JP6991800B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像が形成されたシート等の記録材を加熱することで画像を定着させる画像形成装置に関する。
画像形成装置は、記録材を加熱して画像を定着させる定着器を備えるものがある。定着器の温度制御は、サーミスタ等の温度検出器により温度を検出して行われる。画像形成装置は、温度検出器により検出される温度が目標温度に一致するように定着器への電力供給を制御することで、定着器の温度制御を行う制御部を備える。定着器は、交換可能な構成となっている。
サーミスタと制御部とは、通常、離れた位置に配置される。これは、サーミスタと制御部とを近接して配置すると、定着器を交換する際に、本来交換する必要の無い制御部も交換されてしまうためである。また、サーミスタが定着器内の発熱体に接して配置されており、制御部がサーミスタに近接して配置されると発熱体の熱により制御部の正常な動作が保証できないためである。そのためにサーミスタと制御部とは、離れた位置で配線により接続されることが一般的である。しかしながら配線の断線等の接続異常が発生した場合、定着器の温度を正確に検出できないために、定着器の温度制御が困難になる。特許文献1は、サーミスタと制御部との配線部分にループバック部を設け、ループバック部により接続異常を検知する構成を備える画像形成装置を開示する。
特開2006-73402号公報
サーミスタと制御部との配線部分にループバック部を設け、ループバック部により接続異常を検知する構成では、半導体素子を用いた回路構成を用いる。回路の故障リスクを考慮すると、更なる信頼性の向上が望まれる。
本発明の画像形成装置は、ヒータの発熱により画像を記録材に定着させる定着器と、前記定着器の外部から印加される直流電圧を、前記定着器の内部を介して前記定着器の外部に返すループバック部を有し、前記定着器が取り外された状態では、前記ループバック部が前記直流電圧を前記定着器の外部に返せないよう構成されるコネクタと、前記定着器の温度を検出する温度検出素子と、前記温度検出素子の出力に基づいて前記ヒータの発熱を制御する制御手段と、前記ヒータへの電力の供給経路に設けられ、前記ループバック部を通過した前記直流電圧により動作し、前記制御手段からの信号により開閉することで前記ヒータへの電力の供給および遮断を行う開閉手段と、前記供給経路に設けられ、導通比が制御されることで前記ヒータへ供給される電力量を制御する電力量制御素子と、前記ループバック部を通過した前記直流電圧により動作し、前記制御手段からの信号により前記電力量制御素子を駆動する駆動手段と、を備え、前記開閉手段は、前記コネクタに接続異常が発生したときに、前記直流電圧が印加されなくなることで開状態になって前記ヒータへの電力の供給を遮断し、前記駆動手段は、前記コネクタに接続異常が発生したときに、前記直流電圧が印加されなくなることで前記電力量制御素子を駆動しなくなり、前記制御手段は、前記コネクタに接続異常が発生したことを検知すると、前記開閉手段を開状態にするための信号を出力し、前記駆動手段へ前記電力量制御素子を駆動しないようにする信号を出力し、前記ループバック部を通過した前記直流電圧は、前記制御手段へ供給されるとともに分岐されて前記開閉手段と前記駆動手段へ供給されることを特徴とする。
本発明によれば、定着器の温度制御を高い信頼性で実現することができる。
画像形成装置の構成図。 定着器の周辺部品の説明図。 定着温度の制御処理を表すフローチャート。
本発明の画像形成装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(全体構成)
図1は、本実施形態の画像形成装置の構成図である。画像形成装置1は、印刷手段としてのプリンタ部900を備える。プリンタ部900は、イエロー(y)の画像形成部、マゼンタ(m)の画像形成部、シアン(c)の画像形成部、及びブラック(k)の画像形成部、中間転写ベルト906、給紙カセット910、及び定着器911を備える。
各色の画像形成部は同じ構成である。ここでは、イエローの画像形成部の構成について説明し、他の色の画像形成部の構成についての説明を省略する。イエローの画像形成部は、感光体901y、帯電器902y、レーザユニット903y、及び現像器904yを備える。
