JPH05109462A - ヒーターの制御装置 - Google Patents
ヒーターの制御装置Info
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- JPH05109462A JPH05109462A JP26990191A JP26990191A JPH05109462A JP H05109462 A JPH05109462 A JP H05109462A JP 26990191 A JP26990191 A JP 26990191A JP 26990191 A JP26990191 A JP 26990191A JP H05109462 A JPH05109462 A JP H05109462A
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- thermistor
- voltage
- control
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ヒーターの制御装置に関し、製品
の製造時、またはユーザー先での定期メンテナンス時、
部品交換時等の人為的な誤りにより、サーミスタの接続
し忘れ接続不良等サーミスタの抜けによる障害の発生を
防止できるヒーター制御装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 制御電圧をヒーター12の温度をモニターする
サーミスタとモニター抵抗で分圧し、分圧電圧に基づき
ヒーターのオン・オフを制御する制御手段17と、を備え
たヒーターの制御装置11において、サーミスタを接続す
ると、サーミスタに印加される制御電圧を検出する検出
端子15cを備えた接続手段15を設け、検出端子15cに出
力される制御電圧Vccの有無を検出することにより、サ
ーミスタの抜けを検出するように構成する。
の製造時、またはユーザー先での定期メンテナンス時、
部品交換時等の人為的な誤りにより、サーミスタの接続
し忘れ接続不良等サーミスタの抜けによる障害の発生を
防止できるヒーター制御装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 制御電圧をヒーター12の温度をモニターする
サーミスタとモニター抵抗で分圧し、分圧電圧に基づき
ヒーターのオン・オフを制御する制御手段17と、を備え
たヒーターの制御装置11において、サーミスタを接続す
ると、サーミスタに印加される制御電圧を検出する検出
端子15cを備えた接続手段15を設け、検出端子15cに出
力される制御電圧Vccの有無を検出することにより、サ
ーミスタの抜けを検出するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒーターの制御装置、
例えば、レーザープリンタ、レーザーファクシミリ等に
用いられるヒーターの温度を制御するヒーターの制御装
置に関する。
例えば、レーザープリンタ、レーザーファクシミリ等に
用いられるヒーターの温度を制御するヒーターの制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、レーザープリンタ等で使用され
るヒーターは、通常図6(c)に示すように、ヒーター
の電源がオンされてヒーターの加熱が開始され、ヒータ
ーの温度Tが曲線TO で上昇し待機時には、図6(c)
に曲線T2 に示す、ほぼ予熱温度Tsに保持され、作動
時いわゆるドライブ時には、図6(c)に曲線T3 に示
す動作温度TD になるように温度制御されている。
るヒーターは、通常図6(c)に示すように、ヒーター
の電源がオンされてヒーターの加熱が開始され、ヒータ
ーの温度Tが曲線TO で上昇し待機時には、図6(c)
に曲線T2 に示す、ほぼ予熱温度Tsに保持され、作動
時いわゆるドライブ時には、図6(c)に曲線T3 に示
す動作温度TD になるように温度制御されている。
【0003】そしてこれらのヒーターの温度で制御をす
る従来のヒーターの制御装置1としては、図6(a)、
(b)に示すようなものがある。すなわちヒーターの制
御装置1はヒーター2の近傍にヒーター2の温度を感知
する温度センサーとして温度により電気抵抗が低下する
