JP6996206B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

この発明は、冷蔵庫に関するものである。
家庭等で食品を乾燥することを目的とした貯蔵庫として、食品を凍結する凍結工程と、凍結工程において減圧及び大気圧導入を行うことで、食品と接する気体空間の圧力を凍結雰囲気の中で変動させる変圧工程と、変圧工程において食品の水分含量を検知して所定の水分含量に達するまで乾燥させる乾燥工程とを有する食品の乾燥方法を用いた食品の乾燥手段を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
高分子電解質膜方法を用いて除湿することを目的とした食品保存庫として、冷蔵庫の野菜室に密閉された除湿室を設け、この除湿室に高分子電解質膜方法によって除湿を行う除湿装置を取り付けたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
食品を乾物化することを目的とした冷蔵庫として、冷蔵庫の断熱箱体の内部に配置された温度切替室内の温度を50℃以上にして乾燥させるものが知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2009-039000号公報 特開2014-095531号公報 特開2010-266109号公報
しかしながら、特許文献1に示されるような冷蔵庫(貯蔵庫)においては、減圧装置、及び、通常の冷蔵庫の貯蔵室よりも非常に気密性の高い貯蔵室が必要である。このため、装置の構成が複雑化するとともに、装置製造費用の高騰化を招来する。また、減圧装置及び気密室は経時劣化の影響を受けやすい。
また、特許文献2に示されるような冷蔵庫(食品保存庫)においては、高分子電解質膜を用いた除湿装置が必要であり、やはり、装置構成の複雑化、製造費用の高騰化を招来するとともに、経時劣化の影響も受けやすい。
そして、特許文献3に示されるような冷蔵庫においては、1つの断熱箱体の内部に低温の貯蔵室と50℃以上にもなる高温の貯蔵室の両方を設けることになる。このため、2つの貯蔵室の温度差が大きくなることから、特にこれら2つの貯蔵室の間に多くの断熱材が必要となる。したがって、断熱材によって庫内スペースが圧迫され、庫内スペースの確保が困難である。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものである。その目的は、簡潔かつ安価で、さらに庫内スペースの確保が容易で経時劣化も抑制可能な構成で乾燥空気を供給し、対象食品のセミドライ化を行うことができる冷蔵庫を得ることにある。
この発明に係る冷蔵庫は、食品を収納する貯蔵室と、空気を冷却する冷却器と、冷却器により冷却された空気を貯蔵室内へ供給するための直通ダクトと、直通ダクトを通る空気を加熱するヒータと、冷蔵室と、冷蔵室内の空気を貯蔵室内へと供給するための連通ダクトと、連通ダクト内の空気の流通を調整するためのダンパと、を備える。
この発明に係る冷蔵庫によれば、簡潔かつ安価で、さらに庫内スペースの確保が容易で経時劣化も抑制可能な構成で乾燥空気を供給し、対象食品のセミドライ化を行うことができるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の側断面図である。 この発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の要部拡大断面図である。 この発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の要部拡大断面図である。 この発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の制御系統の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の各ダクトから野菜室に流入する空気の相対湿度を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の制御動作の一例を示すフロー図である。 この発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の制御タイミングチャートである。 この発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の制御動作の別例を示すフロー図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。なお、本発明は以下の実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
