JP6131449B2 - 車両用ドア開閉装置 - Google Patents
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Description
第1の発明は、ドアまたは車体の何れか一方に設けられ、前記ドアの閉移動に伴って前記ドアまたは前記車体のいずれか他方に設けられるストライカに噛合してオープン位置からラッチ位置に移動可能なラッチと、前記ラッチ位置にある前記ラッチに係合することにより前記ドアを閉位置に拘束し、また前記ラッチから外れることにより前記ドアの開きを可能にするラチェットと、前記ラチェットを前記ラッチに係合した係合位置から前記ラッチから外れるリリース位置に作動させるように、待機状態からリリース作動し再び該待機状態に反転可能なリリース電動手段と、前記ドアを開けた状態のときのみ、待機位置から所定の方向のリリースキャンセル位置へ操作可能なリリースキャンセル操作レバーと、前記リリースキャンセル操作レバーの前記リリースキャンセル位置への操作に基づいて前記リリース電動手段のリリース作動を前記ラチェットに伝達可能とするリリース作動伝達経路を接続する接続状態から切断する切断状態に切替可能なリリースキャンセル入力中継手段と、を備え、前記リリースキャンセル入力中継手段は、前記リリース電動手段がリリース作動した状態に停止した停止状態で、かつ前記ラチェットが前記リリース位置に停止した状態のとき、前記リリースキャンセル操作レバーの前記待機位置から前記リリースキャンセル位置への操作に基づいて前記接続状態から前記切断状態に切り替わることによって、前記ラチェットの前記係合位置への移動を可能にし、かつ前記切断状態に保持され、前記リリースキャンセル操作レバーは、前記リリース電動手段が前記停止状態にあるとき、前記待機位置から前記リリースキャンセル位置へ操作されることにより、前記リリースキャンセル位置に停止して保持されることを特徴とする。
図1において、Dは、車体Bの側面に固定される前後方向のアッパーガイドレールG1、ウェストガイドレールG2及びロアガイドレールG3により前後方向へ開閉可能に支持されるスライドドア(以下、「ドア」と記す)である。
図2〜4に示すように、ラッチユニット2は、ドアDに対する取付面が金属製の平面視L字状のカバープレート4により閉塞される合成樹脂製のハウジング5を備える。図4に示すように、ハウジング5内には、前後方向を向くラッチ軸6により枢支され、ドアDの閉鎖時、ストライカSと噛合可能なラッチ7と、前後方向を向くラチェット軸8により枢支され、ラッチ7の外周縁に設けられたフルラッチ係合部7aまたはハーフラッチ係合部7bに選択的に係合可能なラチェット9とを含むラッチ機構が収容される。なお、図3、4は、ラッチユニット2の内部構造を明示するため、カバープレート4を省略して示している。
なお、以下の説明において、ラッチ7の「オープン位置」、「ハーフラッチ位置」及び「フルラッチ位置」は、必要に応じてラッチ機構の「オープン状態」、「ハーフラッチ状態」及び「フルラッチ状態」またはドアDの「開放状態または開放位置」、「半ドア状態または半ドア位置」及び「全閉状態または全閉位置」と記す。
図2に示すように、クローザ・リリースユニット3は、ラッチユニット2におけるカバープレート4の支持面4bに固定される金属製のベースプレート31と、ベースプレート31における車外側を向く面の前部に配置されるクローザ・リリース用のモータ32と、ベースプレート31における車外側を向く面に配置され、モータ32の動力を出力する車内外方向の軸回りに回転可能な出力ギヤ32aに噛合してモータ32の回転を減速して出力可能な減速機構をなす遊星歯車機構33と、ベースプレート31に枢支されるリリース出力レバー41とを備える。
なお、本実施形態におけるリリース電動手段は、モータ32、減速機構をなす遊星歯車機構33及びリリース出力レバー41を含んで構成されるが、本発明におけるリリース電動手段は、本実施形態に限定されるものでなく、例えば、取付け位置、減速機構の構成を変更する等種々変更可能である。
