JP6991914B2 - 車両用ドアロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドアロック装置に関するものである。
従来、車両用ドアロック装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この車両用ドアロック装置は、車両のドアの上端及び下端にそれぞれ設けられるアッパラッチ機構及びロアラッチ機構を備える。アッパラッチ機構及びロアラッチ機構の各々は、ハーフラッチ状態及びフルラッチ状態においてドアを半ドア状態及び全閉状態でそれぞれ保持する。また、車両用ドアロック装置は、ハーフラッチ状態にあるアッパラッチ機構がフルラッチ状態になるように該アッパラッチ機構を作動させるアクチュエータを備える。
そして、車両用ドアロック装置は、ドアの上部が半ドア状態にあるときにアクチュエータによってアッパラッチ機構をハーフラッチ状態からフルラッチ状態にする。
以上により、アッパラッチ機構及びロアラッチ機構によってドアが全閉状態で保持される。
つまり、この車両用ドアロック装置は、ドアの上端のアッパラッチ機構のみをハーフラッチ状態からフルラッチ状態にする機能(いわゆるクローザ機能)を有している。これは、ドアの上部が相対的に低剛性であり、アッパラッチ機構がハーフラッチ状態で停止してしまう可能性があるためである。
特開2017-43990号公報
ところで、特許文献1では、例えばドアをゆっくりと閉めた場合などにロアラッチ機構がハーフラッチ状態で停止してしまう可能性がある。この場合、的確にドアを全閉状態にできなくなる可能性がある。
そこで、ロアラッチ機構をハーフラッチ状態からフルラッチ状態にする機能を追加することも考えられる。しかしながら、この場合、アッパラッチ機構及びロアラッチ機構の両方に当該機能(アクチュエータ等)が必要になり、装置全体としての重量の増加を余儀なくされる。
本発明の目的は、重量の増加を抑制しつつ、車両のドアをより的確に全閉状態にできる車両用ドアロック装置を提供することにある。
上記課題を解決する車両用ドアロック装置は、車両のドアの上端に設けられ、ハーフラッチ状態及びフルラッチ状態において前記ドアを半ドア状態及び全閉状態でそれぞれ保持するアッパラッチ機構を有するアッパクローザと、前記ドアの下端に設けられ、ハーフラッチ状態及びフルラッチ状態において前記ドアを半ドア状態及び全閉状態でそれぞれ保持するロアラッチ機構を有するロアクローザと、前記アッパラッチ機構及び前記ロアラッチ機構が前記ハーフラッチ状態から前記フルラッチ状態になるように前記アッパラッチ機構及び前記ロアラッチ機構を作動させる1つのアクチュエータとを備える。
この構成によれば、前記ドアが半ドア状態にあるときに前記アクチュエータによって前記アッパラッチ機構及び前記ロアラッチ機構を共にハーフラッチ状態からフルラッチ状態にでき、ひいては前記ドアをより的確に全閉状態にできる。また、前記アクチュエータは、前記アッパラッチ機構及び前記ロアラッチ機構に共用の一つでよいため、例えばそれらアッパラッチ機構及びロアラッチ機構に個別にアクチュエータを設ける場合に比べて装置全体としての重量の増加を抑制できる。
上記車両用ドアロック装置について、前記アクチュエータは、電動モータを有し、該電動モータの一方向の回転によって前記アッパラッチ機構及び前記ロアラッチ機構が共にハーフラッチ状態からフルラッチ状態になるようにそれらアッパラッチ機構及びロアラッチ機構を作動させることが好ましい。
この構成によれば、前記電動モータの前記一方向の回転によって前記アッパラッチ機構及び前記ロアラッチ機構が共にハーフラッチ状態からフルラッチ状態になるようにそれらアッパラッチ機構及びロアラッチ機構を作動させることが可能である。従って、例えば前記電動モータの回転方向に応じて選択的に前記アッパラッチ機構及び前記ロアラッチ機構を作動させる場合に比べて該作動に要する時間をより短縮できる。
上記車両用ドアロック装置について、前記アッパラッチ機構に連結され、該アッパラッチ機構を作動させる連結部材を備え、前記アクチュエータは、前記電動モータの回転が伝達されるクローズレバーを有して前記ロアクローザに設けられており、前記クローズレバーは、前記電動モータの前記一方向の回転に伴って前記ロアラッチ機構を作動させるロアラッチ作動部と、前記連結部材に連結され、前記電動モータの前記一方向の回転に伴って前記アッパラッチ機構を作動させるべく前記連結部材を引き込むアッパラッチ作動部とを有することが好ましい。