実施の形態1.
図1から図7は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1は冷蔵庫の側断面図、図2及び図3は冷蔵庫の要部拡大断面図、図4は冷蔵庫の制御系統の構成を示すブロック図、図5は冷蔵庫の各ダクトから野菜室に流入する空気の相対湿度を説明する図、図6は冷蔵庫の制御動作の一例を示すフロー図、図7は冷蔵庫の制御タイミングチャート、図8は冷蔵庫の制御動作の別例を示すフロー図である。
なお、各図においては、各構成部材の寸法の関係や形状等が実際のものとは異なる場合がある。また、各構成部材同士の位置関係(例えば、上下関係等)は、原則として、冷蔵庫を使用可能な状態に設置したときのものである。
(冷蔵庫の構成)
この発明の実施の形態1に係る冷蔵庫1は、図1に示すように断熱箱体30を有している。断熱箱体30は、前面(正面)が開口されて内部に貯蔵空間が形成されている。断熱箱体30は、外箱、内箱及び断熱材を有している。外箱は鋼鉄製である。内箱は樹脂製である。内箱は外箱の内側に配置される。断熱材は、例えば発泡ウレタン、真空断熱材等であり、外箱と内箱との間の空間に充填されている。断熱箱体30の内部に形成された貯蔵空間は、1つ又は複数の仕切り部材により、食品を収納保存する複数の貯蔵室に区画されている。
図1に示すように、ここでは、冷蔵庫1は、複数の貯蔵室として、例えば、冷蔵室7、切替室9、製氷室10、冷凍室11及び野菜室12を備えている。これらの貯蔵室は、断熱箱体30において上下方向に4段構成となって配置されている。
冷蔵室7は、断熱箱体30の最上段に配置されている。冷蔵室7の内部には、複数の棚板が設けられている。冷蔵室7の内部は、これらの棚板によって、上下方向に複数の空間(棚)に仕切られている。最下段の棚板の下側の空間は、チルド室8になっている。
切替室9は冷蔵室7の下方における左右の一側に配置されている。切替室9の保冷温度帯は、複数の温度帯のうちのいずれかを選択して切り替えることができる。切替室9の保冷温度帯として選択可能な複数の温度帯は、例えば、冷凍温度帯(例えば-18℃程度)、冷蔵温度帯(例えば3℃程度)、チルド温度帯(例えば0℃程度)及びソフト冷凍温度帯(例えば-7℃程度)等である。製氷室10は、切替室9の側方に隣接して切替室9と並列に、すなわち、冷蔵室7の下方における左右の他側に配置されている。
冷凍室11は、切替室9及び製氷室10の下方に配置されている。冷凍室11は、主に貯蔵対象を比較的長期にわたって冷凍保存する際に用いるためのものである。野菜室12は、冷凍室11の下方の最下段に配置されている。野菜室12は、主に野菜や容量の大きな(例えば2L等)の大型ペットボトル等を収納するためのものである。
冷蔵室7の前面に形成された開口部には、当該開口部を開閉する回転式の冷蔵室扉31が設けられている。ここでは、冷蔵室扉31は両開き式(観音開き式)であり、右扉及び左扉により構成されている。冷蔵庫1の前面の冷蔵室扉31(例えば、左扉)の外側表面には、操作パネル5が設けられている。
冷蔵室7以外の各貯蔵室(切替室9、製氷室10、冷凍室11及び野菜室12)は、それぞれ引き出し式の扉によって開閉される。これらの引き出し式の扉は、扉に固定して設けられたフレームを各貯蔵室の左右の内壁面に水平に形成されたレールに対してスライドさせることにより、冷蔵庫1の奥行方向(前後方向)に開閉できるようになっている。
また、切替室9の内部及び冷凍室11の内部には、食品等を内部に収納できる切替室収納ケース及び冷凍室収納ケースがそれぞれ引き出し自在に格納されている。同様に、野菜室12内には、食品等を内部に収納できる小物野菜ケース14及び大物野菜ケース15が引き出し自在に格納されている。
(冷却機構)
冷蔵庫1は、各貯蔵室へ供給する空気を冷却する冷凍サイクル回路を備えている。冷凍サイクル回路は、圧縮機2、凝縮器(図示せず)、絞り装置(図示せず)及び冷却器3等によって構成されている。圧縮機2は、冷凍サイクル回路内の冷媒を圧縮し吐出する。凝縮器は、圧縮機2から吐出された冷媒を凝縮させる。絞り装置は、凝縮器から流出した冷媒を膨張させる。冷却器3は、絞り装置で膨張した冷媒によって各貯蔵室へ供給する空気を冷却する。圧縮機2は、例えば、冷蔵庫1の背面側の下部に配置される。
冷蔵庫1には、冷凍サイクル回路によって冷却された空気を各貯蔵室へ供給するための風路が形成されている。この風路は、主に冷蔵庫1内の背面側に配置されている。冷凍サイクル回路の冷却器3は、この風路内に設置される。また、風路内には、冷却器3で冷却された空気を各貯蔵室へ送るための送風機4も設置されている。送風機4が動作すると、冷却器3で冷却された空気(冷気)が風路を通って冷凍室11、切替室9、製氷室10及び冷蔵室7へと送られ、これらの貯蔵室内を冷却する。