サーミスタ3が設けられている。サーミスタ3はヒータ
ーの制御装置1の装置本体1Aの制御部4にコネクター
5を介して接続され、サーミスタ3の一端は制御電圧V
ccに接続し、サーミスタ3の他端は、モニター抵抗RM
に直列に接続し、グランド(アース)に接続している。
ヒーターの制御装置1は、制御電圧Vccをサーミスタ3
とモーター抵抗RM により分圧してヒーター2の温度に
対応した検出分圧電圧VT を取り出し制御部4に入力
し、検出分圧電圧VT のアナログ信号をデジタル信号に
変換するAD変換器(以下単にADCという)6を通し
て多値データとし、このADC出力を読取る主制御ユニ
ット(以下、単にCPUという)7に出力する。CPU
7はADC出力の読取り結果に基づき、予め設定された
設定温度になるようにヒーター2の電源をオン・オフ制
御する。
る従来のヒーターの制御装置1としては、図6(a)、
(b)に示すようなものがある。すなわちヒーターの制
御装置1はヒーター2の近傍にヒーター2の温度を感知
する温度センサーとして温度により電気抵抗が低下する
サーミスタ3が設けられている。サーミスタ3はヒータ
ーの制御装置1の装置本体1Aの制御部4にコネクター
5を介して接続され、サーミスタ3の一端は制御電圧V
ccに接続し、サーミスタ3の他端は、モニター抵抗RM
に直列に接続し、グランド(アース)に接続している。
ヒーターの制御装置1は、制御電圧Vccをサーミスタ3
とモーター抵抗RM により分圧してヒーター2の温度に
対応した検出分圧電圧VT を取り出し制御部4に入力
し、検出分圧電圧VT のアナログ信号をデジタル信号に
変換するAD変換器(以下単にADCという)6を通し
て多値データとし、このADC出力を読取る主制御ユニ
ット(以下、単にCPUという)7に出力する。CPU
7はADC出力の読取り結果に基づき、予め設定された
設定温度になるようにヒーター2の電源をオン・オフ制
御する。
【0004】このような構成においては、電源オン時、
CPU7はヒーター2の電源をオンし、ADC6をモニ
ターする。そしてADC6の出力が図6(c)に示すよ
うに、予熱温度Tsに相当する値になるまでヒーター2
をオンし続け、予熱温度Ts相当値になったらヒーター
2をオフする。その後は、ヒーター温度のオーバーシュ
ート、アンダーシュートを利用して予熱温度Ts相当値
を閾値としてオン・オフを繰り返すことで予熱温度Ts
を保持する。また、同様にして動作温度TD を保持す
る。
CPU7はヒーター2の電源をオンし、ADC6をモニ
ターする。そしてADC6の出力が図6(c)に示すよ
うに、予熱温度Tsに相当する値になるまでヒーター2
をオンし続け、予熱温度Ts相当値になったらヒーター
2をオフする。その後は、ヒーター温度のオーバーシュ
ート、アンダーシュートを利用して予熱温度Ts相当値
を閾値としてオン・オフを繰り返すことで予熱温度Ts
を保持する。また、同様にして動作温度TD を保持す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のヒーターの制御装置にあっては、もし、電源
オン時にサーミスタ3を接続するコネクタ5がはずれて
いると、ヒーター2をオンしてもADC出力が上がらな
いので、CPU7はヒーター2をオンし続け、ヒーター
2は図6(c)にT4に示すように、いつまでも温度上
昇を続け、遂には、発熱による発煙、発火等を発生させ
るという問題点がある。
うな従来のヒーターの制御装置にあっては、もし、電源
オン時にサーミスタ3を接続するコネクタ5がはずれて
いると、ヒーター2をオンしてもADC出力が上がらな
いので、CPU7はヒーター2をオンし続け、ヒーター
2は図6(c)にT4に示すように、いつまでも温度上
昇を続け、遂には、発熱による発煙、発火等を発生させ
るという問題点がある。
【0006】そこで本発明は、このような従来技術を背
景になされたものであり、製品の製造時、またはユーザ
ー先での定期メンテナンス時、部品交換時等の人為的な
誤りにより、サーミスタの接続し忘れ接続不良等サーミ
スタの抜けによる障害の発生を防止できるヒーター制御
装置を提供することを目的とする。
景になされたものであり、製品の製造時、またはユーザ
ー先での定期メンテナンス時、部品交換時等の人為的な
