JP6997290B2 - 地図データ処理方法、コンピュータ装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

地図データ処理方法、コンピュータ装置及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本願は2017年08月10日に中国特許局に提出した、出願番号が201710682652.1、発明名称が「地図データ処理方法、装置及び記憶媒体」の中国特許出願の優先権を主張し、その全内容が引用により本願に組み込まれている。
本願は電子地図の技術に関し、特に地図データ処理方法、コンピュータ装置及び記憶媒体に関する。
電子地図は従来の地図とコンピュータ技術、地理情報システム(GIS:Geographic Information System)技術、ネットワーク技術とを融合したものであり、可視化されたデジタル地図を背景に、テキスト、画像、グラフ、音声、アニメーション及びビデオ等の複数種のメディアを表現手段として地区、都市、観光名所等の地域の総合的な有り様を総合的に表示する現代の情報製品であり、従来の紙の地図の時間及び空間上の制限を突破し、含まれる情報がさらに豊かになり、適用範囲がさらに広くなる。
電子地図を使用する際に、測位位置の変化に伴って、レンダリングに必要な地図データも変化し、測位位置の変化に応じて、適合した地図データを迅速に取得してレンダリング出力することについて、現在、効果的な技術案が開発されていない。
本願の各実施例は地図データ処理方法、コンピュータ装置及び記憶媒体を提供する。
地図データ処理方法であって、メモリ及びプロセッサを備えるコンピュータ装置に実行され、
三次元空間で更新された測位結果を検出するステップと、
前記更新された測位結果に対応する視野領域を決定するステップと、
前記更新された測位結果に対応する地図タイル、及び前記視野領域に対応する地図タイルを取得するステップと、
前記更新された測位結果に対応する地図タイル、及び前記視野領域に対応する地図タイルをメモリ空間にロードするステップと、
ロードされた地図タイルに基づき、前記三次元空間中の前記測位結果に位置し且つ前記視野領域に対応する画像をレンダリングするステップと、を含む。
コンピュータ装置であって、メモリ及びプロセッサを備え、前記メモリにコンピュータ可読命令が記憶され、前記コンピュータ可読命令が前記プロセッサによって実行されると、前記プロセッサは、
三次元空間で更新された測位結果を検出するステップと、
前記更新された測位結果に対応する視野領域を決定するステップと、
前記更新された測位結果に対応する地図タイル、及び前記視野領域に対応する地図タイルを取得するステップと、
前記更新された測位結果に対応する地図タイル、及び前記視野領域に対応する地図タイルをメモリ空間にロードするステップと、
ロードされた地図タイルに基づき、前記三次元空間中の前記測位結果に位置し且つ前記視野領域に対応する画像をレンダリングするステップと、を実行する。
不揮発性コンピュータ可読記憶媒体であって、コンピュータ可読命令が記憶され、前記コンピュータ可読命令が1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサは、
三次元空間で更新された測位結果を検出するステップと、
前記更新された測位結果に対応する視野領域を決定するステップと、
前記更新された測位結果に対応する地図タイル、及び前記視野領域に対応する地図タイルを取得するステップと、
前記更新された測位結果に対応する地図タイル、及び前記視野領域に対応する地図タイルをメモリ空間にロードするステップと、
ロードされた地図タイルに基づき、前記三次元空間中の前記測位結果に位置し且つ前記視野領域に対応する画像をレンダリングするステップと、を実行する。
本願の1つ又は複数の実施例の詳細は以下の図面及び説明にて提供される。本願のほかの特徴、目的及び利点は明細書、図面及び特許請求の範囲から明らかになる。
本願の実施例に係る地図データ処理方法の実現フローチャートである。 本願の実施例に係る地図データ処理装置の例示的な応用シーンの模式図である。 本願の実施例に係る異なる階層の地図タイルの例示的な模式図である。 本願の実施例に係る異なる地図レイヤ分割の例示的な模式図である。 本願の実施例に係る地図データを地図タイルとして記憶する例示的な記憶構造模式図である。 本願の実施例に係る地図データ処理方法の実現フローチャートである。 本願の実施例に係る視野領域の模式図である。 本願の実施例に係る別の視野領域の模式図である。 本願の実施例に係る地図タイルのロード及び削除の模式図である。 本願の実施例に係る別の地図タイルのロード及び削除の模式図である。 本願の実施例に係るさらに別の地図タイルのロード及び削除の模式図である。 本願の実施例に係る地図要素の幾何学的属性の模式図である。 本願の実施例に係る第3視角ナビゲーションの模式図である。 本願の実施例に係る別の第3視角ナビゲーションの模式図である。 本願の実施例に係る地図データ処理装置の構造模式図である。 本願の実施例に係る別の地図データ処理装置の構造模式図である。 本願の実施例に係る別の地図データ処理方法の実現フローチャートである。
本願の実施例の技術案をより明瞭に説明するために、実施例に使用される図面を簡単に説明し、明らかなように、図面は単に本願のいくつかの実施例であり、当業者は創造的な努力をせずに、これらの図面に基づきほかの図面を想到し得る。
本願の目的、技術案及び利点をより明瞭にするために、以下、図面を参照して本願を更に詳細説明し、説明される実施例は本願の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本願の実施例に基づき、当業者が創造的な努力をせずに想到し得るほかの実施例はすべて本願の保護範囲に属する。
本願を更に詳細説明する前、本願の実施例に係る名詞及び用語を説明し、本願の実施例に係る名詞及び用語は以下の解釈に適用できる。
1)地図データベース(Cartographic Database)は、地図デジタルデータを基礎とするデータベースであり、地図コンテンツの各要素(例えば、制御点、地形、土地の種類、居住地域、水文、植及び交通輸送等)のデジタル情報ファイルを記憶する。
2)地図タイルは、ベクトルタイル(Vector Tiles、マップタイルとも呼ばれる)とも呼ばれ、本明細書では、地図タイルはテキストファイルの形式で提供され、例えば、OSM等の地図データベースの三次元空間地図を所定のサイズで分割し、次にデータ交換言語に基づくテキストファイルを符号化し、テキストファイルには、対応する地図領域内の建物、道路、河川等の幾何学的形状、及び対応する建物名、道路名や関心点(POI:Point of Information)等の情報が記載されている。
地図タイルは、例えば、JavaScript(登録商標) オブジェクト表記法(JSON:JavaScript Object Notation)のフォーマット、又は拡張可能マークアップ言語(XML:eXtensible Markup Language)のフォーマットのような各種のデータ言語を使用する。
3)地図タイルデータベースは、地図タイルを記憶するデータベースである。
4)メモリ空間は、1つのアプリケーションに割り当てられるデータ記憶用の空間である。
5)オープンストリートマップ(OSM:Open Street Map)は、みんなでネットワークによって共同に保守される無料オープンソースの編集可能な地図タイルデータベースである。
6)クライアントは、本明細書では、装置に予めインストールされたアプリケーション、又は装置における第三者のアプリケーションであり、例えばインスタントメッセージング(IM)アプリケーション及びブラウザ等が挙げられ、地図タイルが設定されたレンダリングエンジン(例えば、Unity3D)は、地図タイルデータベースから要求される地図タイルを接合し、三次元空間の画像をレンダリングする。
7)装置は、アプリケーションの実行をサポートする電子機器であり、例えばスマートフォン、タブレットPC、ノートパソコン、実際のオブジェクトと仮想のオブジェクトをリアルタイムに重ね合わせる拡張現実(AR:Augmented Reality)装置、及び三次元空間の仮想世界をシミュレートする仮想現実(VR:Virtual Reality)装置が挙げられ、本明細書では、クライアントをインストールした装置はクライアントのホスト装置とも呼ばれる。
8)三次元空間は、立体性を示し、3個の次元から空間立体を構成し、例えば、三次元電子地図、ストリートビュー地図はいずれも三次元空間である。
9)レンダリングは、クライアントのレンダリングエンジンが地図タイルのテキストファイルに基づき画像を生成してスクリーンに出力するプロセスであり、空間感を示すために、レンダリングプロセスは、前にある物体、後ろにある物体及び遮られる物体を決定する等の「特殊」な作業を行う必要がある。
10)第1視角は、語り手自身が自ら見る角度から客観的なものを観察又は説明することであり、例えば、ゲームのシーンでは、ゲーム操作者自身の視角からゲームショー全体を見ることは、操作者の後ろに立って見ることに相当し、自分が見ることは操作者が見ることである。より直感的で臨場感がさらに強い特定を有し、また、操作者の各微妙な操作を観察できる。
11)第3視角は、第三者の角度から客観的なものを観察又は説明することであり、例えば、第三者の角度からゲーム中の制御されるロールを見ると、その全身及び周囲の環境を見ることができ、又は、第三者の角度から地図ソフトウェア画面中の自分に関するナビゲーション画面を見ると、自分の位置及び周囲の環境を見ることができる。
本願の実施例は地図データ処理方法、地図データ処理方法を実施するための地図データ処理装置、コンピュータ装置、及び記憶媒体を提供する。ここで、地図データ処理装置は各種の形態で実施でき、例えば、デスクトップコンピュータ、ノートパソコン、スマートフォン、AR及びVR等の様々なタイプの装置が挙げられる。以下、本願の実施例の地図データ処理装置のハードウェア構造を更に説明する。