感光体901yは、ドラム形状であり、ドラム軸を中心に図中反時計回りに回転する。帯電器902yは、回転する感光体901yの表面を均一に帯電させる。レーザユニット903yは、イエローの画像データに応じて変調されたレーザ光を、表面が帯電された感光体901yに照射する。レーザ光の照射により、感光体901yは、表面にイエローの画像データに応じた静電潜像が形成される。現像器904yは、イエローの現像剤により感光体901y表面の静電潜像を現像する。これにより、感光体901yは、表面にイエローの画像データに応じた現像剤像が形成される。
同様にして、マゼンタの画像形成部の感光体901mの表面に、マゼンタの画像データに応じた現像剤像が形成される。シアンの画像形成部の感光体901cの表面に、シアンの画像データに応じた現像剤像が形成される。ブラックの画像形成部の感光体901kの表面に、ブラックの画像データに応じた現像剤像が形成される。
各感光体901y、901m、901c、901kは中間転写ベルト906に接する。各感光体901y、901m、901c、901kの中間転写ベルト906を挟んで対向する位置には、一次転写ローラ905y、905m、905c、905kが設けられる。一次転写ローラ905y、905m、905c、905kに電圧が印加されることで、各感光体901y、901m、901c、901kに形成された各色の現像剤像が、中間転写ベルト906に転写される。中間転写ベルト906は、図中時計回りに回転する。中間転写ベルト906の回転速度に応じたタイミングで各感光体901y、901m、901c、901kから現像剤像が順次転写されることで、中間転写ベルト906に現像剤像が重畳して形成される。
中間転写ベルト906に形成された現像剤像は、中間転写ベルト906の回転により、二次転写内ローラ907及び二次転写外ローラ908で構成される二次転写部に搬送される。二次転写部には、中間転写ベルト906上の現像剤像が二次転写部に搬送されるタイミングに合わせて、シート等の記録材913が搬送される。二次転写部は、二次転写内ローラ907と二次転写外ローラ908との間に中間転写ベルト906及び記録材913を挟持しながら搬送する。これにより中間転写ベルト906から記録材913へ現像剤像が転写される。なお、記録材913は、給紙カセット910に収容されており、画像形成部における現像剤像の形成タイミングに応じて1枚ずつ給紙される。記録材913は、給紙後に斜行等を補正され、タイミングを調整して二次転写部に搬送される。
現像剤像が転写された記録材913は、定着器911に搬送される。定着器911は、記録材913を加熱し、現像剤像が柔らかくなったところで加圧することで、記録材913の表面に現像剤像を定着させる。これにより記録材913への画像形成が終了する。画像形成が終了した記録材913は、定着器911から画像形成装置1の外部へ排出される。
このような構成の画像形成装置1は、外部から入力される信号或いはネットワークを経由して接続されるコンピュータ等の外部装置から入力される信号に応じて、記録材913への画像形成を行う。
(定着器の構成)
定着器911は、内部に温度(定着温度)を検出するサーミスタ100を備え、CPU(Central Processing Unit)107等の周辺部品が接続される。図2は、このような定着器911の周辺部品の説明図である。
定着器911は、発熱体としてヒータ912を備える。ヒータ912は、温度が制御される温度制御対象物である。定着器911は、ヒータ912の温度を検出するサーミスタ100を、ヒータ912に接する位置に備える。サーミスタ100は、感温抵抗であり、温度に応じて抵抗値が変化する温度検出素子である。本実施形態のサーミスタ100は負特性サーミスタであり、検出する温度が高いほど抵抗値が低くなる。定着器911は、画像形成装置1の本体側に設けられる周辺部品にコネクタ102a、102bを介して接続され、画像形成装置1の本体から取り外し可能である。コネクタ102aは、ループバック部109が設けられる。ループバック部109は、コネクタ102aを介して定着器911の外部から印加される直流電圧である電源電圧Vccを、定着器911の内部からコネクタ102aを介してそのまま定着器911の外部に返す。定着器911が画像形成装置から取り外された状態(コネクタ接続不良の状態を含む)では、ループバック部109は電源電圧Vccを定着器911の外部へ返すことができないように構成されている。
定着器911に接続される周辺部品には、CPU107の他に、プルアップ抵抗101、リレー103、リレー駆動部104、トライアック105、トライアック駆動部106、AC電源110がある。CPU107は、画像形成装置1に設けられる表示部108が接続される。
