品Bを構成する内容物が規定レベルを満たすか否かの判断(欠品検査、レベルチェック)など、を言う。
本実施形態に係るX線検査装置100は、従来のX線検査装置(管電圧:25kV〜70kV)に比べて、高出力タイプ(管電圧:100kV以上)のX線検査装置であって、高精度のX線検査が可能である。具体的には、X線検査装置100は、X線源300から照射される高エネルギー帯のX線と低エネルギー帯のX線とをそれぞれ検知して、高エネルギー帯のX線を検知して得られたX線透過画像と低エネルギー帯のX線を検知して得られたX線透過画像とに画像処理を施して、画像処理が施された両X線透過画像を用いて高精度のX線検査を行う。このX線検査装置100は、図1および図2に示すように、脚部110、及び、脚部110に固定される本体部120を備えている。そして、図2および図3に示すように、本体部120は、主として、シールドボックス200と、X線源300と、ラインセンサ400と、コンベア500と、X線遮蔽扉600と、X線漏洩防止部材700と、を備えている。
<シールドボックス>
シールドボックス200は、X線検査装置100の筺体であって、X線遮蔽構造を有している。このシールドボックス200には、図1に示すように、検査室Kに物品Bを搬入するための搬入口201が形成されていると共に、検査室Kに物品Bを搬出するための搬出口202が形成されている。検査室Kは、シールドボックス200の内部に形成される空間であって、後述するX線源300からのX線が物品Bに照射される箇所である。なお、この搬入口201および搬出口202のそれぞれには、図2に示すように、X線漏洩防止部材700が設けられている。このシールドボックス200の内部は、物品BにX線を照射する検査室Kになっており、図3に示すように、X線源300、ラインセンサ400、コンベア500、および、X線漏洩防止部材700等が収容されている。
<X線源>
X線源300は、物品BにX線を照射するために設けられている。本実施形態では、X線源300は、高エネルギー帯のX線を照射するために、X線源300の管電圧を100kV以上に設定することが可能である。本実施形態では、図3に示すように、X線源300は、下方に向けてX線を照射するように固定配置されている。
<ラインセンサ>
ラインセンサ400は、図3に示すように、上記したX線源300の下方であって、コンベア500の搬送面Mの下方に配置されている。ラインセンサ400は、上下2段に配置されるデュアルセンサであって、この2段のラインセンサによって、X線源300から照射される低エネルギー帯のX線と高エネルギー帯のX線とを検知する。
<コンベア>
コンベア500は、X線検査装置100の上流側に配置される搬入コンベア101から受け取った物品Bを、X線検査装置100の下流側に配置される搬出コンベア102まで搬送し、その途中で上記したX線源300からのX線が照射される位置において、物品BのX線検査を行う。
<X線遮蔽扉>
X線遮蔽扉600は、図2に示すように、X線検査装置100の前面に開閉可能に取り付けられている。X線遮蔽扉600は、コンベア500の清掃時に開放されると共に、X線源300からX線が照射されるX線検査時に閉鎖される。
<X線遮蔽漏洩防止部材>
X線漏洩防止部材700は、搬入口201および搬出口202に配置されている。そして、本実施形態では、図3に示すように、搬入口201側に2つのX線漏洩防止部材700が配置されると共に、搬出口202側に2つのX線漏洩防止部材700が配置される。搬入口201に配置されるX線漏洩防止部材700と、搬出口202に配置されるX線漏洩防止部材700とは、同様の構成であるので、ここでは、搬入口201に配置されるX線漏洩防止部材700について詳細に説明する。このX線漏洩防止部材700は、後述する回転軸720回りに回転して、搬入口201を開放する位置、または、搬入口201を閉塞する位置に配置される。
本実施形態に係るX線漏洩防止部材700は、図4に示すように、垂直方向に分割されており、複数の短冊状の金属板710がコンベア500の幅方向(矢印Y方向)に沿って配置されている。各金属板710は、下端から上端まで延びる1枚の金属板であって、金属板710の全体が回転軸720の回り(矢印R1方向)に回転する。
複数の金属板710は、回転軸720に回転可能に支持されている。すなわち、1本の回転軸720に複数の金属板710が回転可能に支持されている。金属板710の各々には、当該回転軸720を支持する支持部711が設けられている。この支持部711には、貫通穴712が形成されており、回転軸720は、当該貫通穴712に挿入されている。