図1に示すように、図1は本願の各実施例における地図データ処理装置100を実現するハードウェア構造模式図であり、実際の応用では、上記クライアントを実行する各種の装置として実施でき、図1に示される地図データ処理装置100は少なくとも1つのプロセッサ110、メモリ120、少なくとも1つのネットワークインタフェース130及びユーザーインタフェース140を備える。地図データ処理装置100の各ユニットはバスシステム150によって結合される。なお、バスシステム150はこれらのユニット間の接続通信を実現するように構成される。バスシステム150はデータバスを除き、さらに電源バス、制御バス及び状態信号バスを含む。しかし、説明を明瞭にするために、図1では、各種のバスはバスシステム150と総称されている。メモリは不揮発性記憶媒体及び内部メモリを備える。該コンピュータ装置の不揮発性記憶媒体にオペレーティングシステムが記憶され、コンピュータ可読命令がさらに記憶されてもよく、該コンピュータ可読命令がプロセッサによって実行される時、プロセッサが地図データ処理方法を実現する。該内部メモリにもコンピュータ可読命令が記憶されてもよく、該コンピュータ可読命令がプロセッサによって実行される時、プロセッサが地図データ処理方法を実行する。
ユーザーインタフェース140は必要に応じてディスプレイ、キーボードタッチパッド又はタッチパネル等であり得る。
なお、メモリ120は揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、揮発性及び不揮発性メモリの両方を含んでもよく、本願の実施例に記載のメモリ120はこれら及び任意の適切なタイプのメモリを含むが、それらに限定されない。
本願の実施例におけるメモリ120は地図データ処理装置100の操作をサポートするように様々なタイプのデータを記憶する。これらのデータの例として、地図データ処理装置100で操作されるための任意のコンピュータプログラム、例えばオペレーティングシステム121及びアプリケーション122が挙げられる。
オペレーティングシステム121は各種のシステムプログラム、例えばフレームワーク層、コアライブラリ層、ドライバー層等を含み、各種の基本サービスを実現し及びハードウェアに基づくタスクを処理するように構成される。アプリケーション122は各種のアプリケーションを含んでもよく、本願の実施例に係る地図データ処理方法を実現するプログラムはアプリケーション122に1つの機能モジュールとして含まれてもよく、勿論、地図データ処理専用のアプリケーションを提供してもよい。
本願の実施例に係る地図データ処理方法はプロセッサ110に適用でき、又はプロセッサ110によって実現され、ハードウェアのみに基づく形態で実施され、又はソフトウェアとハードウェアとの組合せに基づく形態で実施される。
ハードウェアのみに基づく実施形態では、プロセッサ110は、信号処理能力を有する集積回路チップでありうる。実施中、本願の実施例に係る地図データ処理方法の各ステップはプロセッサ110のハードウェアの集積論理回路によって実行され、例えば例示的な実施例では、地図データ処理装置100は本願の実施例に係る地図データ処理方法を実現するためのハードウェアデコードプロセッサを内蔵してもよく、例えば、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD:Complex Programmable Logic Device)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field-Programmable Gate Array)等によって実現される。
ソフトウェアとハードウェアとの組合せに基づく実施形態では、上記プロセッサ110は汎用プロセッサ及びソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行される。ソフトウェアモジュールは記憶媒体内に位置し、該記憶媒体はメモリ120に位置し、プロセッサ110はメモリ120中のデータを読み取り、そのハードウェアと組み合わせて本願の実施例に係る地図データ処理方法を実行する。
以下、図2A~図2Dに基づき、地図タイルをマップタイルとして地図タイルの記憶、取得及びレンダリングの例示的なプロセスを説明し、図2Aは本願の実施例に係る地図データ処理装置の例示的な応用シーンの模式図、図2Bは本願の実施例に係る異なる階層の地図タイルの例示的な模式図、図2Cは本願の実施例に係る異なる地図レイヤ分割の例示的な模式図、図2Dは本願の実施例に係る地図データを地図タイルとして記憶する例示的な記憶構造模式図であり、それぞれ各図を参照して説明する。
図2Aを参照して図中の地図タイル作成及び表示のプロセスを説明し、具体的には以下通りである。
1.クライアントは地図タイルサーバに地図タイルの取得を要求する。
ユーザーが地図ソフトウェア、又は地理位置サービスに関するゲームソフトウェアを開くとき、実際のニーズに応じて、地図タイルサーバに地図タイル取得要求を送信する。例えば、ユーザーが表示する必要があるデータの縮尺の数、表示されるのが原映像中のどの領域のデータであるかが挙げられ、それにより地図タイルサーバは原映像をこれらのニーズに応じて分割し、地図データを抽出する。
2.地図タイルサーバは地図データベースから地図データを抽出してタイルする。
ここで、地図タイルサーバは表示縮尺に応じて地図データをタイル処理し、図2Aに示すように、最上層は抽出して分割された縮尺が最も小さい地図タイルであり、例えば1:50000であり、最下位層は縮尺が最も大きい地図タイルであり、例えば1:12500である。
一般には、大縮尺地図は、コンテンツが詳細で、幾何学的精度が高いが、小縮尺地図は、コンテンツの網羅性が高い。従って、縮尺が大きいほど、含まれる映像範囲が小さく、表示されるコンテンツが詳細であり、縮尺が小さいほど、含まれる映像範囲が大きい。
3.地図タイルサーバは地図タイルを地図タイルデータベースに記憶する。
タイル地図の作成完了後、地図タイルを地図タイルデータベースに記憶し、それにより、ユーザーが地図を拡大又は縮小して表示する時、サーバから対応するレベルの地図タイルをタイムリーに取得でき、地図の表示効率を向上させる。
4.地図タイルサーバはクライアントに地図タイルを送信する。
ユーザーが地図を拡大又は縮小する時、クライアントは作成された地図タイルキャッシュメモリから対応するレベル中の対応する地図タイルを見つけ、次にこれらの要求された地図タイルを接合してレンダリングし、ユーザーに必要なレベルの可視範囲内の地図タイルを得ることができる。
また、ユーザーの実際のニーズに応じて、予め地図データをタイル処理して、ユーザーがダウンロードしてオフラインで使用することに供する。従って、ユーザーがナビゲーションを必要とする時、ローカルデータベースから測位結果に適合した地図タイルを抽出すればよく、ネットワークが悪い場合にナビゲーションできない問題を回避し、測位ナビゲーションの効率を向上させる。
図2Bを参照し、タイル地図ピラミッド(階層)モデルを示し、該モデルは多解像度階層モデルであり、地図タイルピラミッドの最下位層から最上位層へ、解像度が低くなる一方、示される地理範囲が変化しない。
現在、インターネットのオープンサービス、又はほとんどのインテリジェント端末のAPPで見るのは、いずれもメッシュ(すなわち地図タイル)モデルに基づく地図サービスであり、例えばユーザーが見る電子三次元地図であり、実際には、特定のエリアについての記述は、いずれも10数層~20数層の画像からなり、ユーザーがズームを行う時、ズームの段数に応じて、対応する地図タイル画像を選択して接合して完全な地図を形成し、一般なオープンサービスにおいて、地図タイル画像がサーバからダウンロードされるため、ネットワークの速度が遅い時、ユーザーはこのような異なる地図タイルの切り替え及び接合のプロセスを視認できる。
図2Bに示すように、第0層の縮尺は1:12500、第1層の縮尺は1:25000、第2層の縮尺は1:50000である。なお、タイル地図ピラミッドモデルは、異なる縮尺に応じて複数の階層の地図タイルを分割でき、図2Bの3個の階層に限定されない。
地図のタイル処理方法のステップは以下の通りである。まず、地図サービスプラットフォームが提供するズームレベルの数Nを決定し、ズームレベルが最も低い、すなわち、地図の縮尺が最も大きい地図画像を、ピラミッドの最下位層、すなわち第0層とし、且つブロック分割を行い、地図画像の左上角から開始し、左から右へ切断し、サイズが同じ正方形の地図タイルに分割し、第0層の地図タイル行列を形成し、例えば、図2Bに示されるA1-1-1~A1-1-4、A1-2-1~A1-2-4、A1-3-1~A1-3-4、及びA1-4-1~A1-4-4等の地図タイル行列が挙げられる。次に、第0層の地図画像をもとに、2x2画素ごとに1つの画素を合成する方法によって第1層の地図画像を生成し、且つブロック分割を行い、サイズが下位層と同じ正方形の地図タイルに分割し、第1層の地図タイル行列を形成し、例えば、A1-1-1~A1-1-4の4個の地図タイルを合成してA1-1地図タイルを形成し、以下同様に、A1-2、A1-3及びA1-4地図タイルを合成し、それにより図2B中の第1層の地図タイル行列を形成する。同様な方法によって、第1層の地図画像をもとに第2層の地図タイルを合成し、A1-1、A1-2、A1-3及びA1-4の4個の地図タイルを合成してA1地図タイルを形成し、それにより図2B中の第2層の地図タイル行列を形成し、第N-1層になるまで繰り返し、地図タイルピラミッド全体を構成する。
また、図2Cを参照して、1つの電子地図ではタイル地図は以下の異なるレイヤを含んでもよい。
1)地図層(TMXLayer)。
地図タイルモデルから見て、レイヤの概念は重要であり、レイヤは作成されたものであるため、各レイヤに含まれる要素は相対的に固定であり、図2Cに示すように、該地図層は最も基本的で最も一般的に使用される地図データ要素のレイヤを含み、例えば、街道、建物、河川、橋や緑地が挙げられ、さらにベースマップは建物又はほかの地上オブジェクトの輪郭を含むことがある。ベースマップをもとに、例えば、道路渋滞状況のレイヤ、衛星画像及びPOIレイヤ等のような各種の必要なレイヤを重ね合わせてアプリケーションのニーズを満たす。
ベースマップは通常、所要の地図ベクトルデータを選択し、さらに地図美術の作業によって、色、書体、表示モード及び表示規則等を設定し、その後、レンダリングして異なる解像度の全地図を形成する。
2)オブジェクト層(TMXObjectGroup)。
ここで、位置に基づくサービスのシーンはオブジェクト層をさらに含み、オブジェクト層は、例えば小道具、障害物の動的特殊効果のような背景以外の地図要素の情報を追加し、測位結果とオブジェクトとのインタラクションの目的を実現する。
図2Dを参照して、地図タイルは地図タイルデータベースにおいて異なる階層に対応付けて記憶され、例えば、第0層、第0層の下の第0~第16Mの行ディレクトリ及び各行ディレクトリの下の画像又はテキストデータが挙げられる。
