JP6995185B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

鞍乗型車両 Download PDF

Info

Publication number
JP6995185B2
JP6995185B2 JP2020508648A JP2020508648A JP6995185B2 JP 6995185 B2 JP6995185 B2 JP 6995185B2 JP 2020508648 A JP2020508648 A JP 2020508648A JP 2020508648 A JP2020508648 A JP 2020508648A JP 6995185 B2 JP6995185 B2 JP 6995185B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
saddle
information
baffle plate
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020508648A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019186804A1 (ja
Inventor
樹穂子 会田
雅史 萩元
由幸 黒羽
拡 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Publication of JPWO2019186804A1 publication Critical patent/JPWO2019186804A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6995185B2 publication Critical patent/JP6995185B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J50/00Arrangements specially adapted for use on cycles not provided for in main groups B62J1/00 - B62J45/00
    • B62J50/20Information-providing devices
    • B62J50/21Information-providing devices intended to provide information to rider or passenger
    • B62J50/22Information-providing devices intended to provide information to rider or passenger electronic, e.g. displays
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J17/00Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for
    • B62J17/02Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for shielding only the rider's front
    • B62J17/04Windscreens

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本発明は、鞍乗型車両に関するものである。
特許文献1には、ACC(Adaptive Cruise Control)機能を有する四輪車であって、その情報を表示する表示部を備える四輪車が開示されている。
ACC機能を鞍乗型車両に適用した場合、運転者は車両のバランス操作が必要とされることや、四輪者に比して周囲の車両との距離間隔が短く頻繁に交通環境が変化するため、短時間で正確に定速走行や追従走行に関する自動走行情報を認識できることが求められる。
特開2002-219970号公報
しかしながら、従来の技術では、鞍乗型車両の運転者が自動走行情報を早期に認識することが難しいという課題がある。
本発明の目的は、鞍乗型車両の運転者が自動走行情報を早期に正確に認識することを可能にするための技術を提供することにある。
上記課題を解決し、目的を達成するために、請求項1の本発明の鞍乗型車両は、
鞍乗型車両(100)の前方に配置される導風板(106)と、
前記鞍乗型車両の自動走行制御に関する情報を表示する表示制御部(11)と、
を備え、
前記表示制御部は、前記導風板に前記自動走行制御に関する情報を表示し、前記表示制御部は、前記鞍乗型車両の速度が大きいほど、前記自動走行制御に関する情報の前記導風板における表示位置を前記導風板の車幅方向の中央に近づくように変更することを特徴とする。
請求項2の本発明の鞍乗型車両では、