そして、本実施形態では、図5に示すように、回転軸720は、吊り下げ棒730に取り付けられている。この吊り下げ棒730は、上端731が固定されており、下端732がスイング可能に構成されている。そして、回転軸720は、スイング可能な下端に設けられている。すなわち、本実施形態では、複数の金属板710が吊り下げ棒730により吊り下げられた状態となっている。これにより、回転軸720およびその回転軸720に支持される複数の金属板710は、吊り下げ棒730の上端731の回り(矢印R2方向)に回転する。
<物品通過時におけるX線漏洩防止部材の開閉動作について>
以下、図6及び図7を参照して、大きさの異なる物品B1およびB2が検査室Kに搬入されるときの、X線漏洩防止部材700の開閉動作について説明する。
まず、図6(a)〜図6(c)を参照して、回転軸720より高さの小さい物品B1がX線漏洩防止部材700を通過する場合について説明する。
図6(a)に示すように、回転軸720より高さの小さい物品B1がコンベア500によって搬送される。
そして、図6(b)に示すように、物品B1がコンベア500により移動されて金属板710に当接すると、当該金属板710は回転軸720の回りに矢印R1方向に回転する。
さらに、物品B1がコンベア500により移動されると、図6(c)に示すように、物品B1が通過可能な高さまで金属板710が回転して、物品B1がX線漏洩防止部材700を通過する。
次に、図7(a)〜図7(c)を参照して、回転軸720より高さの大きい物品B2がX線漏洩防止部材700を通過する場合について説明する。
図7(a)に示すように、回転軸720より高さの大きい物品B2がコンベア500によって搬送される。
そして、図7(b)に示すように、物品B2がコンベア500により移動されて金属板710に当接すると、当該金属板710は回転軸720の回りに矢印R1方向に回転すると共に、回転軸720が吊り下げ棒730の上端731の回りに矢印R2方向に回転する。
さらに、物品B2がコンベア500により移動されると、図7(c)に示すように、物品B2が通過可能な高さまで回転軸720および金属板710が回転して、物品B2がX線漏洩防止部材700を通過する。
上記したように、回転軸720より高さの小さい物品B1がX線漏洩防止部材700を通過する場合(図6(a)〜(c)参照)には、吊り下げ棒730は回転せず、金属板710のみが回転する。これに対して、回転軸720より高さの大きい物品B2がX線漏洩防止部材700を通過する場合(図7(a)〜(c)参照)には、吊り下げ棒730および金属板710の両方が回転する。すなわち、回転軸720より高さの大きい物品B2が通過するときだけ、回転軸720が鉛直成分を含む方向(本実施形態では、矢印R2方向)に回転する。
<本実施形態のX線検査装置の特徴>
(A)
上記第1実施形態に係るX線検査装置100では、回転軸720が吊り下げ棒730に吊り下げられることによって、物品Bのサイズに応じて回転軸720の位置が調整される。すなわち、図7(c)に示すように、X線漏洩防止部材700の回転位置を、物品Bの高さと略一致させることができる。これにより、物品Bが通過するのに必要な範囲でX線漏洩防止部材700を回転させることができる。その結果、物品BがX線漏洩防止部材700を通過する際に、X線が外部に漏洩するのを抑制することができる。
(B)
また、第1実施形態に係るX線検査装置100では、物品Bの搬送時に、回転軸720を物品の搬送方向(矢印X1方向)成分を含む方向(矢印R2方向)に沿って移動させることができる。これにより、物品Bの搬送方向と回転軸720の移動方向の一成分とが同方向となるので、回転軸720が物品Bの搬送の妨げになるのを抑制することができる。このため、倒れやすい物品Bを起立姿勢のまま検査することが可能となる。その結果、物品Bのサイズや形状によらずX線検査を行うことが可能な汎用性の高いX線検査装置100を得ることができる。
(C)
また、第1実施形態に係るX線検査装置100では、搬送される物品Bによって、回転軸720が押し上げられるので、X線漏洩防止部材700の回転位置が自動的に物品Bの高さと略一致する。これにより、物品Bが通過するのに最小限の範囲でX線漏洩防止部材700を回転させることができる。その結果、物品がX線漏洩防止部材700を通過する際に、X線が外部に漏洩するのを抑制することができる。
<請求項の各構成要素と上記実施形態の各部との対応関係>
上記第1実施形態においては、X線検査装置100が「X線検査装置」に相当し、X線漏洩防止部材700が「X線漏洩防止部材」に相当し、回転軸720が「回転軸」に相当し、吊り下げ棒730が「ガイド部」に相当し、コンベア500が「搬送装置」に相当し、検査室Kが「検査室」に相当し、搬入口201または搬出口202が「開口部」に相当する。
(第2実施形態)