この構成によれば、前記クローズレバーは、前記ロアラッチ作動部及び前記アッパラッチ作動部を有することで、一部品で二つの機能(アッパラッチ機構の作動、ロアラッチ機構の作動)を持つことができる。
本発明は、重量の増加を抑制しつつ、車両のドアをより的確に全閉状態にできる効果がある。
車両用ドアロック装置の一実施形態が適用されるドアについてその構造を示す側面図。 同実施形態の車両用ドアロック装置についてそのロアクローザの構造を示す正面図。 同実施形態の車両用ドアロック装置についてそのロアクローザの構造を示す斜視図。 (a)、(b)は、同実施形態の車両用ドアロック装置についてそのロアクローザの作用を示す斜視図。 メインブラケットを示す斜視図。 アクチュエータを示す背面図。 同実施形態の車両用ドアロック装置についてそのアッパクローザの構造を示す正面図。 同実施形態の車両用ドアロック装置についてそのアッパクローザの構造を示す斜視図。 同実施形態の車両用ドアロック装置についてそのアッパクローザの作用を示す斜視図。
以下、車両用ドアロック装置の一実施形態について説明する。なお、以下では、車両の前後方向を「前後方向」といい、車両の高さ方向上方及び下方をそれぞれ「上方」及び「下方」という。また、車室内方に向かう車両の幅方向内側を「車内側」といい、車室外方に向かう車両の幅方向外側を「車外側」という。特に、車両のドアについては、基本的に閉止状態と見なしてその方向をいう。
図1に示すように、車両のボデー1の側部には、その中央部にセンターピラーを有しない、いわゆるピラーレス型の開口2が形成されるとともに、該開口2に合わせてスイングドア11及びスライドドア12が前後方向に並設されている。すなわち、スイングドア11は、その前縁部に設けられたドアヒンジ(図示略)によりボデー1に回動自在に連結されており、ドアヒンジを中心に回動することで前席側の乗降口となる開口2の前部を開閉する。一方、スライドドア12は、適宜の支持部材(図示略)によりボデー1に前後方向に移動自在に連結されており、前後方向に移動することで後席側の乗降口となる開口2の後部を開閉する。
スイングドア11は、その下部を構成するドア本体13を備える。このドア本体13は、ドアアウタパネル及びドアインナパネル(図示略)が結合されてなる袋状の構造体である。また、スイングドア11は、ドア本体13の上端部に取着されたドアフレーム14を備える。このドアフレーム14は、ドア本体13の後部に固着されて上方に延びる略筒状の立柱部14aを有するとともに、ドア本体13の前部に固着されて後方斜め上方に延び立柱部14aの上端部に接続される略弓形の上縁部14bを有する。なお、立柱部14aは、ドア本体13内まで車両の高さ方向に連通している。
ドア本体13には、操作ハンドル15が揺動可能に連結されている。また、ドア本体13には、その内部空間において、操作ハンドル15に連係されたリモコン(リモートコントローラ)16が設置されている。
ドア本体13の後部下端(スイングドア11の後部下端)には、その内部空間において、ロアクローザ20が設置されている。このロアクローザ20は、開口2の下端でボデー1に設けられたストライカSTLと係合することでスイングドア11を全閉状態又は半ドア状態(閉止状態)で保持するロアラッチ機構30を有する。ロアラッチ機構30は、オープンケーブルC1を介してリモコン16に接続されており、操作ハンドル15の操作力がリモコン16及びオープンケーブルC1を介して伝達されることで、スイングドア11の閉止状態での保持を解除する。
また、ロアクローザ20には、アクチュエータ40が設けられている。ロアクローザ20は、ロアラッチ機構30においてアクチュエータ40に連携されている。ロアラッチ機構30は、ECU(電子制御装置)90によりアクチュエータ40が駆動制御されることで、半ドア状態にあるスイングドア11が全閉状態まで閉作動するように作動する。なお、アクチュエータ40は、キャンセルケーブルC2を介してリモコン16に接続されており、操作ハンドル15の操作力がリモコン16及びキャンセルケーブルC2を介して伝達されることで、スイングドア11の閉作動を中止すべくその出力を停止する。