誤りにより、サーミスタの接続し忘れ接続不良等サーミ
スタの抜けによる障害の発生を防止できるヒーター制御
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
一端に制御電圧が印加されヒーターの温度をモニターす
るサーミスタと、該サーミスタの他端に接続するととも
にグランドに接続するモニター抵抗と、制御電圧を前記
サーミスタと前記モニター抵抗で分圧し、該分圧電圧に
基づきヒーターのオン・オフを制御する制御手段と、を
備えたヒーターの制御装置において、前記サーミスタを
接続すると、該サーミスタに印加される前記制御電圧を
検出する検出端子を備えた接続手段を設け、該検出端子
に出力される前記制御電圧の有無を検出することによ
り、サーミスタの抜けを検出することを特徴としてい
る。
一端に制御電圧が印加されヒーターの温度をモニターす
るサーミスタと、該サーミスタの他端に接続するととも
にグランドに接続するモニター抵抗と、制御電圧を前記
サーミスタと前記モニター抵抗で分圧し、該分圧電圧に
基づきヒーターのオン・オフを制御する制御手段と、を
備えたヒーターの制御装置において、前記サーミスタを
接続すると、該サーミスタに印加される前記制御電圧を
検出する検出端子を備えた接続手段を設け、該検出端子
に出力される前記制御電圧の有無を検出することによ
り、サーミスタの抜けを検出することを特徴としてい
る。
【0008】請求項2記載の発明は、一端に制御電圧が
印加されヒーターの温度をモニターするサーミスタと、
該サーミスタの他端に接続するとともにグランドに接続
するモニター抵抗と、前記制御電圧を前記サーミスタと
前記モニター抵抗で分圧し、該分圧電圧に基づきヒータ
ーのオン・オフを制御する制御手段と、を備えたヒータ
ーの制御装置において、前記サーミスタを前記制御電圧
に接続するとともにヒーターのオフ・オン信号をヒータ
ーの電源に接続するヒーター信号接続手段を設けたこと
を特徴としている。
印加されヒーターの温度をモニターするサーミスタと、
該サーミスタの他端に接続するとともにグランドに接続
するモニター抵抗と、前記制御電圧を前記サーミスタと
前記モニター抵抗で分圧し、該分圧電圧に基づきヒータ
ーのオン・オフを制御する制御手段と、を備えたヒータ
ーの制御装置において、前記サーミスタを前記制御電圧
に接続するとともにヒーターのオフ・オン信号をヒータ
ーの電源に接続するヒーター信号接続手段を設けたこと
を特徴としている。
【0009】請求項3記載の発明は、一端に制御電圧が
印加されヒーターの温度をモニターするサーミスタと、
該サーミスタの他端に接続するとともにグランドに接続
するモニター抵抗と、前記制御電圧を前記サーミスタと
前記モニター抵抗で分圧し、該分圧電圧に基づきヒータ
ーのオン・オフを制御する制御手段と、を備えたヒータ
ーの制御装置において、前記制御電圧を規定制御電圧
値、および規定制御電圧値より高い検出制御電圧値に切
換可能な制御電圧切換手段を設け、前記制御手段は電源
オン時、前記制御電圧を前記検出制御電圧値に切換え、
前記分圧電圧が規定時間内に所定分圧値になると、前記
制御電圧を前記規定制御電圧値に切換え、所定分圧値以
下であると、ヒーターの電源をオフにすることを特徴と
している。
印加されヒーターの温度をモニターするサーミスタと、
該サーミスタの他端に接続するとともにグランドに接続
するモニター抵抗と、前記制御電圧を前記サーミスタと
前記モニター抵抗で分圧し、該分圧電圧に基づきヒータ
ーのオン・オフを制御する制御手段と、を備えたヒータ
ーの制御装置において、前記制御電圧を規定制御電圧
値、および規定制御電圧値より高い検出制御電圧値に切
換可能な制御電圧切換手段を設け、前記制御手段は電源
オン時、前記制御電圧を前記検出制御電圧値に切換え、
前記分圧電圧が規定時間内に所定分圧値になると、前記
制御電圧を前記規定制御電圧値に切換え、所定分圧値以
下であると、ヒーターの電源をオフにすることを特徴と
している。
【0010】請求項4記載の発明は、一端に制御電圧が
印加されヒーターの温度をモニターするサーミスタと、
該サーミスタの他端に接続するとともにグランドに接続
するモニター抵抗と、前記制御電圧を前記サーミスタと
前記モニター抵抗で分圧し、該分圧電圧に基づきヒータ