開放状態にあるドアDが電動開閉装置PSDの動力により半ドア位置まで閉じられて、ストライカSがカバープレート4のストライカ進入溝4a及びハウジング5のストライカ進入溝5aに進入してラッチ7に噛合すると、ラッチ機構は、図5に示すオープン状態から図6に示すハーフラッチ状態に変化する。そして、ラッチ7のハーフラッチ位置がハーフラッチ検出スイッチ14により検出されると、モータ32が制御回路装置によりクローズ制御(正転制御)される。これにより、モータ32のクローズ駆動により出力ギヤ32aが図6に示す矢印方向の時計方向へ回動し、このとき、サンギヤ35の時計方向への回動はブロック位置にあるブロックレバー20により阻止されるため、セクタギヤ39は、支軸34を中心に矢印方向のクローズ方向(反時計方向)へ回動し、これに伴って、プラネタリーギヤ36は、反時計方向へ自転しつつ公転する。
図6または図8に示すように、ラッチ機構がハーフラッチ状態またはフルラッチ状態にあるとき、車両に設けた操作スイッチまたは携帯用のワイヤレス操作スイッチの操作に基づいて、モータ32がリリース駆動すると、セクタギヤ39は、支軸34を中心にしてリリース方向(時計方向)へ回動する。この場合、クローズレバー38に枢支されたプラネタリーギヤ36は、公転しないで時計方向へ自転する。この結果、サンギヤ35は、プラネタリーギヤ36の自転に基づいて反時計方向、すなわちリリース方向へ所定角度回動して、当接部35bがリリース出力レバー41のリリース部41aに対して当接することで、図9に示すように、リリース出力レバー41をリリース作動させる。これにより、モータ32、減速機構を構成する遊星歯車機構33及びリリース出力レバー41を含むリリース電動手段のリリース作動は、後述の各種要素を経由してラチェット9に伝達されてラチェット9を係合位置からリリース位置に回動させることで、ドアDの開扉を可能にする。リリース作動が終了した後は、モータ32は反転制御され、リリース出力レバー41及び当該リリース出力レバー41のリリース作動に連動した各種要素は待機位置に戻る。
図11、12に示すように、操作中継装置100は、ドアD内に固定されるベースプレート101と、前述のロック操作ノブLKと、ロック・アンロック操作用の電動式のアクチュエータ102と、アウトサイドハンドルOHの操作に連動する第1、2及び3アウトサイドレバー103、104及び105と、インサイドハンドルIHのドア開操作及びドア閉操作に連動する主インサイドレバー106と、主インサイドレバー106と一体的に回動する副インサイドレバー107と、アンロック位置及びロック位置に移動可能な主、副チャイルドプルーフレバー108、109と、主インサイドレバー106を介してインサイドハンドルIHのドア開操作に連動する開用インサイドレバー110と、主インサイドレバー106を介してインサイドハンドルIHのドア閉操作に連動する閉用インサイドレバー111と、第3アウトサイドレバー105に連動するコネクトレバー112と、コネクトレバー112を介して第3アウトサイドレバー105に連動する緊急出力レバー113と、アンロック位置及びロック位置に移動可能な第1、2ロックレバー114、115と、第1ロックレバー114がアンロック位置にあるとき、コネクトレバー112の作動に連動可能なリリース中継レバー116と、モータ32のリリース駆動によるリリース出力レバー41のリリース作動をラッチ機構のラチェット9に対して伝達可能な接続状態及び伝達不能な切断状態に切替可能なリリースキャンセル入力中継手段117と、リリース拘束状態を解除するときに操作されるリリースキャンセル操作レバー160とを備える。
なお、アンロック状態とは、第1、2ロックレバー114、115及びフローティングピン143がそれぞれアンロック位置にある状態であり、ロック状態とは、第1、2ロックレバー114、115及びフローティングピン143がそれぞれロック位置にある状態を指す。
(ドアDが全閉位置で、操作中継装置100がアンロック状態にあるとき、アウトサイドハンドルOHが操作されたときのリリース作動)