一方、立柱部14aの上端(スイングドア11の後部上端)には、その内部空間において、アッパクローザ50が設置されている。このアッパクローザ50は、開口2の上端でボデー1に設けられたストライカSTUと係合することでスイングドア11を全閉状態又は半ドア状態(閉止状態)で保持するアッパラッチ機構60を有する。アッパラッチ機構60は、オープンケーブルC3を介してリモコン16に接続されており、操作ハンドル15の操作力がリモコン16及びオープンケーブルC3を介して伝達されることで、スイングドア11の閉止状態での保持を解除する。
また、アッパラッチ機構60は、連結部材としての駆動ケーブルC4の一端に接続されている。この駆動ケーブルC4は、立柱部14a内を下方に延びて他端がロアクローザ20のアクチュエータ40に接続されている。アッパラッチ機構60は、ECU90によりアクチュエータ40が駆動制御されることで、該アクチュエータ40の動力が駆動ケーブルC4を介して伝達されて、半ドア状態にあるスイングドア11が全閉状態まで閉作動するように作動する。つまり、ロアクローザ20のアクチュエータ40は、アッパクローザ50の駆動用のアクチュエータとして兼用されている。
次に、ロアクローザ20について説明する。
図2及び図3に示すように、ロアクローザ20は、例えば金属板からなるベースプレート31を有する。このベースプレート31は、スイングドア11の下端面に沿って広がってこれに締結される底壁31a及び該底壁31aの車内側端から起立する縦壁31bを有して略L字形状を呈している。そして、ベースプレート31には、底壁31a及び縦壁31bの間に跨って略スリット状のストライカ入出部31cが形成されている。このストライカ入出部31cは、スイングドア11の閉作動時にストライカSTLが進入するように配置されている。
ロアラッチ機構30は、ベースプレート31の底壁31aに軸支された互いに平行な一対の回転軸33,34と、回転軸33に対して回動可能に連結されたラッチ35と、回転軸34に一体回動可能に連結されたポール36とを有する。
ラッチ35には、ストライカ入出部31cの配置に合わせて略U字状の係合凹部35aが形成されている。そして、ラッチ35は、係合凹部35aを挟んでその一側及び他側(図3において時計回転方向及び反時計回転方向の側)にそれぞれ第1爪部35b及び第2爪部35cを形成する。周方向において、第1爪部35bの先端部の第2爪部35cから離間する端面及び第2爪部35cの先端部の第1爪部35bに対向する端面は、フルラッチ係合面35d及びハーフラッチ係合面35eをそれぞれ形成する。ラッチ35は、ベースプレート31に一端の掛止されたラッチ付勢ばね(図示略)の他端が掛止されることで図示時計回転方向に回動する側に付勢されるとともに、樹脂ボデー(図示略)に設置されたラッチストッパ(図示略)に当接することで当該方向への回動が規制され、所定の初期回動位置(以下、「アンラッチ位置」という)に保持される。なお、ラッチ35は、回転軸33を挟んで第2爪部35cの反対側に略アーム状の連動片35fを突出する。
一方、ポール36は、回転軸34からその径方向一側(図3の左下側)に延出する略鉤爪状の係合片36aを形成する。このポール36は、ポール付勢ばね(図示略)により図示反時計回転方向に回動する側、即ち係合片36aを図示下側に移動させる側に付勢され、所定の初期回動位置に保持される。なお、回転軸34のポール36から離間する側の先端には、ポール駆動レバー37が一体回動するように連結されている。
ここで、ロアラッチ機構30の基本的な動作について説明する。
スイングドア11が開放されている状態では、アンラッチ位置に保持されるラッチ35は、ボデー1に固着されたストライカSTLに係合凹部35aを対向させる。つまり、係合凹部35aは、ストライカ入出部31cと共にスイングドア11の閉作動に伴うストライカSTLの進入経路を開放している。また、所定の初期回動位置に保持されるポール36は、係合片36aを第2爪部35cの前方に配置する。なお、このときのロアラッチ機構30の状態をアンラッチ状態(解除状態)という。
次に、スイングドア11の閉作動に伴い、係合凹部35a内にストライカSTLが進入したとする。この際、ストライカSTLにより係合凹部35aの内壁面が押圧されることで、ラッチ35は、ラッチ付勢ばねに抗して図示反時計回転方向に回動し、ハーフラッチ係合面35eに係合片36aが係止されることで回り止めされる(図4(a)参照)。このとき、スイングドア11は、係合凹部35aにおいてストライカSTLと係合してこれを抜け止めする半ドア状態にある。このときのロアラッチ機構30の状態をハーフラッチ状態といい、ラッチ35の回動位置をハーフラッチ位置という。