ーのオン・オフを制御する制御手段と、を備えたヒータ
ーの制御装置において、前記モニター抵抗を規定モニタ
ー抵抗値および規定モニター抵抗値より大きい検出モニ
ター抵抗値に切換え可能なモニター抵抗切換手段を設
け、前記制御手段は電源オン時、前記モニター抵抗を前
記規定モニター抵抗値に切換え、前記分圧電圧が規定時
間内に所定分圧値になると、前記モニター抵抗を前記規
定モニター抵抗値に切換え、所定分圧値以下であると、
ヒーターの電源をオフにすることを特徴としている。
印加されヒーターの温度をモニターするサーミスタと、
該サーミスタの他端に接続するとともにグランドに接続
するモニター抵抗と、前記制御電圧を前記サーミスタと
前記モニター抵抗で分圧し、該分圧電圧に基づきヒータ
ーのオン・オフを制御する制御手段と、を備えたヒータ
ーの制御装置において、前記モニター抵抗を規定モニタ
ー抵抗値および規定モニター抵抗値より大きい検出モニ
ター抵抗値に切換え可能なモニター抵抗切換手段を設
け、前記制御手段は電源オン時、前記モニター抵抗を前
記規定モニター抵抗値に切換え、前記分圧電圧が規定時
間内に所定分圧値になると、前記モニター抵抗を前記規
定モニター抵抗値に切換え、所定分圧値以下であると、
ヒーターの電源をオフにすることを特徴としている。
【0011】請求項5記載の発明は、一端に制御電圧が
印加されヒーターの温度をモニターするサーミスタと、
該サーミスタの他端に接続するとともにグランドに接続
するモニター抵抗と、前記制御電圧を前記サーミスタと
前記モニター抵抗で分圧し、該分圧電圧に基づきヒータ
ーのオン・オフを制御する制御手段と、を備えたヒータ
ーの制御装置において、前記制御手段は前記分圧電圧の
アナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換器と、
該AD変換器のADC出力を読取り、読取り結果に基づ
きヒーターを制御する主制御ユニットと、備え、前記A
D変換器の基準電圧を規定基準電圧値および規定基準電
圧値より低い検出基準電圧値に切換可能な基準電圧切換
手段を設け、前記主制御ユニットは電源オン時、前記基
準電圧を検出基準電圧値に切換え、前記AD変換器のA
DC出力の出力電圧の変化が生ずると、前記基準電圧を
規定基準電圧値に切換え、前記出力電圧の変化が生じな
いと、ヒーターの電源をオフすることを特徴としてい
る。
印加されヒーターの温度をモニターするサーミスタと、
該サーミスタの他端に接続するとともにグランドに接続
するモニター抵抗と、前記制御電圧を前記サーミスタと
前記モニター抵抗で分圧し、該分圧電圧に基づきヒータ
ーのオン・オフを制御する制御手段と、を備えたヒータ
ーの制御装置において、前記制御手段は前記分圧電圧の
アナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換器と、
該AD変換器のADC出力を読取り、読取り結果に基づ
きヒーターを制御する主制御ユニットと、備え、前記A
D変換器の基準電圧を規定基準電圧値および規定基準電
圧値より低い検出基準電圧値に切換可能な基準電圧切換
手段を設け、前記主制御ユニットは電源オン時、前記基
準電圧を検出基準電圧値に切換え、前記AD変換器のA
DC出力の出力電圧の変化が生ずると、前記基準電圧を
規定基準電圧値に切換え、前記出力電圧の変化が生じな
いと、ヒーターの電源をオフすることを特徴としてい
る。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、サーミスタが接続す
ると、接続手段の検出端子に制御電圧が出力され、一
方、サーミスタが抜けると、検出端子に制御電圧が出力
されず、制御電圧は検出されない。請求項2記載の発明
では、ヒーター信号接続手段がサーミスタの接続とヒー
ターのオン・オフ信号の接続と兼ねているので、サーミ
スタが抜けるとヒーターのオン・オフ信号も接続され
ず、ヒーターは加熱されない。
ると、接続手段の検出端子に制御電圧が出力され、一
方、サーミスタが抜けると、検出端子に制御電圧が出力
されず、制御電圧は検出されない。請求項2記載の発明
では、ヒーター信号接続手段がサーミスタの接続とヒー
ターのオン・オフ信号の接続と兼ねているので、サーミ
スタが抜けるとヒーターのオン・オフ信号も接続され
