JP7000075B2 - 車両用回路体 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用回路体に関する。
近年、車載ネットワークシステムは、多様になり、簡素化されたワイヤハーネス形態を維持することが困難になりつつある。このような状況において、特許文献1には、ネットワーク上の機器構成が多様になった場合でも対応することが可能なワイヤハーネスについて開示されている。
特開2005-78962号公報
ところで、バッテリーケーブル等の車両用配索材を車室内に配索する場合、車室内居住空間の拡大ニーズに伴い、ボディパネルの凹凸形状に沿わせての配索が求められる。車両用配索材をボディパネルに沿わせて配索するためには、車両用配索材をボディパネル形状に合わせて曲げる必要がある。
しかしながら、太物電線をボディパネル形状に合わせて曲げることは難しく、ボディパネルの凹凸形状に沿わせての配索が難しい。特に、車両用配索材を構成する電線が平型状の剛体である場合、予め決められた箇所を配索前に曲げておくことによって、その車両用配索材をボディパネル形状に合わせて配索することはできるが、ボディパネルに応じて形状の異なる車両用配索材を用意せざるを得ず、実用的ではない。
また、平型状の剛体で構成される電線の予め決められた箇所を曲げておくとすると、車両用配索材は直線状では無く複数箇所で折り曲げられた立体的な形状となるため大型化し易い。このような大型化した車両用配索材は、ボディパネルへの配索が難しく、また、梱包及び輸送することも困難なものとなる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ボディパネルの凹凸形状に沿わせて配索することができるとともに、小型化を実現することができる車両用回路体を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る車両用回路体は、下記(1)を特徴としている。
(1)
剛性の高い第1電源ライン及び第1アースラインを有する第1配索材と、
剛性の低い第2電源ライン及び第2アースラインを有する第2配索材と、
を備え、
前記第1配索材がボディパネルの平坦な箇所に配置される位置にあり、前記第2配索材が前記ボディパネルの車室側に向かって隆起する箇所に配置される位置にあり、
前記第2配索材の前記第2電源ライン及び前記第2アースラインが、前記隆起する箇所の形状に沿って変形する屈曲性を有し
前記第1配索材の前記第1電源ライン及び前記第1アースラインが、平型導体によって形成されて、該第1電源ライン及び該第1アースラインが積層され、
前記第2配索材の前記第2電源ライン及び前記第2アースラインが、平編導体によって形成され、該第2電源ライン及び該第2アースラインが積層され
前記第1配索材及び前記第2配索材が交互に配置され、
前記第2電源ラインは、前記第1電源ラインよりも前記車室側に位置するように、前記第1電源ライン及び前記第2電源ラインの端部同士が接続され、
前記第2アースラインは、前記第1アースラインよりも前記車室側に位置するように、前記第1アースライン及び前記第2アースラインの端部同士が接続され、
前記第2配索材の前記ボディパネル側の面には、前記車室側に向けて窪む窪みが設けられる、
ことを特徴とする車両用回路体。
上記(1)の構成の車両用回路体によれば、屈曲性の高い第2配索材を設ける位置を、車両用回路体をボディパネルに配索した際の凸部の位置に合わせて設けることにより、車両用回路体をボディパネルの凹凸形状に沿わせて配索することができる。
更に、本構成の車両用回路体によれば、第2配索材に求められる屈曲性を簡易に実現することができる。
更に、本構成の車両用回路体によれば、所定の電流容量を有する電源ラインと、アースラインとを有する幹線が、背骨(バックボーン)のような形状で構成された配索材に対しても、本発明を適用することができる。
更に別の効果として、本構成の車両用回路体によれば、配索材の長手方向の一部に柔軟性がある部位が設けられることによって、その部位において折り曲げることができる。このため、車両用回路体の運搬、梱包または輸送を効率的に行うことができる。