図13に示すアンロック状態において、アウトサイドハンドルOHの操作は、第5操作力伝達部材505を介して第1アウトサイドレバー103に伝達される。この結果、図15に示すように、第1、2及び第3アウトサイドレバー103、104及び105がリリース作動し、第3アウトサイドレバー105のリリース作動は、コネクトレバー112、フローティングピン143及びリリース中継レバー116を介して第1、7操作力伝達部材501、507にそれぞれ伝達される。これにより、リヤドアラッチ装置1のリリース入力レバー19は、図8に示す待機位置から図9に示すようにリリース作動することでラチェット9をリリース位置に移動させてラッチ機構をリリース作動させ、また、これとほぼ同時に、フロントドアラッチ装置FDもリリース作動させて、ドアDの開扉を可能にする。
なお、図15に図示の太線の矢印は、各種要素の作動方向を指している。
図13に示すアンロック状態において、インサイドハンドルIHの開操作は、主インサイドレバー106及び連結ロッド131を介して開用インサイドレバー110に伝達される。この結果、図16に示すように、主インサイドレバー106、開用インサイドレバー110、コネクトレバー112及びリリース中継レバー116がリリース作動する。リリース中継レバー116のリリース作動は、第1、7操作力伝達部材501、507を介してリヤドアラッチ装置1のリリース入力レバー19及びフロントドアラッチ装置FDにそれぞれ伝達されることで、アウトサイドハンドルOHが操作された場合と同様にドアDの開扉を可能にする。
なお、図16に図示の太線の矢印は、各種要素の作動方向を指している。
図13に示すアンロック状態において、インサイドハンドルIHの閉操作は、主インサイドレバー106及び連結ロッド133を介して閉用インサイドレバー111に伝達される。この結果、図17に示すように、主インサイドレバー106及び閉用インサイドレバー111がリリース作動し、閉用インサイドレバー111のリリース作動は、第6操作力伝達部材506を介して全開ラッチ装置ODに伝達されることで、全開ラッチ装置ODがリリース作動して、ドアDの閉扉を可能にする。
なお、図17に図示の太線の矢印は、各種要素の作動方向を指している。
ドアDが全閉状態にあって、ラッチ機構が図8に示すフルラッチ状態において、車内に設けられた操作スイッチまたはワイヤレス操作スイッチが開操作されると、リリース電動手段の一部を構成するモータ32がリリース駆動し、前述のように、図8に示す状態からセクタギヤ39が支軸34を中心にしてリリース方向(反時計方向)へ回動し、プラネタリーギヤ36がセクタギヤ39の回動に連動して軸37を中心に反時計方向へ自転することで、サンギヤ35は、プラネタリーギヤ36の自転に連動して中立位置からリリース方向へ所定角度回動する。そして、図9に示すように、サンギヤ35の当接部35bがリリース出力レバー41のリリース部41aに対して当接することにより、リリース出力レバー41は、待機位置からスプリング46の付勢力に抗してリリース作動する。リリース出力レバー41のリリース作動は、第3操作力伝達部材503を介して接続状態にあるリリースキャンセル入力中継手段117の第1中継レバー118に伝達される。
なお、図9に図示の太線の矢印は、各種要素の作動方向を指している。
この場合、緊急出力レバー113及び閉用インサイドレバー111もコネクトレバー112及び第3アウトサイドレバー105に連動してリリース作動するが、この点については本発明に直接関係しないので説明は省略する。
なお、図18に図示の太線の矢印は、各種要素の作動方向を指している。
前述のように、モータ32のリリース駆動によりリリース出力レバー41をリリース作動させた際、電気的故障または他のトラブルがなければ、モータ32の反転駆動により、各種要素が中立位置または待機位置等に戻って、後のドアDの閉作動時、ラッチ7のフルラッチ係合部7aまたは7bに対するラチェット9の係合を可能にする。
しかし、図9に示すように、ラチェット9がモータ32のリリース駆動によりリリース位置に移動した状態のとき、電気的故障または他のトラブルによって、モータ32の反転が不能になって、リリース出力レバー41がリリース作動した状態で停止してしまうと、ラチェット9がリリース位置に停止して係合位置への戻りが不能になるリリース拘束状態が発生する。当該リリース拘束状態が発生した場合には、このままドアDを閉じようと試みても、ラチェット9がリリース位置に停止してラッチ7に係合する係合位置への移動が不能であるため、ドアDを閉じることはできない。
(a)リリース電動手段の減速機構をウォームギヤや平歯車等で構成する。
