JP2023064491A - 運転支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ドライバに表示のちらつきを感じ難くする。【解決手段】車両の運転を支援する運転支援装置であって、走行に関する情報を表示する表示部と、ドライバの視線を検知する視線検知部と、視線検知部によりドライバが表示部を注視していないことが検知されたときには、視線検知部によりドライバが表示部を注視していることが検知されているときに比して、表示部が表示する画像の少なくとも一部の視認性を低下させる表示制御部と、を備える。この結果、ドライバに表示のちらつきを感じ難くすることができる。【選択図】図2
Description
本発明は、運転支援装置に関し、詳しくは、車両の運転を支援する運転支援装置に関する。
従来、この種の運転支援装置としては、車両が自動運転で走行しているときには、自動運転システムの行動予定地に対して余裕がある行動予定提示開始地点で、行動予定を表示するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、こうした表示により、ドライバが想定する行動予定と、システムの行動予定とを一致させて、ドライバに行動予定を事前に把握させるえるとしている。
しかしながら、上述の運転支援装置では、車両の走行中にドライバが前方から目を離すアイズオフが許容されているときでも、次の行動予定が表示されてしまう。こうした表示は、ドライバが表示を注視していない場合でも視野に入ってしまう。そのため、ドライバが表示のちらつきを感じ、不快に感じる場合がある。
本発明の運転支援装置は、ドライバに表示のちらつきを感じ難くすることを主目的とする。
本発明の運転支援装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の運転支援装置は、
車両の運転を支援する運転支援装置であって、
走行に関する情報を表示する表示部と、
ドライバの視線を検知する視線検知部と、
前記視線検知部により前記ドライバが前記表示部を注視していないことが検知されたときには、前記視線検知部により前記ドライバが前記表示部を注視していることが検知されているときに比して、前記表示部が表示する画像の少なくとも一部の視認性を低下させる表示制御部と、
を備えることを要旨とする。
車両の運転を支援する運転支援装置であって、
走行に関する情報を表示する表示部と、
ドライバの視線を検知する視線検知部と、
前記視線検知部により前記ドライバが前記表示部を注視していないことが検知されたときには、前記視線検知部により前記ドライバが前記表示部を注視していることが検知されているときに比して、前記表示部が表示する画像の少なくとも一部の視認性を低下させる表示制御部と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の運転支援装置では、視線検知部によりドライバが表示部を注視していないことが検知されたときには、視線検知部によりドライバが表示部を注視していることが検知されているときに比して、表示部が表示する画像の少なくとも一部の視認性を低下させる。この結果、ドライバに表示のちらつきを感じ難くすることができる。
こうした本発明の運転支援装置において、前記表示制御部は、前記表示部が表示する画像の少なくとも一部をグレーアウト表示、または、表示しないことにより、前記表示部が表示する画像の少なくとも一部の視認性を低下させてもよい。こうすれば、より適正に、表示部が表示する画像の少なくとも一部の視認性を低下させることができる。
また、本発明の運転支援装置において、前記表示制御部は、前記視線検知部により前記ドライバが前記表示部を注視していることが検知されているときには、周囲の視認可能な物体の情報を示す第1画像と前記車両の走行状況を示す第2画像とを前記表示部に表示し、前記視線検知部により前記ドライバが前記表示部を注視していないことが検知されているときには、前記視線検知部により前記ドライバが前記表示部を注視していることが検知されているときに比して、前記第2画像の視認性を低下させてもよい。第1画像は、第2画像に比して、安全な走行の維持への貢献が大きい。したがって、視線検知部によりドライバが表示部を注視していないことが検知されているときには、視線検知部によりドライバが表示部を注視していることが検知されているときに比して、第2画像の視認性を低下させることにより、より適正な情報について視認性を低下させることができる。これにより、より適正にドライバに表示のちらつきを感じ難くすることができる。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての運転支援装置を搭載する自動車20の構成の一例をメイン電子制御ユニット(以下、メインECUという。)30を中心にブロックとして示すブロック図である。自動車20は、図示するように、図示しない駆動輪に駆動力を出力する駆動装置62と、駆動装置62を駆動制御するための駆動用電子制御ユニット(以下、駆動ECUという)60とを備える。