冷蔵室7の内部と野菜室12の内部とは、冷蔵-野菜ダクト16により連通されている。冷蔵室7からの戻り冷気を冷蔵-野菜ダクト16を介して野菜室12内に導入することで、野菜室12が冷却される。野菜室12を冷却した冷気は、図示しない野菜室用帰還風路を通って冷却器3のある風路内へと戻される。そして、冷却器3によって再度冷却されて、冷蔵庫1内を冷気が循環される。
冷却器3及び送風機4が設けられた風路から冷凍室11、切替室9、製氷室10及び冷蔵室7の各貯蔵室内へと通じる中途の箇所には、図示しないダンパが設けられている。各ダンパは、風路の各貯蔵室へと通じる箇所を開閉する。ダンパの開閉状態を変化させることで、各貯蔵室へと供給する冷気の送風量を調節することができる。また、冷気の温度は圧縮機2の運転を制御することにより調節することができる。
以上のようにして設けられた圧縮機2及び冷却器3からなる冷凍サイクル回路、送風機4、風路及びダンパは、貯蔵室の内部を冷却する冷却手段を構成している。
冷蔵庫1の例えば背面側の上部には、制御装置6が収容されている。制御装置6には、冷蔵庫1の動作に必要な各種の制御を実施するための制御回路等が備えられている。制御装置6が備える制御回路として、例えば、各貯蔵室内の温度及び操作パネル5に入力された情報等に基づいて圧縮機2及び送風機4の動作並びにダンパの開度を制御するための回路が挙げられる。すなわち、制御装置6は前述した冷却手段等を制御して、冷蔵庫1の動作を制御する。なお、各貯蔵室内の温度は、それぞれの貯蔵室に設置されたサーミスタ等により検知することができる。また、制御装置6は、冷蔵庫1と外部機器との通信についても制御する。外部機器との通信とは、具体的に例えば、スマートフォンからの設定温度変更指示の受信や、スマートフォンへの庫内状況に関する情報の送信等である。
(野菜室の構成)
図2及び図3は、冷蔵庫1が備える野菜室12部分を含む要部の断面図である。野菜室12は、食品、特に野菜を保存する貯蔵室である。野菜室扉32は、貯蔵室である野菜室12を開閉可能な扉である。大物野菜ケース15は、野菜室扉32のフレーム(図示せず)によって支持されている。大物野菜ケース15の上側には、小物野菜ケース14が載置されている。
野菜室扉32を前方へと引き出すと、大物野菜ケース15及び小物野菜ケース14が野菜室扉32と一体となって前方へと引き出される。野菜室扉32を引き出した状態で、小物野菜ケース14だけを後方へスライドすると、大物野菜ケース15だけが引き出された状態となる。大物野菜ケース15だけが引き出された状態では、大物野菜ケース15に食品を容易に出し入れすることができる。
小物野菜ケース14の奥行きは、大物野菜ケース15の奥行きよりも小さい。野菜室扉32を閉じた状態で、小物野菜ケース14の後端の位置と大物野菜ケース15の後端の位置とは揃っている。つまり、大物野菜ケース15の前端は、小物野菜ケース14の前端よりも前方にある。したがって、小物野菜ケース14よりも前方側において、大物野菜ケース15の上面開口は、小物野菜ケース14に塞がれることなく上方に開放されている。
冷蔵庫1は、扉開閉検知センサ13を備えている。扉開閉検知センサ13は、野菜室扉32の開閉状態を検知するためのものである。扉開閉検知センサ13は、野菜室12の前面開口の縁部における野菜室扉32と対向する位置に設けられている。扉開閉検知センサ13は、例えば、一般的なマグネット方式のスイッチである。すなわち、例えば、野菜室扉32に埋め込まれた磁石の近接を、冷蔵庫1本体側の断熱箱体30に設置された一対のリードスイッチによって検出する。
この扉開閉検知センサ13の検出結果を用い、制御装置6は、必要に応じて野菜室扉32の開時間又は閉時間を計測して各種の制御に活用する。また、制御装置6は、野菜室扉32が開いた状態が一定時間以上継続した場合に、ブザー音等を鳴らして使用者に注意を喚起することもできる。なお、今回は野菜室12以外の図示を省略しているが、その他の各貯蔵室にも同様に扉開閉を検知できるセンサが設けられている。
この実施の形態1における野菜室12は、セミドライ化の対象食品を収納する貯蔵室である。特に、上段の小物野菜ケース14に、セミドライ化の対象食品が収納される。セミドライ化の対象食品とは、具体的に例えば、スライスしたナス、千切りにした大根等である。なお、後述するように、小物野菜ケース14内の食品をセミドライ化せずに通常の保存を行うこともできる。通常の保存を行う際には、小物野菜ケース14は、使いかけの野菜、キュウリ・トマト等の小さめ野菜の収納に好適である。また、大物野菜ケース15には、通常の保存を行う食品を収納する。大物野菜ケース15は、大きめの野菜、具体的に例えば、ホウレンソウ、小松菜、キャベツ、白菜等の葉菜類、ジャガイモ、大根等の重い根菜類の収納に好適である。
