JP6992747B2 - インクセットおよびインクジェット記録方法 - Google Patents
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Description
R1-CO-R2…一般式(G1)
R3-COO-R4…一般式(G2)
ただし、一般式(G1)および一般式(G2)中のR1~R4は、それぞれ独立に炭素数9以上25以下の鎖式炭化水素基を表す。
実施形態に係るインクセットは、インクジェット記録装置による画像の形成に用いる複数色のインクのセットである。このインクセットは、インクセットAと、インクセットBとで構成されている。インクセットAは、プロセスカラーインクで構成されており、イエローインク、マゼンタインク、シアンインク、およびブラックインクを含む。一方、インクセットBは、特色インクで構成されており、オレンジインク、グリーンインク、バイオレットインク、およびブルーインクのうち少なくとも2つを含む。またインクセットは、これらの各色のインクが、それぞれ個別の貯留タンクに貯留されたものでもある。
インクセットAを構成するプロセスカラーインク、すなわちイエローインク、マゼンタインク、シアンインク、およびブラックインクに含まれる顔料は、特に限定されないが、例えばカラーインデックスに記載される下記番号の有機顔料または無機顔料でありうる。一方、インクセットBを構成する特色インク、すなわちオレンジインク、グリーンインク、およびバイオレットインクに含まれる顔料は、特有の構成を有している。各インクに含有される顔料は次の通りであり、例示される各色の顔料は、各色のインク中に一種のみが含まれていてもよく、二種類以上が含まれていてもよい。
イエロー顔料は、記録媒体上に着弾し硬化したイエローインクがイエロー色を呈することができる顔料であればよい。このようなイエロー顔料としては、C.I.Pigment Yellow(以下、単に「PY」と記す)の各番号、すなわちPY1、PY3、PY12、PY13、PY14、PY17、PY34、PY35、PY37、PY55、PY74、PY81、PY83、PY93、PY94、PY95、PY97、PY108、PY109、PY110、PY137、PY138、PY139、PY153、PY154、PY155、PY157、PY166、PY167、PY168、PY180、PY185およびPY193が例示される。
マゼンタ顔料は、記録媒体上に着弾し硬化したマゼンタインクがマゼンタ色を呈することができる顔料であればよい。このようなマゼンタ顔料としては、C.I.Pigment Red(以下、単にPR記す)の各番号、すなわちPR3、PR5、PR19、PR22、PR31、PR38、PR43、PR48:1、PR48:2、PR48:3、PR48:4、PR48:5、PR49:1、PR53:1、PR57:1、PR57:2、PR58:4、PR63:1、PR81、PR81:1、PR81:2、PR81:3、PR81:4、PR88、PR104、PR108、PR112、PR122、PR123、PR144、PR146、PR149、PR166、PR168、PR169、PR170、PR177、PR178、PR179、PR184、PR185、PR208、PR216、PR226およびPR257が例示される。またこの他にも、C.I.Pigment Violet(以下、単に「PV」と記す)19、さらにはPV19とPR202との混晶化合物が例示される。
シアン顔料は、記録媒体上に着弾し硬化したシアンインクがシアン色を呈することができる顔料であればよい。このようなシアン顔料としては、C.I.Pigment Blue(以下、単に「PB」と記す)の各番号、すなわちPB1、PB15、PB15:1、PB15:2、PB15:3、PB15:4、PB15:6、PB16、PB17-1、PB22、PB27、PB28、PB29、PB36およびPB60が例示される。
ブラック顔料は、記録媒体上に着弾し硬化したブラックインクがブラック色を呈することができる顔料であればよい。このようなブラック顔料としては、C.I.Pigment Black(以下、単に「PBk」と記す)の各番号、すなわちPBk7(カーボンブラック)、PBk28、およびPBk26が例示される。