図8を参照して、第2実施形態に係るX線検査装置について説明する。この第2実施形態に係るX線検査装置は、X線漏洩防止部材700aを回転可能に支持する回転軸720aがカム穴730aに沿って移動する。なお、この第2実施形態では、回転軸の移動に係る構成が、第1実施形態の吊り下げ棒730からカム穴730aに変更されているので、当該カム穴730aおよびその関連部分を詳細に説明し、その他の構成は第1実施形態と同様であるので、適宜その説明を割愛する。
第2実施形態に係るX線漏洩防止部材700aは、図8に示すように、回転軸720aに回転可能に支持されている。そして、本実施形態では、回転軸720aは、カム穴730aに沿って矢印C方向に移動する。このカム穴730aは、搬送方向(矢印X1方向)に向かうにつれて搬送面Mから離れる方向に上昇する略円弧形状である。本実施形態に係るカム穴730aには、回転軸720aが挿入されている。したがって、回転軸720aは、搬送方向(矢印X1方向)下流側の下端731aから、搬送方向(矢印X1方向)の上流側の上端732aまで、徐々に上昇する。
<物品通過時におけるX線漏洩防止部材の開閉動作について>
以下、図9及び図10を参照して、大きさの異なる物品B1およびB2が検査室Kに搬入されるときの、X線漏洩防止部材700aの開閉動作について説明する。
まず、図9(a)〜図9(c)を参照して、回転軸720aより高さの小さい物品B1がX線漏洩防止部材700を通過する場合について説明する。
図9(a)に示すように、回転軸720aより高さの小さい物品B1がコンベア500によって搬送される。
そして、図9(b)に示すように、物品B1がコンベア500により移動されて金属板710aに当接すると、当該金属板710aは回転軸720aの回りに矢印R1方向に回転する。
さらに、物品B1がコンベア500により移動されると、図9(c)に示すように、物品B1が通過可能な高さまで金属板710aが回転して、物品B1がX線漏洩防止部材700を通過する。
次に、図10(a)〜図10(c)を参照して、回転軸720aより高さの大きい物品B2がX線漏洩防止部材700を通過する場合について説明する。
図10(a)に示すように、回転軸720aより高さの大きい物品B2がコンベア500によって搬送される。
そして、図10(b)に示すように、物品B2がコンベア500により移動されて金属板710aに当接すると、当該金属板710aは回転軸720aの回りに矢印R1方向に回転すると共に、回転軸720aがカム穴730aに沿って矢印C方向に移動する。
さらに、物品B2がコンベア500により移動されると、図10(c)に示すように、物品B2が通過可能な高さまで回転軸720aがカム穴730aに沿って上昇すると共に、金属板710が回転して、物品B2がX線漏洩防止部材700を通過する。
上記したように、回転軸720aより高さの小さい物品B1がX線漏洩防止部材700aを通過する場合(図9(a)〜(c)参照)には、回転軸720aはカム穴730aを移動せず、金属板710のみが回転する。これに対して、回転軸720aより高さの大きい物品B2がX線漏洩防止部材700aを通過する場合(図10(a)〜(c)参照)には、回転軸720aはカム穴730aを移動し且つ金属板710が回転軸720aの回りを回転する。すなわち、回転軸720aより高さの大きい物品B2が通過するときだけ、回転軸720aが鉛直成分を含む方向(本実施形態では、矢印C方向)に移動する。
<本実施形態のX線検査装置の特徴>
(A)
第2実施形態に係るX線検査装置では、回転軸720aがカム穴730aに沿って移動することによって、物品Bのサイズに応じて回転軸720aの位置が調整される。すなわち、図10(c)に示すように、X線漏洩防止部材700aの回転位置を、物品Bの高さと略一致させることができる。これにより、物品Bが通過するのに必要な範囲でX線漏洩防止部材700aを回転させることができる。その結果、物品BがX線漏洩防止部材700aを通過する際に、X線が外部に漏洩するのを抑制することができる。
(B)
また、第2実施形態に係るX線検査装置では、物品Bの搬送時に、回転軸720aを物品の搬送方向(矢印X1方向)成分を含む方向(矢印C方向)に沿って移動させることができる。これにより、物品Bの搬送方向と回転軸720aの移動方向の一成分とが同方向となるので、回転軸720aが物品Bの搬送の妨げになるのを抑制することができる。このため、倒れやすい物品Bを起立姿勢のまま検査することが可能となる。その結果、物品Bのサイズや形状によらずX線検査を行うことが可能な汎用性の高いX線検査装置を得ることができる。
(C)