続いて、スイングドア11の更なる閉作動に伴い、係合凹部35a内にストライカSTLが更に進入したとする。この際、ストライカSTLにより係合凹部35aの内壁面が押圧されることで、ラッチ35は、ラッチ付勢ばねに抗して図示反時計回転方向に更に回動し、図3に示すように、フルラッチ係合面35dに係合片36aが係止されることで回り止めされる。このとき、スイングドア11は、係合凹部35aにおいてストライカSTLと係合してこれを抜け止めする全閉状態にある。このときのロアラッチ機構30の状態をフルラッチ状態(係合状態)といい、ラッチ35の回動位置をフルラッチ位置という。
また、ハーフラッチ状態又はフルラッチ状態において、ポール36がポール付勢ばねに抗して図示時計回転方向に回動すると、係合片36aによるハーフラッチ係合面35e又はフルラッチ係合面35dの係止が解除される。このとき、ラッチ35は、例えばシール部材の反発力などでスイングドア11が開作動し始めることに伴い、係合凹部35a内から退出するストライカSTLにより係合凹部35aの内壁面が押圧されることで、図示時計回転方向に回動する。そして、スイングドア11は、係合凹部35aにおけるストライカSTLとの係合を解除して開放可能となる。
なお、ロアラッチ機構30は、ポール駆動レバー37においてオープンレバー(図示略)を介して前述のオープンケーブルC1に連携されている。そして、操作ハンドル15が操作されると、その操作力がリモコン16及びオープンケーブルC1及びオープンレバーを介してポール駆動レバー37に伝達されることで、該ポール駆動レバー37と共にポール36が前述の回動をするように構成されている。
図2及び図3に示すように、ロアクローザ20は、縦壁31bの上端部においてベースプレート31に締結されて上方に向かって広がる、例えば金属板からなるメインブラケット21を有する。メインブラケット21は、ベースプレート31とは別にスイングドア11に締結されている。図5に併せ示すように、このメインブラケット21は、略扇状の第1取付部22を有するとともに、該第1取付部22から前方斜め上方に突出する略三角形の第2取付部23を有し、更に第1取付部22の上端から後方に延出する略舌片状のケーブル取付部24を有する。
メインブラケット21には、前述のアクチュエータ40が設置されている。このアクチュエータ40は、電動モータ41と、該電動モータ41の回転軸の回転を減速する減速機構42とを有しており、該減速機構42においてメインブラケット21の第2取付部23に締結されている。この減速機構42は、ウォームギヤと、例えばリングギヤ、サンギヤ及びキャリアをそれぞれ固定軸、入力軸及び出力軸とする適宜の遊星歯車装置とを内蔵している。
また、図6に示すように、アクチュエータ40は、減速機構42の車内側にキャリアと一体回転する出力ギヤ43を有する。さらに、アクチュエータ40は、出力ギヤ43の前方斜め下方で該出力ギヤ43の軸線と平行な軸線周りに回動自在に連結された、例えば樹脂製の略アーム状のキャンセルレバー44を有する。アクチュエータ40は、キャンセルレバー44において前述のキャンセルケーブルC2に接続されている。このキャンセルレバー44は、減速機構42のリングギヤと係合・離脱可能な適宜のキャンセル部材に連結されている。キャンセルレバー44は、操作ハンドル15の操作力が前述のように伝達されると、軸線周りに回動してキャンセル部材及びリングギヤの係合状態を解除する。このとき、リングギヤが回転自在になってキャリアと共に出力ギヤ43の回転が停止、即ちアクチュエータ40の出力が停止するようになっている。つまり、アクチュエータ40は、その内部で電動モータ41の出力伝達経路を遮断可能となっている。
図2及び図3に示すように、アクチュエータ40は、メインブラケット21の第1取付部22において減速機構42の軸線と平行な軸線周りに回動自在に連結された、例えば金属板からなるクローズレバー45を有する。このクローズレバー45は、その軸線を中心とする前方に向かう径方向(即ち減速機構42等に近付く方向)に延びる略鎌状の第1レバー突片46を有するとともに、後方に向かう径方向に延びる略二又状の第2レバー突片47を有する。
第1レバー突片46の外周部には、出力ギヤ43と噛合するセクタギヤ部46aが形成されている。従って、出力ギヤ43が回転すると、これに連動してクローズレバー45が回転する。