オレンジ顔料は、記録媒体上に着弾し硬化したインクがオレンジ色を呈することができる顔料であって、環状構造を有し、かつこの環状構造内に塩基性部位を有する塩基性のオレンジ顔料を含む。このような塩基性のオレンジ顔料は、オレンジインク中に一種のみが含まれていてもよく、二種類以上が含まれていてもよい。
グリーン顔料は、記録媒体上に着弾し硬化したインクがグリーン色を呈することができる顔料であって、有機酸残基を有するハロゲン化銅フタロシアニン構造を有するグリーン顔料を含む。ハロゲン化銅フタロシアニン構造を有するグリーン顔料は、グリーンインク中に、一種のみが含まれていてもよく、二種類以上が含まれていてもよい。
バイオレット顔料は、記録媒体上に着弾し硬化したインクがバイオレット色を呈することができる顔料であって、ジオキサジン骨格を有するバイオレット顔料を含む。ジオキサジン骨格を有するバイオレット顔料は、バイオレットインク中に、一種のみが含まれていてもよく、二種類以上が含まれていてもよい。
ブルー顔料は、記録媒体上に着弾し硬化したインクがブルー色を呈することができる顔料である。このようなブルー顔料としては、C.I.Pigment Blue(以下、単に「PB」と記す)の各番号、すなわちPB15:6、PB25、および下記に示す構造を有するPB60が例示される。
以上のような各顔料は、平均粒径が0.08μm~0.5μmであることが好ましく、最大粒径は0.3μm~10μmであることが好ましく、より好ましくは0.3μm~3μmである。ここで平均粒径とは、データサイザーナノZSP、Malvern社製を使用して動的光散乱法によって求めた値を意味する。なお、顔料を含むインクは濃度が高く、この測定機器では光が透過しないので、インクを200倍で希釈してから測定する。測定温度は常温(25℃)とする。顔料の粒径を調整することによって、インクジェット記録装置のインクヘッドの詰まりを抑制し、インクの保存安定性、インク透明性および硬化感度を維持することができる。
各インクにおける顔料の含有量は、これらのインクを用いて形成される画像においての各色の発色を十分なものにして、かつインクの粘度がインクヘッドからインクを射出できる範囲となればよい。上記観点からは、各インクにおける顔料の含有量は、インクの全質量に対して0.1質量%以上20質量%以下であることが好ましく、0.4質量%以上10質量%以下であることがより好ましい。
高分子分散剤は、顔料の表面に直接的に吸着するか、または後述する分散シナジストを介して間接的に吸着することで、顔料の分散性を高める機能を有する。高分子分散剤の例には、水酸基含有カルボン酸エステル、長鎖ポリアミノアマイドと高分子量酸エステルの塩、高分子量ポリカルボン酸の塩、長鎖ポリアミノアマイドと極性酸エステルの塩、高分子量不飽和酸エステル、高分子共重合物、変性ポリウレタン、変性ポリアクリレート、ポリエーテルエステル型アニオン系活性剤、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、芳香族スルホン酸ホルマリン縮合物塩、ポリオキシエチレンアルキル燐酸エステル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、およびステアリルアミンアセテートが含まれる。
分散シナジストは、顔料の分散性を高めるために使用する分散助剤であり、高分子分散剤のみでは顔料の表面に吸着せず、インク中においての顔料分散性を維持することが困難である場合に、特に有効に用いられる。このような分散シナジストとしては、顔料および高分子分散剤の両方に親和性を有する材料を適宜に選択して用いればよく、オレンジ顔料用の分散シナジスト、バイオレット顔料用の分散シナジスト、およびブルー顔料用の分散シナジストは、例えば次のようである。