前述したように、冷蔵室7の内部と野菜室12の内部とは、冷蔵-野菜ダクト16により連通されている。この実施の形態1における冷蔵-野菜ダクト16は、冷蔵室7内の空気を野菜室12内へと供給するための連通ダクトの一例である。
冷蔵-野菜ダクト16の野菜室12側の吹出口は、野菜室12内の上面に形成されている。この実施の形態1においては、冷蔵-野菜ダクト16の野菜室12側は二手に分岐している。そして、冷蔵-野菜ダクト16の野菜室12側の吹出口が2か所に形成されている。一方の吹出口は、小物野菜ケース14の上方に配置される。したがって、当該一方の吹出口からの空気は、小物野菜ケース14内に吹き出される。他方の吹出口は、小物野菜ケース14の前端よりも前方に配置される。したがって、当該他方の吹出口からの空気は、小物野菜ケース14内ではなく大物野菜ケース15内に吹き出される。
野菜室12の内部は、冷却器3及び送風機4が設けられた冷蔵庫1背面側の風路と、冷却器-野菜ダクト18により直接に連通されている。冷却器3により冷却された空気は、冷却器-野菜ダクト18を通ることで、冷蔵室7を通過することなく直接に野菜室12内に導入されることが可能である。この実施の形態1における冷却器-野菜ダクト18は、冷却器3により冷却された空気を貯蔵室(野菜室12)内へ供給するための直通ダクトの一例である。
冷却器-野菜ダクト18からの空気を野菜室12内に導入する吹出口は、野菜室12内の背面に形成されている。この冷却器-野菜ダクト18すなわち直通ダクトの吹出口は、野菜室12内の一側に形成されている。この実施の形態1では、この「一側」とは上側である。そして、この実施の形態1における小物野菜ケース14は、野菜室12内における前述の一側、つまり、ここでは上側に配置された第1の収納容器の一例である。また、この実施の形態1における大物野菜ケース15は、野菜室12内の他側、つまり、ここでは下側に配置された第2の収納容器の一例である。このように、冷却器-野菜ダクト18の吹出口は小物野菜ケース14と同じ側に配置されている。このため、冷却器-野菜ダクト18の吹出口からの空気は、小物野菜ケース14内に吹き出される。
冷蔵庫1には、ヒータ20が備えられている。ヒータ20は、冷却器-野菜ダクト18すなわち直通ダクトを通る空気を加熱するためのものである。ヒータ20は、例えば、冷却器-野菜ダクト18の内部に設けられる。他に例えば、ヒータ20を冷却器-野菜ダクト18の外周部に密着して設けてもよい。
冷却器-野菜ダクト18には、冷却器-野菜ダンパ19が設けられている。ここでは、冷却器-野菜ダンパ19は、例えば、冷却器-野菜ダクト18の冷却器3側の吸込口に設けられている。冷却器-野菜ダンパ19の開度を変更することで、冷却器-野菜ダクト18内の空気の流通を調節することができる。図2に示す状態では、冷却器-野菜ダンパ19は全閉している。この状態では、冷却器-野菜ダクト18内の空気の流通が遮断される。すなわち、冷却器3により冷却された空気は野菜室12内へ供給されない。図3に示す状態では、冷却器-野菜ダンパ19は全開している。この状態では、冷却器-野菜ダクト18内を空気が流通する。すなわち、冷却器3により冷却された空気が野菜室12内へ供給される。なお、図示はしないが、冷却器-野菜ダンパ19を全開と全閉の中間の状態にすることで、冷却器-野菜ダクト18内の空気の流量を調節することもできる。以上のように構成された実施の形態1における冷却器-野菜ダンパ19は、冷却器-野菜ダクト18すなわち直通ダクト内の空気の流通を調節するための第1のダンパの一例である。
冷蔵-野菜ダクト16には、冷蔵-野菜ダンパ17が設けられている。ここでは、冷蔵-野菜ダンパ17は、冷蔵-野菜ダクト16内の前述した分岐点に設けられている。冷蔵-野菜ダンパ17の開度を変更することで、冷蔵-野菜ダクト16内の空気の流通を調節することができる。冷蔵-野菜ダクト16の2つの吹出口のうち、小物野菜ケース14の上方に配置された前述の一方の吹出口に着目すると、図2に示す状態では、当該一方の吹出口は、冷蔵-野菜ダンパ17によって全開されている。この状態では、冷蔵-野菜ダクト16を通った冷蔵室7からの空気が、野菜室12内の小物野菜ケース14内に吹き出される。図3に示す状態では、当該一方の吹出口は、冷蔵-野菜ダンパ17によって全閉されている。この状態では、冷蔵-野菜ダクト16を通った冷蔵室7からの空気は、野菜室12内の小物野菜ケース14内に吹き出されない。以上のように構成された実施の形態1における冷蔵-野菜ダンパ17は、冷蔵-野菜ダクト16すなわち連通ダクト内の空気の流通を調節するための第2のダンパの一例である。