本発明の車両用回路体によれば、ボディパネルの凹凸形状に沿わせて配索することができる。また、車両用回路体自体の小型化を実現することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明に係る実施形態の車両用回路体をボディパネル上に配索した状態における各部のレイアウトおよび接続状態、並びにボディパネル上に搭載される各モジュールの概要を示す分解斜視図である。 図2は、図1に示した各モジュールがボディパネル上に搭載された状態を示す斜視図である。 図3は、本発明に係る実施形態の車両用回路体のボディパネルへの配索例を表す斜視図である。 図4(a)及び図4(b)は、本発明に係る実施形態の車両用回路体のボディパネルへ配索した状態を表す、絶縁被覆が除去されて車両用回路体の内部が一部露出した要部斜視図である。 図5は、本発明に係る実施形態の車両用回路体の要部の縦断面図である。
本出願人は、平成28年9月26日に特許出願をしている(特願2016-187627)。本発明に係る実施形態の車両用回路体は、特願2016-187627に記載された車両用回路体に適用することができる。本発明に係る実施形態の車両用回路体についての理解を深めるため、当該車両用回路体を具体的に説明するに先立って特願2016-187627に記載された車両用回路体の概略を説明する。
<特願2016-187627に記載された車両用回路体の概略>
(車両用回路体)
まず、車両用回路体の基本的な構成について説明する。
車両用回路体10をボディパネル上に配索した状態における各部のレイアウトおよび接続状態の概要を図1に示す。
車両用回路体は、車載バッテリなどの主電源の電力をボディパネル各部の補機(電装品)に対してそれぞれ供給したり、電装品同士の間で信号のやりとりを行うために必要な伝送経路としたりして利用されるものである(図1参照)。即ち、機能的には車両に搭載される一般的なワイヤハーネスと同様であるが、形状や構造が一般的なワイヤハーネスとは大きく異なる。
具体的には、構造を簡素化するために、所定の電流容量を有する電源ラインと、所定の通信容量を有する通信ラインと、アースラインとを有する幹線が、背骨(バックボーン)のような形状が単純な配索材20で構成されている。なお、「所定の電流容量」とは、例えば取付対象車両に搭載可能な全ての電装品が搭載されて使用される際に必要十分な電流容量であり、「所定の通信容量」とは、例えば取付対象車両に搭載可能な全ての電装品が搭載されて使用される際に必要十分な通信容量である。そして、この幹線に沿って分散配置された複数の制御ボックスに接続される枝線を介して様々な補機(電装品)を接続できるように構成している。
図1及び図2に示す車両用回路体10は、基本的な構成要素として、電源ライン21と通信ライン29とを有してボディパネル1に配索される幹線(バックボーン幹線部15)と、ボディパネル各部の電装品に接続される枝線(インパネ枝線サブハーネス31、フロントドア枝線サブハーネス63、リアドア枝線サブハーネス65、センターコンソール枝線サブハーネス66、フロントシート枝線サブハーネス67、リアシート枝線サブハーネス68、ラゲージ枝線サブハーネス69)と、幹線に供給される電源ライン21の電力及び通信ライン29の信号を幹線に接続される枝線へ分配するための制御部を有し、幹線に沿って分散配置された複数の制御ボックス(供給側制御ボックス51、分岐制御ボックス53、中間制御ボックス57、制御ボックス55,59)と、を備える。
更に、車両用回路体10のバックボーン幹線部15は、インパネバックボーン幹線部11と、フロアバックボーン幹線部13とに大別される。
インパネバックボーン幹線部11は、ダッシュパネル50の面に沿った箇所で、図示しないリーンホースの上方の位置にリーンホースとほぼ平行になるように左右方向に向かって直線的に配置されている。なお、インパネバックボーン幹線部11は、リーンホースに固定されてもよい。
また、フロアバックボーン幹線部13は、車室内フロアに沿ってボディパネル1の左右方向のほぼ中央部においてボディパネル1の前後方向に延びるように配置されており、ダッシュパネル50の面に沿った箇所では上下方向に直線的に延びてインパネバックボーン幹線部11の中間部に先端が接続されている。インパネバックボーン幹線部11とフロアバックボーン幹線部13との接続部は、後述する分岐制御ボックス53における分岐部を経由して互いに電気的に接続可能な状態になっている。つまり、バックボーン幹線部15は、インパネバックボーン幹線部11とフロアバックボーン幹線部13とでT字状に似た形状に構成されている。
さらに、上記インパネバックボーン幹線部11には、バックボーン幹線部15の上流であるボディパネル1の左側に配置される供給側制御ボックス51を介してエンコパサブハーネス61が接続されている。エンコパサブハーネス61は、エンジンルーム(エンジンコンパートメント)41内に配置された主電源であるメインバッテリ5及びオルタネータ3を互いに電気的に接続する主電源ケーブル81を有している。