駆動装置62としては、エンジンと自動変速装置とを有するものや、エンジンとモータとバッテリとを有するハイブリッドシステム、燃料電池とバッテリとモータとを有する燃料電池駆動システム、バッテリとモータとを有する電動システムなどを用いることができる。
駆動ECU60は、図示しないがCPUを中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、CPUの他にROMやRAM、フラッシュメモリ、入力ポート、出力ポート、通信ポートなどを備える。駆動ECU60は、メインECU30からの駆動制御信号に基づいて駆動装置62を駆動制御する。
実施例の自動車20は、駆動装置62や駆動ECU60の他に、イグニッションスイッチ32、シフトポジションセンサ34、アクセルポジションセンサ36、ブレーキポジションセンサ38、車速センサ40、加速度センサ42、勾配センサ44、ヨーレートセンサ46、運転支援スイッチ48、オートクルーズコントロールスイッチ(以下、ACCスイッチという。)50、周辺認識用電子制御ユニット(以下、周辺認識ECUという。)52、前方カメラ53、後方カメラ54、他の周辺認識装置55、空調装置用電子制御ユニット(以下、エアコンECUという。)56、空調装置58、視線検知システム59、ブレーキ用電子制御ユニット(以下、ブレーキECUという。)64、ブレーキ装置66、操舵用電子制御ユニット(以下、操舵ECUという。)68、操舵装置70、センターディスプレイ72、ヘッドアップディスプレイ74、メーター76、GPS(Global Positioning System, Global Positioning Satellite)78、ナビゲーションシステム80、DCM(Data Communication Module)86などを備える。
シフトポジションセンサ34は、シフトレバーのポジションを検出する。アクセルポジションセンサ36は、ドライバのアクセルペダルの踏み込み量に応じたアクセル開度などを検出する。ブレーキポジションセンサ38は、ドライバのブレーキペダルの踏み込み量としてのブレーキポジションなどを検出する。
車速センサ40は、車輪速などに基づいて車両の車速を検出する。加速度センサ42は、例えば、車両の前後方向の加速度を検出する。勾配センサ44は、路面勾配を検出する。ヨーレートセンサ46は、旋回運動による左右方向の横加速度(ヨーレート)を検出する。
運転支援スイッチ48は、運転支援制御の1つとしての自動運転を行なうか否かの選択用のスイッチである。ACCスイッチ50は、運転支援装置の1つとしてのアクティブクルーズコントロールを行なうか否かの選択用のスイッチである。運転支援スイッチ48やACCスイッチ50は、ステアリングや運転席の前方のインストールパネル或いはその近傍に取り付けられている。運転支援スイッチ48およびACCスイッチ50は、前方車両との車間距離の設定や車速の設定などの種々の設定を行なうスイッチも兼ねている。
周辺認識ECU52は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。周辺認識ECU52には、車両前方を撮影する前方カメラ53や車両後方を撮影する後方カメラ54からの撮像画像、他の周辺認識装置55からの自車やその周囲の情報(例えば、自車の前方や後方の他車との車間距離D1,D2や他社の車速、路面の車線における自車の走行位置など)が入力ポートを介して入力されている。他の周辺認識装置55としては、ミリ波レーダーや準ミリ波レーダー、赤外線レーザーレーダー、ソナーなどを挙げることができる。
エアコンECU56は、図示しないがCPUを中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、CPUの他にROMやRAM、フラッシュメモリ、入力ポート、出力ポート、通信ポートなどを備える。エアコンECU56は、乗員室を空気調和する空調装置58に組み込まれており、乗員室の温度が設定された温度となるように空調装置58におけるエアコン用コンプレッサなどを駆動制御する。