なお、冷蔵-野菜ダクト16の2つの吹出口のうち、前述の他方の吹出口に着目すれば、図2に示す状態では、当該他方の吹出口は、冷蔵-野菜ダンパ17によって全閉されている。この状態では、冷蔵-野菜ダクト16を通った冷蔵室7からの空気は、野菜室12内の大物野菜ケース15内に吹き出されない。一方、図3に示す状態では、当該他方の吹出口は、冷蔵-野菜ダンパ17によって全開されている。この状態では、冷蔵-野菜ダクト16を通った冷蔵室7からの空気が、野菜室12内の大物野菜ケース15内に吹き出される。したがって、以上のように構成された実施の形態1における冷蔵-野菜ダンパ17は、冷蔵-野菜ダクト16を通った冷蔵室7からの空気を、小物野菜ケース14内に吹き出されるようにするのか、大物野菜ケース15内に吹き出されるようにするのかを切り替えるものであるともいえる。
小物野菜ケース14の底面には、通風孔が例えば複数形成されている。換言すれば、第1の収納容器の第2の収納容器側の面には、通風孔が形成されている。このため、図2の状態において、冷蔵-野菜ダクト16から小物野菜ケース14内に吹き出された冷蔵室7からの空気は、これら通風孔を通過して大物野菜ケース15内にまで供給されることができる。
(冷蔵庫の制御系統)
図4は、冷蔵庫1の制御系統の機能的な構成を示すブロック図である。制御装置6は、例えばマイクロコンピュータを備えており、プロセッサ6a及びメモリ6bを備えている。制御装置6は、メモリ6bに記憶されたプログラムをプロセッサ6aが実行することにより、予め設定された処理を実行し、冷蔵庫1を制御する。
操作パネル5は、操作部5a及び表示部5bを備えている。操作部5aは、各貯蔵室の保冷温度及び冷蔵庫1の運転モードを設定するための操作スイッチである。表示部5bは、各貯蔵室の温度等の各種情報を表示する液晶ディスプレイである。操作パネル5は、操作部5aと表示部5bを兼ねるタッチパネルを備えていてもよい。
制御装置6には、サーミスタ21から各貯蔵室の温度の検知信号が入力される。また、制御装置6には、操作パネル5の操作部5aからの操作信号も入力される。さらに、制御装置6には、扉開閉検知センサ13からの検知信号も入力される。
制御装置6は、入力された信号に基づいて、各貯蔵室の内部が設定温度に維持されるように、圧縮機2及び送風機4等の動作を制御する処理を実行する。また、制御装置6は、冷蔵-野菜ダンパ17及び冷却器-野菜ダンパ19の開閉状態についても制御する。さらに、制御装置6は、ヒータ20の動作についても制御する。そして、制御装置6は、操作パネル5の表示部5bに表示信号を出力して、表示部5bの表示動作も制御する。
(通常モードとセミドライモード)
操作パネル5の操作部5aへの操作により設定可能な冷蔵庫1の運転モードには、少なくとも「通常モード」と「セミドライモード」とが含まれている。「通常モード」は、野菜室12内の食品を通常の状態で保存する運転モードである。「セミドライモード」は、野菜室12のここでは特に小物野菜ケース14内に収納された対象食品のセミドライ化を行う運転モードである。
冷蔵庫1の運転モードが通常モードに設定されている場合、制御装置6は以下のような制御を行う。
・冷蔵-野菜ダンパ17により、冷蔵-野菜ダクト16の2つの吹出口のうち、小物野菜ケース14の上方に配置された一方の吹出口を開き、他方の吹出口を閉じる
・冷却器-野菜ダンパ19により、冷却器-野菜ダクト18を閉じる
・ヒータ20をオフする
したがって、通常モードにおいては図2に示す状態となり、冷却器3により冷却された空気の直接的な野菜室12内へ供給が遮断される。一方、冷蔵-野菜ダクト16を通った冷蔵室7からの空気が、野菜室12内の小物野菜ケース14内に吹き出される。そして、冷蔵室7からの空気は、小物野菜ケース14の通風孔を通って、大物野菜ケース15内へも供給される。したがって、野菜室12内の小物野菜ケース14及び大物野菜ケース15の両方に、冷蔵室7からの空気が供給される。
冷蔵庫1の運転モードがセミドライモードに設定されている場合、制御装置6は以下のような制御を行う。
・冷蔵-野菜ダンパ17により、冷蔵-野菜ダクト16の2つの吹出口のうち、小物野菜ケース14の上方に配置された一方の吹出口を閉じ、他方の吹出口を開く
・冷却器-野菜ダンパ19により、冷却器-野菜ダクト18を開く
・ヒータ20をオンする