ここで、エンジンルーム41と車室43との境界にはダッシュパネル50があり、電気接続部材がダッシュパネル50を貫通する箇所については完全にシールすることが求められる。すなわち、ダッシュパネル50は、車室43内の快適性を保つために、エンジンルーム41からの振動の絶縁、サスペンションからの振動や騒音の低減、高熱、騒音、臭い等の遮断の機能を備える必要があり、この機能を損なわないように、電気接続部材の貫通箇所にも十分な配慮が求められる。
上述したように、車両用回路体10は、その主要な構成要素であるインパネバックボーン幹線部11及びフロアバックボーン幹線部13、並びに供給側制御ボックス51、分岐制御ボックス53、中間制御ボックス57及び制御ボックス55,59の全てが車室43側の空間に配置されている。そして、インパネバックボーン幹線部11の左端に設けた供給側制御ボックス51に接続した主電源ケーブル81が、ダッシュパネル50の貫通孔に嵌挿したグロメット85を通過するように配索され、エンジンルーム41内のエンコパサブハーネス61に接続される。これにより、主電源の電力を供給側制御ボックス51に供給することができる。また、主電源ケーブル81については曲げやすい材料を用いたり、断面形状を円形にしたり、断面積がインパネバックボーン幹線部11より小さくなるように構成することが可能であるので、グロメット85によるシールを容易に行うことができ、配索作業を実施する際の作業性の悪化も回避できる。
また、車室43内のインパネバックボーン幹線部11にエンジンルーム41内の様々な電装品を接続する場合には、例えば供給側制御ボックス51に接続したサブハーネス71がダッシュパネル50を貫通するように設置したり、制御ボックス55に接続したサブハーネス73がダッシュパネル50を貫通するように設置したりすることで、所望の電気接続経路を実現できる。この場合、サブハーネス71,73等は断面積が小さく、曲げることも容易であるため、ダッシュパネル50を貫通する箇所をシールすることは容易である。
また、インパネバックボーン幹線部11には、供給側制御ボックス51及び制御ボックス55を介してインパネ枝線サブハーネス(枝線)31及びフロントドア枝線サブハーネス(枝線)63が接続されている。
インパネ枝線サブハーネス31は、インパネモジュール30に搭載されたメータパネルやエアコン等の電装品の制御部に電気的に接続されているインパネハーネス30aのモジュールドライバ30bに対して、モジュールコネクタCを介して電気的に接続される。
フロントドア枝線サブハーネス33aは、フロントドア33に搭載されたドアロックやパワーウィンド等の電装品の制御部に電気的に接続されているフロントドア枝線サブハーネス33aのモジュールドライバ33bに対して、非接触給電可能及び近接無線通信可能に接続されることが望ましい。
更に、フロアバックボーン幹線部13には、中間制御ボックス57を介してリアドア枝線サブハーネス(枝線)65、センターコンソール枝線サブハーネス(枝線)66、フロントシート枝線サブハーネス(枝線)67、リアシート枝線サブハーネス(枝線)68、及びサブバッテリ7が接続されている。
リアドア枝線サブハーネス65は、リアドア35に搭載されたドアロックやパワーウィンド等の電装品の制御部に電気的に接続されているリアドアハーネス35aのモジュールドライバ35bに対して、非接触給電可能及び近接無線通信可能に接続されることが望ましい。
センターコンソール枝線サブハーネス66は、センターコンソール39に搭載されたエアコンやオーディオの操作パネル等の電装品の制御部に電気的に接続されているセンターコンソールハーネス39aのモジュールドライバ39bに対して、モジュールコネクタCを介し電気的に接続される。
フロントシート枝線サブハーネス67は、フロントシート37に搭載された電動リクライニングやシートヒータ等の電装品の制御部に電気的に接続されているフロントシートハーネス37aのモジュールドライバ37bに対して、モジュールコネクタCを介し電気的に接続される。
リアシート枝線サブハーネス68は、リアシート38に搭載された電動リクライニングやシートヒータ等の電装品の制御部に電気的に接続されているリアシートハーネス38aのモジュールドライバ38bに対して、モジュールコネクタCを介し電気的に接続される。