視線検知システム59は、ドライバの正面方向付近に固定された撮像装置と、点光源とを備える。視線検知システム59は、撮像装置により取得したドライバの目の領域の画像を用いて点光源からの光が角膜表面で反射することにより眼球上に表れる白い点の位置と瞳孔の位置とを抽出し、白い点の位置に対する瞳孔の位置に基づいて眼球の向きを特定して、眼球の向きからドライバの視線の方向を検知する。なお、眼球は、完全な球ではなく、角膜の形状も個人差があることから、ドライバの実際の視線の方向と眼球の向きとの関係を予め求めておき、この関係と特定した眼球の向きとから、ドライバの視線の方向を検知する。
ブレーキECU64は、図示しないがCPUを中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、CPUの他にROMやRAM、フラッシュメモリ、入力ポート、出力ポート、通信ポートなどを備える。ブレーキECU64は油圧駆動の周知のブレーキ装置66を駆動制御する。ブレーキ装置66は、ブレーキペダルを踏み込むことによるブレーキ踏力に起因する制動力と油圧調整に起因する制動力とが行なえるように構成されている。
操舵ECU68は、図示しないがCPUを中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、CPUの他にROMやRAM、フラッシュメモリ、入力ポート、出力ポート、通信ポートなどを備える。操舵ECU68は、図示しないステアリングと駆動輪とがステアリングシャフトを介して機械的に接続された操舵装置70のアクチュエータを駆動制御する。操舵装置70は、ドライバのステアリング操作に基づいて駆動輪を操舵すると共に、メイン電子制御ユニット30からの操舵制御信号に基づいて操舵ECU68によるアクチュエータの駆動により駆動輪を操舵する。
センターディスプレイ72は、運転席および助手席の前方の中央に配置され、タッチパネルとしても機能し、車両の各種設定やオーディオや各種メディアのアプリケーションを実行したり、ナビゲーションシステム80の表示部84として機能して地図ナビゲーションを行なったりする。
ヘッドアップディスプレイ74は、フロントガラスにドライバ向けの情報の(無限遠の点に結像するような)画像を提供するものであり、例えば、速度表示やナビゲーションガイド表示を行なう。
メーター76は、例えば運転席前方のインストールパネルに組み込まれており、ドライバ向けの情報の画像を提供するものである。メーター76が提供する画像の詳細については、後述する。
GPS78は、複数のGPS衛星から送信される信号に基づいて車両の位置を検出する装置である。
ナビゲーションシステム80は、自車を設定した目的地に誘導するシステムであり、地図情報82と表示部84とを備える。ナビゲーションシステム80は、交通情報管理センター100とDCM(Data Communication Module)86を介して通信しており、道路交通情報を取得したり、必要に応じて地図情報82を取得して地図情報82を更新したりする。ナビゲーションシステム80は、目的地が設定されると、目的地の情報とGPS78により取得した現在地(現在の自車の位置)の情報と地図情報82とに基づいて経路を設定する。
DCM(Data Communication Module)86は、自車の情報を交通情報管理センター100に送信したり、交通情報管理センター100からの道路交通情報を受信したりする。自車の情報としては、例えば、自車の位置や、車速V、走行パワー、走行モードなどを挙げることができる。道路交通情報としては、例えば、現在や将来の渋滞に関する情報や、走行経路上の区間における現在の平均車速や将来の平均車速の予測値に関する情報、交通規制に関する情報、天候に関する情報、路面状態に関する情報、地図に関する情報などを挙げることができる。DCM86は、交通情報管理センター100と所定間隔毎(例えば、30秒毎や1分毎、2分毎など)に通信している。
メイン電子制御ユニット30は、図示しないがCPUを中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、CPUの他にROMやRAM、フラッシュメモリ、入力ポート、出力ポート、通信ポートなどを備える。メイン電子制御ユニット30には入力ポートを介して各種信号が入力されている。入力ポートを介して入力される情報としては、例えば、イグニッションスイッチ32からのイグニッションスイッチ信号や、シフトポジションセンサ34からシフトポジション、アクセルポジションセンサ36からのアクセル開度、ブレーキポジションセンサ38からのブレーキポジションなどを挙げることができる。また、車速センサ40からの車速Vや加速度センサ42からの加速度、勾配センサ44からの勾配、ヨーレートセンサ46からのヨーレートなども挙げることができる。更に、運転支援スイッチ48からの自動運転指示信号、ACCスイッチ50からのACC指示信号なども挙げることができる。メイン電子制御ユニット30からは出力ポートを介して各種信号が出力されている。出力ポートを介して出力される情報としては、例えば、センターディスプレイ72への表示制御信号や、ヘッドアップディスプレイ74への表示制御信号、メーター76への表示制御信号などを挙げることができる。