(b)リリース電動手段をリヤドアラッチ装置1と別構成として、操作中継装置100またはその近傍に設ける。
(c)リヤドアラッチ装置1及び操作中継装置100を車体B側にそれぞれ設け、ストライカSをドアD側にそれぞれ設ける。
(d)リリースキャンセルレバー120とリリースキャンセル操作レバー160とを一体形成する。
(e)リリースキャンセル操作レバー160の操作部160aに、主チャイルドプルーフレバー108の操作部108aに施した彩色と異なる色の彩色を施す。
3 クローザ・リリースユニット 4 カバープレート
4a ストライカ進入溝 4b 支持面
5 ハウジング 5a ストライカ進入溝
6 ラッチ軸 7 ラッチ
7a フルラッチ係合部 7b ハーフラッチ係合部
8 ラチェット軸 9 ラチェット
10 検知レバー 11 ラッチレバー
11a 作動部 12 オープンレバー
12a アーム部 14 ハーフラッチ検出スイッチ
15 フルラッチ検出スイッチ 16、17 スプリング
18 支軸 19 リリース入力レバー
19a 解除部 19b 折曲部
20 ブロックレバー 20a ブロック部
20b 折曲部 21 緊急入力レバー
21a 連結部 21b 当接部
23 スプリング 31 ベースプレート
31a ストッパ部 32 モータ(リリース電動手段)
32a 出力ギヤ 33 遊星歯車機構(リリース電動手段) 34 支軸
35 サンギヤ 35a 外歯ギヤ
35b 当接部 36 プラネタリーギヤ
37 軸 38 クローズレバー
38a クローズ部 39 セクタギヤ
39a 外歯ギヤ 39b 内歯ギヤ
40 スプリング 41 リリース出力レバー(リリース電動手段) 41a リリース部
44 軸 46 スプリング
48 検出スイッチ 100 操作中継装置
101 ベースプレート 101a ストッパ
101b ストッパ 101c ストッパ
101d ストッパ 101e ストッパ
102 アクチュエータ 102a ハウジング
103 第1アウトサイドレバー 103a 折曲部
104 第2アウトサイドレバー 104a 係合孔
104b 長孔 105 第3アウトサイドレバー
105a 長孔 106 主インサイドレバー
106a 長孔 107 副インサイドレバー
108 主チャイルドプルーフレバー 108a 操作部
108b 長孔 109 副チャイルドプルーフレバー
110 開用インサイドレバー 110a 長孔
110b 長孔 111 閉用インサイドレバー
112 コネクトレバー 112a 被当接部
112b 長孔 113 緊急出力レバー
114 第1ロックレバー 114a 長孔
115 第2ロックレバー 115a 軸部
115b 連結部 115c 連結部
116 リリース中継レバー 116a 制御孔
117 リリースキャンセル入力中継手段
118 第1中継レバー 118a 長孔
119 第2中継レバー 119a 空振り孔
119b 係合孔 120 リリースキャンセルレバー
120a 長孔 122 ガイドブラケット
123 支持プレート 123a ストッパ
124 軸 126 連結ロッド
127 軸 128 連結ロッド
129 軸 130 スプリング
131 連結ロッド 132 検出レバー
133 連結ロッド 134 スプリング
135 スプリング 136 検出スイッチ
138 軸 139 スプリング
140 検出スイッチ 141 フローティングピン
142 スプリング 143 フローティングピン
144 出力レバー 145 ターンオーバースプリング
146 スプリング 147 支持プレート
148 軸 149 フローティングピン
150 スプリング 151 軸
152 スプリング 153 スイッチケース
160 リリースキャンセル操作レバー
160a 操作部 161 軸
162 スプリング 501 第1操作力伝達部材
502 第2操作力伝達部材 503 第3操作力伝達部材
504 第4操作力伝達部材 505 第5操作力伝達部材
506 第6操作力伝達部材 507 第7操作力伝達部材
B 車体 D スライドドア
FD フロントドアラッチ装置 IH インサイドハンドル
LK ロック操作ノブ LKa アーム部
OD 全開ラッチ装置 OH アウトサイドハンドル