更に、フロアバックボーン幹線部13には、幹線の下流であるボディパネル1の後方に配置される制御ボックス59を介してラゲージ枝線サブハーネス(枝線)69が接続されている。
ラゲージ枝線サブハーネス69は、ラゲージルーム内の様々な電装品の制御部に電気的に接続されているラゲージハーネスのモジュールドライバ(図示せず)に対して、モジュールコネクタCを介し電気的に接続される。
なお、上記モジュールコネクタCは、バックボーン幹線部15と各補機に電力と信号を効率的に送付することができるように、電源及びアースの電力と信号とをまとめて制御ボックスに接続することができる。
(配索材)
車両用回路体10のバックボーン幹線部15は、電源ライン21と、通信ライン29と、アースライン27とを有しており、それぞれ平型導体を有する配索材20で構成されている。
また、図1に示した構成においては、サブバッテリ(サブ電源)7が存在する場合を想定しているので、車両用回路体10のバックボーン幹線部15には、電源ライン21としてメイン電源系(電源ライン)23とサブ電源系(電源ライン)25とが含まれている。
配索材20は、バックボーン幹線部15内の電源ライン21、アースライン27及び通信ライン29については、断面形状が扁平な帯状の金属材料(例えば銅合金やアルミニウム)からなる平型導体を採用し、周囲が絶縁被覆で覆われたこれらの平型導体が厚み方向に積層されて構成されている(図1参照)。即ち、電源ライン21を構成するサブ電源系25の上にメイン電源系23が積層され、メイン電源系23の上に積層されたアースライン27の上には、例えば一対の平型導体が並設された通信ライン29が積層されている。
これにより、配索材20は、大電流の通過を許容可能になり、且つ厚み方向に対する曲げ加工が比較的容易になる。また、配索材20は、電源ライン21とアースライン27を隣同士で並走させたまま配索することができると共に、通信ライン29と電源ライン21との間にアースライン27が積層されることによって、電源ノイズの回り込みを防止できる。
また、バックボーン幹線部15の電源ライン21は、所定の電流容量を確保するために大きな断面積が必要であるが、電源ライン21は、断面形状が偏平な帯状の平型導体を有する配索材20で構成されており、厚み方向の折り曲げが容易になり、所定の配索経路に沿って配索するための作業が容易になる。
(制御ボックス)
車両用回路体10は、バックボーン幹線部15の上流端(インパネバックボーン幹線部11の左端)に配置される供給側制御ボックス51と、バックボーン幹線部15の途中の分岐部(インパネバックボーン幹線部11とフロアバックボーン幹線部13との接続部)に配置される分岐制御ボックス53と、バックボーン幹線部15の途中(フロアバックボーン幹線部13の中間部)に配置される中間制御ボックス57と、バックボーン幹線部15の下流端(インパネバックボーン幹線部11の右端及びフロアバックボーン幹線部13の後端)に配置される制御ボックス55,59とからなる5つの制御ボックスを備えている。
(モジュール)
車両用回路体10は、バックボーン幹線部15に枝線として接続されるインパネ枝線サブハーネス31、フロントドア枝線サブハーネス63、リアドア枝線サブハーネス65、センターコンソール枝線サブハーネス66、フロントシート枝線サブハーネス67、及びリアシート枝線サブハーネス68等が、インパネモジュール30、フロントドア33、リアドア35、センターコンソール39、フロントシート37、及びリアシート38等と一体のモジュールとして構成されている。
即ち、インパネ枝線サブハーネス31は、インパネモジュール30に搭載された電装品の制御部に電気的に接続されているインパネハーネス30aのモジュールドライバ30bに接続されることで、インパネモジュール30と一体のモジュールで構成することができる。
また、フロントドア枝線サブハーネス63は、フロントドア33に搭載された電装品の制御部に電気的に接続されているフロントドア枝線サブハーネス33aのモジュールドライバ33bに対して、非接触給電可能及び近接無線通信可能に接続されることで、フロントドア33と一体のモジュールで構成することができる。
また、リアドア枝線サブハーネス65は、リアドア35に搭載された電装品の制御部に電気的に接続されているリアドアハーネス35aのモジュールドライバ35bに対して、非接触給電可能及び近接無線通信可能に接続されることで、リアドア35と一体のモジュールで構成することができる。
