JP6997251B2 - 人工核酸分子 - Google Patents
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Description
図1~3は、インビトロ転写によって得ることができるmRNAをコードしている配列を示す。以下の略記を用いる:
・rpl32:5’末端オリゴピリミジン領域を有しないヒトリボソームタンパク質ラージ32の5’-UTR
・PpLuc(GC):キタアメリカホタル(Photinus pyralis)ルシフェラーゼをコードしているGCリッチmRNA配列
・A64:64アデニレートを含むポリ(A)配列
・ag:ヒトα-グロビンの3’-UTRの中央のα複合体結合部分
・rps9:ヒトリボソームタンパク質スモール9の3’-UTRに由来する3’-UTRエレメント
・C30:30シチジレートを含むポリ(C)配列
・ヒストンSL:(Cakmakci,Lerner,Wagner,Zheng,& William F Marzluff,2008.Mol.Cell.Biol.28(3):1182-94)から得たヒストンステムループ配列
・アルブミン:ヒトアルブミンの3’-UTR
a.少なくとも1つのオープンリーディングフレーム(ORF)と、
b.リボソームタンパク質遺伝子の3’-UTRに由来する核酸配列を含むか又はからなる少なくとも1つの3’-非翻訳領域エレメント(3’-UTRエレメント)と
を含む人工核酸分子に関する。
好ましくは、本発明に係る人工核酸分子は、ポリ(A)配列及び/又はポリアデニル化シグナルを更に含む。好ましくは、任意のポリ(A)配列は、少なくとも1つの3’-UTRエレメントの3’側に位置し、好ましくは、任意のポリ(A)配列が、3’-UTRエレメントの3’末端に連結されている。直接連結されていてもよく、又は(例えば、1以上の制限酵素部位を含むか又はからなる1ヌクレオチド~50ヌクレオチド、好ましくは1ヌクレオチド~20ヌクレオチドのリンカーを介する等、一続きの2ヌクレオチド、4ヌクレオチド、6ヌクレオチド、8ヌクレオチド、10ヌクレオチド、20ヌクレオチド等のヌクレオチドを介して)間接的に連結されていてもよい。
式(I)(ステム境界エレメントを含まないステムループ配列):
ステム1又はステム2の境界エレメントN1-6は、1個~6個、好ましくは2個~6個、より好ましくは2個~5個、更により好ましくは3個~5個、最も好ましくは4個~5個、又は5個のNの連続配列であり、各Nは、互いに独立して、A、U、T、G、及びCから選択されるヌクレオチド、又はこれらのヌクレオチドアナログから選択され、
ステム1[N0-2GN3-5]は、エレメントステム2に対して逆相補的であるか又は部分的に逆相補的であり、且つ5個~7個のヌクレオチドの連続配列であり、
N0-2は、0個~2個、好ましくは0個~1個、より好ましくは1個のNの連続配列であり、各Nは、互いに独立して、A、U、T、G、及びCから選択されるヌクレオチド、又はこれらのヌクレオチドアナログから選択され、
N3-5は、3個~5個、好ましくは4個~5個、より好ましくは4個のNの連続配列であり、各Nは、互いに独立して、A、U、T、G、及びCから選択されるヌクレオチド、又はこれらのヌクレオチドアナログから選択され、
Gは、グアノシン又はそのアナログであり、任意でシチジン又はそのアナログによって置換されてもよいが、但し、その場合、ステム2におけるその相補的ヌクレオチドであるシチジンも、グアノシンによって置換され、
ループ配列[N0-4(U/T)N0-4]は、エレメントステム1とステム2との間に位置し、且つ3個~5個のヌクレオチド、より好ましくは4個のヌクレオチドの連続配列であり、
各N0-4は、互いに独立して、0個~4個、好ましくは1個~3個、より好ましくは1個~2個のNの連続配列であり、各Nは、互いに独立して、A、U、T、G、及びCから選択されるヌクレオチド、又はこれらのヌクレオチドアナログから選択され、U/Tは、ウリジン又は任意でチミジンを表し、
ステム2[N3-5CN0-2]は、エレメントステム1に対して逆相補的であるか又は部分的に逆相補的であり、且つ5個~7個のヌクレオチドの連続配列であり、
N3-5は、3個~5個、好ましくは4個~5個、より好ましくは4個のNの連続配列であり、各Nは、互いに独立して、A、U、T、G、及びCから選択されるヌクレオチド、又はこれらのヌクレオチドアナログから選択され、
N0-2は、0個~2個、好ましくは0個~1個、より好ましくは1個のNの連続配列であり、各Nは、互いに独立して、A、U、T、G、若しくはCから選択されるヌクレオチド、又はこれらのヌクレオチドアナログから選択され、
Cは、シチジン又はそのアナログであり、任意でグアノシン又はそのアナログによって置換されてもよいが、但し、その場合、ステム1におけるその相補的ヌクレオチドであるグアノシンも、シチジンによって置換され、