第2レバー突片47の先端部には、その図示時計回転方向に先行する側の端面から略直角に起立するロアラッチ作動部としての押圧片47aが形成されている。この押圧片47aは、その図示時計回転方向の回動軌跡上にハーフラッチ位置にあるラッチ35の連動片35fが配置されるようになっている(図4(a)参照)。従って、クローズレバー45が図示時計回転方向に回転すると、押圧片47aに連動片35fの押圧されるラッチ35は、図示反時計回転方向に回動してフルラッチ位置に到達する(図4(b)参照)。
また、第2レバー突片47の先端部には、その図示反時計回転方向に先行する側で略鍵穴状のケーブル引込み孔47bが形成されている。そして、第2レバー突片47の先端部には、例えば金属板からなる略三角形のケーブル引込みプレート48が締結されている。このケーブル引込みプレート48は、第2レバー突片47に締結される基端部に対して先端部が車外側に変位するように曲成されており、該先端部において第2レバー突片47との間に車両の幅方向の隙間を形成する。この先端部には、ケーブル引込み孔47bと同心の略円形のケーブル引込み孔48aが形成されている。ケーブル引込みプレート48は、第2レバー突片47と協働してアッパラッチ作動部としてのケーブル引込み部49を構成する。
アクチュエータ40は、クローズレバー45のケーブル引込み部49において前述の駆動ケーブルC4に接続されている。
すなわち、メインブラケット21のケーブル取付部24には、その車外側から重ねられる状態で、例えば金属板からなるサブブラケット25が取着されている。このサブブラケット25は、ケーブル取付部24の外形に合わせて略舌片状に成形されている。一方、駆動ケーブルC4のアウタケーシング70は、ロアクローザ20側の先端部71がケーブル取付部24及びサブブラケット25の間に挟持された状態で長手方向に沿う移動が規制されている。そして、アウタケーシング70に摺動自在に挿通されたワイヤ75のアウタケーシング70から露出するロアクローザ20側の端末76は、ケーブル引込み孔47b等と同心の略円柱状に成形されている。ワイヤ75の端末76は、両端がケーブル引込み孔47b及びケーブル引込み孔48aに回動自在に嵌挿されることでケーブル引込み部49(クローズレバー45)に連結されている。そして、クローズレバー45が図示時計回転方向に回動すると、アウタケーシング70からワイヤ75がロアクローザ20側に引き込まれる。
次に、アッパクローザ50について説明する。
図7~図9に示すように、アッパクローザ50は、立柱部14aの上端部に載置されるハウジング61を備える。このハウジング61は、例えば金属板からなるメインプレート62と、該メインプレート62と略平行にその前方に配置された例えば金属板からなるサブプレート63と、それらメインプレート62及びサブプレート63の間に挟まれた樹脂ボデー64とを有する。そして、ハウジング61には、サブプレート63及び樹脂ボデー64の間に亘って略スリット状のストライカ入出部61aが形成されている。このストライカ入出部61aは、スイングドア11の閉作動時にストライカSTUが進入するように配置されている。
なお、メインプレート62には、その下端から前方に起立する略L字状のケーブル取付部62aが形成されている。前述の駆動ケーブルC4のアウタケーシング70は、アッパクローザ50側の先端部72がケーブル取付部62aに保持された状態で長手方向に沿う移動が規制されている。
アッパラッチ機構60は、樹脂ボデー64に収容されたラッチ65及びポール66を有する。ラッチ65及びポール66は、樹脂ボデー64を貫通する状態でメインプレート62及びサブプレート63の間に架け渡された互いに平行な一対の支持軸67,68にそれぞれ軸支されている。両支持軸67,68は、車両の高さ方向に並設されている。
ラッチ65には、ストライカ入出部61aの配置に合わせて略U字状の係合凹部65aが形成されている。また、ラッチ65は、支持軸67を挟む係合凹部65aの反対側で周方向に並ぶ一対の突部65b,65cを有する。図示反時計回転方向に先行する側に配置された一方の突部65bの当該方向に先行する端面はフルラッチ係合面65dを形成し、他方の突部65cの当該方向に先行する端面はハーフラッチ係合面65eを形成する。ラッチ65は、ハウジング61に一端の掛止されたラッチ付勢ばね(図示略)の他端が掛止されることで図示反時計回転方向に回動する側に付勢されるとともに、該ハウジング61に設置されたラッチストッパ(図示略)に当接することで当該方向への回動が規制され、所定の初期回動位置(アンラッチ位置)に保持される。なお、ラッチ65は、支持軸67を中心とする一の径方向(図7において右方)に鉤爪状の連動片65fを突出する。