したがって、セミドライモードでは図3に示す状態となり、冷蔵-野菜ダクト16を通った冷蔵室7からの空気は、野菜室12内の小物野菜ケース14内に吹き出されず、大物野菜ケース15内のみに吹き出される。小物野菜ケース14内には、冷却器3により冷却された空気が直接的に供給される。この際、冷却器3からの空気は、ヒータ20により野菜室12の設定温度にまで加熱された上で、野菜室12内の小物野菜ケース14内に供給される。このように、セミドライモードでは、野菜室12内の小物野菜ケース14には冷却器3により冷却された空気がヒータ20で加熱された上で供給される。一方、大物野菜ケース15内には冷蔵室7からの空気が供給される。
次に、図5を参照しながら、通常モードとセミドライモードのそれぞれにおいて、野菜室12の特に小物野菜ケース14に供給される空気の相対湿度について説明する。図5は湿り空気線図の一部の要素を抜粋して示したものである。この図5には、横軸が乾球温度[℃]、縦軸が絶対湿度(乾燥空気1kg当たりに含まれる水蒸気の量)[g/kg]とした場合の等相対湿度曲線が示されている。
通常モードにおいては、野菜室12の小物野菜ケース14には、冷蔵室7からの空気が供給される。冷蔵室7内の空気の相対湿度は、冷蔵室7内に貯蔵された食品の影響等により、ほぼ100%であると考えられる。冷蔵室7の設定温度をここでは例えば3℃とすると、冷蔵-野菜ダクト16を通る間に自然に暖められて、冷蔵-野菜ダクト16から野菜室12に供給される空気の温度は例えば6℃になる。冷蔵-野菜ダクト16内の移動において空気中に含まれる絶対的な水蒸気量は変化しないと考えられるため、冷蔵室7の空気の温度が3℃から6℃にまで上昇すると、冷蔵-野菜ダクト16から野菜室12に供給される空気の相対湿度は約80%になる。
一方、セミドライモードにおいては、野菜室12の小物野菜ケース14には、冷却器3により冷却された空気が冷蔵室7を通過することなく供給される。冷却器3により冷却された空気の温度をここでは例えば-25℃とする。この場合、-25℃の空気が冷却器-野菜ダクト18を通る間に自然に暖められただけでは、野菜室12の温度である6℃にまで上昇することは困難である。そこで、セミドライモードでは、冷却器-野菜ダクト18を通る空気をヒータ20で加熱することにより、冷却器-野菜ダクト18から野菜室12に供給される空気の温度を6℃にまで上昇させる。-25℃の空気の飽和水蒸気量は小さいため、空気の温度が-25℃から6℃にまで上昇すると、冷却器-野菜ダクト18から野菜室12に供給される空気の相対湿度は約6%になる。
このように、この発明の実施の形態1に係る冷蔵庫1によれば、冷却器3により冷却された空気を、冷却器-野菜ダクト18を介しヒータ20で加熱して冷蔵室7を経由することなく野菜室12内へと直接供給することで、簡潔かつ安価で、さらに庫内スペースの確保が容易で経時劣化も抑制可能な構成で乾燥空気を供給し、対象食品のセミドライ化を行うことができる。
また、冷蔵室7内の空気を野菜室12内へと供給するための冷蔵-野菜ダクト16と、冷却器-野菜ダクト18内の空気の流通を調節するための冷却器-野菜ダンパ19と、冷蔵-野菜ダクト16内の空気の流通を調節するための冷蔵-野菜ダンパ17と、をさらに備えている。このため、1つの野菜室12において、通常通りの保存を行うか、セミドライ化を行うかを切り替えて用いることができる。
ここで、前述したように、冷蔵-野菜ダクト16の野菜室12側は二手に分かれており、小物野菜ケース14の上方に配置された吹出口と、大物野菜ケース15内に空気を吹き出す吹出口の2つの吹出口が形成されている。そして、通常モードでは小物野菜ケース14内に空気を吹き出し、セミドライモードでは大物野菜ケース15内に空気を吹き出すように、冷蔵-野菜ダンパ17で切り替える。
このため、セミドライモードにおいて、野菜室12の小物野菜ケース14にだけ乾燥した空気を供給し、大物野菜ケース15には通常モードと同じく冷蔵室7からの湿潤な空気を供給することができる。したがって、1つの野菜室12において、セミドライ化したくない食品を通常通り保存しつつ、セミドライ化の対象食品だけセミドライ化を行うことが可能である。
また、小物野菜ケース14の大物野菜ケース15側の面に通風孔を形成したことにより、小物野菜ケース14内の対象食品をセミドライ化する過程で対象食品から放出された水分は、通風孔を通って大物野菜ケース15内へと移動する。そして、大物野菜ケース15内の湿度を上昇させ、大物野菜ケース15内の野菜等をみずみずしく貯蔵できる。したがって、セミドライ化する過程で対象食品から放出された水分を冷蔵庫1の外部に放出することなく、有効に活用することが可能である。また、セミドライ化で生じた水分を冷蔵庫1の外部、すなわち人の居住空間に放出に放出することがないため、居住空間の湿度の不必要に上げてしまうことがなく、湿度上昇により人に不快感を与えることを抑制できる。