ステム1及びステム2は、互いに塩基対合して逆相補的配列を形成することができる(前記塩基対合は、例えば、ヌクレオチドAとU/T若しくはGとCとのワトソン-クリック塩基対合、又は非ワトソン-クリック塩基対合(例えば、ゆらぎ塩基対合、逆ワトソン-クリック塩基対合、フーグスティーン塩基対合、逆フーグスティーン塩基対合)によってステム1とステム2との間で生じ得る)か、或いは、互いに塩基対合して部分的に逆相補的な配列を形成することができる(一方のステムにおける1以上の塩基が、他方のステムの逆相補的な配列において相補的塩基を有しないことに基づいて、ステム1とステム2との間で不完全な塩基対合が生じ得る)。
式(Ia)(ステム境界エレメントを含まないステムループ配列):
式(Ib)(ステム境界エレメントを含まないステムループ配列):
5’-cap-5’-UTR-ORF-3’-UTRエレメント-ヒストンステムループ-ポリ(A)/(C)配列;
5’-cap-5’-UTR-ORF-3’-UTRエレメント-ポリ(A)/(C)配列-ヒストンステムループ;
5’-cap-5’-UTR-ORF-IRES-ORF-3’-UTRエレメント-ヒストンステムループ-ポリ(A)/(C)配列;
5’-cap-5’-UTR-ORF-IRES-ORF-3’-UTRエレメント-ヒストンステムループ-ポリ(A)/(C)配列-ポリ(A)/(C)配列;
5’-cap-5’-UTR-ORF-IRES-ORF-3’-UTRエレメント-ポリ(A)/(C)配列-ヒストンステムループ;
5’-cap-5’-UTR-ORF-IRES-ORF-3’-UTRエレメント-ポリ(A)/(C)配列-ポリ(A)/(C)配列-ヒストンステムループ;
5’-cap-5’-UTR-ORF-3’-UTRエレメント-ポリ(A)/(C)配列-ポリ(A)/(C)配列;
5’-cap-5’-UTR-ORF-3’-UTRエレメント-ポリ(A)/(C)配列-ポリ(A)/(C)配列-ヒストンステムループ;等。
5’-キャップ-5’-UTR-ORF-3’-UTRエレメント-ヒストンステムループ-ポリ(A)/(C)配列
5’-キャップ-5’-UTR-ORF-3’-UTRエレメント-ポリ(A)/(C)配列-ヒストンステムループ
5’-キャップ-5’-UTR-ORF-IRES-ORF-3’-UTRエレメント-ヒストンステムループ-ポリ(A)/(C)配列
5’-キャップ-5’-UTR-ORF-IRES-ORF-3’-UTRエレメント--ヒストンステムループ-ポリ(A)/(C)配列-ポリ(A)/(C)配列
5’-キャップ-5’-UTR-ORF-IRES-ORF-3’-UTRエレメント-ポリ(A)/(C)配列-ヒストンステムループ
5’-キャップ-5’-UTR-ORF-IRES-ORF-3’-UTRエレメント-ポリ(A)/(C)配列-ポリ(A)/(C)配列-ヒストンステムループ
5’-キャップ-5’-UTR-ORF-3’-UTRエレメント-ポリ(A)/(C)配列-ポリ(A)/(C)配列
5’-キャップ-5’-UTR-ORF-3’-UTRエレメント-ポリ(A)/(C)配列-ポリ(A)/(C)配列-ヒストンステムループ。
Proのコドンは、CC(U/T)又はCCAからCCC又はCCGに改変してよい;
Argのコドンは、CG(U/T)又はCGA又はAGA又はAGGからCGC又はCGGに改変してよい;
Alaのコドンは、GC(U/T)又はGCAからGCC又はGCGに改変してよい;
Glyのコドンは、GG(U/T)又はGGAからGGC又はGGGに改変してよい。
Pheのコドンは、(U/T)(U/T)(U/T)から(U/T)(U/T)Cに改変してよい;
Leuのコドンは、(U/T)(U/T)A、(U/T)(U/T)G、C(U/T)(U/T)又はC(U/T)AからC(U/T)C又はC(U/T)Gに改変してよい;
Serのコドンは、(U/T)C(U/T)又は(U/T)CA又はAG(U/T)から(U/T)CC、(U/T)CG又はAGCに改変してよい;
Tyrのコドンは、(U/T)A(U/T)から(U/T)ACに改変してよい;
Cysのコドンは、(U/T)G(U/T)から(U/T)GCに改変してよい;
Hisのコドンは、CA(U/T)からCACに改変してよい;
Glnのコドンは、CAAからCAGに改変してよい;Ileのコドンは、A(U/T)(U/T)又はA(U/T)AからA(U/T)Cに改変してよい;
Thrのコドンは、AC(U/T)又はACAからACC又はACGに改変してよい;
Asnのコドンは、AA(U/T)からAACに改変してよい;
Lysのコドンは、AAAからAAGに改変してよい;
Valのコドンは、G(U/T)(U/T)又はG(U/T)AからG(U/T)C又はG(U/T)Gに改変してよい;
Aspのコドンは、GA(U/T)からGACに改変してよい;
Gluのコドンは、GAAからGAGに改変してよい;
終止コドン(U/T)AAは、(U/T)AG又は(U/T)GAに改変してよい。
5’-UTR;
少なくとも1つのオープンリーディングフレーム(ORF)であって、好ましくは、野生型配列に対して少なくとも1つの修飾を含むORF;
リボソームタンパク質の3’-UTR、好ましくは、配列番号10~配列番号115のいずれかに係る核酸配列、より好ましくは、RPS9の3’-UTR、より好ましくは、ヒトRPS9の3’-UTRに由来する3’-UTR;
好ましくは64アデニレートを含むポリ(A)配列;
好ましくは30シチジレートを含むポリ(C)配列;
ヒストンステムループ配列。