一方、ポール66は、支持軸68からその径方向一側(図7の左側)に延出する略鉤爪状の係合片66aを形成する。また、ポール66は、支持軸68からその径方向他側(図7の左下側)に延出する略アーム状の被押圧部66bを形成する。このポール66は、ポール付勢ばね(図示略)により図示時計回転方向に回動する側、即ち係合片66aを上方に移動させる側に付勢され、所定の初期回動位置に保持される。
なお、アッパラッチ機構60(ラッチ65、ポール66)の基本的な動作は、符号及び方向が異なることを除けばロアラッチ機構30と同様であるため、その説明を省略する。
メインプレート62には、ポール66等の下方で支持軸67の中心線と平行に中心線の延びる支持軸51が設けられるとともに、該支持軸51には、例えば金属板からなるリリースレバー52が軸支されている。このリリースレバー52は、支持軸51を中心とする径方向に延びる略アーム状の接続部52aを有するとともに、図示時計回転方向の回動軌跡上にポール66の被押圧部66bが位置する押圧部52bを有する。
アッパラッチ機構60は、接続部52aにおいて前述のオープンケーブルC3に接続されている。そして、操作ハンドル15が操作されると、その操作力がリモコン16及びオープンケーブルC3を介して伝達されることで、リリースレバー52が図示時計回転方向に回動する。そして、押圧部52bに被押圧部66bの押圧されるポール66が図示反時計回転方向に回動する。このとき、アッパラッチ機構60がハーフラッチ状態又はフルラッチ状態にあれば、係合片66aによるハーフラッチ係合面65e又はフルラッチ係合面65dの係止が解除される。そして、スイングドア11は、係合凹部65aにおけるストライカSTUとの係合を解除して開放可能となる。
また、樹脂ボデー64には、その後縁部に沿って車両の高さ方向に連通するガイド部64aが形成されるとともに、該ガイド部64aには、その連通方向にスライダ55が摺動自在に配置されている。このスライダ55は、例えば金属板からなり、ガイド部64a内に位置する略長尺状の本体部55aを有するとともに、該本体部55aの下端に接続されてガイド部64aから露出する略四角筒状の接続部55bを有する。アッパラッチ機構60は、接続部55bにおいて前述の駆動ケーブルC4(ワイヤ75)に接続されている。従って、前述のようにワイヤ75がロアクローザ20側に引き込まれると、スライダ55はガイド部64aに沿って下方に移動する。なお、スライダ55には、サブプレート63に一端の係止された引張コイルスプリング56の他端が掛止されている。スライダ55は、引張コイルスプリング56により上方(即ちワイヤ75の引込み方向とは逆方向)に移動する側に付勢されるとともに、ガイド部64aの終端に当接することで当該方向への移動が規制され、所定の初期位置に保持される。
スライダ55には、本体部55aの範囲で前後方向に連通する略四角形の長孔55cが形成されている。スライダ55が初期位置にあるとき、長孔55cは、ラッチ65がアンラッチ位置及びフルラッチ位置の間を移動する際に連動片65fの移動軌跡を開放する。そして、ラッチ65がハーフラッチ位置にあるとき、長孔55cには連動片65fが挿通される(図9参照)。従って、ラッチ65がハーフラッチ位置にある状態でスライダ55がガイド部64aに沿って初期位置から下方に移動すると、長孔55cの上端の内壁面に連動片65fの押圧されるラッチ65は、図示時計回転方向に回動してフルラッチ位置に到達する。このとき、スイングドア11は、半ドア状態から全閉状態になるまで閉作動する。
なお、ロアクローザ20側へのワイヤ75の引込みが終了すると、スライダ55はフルラッチ位置にあるラッチ65を残置したまま引張コイルスプリング56に付勢されて初期位置に復帰する。このとき、長孔55cは、ラッチ65がフルラッチ位置からアンラッチ位置へと移動する際の連動片65fの移動軌跡を開放することはいうまでもない。