G1 アッパーガイドレール G2 ウェストガイドレール
G3 ロアガイドレール PSD 電動開閉装置
S ストライカ
Claims (4)
- ドアまたは車体の何れか一方に設けられ、前記ドアの閉移動に伴って前記ドアまたは前記車体のいずれか他方に設けられるストライカに噛合してオープン位置からラッチ位置に移動可能なラッチと、
前記ラッチ位置にある前記ラッチに係合することにより前記ドアを閉位置に拘束し、また前記ラッチから外れることにより前記ドアの開きを可能にするラチェットと、
前記ラチェットを前記ラッチに係合した係合位置から前記ラッチから外れるリリース位置に作動させるように、待機状態からリリース作動し再び該待機状態に反転可能なリリース電動手段と、
前記ドアを開けた状態のときのみ、待機位置から所定の方向のリリースキャンセル位置へ操作可能なリリースキャンセル操作レバーと、
前記リリースキャンセル操作レバーの前記リリースキャンセル位置への操作に基づいて前記リリース電動手段のリリース作動を前記ラチェットに伝達可能とするリリース作動伝達経路を接続する接続状態から切断する切断状態に切替可能なリリースキャンセル入力中継手段と、を備え、
前記リリースキャンセル入力中継手段は、前記リリース電動手段がリリース作動した状態に停止した停止状態で、かつ前記ラチェットが前記リリース位置に停止した状態のとき、前記リリースキャンセル操作レバーの前記待機位置から前記リリースキャンセル位置への操作に基づいて前記接続状態から前記切断状態に切り替わることによって、前記ラチェットの前記係合位置への移動を可能にし、かつ前記切断状態に保持され、
前記リリースキャンセル操作レバーは、前記リリース電動手段が前記停止状態にあるとき、前記待機位置から前記リリースキャンセル位置へ操作されることにより、前記リリースキャンセル位置に停止して保持されることを特徴とする自動車用ドア開閉装置。 - 前記リリースキャンセル操作レバーは、前記リリース電動手段が前記待機状態にあるとき、前記待機位置から前記リリースキャンセル位置へ操作されても、前記待機位置に戻ることを特徴とする請求項1記載の自動車用ドア開閉装置。
- ドアまたは車体の何れか一方に設けられ、前記ドアの閉移動に伴って前記ドアまたは前記車体のいずれか他方に設けられるストライカに噛合してオープン位置からラッチ位置に移動可能なラッチと、
前記ラッチ位置にある前記ラッチに係合することにより前記ドアを閉位置に拘束し、また前記ラッチから外れることにより前記ドアの開きを可能にするラチェットと、
前記ラチェットを前記ラッチに係合した係合位置から前記ラッチから外れるリリース位置に作動させるように、待機状態からリリース作動し再び該待機状態に反転可能なリリース電動手段と、
前記ドアを開けた状態のときのみ、待機位置から所定の方向のリリースキャンセル位置へ操作可能なリリースキャンセル操作レバーと、
前記リリースキャンセル操作レバーの前記リリースキャンセル位置への操作に基づいて前記リリース電動手段のリリース作動を前記ラチェットに伝達可能とするリリース作動伝達経路を接続する接続状態から切断する切断状態に切替可能なリリースキャンセル入力中継手段と、を備え、
前記リリースキャンセル入力中継手段は、前記リリース電動手段がリリース作動した状態に停止した停止状態で、かつ前記ラチェットが前記リリース位置に停止した状態のとき、前記リリースキャンセル操作レバーの前記待機位置から前記リリースキャンセル位置への操作に基づいて前記接続状態から前記切断状態に切り替わることによって、前記ラチェットの前記係合位置への移動を可能にし、かつ前記切断状態に保持され、
前記リリースキャンセル操作レバーは、前記リリース電動手段が前記待機状態にあるとき、前記待機位置から前記リリースキャンセル位置へ操作されても、前記待機位置に戻ることを特徴とする自動車用ドア開閉装置。 - 前記リリースキャンセル入力中継手段は、前記リリース電動手段が前記停止状態から前記待機状態に反転することによって、前記切断状態から前記接続状態に切り替わることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の自動車用ドア開閉装置。
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