なお、以上のように、操作パネル5で冷蔵庫1の運転モードを設定することで、冷却器-野菜ダンパ19(第1のダンパ)及び冷蔵-野菜ダンパ17(第2のダンパ)の開閉を切り替えることができる。この意味において、冷蔵庫1は、第1のダンパ及び第2のダンパの開閉を切り替え可能な操作パネル5を備えている。
次に、図6のフロー図を参照しながら、以上のように構成された冷蔵庫1の制御動作の一例について説明する。ここで説明するのは、既定の運転モードが通常モードである場合の制御例である。また、以降の説明においては、冷蔵-野菜ダンパ17の開閉とは、冷蔵-野菜ダクト16の2つの吹出口のうちの小物野菜ケース14の上方に配置された吹出口の開閉を指すものとする。
まず、ステップS1において、冷蔵庫1の電源が投入されると、制御装置6は、既定の運転モード、すなわち通常モードでの制御を開始する。そして、ステップS2において、制御装置6は、冷蔵-野菜ダンパ17を開き、冷却器-野菜ダンパ19を閉じ、ヒータ20をオフする。したがって、野菜室12内へは冷蔵室7からの湿潤な空気が供給される。ステップS2の後、処理はステップS3へと進む。
ステップS3においては、制御装置6は、操作パネル5の操作部5aが操作されてセミドライモードが設定されたか否かを確認する。すなわち、具体的に例えば、操作パネル5のセミドライボタンがオン操作されたか否かを確認する。セミドライボタンがオン操作されない、すなわち、セミドライモードが設定されない場合、処理はステップS2へと戻り、通常モードが継続される。一方、セミドライボタンがオン操作されて、セミドライモードが設定された場合、処理はステップS4へと進む。
ステップS4においては、セミドライモードが開始される。すなわち、制御装置6は、冷蔵-野菜ダンパ17を閉じ、冷却器-野菜ダンパ19を開き、ヒータ20をオンする。したがって、野菜室12内へは、特に小物野菜ケース14内に向けて、冷却器3からの乾燥した空気が供給される。なお、野菜室12内の大物野菜ケース15内へは冷蔵室7からの湿潤な空気の供給が継続される。
ステップS4の後、処理はステップS5へと進む。制御装置6は、ステップS5の処理を開始する前に、予め設定された時間幅dt[sec]だけ待機し、時間幅dtの経過後にステップS5の処理を行う。これは後述するステップS6から処理がステップS5に戻る際も同様である。
ステップS5においては、制御装置6は、セミドライモードを開始してからの経過時間を積算するタイマー変数time_Aに、時間幅dtを加算する。ステップS5の後、処理はステップS6へと進む。ステップS6においては、制御装置6は、タイマー変数time_Aの値が、予め設定されたセミドライモード上限時間time_A_Max[sec]を超えたか否かを確認する。タイマー変数time_Aの値がセミドライモード上限時間time_A_Maxを超えない場合、処理はステップS5に戻る。
一方、タイマー変数time_Aの値がセミドライモード上限時間time_A_Maxを超えた場合、処理はステップS2に戻り、運転モードが通常モードに変更される。また、この際に、制御装置6は、タイマー変数time_A[sec]を初期値0にリセットする。
図7のタイミングチャートは、以上で説明した図6のフロー図の制御例におけるタイマー変数time_Aの値、冷蔵-野菜ダンパ17、冷却器-野菜ダンパ19及びヒータ20の状態を示すものである。まず、ステップS1で既定の運転モードである通常モードでの制御が開始されると、ステップS2で冷蔵-野菜ダンパ17が開き、冷却器-野菜ダンパ19が閉じ、ヒータ20がオフの状態となる。
ステップS3での判定処理の結果、セミドライモードが開始されると、ステップS4~S6の間、冷蔵-野菜ダンパ17が閉じ、冷却器-野菜ダンパ19が開き、ヒータ20がオンの状態となる。また、この間の経過時間に応じて、タイマー変数time_Aの値が増加していく。
そして、タイマー変数time_Aがセミドライモード上限時間time_A_Maxに達すると、運転モードは通常モードに戻る。すなわち、ステップS2の処理により、ステップS2で冷蔵-野菜ダンパ17が開き、冷却器-野菜ダンパ19が閉じ、ヒータ20がオフの状態となる。なお、セミドライモードの終了時にタイマー変数time_A[sec]は0にリセットされる。
以上の制御例は、セミドライモードが開始されてからの経過時間が予め設定された上限時間に達した時にセミドライモードを終了するものであった。このセミドライモードの終了条件は、経過時間だけに限られない。他に例えば、小物野菜ケース14内、又は、その周囲の湿度が予め設定された湿度になった場合に、セミドライモードを終了するようにしてもよい。