オレンジ顔料用の分散シナジストとしては、アゾ誘導体が用いられる。アゾ誘導体は、不溶性アゾ顔料のスルホン化誘導体である。アゾ誘導体は、スルホン酸に由来する極性の高い部分を有するため、同じく極性の高い部分を有する塩基性のオレンジ顔料とよく会合できる。そのため、アゾ誘導体と塩基性のオレンジ顔料とをインクが含有すると、ゲル化剤が塩基性のオレンジ顔料の表面に集積することによる、インク中のゲル化剤分子の相対的な減少を、抑制することができる。そのため、アゾ誘導体と塩基性のオレンジ顔料とを含有するインクによれば、光沢が高くなりすぎることがなく、かつ、パントン(登録商標)色見本帳に記載のオレンジに近い色調を有する画像を形成することができるものと考えられる。
バイオレット顔料用の分散シナジストとしては、水性染料が用いられる。バイオレット顔料用の分散シナジストとして使用する水性染料は、ジオキサジン骨格を有するバイオレット顔料に対して親和性を有し、かつ親水性の部位を有する染料であれば特に限定はないが、カルボキシ基またはスルホン酸基を有するものが好ましく、スルホン酸基を有するものがより好ましい。親水性の部位を有する水性染料であれば、高分子分散剤と酸-塩基相互作用をし、かつ重合性化合物、特にエチレンオキサイド基またはプロピレンオキサイド基を6個以上有する高極性重合性化合物との親和性も高いと考えられる。このような化合物であれば、オキサジン骨格を有するバイオレット顔料との親和性が低くとも、バイオレット顔料の分散安定性を高めることができる。
ブルー顔料用の分散シナジストとしては、銅フタロシアニン構造を有するものが用いられる。銅フタロシアニン構造を有する分散シナジストは、光重合性化合物に対する親和性を発揮すると共に、銅フタロシアニン骨格が顔料に作用して、上述したブルー顔料の分散に好適に寄与する。銅フタロシアニン構造を有する分散シナジストとしては、例えば、銅フタロシアニンからなる骨格に置換基として極性基を導入してなる銅フタロシアニン誘導体等が挙げられる。分散シナジストが極性基を有することによって、光重合性化合物中に顔料を安定分散させる機能が向上する。
ゲル化剤は、記録媒体に着弾したインクの液滴をゲル状態にして仮固定(ピニング)するために用いる。インクがゲル状態でピニングされると、インクの濡れ広がりが抑えられて隣り合うドットが合一しにくくなるため、より高精細な画像を形成することができる。また、インクがゲル状態になると、インク液滴中への酸素の入り込みが抑えられて酸素による硬化阻害が生じにくくなるため、高精細な画像をより高速で形成することができる。
R3-COO-R4…一般式(G2)
ただし、一般式(G1)および一般式(G2)中のR1~R4は、それぞれ独立に、炭素数9以上25以下の鎖式炭化水素基を表す。
重合性化合物は、活性光線を照射されることにより重合し、インクを硬化させることができる。活性光線の例には、紫外線、電子線、α線、γ線およびX線が含まれる。安全性の観点や低いエネルギー量でも重合性化合物を重合させることができるという観点から、活性光線は、紫外線または電子線であることが好ましい。
高極性重合性化合物は、エチレンオキサイド基(以下、単に「EO基」ともいう。)またはプロピレンオキサイド基(以下、単に「PO基」ともいう。)を6個以上有する重合性化合物である。高極性重合性化合物は、インク中に、一種のみが含まれていてもよく、二種類以上が含まれていてもよい。また、特に制限されるわけではないが、高極性重合性化合物が有するEO基またはPO基は、合計で30個以下であることが好ましい。
低極性重合性化合物は、EO基とPO基とを合わせた数が6個未満である重合性化合物である。
重合開始剤は、重合性化合物がラジカル重合性の官能基を有する化合物であるときは、光ラジカル開始剤であり、重合性化合物がカチオン重合性の官能基を有する化合物であるときは、光酸発生剤である。重合開始剤は、インク中に、一種のみが含まれていてもよく、二種類以上が含まれていてもよい。重合開始剤は、光ラジカル開始剤と光酸発生剤の両方の組み合わせであってもよい。
各インクに含まれるその他の材料としては、重合開始剤助剤、重合禁止剤、さらには界面活性剤、安定剤などが例示される。これらの材料は、インクが、本実施形態の効果が得られる範囲で、各インクに含有されていることとする。インク中には、これらの材料が、一種のみが含まれていてもよく、二種類以上が含まれていてもよい。