また、第2実施形態に係るX線検査装置では、搬送される物品Bによって、回転軸720aが押し上げられるので、X線漏洩防止部材700aの回転位置が自動的に物品Bの高さと略一致する。これにより、物品Bが通過するのに最小限の範囲でX線漏洩防止部材700aを回転させることができる。その結果、物品がX線漏洩防止部材700aを通過する際に、X線が外部に漏洩するのを抑制することができる。
<請求項の各構成要素と上記実施形態の各部との対応関係>
上記実施形態においては、X線漏洩防止部材700aが「X線漏洩防止部材」に相当し、回転軸720aが「回転軸」に相当し、カム穴730aが「ガイド部」に相当する。
(第3実施形態)
図11を参照して、第3実施形態に係るX線検査装置について説明する。この第3実施形態に係るX線検査装置は、X線漏洩防止部材700bを回転可能に支持する回転軸720bが鉛直方向に移動すると共に、X線漏洩防止部材700bを傾斜させる傾斜機構730bが水平方向に移動する。なお、この第3実施形態では、第1実施形態と同様の部分について、その説明を割愛する。
第3実施形態に係るX線漏洩防止部材700bは、図11に示すように、回転軸720bに回転可能に支持されている。そして、本実施形態では、回転軸720bは、回転軸移動機構740bにより鉛直方向(矢印Z方向)に移動される。この回転軸移動機構740bは、ベルトスライダ機構、ボールネジ機構、エアシリンダ機構、モータシリンダ機構、電動スライダ機構、リニアスライダ機構、および、ラックピニオン機構などの機構が挙げられる。そして、本実施形態では、回転軸移動機構740bは、制御部750bと通信可能に接続されており、当該制御部750bは回転軸移動機構740bの駆動を制御して、回転軸720bの鉛直方向への移動を制御する。
また、本実施形態のX線検査装置は、X線漏洩防止部材700bを傾斜させる傾斜機構730bを備えている。この傾斜機構730bは、回転軸移動機構740bによって移動される回転軸720bの鉛直方向への移動に連動して、水平方向(矢印X方向)に移動する。具体的には、回転軸移動機構740bにより回転軸720bが鉛直下向き(矢印Z1方向)に移動されるとき、傾斜機構730bは、物品Bの搬送方向(矢印X1方向)に移動する。これに対して、回転軸移動機構740bにより回転軸720bが鉛直上向き(矢印Z1方向の反対方向)に移動されるとき、傾斜機構730bは、物品Bの搬送方向の反対方向(矢印X1方向の反対方向)に移動する。これにより、X線漏洩防止部材700bが下降しても(コンベア500に近づくように移動しても)、当該X線漏洩防止部材700bの下端がコンベア500に接触しないように、X線漏洩防止部材700bが傾斜機構730bにより傾斜される。そして、傾斜されたX線漏洩防止部材700bの下端は、コンベア500の搬送面Mの近傍に配置される。
<物品通過時におけるX線漏洩防止部材の開閉動作について>
以下、図12を参照して、物品Bが検査室Kに搬入されるときの、X線漏洩防止部材700bの開閉動作について説明する。
まず、図12(a)に示すように、被検査物となる物品Bの大きさに係る情報が予め制御部750bに送信されて、制御部750bは、回転軸720bを物品Bの大きさに応じて、鉛直下方向(矢印Z1方向)に移動させる。前述した回転軸720bの移動と同時に、X線漏洩防止部材700bの下端がコンベア500に接触しないように、傾斜機構730bを搬送方向(矢印X1方向)に移動させて、X線漏洩防止部材700bを傾斜させる。このとき、X線漏洩防止部材700bの上端が搬送方向の上流側に、且つ、X線漏洩防止部材700bの下端が搬送方向の下流側に配置される。
そして、図12(b)に示すように、物品BがX線漏洩防止部材700bを通過できるように、傾斜機構730bをさらに搬送方向(矢印X1方向)に移動させて、X線漏洩防止部材700bを回転軸720bの回りに回転させる。
そして、図12(c)に示すように、物品BがX線漏洩防止部材700bを通過すると、傾斜機構730bを搬送方向の逆方向(矢印−X1方向)に移動させて、X線漏洩防止部材700bの下端がコンベア500の搬送面Mの近傍に配置されるように、当該X線漏洩防止部材700bを回転軸720bの回りに回転させる。
<本実施形態のX線検査装置の特徴>
(A)
第3実施形態に係るX線検査装置では、回転軸720bが上下方向(矢印Z方向)に沿って移動することによって、物品Bのサイズに応じて回転軸720bの位置が調整される。すなわち、図12(a)〜(c)に示すように、X線漏洩防止部材700bの回転位置を、物品Bに近づけることができる。これにより、物品Bが通過するのに必要な範囲でX線漏洩防止部材700bを回転させることができる。その結果、物品BがX線漏洩防止部材700bを通過する際に、X線が外部に漏洩するのを抑制することができる。
(B)