また、センターコンソール枝線サブハーネス66は、センターコンソール39に搭載された電装品の制御部に電気的に接続されているセンターコンソールハーネス39aのモジュールドライバ39bに接続されることで、インパネモジュール30と一体のモジュールで構成することができる。
また、フロントシート枝線サブハーネス67は、フロントシート37に搭載された電装品の制御部に電気的に接続されているフロントシートハーネス37aのモジュールドライバ37bに接続されることで、フロントシート37と一体のモジュールで構成することができる。
また、リアシート枝線サブハーネス68は、リアシート38に搭載された電装品の制御部に電気的に接続されているリアシートハーネス38aのモジュールドライバ38bに接続されることで、リアシート38と一体のモジュールで構成することができる。
更に、インパネモジュール30は、図1に示したように、インパネ本体と伴にグローブボックス32、センタークラスタ34、ステアリング36等の複数のインパネサブモジュールにより構成されている。
グローブボックス32が取付けられるインパネモジュール30のボディパネル1の左側には、インパネバックボーン幹線部11の左側に配置された供給側制御ボックス51が位置している。
そこで、主電源ケーブル81を介してメインバッテリ5に電気的に接続された供給側制御ボックス51の内部に電源分配用のメカリレーやメカヒューズが設けられた場合には、グローブボックス32を外すことで、供給側制御ボックス51内のメカリレーやメカヒューズに容易にアクセスすることができ、これらを交換するためのメンテナンスが容易となる。
(車両用回路体態の効果)
上述したように、車両用回路体10によれば、所定の電流容量及び所定の通信容量を有してボディパネル1に配索されるバックボーン幹線部15と、このバックボーン幹線部15に沿って分散配置された5つの制御ボックス(供給側制御ボックス51、分岐制御ボックス53、中間制御ボックス57、及び制御ボックス55,59)を介してボディパネル各部の電装品をバックボーン幹線部15に接続する枝線(インパネ枝線サブハーネス31、フロントドア枝線サブハーネス63、リアドア枝線サブハーネス65、センターコンソール枝線サブハーネス66、フロントシート枝線サブハーネス67、リアシート枝線サブハーネス68、ラゲージ枝線サブハーネス69等)とによって、単純な構造の車両用回路体を構成することができる。
即ち、ボディパネル1の左右方向に延びるインパネバックボーン幹線部11と、ボディパネル1のほぼ中央部においてボディパネル1の前後方向に延びるフロアバックボーン幹線部13とで構成されたシンプルな全体形状のバックボーン幹線部15は、製造が容易である。なお、バックボーン幹線部15は、各制御ボックス間で分割可能な分割構造とされ、制御ボックスを介して互いに接続される構造とすることもできる。
以上、特願2016-187627に記載された車両用回路体の概略について説明した。このような車両用回路体に対してボディパネルの凹凸形状に沿わせて配索することができる構造を適用する。以降では、本発明に係る実施形態の車両用回路体について詳細に説明する。
<本発明に係る実施形態の車両用回路体>
図3は、本発明に係る実施形態の車両用回路体のボディパネルへの配索例を表す斜視図である。車両用回路体200は、バッテリーケーブルとして用いる場合、車両のフロント(Fr)側のフロントクロスメンバ110、リア(Rr)側のリアクロスメンバ120、リアクロスメンバ120よりさらにリア(Rr)側のリアフロア130、とを跨いでボディパネル1に沿って配索される。これにより、リアバッテリー車両においては、車両用回路体200によりリアのバッテリー140に接続されたヒューズボックス150にフロントのオルタネータ160等を接続することができる。
なお、本実施形態では、ヒューズボックス150とオルタネータ160とを接続するバッテリーケーブルを一枚の車両用回路体200で構成したが、長尺方向に複数に分割した車両用回路体で構成することもできることは云うまでもない。分割された車両用回路体は、分岐ボックスや接続コネクタ等を介して電気的に接続される。
図3に示すように、車両用回路体200は、ボディパネル1の水平面から車室側に向かって隆起するように形成されたフロントクロスメンバ110、リアクロスメンバ120及びリアフロア130を跨いで配索されている。具体的には、車両用回路体200は、フロントクロスメンバ110、リアクロスメンバ120及びリアフロア130の3箇所において、各箇所の隆起した形状に沿って折り曲げられた形状となっている。以下、車両用回路体200の構造について詳細に説明する。図4(a)及び図4(b)は、本発明に係る実施形態の車両用回路体のボディパネルへ配索した状態を表す、絶縁被覆が除去されて車両用回路体の内部が一部露出した要部斜視図である。図5は、本発明に係る実施形態の車両用回路体の要部の縦断面図である。