人工核酸分子に関して本明細書で使用するとき、用語「修飾」とは、骨格修飾に加えて、糖修飾又は塩基修飾を含む化学修飾を指し得る。
修飾されたヌクレオシド及びヌクレオチド(本明細書に記載する通り、人工核酸分子、好ましくはRNAに組み込まれ得る)は、糖部分が修飾されていてよい。例えば、RNA分子の2’ヒドロキシル基(OH)は、多数の異なる「オキシ」又は「デオキシ」置換基で修飾又は置換され得る。「オキシ」-2’ヒドロキシル基修飾の例としては、アルコキシ又はアリールオキシ(-OR、例えば、R=H、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、又は糖);ポリエチレングリコール(PEG)、-0(CH2CH2o)nCH2CH2OR;2’ヒドロキシルが、例えば、メチレン架橋によって、同じリボース糖の4’炭素に結合している「ロック」核酸(LNA);及びアミノ基(-O-アミノ、式中、アミノ基、例えば、NRRは、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ヘテロシクリル、アリールアミノ、ジアリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、又はジヘテロアリールアミノ、エチレンジアミン、ポリアミノ)又はアミノアルコキシが挙げられるが、これらに限定されない。
修飾されたヌクレオシド及びヌクレオチド(本明細書に記載する通り、人工核酸分子、好ましくはRNAに組み込まれ得る)は、リン酸骨格が更に修飾されていてもよい。骨格のリン酸基は、酸素原子のうちの1以上を異なる置換基で置換することによって修飾することができる。更に、修飾されたヌクレオシド及びヌクレオチドは、本明細書に記載する通り、非修飾リン酸部分を修飾リン酸で完全に置換することを含み得る。修飾リン酸基の例としては、ホスホロチオエート、ホスホロセレネート、ボラノホスフェート、ボラノホスフェートエステル、ホスホン酸水素、ホスホロアミデート、アルキル又はアリールホスホネート、及びホスホトリエステルが挙げられるが、これらに限定されない。ホスホロジチオエートは、非結合酸素が両方とも硫黄によって置換されている。また、リン酸リンカーは、窒素(架橋ホスホロアミデート)、硫黄(架橋ホスホロチオエート)、及び炭素(架橋メチレン-ホスホネート)で結合酸素を置換することによって修飾してもよい。
修飾されたヌクレオシド及びヌクレオチド(本明細書に記載する通り、人工核酸分子、好ましくはRNA分子に組み込まれ得る)は、ヌクレオ塩基部分が更に修飾されていてもよい。RNAにみられるヌクレオ塩基の例としては、アデニン、グアニン、シトシン、及びウラシルが挙げられるが、これらに限定されない。例えば、本明細書に記載するヌクレオシド及びヌクレオチドは、主溝面において化学修飾され得る。幾つかの実施形態では、主溝化学修飾は、アミノ基、チオール基、アルキル基、又はハロ基を含み得る。
更なる実施形態によれば、本明細書に定義する人工核酸分子、好ましくはRNAは、脂質修飾を含有してよい。かかる脂質修飾されたRNAは、典型的に、本明細書に定義するRNAを含む。かかる脂質修飾された本明細書に定義するRNA分子は、典型的に、そのRNA分子と共有結合する少なくとも1つのリンカーと、それぞれのリンカーと共有結合する少なくとも1つの脂質とを更に含む。或いは、脂質修飾されたRNA分子は、本明細書に定義する少なくとも1つのRNA分子と、そのRNA分子と(リンカー無しで)共有結合する少なくとも1つの(二官能性)脂質とを含む。第3の代替例によれば、脂質修飾されたRNA分子は、本明細書に定義する人工核酸分子、好ましくはRNA分子と、そのRNA分子と共有結合する少なくとも1つのリンカーと、それぞれのリンカーと共有結合する少なくとも1つの脂質とを含み、また、そのRNA分子と(リンカー無しで)共有結合する少なくとも1つの(二官能性)脂質も含む。この状況では、脂質修飾は、直鎖状RNA配列の末端に存在することが特に好ましい。
本発明の別の好ましい実施形態によれば、本明細書に定義する人工核酸分子、好ましくはRNA分子は、所謂「5’キャップ」構造の付加によって修飾してよい。
5’-キャップは、一般的に、成熟mRNAの5’-末端に「蓋をする」実体、典型的には、修飾されたヌクレオチド実体である。5’-キャップは、典型的に、修飾されたヌクレオチド、特に、グアニンヌクレオチドの誘導体によって形成され得る。好ましくは、5’-キャップは、5’-5’-三リン酸結合を介して5’-末端に結合する。5’-キャップは、メチル化されていてもよく、例えば、m7GpppN(式中、Nは、5’-キャップを有する核酸の5’末端のヌクレオチド、典型的に、RNAの5’末端である)である。m7GpppNは、ポリメラーゼIIによって転写されたmRNA中に天然に存在する5’-キャップ構造であり、したがって、本発明に係る修飾RNAに含まれる修飾とはみなされない。これは、本発明に係る人工核酸分子、好ましくはRNA分子は、5’-キャップとしてm7GpppNを含んでよいが、更に、人工核酸分子、好ましくはRNA分子は、本明細書に定義する少なくとも1つの更なる修飾を含む。
病原性抗原:
本発明に係る人工核酸分子は、病原性抗原又はその断片、変異体、若しくは誘導体を含むタンパク質又はペプチドをコードしていてよい。かかる病原性抗原は、病原性生物、特に、細菌、ウイルス、又は原生動物(多細胞)の病原性生物に由来し、これらは、被験体、具体的には、哺乳類被験体、より具体的には、ヒトにおいて免疫反応を誘発する。より具体的には、病原性抗原は、好ましくは、ウイルス又は細菌又は原生動物の表面に位置する表面抗原、例えば、タンパク質(又はタンパク質の断片、例えば、表面抗原の外側部分)である。
更なる実施形態では、本発明に係る人工核酸分子は、タンパク質又はペプチドをコードしてよく、前記タンパク質又はペプチドは、腫瘍抗原、前記腫瘍抗原の断片、変異体、又は誘導体を含むペプチド又はタンパク質を含み、好ましくは、前記腫瘍抗原は、メラニン形成細胞特異的抗原、癌-精巣抗原、及び腫瘍特異的抗原、好ましくは、CT-X抗原、非X CT抗原、CT-X抗原の結合パートナー、非X CT抗原の結合パートナー、又は腫瘍特異的抗原、より好ましくは、CT-X抗原、非X CT抗原の結合パートナー、又は腫瘍特異的抗原、或いは前記腫瘍抗原の断片、変異体、又は誘導体であり;前記核酸配列は、それぞれ、異なるペプチド又はタンパク質をコードし;前記核酸配列の少なくとも1つは、以下をコードしている:5T4、707-AP、9D7、AFP、AlbZIP HPG1、アルファ-5-ベータ-1-インテグリン、アルファ-5-ベータ-6-インテグリン、アルファ-アクチニン-4/m、アルファ-メチルアシル補酵素Aラセマーゼ、ART-4、ARTC1/m、B7H4、BAGE-1、BCL-2、bcr/abl、ベータ-カテニン/m、BING-4、BRCA1/m、BRCA2/m、CA15-3/CA27-29、CA19-9、CA72-4、CA125、カルレチクリン、CAMEL、CASP-8/m、カテプシンB、カテプシンL、CD19、CD20、CD22、CD25、CDE30、CD33、CD4、CD52、CD55、CD56、CD80、CDC27/m、CDK4/m、CDKN2A/m、CEA、CLCA2、CML28、CML66、COA-1/m、コアクトシン様タンパク質、collage XXIII、COX-2、CT-9/BRD6、Cten、サイクリンB1、サイクリンD1、cyp-B、CYPB1、DAM-10、DAM-6、DEK-CAN、EFTUD2/m、EGFR、ELF2/m、EMMPRIN、EpCam、EphA2、EphA3、ErbB3、ETV6-AML1、EZH2、FGF-5、FN、Frau-1、G250、GAGE-1、GAGE-2、GAGE-3、GAGE-4、GAGE-5、GAGE-6、GAGE7b、GAGE-8、GDEP、GnT-V、gp100、GPC3、GPNMB/m、HAGE、HAST-2、ヘプシン、Her2/neu、HERV-K-MEL、HLA-A*0201-R17I、HLA-A11/m、HLA-A2/m、HNE、ホメオボックスNKX3.1、HOM-TES-14/SCP-1、HOM-TES-85、HPV-E6、HPV-E7、HSP70-2M、HST-2、hTERT、iCE、IGF-1R、IL-13Ra2、IL-2R、IL-5、未成熟ラミニン受容体、カリクレイン-2、カリクレイン-4、Ki67、KIAA0205、KIAA0205/m、KK-LC-1、K-Ras/m、LAGE-A1、LDLR-FUT、MAGE-A1、MAGE-A2、MAGE-A3、MAGE-A4、MAGE-A6、MAGE-A9、MAGE-A10、MAGE-A12、MAGE-B1、MAGE-B2、MAGE-B3、MAGE-B4、MAGE-B5、MAGE-B6、MAGE-B10、MAGE-B16、MAGE-B17、MAGE-C1、MAGE-C2、MAGE-C3、MAGE-D1、MAGE-D2、MAGE-D4、MAGE-E1、MAGE-E2、MAGE-F1、MAGE-H1、MAGEL2、マンマグロビンA、MART-1/melan-A、MART-2、MART-2/m、基質タンパク質22、MC1R、M-CSF、ME1/m、メソテリン、MG50/PXDN、MMP11、MN/CA IX-抗原、MRP-3、MUC-1、MUC-2、MUM-1/m、MUM-2/m、MUM-3/m、ミオシンクラスI/m、NA88-A、N-アセチルグルコサミニルトランスフェラーゼ-V、Neo-PAP、Neo-PAP/m、NFYC/m、NGEP、NMP22、NPM/ALK、N-Ras/m、NSE、NY-ESO-1、NY-ESO-B、OA1、OFA-iLRP、OGT、OGT/m、OS-9、OS-9/m、オステオカルシン、オステオポンチン、p15、p190マイナー bcr-abl、p53、p53/m、PAGE-4、PAI-1、PAI-2、PAP、PART-1、PATE、PDEF、Pim-1-キナーゼ、Pin-1、Pml/Parアルファ、POTE、PRAME、PRDX5/m、プロステイン、プロテイナーゼ-3、PSA、PSCA、PSGR、PSM、PSMA、PTPRK/m、RAGE-1、RBAF600/m、RHAMM/CD168、RU1、RU2、S-100、SAGE、SART-1、SART-2、SART-3、SCC、SIRT2/m、Sp17、SSX-1、SSX-2/HOM-MEL-40、SSX-4、STAMP-1、STEAP-1、サバイビン、サバイビン-2B、SYT-SSX-1、SYT-SSX-2、TA-90、TAG-72、TARP、TEL-AML1、TGFベータ、TGFベータRII、TGM-4、TPI/m、TRAG-3、TRG、TRP-1、TRP-2/6b、TRP/INT2、TRP-p8、チロシナーゼ、UPA、VEGFR1、VEGFR-2/FLK-1、WT1、及びリンパ血球の免疫グロブリンイディオタイプ又はリンパ血球のT細胞受容体イディオタイプ、或いは前記腫瘍抗原の断片、変異体、又は誘導体;好ましくは、サバイビン又はそのホモログ、MAGEファミリー又はその結合パートナー由来の抗原、或いは前記腫瘍抗原の断片、変異体、又は誘導体。