メイン電子制御ユニット30は、周辺認識ECU52やエアコンECU56、駆動ECU60、ブレーキECU64、操舵ECU68、ナビゲーションシステム80と通信しており、各種情報のやりとりを行なっている。
メイン電子制御ユニット30は、運転支援スイッチ48がオフのときには、運転者の操作によって自動車20を走行させる手動運転を行なう。手動運転では、アクセルポジションセンサ36からのアクセル開度や車速センサ40からの車速に基づいて要求駆動力や要求パワーを設定し、要求駆動力や要求パワーが駆動装置62から出力されるように駆動ECU60に駆動制御信号を送信する。
メイン電子制御ユニット30は、運転支援スイッチ48がオンのときには、運転者の操作によらずに自動車20を走行させる自動運転を行なう。自動運転では、ナビゲーションシステム80により設定された経路や現在の自車の位置、地図情報82(例えば、法定速度)と、周辺認識ECU52からの自車やその周囲の情報と、に基づいて目標車速を設定し、車速が目標車速となるように要求駆動力や要求パワーが駆動装置62から出力されるように駆動ECU60に駆動制御信号を送信する。
次に、こうして構成された自動車20の動作、特に、自動運転による走行中において、メーター76にドライバ向けの情報の画像を表示する際の動作について説明する。図2は、メイン電子制御ユニット30により実行される表示処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。この表示処理ルーチンは、自動運転による走行中に繰り返し実行される。
表示処理ルーチンが実行されると、メイン電子制御ユニット30のCPUは、ドライバに運転以外の行為(ステアリングから手を放す行為や視線を前方から外すアイズオフなど)が許容されているか否かを判定する(ステップS100)。ステップS100は、例えば、日本の国土交通省が定めるレベル3以上の自動運転や米国自動車技術者協会が定めるレベル3以上の自動運転を実行しているときには、ドライバに運転以外の行為が許容されていると判定する。
ステップS100でドライバに運転以外の行為が許容されていないときには、通常の表示が行なわれるようにメーター76に表示制御信号を送信して(ステップS120)、表示処理ルーチンを終了する。表示制御信号を受信したメーター76は、通常の画像を表示する。
図3は、メーター76に表示される通常の画像の一例を示す説明図である。図中、中央には、自車(自動車20)が画像110として表示されると共に、自車の周囲の視認可能な物体の情報(例えば、自車の前方を走行する他車など)が画像112として表示されている。図中、上下左右には、車両の走行状況を示す画像114~124が表示されている。図中、上には、車速センサ40により検出された車速Vが画像114として表示されている。図中、左には、シフトポジションセンサ34からシフトポジションが画像116として表示されている。図中、右には、燃料やバッテリの残量が画像118として表示されている。図中、右上には、現在時刻が画像120として表示されている。図中、左下には、外気温が画像122として表示されている。図中、右下には、自動車20が出荷されてからの総走行距離が画像124として表示されている。こうしたメーター76の表示から、ドライバは、様々な情報を得ることができる。
ステップS100でドライバに運転以外の行為が許容されているときには、続いて、ドライバがメーター76を注視しているか否かを判定する(ステップS110)。ここでは、視線検知システム59が検知したドライバの視線の方向がメーター76に向いているとき、即ち、視線検知システム59によりドライバがメーター76を注視していることが検知されているときに、ドライバがメーター76を注視していると判定する。
ステップS110でドライバがメーター76を注視しているときには、通常の表示が行なわれるようにメーター76に表示制御信号を送信して(ステップS120)、表示処理ルーチンを終了する。表示制御信号を受信したメーター76は、図3に例示した通常の画像を表示する。
ステップS110でドライバがメーター76を注視していないときには、通常の表示から内容を削減した表示が行なわれるようにメーター76に表示制御信号を送信して(ステップS130)、表示処理ルーチンを終了する。表示制御信号を受信したメーター76は、図3に例示した通常の画像から内容を削減した削減時画像を表示する。