ここで、地図データは行番号及び列番号で特定の階層中の特定の地図タイルを示し、次に、該地図タイル中のデータを符号化し、符号化後、地図タイルを記憶する。本願の実施例では、地図タイルはテキストファイル(例えば、XML又はJSONフォーマット)の形式で示され、地図タイルはmetadataメタデータテーブル、tiles地図タイルデータテーブル、geometries幾何学的オブジェクトテーブルとattributes属性情報テーブル、及びビューファイル、例えばtilefeaturesビューやtilegeometriesビューを含み、ビューファイルは上記tiles地図タイルデータテーブル、geometries幾何学的オブジェクトテーブル及びattributes属性情報テーブル中のデータによって生成され、地理要素の属性情報を取得する必要がない場合、tilegeometriesに基づく照会速度のほうが速い。
tiles地図タイルデータテーブルは、すべてのベクトル地図タイルデータ及び地図タイルを測位するための値を含み、以下の表1中のフィールドを含む。
Figure 0006997290000001
geometries幾何学的オブジェクトは、タイル中の地理要素の幾何学的情報を記録し、表示の縮尺に応じて、異なるタイルオブジェクトは完全に表示されることもあれば、一部しか表示されないこともある。geometries幾何学的オブジェクトテーブルは以下の表2中のフィールドを含む。
Figure 0006997290000002
attributes属性情報テーブルは、地理要素の属性情報を記録し、以下の表3中のフィールドを含む。
Figure 0006997290000003
タイル地図データを記憶した後、地図タイルの取得方法は、以下の通りである。1)地図タイルを取得する前、測位情報、例えば、現実世界におけるユーザーの位置(例えば、各種の座標系における座標)、又は仮想地図におけるゲームロールの位置を取得し、次に、取得された測位情報と地図タイルとの関係に基づき、抽出されるタイルの地図データを決定する。2)地図タイルを取得する時、クライアントが現在表示している縮尺(すなわちズーム比率)に基づき、対応する階層の地図タイルを取得し、すなわち、地図データベースがクライアントの実際のニーズに応じて、要求位置及び対応する階層に関するテキストファイルの形式で保存された地図タイルのみをフィードバックし、このように、取得無効の状況を回避する。
図3は本願の実施例に係る地図データ処理方法の実現フローチャートであり、図3に示すように、本実施例の地図データ処理方法は、ステップ301~306を含む。
ステップ301では、三次元空間で更新された測位結果を検出する。
具体的には、クライアントは三次元空間での測位結果を検出し、且つ測位結果の更新を検出する。
本願の実施例におけるクライアントはAR/VR装置+位置サービスに基づく電子地図及びゲーム、並びに従来のインテリジェント電子機器+位置サービスに基づく電子地図及びゲームに適用できる。それにより、クライアントはAR/VR装置又は従来のインテリジェント電子機器によって三次元空間での測位結果を検出し、測位結果に基づき後続操作を行う。
測位結果について、クライアント初期化を例に、クライアントは初期化時、デフォルト位置の地図タイルをロードし、例えば、現在の測位結果の地図タイルであってもよく、クライアントの前回の実行終了時の最後の測位結果の地図タイルであってもよく、クライアントは測位結果に基づき最新の測位結果及び対応する視野領域の画像をリアルタイムにレンダリングする必要があるため、定期的又は不定期に(例えば、特定のイベントに基づきトリガーされる)測位結果の更新の有無を検出する。
位置サービスに基づく電子地図及びゲームという2種の用途について、前者は一般には現実世界におけるナビゲーションに用いられ、後者は一般には仮想環境におけるナビゲーションに用いられ、これら2種の応用シーンについて、以下、詳細説明される。
シーン1:現実世界におけるナビゲーション。
従来のインテリジェント電子機器+位置サービスに基づく電子地図、及びAR+位置サービスに基づく電子地図に適用できる。
例えば、ユーザーは日常の生活では、ナビゲーションをよく使用し、例えば、旅行又は見慣れない場所で仕事や生活をする場合、各種のナビゲーション方式を使用し、例えば、従来のナビゲーション方式を使用し、すなわち、電子地図をインストールした携帯電話又はほかのインテリジェント装置を使用して現実世界で測位し、目的地への進行経路を取得し、例えば、ナビゲーションに基づき現在地の
Figure 0006997290000004
から北京に到着する。
また、ユーザーはAR装置+位置サービスに基づく電子地図を採用してナビゲーションしてもよく、AR装置はユーザーが位置する現実世界の画像を表示するとともに、ナビゲーション情報の仮想画像を重ね合わせる。
ここで、本願の実施例におけるARナビゲーションを継続的に説明し、ARナビゲーションはユーザーが運転中、ユーザーに装着された特定のAR装置、例えばスマートメガネによって、所要のナビゲーション画像及びリアルタイム交通情報を表示し、又は、自動車のフロントガラスの表面に特殊の塗膜をめっきすることによって、フロントガラスに所要のナビゲーション画像及びリアルタイム交通情報を表示し、運転中のユーザーにとって、ナビゲーション画像が直接道路上に重ね合わせられることに相当する。
シーン2:仮想環境におけるナビゲーション。
ネットワーク又はスタンドアロンゲームにおける仮想キャラクタのナビゲーションに適用でき、例えば、ユーザーは携帯電話、コンピュータ、AR、又はVR装置を使用してゲームをプレイし、ゲーム中の仮想キャラクタの走り及び/又は格闘等を操作する。例えば、指でスクリーンにタッチしてゲーム中の仮想キャラクタを制御して、対応する走り、格闘操作を実行し、又は、ユーザーがAR又はVR装置を使用してゲームをプレイする場合、AR又はVR装置のコントロールスティック又はコントロールグローブによって走り、格闘操作を制御する。
従って、応用シーンによって、三次元空間での測位結果を取得することは以下の2種類の状況に分けられる。
1)現実環境における測位。
一実施例では、測位サービスを呼び出して、実際の三次元空間におけるクライアントのホスト装置の測位結果を定期的に検出し、すなわち、現実世界におけるユーザーのリアルタイム位置を取得する。
例えば、現実生活では、ユーザーが携帯電話、AR装置又はVR装置を使用して測位又はナビゲーションを行う時、クライアントは上記装置中の測位システム、例えば全地球航法衛星システム(GPS:the Global Navigation Satellite System)又は基地局測位システムによって実際の三次元空間におけるユーザーの位置情報、例えばユーザーが位置する経緯度をリアルタイムに取得して、位置情報に基づき地図タイルデータベースから対応する測位結果に適合した地図タイルを取得する。
2)仮想環境における測位。
一実施例では、クライアント仮想三次元空間におけるクライアント中の仮想オブジェクトの測位結果を定期的に検出し、すなわち、ゲーム中の仮想オブジェクトの仮想世界におけるリアルタイム位置を取得する。
例えば、ユーザーは携帯電話を使用してゲームをプレイする場合、指でスクリーンにタッチしてゲーム中の仮想オブジェクトを制御して、対応する走り、格闘操作を実行し、又は、ユーザーはAR又はVR装置を使用してゲームをプレイする場合、AR又はVR装置のコントロールスティック又はコントロールグローブによって走り、格闘操作を制御する時、ゲーム中の仮想地図における仮想オブジェクトの位置が変化し、この時、仮想オブジェクトの特定の測位方式によって、クライアント中の仮想オブジェクトの仮想三次元空間における測位結果をリアルタイムに検出し、それにより仮想地図における該仮想オブジェクトの位置を取得し、且つ該位置によって地図タイルデータベースから適合した地図タイルを取得する。仮想オブジェクトの位置が変化すると、位置変化に対応する地図タイルをリアルタイムに更新し、この時、仮想地図の表示もその分変化する。
ステップ302では、更新された測位結果に対応する視野領域を決定する。
測位又はナビゲーション中、ユーザーが視野領域内の情報、例えば道路、道路交通状況及び建物等を確認できることを確保するために、実際のユーザー又は仮想オブジェクトの視野領域を決定する必要があり、それにより視野領域に対応する地図タイルを取得し、更に視野領域に対応する地図を表示する。
異なる電子機器によって、表示方式が異なり、従って、視野領域も異なる。AR/VR装置は、表示モードが第1視角の方式で表示し、表示される視野領域が1つの扇形領域である一方、従来のインテリジェント電子機器は、一般には、第3視角の方式で表示し、表示される視野領域が測位結果を中心とする領域である。従って、ステップ302では、視野領域を決定することは、以下の2種類の方式によって実現される。
方式1:三次元空間で測位結果を基準に、予め設定された視角に位置し且つ測位結果との距離が所定距離未満の視野領域を決定する。
ここで、方式1はAR/VR装置のナビゲーションに適用できる。
AR/VR装置のジャイロスコープによって、ユーザーの向き、例えば東向き、西向き、南向き又は北向きを決定できる。従って、測位結果を基準に、ユーザーの向きと組み合わせて、予め設定された視角αに位置し且つ測位結果との距離が所定距離R1未満の視野領域を決定し、以上からわかるように、図4に示すように、該視野領域は測位結果を基準に、角度がα、半径がR1の扇形領域である。ここで、図4中の異なる数字符号のブロックは異なる地図タイルを示し、符号が1のブロックは測位結果の地図タイル、符号が2~21のブロックは視野領域の地図タイルである。なお、予め設定された視角αの大きさは60度~120度であってもよく、所定距離R1は1キロメートル(km)~10kmであってもよく、値を設定する時、実際の状況に応じて決定でき、本願の実施例では特に限定しない。
方式2:三次元空間で測位結果を中心に、測位結果との距離が所定距離未満の視野領域を決定する。
ここで、方式2は従来のインテリジェント電子機器の測位又はナビゲーションに適用できる。
測位結果を中心に、測位結果との距離が所定距離R2未満の視野領域を決定し、以上からわかるように、図5に示すように、該視野領域は測位結果を中心に、半径がRの円形領域である。図5中、符号が1のブロックは測位結果の地図タイル、符号が2~5のブロックは視野領域の地図タイルである。なお、所定距離R2は1キロメートル(km)~10kmであってもよく、値を設定する時、実際の状況に応じて決定でき、本願の実施例では特に限定しない。
ステップ303では、更新された測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルを取得する。
地図タイルの由来について、地図タイルの取得方式は以下の2つの方式又はステップに分けられる。