前記表示制御部は、前記導風板の車幅方向中央(302)に前記自動走行制御に関する情報を表示する。
請求項3の本発明の鞍乗型車両では、
前記表示制御部は、前記導風板の車両上下方向の下方に前記自動走行制御に関する情報を表示する。
請求項4の本発明の鞍乗型車両では、
前記鞍乗型車両の前方に配置される補助導風板(1061a,1061b)を更に備え、
前記表示制御部は、前記自動走行制御に関する情報の少なくとも一部を前記補助導風板に表示する。
請求項5の本発明の鞍乗型車両では、
前記表示制御部は、前記鞍乗型車両の速度に応じて、前記自動走行制御に関する情報の表示サイズを変更する。
請求項7の本発明の鞍乗型車両では、
前記自動走行制御に関する情報の前記導風板における表示位置の選択を受け付ける入力手段(40)をさらに備える。
請求項8の本発明の鞍乗型車両では、
前記鞍乗型車両のフロントカウルに設けられた投射手段(110a,110b)をさらに備え、
前記表示制御部は、前記投射手段により前記自動走行制御に関する情報を前記導風板に投射することにより、前記導風板に前記自動走行制御に関する情報を表示する。
請求項9の本発明の鞍乗型車両では、
前記導風板は透明有機ELディスプレイにより構成されており、
前記表示制御部は、前記透明有機ELディスプレイの発光素子の発光を制御することにより、前記導風板に前記自動走行制御に関する情報を表示する。
請求項10の本発明の鞍乗型車両では、
前記自動走行制御に関する情報は、前記鞍乗型車両(100)を定速で走行させるために設定された設定車速情報(405)を含む。
請求項11の本発明の鞍乗型車両では、
前記自動走行制御に関する情報は、前記鞍乗型車両(100,402)と当該鞍乗型車両の先行車両(403)との車間距離を所定距離に保つために設定された設定車間距離情報(404a,404b,404c)を含む。
請求項1の本発明によれば、導風板に自動走行制御に関する情報を表示することで、短時間での情報取得が可能となり、ACC環境下においても良好な運転環境の提供が可能となる。従って、鞍乗型車両の運転者が自動走行情報を早期に正確に認識することが可能となる。また、速度に応じて適切に情報を視認することが可能となる。例えば、短時間での情報認識が求められる、有効視野角度が小さくなる高速域では、情報の表示位置を適切な位置(例えば車幅方向中央)に変更することにより、視認性を向上させることができる。
請求項2の本発明によれば、導風板の曲率が小さい車幅方向中央に情報を表示することにより、視認性を向上させることが可能となる。特に、導風板に情報を投射して表示する場合に、投射画像の歪みを低減して正確な情報表示を行うことが可能となる。
請求項3の本発明によれば、導風板の曲率が小さい車両上下方向の下方に情報を表示することにより、視認性を向上させることが可能となる。特に、導風板に情報を投射して表示する場合に、投射画像の歪みを低減して正確な情報表示を行うことが可能となる。
請求項4の本発明によれば、補助導風板に情報を表示することにより、メインスクリーンである導風板に比べて、視線の妨げにならないため良好な走行環境の提供が可能である。さらに、補助導風板は導風板よりもフラットな形状にできることから、表示情報の歪みが少なくなり、視認性が高くなるという利点も有する。
請求項5の本発明によれば、速度に応じて適切に情報を視認することが可能となる。例えば、より短時間での情報認識が求められる高速域では情報の表示サイズを大きくすることにより、視認性を向上させることができる。
請求項7の本発明によれば、運転者ごとに自由に表示位置の調整が可能となり、個々に適した情報表示が可能となることから、視認性を向上させることができる。
請求項8の本発明によれば、投射手段を設けて既存のウインドシールドを導風板として情報を投射することにより情報表示が可能となるので、低コストでの情報表示が可能となる。
請求項9の本発明によれば、投射手段を設ける必要がないので、装置の大型化を防止することができる。また、高輝度で精細な情報を表示することができるので、視認性を向上させることが可能となる。
請求項9の本発明によれば、投射手段を設ける必要がないので、装置の大型化を防止することができる。また、高輝度で精細な情報を表示することができるので、視認性を向上させることが可能となる。