次に、スイングドア11が閉作動に伴い半ドア状態に到達したときの作用について総括して説明する。このとき、ロアラッチ機構30及びアッパラッチ機構60は共にハーフラッチ状態にある(図4(a)、図9参照)。なお、車両用ドアロック装置は、ロアラッチ機構30及びアッパラッチ機構60の少なくとも一方がハーフラッチ状態又はフルラッチ状態にあることを検知する適宜の検知部材(図示略)を備えており、前述のECU90は、当該検知部材の検知結果に基づいてスイングドア11が半ドア状態又は全閉状態にあることを検知する。そして、ECU90は、スイングドア11が半ドア状態にあることが検知されると、全閉状態まで閉作動させるべくアクチュエータ40の駆動を開始する。
アクチュエータ40の駆動に伴い電動モータ41が一方向に回転すると、該回転が減速機構42及び出力ギヤ43を介してクローズレバー45に伝達されて、該クローズレバー45が一方向(図4(a)において時計回転方向)に回動する。このとき、押圧片47aに連動片35fを押圧されるラッチ35は、図示反時計回転方向に回動してフルラッチ位置に到達する(図4(b)参照)。そして、フルラッチ位置に到達したラッチ35は、フルラッチ係合面35dにポール36の係合片36aが係止されることで回り止めされ、ロアラッチ機構30がフルラッチ状態になる。
同時に、クローズレバー45が一方向に回動すると、ケーブル引込み部49によりワイヤ75がロアクローザ20側に引き込まれ、引張コイルスプリング56の付勢力に抗してスライダ55がガイド部64aに沿って下方に移動する。このとき、長孔55cの内壁面に連動片65fの押圧されるラッチ65は、図示時計回転方向に回動してフルラッチ位置に到達する。そして、フルラッチ位置に到達したラッチ65は、フルラッチ係合面65dにポール66の係合片66aが係止されることで回り止めされ、アッパラッチ機構60がフルラッチ状態になる。
以上により、スイングドア11が全閉状態になる。
ECU90は、前述の検知部材の検知結果に基づいてスイングドア11が全閉状態にあることが検知されると、アクチュエータ40の駆動を停止するとともに、電動モータ41を逆方向に回転させるべくアクチュエータ40の駆動を開始する。
アクチュエータ40の駆動に伴い電動モータ41が逆方向に回転すると、該回転が減速機構42及び出力ギヤ43を介してクローズレバー45に伝達されて、該クローズレバー45が逆方向(図4(b)において反時計回転方向)に回動する。このとき、押圧片47aから連動片35fの解放されたラッチ35は、アンラッチ位置までの回動軌跡が開放される(図3参照)。
加えて、クローズレバー45が逆方向に回動すると、スライダ55はフルラッチ位置にあるラッチ65を残置したまま引張コイルスプリング56に付勢されてアッパクローザ50側にワイヤ75を引き込みつつ初期位置に復帰する。このとき、長孔55cの内壁面から連動片65fの解放されたラッチ65は、アンラッチ位置までの回動軌跡が開放される(図7参照)。
なお、スイングドア11が半ドア状態又は全閉状態にあるときに操作ハンドル15が操作されると、その操作力が前述の態様でポール36,66に伝達されて係合片36a,66aによるハーフラッチ係合面35e,65e又はフルラッチ係合面35d,65dの係止が解除される。これにより、スイングドア11が開放可能となる。
本実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)本実施形態では、スイングドア11が半ドア状態にあるときにアクチュエータ40によってアッパラッチ機構60及びロアラッチ機構30を共にハーフラッチ状態からフルラッチ状態にでき、ひいてはスイングドア11をより的確に全閉状態にできる。また、アクチュエータ40は、アッパラッチ機構60及びロアラッチ機構30に共用の一つでよいため、例えばそれらアッパラッチ機構60及びロアラッチ機構30に個別にアクチュエータを設ける場合に比べて装置全体としての重量の増加及びコストの増加を抑制できる。
(2)本実施形態では、電動モータ41の一方向の回転によってアッパラッチ機構60及びロアラッチ機構30が共にハーフラッチ状態からフルラッチ状態になるようにそれらアッパラッチ機構60及びロアラッチ機構30を作動させることが可能である。従って、例えば電動モータ41の回転方向に応じて選択的にアッパラッチ機構60及びロアラッチ機構30を作動させる場合に比べて該作動に要する時間をより短縮できる。あるいは、電動モータ41の回転方向を切り替えることなく、アッパラッチ機構60及びロアラッチ機構30を共に作動させることが可能であるため、電動モータ41の回転制御をより簡素化できる。