AC電源110、リレー103、及びトライアック105は、コネクタ102bを介して、定着器911内のヒータ912に直列に接続された回路を形成する。AC電源110は、ヒータ912を加熱するための電力を供給する。リレー103は、AC電源110からヒータ912への電力の供給経路に設けられる開閉器であり、閉状態のときに電力の供給経路を接続し、開状態のときに電力の供給経路を遮断することで、電力の供給を制御する。リレー103は、リレー駆動部104により開閉制御される。トライアック105は、トライアック駆動部106により導通比が制御されることで、定着器911へ供給される電力量を制御する電力量制御素子である。トライアック駆動部106によりトライアック105の導通比制御が行われることで、ヒータ912の温度制御が行われる。
プルアップ抵抗101は、定着器911内のサーミスタ100に直列接続される。プルアップ抵抗101に印加される電源電圧Vccは、プルアップ抵抗101の抵抗値とサーミスタ100の抵抗値とで分圧される。この分圧により生成される電圧V1は、サーミスタ100の抵抗値の変化に応じて変化する値であり、定着器911の定着温度を表している。電圧V1は、CPU107に入力される。なお電源電圧Vccは、ループバック部109に印加される前にプルアップ抵抗101に印加される。
CPU107は、所定のコンピュータプログラムを実行することで、以下のような制御を行う。
CPU107は、定着温度を表す電圧V1に応じてトライアック駆動部106に入力する制御信号を適宜生成し、定着器911の定着温度が所定の目標温度になるようにヒータ912への供給電力を制御する。トライアック駆動部106は、制御信号に応じてトライアック105の導通比を調整してヒータ912に供給される電力量を制御することで、定着温度を制御する。CPU107は、電圧V1が定着温度の異常高温を表す値に達すると、AC電源110からヒータ912への給電を遮断する。この場合、CPU107は、リレー駆動部104及びトライアック駆動部106への制御信号により、リレー103を開状態にし、且つトライアック105の駆動を停止する。
CPU107は、ループバック部109を通過した電源電圧Vccを監視する。リレー103、リレー駆動部104、及びトライアック駆動部106は、ループバック部109を通過した電源電圧Vccにより動作する。ループバック部109を設けたコネクタ102aの接続異常により、電源電圧Vccが所定電圧以下に降下した場合、リレー103、リレー駆動部104、及びトライアック駆動部106に正常な電源電圧Vccが印加されなくなる。そのためにリレー103、リレー駆動部104、及びトライアック駆動部106の動作が不安定になる。この場合、CPU107は、電源電圧Vccの監視結果からコネクタ102aの接続異常を判定して、表示部108にエラーを通知する。表示部108は、CPU107からのエラーの通知に基づいて、ループバック部109を設けたコネクタ102aが接続異常である旨を表示する。
ここで、サーミスタ100とCPU107とがコネクタ102aを介して接続されている理由について説明する。定着器911は、交換やジャム処理の際に画像形成装置1の本体から引き出される。サーミスタ100は、定着器911内部のヒータ912に接していなければ、ヒータ912の正確な温度を検出することができない。そのためにサーミスタ100は、定着器911の内部に設置しなければならない。CPU107が定着器911内部に設置されてしまうと、定着器911の交換の際に、交換する必要がないにもかかわらずCPU107も交換されてしまう。また、定着器911内部は高温のため、CPU107の動作の信頼性を確保することが困難になる。そのためサーミスタ100とCPU107とが分離して配置される。
(コネクタ102aの接続異常時の動作)
コネクタ102aの接続異常が発生した状態は、サーミスタ100の抵抗値が非常に大きい状態と同じである。この場合、サーミスタ100が負特性サーミスタであるために、CPU107は、ヒータ912の温度が非常に低い状態になったと判定する。そのためCPU107は、ヒータ912の定着温度を上げようとして、リレー駆動部104及びトライアック駆動部106を制御する。しかしながらコネクタ102aの接続異常のために、リレー103、リレー駆動部104、及びトライアック駆動部106へ電源電圧Vccが正常に印加されなくなる。そのために、リレー103、リレー駆動部104、及びトライアック駆動部106の駆動が停止する。