請求項9の本発明によれば、投射手段を設ける必要がないので、装置の大型化を防止することができる。また、高輝度で精細な情報を表示することができるので、視認性を向上させることが可能となる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両(自動二輪車)の外観図である。 本発明の一実施形態に係る制御装置のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両(自動二輪車)の運転者シート側から見たメータユニットの平面図である。 本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両(自動二輪車)を車両右前方から見たフロントカウル及び導風板近傍の外観図である。 本発明の一実施形態に係る自動走行制御に関する情報の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る自動走行制御に関する情報の表示形態の一例(通常走行時)を示す図である。 本発明の一実施形態に係る自動走行制御に関する情報の表示形態の一例(高速走行時)を示す図である。 本発明の一実施形態に係る自動走行制御に関する情報の表示形態の一例(高速走行時)を示す図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、各図面を通じて同一の構成要素に対しては同一の参照符号を付している。また、本明細書において、前、後、上、側方(左/右)などの表現を用いる場合があるが、これらは、車両を基準に示される相対的な方向を示す表現として用いられる。例えば、「前」は車両の前後方向における前方を示し、「上」は車両の高さ方向を示す。
図1は、本発明を適用可能な鞍乗型車両の一例である自動二輪車100の外観図である。自動二輪車100は、エンジン101、変速機102、操向ハンドル103、前輪ブレーキレバー104、後輪ブレーキペダル105、ウインドシールド106、メータユニット107、ヘッドパイプ108、フロントカウル109及びブレーキ装置111を備えている。エンジン101の出力は不図示のクラッチを介して変速機102に伝達される。変速機102は、複数段の変速段(例えば6速又は7速)を有する変速機である。変速機102の出力はプロペラシャフト等、不図示の伝動機構を介して後輪に伝達される。
運転者は操向ハンドル103のスロットル操作により加速を行うことができる。また、前輪ブレーキレバー104及び/又は後輪ブレーキペダル105を操作することで、不図示のアクチュエータを介してブレーキ装置111を制御し、制動を行うことができる。なお、ACC(Adaptive Cruise Control:車間距離制御・車速制御(定速走行制御))機能を実行する際には、エンジン101、変速機102やブレーキ装置111等の制御が自動で行われて、設定車間距離や設定車速が維持されるように駆動される。
ウインドシールド106は、運転者の前方を覆う風よけのシールドであり、導風板として機能する。例えばガラス部材から構成されている。本実施形態では情報を表示するスクリーンとしても機能する。メータユニット107は、後述のスピードメータやタコメータを含む各種情報表示部を備えている。ヘッドパイプ108は、フレーム(不図示)の車両前側に設けられ、操向ハンドル103を操向可能に支持する。メータユニット107は、ヘッドパイプ108よりも車両前側(前方)に設けられている。
図2は本発明の一実施形態に係る制御装置1のブロック図である。制御装置1は、コントロールユニット10を備える。コントロールユニット10は、CPU等の処理部11と、RAM、ROM等の記憶部12と、外部デバイスと処理部11とを接続するインタフェース部13とを備える。インタフェース部13は、情報表示部30及び入力部40と接続されている。
情報表示部30は、本実施形態では投射部であり、導風板として機能するウインドシールド106上、又は、図3を参照して後述する補助導風板1061a,1061bの少なくとも一方の上に投射することにより後述の各種情報を表示する。投射部の詳細は後述する。但し、導風板への情報表示は投射部を用いる方法に限定されるものではなく、例えば導風板を透明有機ELディスプレイにより構成し、透明有機ELディスプレイの発光素子の発光を制御することにより、導風板に情報を表示してもよい。その場合、情報表示部30は透明有機ELディスプレイである。また、補助導風板1061a,1061bも同様に透明有機ELディスプレイにより構成してもよい。
入力部40は運転者による操作に基づいて各種情報の入力を受け付ける。入力部40は、例えば車間距離設定スイッチ(不図示)、クルーズコントロールスイッチ(不図示)等を含む。車間距離設定スイッチにより車間距離制御の設定が行われ、クルーズコントロールスイッチにより車速制御(定速走行制御)の設定が行われる。設定車速、設定車間距離の情報は運転者が自由に選択して入力することができる。設定車速情報は、自動二輪車100を定速で走行させるために設定される情報である。設定車間距離情報は、自動二輪車100と当該自動二輪車100の先行車両との車間距離を所定距離に保つために設定される情報である。また、入力部40は、導風板上への情報の表示位置の選択を受け付けることも可能である。運転者は入力部40を操作することにより導風板のどの位置に情報を表示するかを自由に設定することができる。