各インクは、インクジェット記録装置のインクヘッドからの射出性をより高める観点から、射出時の加熱温度(例えば80℃)における粘度が3mPa・s以上20mPa・s以下であることが好ましい。また各インクは、記録媒体に着弾して常温に降温した際のゲル化を高める観点から、常温(25℃)における粘度が1000mPa・s以上であることが好ましい。
各インクは、たとえば、顔料、高分子分散剤、必要に応じて分散シナジスト、ゲル化剤、重合性化合物、重合開始剤、および必要に応じた他の材料を、加熱下において混合することにより得ることができる。得られた混合液を所定のフィルターで濾過することが好ましい。このとき、顔料、高分子分散剤、分散シナジストが重合性化合物の一部に分散された顔料分散体をあらかじめ調製しておき、これに残りの成分を添加して加熱しながら混合してもよい。
次に、上述した実施形態のインクセットを用いたインクジェット記録方法を説明する。このインクジェット記録方法は、以下の3工程を含む。
(a)インクセットAのプロセスカラーインク、すなわちイエローインク、マゼンタインク、シアンインク、およびブラックインクの各液滴を、インクヘッドから射出させて記録媒体上に着弾させる工程
(b)インクセットBの特色インク、すなわちオレンジインク、グリーンインク、バイオレットインク、およびブルーインクのうちの少なくとも2色のインクの各液滴を、インクヘッドから射出させて記録媒体上に着弾させる工程
(c)記録媒体上に着弾した各インクの液滴に、活性光線を照射し、各液滴を硬化させる工程
(a)工程および(b)工程では、各インクの液滴をインクヘッドから射出して、記録媒体の、形成すべき画像に応じた位置に着弾させる。
(c)工程では、(a)工程および(b)工程で記録媒体に着弾させた各インクに活性光線を照射して、各インクを硬化させる。活性光線は、インク着弾後0.001秒以上1.0秒以下の間に照射されることが好ましく、高精細な画像を形成するためには、0.001秒以上0.5秒以下の間に照射されることがより好ましい。
この記録方法に用いられる記録媒体は、インクセットで画像が形成されればよく、例えば、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリプロピレン、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン共重合体、ポリエチレンテレフタレートおよびポリブタジエンテレフタレート等のプラスチックで構成される非吸収性の記録媒体(プラスチック基材)、金属類およびガラス等の非吸収性の無機記録媒体、ならびに吸収性の紙類(例えば、普通紙、印刷用コート紙、および紙器用板紙)とすることができる。また、膜厚0.6mm以上の記録媒体(紙器用板紙、紙器用マイクロフルート)でも色域再現性の高い画像形成が可能である。
次に、上述した実施形態のインクセットを用いたインクジェット記録方法を実施するためのインクジェット記録装置の構成を説明する。図1は、実施形態に係るインクジェット記録装置の構成を説明する側面図である。また図2は、実施形態に係るインクジェット記録装置の構成を説明する平面図である。
<顔料分散体1~10,14~16の調整手順>
下記表3に示す材料の組み合わせで、実施例および比較例のインクセットに用いる顔料分散体1~10,14~16を、次の手順で調整した。先ず、高分子分散剤(9質量部)と、重合性化合物(71質量部)とを、ステンレスビーカーに入れ、65℃のホットプレート上で加熱しながら1時間加熱攪拌した。室温まで冷却した後、撹拌した材料を200mlのポリビンに入れ、顔料(20質量部)と、直径0.5mmφのジルコニアビーズ120gとを加えて蓋を締め、振動ミル(レッドデビル4500L、西村製作所製)で5時間分散した。分散した後にビーズを分離して分散体を取出して、20重量%の顔料分散体1~10,14~16を得た。
下記表3に示す分散シナジスト(0.1質量部)を、上記200mlのポリビンに追加で投入したこと以外は、顔料分散体1~10,14~16と同様の手順で、実施例のインクセットに用いる顔料分散体11~13を得た。
1リットルの磨砕機内に、直径1/8インチのステンレススチールショット(1200グラム)、下記表3に示す顔料(30グラム)、高分子分散剤(18グラム)、および重合性化合物(152グラム)を添加して混合した。混合物を、400RPMにて18時間撹拌して分散させた。次いでステンレススチールショットを分離して分散体を取出して、15重量%の顔料分散体17~19を得た。