ず、ヒーターは加熱されない。
【0013】請求項3記載の発明では、電源がオンする
と、制御手段が制御電圧切換手段により制御電圧を規定
制御電圧値より高い検出制御電圧値に切換えるので、ヒ
ーターの温度が上昇すると、サーミスタの抵抗が低下
し、分圧電圧が規定時間内に所定分圧値より高い分圧値
になるように急上昇しようとするが、サーミスタが抜け
ていると、分圧電圧が発生せず、すなわち、所定分圧値
以下であり、制御手段がヒーターの電源をオフする。
と、制御手段が制御電圧切換手段により制御電圧を規定
制御電圧値より高い検出制御電圧値に切換えるので、ヒ
ーターの温度が上昇すると、サーミスタの抵抗が低下
し、分圧電圧が規定時間内に所定分圧値より高い分圧値
になるように急上昇しようとするが、サーミスタが抜け
ていると、分圧電圧が発生せず、すなわち、所定分圧値
以下であり、制御手段がヒーターの電源をオフする。
【0014】請求項4記載の発明では、電源がオンする
と、ヒーターの温度が上昇し始めるが、制御手段がモニ
ター抵抗切換手段によりモニター抵抗を検出モニター抵
抗値に切換えるので、サーミスタが抜けていると、分圧
電圧が発生せず、規定時間内に所定分圧値以下を保持す
るため、制御手段がヒーターの電源をオフする。請求項
5記載の発明では、電源がオンすると、ヒーターの温度
が上昇し始めるが、主制御ユニットが基準電圧切換手段
により、AD変換器の基準電圧を規定基準電圧値より低
い検出基準電圧値に切換えるので、AD変換器の分解能
が上昇する。サーミスタが抜けていると、分圧電圧が発
生せず、ADC出力の出力電圧の変化が生ぜず、主制御
ユニットがヒーターの電源をオフする。
と、ヒーターの温度が上昇し始めるが、制御手段がモニ
ター抵抗切換手段によりモニター抵抗を検出モニター抵
抗値に切換えるので、サーミスタが抜けていると、分圧
電圧が発生せず、規定時間内に所定分圧値以下を保持す
るため、制御手段がヒーターの電源をオフする。請求項
5記載の発明では、電源がオンすると、ヒーターの温度
が上昇し始めるが、主制御ユニットが基準電圧切換手段
により、AD変換器の基準電圧を規定基準電圧値より低
い検出基準電圧値に切換えるので、AD変換器の分解能
が上昇する。サーミスタが抜けていると、分圧電圧が発
生せず、ADC出力の出力電圧の変化が生ぜず、主制御
ユニットがヒーターの電源をオフする。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本発明の請求項1に係るヒーターの制御装置
の一実施例をレーザープリンタに適用した要部を示す図
である。図1において、11はヒーターの制御装置であ
り、ヒーターの制御装置11は、レーザープリンタにおけ
る例えば、定着ローラ等のヒーター12の近傍に設けら
れ、ヒーター12の温度をモーターするサーミスタ13と、
サーミスタ13の両端を本発明の接続手段であるコネクタ
ー15を介して接続された、装置本体11A内の制御部16と
を有している。サーミスタ13は抵抗値RT を有し、一端
13aがコネクター15の高圧側の接続端子15aを介して、
制御電圧V ccに接続され、他端13bがコネクター15の低
圧側ぼ接続端子15bを介して、グランドに接続するモニ
ター抵抗RM に直列に接続している。抵抗値RT とモニ
ター抵抗RM との接続点には制御電圧Vccの分圧電圧V
P が発生し、分圧電圧VP は分圧電圧VP に基づいてヒ
ーター12の電源のオン・オフを制御する制御部16内の制
御手段17に接続している。制御手段17は、分圧電圧VP
のアナログ信号をデジタル信号の多値データに変換する
AD変換器(以下単にADCという)18と、ADC18の
ADC出力である多値データを読取り、このADC出力
の読取り結果に基づき予め設定された条件に従ってヒー
ター12の電源をオン・オフ制御する主制御ユニットであ
るCPU19と、を有している。
る。図1は本発明の請求項1に係るヒーターの制御装置
の一実施例をレーザープリンタに適用した要部を示す図
である。図1において、11はヒーターの制御装置であ
り、ヒーターの制御装置11は、レーザープリンタにおけ
る例えば、定着ローラ等のヒーター12の近傍に設けら
れ、ヒーター12の温度をモーターするサーミスタ13と、
サーミスタ13の両端を本発明の接続手段であるコネクタ