処理部11は記憶部12に記憶されたプログラムを実行し、運転者の運転操作及び/又は各種のセンサ20の検出結果に基づいてエンジン101及び/又はブレーキ装置111等を制御するとともに、情報表示部30の表示内容を制御する。各種のセンサ20には、エンジン回転数センサ21、車速センサ22、カメラ23、レーダ24及び/又はライダ(Light Detection and Ranging(LiDAR))25等が含まれる。
エンジン回転数センサ21は、エンジン101の回転数を検出するセンサである。車速センサ22は、自動二輪車100の車速を検出する。カメラ23は、例えばCCD/CMOSイメージセンサを用いた撮像装置である。レーダ24は、例えばミリ波レーダ等の測距装置である。また、ライダ25は、例えばレーザレーダ等の測距装置である。これらは、自動二輪車100の周辺情報を検出可能な位置、例えば、車両の前方側、後方側、上方側及び/又は側方側に配される。検出された周辺情報に基づいて、ACC機能が実行可能である。
例えば、ACC機能を使用することで、先行車が検出されない場合には、加減速を制御して予め設定された車速を保ちながら走行する定速走行制御を行うことができる。また、先行車が検出された場合には、加減速を制御して先行車との間に予め運転者により設定された車間距離を保ちながら走行する自動追従制御を行うことができる。
続いて、図3は、本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両(自動二輪車100)の運転者シート側から見たメータユニット107の平面図である。図中の300は中心線を表している。メータユニット107の表示パネル1070には、スピードメータ(車速情報表示部)1071、タコメータ1072、ナビゲーション情報表示部1073が設けられている。また、1061a,1061bは、メインの導風板(ウィンドシールド106)に加えて設けられている補助導風板である。補助導風板1061a,1061bは、導風板(ウィンドシールド106)よりも小さいサイズである。一例として、表面がフラットに形成されてもよい。本実施形態では補助導風板1061a,1061bも、情報を表示するスクリーンとしても機能する。
スピードメータ(車速情報表示部)1071は、車速センサ22により検出された鞍乗型車両(自動二輪車100)の速度を表示する。図示の例では、自動二輪車100の速度の変化に応じて車速情報の表示位置が曲線状(円弧状)に変化するように構成されている。但し、曲線状の変化に限られるものではなく、直線状に変化するような構成であってもよい。
タコメータ1072は、エンジン回転数センサ21により検出されるエンジン101の回転数を計測・表示する計測器である。図示の例では0-8000r/minまで計測可能である。ナビゲーション情報表示部1073は、目的地までの走行を案内するための各種ナビゲーション情報を表示する。
図4は、本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両(自動二輪車)を車両右前方から見たフロントカウル及び導風板近傍の外観図である。本実施形態に係る情報表示部30は投射部であり、例えば投射部110a又は投射部110bの位置に設けられ、それぞれ矢印で示される導風板の方向へ自動走行制御に関する情報を投射して表示する。自動走行制御に関する情報には、ACC制御による走行を行う際の設定車間距離及び/又は設定車速の情報が含まれる。
図示の例では、投射部110aはフロントカウル109の車両内側の位置に設けられており、投射部110bはメータユニット107の背面側(車両前方側)に設けられているが、何れか一方に設ければよい。また、導風板上に情報を投射可能であれば投射部の設置位置はこれらの例に限定されるものではない。
ここで図5を参照して、自動走行制御に関する情報の一例として、設定車間距離及び設定車速の情報の表示例を説明する。運転者の操作によりACC機能が開始されると、車間距離情報が表示可能な状態になる。このとき、現在運転者により設定されている設定車間距離情報が表示される。
右側の自車シンボル402と左側の先行車シンボル403との間に台形状の3個のブロック400a,400b,400cが直列に配置され、それら3個のブロック400a,400b,400cの下部に沿うように、該ブロック400a,400b,400cと同じ長さの棒状の3個の副ブロック401a,401b,401cが直列に配置される。これらの表示状態を変更することで設定車間距離の情報が表現される。
ACC機能の作動中、自車シンボル402および3個の副ブロック401a,401b,401cは常時表示状態とされるが、3個のブロック400a,400b,400cは設定車間距離に応じて表示状態が変化する。具体的には、車間距離「大」のときには3個のブロック400a,400b,400cが全て表示状態になり(404a)、車間距離「中」のときには右側および中央のブロック400a,400bが表示状態になって左側ブロック400cが非表示状態になり(404b)、車間距離「小」のときには右側のブロック400aだけが表示状態になって中央および左側ブロック400b,400cが非表示状態になる(404c)。なお、ここでは3段階で車間距離を設定する例を説明したが、段数は複数段であれば何れの段数であってもよい。