車両用回路体200は、図3に示すように、第1配索材210、第2配索材220、第3配索材230、第4配索材240、第5配索材250、第6配索材260及び第7配索材270がこの順にて連結されている。具体的には、第1配索材210の一端がオルタネータ160に接続され、第1配索材210の他端が第2配索材220の一端に接続され、第2配索材220の他端が第3配索材230の一端に接続され、第3配索材230の他端が第4配索材240の一端に接続され、第4配索材240の他端が第5配索材250の一端に接続され、第5配索材250の他端が第6配索材260の一端に接続され、第6配索材260の他端が第7配索材270の一端に接続され、第7配索材270の他端がヒューズボックス150に接続される。
第1配索材210、第3配索材230及び第5配索材250及び第7配索材270は、ボディパネル1の平坦な箇所(すなわち、ボディパネル1の凹部またはリアフロア130)に位置する。一方、第2配索材220、第4配索材240及び第6配索材260は、ボディパネル1の隆起した箇所(すなわち、フロントクロスメンバ110、リアクロスメンバ120またはボディパネル1の凹部からリアフロア130にかけての部分)に沿って位置する。
第1配索材210、第3配索材230及び第5配索材250及び第7配索材270は、<特願2016-187627に記載された車両用回路体の概略>にて説明したように、電源ライン、アースライン、及び通信ラインそれぞれが、帯板状に形成された平型導体によって構成されている。このような平型導体は、銅材料またはアルミ材料を押出成型することによって形成される。このため、第1配索材210、第3配索材230及び第5配索材250及び第7配索材270は、全体として帯板形状であり、屈曲性が低いものとされる。第1配索材210、第3配索材230及び第5配索材250及び第7配索材270を配索するときに、これらの配索材はボディパネル1の平坦な箇所に配索される。
一方で、第2配索材220、第4配索材240及び第6配索材260は、電源ライン、アースライン、及び通信ラインそれぞれが、屈曲性の高い導体によって構成されている。電源ライン及びアースラインは、銅線またはアルミ線によって帯板状に平編みされた平編導体(帯板状に成形された編組)によって形成される。このため、第2配索材220、第4配索材240及び第6配索材260は、全体として帯板形状であり、屈曲性が高いものとされる。この結果、第2配索材220、及び第4配索材240は、図4(a)に示すように、断面が台形状に隆起したフロントクロスメンバ110またはリアクロスメンバ120の外表面に沿うように山なりの形状に沿って変形(屈曲)してボディパネル1に配索される。また、第6配索材260は、図4(b)に示すように、ボディパネル1の凹部からリアフロア130にかけての斜面に沿うように斜面の凹部寄りの一端部及び斜面のリアフロア130寄りの他端部が変形(屈曲)してボディパネル1に配索される。
続いて、隣り合う配索材を接続する構造について説明する。ここでは、第1配索材210、第2配索材220及び第3配索材230を接続する構造について説明するが、この構造は第4配索材240から第7配索材270にも適用されている。図5に示すように、第1配索材210は、平型導体として電源ライン211、アースライン212、及び通信ライン213を有し、周囲が絶縁被覆214で覆われたこれらの平型導体が厚み方向に積層されて構成されている。また、第2配索材220は、平編導体として電源ライン221、アースライン222、及び通信ライン223を有し、周囲が絶縁被覆224で覆われたこれらの平編導体が厚み方向に積層されて構成されている。また、第3配索材230は、平型導体として電源ライン231、アースライン232、及び通信ライン233を有し、周囲が絶縁被覆234で覆われたこれらの平型導体が厚み方向に積層されて構成されている。