ステップ3031では、サーバの地図タイルデータベースから、更新された測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルを取得する。
一実施例では、保存領域が小さく、又は計算能力が低い端末の場合、サーバが地図タイルデータベースを保守し、クライアントはサーバの地図タイルデータベースから対応する測位結果に適合した地図タイルを取得し、例えば、地図データがクライアントのホスト装置に記憶されると、ホスト装置の保存領域を占有するため、地図データをサーバに記憶し、クライアントは地図タイルを取得する度に、ネットワーキングの方式によってサーバから取得し、それにより地図データが大きくてホスト装置の大量の保存領域を占有してしまうことを回避する。
ステップ3032では、ホスト端末のローカルデータベースから、更新された測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルを取得する。
一実施例では、計算能力が高い端末、例えばパソコン(PC)の場合、ホスト端末のローカルデータベースから対応する測位結果に適合した地図タイルを取得し、ローカルで地図タイルデータベースを保守する。例えば、地図データがクライアントのホスト装置(すなわち、ローカル)に記憶される場合、地図タイルを取得する度に、ホスト端末のローカルデータベースから対応する測位結果に適合した地図タイルを取得し、それによりネットワークが悪くてナビゲーションできない問題を回避する。
測位又はナビゲーション中、折り返すことがあり、例えば、ユーザーはナビゲーション時、場合によって、歩いてから暫く経って折り返す必要がある場合、又は、ユーザーがゲームを操作する時、ゲーム中の仮想オブジェクトがA地からB地に到達し、その後、B地からA地に戻る場合、メモリ空間に履歴測位結果に関連する地図タイルが記憶されている可能性があり、従って、測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルを取得する時、測位結果が初回更新であるか否かを判断する必要があり、初回更新ではないと、該測位結果が履歴測位結果と同じであるか否かを判断する。
一実施例では、更新された測位結果が初回検出された場合、地図タイルデータベースから、更新された測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルを要求し、更新された測位結果が履歴測位結果と同じである場合、まず、メモリ空間から地図タイルを照会し、ないと照会した場合、地図タイルデータベースから、更新された測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルを要求し、それにより地図タイル取得の時間を短縮させる。
なお、各地図タイルが特定の領域の地理情報を反映するため、地図タイルAが領域Aの地理情報を反映するとすると、領域Aにおける測位ごとに、測位結果が地図タイルAに対応する。測位結果の更新(すなわち、位置情報の更新)時に地図データベースから地図タイルを頻繁に呼び出すことを回避するために、測位結果及び視野領域に適合した地図タイルを取得する前、測位結果が初回取得されたものであるか否かを判断し、
YESであると、地図タイルデータベースから対応する測位結果及び視野領域に適合した地図タイルを要求し、NOであると、メモリ空間から対応する測位結果及び視野領域に適合した地図タイルを照会し、ないと照会した場合、地図タイルデータベースから対応する測位結果及び視野領域に適合した地図タイルを要求する。
例えば、地図タイルAは番号1~100の位置情報に対応し、初回の測位結果が番号1の位置である場合、メモリ空間に地図タイルAが記憶されていないため、クライアントは地図タイルデータベースから対応する測位結果に適合した地図タイルを要求し、測定結果が番号2~100のうちのいずれかの位置に更新される場合、番号2~100の位置情報がいずれも地図タイルAに対応し、地図タイルAがメモリ空間に記憶されているため、メモリ空間から適合した地図タイルAを照会すればよく、測位結果が番号100よりも大きい位置に更新される場合、適合した地図タイルAがメモリ空間にないと照会すると、地図タイルデータベースから対応する測位結果に適合した地図タイルを要求する。それにより、測位結果の更新(すなわち、位置情報の更新)時に地図データベースから地図タイルを頻繁に呼び出すことを回避し、地図の表示効率を向上させる。
従って、上記地図タイルの取得について、特定の特定領域(例えば、領域A)を超える測位結果の場合だけ、該測位結果に基づき、対応する地図タイルを取得する。
主流のいくつかの地図アプリケーションプログラミングインタフェース(API:Application Programming Interface)はいずれも、クライアントの端末が1つの領域の地図画像を要求し、サーバが予めレンダリングされた地図画像をフィードバックする方式を採用し、クライアントで接合し、このように地図画像を伝送するには多くのトラフィックが必要である。
本願の実施例のスキームによれば、地図画像がJSONフォーマットで記憶されるため、測位結果が更新するごとに、更新された測位結果及び視野領域に対応するJSONフォーマットのテキストファイルのみを取得すればよく、JSONフォーマットのテキストファイルが通常小さく、伝送トラフィックを効果的に節約し、地図を迅速にロードすることに有利である。
ステップ304では、更新された測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルをメモリ空間にロードする。
具体的には、クライアントは、更新された測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルをメモリ空間に動的にロードする。例えば、測定結果に対応する地図タイルの番号を1、視野領域に対応する地図タイルの番号を2~10とする場合、クライアントは測位結果に対応する地図タイル1及び視野領域に対応する地図タイル2~10を取得すると、取得した地図タイルをメモリ空間にロードする。
一実施例では、ユーザーの位置又はゲームでユーザーが操作する仮想オブジェクトの位置が変化するため、測位結果がリアルタイムに更新され、対応する地図タイルがメモリ空間にロードされ、ホスト端末(特にモバイル端末)のメモリ空間に限りがあるため、メモリオーバーフロー問題が生じ、従って、メモリ空間のクリーンアップ条件を満たす場合、測位結果の地図タイル、及び視野領域の地図タイルをロードするための空きメモリ空間を形成するまで、メモリ空間中の一部の地図タイルをクリアする。
一実施例では、メモリ空間のクリーンアップ条件を満たすことは、メモリ空間に記憶された地図タイルが予め設定された容量又は比率に達する場合、又は、更新された測位結果が検出された場合、メモリ空間のクリーンアップ条件を満たすと決定することを含む。
一実施例では、地図データ処理方法は、メモリ空間中の一部の地図タイルをクリアするステップをさらに含み、該ステップは具体的には、メモリ空間のクリーンアップ条件を満たす場合、前記測位結果の地図タイル、及び前記視野領域の地図タイルをロードするための空きメモリ空間を形成するまで、前記メモリ空間中の一部の地図タイルをクリアするステップを含む。
メモリ空間中の一部の地図タイルをクリアすることは、以下のクリア方式を採用する。
クリア方式1:アクティブ領域に基づきクリアを行う。
一実施例では、メモリ空間中の一部の地図タイルをクリアするステップは、前記更新された測位結果、前記視野領域及び前記視野領域の隣接領域を含むアクティブ領域を決定するステップと、前記メモリ空間中の非アクティブ領域の地図タイルをクリアするステップと、を含む。
一実施例では、まず、更新された測位結果に基づき、更新された測位結果に対応する領域、視野領域及び視野領域の隣接領域を決定し、決定された領域をアクティブ領域として分割し、決定された領域を超える領域を非アクティブ領域として分割し、次に、メモリ空間で、非アクティブ領域に属する地図タイルをクリアする。なお、ユーザー又はゲーム中の仮想オブジェクトの位置が更新されると、上記アクティブ領域もその分更新され、測位対象がユーザー自身である場合、該アクティブ領域はユーザーの実際のアクティブ領域であり、測位対象がゲーム中の仮想オブジェクトである場合、該アクティブ領域は仮想三次元空間中の仮想オブジェクトのアクティブ領域である。
例えば、従来のインテリジェント電子機器を使用して測位又はナビゲーションを行う場合、一般には、第3視角で地図画面を表示し、図6に示すように、ユーザーが矢印Dの方向に沿って進行すると、測位結果が地図タイル1に対応し、視野領域が地図タイル2-9に対応し、隣接領域が地図タイル10-18に対応し、隣接領域は直接又は間接隣り合うものである。従って、アクティブ領域が地図タイル1-18に対応し、1-18以外の地図タイルをクリアし、すなわち、地図タイル19-21をクリアする。
また、例えば、AR/VRを使用して測位又はナビゲーションを行う場合、一般には、第1視角で地図画面を表示し、図7に示すように、ユーザーが矢印Eの方向に沿って進行すると、測位結果が地図タイル1に対応し、視野領域が地図タイル2-16に対応し、視野領域の隣接領域が地図タイル17-32に対応し、隣接領域は直接又は間接隣り合うものであり、例えば距離である。従って、アクティブ領域が地図タイル1-32に対応し、地図タイル1-32以外の地図タイルをクリアし、すなわち、地図タイル33-35をクリアする。なお、ユーザーがAR/VRを使用して測位又はナビゲーションを行う時、実際のニーズに応じて、ユーザー及び携帯されたAR/VR装置が左右方向に大幅に方向を変更することがあり、この場合、視野領域の変化に応じて、対応する地図タイルを取得し、それにより地図表示を行う。
ここで、続いて、本願の実施例の削除戦略を更に説明し、地図タイルをロードする時、ヒトの視野に限りがあるため、地図タイルのロードにあたって、現在の位置ブロック及び周囲のn×n以内の地図タイル(すなわち、アクティブ領域の地図タイル)のみをロードすればよい。また、地図タイルをロードし続けてメモリ空間不足を招く現象を回避するために、予め設定された範囲以外の地図タイルを動的に削除する必要があり、ここで採用される戦略は現在のブロック(n+1)×(n+1)以外の地図タイル(すなわち、非アクティブ領域の地図タイル)を削除することである。n=3の場合、図8に示すように、斜線付きの灰色単位ブロックは削除されるブロック、斜線無しの灰色単位ブロックはロードされる地図データであり、矢印が指す白色単位ブロックは現在のブロックであり、現在のブロック4×4以外のブロックは削除される。なお、削除の範囲をn+1とすることによって、2つのタイルのエッジにおける往復移動によって、エッジのタイルを頻繁に要求したり削除したりすることを回避する。