先行車が検出されて自動追従制御が行われている場合、自車シンボル402に加えて先行車シンボル403が表示され、更に現在の設定車速情報405が表示される。設定車速情報405は、運転者により入力部40を介して入力されて設定された車速情報である。先行車が検出されない場合、設定車速での定速走行制御が行われる。
次に、図6乃至図8を参照して、自動走行制御に関する情報の表示形態を説明する。図6は、本発明の一実施形態に係る自動走行制御に関する情報の表示形態の一例(通常走行時)を示す図である。処理部11は、高速走行時ではない通常走行時は、線300及び線301の交点を中心とする円形の点線で示される導風板の車幅方向中央エリア302に自動走行制御に関する情報を表示するように表示制御を行う。導風板の曲率が小さい車幅方向の中央付近に情報を表示することで運転者が視認しやすくなる。
また、導風板の車両上下方向の下方(例えば線301よりも下方)に自動走行制御に関する情報を表示するように表示制御を行ってもよい。導風板の曲率が小さい車両上下方向の下方に情報を表示することにより、視認性を向上させることが可能となる。導風板に情報を投射して表示する場合に、投射画像の歪みを低減して正確な情報表示を行うことが可能となる。図6の例では、車幅方向中央エリア302且つ車両上下方向の下方に、設定車間距離が「大」である設定車間距離の情報404aが表示されており、また設定車速が60km/hの設定車速情報が表示されている。
図7及び図8は、本発明の一実施形態に係る自動走行制御に関する情報の表示形態の一例(高速走行時)を示す図である。高速走行時には、運転者がより短時間で情報を視認できるようにする必要がある。そのために、処理部11は、車速センサ22により検出された鞍乗型車両(自動二輪車100)の速度に応じて、自動走行制御に関する情報の表示サイズを変更してもよい。例えば図7に示されるように、設定車速が80km/hであるような場合には、ACC機能が実行されていると自動二輪車100の車速も高速域となりやすい。そのような場合、自動走行制御に関する情報の表示サイズをより大きなサイズに変更して表示してもよい。これにより、運転者がより短時間で情報を視認できるようになる。
なお、速度が大きいほど表示サイズが大きくなるように制御してもよいし、所定の閾値を超過した場合に表示サイズを大きくするように制御してもよい。所定の閾値は複数の閾値を設けてもよい。すなわち、速度が第1の閾値を超過した場合に、第1の閾値以下である場合の表示サイズよりも大きい第1の表示サイズで表示し、第1の閾値よりも大きい第2の閾値を超過した場合、第1の表示サイズよりも大きい第2の表示サイズで表示してもよい。
あるいは、処理部11は、車速センサ22により検出された鞍乗型車両(自動二輪車100)の速度に応じて、自動走行制御に関する情報の導風板における表示位置を変更してもよい。例えば図8に示されるように、表示サイズはそのままで、表示位置が導風板のより中央になるように移動させて表示する。これにより、運転者がより見やすい位置に情報が表示されることから短時間で情報を視認できるようになる。なお、速度が大きいほど表示位置がより導風板の中央に近づくように制御してもよいし、所定の閾値を超過した場合に表示位置を導風板の中央に移動させるように制御してもよい。
また、速度に応じて情報の表示サイズと表示位置との両方を変更するように制御してもよい。例えば、高速域では表示サイズを大きくするとともに、表示位置を導風板の車幅方向の中央に変更してもよい。これにより、運転者がより見やすい位置に、見やすいサイズで情報が表示されることから短時間で情報を視認できるようになる。
なお、図6乃至図8では設定車間距離が「大」である情報404aの表示例を示しているが、設定車間距離「中」、「小」に応じて情報404b、404cが表示されることは言うまでもない。
また、本実施形態に係る情報表示はウインドシールドの位置を移動可能な可動導風板にも適用可能である。
また、自動走行制御に関する情報の一部を導風板(ウィンドシールド106)に表示し、他の一部を補助導風板1061a、1062bの少なくとも一方に表示してもよい。あるいは、自動走行制御に関する情報の全てを補助導風板1061a、1062bの少なくとも一方に表示してもよい。
補助導風板1061a、1062bに情報を表示することにより、メインスクリーンである導風板(ウィンドシールド106)に比べて、視線の妨げにならないため良好な走行環境の提供が可能である。さらに、補助導風板1061a、1062bは導風板(ウィンドシールド106)よりもフラットな形状にできることから、表示情報の歪みが少なくなり、視認性が高くなるという利点も有する。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。