これにより、リレー103が開状態になり且つトライアック105の駆動が停止するために、AC電源110からヒータ912への電力供給が遮断される。そのために、CPU107が定着温度を上げるようにリレー駆動部104及びトライアック駆動部106を制御しても、定着温度は上がらず、CPU107の制御を外れて定着温度が高温になることはない。このように、コネクタ102aの接続異常の発生により、リレー103が開状態になり、ヒータ912への電力供給が遮断される。電力供給の遮断は、CPU107等の半導体素子を備えた構成が関与しない。そのためにCPU107等に含まれる半導体素子が故障することは無く、信頼性が向上する。
(定着温度制御)
図3は、以上のような構成の画像形成装置1における定着温度の制御処理を表すフローチャートである。画像形成装置1が画像形成処理を開始すると、定着器911の定着温度の制御処理も開始される。
CPU107は、ループバック部109を通過した電源電圧Vccの値を確認することで、コネクタ102aが正常に接続されて、電源電圧Vccが正常に印加されているか否かを判定する(S1)。コネクタ102aが接続異常である場合(S1:N)、CPU107は、表示部108にコネクタ102aが接続異常である旨を通知する(S9)。表示部108は、CPU107からの通知に基づいて、コネクタ102aが接続異常である旨を表示する。CPU107は、表示部108への通知後に、リレー103を開状態にする制御信号をリレー駆動部104へ出力し、トライアック105の駆動を停止する制御信号をトライアック駆動部106へ出力する(S10、S11)。これによりリレー103が開状態になり、トライアック105の駆動が停止して、定着温度の制御処理が終了する。
コネクタ102aが正常接続である場合(S1:Y)、CPU107は、リレー103を閉状態にする制御信号をリレー駆動部104へ送信して、リレー103を閉状態にする(S2)。リレー103が閉状態になることで、AC電源110からヒータ912への給電が開始される。CPU107は、サーミスタ100により定着温度を検知する(S3)。CPU107は、電圧V1に応じた定着温度を検知することになる。
CPU107は、検知した定着温度と目標温度とを比較して、定着温度が目標温度よりも高いか低いかを判定する(S4)。定着温度が目標温度よりも高い場合(S4:N)、CPU107は、トライアック駆動部106によりトライアック105の導通比を下げる(S5)。これによりヒータ912へ供給される電力量が低減して、定着温度が下げられる。
定着温度が目標温度よりも低い場合(S4:Y)、CPU107は、トライアック駆動部106によりトライアック105の導通比を上げる(S6)。これによりヒータ912へ供給される電力量が増加して、定着温度が上げられる。定着温度が目標温度よりも低く判定される理由には、給電開始初期で、ヒータ912が十分に発熱していない場合の他に、コネクタ102aの接続異常により、サーミスタ100の抵抗値が非常に大きく見える場合がある。そのためにCPU107は、再度、ループバック部109を通過した電源電圧Vccの値を確認することで、コネクタ102aが正常に接続されて、電源電圧Vccが正常に印加されているか否かを判定する(S7)。コネクタ102aが接続異常である場合(S7:N)、CPU107は、表示部108にコネクタ102aが接続異常である旨を通知する(S9)。表示部108は、CPU107からの通知に基づいて、コネクタ102aが接続異常である旨を表示する。CPU107は、表示部108への通知後に、リレー103を開状態にする制御信号をリレー駆動部104へ出力し、トライアック105の駆動を停止する制御信号をトライアック駆動部106へ出力する(S10、S11)。これによりリレー103が開状態になり、トライアック105の駆動が停止して、定着温度の制御処理が終了する。
CPU107は、以上のような定着温度と目標温度との関係に応じたトライアック105の導通比の制御を、定着温度の制御を終了するまで繰り返し行う(S8:N)。定着温度の制御は、例えば画像形成処理が終了するときに終了する。温度制御を終了する場合(S8:Y)、CPU107は、リレー103を開状態にする制御信号をリレー駆動部104へ出力し、トライアック105の駆動を停止する制御信号をトライアック駆動部106へ出力する(S10、S11)。これによりリレー103が開状態になり、トライアック105の駆動が停止して、定着温度の制御処理が終了する。