ここで、続けて、本願の実施例の図8を説明し、左側から第1個は、ロードされたばかりの画面であり、現在の目標物の前後左右の3×3個の地図ブロックのみを表示し、左側から第2個は、目標物が図中の上方へ移動し、所定の方位まで移動すると、地図ブロックを更新し、図中の第1行と第2行との間の単位ブロックは更新された地図ブロックであり、且つ図中の4×3個の地図ブロックは保留され、左側から第3個は、目標物が図中の右側へ移動し、ロードするごとに3個の単位であるため、第4列及び第5列の単位ブロックのデータをロードし、左側から第4個は、目標物が図中の右側へ移動し、ロードするごとに3個の単位であるため、所定の方位に移動すると、第5列及び第6列の単位ブロックのデータをロードする一方、第1列及び第2列の単位ブロックを削除する。なお、図8中の4個のサブ画像について、右側のサブ画像はその左側のサブ画像をもとに移動して形成される。
クリア方式2:測位結果との距離に基づきクリアを行う。
一実施例では、測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルをロードするための空きメモリ空間を形成するまで、更新された測位結果から遠い方から順にメモリ空間中の非視野領域の地図タイルをクリアする。
例えば、図6に示すように、ユーザーの測位結果が地図タイル1に対応し、視野領域が地図タイル2-9に対応する場合、地図タイルから最も遠いのは地図タイル10-21であり、ここで、ユーザーの向きがA6~A1からB1~B6に変化すると判断するため、前方の視野を拡げ、視野領域を拡げるように、地図タイル10-12を視野領域として分割して保留する。従って、ロードされた地図タイル13-21をクリアし、それにより測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルをロードするための空きメモリ空間を形成する。
クリア方式3:視野に基づき整理を行う。
一実施例では、最新(現在)の測位結果に基づき、メモリ空間中の現在の測位結果視野内に属する地図タイルを決定し、現在の視野に適合した地図タイルをロードするための十分な空きメモリ空間をメモリ空間に形成するまで、測位結果から遠い方から順に視野外の地図タイルをクリアする。
例えば、ユーザーはスマートメガネのようなAR装置を使用して測位又はナビゲーションを行う時、スマートメガネに設置された全地球測位システムによって測位追跡を行い、測位結果及び対応する3D電子地図をスマートメガネに表示し、ユーザーの視野が一定であり、前方の所定距離でしか物を見ることができないため、現在の視野と履歴測位結果との関係に基づき、現在の視野に対応する地図タイル、及び現在の視野外の地図タイルを決定し、メモリ空間に視野内のデータを保留し、視野外のデータをクリアし、それにより現在の視野に適合した地図タイルをロードする。また、スマートメガネに設置された全地球測位システムによって測位追跡を行う以外、ユーザーに携帯された携帯電話、又は車載システムの測位システム等の装置によって測位を行い、測位結果をブルートゥース(登録商標)、近距離無線通信(NFC:Near Field Communication)又はワイヤレスローカルエリアネットワーク(WiFi:Wireless Fidelity)によってスマートメガネに送信するようにしてもよい。
また、例えば、ユーザーは、携帯電話又は車載ナビゲーションシステムのような通常の方式によって測位又はナビゲーションを行うようにしてもよく、携帯電話又は車載ナビゲーションシステムの場合、表示される三次元画面中の視野は携帯電話又は車載ナビゲーションシステムのディスプレイスクリーンにタッチすることで調整又は制御されてもよく、デフォルトでは測位結果に応じて調整されてもよい。従って、携帯電話又は車載ナビゲーションシステムのディスプレイスクリーンに表示される視野と履歴測位結果との関係に基づき、現在の視野に対応する地図タイル、及び現在の視野外の地図タイルを決定し、メモリ空間に視野内のデータを保留し、視野外のデータをクリアし、それにより現在の視野に適合した地図タイルをロードする。
一実施例では、メモリ空間のデータをクリアすることについて、記憶の時間順に、メモリ空間中の最も先に記憶された一部の地図タイルをクリアするようにしもてよい。
例えば、クライアントを実行する際に、実行効率を向上させ、メモリ空間の消費を低減させるために、不要なデータを適宜クリアし、一般には、ユーザーのナビゲーション中、ユーザーが移動し続けるため、メモリ空間に最も先にロードされた地図データがユーザーによって利用されなくなり、従って、記憶の時間順に、メモリ空間中の最も先に記憶された一部の地図タイルをクリアする。
ステップ305では、ロードされた地図タイルに基づき、三次元空間で測位結果に位置し且つ視野領域に対応する画像をレンダリングする。
一実施例では、ロードされた地図タイルに基づき、三次元空間で測位結果に位置し且つ視野領域に対応する画像をレンダリングするステップは、地図タイル含まれる地図要素の幾何学的属性に基づき、幾何学的属性に対応するメッシュを生成し、且つメッシュに基づき、対応する幾何学的属性を有する地図要素の画像を生成するステップと、前記地図要素の画像を前記三次元空間中の対応する位置にレンダリングするステップと、を含む。
以下、地図タイルをレンダリングして三次元空間の画像を実現することを説明し、一実施例では、地図タイルは幾何学的属性を有する物体情報を含み、従って、レンダリング過程では、物体情報の幾何学的属性タイプを決定し、幾何学的属性タイプは点、線及び面を含み、幾何学的属性タイプに対応するメッシュを生成し、且つメッシュに基づき各幾何学的属性タイプの物体情報を対応する幾何学的物体に変換し、幾何学的物体を三次元空間中の対応する位置に置き、三次元空間が更新された測位結果に位置する画像を形成する。
図9に示すように、1つの電子地図は各地域の地図タイルを含み、地図タイル中の地図データは点、線及び面の形態で表現される。
1)点の地図データについて、幾何学的情報が1つだけであり、すなわち、該点の経緯度である。変換によって、地図上の対応する点に対応する物体、例えばバス停、コーヒーハウス等を生成する。
2)線の地図データについて、幾何学的情報は主に道路、河川、地下鉄等に対応する。道路を例に、1本の道路は複数の線分を含み、道路の幅に基づき、線分ごとに線分方向に沿う四角形を1つ生成し、複数の四角形を合成して1つの多角形を形成し、上記集合情報を含むMeshを生成し、且つUVテクスチュア座標及びシェーダーを追加し、次にレンダリングを行う。
3)面(又は多角形)の地図データについて、幾何学的情報は主に建物、湖等に対応し、面に関連する地図物体を生成し、直接多角形の頂点データ及び高さに基づき、対応するMesh、例えば建物、湖等を生成でき、地図の対応する位置に置く。
ここで、続けて本願の実施例におけるMeshを説明し、MeshはUnity内の1つのユニットであり、メッシュユニットと呼ばれ、Meshメッシュ、メッシュフィルタ(Mesh Filter)及びメッシュレンダラー(Mesh Renderer)を含み、
Mesh:主な属性コンテンツは頂点座標、法線、テクスチャー座標及び三角形描画シーケンス等のほかの有用な属性及び機能を含む。
Mesh Filter:1つのMeshユニットを含み、Mesh Filterに基づきモデルメッシュのユニットを取得することができ、Mesh FilterにMeshコンテンツを設定することもできる。
Mesh Render:メッシュをレンダリングするユニットであり、Mesh RenderはMesh Filterから送信されるMeshモデルを描画して表示する。
異なる装置、異なる応用シーンによって、地図画面のレンダリング角度は異なり、レンダリング視角に従って、以下の3種類の場合に分けられる。
場合1:第1視角。
一実施例では、メモリ空間中の更新された測位結果及び視野領域に適合した地図タイルに基づき視角レンダリングを行い、第1視角で表示される画像を形成する。
例えば、三次元電子地図ナビゲーションアプリケーション又はいくつかのネットワーク又はスタンドアロンゲームでは、操作者の各微妙な操作を観察するために、通常、第1視角で特定の画面を表示し、すなわち、語り手自身が自ら見る角度から客観的なものを観察又は説明し、従って、レンダリング中、第1視角を基準に、測位結果の地図タイルをレンダリングし、三次元空間が更新された測位結果に位置し且つ第1視角で表示される画像を形成する。
場合2:第3視角。
一実施例では、メモリ空間中の更新された測位結果及び視野領域に適合した地図タイルに基づき視角レンダリングを行い、第3視角で表示される画像を形成する。
例えば、ゲーム中のゲームロール全身及びその周囲の環境を見ることができ、又は、地図ソフトウェア画面で自分の位置及び周囲の環境を見ることができるために、レンダリング中、第3視角を基準に、測位結果の地図タイルをレンダリングし、三次元空間が更新された測位結果に位置し且つ第3視角で表示される画像を形成する。
場合3:第1視角と第3視角のサムネイルを重ね合わせる。
一実施例では、メモリ空間中の更新された測位結果及び視野領域に適合した地図タイルに基づき視角レンダリングを行い、第1視角と第3視角のサムネイルを重ね合わせて表示される画像を形成する。
例えば、三次元電子地図ナビゲーションアプリケーション又はいくつかのネットワーク又はスタンドアロンゲームでは、操作者は操作者の各微妙な操作を観察できるだけでなく、ゲーム中のゲームロール全身及びその周囲の環境を見ることができ、又は、地図ソフトウェア画面で自分の位置及び周囲の環境を見ることができるために、レンダリング中、第1視角を基準に、第3視角を補助参照とし、測位結果の地図タイルをレンダリングし、三次元空間が更新された測位結果に位置し且つ第1視角と第3視角のサムネイルを重ね合わせて表示される画像を形成する。
ステップ306では、クライアントは地図タイル中の地図要素に動的属性を設定する。
一実施例では、更新された測位結果、及び三次元空間中の地図要素が所定の位置条件を満たす場合、地図タイル中の地図要素によって設定された動的属性に基づき、前記測位結果に位置する動的効果を出力する。ここで、動的効果の設定には上記オブジェクト層を使用する必要があり、オブジェクト層によって、例えば小道具、障害物の動的特殊効果のような背景以外の地図要素の情報、を追加し、測位結果とオブジェクトとのインタラクションの目的を実現する。