図4は、メーター76に表示される削減時画像の一例を示す説明図である。図4は、図3において画像110、112の表示を維持し、画像114~124を表示しない画像となっている。ドライバがメーター76を注視していないときでも、図3に例示した通常の画像を表示すると、ドライバの視野の一部にメーター76の少なくとも一部が入ることから、ドライバがメーター76の表示のちらつきを感じることがある。実施例では、ドライバがメーター76を注視していないときには、通常の画像における画像110~124のうち、画像114~124を表示しない削減時画像を表示することにより、ドライバに表示のちらつきを感じ難くすることができる。また、自車の画像110、自車の周囲の視認可能な物体の情報としての画像112を表示することは、画像114~124を表示することに比して、安全な走行の維持への貢献が大きい。したがって、削減時画像では、画像110、112の表示を維持し、画像114~124を表示しないことにより、より適正に、メーター76が表示する内容の一部の視認性を通常の画像に比して低下させることができる。
以上説明した実施例の運転支援装置を搭載する自動車20によれば、視線検知システム59によりドライバがメーター76を注視していないことが検知されたときには、視線検知システム59によりドライバがメーター76を注視していることが検知されているときに比して、メーター76が表示する画像を削減することにより、ドライバに表示のちらつきを感じ難くすることができる。
実施例の運転支援装置を搭載する自動車20では、ステップS110でドライバがメーター76を注視していないときには、メーター76に削減時画像を表示する。しかしながら、ステップS110でドライバがメーター76を注視していないときには、通常の画像における画像110~124のうち一部の視認性を低下させればよいから、メーター76において通常の画像における画像110~124のうち画像114~124をグレーアウト表示にしてもよい。また、ステップS110でドライバがメーター76を注視していないときには、メーター76において画像110~124の全てを表示しないものとしてもよい。
実施例の運転支援装置を搭載する自動車20では、図3に例示するように、メーター76に表示する車両の走行状況を示す画像として、画像114~124を表示している。しかしながら、通常の画像として画像114~124の一部を表示することにしてもよいし、画像114~124とは異なる車両の走行状況を示す画像を表示してもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、メーター76が「表示部」に相当し、視線検知システム59が「視線検知部」に相当し、メインECU30が「表示制御部」にとうとうする。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、運転支援装置の製造産業などに利用可能である。
20 自動車、30 メイン電子制御ユニット、32 イグニッションスイッチ、34 シフトポジションセンサ、36 アクセルポジションセンサ、38 ブレーキポジションセンサ、40 車速センサ、42 加速度センサ、44 勾配センサ、46 ヨーレートセンサ、48 運転支援スイッチ、50 オートクルーズコントロールスイッチ(ACCスイッチ)、52 周辺認識用電子制御ユニット(周辺認識ECU)、53 前方カメラ、54 後方カメラ、55 他の周辺認識装置、56 空調装置用電子制御ユニット(エアコンECU)、58 空調装置、59 視線検知システム、60 駆動用電子制御ユニット(駆動ECU)、62 駆動装置、64 ブレーキ用電子制御ユニット(ブレーキECU)、66 ブレーキ装置、68 操舵用電子制御ユニット(操舵ECU)、70 操舵装置、72 センターディスプレイ、74 ヘッドアップディスプレイ、76 メーター、78 GPS、80 ナビゲーションシステム、82 地図情報、84 表示部、86 DCM、100 交通情報管理センター、110~124 画像。
Claims (1)
- 車両の運転を支援する運転支援装置であって、
走行に関する情報を表示する表示部と、
ドライバの視線を検知する視線検知部と、
前記視線検知部により前記ドライバが前記表示部を注視していないことが検知されたときには、前記視線検知部により前記ドライバが前記表示部を注視していることが検知されているときに比して、前記表示部が表示する画像の少なくとも一部の視認性を低下させる表示制御部と、
を備える運転支援装置。
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