この状況では、腫瘍抗原NY-ESO-1、5T4、MAGE-C1、MAGE-C2、サバイビン、Muc-1、PSA、PSMA、PSCA、STEAP 及びPAPが特に好ましい。
a.オープンリーディングフレーム(ORF)及び/又は例えば、オープンリーディングフレーム若しくはオープンリーディングフレームを含む配列を挿入するためのクローニングサイトと、
b.リボソームタンパク質遺伝子の3’-UTRに由来する核酸配列を含む少なくとも1つの3’-非翻訳領域エレメント(3’-UTRエレメント)と
を含むベクターを提供する。
{(Arg)l;(Lys)m;(His)n;(Orn)o;(Xaa)x};式(I)
(式中、l+m+n+o+xは、3~100であり、l、m、n、又はoは、互いに独立して、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21~30、31~40、41~50、51~60、61~70、71~80、81~90、及び91~100から選択される任意の数であるが、但し、Arg(アルギニン)、Lys(リジン)、His(ヒスチジン)及びOrn(オルニチン)の総含量は、オリゴペプチドの全アミノ酸の少なくとも10%であり;Xaaは、Arg、Lys、His又はOrnを除くネイティブ(即ち、自然界に存在する)又は非ネイティブなアミノ酸から選択される任意のアミノ酸であり;xは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21~30、31~40、41~50、51~60、61~70、71~80、81~90から選択される任意の数であるが、但し、Xaaの総含量は、オリゴペプチドの全アミノ酸の90%を超えない)。アミノ酸Arg、Lys、His、Orn、及びXaaはいずれも、ペプチドの任意の位置に位置してよい。これに関連して、7アミノ酸~30アミノ酸のカチオン性ペプチド又はタンパク質が特に好ましい。
{(Arg)l;(Lys)m;(His)n;(Orn)o;(Xaa’)x(Cys)y} 部分式(Ia)
(式中、(Arg)l;(Lys)m;(His)n;(Orn)o;及びxは、本明細書に定義する通りであり、Xaa’は、Arg、Lys、His、Orn、又はCysを除くネイティブ(即ち、自然界に存在する)又は非ネイティブなアミノ酸から選択される任意のアミノ酸であり、yは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21~30、31~40、41~50、51~60、61~70、71~80、81~90から選択される任意の数であるが、但し、Arg(アルギニン)、Lys(リジン)、His(ヒスチジン)及びOrn(オルニチン)の総含量は、オリゴペプチドの全アミノ酸の少なくとも10%である)。更に、カチオン性又はポリカチオン性のペプチドは、部分式(Ib)から選択してよい:
Cys1{(Arg)l;(Lys)m;(His)n;(Orn)o;(Xaa)x}Cys2 部分式(Ib)
(式中、経験式{(Arg)l;(Lys)m;(His)n;(Orn)o;(Xaa)x}(式(III))は、本明細書に定義する通りであり、(半経験)式(III)に係るアミノ酸配列のコアを形成し、Cys1及びCys2は、(Arg)l;(Lys)m;(His)n;(Orn)o;(Xaa)xに近接するか又は末端に存在するシステインである)。
T7プロモーター及びキタアメリカホタル(Photinus pyralis)ルシフェラーゼをコードしているGCリッチ配列(ppLuc(GC))を含有するインビトロ転写用ベクターを構築した。リボソームタンパク質ラージ32の5’非翻訳領域(5’-UTR)をPpLuc(GC)の5’側に挿入した。A64ポリ(A)配列と、それに続くC30及びヒストンステムループ配列をPpLuc(GC)の3’側に挿入した。ヒストンステムループの後には、インビトロ転写前にベクターを線形化するために用いられる制限酵素部位が続く。インビトロ転写によってこのベクターから得られたmRNAを、「rpl32-PpLuc(GC)-A64-C30-ヒストンSL」と命名する。
このベクターを、オープンリーディングフレームの3’側に非翻訳配列(3’-UTR)を含むように改変した。要約すると、以下のmRNAコード配列を含むベクターを作製した(mRNAコード配列の一部を図1~3に例として示す)。
rpl32-PpLuc(GC)-A64-C30-ヒストンSL(配列番号8、図1)
rpl32-PpLuc(GC)-ag-A64-C30-ヒストンSL(配列番号9、図2)