例えば、オブジェクト層、地図タイル中の一部の要素にカスタマイズ可能な都市のスタイル、例えば建物、道路、河川効果、関心点情報表示方式等を設定する。従って、動的効果の設定について、地図中の建物及び河川に対応する動的効果を設定し、例えば、地図中の建物又は大型障害物等に衝突効果を設定し、及び地図中の河川、プール等の領域に入水効果を設定する。
実際の応用では、地図中の対応する領域に対応する動的効果のモジュールを設定し、且つ設定されたモジュールによって対応する動的効果を発生させ、以下の通りである。
1)衝突効果について
一実施例では、地図中の障害領域に衝突効果のモジュールを設定し、クライアント中の仮想オブジェクトが障害領域、例えば建物又は大型障害物に入る直前であると検出された場合、該障害領域の衝突効果のモジュールをトリガーし、該衝突効果のモジュールによって衝突効果を発生させ、すなわち、該仮想オブジェクトが仮想三次元空間中の障害モジュールに対応する障害物を通過することを禁止する。
図10に示すように、ユーザーの移動状況に応じて、図中のロールは地図内を自由に歩くことができ、ユーザーが建物に遭遇すると、クライアント中の該ユーザーに対応する仮想キャラクタも阻止されて進行不能になり、又は、ユーザーがAR又はVR装置を使用してゲームをプレイする場合、ゲーム中の仮想キャラクタが建物に遭遇すると、進行不能になる。
2)入水効果について
一実施例では、地図中の水域領域に入水効果のモジュールを設定し、クライアント中の仮想オブジェクトが例えば、プール又は河川等のような水域領域に入ったと検出された場合、該水域領域の入水効果のモジュールをトリガーし、入水効果のモジュールによって入水効果を発生させ、すなわち仮想三次元空間における仮想オブジェクトの座標高さを調整する。
図11に示すように、ユーザーの移動状況に応じて、図中のロールは地図内を自由に歩きインタラクションを行うことができ、例えば、ユーザーがプール又は河川に入ると、クライアント中の該ユーザーに対応する仮想キャラクタも入水状態をシミュレートし、すなわち、クライアント中の地図画面中、仮想キャラクタが仮想プール又は河川に入り、且つ該プール又は河川中の水が仮想キャラクタを所定の部位、例えば膝等まで水没させ、図11中の仮想キャラクタが領域A(水域領域)に入り、又は、ユーザーがAR又はVR装置を使用してゲームをプレイする場合、ゲーム中の仮想キャラクタがプール又は河川に入り、入水状態直前になる。
また、図10及び図11中の画面はさらに視角を自由に回転させて、360度から地図画面を観察することができる。なお、図10及び図11は第3視角で表示され、現実中のナビゲーションの場合、図中の仮想ロールはユーザー自身を示す。
図3は本願の1実施例における方法のフローチャートである。なお、図3のフローチャート中の各ステップは矢印の指示に従って順に表示されているが、これらのステップは必ずしも矢印で指示される順に実行されない。本明細書に明記しない限り、これらのステップは厳密な順序に制限されず、ほかの順序で実行されもよい。且つ、図3中の少なくとも一部のステップは複数のサブステップ又は複数の段階を含んでもよく、これらのサブステップ又は段階は必ずしも同一時刻に実行されるものではなく、異なる時刻に実行されもよく、その実行順序は必ずしも順番であるものではなく、ほかのステップ又はほかのステップのサブステップ又は段階の少なくとも一部と交替して又は交互に実行されてもよい。
本発明の実施例は地図データ処理装置をさらに提供し、図12に示すように、図12は本発明の実施例に係る地図データ処理装置800の例示的な機能構造模式図であり、検出モジュール801、決定モジュール802、取得モジュール803、ロードモジュール804、レンダリングモジュール805、クリアモジュール806及び設定モジュール807を備え、以下、各モジュールの機能を説明する。
検出モジュール801は、三次元空間で更新された測位結果を検出するように構成される。
決定モジュール802は、更新された測位結果に対応する視野領域を決定するように構成される。
取得モジュール803は、更新された測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルを取得するように構成される。
ロードモジュール804は、更新された測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルをメモリ空間に動的にロードするように構成される。
レンダリングモジュール805は、ロードされた地図タイルに基づき、三次元空間で測位結果に位置し且つ視野領域に対応する画像をレンダリングするように構成される。
一実施例では、検出モジュール801は具体的には、測位サービスを呼び出して、実際の三次元空間におけるクライアントのホスト装置の測位結果を定期的に検出し、又は、仮想三次元空間におけるクライアント中の仮想オブジェクトの測位結果を定期的に検出するように構成される。
一実施例では、決定モジュール802は具体的には、三次元空間で測位結果を基準に、予め設定された視角に位置し且つ測位結果との距離が所定距離未満の視野領域を決定し、又は、三次元空間で測位結果を中心に、測位結果との距離が所定距離未満の視野領域を決定するように構成される。
一実施例では、取得モジュール803は具体的には、更新された測位結果が初回検出された場合、地図タイルデータベースから更新された測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルを要求し、更新された測位結果が履歴測位結果と同じである場合、メモリ空間から地図タイルを照会し、ないと照会した場合、地図タイルデータベースから更新された測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルを要求するように構成される。
一実施例では、クリアモジュール806は、メモリ空間のクリーンアップ条件を満たす場合、測位結果の地図タイル、及び視野領域の地図タイルをロードするための空きメモリ空間を形成するまで、メモリ空間中の一部の地図タイルをクリアするように構成される。
一実施例では、クリアモジュール806は具体的には、更新された測位結果、視野領域及び視野領域の隣接領域を含むアクティブ領域を決定し、メモリ空間中の非アクティブ領域の地図タイルをクリアするように構成される。
一実施例では、クリアモジュール806は具体的には、測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルをロードするための空きメモリ空間を形成するまで、更新された測位結果から遠い方から順にメモリ空間中の非視野領域の地図タイルをクリアするように構成される。
一実施例では、クリアモジュール806は具体的には、メモリ空間に記憶された地図タイルが予め設定された容量又は比率に達する場合、又は、更新された測位結果が検出された場合、メモリ空間のクリーンアップ条件を満たすと決定するように構成される。
一実施例では、レンダリングモジュール805は具体的には、地図タイルに含まれる地図要素の幾何学的属性に基づき、幾何学的属性に対応するメッシュを生成し、且つメッシュに基づき対応する幾何学的属性を有する地図要素の画像を生成し、地図要素の画像を三次元空間中の対応する位置にレンダリングするように構成される。
一実施例では、設定モジュール807は、更新された測位結果、及び三次元空間中の地図要素が所定の位置条件を満たす場合、地図タイル中の地図要素によって設定された動的属性に基づき、測位結果に位置する動的効果を出力するように構成される。
実際の応用では、上記検出モジュール801、決定モジュール802、取得モジュール803、ロードモジュール804、レンダリングモジュール805、クリアモジュール806及び設定モジュール807は地図データ処理装置に位置する(CPU:Central Processing Unit)、マイクロプロセッサ(MPU:Microprocessor Unit)、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、又はフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field-Programmable Gate Array)等によって実現できる。
本願の実施例は別の地図データ処理装置をさらに提供し、図13に示すように、図13は本願の実施例に係る別の地図データ処理装置の構造模式図であり、地図管理(MapManager)モジュール、地図タイル管理(TileManager)モジュール、データ管理(DataManager)モジュール、地図タイル作成(TileBuilder)モジュール、及び面ツーメッシュ(Poly2Mesh)モジュールを備える。
地図管理(MapManager)モジュールは、地図を生成するとともに、地図のスタイル等を管理するように構成される。
地図タイル管理(TileManager)モジュールは、地図タイルの生成及び処分を管理するように構成される。
データ管理(DataManager)モジュールは、地図データを読み取り、サーバからの取得、及びローカルキャッシュメモリに対する読み書きを含むように構成される。
地図タイル作成(TileBuilder)モジュールは、地図データを解析し、且つ下位の幾何学的点作成(Point Builder)モジュール、幾何学的線作成(Line Builder)モジュール、幾何学的面作成(Polygon Builder)モジュールを呼び出して、地図上の各種の要素を生成するように構成される。
面ツーメッシュ(Poly2Mesh)モジュールは、最下位層の幾何学的モジュールに用いられ、主にUnity3DのMeshの関連APIと組み合わせ、地図の離散した点データを可視化されたMeshファイルに変換する。
現在、主流の地図APIはいずれも、端末が1つの領域を要求し、サーバがレンダリング済み画像をフィードバックし、図面のダウンロードに多くのトラフィックが消費されてしまい、また、地図プロバイダが地図の基礎データをユーザーに提供しないため、端末は地図に対して多くのカスタマイズ変更を行うことができず、且つ、従来の地図はほとんど2Dであり、三次元建物があったとしても偽りの3Dであり、360度を自由に回転させて見ることができない。従って、本願の実施例は技術案を提案する。
図14に示すように、図14は本願の実施例に係る別の地図データ処理方法の実現フローチャートであり、ステップ901~906を含む。
ステップ901では、サーバはOSMサーバから都市地図データを取得する。