<顔料>
[インクセットA用]
・イエロー顔料…PY185(BASF社製:D1155)
・マゼンタ顔料…PV19:PR202混晶(BASF社製:Cinquasia Red K4330:PV19/PR202比率:80/20)
・シアン顔料…PB15:4(大日精化社製:クロモファインブルー6332JC)
・ブラック顔料…PBk7(三菱化学株式会社製:#52)
・オレンジ顔料…PO64(BASF社製:ORANGE K 2960)
・オレンジ顔料…PO71(BASF社製:IRGAZIN ORANGE D2905)・オレンジ顔料…PO36(クラリアント社製:Hostaperm Orange)・バイオレット顔料…PV23(クラリアント社製:Hostaperm Violet RL-NF)
・バイオレット顔料…PV37(BASF製:Cromophtal violet D5700)
・グリーン顔料…PG36(DIC社製:FASTOGEN Green 2YK)
・グリーン顔料…PG7(BASF社製:Heliogen Green D8370)
・ブルー顔料…PB60(クラリアント社製:PV Fast BlueL6472)
・オレンジ顔料…PO43(クラリアント社製:PV Fast Orange GRL)
・バイオレット顔料:PV29(DIC社製:QUINDO Violet 19 228-1119:「QUINDO」は同社の登録商標)
・グリーン顔料…PG50(BASF社製、SICOPAL GREEN K 9610:「SICOPAL」は同社の登録商標)
・BYKjet9151(BYK社製)
・EFKA7701(BASF社製)
・EFKA4340(BASF社製)
・TEGO Dispers 685(TEGO社製)
・sol22000(顔料分散シナジスト:Luburizol社製、Solspers22000)
・AY3(キノリンイエロー染料誘導体:東京化成工業社製、AY3)
・sol5000(顔料分散シナジスト:Luburizol社製、Solspers5000)
[顔料分散体1~16用]
・M220(トリプロピオングリコールジアクリレート:MIWON社製)
[顔料分散体17~19用]
・SR9003(Sartomer社製)
先に調整した顔料分散体1~16を用いて、各色のインクを以下のように調整した。
下記表4に示す材料を各割合で混合することにより、インクセットAを構成するプロセスカラーインクである各インク1~4,101~104を調整した。材料を混合する際には、ステンレスビーカーに各材料を各割合で入れ、65℃のホットプレート上で加熱しながら1時間攪拌した。
下記表5に示す材料を各割合で混合することにより、インクセットBを構成する特色インクである各インク5~13,201~206を調整した。材料を混合する際には、ステンレスビーカーに各材料を各割合で入れ、65℃のホットプレート上で加熱しながら1時間攪拌した。
・A-400(ポリエチレングリコール400ジアクリレート:新中村化学社製)
・M220(トリプロピオングリコールジアクリレート:MIWON社製)
・SR499(6EO変性トリメチロールプロパントリアクリレート:SARTMER社製)
・Miramer M360(3PO変性トリメチロールプロパントリアクリレート:MIWON社製)
・CN2303(ポリエステルアクリレートオリゴマー:SARTMER社製)
・WE11(ステアリン酸ベヘニル:日油社製)
・18-Pentatriacontane(ジステアリルケトン試薬:Alfa Aeser社製)
・ニッカアマイドS(N-ステアリルステアリン酸アマイド:日本化成株式会社:「ニッカアマイド」は同社の登録商標)
・Irgacure819(ビス(2,4,6-トリメチルベンゾイル)-フェニルフォスフィンオキサイド:BASF社製)
・Speedcure 7010(1,3-ジ({α-[1-クロロ-9-オキソ-9H-チオキサンテン-4-イル)オキシ]アセチルポリ[オキシ(1-メチルエチレン)]}オキシ)-2,2-ビス({α-[1-クロロ-9-オキソ-9H-チオキサンテン-4-イル)オキシ]アセチルポリ[オキシ(1-メチルエチレン)]}オキシメチル)プロパン:Lambson社製)