図8に示すフロー図は、このような小物野菜ケース14周囲の湿度によって、セミドライモードを終了させる場合の制御例である。この場合、小物野菜ケース14周囲の湿度を検出する湿度センサが設けられる。前述したように、この実施の形態1においては、小物野菜ケース14の底面には通風孔がある。そこで、湿度センサを小物野菜ケース14の底面の裏側に取り付けるようにするとよい。このようにすることで、小物野菜ケース14の内容積を減少させることなく、通風孔から出てきた小物野菜ケース14内の空気の湿度を検出することができる。
図8のステップS1からステップS4は、図6のステップS1からステップS4と同じである。これらのステップの説明はここでは省略する。図8の制御例では、ステップS4の後、処理はステップS7へと進む。
ステップS7においては、制御装置6は、小物野菜ケース14の底面近傍空気湿度RH_A[%]を湿度センサにより検出し、この検知結果の値RH_Aを取得する。ステップS7の後、処理はステップS8へと進む。ステップS8においては、制御装置6は、検知湿度RH_Aの値が、予め設定されたセミドライモード終了湿度RH_Dfault[%]を下回ったか否かを確認する。検知湿度RH_Aの値がセミドライモード終了湿度RH_Dfaultを下回らない場合、処理はステップS7に戻る。
一方、検知湿度RH_Aの値がセミドライモード終了湿度RH_Dfaultを下回った場合、処理はステップS2に戻り、運転モードが通常モードに変更される。以上のようにすることで、セミドライモード終了時における対象食品の乾燥度(残留水分量)を毎回同程度にできる。
1 冷蔵庫
2 圧縮機
3 冷却器
4 送風機
5 操作パネル
5a 操作部
5b 表示部
6 制御装置
6a プロセッサ
6b メモリ
7 冷蔵室
8 チルド室
9 切替室
10 製氷室
11 冷凍室
12 野菜室
13 扉開閉検知センサ
14 小物野菜ケース
15 大物野菜ケース
16 冷蔵-野菜ダクト
17 冷蔵-野菜ダンパ
18 冷却器-野菜ダクト
19 冷却器-野菜ダンパ
20 ヒータ
21 サーミスタ
30 断熱箱体
31 冷蔵室扉
32 野菜室扉

Claims (9)

  1. 品を収納する貯蔵室と、
    空気を冷却する冷却器と、
    前記冷却器により冷却された空気を前記貯蔵室内へ供給するための直通ダクトと、
    前記直通ダクトを通る空気を加熱するヒータと、
    冷蔵室と、
    前記冷蔵室内の空気を前記貯蔵室内へと供給するための連通ダクトと、
    前記連通ダクト内の空気の流通を調整するためのダンパと、を備えた冷蔵庫。
  2. 前記貯蔵室は野菜室であり、
    前記直通ダクト内の空気の流通を調節するためのダパをさらに備えた請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記直通ダクトからの空気を前記野菜室内に導入する吹出口は、前記野菜室内の一側に形成され、
    前記野菜室内の前記一側に配置された第1の収納容器と、
    前記野菜室内の他側に配置された第2の収納容器と、をさらに備えた請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記第1の収納容器の前記第2の収納容器側の面に、通風孔が形成された請求項3記載の冷蔵庫。
  5. 前記直通ダクト内の空気の流通を調節するダンパ及び前記連通ダクト内の空気の流通を調節するダンパの開閉を切り替え可能な操作パネルをさらに備えた請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記連通ダクトからの空気を前記野菜室内に導入する吹出口は、複数形成されている請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記連通ダクトの吹出口の少なくとも1つは、前記野菜室内の一側に形成され、
    前記連通ダクトの他の吹出口の少なくとも1つは、前記野菜室内の他側に形成されている請求項6に記載の冷蔵庫。
  8. 前記連通ダクトの前記冷蔵室内の空気を吸い込む吸込口の数は、
    前記連通ダクトの吹出口の数よりも少なく、
    前記連通ダクトの流路には分岐が形成される請求項6又は請求項7に記載の冷蔵庫。
  9. 前記第1の収納容器に収納された食品を乾燥させる場合、
    前記直通ダクト内の空気の流通を調整するダンパを動作させ、前記直通ダクト内の空気を前記野菜室の一側から前記第1の収納容器に流入させ、
    前記連通ダクト内の空気の流通を調節するダンパを動作させ、前記連通ダクト内の空気を前記野菜室内の他側から前記第2の収納容器に流入させる請求項3又は請求項4に記載の冷蔵庫。
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