また、第3実施形態に係るX線検査装置では、回転軸720bの位置に応じてX線漏洩防止部材700bを傾けることにより、X線漏洩防止部材700bの下端がコンベア500の搬送面Mに接触するのを防止することができる。その結果、搬送面MがX線漏洩防止部材700bにより損傷するのを防止することができる。
(C)
また、第3実施形態に係るX線検査装置では、回転軸移動機構740bおよび制御部750bを設けることにより、回転軸720bの移動を積極的に行うことができる。すなわち、X線検査を行う物品Bのサイズが予め決まっている場合には、当該物品Bのサイズに対応する位置に回転軸720bを移動させておくことができる。これにより、物品Bにより回転軸720bを押し上げて当該回転軸720bを移動させる場合に比べて、回転軸720bが物品Bの搬送の妨げになるのを抑制することができる。その結果、倒れやすい物品Bを起立姿勢のまま検査することが可能となり、物品Bのサイズや形状によらずX線検査を行うことが可能な汎用性の高いX線検査装置を得ることができる。
<請求項の各構成要素と上記実施形態の各部との対応関係>
上記実施形態においては、X線漏洩防止部材700bが「X線漏洩防止部材」に相当し、回転軸720bが「回転軸」に相当し、回転軸移動機構740bが「回転軸移動機構」に相当し、制御部750bが「制御部」に相当する。
以上、本発明の実施形態および実施例について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記第1実施形態では、吊り下げ棒730を用いて回転軸720の移動をガイドし、上記第2実施形態では、カム穴730aを用いて回転軸720aの移動をガイドする例について説明したが、本発明はこれに限らず、回転軸が鉛直成分を含む方向に移動する構成であれば、上記した吊り下げ棒730およびカム穴730aに限定されない。
<参考例>
本願発明者は、上記した回転軸が鉛直成分を含む方向に移動する発明以外にも、図13に示した発明を創作する。具体的には、図13に示すように、参考例に係るX線検査装置は、搬送装置(コンベア)500cによって搬送される物品Bに検査室K内でX線を照射して検査を行うX線検査装置であって、検査室Kの物品Bの搬入出のための開口部に配置されるX線漏洩防止部材700cと、X線漏洩防止部材700cを支持する固定端720cとを備えている。そして、X線漏洩防止部材700cは、板バネから構成されており、コンベア500により搬送される物品Bに押圧されて、搬送方向(矢印X1方向)に屈曲する。このX線漏洩防止部材700cは、搬送方向(矢印X1方向)に向かうにつれて、コンベア500に近づくように傾斜して配置されている。
100 X線検査装置
201 搬入口
202 搬出口
500 コンベア
700,700a,700b X線漏洩防止部材
720,720a,720b回転軸
730 吊り下げ棒
730a カム穴
730b 傾斜機構
740b 回転軸移動機構
750b 制御部
K 検査室

Claims (5)

  1. 搬送装置によって搬送される物品に検査室内でX線を照射して検査を行うX線検査装置であって、
    前記検査室の物品の搬入出のための開口部に配置されるX線漏洩防止部材と、
    前記X線漏洩防止部材を回転可能に支持し、鉛直成分を含む方向に移動する回転軸と、
    前記回転軸の移動をガイドするガイド部と、を備えることを特徴とする、X線検査装置。
  2. 搬送装置によって搬送される物品に検査室内でX線を照射して検査を行うX線検査装置であって、
    前記検査室の物品の搬入出のための開口部に配置されるX線漏洩防止部材と、
    前記X線漏洩防止部材を回転可能に支持し、鉛直成分を含む方向に移動する回転軸と、
    前記回転軸の移動に応じて、前記回転軸に支持される前記X線漏洩防止部材の下端が前記搬送装置の搬送面に接触しないように当該X線漏洩防止部材を傾ける傾斜機構と、を備えることを特徴とする、X線検査装置。
  3. 前記回転軸は、前記物品の搬送方向に沿って移動することを特徴とする、請求項1又は2に記載のX線検査装置。
  4. 前記回転軸は、前記搬送装置により搬送される物品が前記X線漏洩防止部材又は前記回転軸に当接することにより、前記鉛直成分を含む方向に移動することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のX線検査装置。
  5. 前記回転軸を移動させる回転軸移動機構と、
    前記回転軸移動機構の駆動を制御する制御部と、をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のX線検査装置。
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