Claims (10)

  1. 鞍乗型車両(100)の前方に配置される導風板(106)と、
    前記鞍乗型車両の自動走行制御に関する情報を表示する表示制御部(11)と、
    を備え、
    前記表示制御部は、前記導風板に前記自動走行制御に関する情報を表示し、
    前記表示制御部は、前記鞍乗型車両の速度が大きいほど、前記自動走行制御に関する情報の前記導風板における表示位置を前記導風板の車幅方向の中央に近づくように変更することを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 前記表示制御部は、前記導風板の車幅方向中央(302)に前記自動走行制御に関する情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記表示制御部は、前記導風板の車両上下方向の下方に前記自動走行制御に関する情報を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記鞍乗型車両の前方に配置される補助導風板(1061a,1061b)を更に備え、
    前記表示制御部は、前記自動走行制御に関する情報の少なくとも一部を前記補助導風板に表示することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記表示制御部は、前記鞍乗型車両の速度に応じて、前記自動走行制御に関する情報の表示サイズを変更することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記自動走行制御に関する情報の前記導風板における表示位置の選択を受け付ける入力手段(40)をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の鞍乗型車両。
  7. 前記鞍乗型車両のフロントカウルに設けられた投射手段(110a,110b)をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記投射手段により前記自動走行制御に関する情報を前記導風板に投射することにより、前記導風板に前記自動走行制御に関する情報を表示することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の鞍乗型車両。
  8. 前記導風板は透明有機ELディスプレイにより構成されており、
    前記表示制御部は、前記透明有機ELディスプレイの発光素子の発光を制御することにより、前記導風板に前記自動走行制御に関する情報を表示することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の鞍乗型車両。
  9. 前記自動走行制御に関する情報は、前記鞍乗型車両(100)を定速で走行させるために設定された設定車速情報(405)を含むことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の鞍乗型車両。
  10. 前記自動走行制御に関する情報は、前記鞍乗型車両(100,402)と当該鞍乗型車両の先行車両(403)との車間距離を所定距離に保つために設定された設定車間距離情報(404a,404b,404c)を含むことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の鞍乗型車両。
JP2020508648A 2018-03-28 2018-03-28 鞍乗型車両 Active JP6995185B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2018/012902 WO2019186804A1 (ja) 2018-03-28 2018-03-28 鞍乗型車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019186804A1 JPWO2019186804A1 (ja) 2021-07-08
JP6995185B2 true JP6995185B2 (ja) 2022-01-17