rpl32-PpLuc(GC)-rps9-A64-C30-ヒストンSL(配列番号7、図3)
rpl32-PpLuc(GC)-rps21-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rps29-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rps9-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rps27-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rps28-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rps19-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rpl35a-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rpl13-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rpl36-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rpl23a-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rpl23-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-uba52-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rpl22l1-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rpl36a-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rps4x-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rpl27-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rpl3-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rps23-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rps13-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rpl26-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rps17-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rps18-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-Fau-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rps13-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rpl11-A64-C30-ヒストンSL
rpl32-PpLuc(GC)-rpl38-A64-C30-ヒストンSL
実施例1に係るDNAテンプレートを線形化し、T7-RNAポリメラーゼを用いてインビトロで転写した。次いで、DNAテンプレートをDNase処理によって分解した。mRNA転写産物は、過剰のN7-メチル-グアノシン-5’-トリホスフェート-5’-グアノシンを転写反応に添加することによって得られた5’-キャップ構造を含有していた。このようにして得られたmRNAを精製し、水に再懸濁させた。
ヒト皮膚線維芽細胞(HDF)細胞又はHeLa細胞を、培地(10%FCS、1%Pen/Strep、1%グルタミンを添加した、L-グルタミン及び25mM Hepes(Lonza,Basel,Switzerland)を含むRPMI1640培地)中1ウェル当たり3×104細胞の密度でトランスフェクションの3日間前に24ウェルプレートに播種した。リポフェクションの直前、細胞をOpti-MEMで洗浄した。Lipofectamine2000と複合体化した1ウェル当たり25ngのPpLucコードmRNAで、細胞をリポフェクトした。トランスフェクション効率を制御するために、ウミシイタケ(Renilla reniformis)ルシフェラーゼ(RrLuc)をコードしているmRNAをPpLuc mRNAと共にトランスフェクトした(1ウェル当たりRrLuc mRNA2.5ng)。トランスフェクション開始の90分間後、Opti-MEMを培地に交換した。トランスフェクションの6時間後、24時間後、48時間後、及び72時間後、培地を吸引し、細胞をリシスバッファ100μL(Passive Lysisバッファ、Promega)に溶解させた。ルシフェラーゼ活性を測定するまで溶解物を-80℃で保管した。