・BYK307(ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン:BYK社製)
・UV-10(4,4′-[(1,10-ジオキソ-1,10-デカンジイル)ビス(オキシ)]ビス[2,2,6,6-テトラメチル]-1-ピペリジジニルオキシ:BASF社製)
先に調整した顔料分散体1~4,17~19(表3参照)を用い、一般式(G1)および一般式(G2)のゲル化剤を用いていない比較例となる各色のインクを以下のように調整した。
下記表6に示す材料を各割合で混合することにより、インクセットAを構成するプロセスカラーインクであって、比較例を構成する各インク105~108を調整した。この際、先ず、ゲル化剤および重合性化合物を90℃で2時間撹拌した。撹拌した溶液を85℃で濾過し、溶液中の粒子を0.22μm以下とした。室温で一夜かけて、その溶液を固化させ、次いで85℃で再濾過して溶液中の粒子を0.22μm以下とした。それらの溶液に、重合開始剤と安定剤とを加え、得られたインクベースを90℃で1時間撹拌した。それらのインクベースを、85℃で濾過して溶液中の粒子を0.22μm以下とした。得られた溶液を、90℃で撹拌されている各顔料分散体の溶液に添加し、得られたインクを90℃で2時間撹拌した。すべてのインクを85℃で濾過して溶液中の粒子を1μm以下とした。
下記表7に示す材料を各割合で混合することにより、インクセットBを構成する特色インクであって、比較例を構成する各インク207~209を調整した。この際、先ず、下記表7に示した顔料分散体を除くすべての構成成分を合わせ、90℃および200rpmにて構成成分をおおよそ1時間混合することによって20gスケールにて調製した。1時間後、混合材料中に顔料分散体を添加し、合わせたインクを90℃でさらに1時間撹拌した。インクは、完全に混和性であったので、高温で注入可能な粘度を有する溶液を得て、室温に冷却する場合に堅いゲルを形成した。なお、ここで用いた各特色インク用の顔料分散体は、実施形態で説明した特有の構造を有する特色顔料ではなく、比較の顔料を含有するものを用いた。
・顔料分散体1~4,17~19(上記表3参照)
<ゲル化剤>
・アミドゲル化剤(米国特許第8,084,637号明細書に記載の手順で合成)
・UNILIN350アクリレート(Baker Petrolite社製:「UNILIN」は同社の登録商標)
・SR9003(Sartomer社製)
・SR833S(トリシクロデカンジメタノールジアクリレート:Sartomer社製)
・SR399LV(五官能性アクリレートエステル:Sartomer社製)
・Irgaure379(BASF社製:「IRGACURE」は同社の登録商標)
・DarocurITX(BASF社製:「Darocur」は同社の登録商標)
・Irgaure819(BASF社製)
・Irgaure127(BASF社製)
・Esacure KIP150(BASF社製:「ESACURE」は同社の登録商標)
・Irgastab UV10(BASF社製)
図1および図2を用いて説明した活性光線硬化型のライン記録方式(シングルパス記録方式)のインクジェット記録装置を用い、以上のようにして得られた各インクを下記表8に示すように組み合わせて用いた実施例1~9および比較例1~4の画像形成を実施した。なお、画像形成は、評価項目毎に実施した。
<色域再現性>
記録媒体として厚さ0.46mmの紙(日本製紙社製、アイベストW、坪量:420g/m2)を用い、液滴量が3.5plと9.0plの2サイズのドットになるように電圧を調整して画像形成を行った。実施例1~9および比較例1~4で得られた各印字画像と、パントンの基準チャートとを比較して差[ΔE]を算出した。[ΔE]が1以内になる点数を1354で割った値を、色再現領域%として算出し、以下の様に評価した。評価結果を、下記表8に合わせて示した。
○○:色再現領域75%以上
○:色再現領域65%以上70%未満
△:色再現領域60%以上65%未満
×:色再現領域60%未満