OSMはみんなでネットワークによって共同に保守される無料オープンソースの編集可能な地図サービスであり、従って、OSMサーバから取得された地図データに対して、ユーザーは実際の測位又はナビゲーション中、従来のインテリジェント電子機器又はAR/VR装置によって実際のニーズに応じて編集及びカスタマイズを行うことができる。
ステップ902では、OSMサーバは都市地図データをサーバにフィードバックする。
ステップ903では、サーバは解析してタイルし、データをベクトル地図タイルに変換する。
この段階では、端末が地図を動的にロードする時に対応するベクトル地図タイルデータを要求できるように、地図上の特徴情報、例えば建物、道路、湖及び関心点等を経緯度及びズーム比率に応じて、対応するベクトル地図タイルに記憶する必要がある。
ステップ904では、Unity3D端末はサーバから地図タイルデータを要求する。
ここで、三次元空間での測位結果に基づき、対応する測位結果に適合した地図タイルデータをサーバに送信する。
ステップ905では、サーバは要求される地図タイルデータをUnity3D端末にフィードバックする。
ステップ906では、Unity3D端末は解析して地図をレンダリングする。
Unity3Dは、例えば三次元ビデオゲーム、建物可視化、リアルタイム三次元アニメーション等のようなインタラクションコンテンツを作成するマルチプラットフォームの統合型開発ツールであり、勿論、本願の実施例では、ほかの形態の開発ツールを使用してもよく、3D空間で障害物及び水域領域をレンダリングし、障害物として建物が挙げられ、水域領域として、河川又はプール等が挙げられ、レンダリング中、地図タイル中の地図要素に異なる特性を付与し、クライアント中のユーザーに対応する仮想オブジェクトが地図上の要素と自由にインタラクションを行う。例えば、特定の建物に対して、1つのMeshコライダー(Collider)を設定し、仮想オブジェクトが地図上を歩き、障害物、例えば建物に接近すると、Mesh Colliderをトリガーし、この場合、建物と衝突し、それにより該仮想オブジェクトが該建物を通過できず、従って、レンダリング結果として、該仮想キャラクタが該建物の前に止まる。また、例えば、水域領域に対してMeshトリガー(Trigger)を設定し、仮想オブジェクトが地図上を歩き、水域領域、例えば河川又はプールに入ると、Mesh Triggerをトリガーし、この場合、該仮想オブジェクトと地図との相対位置が変化し、すなわち、仮想オブジェクトの縦座標が水平面に対して下へシフトし、従って、レンダリング結果として、水域領域で仮想オブジェクトの特定の部位、例えば膝を水没させる。
また、ユーザーは実際の測位又はナビゲーション中、従来のインテリジェント電子機器又はAR/VR装置によって行きつけのスーパー、行きつけのガソリンスタンド等をマークし、又は、行きつけのスーパー、行きつけのガソリンスタンドの建物に個性的な設定を追加し、例えば異なる色等をレンダリングして、視覚効果を強化する。
以上のように、本願の実施例は以下の有益な効果を実現できる。
1)測位結果に基づき対応する視野領域を決定することができ、ユーザーの向きが変化すると、測位結果に基づきユーザーの向きを迅速に取得し、向きに基づきユーザーの視野領域を決定して、対応する地図タイルを迅速に取得する。
2)測位結果に対応する地図タイル及び視野領域に対応する地図タイルを分割することで、測位結果が更新された場合、2種類のタイプの地図タイルの分類処理に有利であり、地図タイルの管理に有利である。
3)地図タイルをメモリ空間に動的にロードすることについて、更新された測位結果に基づき対応する地図タイルを取得し、該地図タイルをメモリ空間にロードする時、既存のメモリ空間中の一部のタイルデータを動的に削除し、メモリ消費を維持しながら地図データの更新を実現する。
4)更新された測位結果の画像を動的に形成することについて、測位結果がリアルタイムに更新される場合、三次元空間が更新された測位結果に位置する画像を形成し、すなわち、表示される地図画面もリアルタイムに更新され、視野と測位結果との一致を確保する。
5)取得された地図タイルがJSONフォーマットのテキストデータであることで、所要のデータ量が大幅に減少する。
6)地図タイルサーバから地図タイルを取得して接合してレンダリングし、ベクトルの地図がクライアントによる地図の適切なカスタマイズ変更をサポートし、且つUnity3Dエンジンを利用して三次元地図を自動でレンダリングすることで、地図のスタイル、地図要素の表現形式を高度にカスタマイズすることができる。
7)地図データのレンダリング中、地図要素に異なる特性を付与し、キャラクタが地図上の要素と自由にインタラクションを行うことができ、例えば、キャラクタが河川領域に入ったと検出された場合、クライアントは仮想オブジェクトが水域に水没した効果をレンダリングする。
一実施例では、コンピュータ装置を提供し、メモリ及びプロセッサを備え、メモリにコンピュータ可読命令が記憶され、コンピュータ可読命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサは、三次元空間で更新された測位結果を検出するステップと、更新された測位結果に対応する視野領域を決定するステップと、更新された測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルを取得するステップと、更新された測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルをメモリ空間にロードするステップと、ロードされた地図タイルに基づき、三次元空間で測位結果に位置し且つ視野領域に対応する画像をレンダリングするステップと、を実行する。
一実施例では、コンピュータ可読命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサは三次元空間で更新された測位結果を検出するステップを実行する時、測位サービスを呼び出して、実際の三次元空間におけるクライアントのホスト装置の測位結果を定期的に検出するステップ、又は、仮想三次元空間におけるクライアント中の仮想オブジェクトの測位結果を定期的に検出するステップを実行する。
一実施例では、コンピュータ可読命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサは更新された測位結果に対応する視野領域を決定するステップを実行する時、三次元空間で測位結果を基準に、予め設定された視角に位置し且つ測位結果との距離が所定距離未満の領域を視野領域として決定するステップ、又は、三次元空間で測位結果を中心に、測位結果との距離が所定距離未満の領域を視野領域として決定するステップを実行する。
一実施例では、コンピュータ可読命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサは更新された測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルを取得するステップを実行する時、更新された測位結果が初回検出された場合、地図タイルデータベースから更新された測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルを要求するステップと、更新された測位結果が履歴測位結果と同じである場合、メモリ空間から地図タイルを照会し、ないと照会した場合、地図タイルデータベースから更新された測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルを要求するステップと、を実行する。
一実施例では、コンピュータ可読命令によって、プロセッサは、メモリ空間のクリーンアップ条件を満たす場合、測位結果の地図タイル、及び視野領域の地図タイルをロードするための空きメモリ空間を形成するまで、メモリ空間中の一部の地図タイルをクリアするステップをさらに実行する。
一実施例では、コンピュータ可読命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサはメモリ空間中の一部の地図タイルをクリアするステップを実行する時、更新された測位結果、視野領域及び視野領域の隣接領域を含むアクティブ領域を決定するステップと、メモリ空間中の非アクティブ領域の地図タイルをクリアするステップと、を実行する。
一実施例では、コンピュータ可読命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサはメモリ空間中の一部の地図タイルをクリアするステップを実行する時、測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルをロードするための空きメモリ空間を形成するまで、更新された測位結果から遠い方から順にメモリ空間中の非視野領域の地図タイルをクリアするステップを実行する。
一実施例では、コンピュータ可読命令によって、プロセッサは、メモリ空間に記憶された地図タイルが予め設定された容量又は比率に達する場合、又は、更新された測位結果が検出された場合、メモリ空間のクリーンアップ条件を満たすと決定するステップをさらに実行する。
一実施例では、コンピュータ可読命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサはロードされた地図タイルに基づき、三次元空間で測位結果に位置し且つ視野領域に対応する画像をレンダリングするステップを実行する時、地図タイル含まれる地図要素の幾何学的属性に基づき、幾何学的属性に対応するメッシュを生成し、且つメッシュに基づき、対応する幾何学的属性を有する地図要素の画像を生成するステップと、地図要素の画像を三次元空間中の対応する位置にレンダリングするステップと、を実行する。
一実施例では、コンピュータ可読命令によって、プロセッサは、更新された測位結果、及び三次元空間中の地図要素が所定の位置条件を満たす場合、地図タイル中の地図要素によって設定された動的属性に基づき、測位結果に位置する動的効果を出力するステップをさらに実行する。
不揮発性コンピュータ可読記憶媒体であって、コンピュータ可読命令が記憶され、コンピュータ可読命令が1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、1つ又は複数のプロセッサは、三次元空間で更新された測位結果を検出するステップと、更新された測位結果に対応する視野領域を決定するステップと、更新された測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルを取得するステップと、更新された測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルをメモリ空間にロードするステップと、ロードされた地図タイルに基づき、三次元空間で測位結果に位置し且つ視野領域に対応する画像をレンダリングするステップと、を実行する。