以上のように、CPU107は、ループバック部109を介して電源電圧Vccを監視することで、コネクタ102aの接続異常を検出することが可能である。
ループバック部109を介して電源電圧Vccを監視しない場合、コネクタ102aに接続異常が発生すると、CPU107は、ヒータ912の温度が低いと判定する。この場合、CPU107は、ヒータ912の温度を目標温度に制御しようとしてトライアック105の導通比を上げる。しかしCPU107は、コネクタ102aの接続異常により、定着温度を正確に検出することができない。そのためにCPU107は、トライアック105の導通比を上げても定着温度が上昇しない状態であると認識する。
この状態は、コネクタ102aの接続異常以外にもさまざまな要因が考えられる。例えば、コネクタ102bの接続異常、サーミスタ100の異常、ヒータ912の異常等である。CPU107は、これらの要因とコネクタ102aの接続異常とを切り分けるために、ループバック部109を介して電源電圧Vccを監視する。
以上のような本実施形態の画像形成装置1は、発熱体であるヒータ912へ電力を供給するためのリレー103及びリレー駆動部104を、ループバック部109を介して電源電圧Vccにより動作させる。これにより、ループバック部109を備えるコネクタ102aが接続異常となった場合に、CPU107等の半導体素子を含む部品を介さずにリレー103が開状態になり、ヒータ912への給電を遮断することができる。そのために、コネクタ接続異常時における画像形成装置の故障のリスクが低減されて、信頼性が向上する。また、コネクタ102aの接続異常を検知して、リレー103を開状態に制御するための制御回路が不要となり、省スペース化、低コスト化という点でもメリットがある。
上述した実施形態では、ループバック部109に接続される直流電源をサーミスタ100に印加される直流電源Vccとしたが、直流電源Vccとは別の直流電源がループバック部109に接続される構成でもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。

Claims (3)

  1. ヒータの発熱により画像を記録材に定着させる定着器と、
    前記定着器の外部から印加される直流電圧を、前記定着器の内部を介して前記定着器の外部に返すループバック部を有し、前記定着器が取り外された状態では、前記ループバック部が前記直流電圧を前記定着器の外部に返せないよう構成されるコネクタと、
    前記定着器の温度を検出する温度検出素子と、
    前記温度検出素子の出力に基づいて前記ヒータの発熱を制御する制御手段と、
    前記ヒータへの電力の供給経路に設けられ、前記ループバック部を通過した前記直流電圧により動作し、前記制御手段からの信号により開閉することで前記ヒータへの電力の供給および遮断を行う開閉手段と、
    前記供給経路に設けられ、導通比が制御されることで前記ヒータへ供給される電力量を制御する電力量制御素子と、
    前記ループバック部を通過した前記直流電圧により動作し、前記制御手段からの信号により前記電力量制御素子を駆動する駆動手段と、を備え、
    前記開閉手段は、前記コネクタに接続異常が発生したときに、前記直流電圧が印加されなくなることで開状態になって前記ヒータへの電力の供給を遮断し、
    前記駆動手段は、前記コネクタに接続異常が発生したときに、前記直流電圧が印加されなくなることで前記電力量制御素子を駆動しなくなり、
    前記制御手段は、前記コネクタに接続異常が発生したことを検知すると、前記開閉手段を開状態にするための信号を出力し、前記駆動手段へ前記電力量制御素子を駆動しないようにする信号を出力し、
    前記ループバック部を通過した前記直流電圧は、前記制御手段へ供給されるとともに分岐されて前記開閉手段と前記駆動手段へ供給されることを特徴とする、
    画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記コネクタの接続異常を検出して、所定の表示手段により前記コネクタの接続異常の発生を通知することを特徴とする、
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記直流電圧は前記コネクタを介して前記温度検出素子にも供給されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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