Family

ID=68058653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020508648A Active JP6995185B2 (ja) 2018-03-28 2018-03-28 鞍乗型車両

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11505273B2 (ja)
JP (1) JP6995185B2 (ja)
DE (1) DE112018007366B4 (ja)
WO (1) WO2019186804A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019186951A1 (ja) * 2018-03-29 2019-10-03 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
JP2020203654A (ja) * 2019-06-19 2020-12-24 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh 制御装置及び制御方法
JP2022188316A (ja) * 2019-12-02 2022-12-21 ヤマハ発動機株式会社 リーン車両

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005306337A (ja) 2004-04-26 2005-11-04 Denso Corp 移動体用情報表示装置
JP2009173208A (ja) 2008-01-25 2009-08-06 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車の風防装置
JP2009196473A (ja) 2008-02-20 2009-09-03 Denso Corp 車両用ヘッドアップディスプレイ装置
JP2009298360A (ja) 2008-06-17 2009-12-24 Mazda Motor Corp 車両の運転支援装置
JP2016216029A (ja) 2015-04-21 2016-12-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 運転支援方法およびそれを利用した運転支援装置、自動運転制御装置、車両、プログラム
JP2017021041A (ja) 2016-09-07 2017-01-26 株式会社Jvcケンウッド 車両情報表示装置、車両情報表示方法、及びプログラム
JP2017128200A (ja) 2016-01-20 2017-07-27 日本精機株式会社 車両用情報提供装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0790727B2 (ja) 1985-10-29 1995-10-04 日産自動車株式会社 車両用表示装置
JPS62253576A (ja) 1986-04-25 1987-11-05 本田技研工業株式会社 車輌用表示装置
JPH10305742A (ja) * 1997-05-07 1998-11-17 Suzuki Motor Corp 車両用ヘッドアップディスプレー装置
JP2001278153A (ja) 2000-04-03 2001-10-10 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車用ヘッドアップディスプレイ装置
JP2002219970A (ja) 2001-01-29 2002-08-06 Nissan Motor Co Ltd 車両用走行制御装置の状態表示装置
US7327239B2 (en) * 2004-08-06 2008-02-05 Invision Systems, Llc Heads-up speed display for vehicles
US9372344B2 (en) 2013-04-08 2016-06-21 TaiLai Ting Driving information display device

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005306337A (ja) 2004-04-26 2005-11-04 Denso Corp 移動体用情報表示装置
JP2009173208A (ja) 2008-01-25 2009-08-06 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車の風防装置
JP2009196473A (ja) 2008-02-20 2009-09-03 Denso Corp 車両用ヘッドアップディスプレイ装置
JP2009298360A (ja) 2008-06-17 2009-12-24 Mazda Motor Corp 車両の運転支援装置
JP2016216029A (ja) 2015-04-21 2016-12-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 運転支援方法およびそれを利用した運転支援装置、自動運転制御装置、車両、プログラム
JP2017128200A (ja) 2016-01-20 2017-07-27 日本精機株式会社 車両用情報提供装置
JP2017021041A (ja) 2016-09-07 2017-01-26 株式会社Jvcケンウッド 車両情報表示装置、車両情報表示方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2019186804A1 (ja) 2021-07-08
DE112018007366B4 (de) 2023-06-01
DE112018007366T5 (de) 2020-12-10
US11505273B2 (en) 2022-11-22
WO2019186804A1 (ja) 2019-10-03
US20200407000A1 (en) 2020-12-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6123761B2 (ja) 車両用表示装置
US11505273B2 (en) Straddle type vehicle
WO2014174575A1 (ja) 車両用ヘッドアップディスプレイ装置
JP6344442B2 (ja) 車両の制御装置
US11782518B2 (en) Vehicle information display system
CN108297869A (zh) 车辆及用于车辆的系统融合方法
US20200398841A1 (en) Straddle type vehicle
US11807299B2 (en) Display device for a vehicle
CN112041192A (zh) 用于具有纵向和横向控制的自动驾驶的驾驶功能的激活和停用
US11926386B2 (en) Straddle type vehicle
JP2001243600A (ja) 車両走行制御装置
JP5073703B2 (ja) 車両用表示装置
JP4375153B2 (ja) 車両用表示装置
JP2010188897A (ja) 透過型表示装置
US11975735B2 (en) Vehicle display control device, vehicle display control method, and vehicle display control program
JP2006264574A (ja) 車載カメラ及び車載カメラシステム
JP6344443B2 (ja) 車両の制御装置
WO2020090221A1 (ja) 車両用表示装置
JP2993327B2 (ja) 自動車用計器類表示装置
KR102322924B1 (ko) 차량 및 차량의 제어방법
JP7062983B2 (ja) 走行支援装置
JP2023064491A (ja) 運転支援装置
JP2024062526A (ja) 車両用表示装置
KR101314774B1 (ko) 자동차의 제어방법
JP2023045138A (ja) 車両用表示装置、車両、表示方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200923

A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A5211

Effective date: 20200923

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200923

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20210103

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6995185

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150