記録媒体として厚さ1.2mmの紙(クラウン・パッケージ製、Fフルート)を用い、液滴量が3.5plと9.0plの2サイズのドットになるように電圧を調整して画像形成を行った。実施例1~9および比較例1~4で得られた各印字画像におけるパッチの光沢最大値と光沢最小値との差を[Δ光沢値]として算出し、以下の様に評価した。光沢値の測定は、ハンディー光沢度計PG-II(日本電色工業株式会社製)を用いて60度光沢を測定し、変動値を算出した。評価結果を、下記表8に合わせて示した。
○○:[Δ光沢値]15未満
○:[Δ光沢値]15以上30未満
△:[Δ光沢値]30以上40未満
×:[Δ光沢値]40以上
記録媒体として厚さ1.2mmの紙(クラウン・パッケージ製、Fフルート)を用い、液滴量が9.0plの1サイズのドットになるように電圧を調整して画像形成を行った。ここでは、実施例1~9および比較例1~4で得られた印字画像において、記録媒体の搬送方向に対して最上流に位置するインクヘッドから吐出させたインクによる印字ドットのうち10点の平均ドット径を[A]とした。一方、記録媒体の搬送方向に対して最下流に位置するインクヘッドから吐出させたインクによる印字ドットのうち10点の平均ドット径を[B]とした。そして、[B-A]を[Δドット径]として算出し、以下の様に評価した。ドット径の測定は、光学顕微鏡によって印字画像を500倍の条件で観察して測定した。評価結果を、下記表8に合わせて示した。
○○:[Δドット径]8μm以下
○:[Δドット径]8μmを超え12μm以内
△:[Δドット径]12μmを超え16μm以内
×:16μmを超えるかまたは滲みのため測定不可
11…インク流路
13…ヘッドキャリッジ
13y…イエローインク用のヘッドキャリッジ
13m…マゼンタインク用のヘッドキャリッジ
13c…シアンインク用のヘッドキャリッジ
13bk…ブラックインク用のヘッドキャリッジ
13o…オレンジインク用のヘッドキャリッジ
13g…グリーンインク用のヘッドキャリッジ
13v…バイオレットインク用のヘッドキャリッジ
15…インクヘッド
17…温度制御部
19…光照射部
100…貯留タンク、
100y…イエローインクの貯留タンク
100m…マゼンタインクの貯留タンク
100c…シアンインクの貯留タンク
100bk…ブラックインクの貯留タンク
100o…オレンジインクの貯留タンク
100g…グリーンインクの貯留タンク
100v…バイオレットインクの貯留タンク
200…記録媒体
Claims (4)
- イエローインク、マゼンタインク、シアンインク、およびブラックインクを含むインクセットAと、オレンジインク、グリーンインク、バイオレットインク、およびブルーインクのうち少なくとも2つを含むインクセットBとを備え、
前記インクセットBのうち、
前記オレンジインクは、環状構造を有し、かつ前記環状構造内に塩基性部位を有するオレンジ顔料を含み、
前記グリーンインクは、銅フタロシアニン構造を有するグリーン顔料を含み、
前記バイオレットインクは、ジオキサジン骨格を有するバイオレット顔料を含み、
前記インクセットAおよび前記インクセットBに含まれ る前記各インクは、下記一般式(G1)および下記一般式(G2)で表される化合物のうちの少なくとも1つをゲル化剤として含有する
インクセット。
R1-CO-R2・・・一般式(G1)
R3-COO-R4・・・一般式(G2)
[ただし、一般式(G1)および一般式(G2)中のR1~R4は、それぞれ独立に炭素数9以上25以下の鎖式炭化水素基を表す。] - 前記オレンジインク、前記バイオレットインク、および前記ブルーインクは、分散シナジストを含有する
請求項1記載のインクセット。 - 記録媒体の搬送方向に沿って配列された複数のインクヘッドから、当該記録媒体に対して、請求項1または2に記載のインクセットを構成する前記各インクを順次に供給する
インクジェット記録方法。 - 前記記録媒体に対して、前記インクセットAを構成する前記各インクを順次に供給する前または供給した後に、前記インクセットBを構成する各インクを順次に供給する
請求項3記載のインクジェット記録方法。
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