JP5978485B2 - 車両用スライドドアの開閉装置 - Google Patents
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Description
第1の発明は、車体側面に前後方向へ延在するガイドレールに沿って移動するガイドユニットを介して開閉可能に支持されるスライドドアを備え、前記ガイドレールは、そのドア閉鎖側に車体内方へ湾曲して前記スライドドアを車体内方へ案内する湾曲部及び当該湾曲部からドア開方向へ延伸する直線部を形成し、前記ガイドユニットは、前記ガイドレールに沿って移動可能に案内されるレール側ブラケットと、前記スライドドアに固定され、前記レール側ブラケットを前記湾曲部の湾曲方向へ揺動自在に枢着するドア側ブラケットとを有する車両用スライドドアの開閉装置において、前記スライドドアに設けられ、前記車体側のストライカに係合可能なラッチと、前記ラッチに係合することにより前記スライドドアを閉位置に拘束し、また前記ラッチから外れることにより前記スライドドアの開きを可能にするラチェットと、前記ラチェットを前記ラッチに係合した係合位置から前記ラッチから外れるリリース位置に作動させ得るように、前記ラチェットにリリース操作力伝達手段を介して連結される電動リリース手段と、前記電動リリース手段の動力を前記ラチェットに伝達し得るように前記リリース操作力伝達手段を接続する接続状態、及び前記ラチェットが前記電動リリース手段により前記リリース位置に拘束されたリリース拘束状態にあるとき、前記リリース操作力伝達手段を切断する切断状態に切り替え可能なリリースキャンセル機構と、前記リリースキャンセル機構に直接または間接的に連結され、前記レール側ブラケットが前記ガイドレールの前記湾曲部を移動する際の前記ドア側ブラケットに対する前記レール側ブラケットの揺動を前記リリースキャンセル機構に伝達可能であって、前記リリースキャンセル機構を接続状態から切断状態に切り替え可能なリリースキャンセル出力手段とを備えることを特徴とする。
図1、2において、Dは、車体側面に設けられる前後方向へ延在するアッパーガイドレールUR、センターガイドレールSR及びロアガイドレールLRに沿って移動可能なガイドユニット80を介して前後方向へスライド可能に支持されるスライドドア、PSDは、スライドドアDを電動で開閉移動させるための電動開閉装置である。
図15に示すフルラッチ状態において、車内に設けられた操作スイッチまたはワイヤレス操作スイッチを開操作することで、モータ321は逆転する。これにより、セクタギヤ39は、支軸34を中心にしてリリース方向へ回動するが、プラネタリーギヤ36は、中立位置に保持されて反時計方向への回動が阻止されたクローズレバー38に枢支されているため、公転しないで反時計方向へ自転する。サンギヤ35は、プラネタリーギヤ36の自転に基づいて中立位置からリリース方向へ所定角度回動する。これにより、サンギヤ35がリリース方向へ回転することで、図18に示すように、サンギヤ35の当接部352が第1リリース出力レバー301のリリース部301aに当接し、第1リリース出力レバー301をリリース方向へ作動させる。
(a)第2リリース出力レバー302を、操作中継装置100を経由させないで、ラチェット9に直接または間接的に連結する。
(b)第1リリース出力レバー301と第2リリース出力レバー302とを一体構造とする。この場合、第1リリース出力レバー301と第2リリース出力レバー302とを一体構造したものをリリース出力レバーとすると、モータ321の動力をラチェット9に伝達する操作力伝達経路を切断する箇所は、モータ321とラチェット9とを繋ぐ経路のいずれかの箇所に設けられる。
(c)リリースキャンセル入力レバー303がリリース作動するタイミングを、スライドドアDが全閉位置または半ドア位置から開作動するときとする。この場合は、図6に示すように、ガイドユニット80のレール側ブラケット81が、センターガイドレールSRの湾曲部SR1から直線部SR2へ向けて移動する過程においてレール側ブラケット81の揺動に伴うリリースキャンセル出力レバー84の揺動によって、リリースキャンセル出力レバー84をリリース作動させるようにする。さらには、開作動及び閉作動の両方向にてリリース作動させても良い。
(d)リリースキャンセル伝達部材87の端部をレール側ブラケット81の揺動部分に直接または間接的に連結し、レール側ブラケット81の揺動に伴って、操作力伝達部材87がリリースキャンセル入力レバー303をキャンセル作動させるようにする。
(e)ラチェット9及び全開ラッチ装置ODをリリース作動させる専用のモータ等の動力源を有するリリースアクチュエータを別途設ける。この場合には、モータ321により作動する減速機構をなす遊星歯車機構33の減速作動は、ラチェット9をリリース作動させるためには使用されず、ラッチ7をハーフラッチ位置からフルラッチ位置へ作動させるためにだけ使用される。また、リリースキャンセル機構は、リリースアクチュエータのリリース作動をラチェット9に伝達する操作力伝達経路の途中に設けられ、リリースキャンセル機構の構成は必要に応じて変更される。
(f)ガイドユニット80を、アッパーガイドレールURまたはロアガイドレールLRに沿って移動可能なものとする。
(g)ガイドユニット80のレール側ブラケット81がガイドレールの湾曲部を移動する過程におけるリリース拘束状態の解除作動に加え、リリースキャンセル出力レバー84に手動操作部を設ける。このようにすることで、使用者が必要に応じてリリースキャンセル機構を切断状態とすることができる。
2 ラッチユニット