Hidex Chameleonプレートリーダーにおいて、ルシフェラーゼ活性を相対光単位(RLU)として測定した。溶解物20μL及びルシフェリンバッファ(Beetleジュース、PJK GmbH)50μLを用いて、2秒間の測定時間でPpLuc活性を測定した。溶解物20μL及びセレンテラジンバッファ(Renillaジュース、PJK GmbH)50μLを用いて、2秒間の測定時間でRrLuc活性を測定する。
5.1リボソームタンパク質遺伝子の3’-UTRは、タンパク質発現を増加させる。
mRNAからのタンパク質発現に対するリボソームタンパク質遺伝子の3’-UTRの影響を調べるために、様々なUTRを有するmRNAを合成した:3’-UTRを有しないmRNA、ヒトα-グロビン(ag)の3’-UTRの中央のα-複合体結合部分を含むmRNA、又はヒトリボソームタンパク質スモール9(rps9)の3’-UTRを含むmRNA。ルシフェラーゼをコードしているmRNAをヒト皮膚線維芽細胞(HDF)にトランスフェクトした。トランスフェクションの6時間後、24時間後、48時間後、及び72時間後にルシフェラーゼレベルを測定した。これらデータから、0時間~72時間に発現した合計タンパク質を曲線下面積(AUC)として計算した(以下の表1及び図4を参照)。
mRNAからのタンパク質発現に対するマウスリボソームタンパク質遺伝子の3’-UTRの影響を調べるために、様々なUTRを有するmRNAを合成した:様々なマウスリボソームタンパク質(rps21、rps29、rps9、rps27、rps28、rps19、rpl35a、rpl13、rpl36、及びrpl23a)の3’-UTRを含むmRNA、及び比較のための、mRNAからのタンパク質発現を増加させることが知られている(国際公開第2013143698号)アルブミンの3’-UTRを含むmRNA。ルシフェラーゼをコードしているmRNAをヒト皮膚線維芽細胞(HDF)にトランスフェクトした。トランスフェクションの24時間後、48時間後、及び72時間後にルシフェラーゼレベルを測定した(以下の表2及び図6を参照)。
mRNAからのタンパク質発現に対するマウスリボソームタンパク質遺伝子の3’-UTRの影響を調べるために、様々なUTRを有するmRNAを合成した:様々なマウスリボソームタンパク質(rps21、rps29、rps9、rps27、rps28、rps19、rpl35a、rpl13、rpl36、及びrpl23a)の3’-UTRを含むmRNA、及び比較のためのアルブミンの3’-UTRを含むmRNA。ルシフェラーゼをコードしているmRNAをHeLa細胞にトランスフェクトした。トランスフェクションの24時間後、48時間後、及び72時間後にルシフェラーゼレベルを測定した(以下の表3及び図7を参照)。
mRNAからのタンパク質発現に対するマウスリボソームタンパク質遺伝子の3’-UTRの影響を調べるために、様々なUTRを有するmRNAを合成した:様々なマウスリボソームタンパク質(rpl23、uba52、rpl22l1、rpl36a、rps4x、rpl27、rpl3、rps23、rps13、rpl26、rps17、rps18、rps8、Fau、rps13、rpl11及びrpl38)の3’-UTRを含むmRNA、及び比較のためのアルブミンの3’-UTRを含むmRNA。ルシフェラーゼをコードしているmRNAをヒト皮膚線維芽細胞(HDF)にトランスフェクトした。トランスフェクションの24時間後、48時間後、及び72時間後にルシフェラーゼレベルを測定した(以下の表4及び図8を参照)。
mRNAからのタンパク質発現に対するマウスリボソームタンパク質遺伝子の3’-UTRの影響を調べるために、様々なUTRを有するmRNAを合成した:様々なマウスリボソームタンパク質(rpl23、uba52、rpl22l1、rpl36a、rps4x、rpl27、rpl3、rps23、rps13、rpl26、rps17、rps18、rps8、Fau、rps13、rpl11及びrpl38)の3’-UTRを含むmRNA、及び比較のためのアルブミンの3’-UTRを含むmRNA。ルシフェラーゼをコードしているmRNAをHeLa細胞にトランスフェクトした。トランスフェクションの24時間後、48時間後、及び72時間後にルシフェラーゼレベルを測定した(以下の表5及び図9を参照)。
Claims (26)
- a.少なくとも1つのオープンリーディングフレーム(ORF)と、
b.リボソームタンパク質S9(RPS9)遺伝子の3’-UTR、又は前記リボソームタンパク質S9(RPS9)遺伝子の3’-UTRに対する同一性が少なくとも90%であるリボソームタンパク質S9(RPS9)遺伝子の3’-UTRの機能的変異体に由来する核酸配列を含む少なくとも1つの3’-非翻訳領域エレメント(3’-UTRエレメント)と、
c.ポリ(A)配列又はポリアデニル化シグナルと、
を含むことを特徴とするmRNA分子。 - 前記少なくとも1つの3’-UTRエレメントが、前記mRNA分子からのタンパク質産生の増強、安定化、及び延長の少なくともいずれかを行う請求項1に記載のmRNA分子。
- 前記3’-UTRが、前記ORFと異種である請求項1から2のいずれかに記載のmRNA分子。