第2配索材220寄りに位置する第1配索材210の他端は、電源ライン211、アースライン212、及び通信ライン213が絶縁被覆214から露出している。同様に、第2配索材220寄りに位置する第3配索材230の一端は、電源ライン231、アースライン232、及び通信ライン233が絶縁被覆234から露出している。第2配索材220は、露出した第1配索材210の電源ライン211、アースライン212、及び通信ライン213に電源ライン221、アースライン222、及び通信ライン223の一端が導通接続され、露出した第3配索材230の電源ライン231、アースライン232、及び通信ライン233に電源ライン221、アースライン222、及び通信ライン223の他端が導通接続される。導通接続するにあたっては、超音波接合や溶接等の接合工法が用いられる。或いは、電源ライン221及びアースライン222の端部にアース端子を設けて電源ライン211、231及びアースライン212、232にボルト締結するようにしてんもよい。第2配索材220は、このように電源ライン221、アースライン222、及び通信ライン223の導通接続が図られた状態で、絶縁被覆224が電源ライン221、アースライン222、及び通信ライン223の各層を覆うように形成される。こうして、車両用回路体200は、長手方向に沿って形成される導体の一部が、帯板状に平編みされた平編導体によって形成されることになる。
以上、本発明に係る実施形態の車両用回路体について説明した。本発明に係る実施形態の車両用回路体200は、剛性の低い(屈曲性の高い)配索材(第2配索材220、第4配索材240及び第6配索材260)が剛性の高い(屈曲性の低い)配索材(第1配索材
210、第3配索材230及び第5配索材250及び第7配索材270)の間に設けられている。屈曲性の高い配索材を設ける位置を、車両用回路体200をボディパネルに配索した際の凸部(フロントクロスメンバ110、リアクロスメンバ120及びリアフロア130)の位置に合わせて設けることにより、車両用回路体200をボディパネル1の凹凸形状に沿わせて配索することができる。屈曲性の高い配索材を設ける位置を調整するにあたっては、屈曲性の低い配索材の長さを調整することによって変えることができる。
また、本発明に係る実施形態の車両用回路体によれば、配索前に配索材を曲げておく必要がない。このため、車両用回路体の製造工程から配索材を曲げる工程を省くことができる。よって、車両用回路体の製造工程において、生産性を高めることができる。
また、本発明に係る実施形態の車両用回路体によれば、配索材を折り畳んだ状態とすることができる。折り畳まれた状態の車両用回路体200は、配索材が折り曲げられた状態で形状が立体的に維持される車両用回路体に比べて、小型化を図ることができる。このため、車両用回路体200を運搬、梱包または輸送をより効率的に行うことができる。具体的には、配索時に車両への車両用回路体の持ち込みが容易になる。また、車両用回路体の梱包作業が容易になるとともに、車両用回路体を収める箱体を小さくできる。また、車両用回路体が梱包された梱包物の小型化は、輸送効率の改善に直接的に寄与する。
また、本発明に係る実施形態の車両用回路体によれば、車両衝突等によってボディパネルが変形し車両用回路体200に外力が作用した際、屈曲性の高い配索材にその外力がいなされ、車両用回路体200の断線を抑えることができる。剛体で構成される配索材が予め曲げられている場合は、配索材に外力が作用すると屈曲箇所に応力が集中し、配索材の破損が引き起こされる可能性が有るが、本発明に係る実施形態の車両用回路体はそのような事態を抑えることができる。
また、本発明に係る実施形態の車両用回路体によれば、屈曲性の低い配索材はボディパネル1の振動に合わせて振動しその振動が車両用回路体200を伝搬するが、屈曲性の高い配索材が車両用回路体200を伝搬する振動を減衰させることができる。
尚、本発明に係る実施形態の車両用回路体では、第1配索材210から第7配索材270に電源ライン、アースライン及び通信ラインとして帯板状の導体を採用し、これらの帯板状の導体を厚み方向に積層されたものとした。この構造の他に、断面円形の棒状の電源ライン、アースライン及び通信ラインを水平方向に並べて配置する構造も採用することができる。この構造の場合、第1配索材210、第3配索材230、第5配索材250及び第7配索材270は、押出成型により棒状に成形した剛性の高い(屈曲性の低い)棒状導体を電源ライン、アースライン及び通信ラインとする。一方、第2配索材220、第4配索材240及び第6配索材260は、平編導体を棒状に加工して形成された剛性の低い(屈曲性の高い)を棒状導体を電源ライン、アースライン及び通信ラインとする。そして、これらの電源ライン、アースライン及び通信ラインを連結し、同一平面上に並べた状態で絶縁被覆で覆うことにより車両用回路体が形成される。