一実施例では、コンピュータ可読命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサは三次元空間で更新された測位結果を検出するステップを実行する時、測位サービスを呼び出して、実際の三次元空間におけるクライアントのホスト装置の測位結果を定期的に検出するステップ、又は、仮想三次元空間におけるクライアント中の仮想オブジェクトの測位結果を定期的に検出するステップを実行する。
一実施例では、コンピュータ可読命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサは更新された測位結果に対応する視野領域を決定するステップを実行する時、三次元空間で測位結果を基準に、予め設定された視角に位置し且つ測位結果との距離が所定距離未満の領域を視野領域として決定するステップ、又は、三次元空間で測位結果を中心に、測位結果との距離が所定距離未満の領域を視野領域として決定するステップを実行する。
一実施例では、コンピュータ可読命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサは更新された測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルを取得するステップを実行する時、更新された測位結果が初回検出された場合、地図タイルデータベースから更新された測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルを要求するステップと、更新された測位結果が履歴測位結果と同じである場合、メモリ空間から地図タイルを照会し、ないと照会した場合、地図タイルデータベースから更新された測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルを要求するステップと、を実行する。
一実施例では、コンピュータ可読命令によって、プロセッサは、メモリ空間のクリーンアップ条件を満たす場合、測位結果の地図タイル、及び視野領域の地図タイルをロードするための空きメモリ空間を形成するまで、メモリ空間中の一部の地図タイルをクリアするステップをさらに実行する。
一実施例では、コンピュータ可読命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサはメモリ空間中の一部の地図タイルをクリアするステップを実行する時、更新された測位結果、視野領域及び視野領域の隣接領域を含むアクティブ領域を決定するステップと、メモリ空間中の非アクティブ領域の地図タイルをクリアするステップと、を実行する。
一実施例では、コンピュータ可読命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサはメモリ空間中の一部の地図タイルをクリアするステップを実行する時、測位結果に対応する地図タイル、及び視野領域に対応する地図タイルをロードするための空きメモリ空間を形成するまで、更新された測位結果から遠い方から順にメモリ空間中の非視野領域の地図タイルをクリアするステップを実行する。
一実施例では、コンピュータ可読命令によって、プロセッサは、メモリ空間に記憶された地図タイルが予め設定された容量又は比率に達する場合、又は、更新された測位結果が検出された場合、メモリ空間のクリーンアップ条件を満たすと決定するステップをさらに実行する。
一実施例では、コンピュータ可読命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサはロードされた地図タイルに基づき、三次元空間で測位結果に位置し且つ視野領域に対応する画像をレンダリングするステップを実行する時、地図タイル含まれる地図要素の幾何学的属性に基づき、幾何学的属性に対応するメッシュを生成し、且つメッシュに基づき、対応する幾何学的属性を有する地図要素の画像を生成するステップと、地図要素の画像を三次元空間中の対応する位置にレンダリングするステップと、を実行する。
一実施例では、コンピュータ可読命令によって、プロセッサは、更新された測位結果、及び三次元空間中の地図要素が所定の位置条件を満たす場合、地図タイル中の地図要素によって設定された動的属性に基づき、測位結果に位置する動的効果を出力するステップをさらに実行する。
以上、本願の好適実施例を説明したが、本願の保護範囲を限定するものではない。本願の精神及び範囲を逸脱せずに行われる変更、同等置換や改良等はすべて本願の保護範囲に属する。
100 地図データ処理装置
110 プロセッサ
120 メモリ
121 オペレーティングシステム
122 アプリケーション
130 ネットワークインタフェース
140 ユーザーインタフェース
150 バスシステム
800 地図データ処理装置
801 検出モジュール
802 決定モジュール
803 取得モジュール
804 ロードモジュール
805 レンダリングモジュール
806 クリアモジュール
807 設定モジュール

Claims (11)

  1. 地図データ処理方法であって、メモリ及びプロセッサを備えるコンピュータ装置に実行され、
    三次元空間で更新された測位結果を検出するステップと、
    前記更新された測位結果に対応する視野領域を決定するステップと、
    前記更新された測位結果に対応する地図タイル、及び前記視野領域に対応する地図タイルを取得するステップと、
    前記更新された測位結果に対応する地図タイル、及び前記視野領域に対応する地図タイルをメモリ空間にロードするステップと、
    ロードされた地図タイルに基づき、前記三次元空間中の前記測位結果に位置し且つ前記視野領域に対応する画像をレンダリングするステップと、を含み、
    前記ロードされた地図タイルに基づき、前記三次元空間中の前記測位結果に位置し且つ前記視野領域に対応する画像をレンダリングするステップは、
    地図タイルに含まれる地図要素の幾何学的属性に基づき、前記幾何学的属性に対応するメッシュを生成し、且つ前記メッシュに基づき、対応する幾何学的属性を有する地図要素の画像を生成することと、
    前記地図要素の画像を前記三次元空間中の対応する位置にレンダリングすることと、を含む方法。
  2. 前記三次元空間で更新された測位結果を検出することは、
    測位サービスを呼び出して、実際の三次元空間におけるクライアントのホスト装置の測位結果を定期的に検出するステップ、
    又は、仮想三次元空間におけるクライアント中の仮想オブジェクトの測位結果を定期的に検出するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記更新された測位結果に対応する視野領域を決定することは、
    前記三次元空間で前記測位結果を基準に、予め設定された視角に位置し且つ前記測位結果との距離が所定距離未満の領域を前記視野領域として決定するステップ、又は、
    前記三次元空間で前記測位結果を中心に、前記測位結果との距離が所定距離未満の領域を前記視野領域として決定するステップを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記更新された測位結果に対応する地図タイル、及び前記視野領域に対応する地図タイルを取得することは、
    前記更新された測位結果が初回検出された場合、地図タイルデータベースから前記更新された測位結果に対応する地図タイル、及び前記視野領域に対応する地図タイルを要求するステップと、
    前記更新された測位結果が履歴測位結果と同じである場合、前記メモリ空間から前記地図タイルを照会し、ないと照会した場合、前記地図タイルデータベースから前記更新された測位結果に対応する地図タイル、及び前記視野領域に対応する地図タイルを要求するステップと、を含むことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか一項に記載の方法。
  5. メモリ空間のクリーンアップ条件を満たす場合、
    前記測位結果の地図タイル、及び前記視野領域の地図タイルをロードするための空きメモリ空間を形成するまで、前記メモリ空間中の一部の地図タイルをクリアするステップをさらに含むことを特徴とする請求項1から4のうちいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記メモリ空間中の一部の地図タイルをクリアすることは、
    前記更新された測位結果、前記視野領域及び前記視野領域の隣接領域を含むアクティブ領域を決定するステップと、
    前記メモリ空間中の非アクティブ領域の地図タイルをクリアするステップと、を含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記メモリ空間中の一部の地図タイルをクリアすることは、
    前記測位結果に対応する地図タイル、及び前記視野領域に対応する地図タイルをロードするための空きメモリ空間を形成するまで、前記更新された測位結果から遠い方から順に前記メモリ空間中の非視野領域の地図タイルをクリアするステップを含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  8. 前記メモリ空間に記憶された地図タイルが予め設定された容量又は比率に達する場合、又は、更新された測位結果が検出された場合、メモリ空間のクリーンアップ条件を満たすと決定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  9. 前記更新された測位結果、及び前記三次元空間中の地図要素が所定の位置条件を満たす場合、
    前記地図タイル中の前記地図要素によって設定された動的属性に基づき、前記測位結果に位置する動的効果を出力するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1から8のうちいずれか一項に記載の方法。
  10. コンピュータ装置であって、メモリ及びプロセッサを備え、前記メモリにコンピュータ可読命令が記憶され、前記コンピュータ可読命令が前記プロセッサによって実行されると、前記プロセッサは、請求項1から9のうちいずれか一項に記載の方法を実行するコンピュータ装置。
  11. コンピュータに請求項1から9のうちいずれか一項に記載の方法を実行させるためのコンピュータプログラム
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