- 前記少なくとも1つの3’-UTRエレメントが、真核生物のリボソームタンパク質S9(RPS9)遺伝子の3’-UTRに由来する核酸配列を含む請求項1から3のいずれかに記載のmRNA分子。
- 前記オープンリーディングフレーム(ORF)が、レポーター遺伝子をコードしておらず、又はレポーター遺伝子に由来してもいない請求項1から4のいずれかに記載のmRNA分子。
- 前記ポリ(A)配列又は前記ポリアデニル化シグナルが、前記3’-UTRエレメントの3’末端に位置する請求項1から5のいずれかに記載のmRNA分子。
- 前記核酸配列が、更なる5’-末端エレメントを含む請求項1から6のいずれかに記載のmRNA分子。
- 前記核酸配列が、5’-UTR、プロモーター、又は5’-UTR及びプロモーター含有配列を含む請求項7に記載のmRNA分子。
- 前記核酸配列が、5’TOPモチーフを含まない5’-UTRを含む請求項7から8のいずれかに記載のmRNA分子。
- 前記少なくとも1つの3’-UTRエレメントが、配列番号1、配列番号2、配列番号58、及び配列番号161からなる群から選択される核酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、又は少なくとも99%の同一性を有する核酸配列を含むか又はからなる請求項1から9のいずれかに記載のmRNA分子。
- 5’-キャップ構造、ポリ(C)配列、ヒストンステムループ、及びIRESモチーフの少なくともいずれかを更に含む請求項1から10のいずれかに記載のmRNA分子。
- 前記mRNA分子が、少なくとも部分的にG/C改変されている請求項1から11のいずれかに記載のmRNA分子。
- 前記オープンリーディングフレームのG/C含量が、野生型オープンリーディングフレームに比べて増加している、及び/又は、前記オープンリーディングフレームが、コドンが最適化されている領域を含む請求項12に記載のmRNA分子。
- a.オープンリーディングフレーム及びクローニングサイトの少なくともいずれかと、
b.リボソームタンパク質S9(RPS9)遺伝子の3’-UTR、又は前記リボソームタンパク質S9(RPS9)遺伝子の3’-UTRに対する同一性が少なくとも90%であるリボソームタンパク質S9(RPS9)遺伝子の3’-UTRの機能的変異体に由来する核酸配列を含む少なくとも1つの3’-非翻訳領域エレメント(3’-UTRエレメント)と、
c.ポリ(A)配列又はポリアデニル化シグナルと、
を含むことを特徴とするベクター。 - 前記オープンリーディングフレーム又は前記少なくとも1つの3’-UTRエレメントは、mRNA分子に関して、請求項1から13のいずれかで定義される特徴のいずれか1つによって特徴付けられる請求項14に記載のベクター。
- プラスミドベクター又はウイルスベクターである請求項14から15のいずれかに記載のベクター。
- 請求項1から13のいずれかに記載のmRNA分子を含む請求項14から16のいずれかに記載のベクター。
- 請求項1から13のいずれかに記載のmRNA分子又は請求項14から17のいずれかに記載のベクターを含むことを特徴とする細胞。
- 請求項1から13のいずれかに記載のmRNA分子、請求項14から17のいずれかに記載のベクター、又は請求項18に記載の細胞を含むことを特徴とする医薬組成物。
- 医薬として使用するための請求項1から13のいずれかに記載のmRNA分子、請求項14から17のいずれかに記載のベクター、請求項18に記載の細胞、又は請求項19に記載の医薬組成物。
- ワクチンとして使用するための又は遺伝子治療において使用するための請求項1から13のいずれかに記載のmRNA分子、請求項14から17のいずれかに記載のベクター、請求項18に記載の細胞、又は請求項19に記載の医薬組成物。
- 人工核酸分子からのタンパク質産生の増強、安定化、及び延長の少なくともいずれかを行うためのインビトロにおける方法であって、前記人工核酸分子と、3’-UTRエレメントとを結合させる工程を含み、前記3’-UTRエレメントが、リボソームタンパク質S9(RPS9)遺伝子の3’-UTRに由来する核酸配列を含むか又はからなることを特徴とする方法。
- 前記人工核酸分子は、mRNA分子に関して、請求項1から13のいずれかで定義される特徴のいずれか1つによって特徴付けられる請求項22に記載の方法。
- インビトロにおける人工核酸分子からのタンパク質産生の増強、安定化、及び延長の少なくともいずれかを行うための3’-UTRエレメントの使用であって、前記3’-UTRエレメントが、リボソームタンパク質S9(RPS9)遺伝子の3’-UTRに由来する核酸配列を含むか又はからなることを特徴とする使用。
- 前記人工核酸分子は、mRNA分子に関して、請求項1から13のいずれかで定義される特徴のいずれか1つによって特徴付けられる請求項24に記載の使用。
- 請求項1から13のいずれかに記載のmRNA分子、請求項14から17のいずれかに記載のベクター、請求項18に記載の細胞、及び請求項19に記載の医薬組成物の少なくともいずれかを含むことを特徴とするキット又はキットオブパーツ。
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