尚、本発明に係る実施形態の車両用回路体では、第1配索材210から第7配索材270に通信ラインとして帯板状の導体を採用したものとしたが、通信ラインはこの形態に限られない。通信ラインとしてFFC(Flexible Flat Cable)等の屈曲性の高いものを採用した場合も、車両用回路体200をボディパネル1の凹凸形状に沿わせて配索することができる。
ここで、上述した本発明に係る車両用回路体の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
剛性の高い第1電源ライン(211)及び第1アースライン(212)を有する第1配索材(210)と、
剛性の低い第2電源ライン(221)及び第2アースライン(222)を有する第2配索材(220)と、
を備え、
前記第1配索材(210)がボディパネル(1)の平坦な箇所(ボディパネル(1)の凹部)に配置される位置にあり、前記第2配索材(220)が前記ボディパネル(1)の車室側に向かって隆起する箇所(フロントクロスメンバ110)に配置される位置にあり、
前記第2配索材(220)の前記第2電源ライン(221)及び前記第2アースライン(222)が、前記隆起する箇所(フロントクロスメンバ110)の形状に沿って変形する屈曲性を有する、
ことを特徴とする車両用回路体(200)。
[2]
前記第2配索材(220)の前記第2電源ライン(221)及び前記第2アースライン(222)が、平編導体によって形成される、
ことを特徴とする上記[1]に記載の車両用回路体(200)。
[3]
前記第1配索材(210)の前記第1電源ライン(211)及び前記第1アースライン(212)が、平型導体によって形成されて、該第1電源ライン(211)及び該第1アースライン(212)が積層され、
前記第2配索材(220)の前記第2電源ライン(221)及び前記第2アースライン(222)が、積層されている、
ことを特徴とする上記(2)に記載の車両用回路体(200)。
[4]
帯板状の導体(電源ライン211、221、アースライン212、222、通信ライン213、223)が厚み方向に複数積層された車両用回路体(200)であって、
前記導体は、長手方向の一部が帯板状に平編みされた平編導体によって形成され、
複数の前記導体における前記一部が、厚み方向に積層されている、
ことを特徴とする車両用回路体(200)。
1 ボディパネル
110 フロントクロスメンバ
120 リアクロスメンバ
130 リアフロア
140 バッテリー
150 ヒューズボックス
160 オルタネータ
200 車両用回路体
210 第1配索材
211 電源ライン
212 アースライン
213 通信ライン
214 絶縁被覆
220 第2配索材
221 電源ライン
222 アースライン
223 通信ライン
224 絶縁被覆
230 第3配索材
231 電源ライン
232 アースライン
233 通信ライン
234 絶縁被覆
240 第4配索材
250 第5配索材
260 第6配索材
270 第7配索材

Claims (1)

  1. 剛性の高い第1電源ライン及び第1アースラインを有する第1配索材と、
    剛性の低い第2電源ライン及び第2アースラインを有する第2配索材と、
    を備え、
    前記第1配索材がボディパネルの平坦な箇所に配置される位置にあり、前記第2配索材が前記ボディパネルの車室側に向かって隆起する箇所に配置される位置にあり、
    前記第2配索材の前記第2電源ライン及び前記第2アースラインが、前記隆起する箇所の形状に沿って変形する屈曲性を有し
    前記第1配索材の前記第1電源ライン及び前記第1アースラインが、平型導体によって形成されて、該第1電源ライン及び該第1アースラインが積層され、
    前記第2配索材の前記第2電源ライン及び前記第2アースラインが、平編導体によって形成され、該第2電源ライン及び該第2アースラインが積層され
    前記第1配索材及び前記第2配索材が交互に配置され、
    前記第2電源ラインは、前記第1電源ラインよりも前記車室側に位置するように、前記第1電源ライン及び前記第2電源ラインの端部同士が接続され、
    前記第2アースラインは、前記第1アースラインよりも前記車室側に位置するように、前記第1アースライン及び前記第2アースラインの端部同士が接続され、
    前記第2配索材の前記ボディパネル側の面には、前記車室側に向けて窪む窪みが設けられる、
    ことを特徴とする車両用回路体。
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