(3)本実施形態では、クローズレバー45は、押圧片47a及びケーブル引込み部49を有することで、一部品で二つの機能(アッパラッチ機構60の作動、ロアラッチ機構30の作動)を持つことができる。このため、部品点数の増加を抑制でき、ひいては装置全体としてより小型化できる。そして、スペースの限られたスイングドア11内での搭載性をより向上できる。
(4)本実施形態では、ロアクローザ20にアクチュエータ40を設けてロアラッチ機構30を作動させるための駆動ケーブルを省略したことで、ロアクローザ20等をスイングドア11の下端に集約配置できる。
(5)本実施形態では、操作ハンドル15の操作力をリモコン16及びキャンセルケーブルC2を介してキャンセルレバー44に伝達することで、アクチュエータ40の出力を停止できる。従って、スイングドア11を半ドア状態から閉作動させているとき、操作ハンドル15を操作すればロアラッチ機構30及びアッパラッチ機構60の作動を同時に停止でき、緊急時における速やかな対応を実現できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・前記実施形態において、ケーブル引込み部49は、クローズレバー45とは独立で電動モータ41の回転が伝達される適宜のレバーに設けられていてもよい。あるいは、ケーブル引込み部49は、クローズレバー45を介して電動モータ41の回転が伝達される適宜のレバーに設けられていてもよい。
・前記実施形態においては、アッパラッチ機構60の引き込みに駆動ケーブルC4を使用したが、これに代えて連結部材としての適宜のリンク(例えば金属製の棒状部材)等を使用してもよい。
・前記実施形態において、アクチュエータ40をアッパクローザ50に設けてもよい。この場合、アクチュエータ40の動力を駆動ケーブル(C4)を介することなくアッパラッチ機構60に伝達してもよい。
・前記実施形態において、アクチュエータ40の動力を駆動ケーブルC4に準じた駆動ケーブルを介してロアラッチ機構30に伝達してもよい。この場合、アクチュエータ40をスイングドア11内の適宜の位置に設けてもよい。
C4…駆動ケーブル(連結部材)、11…スイングドア(ドア)、20…ロアクローザ、30…ロアラッチ機構、40…アクチュエータ、41…電動モータ、45…クローズレバー、47a…押圧片(ロアラッチ作動部)、49…ケーブル引込み部(アッパラッチ作動部)、50…アッパクローザ、60…アッパラッチ機構。

Claims (3)

  1. 車両のドアの上端に設けられ、ハーフラッチ状態及びフルラッチ状態において前記ドアを半ドア状態及び全閉状態でそれぞれ保持するアッパラッチ機構を有するアッパクローザと、
    前記ドアの下端に設けられ、ハーフラッチ状態及びフルラッチ状態において前記ドアを半ドア状態及び全閉状態でそれぞれ保持するロアラッチ機構を有するロアクローザと、
    前記アッパラッチ機構及び前記ロアラッチ機構が前記ハーフラッチ状態から前記フルラッチ状態になるように前記アッパラッチ機構及び前記ロアラッチ機構を作動させる1つのアクチュエータとを備えた、車両用ドアロック装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ドアロック装置において、
    前記アクチュエータは、電動モータを有し、該電動モータの一方向の回転によって前記アッパラッチ機構及び前記ロアラッチ機構が共にハーフラッチ状態からフルラッチ状態になるようにそれらアッパラッチ機構及びロアラッチ機構を作動させる、車両用ドアロック装置。
  3. 請求項2に記載の車両用ドアロック装置において、
    前記アッパラッチ機構に連結され、該アッパラッチ機構を作動させる連結部材を備え、
    前記アクチュエータは、前記電動モータの回転が伝達されるクローズレバーを有して前記ロアクローザに設けられており、
    前記クローズレバーは、
    前記電動モータの前記一方向の回転に伴って前記ロアラッチ機構を作動させるロアラッチ作動部と、
    前記連結部材に連結され、前記電動モータの前記一方向の回転に伴って前記アッパラッチ機構を作動させるべく前記連結部材を引き込むアッパラッチ作動部とを有した、車両用ドアロック装置。
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