3 クローザ・リリースユニット
4 カバープレート
5 ハウジング
6 ラッチ軸
7 ラッチ
8 ラチェット軸
9 ラチェット
10 検知レバー
11 ラッチレバー
12 オープンレバー
13 連結シャフト
14 ハーフラッチ検出スイッチ
15 フルラッチ検出スイッチ
16 スプリング
17 スプリング
18 支軸
19 リリース入力レバー
20 ブロックレバー
21 緊急レバー
23 スプリング
31 ベースプレート
32 減速ユニット
33 遊星歯車機構(減速機構)
34 支軸
35 サンギヤ
36 プラネタリーギヤ
37 軸
38 クローズレバー
39 セクタギヤ
40 スプリング
41 ストライカ進入溝
42 支持面
51 ストライカ進入溝
52 円弧孔
71 フルラッチ係合部
72 ハーフラッチ係合部
73 アーム部
80 ガイドユニット
81 レール側ブラケット
81a 当接部(リリースキャンセル出力手段)
82 ドア側ブラケット
83 枢軸
84 リリースキャンセル出力レバー(リリースキャンセル出力手段)
84a 被当接部
84b 長孔
85 支軸
86 スプリング
87 リリースキャンセル伝達部材
100 操作中継装置
101 施解錠機構
102 ハンドル連動レバー
103 出力レバー
111 作動部
122 第2アーム部
191 連結部
192 リリース部
193 折曲部
201 当接部
202 折曲部
203 ブロック部
211 連結部
212 当接部
301 第1リリース出力レバー(リリースキャンセル機構)
301a リリース部
301b 長孔
302 第2リリース出力レバー(リリースキャンセル機構)
302a 折曲部
302b 長孔
303 リリースキャンセル入力レバー(リリースキャンセル機構)
303a アーム部
303b 長孔
303c 支軸
304 支軸
306 スプリング
307 スプリング
308 フローティングピン
311 ストッパ部
321 モータ(電気駆動源)
322 出力ギヤ
351 外歯ギヤ
352 当接部
381 クローズ部
391 外歯ギヤ
392 内歯ギヤ
501〜505 操作力伝達部材
811 水平ローラ
812 垂直ローラ
D スライドドア
FD フロントドアラッチ装置
IH インサイドハンドル
LK ロック操作ノブ
OD 全開ラッチ装置
OH アウトサイドハンドル
PSD 電動開閉装置
UR アッパーガイドレール
SR センターガイドレール
SR1 湾曲部
SR2 直線部
LR ロアガイドレール
S ストライカ
Claims (4)
- 車体側面に前後方向へ延在するガイドレールに沿って移動するガイドユニットを介して開閉可能に支持されるスライドドアを備え、前記ガイドレールは、そのドア閉鎖側に車体内方へ湾曲して前記スライドドアを車体内方へ案内する湾曲部及び当該湾曲部からドア開方向へ延伸する直線部を形成し、前記ガイドユニットは、前記ガイドレールに沿って移動可能に案内されるレール側ブラケットと、前記スライドドアに固定され、前記レール側ブラケットを前記湾曲部の湾曲方向へ揺動自在に枢着するドア側ブラケットとを有する車両用スライドドアの開閉装置において、
前記スライドドアに設けられ、前記車体側のストライカに係合可能なラッチと、
前記ラッチに係合することにより前記スライドドアを閉位置に拘束し、また前記ラッチから外れることにより前記スライドドアの開きを可能にするラチェットと、
前記ラチェットを前記ラッチに係合した係合位置から前記ラッチから外れるリリース位置に作動させ得るように、前記ラチェットにリリース操作力伝達手段を介して連結される電動リリース手段と、
前記電動リリース手段の動力を前記ラチェットに伝達し得るように前記リリース操作力伝達手段を接続する接続状態、及び前記ラチェットが前記電動リリース手段により前記リリース位置に拘束されたリリース拘束状態にあるとき、前記リリース操作力伝達手段を切断する切断状態に切り替え可能なリリースキャンセル機構と、
前記リリースキャンセル機構に直接または間接的に連結され、前記レール側ブラケットが前記ガイドレールの前記湾曲部を移動する際の前記ドア側ブラケットに対する前記レール側ブラケットの揺動を前記リリースキャンセル機構に伝達可能であって、前記リリースキャンセル機構を接続状態から切断状態に切り替え可能なリリースキャンセル出力手段とを備えることを特徴とする車両用スライドドアの開閉装置。 - 前記リリースキャンセル出力手段は、前記レール側ブラケットが前記湾曲部を移動する過程において、前記レール側ブラケットの揺動を前記リリースキャンセル機構に伝達するリリース作動した後に中立状態に戻って、前記リリースキャンセル機構を切断状態から接続状態に復帰可能としたことを特徴とする請求項1記載の車両用スライドドアの開閉装置。
- 前記リリースキャンセル出力手段は、前記ドア側ブラケットに枢着されると共に、前記リリースキャンセル機構に直接または間接的に連結され、前記レール側ブラケットの揺動に伴って前記レール側ブラケットの当接部に当接することにより中立位置からリリース方向へ作動可能なリリースキャンセル出力レバーを有することを特徴とする請求項2記載の車両用スライドドアの開閉装置。
- 前記レール側ブラケットの前記当接部は、前記レール側ブラケットが前記湾曲部を移動する過程において、前記リリースキャンセル出力レバーの乗り越えることによって前記リリースキャンセル出力レバーをリリース作動した状態から中立位置への戻りを可能にすることを特徴とする請求項3記載の車両用スライドドアの開閉装置。
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