ー15を介して接続された、装置本体11A内の制御部16と
を有している。サーミスタ13は抵抗値RT を有し、一端
13aがコネクター15の高圧側の接続端子15aを介して、
制御電圧V ccに接続され、他端13bがコネクター15の低
圧側ぼ接続端子15bを介して、グランドに接続するモニ
ター抵抗RM に直列に接続している。抵抗値RT とモニ
ター抵抗RM との接続点には制御電圧Vccの分圧電圧V
P が発生し、分圧電圧VP は分圧電圧VP に基づいてヒ
ーター12の電源のオン・オフを制御する制御部16内の制
御手段17に接続している。制御手段17は、分圧電圧VP
のアナログ信号をデジタル信号の多値データに変換する
AD変換器(以下単にADCという)18と、ADC18の
ADC出力である多値データを読取り、このADC出力
の読取り結果に基づき予め設定された条件に従ってヒー
ター12の電源をオン・オフ制御する主制御ユニットであ
るCPU19と、を有している。
【0016】コネクター15には前述の接続端子15aおよ
び接続端子15bの他に、コネクター15のサーミスタ13側
の一端13aに接続するとともにCPU19に接続し、サー
ミスタ13に印加される制御電圧Vccを検出可能な検出端
子15cが設けられている。Rc は検出抵抗であり、検出
抵抗Rc は一端は検出端子15cを介してサーミスタ13の
一端13aに接続し、他端はグランドに接続している。
び接続端子15bの他に、コネクター15のサーミスタ13側
の一端13aに接続するとともにCPU19に接続し、サー
ミスタ13に印加される制御電圧Vccを検出可能な検出端
子15cが設けられている。Rc は検出抵抗であり、検出
抵抗Rc は一端は検出端子15cを介してサーミスタ13の
一端13aに接続し、他端はグランドに接続している。
【0017】次に、作用について説明する。請求項1記
載の本発明では、コネクター15がサーミスタ13に印加す
る制御電圧Vccをモニター抵抗RM への接続とともに、
検出端子15cを介してCPU19に接続しているので、コ
ネクター15がサーミスタ13を制御電圧Vccに接続する
と、コネクター15の検出端子15cに出力される制御電圧
VccをCPU19に入力する。
載の本発明では、コネクター15がサーミスタ13に印加す
る制御電圧Vccをモニター抵抗RM への接続とともに、
検出端子15cを介してCPU19に接続しているので、コ
ネクター15がサーミスタ13を制御電圧Vccに接続する
と、コネクター15の検出端子15cに出力される制御電圧
VccをCPU19に入力する。
【0018】このため、CPU19は制御電圧Vccを検出
して、サーミスタ13が制御電圧Vccに接続されたことを
検出し、ヒーター12のヒーター温度Tを予熱温度TS ま
たは作動温度TD に制御する。一方、コネクター15がは
ずれ、サーミスタ13が抜けていると、コネクター15の検
出端子15cには制御電圧Vccが出力されず、CPU19は
制御電圧Vccを検出せず、このため、CPU19はサーミ
スタ13が抜けていると判断して、ヒーター12の電源をオ
フする、したがって、サーミスタ13の抜けによるヒータ
ー12の発煙、発火等の障害の発生を防止できる。
して、サーミスタ13が制御電圧Vccに接続されたことを
検出し、ヒーター12のヒーター温度Tを予熱温度TS ま
たは作動温度TD に制御する。一方、コネクター15がは
ずれ、サーミスタ13が抜けていると、コネクター15の検
出端子15cには制御電圧Vccが出力されず、CPU19は
制御電圧Vccを検出せず、このため、CPU19はサーミ
スタ13が抜けていると判断して、ヒーター12の電源をオ
フする、したがって、サーミスタ13の抜けによるヒータ
ー12の発煙、発火等の障害の発生を防止できる。
【0019】図2は本発明の請求項2に係るヒーターの
制御装置の一実施例をレーザープリンタにおける例え
ば、定着ローラのヒーターに適用したその要部を示す図
であり、図1に示すヒーターの制御装置と同じ構成には
同じ符号を付ける。図2に示すヒーターの制御装置21は
ヒーター信号接続手段であるヒーター信号コネクター25
を設けた場合である。ヒーター信号コネクター25はサー
ミスタ13を制御電圧VccおよびADC18にそれぞれ接
続する接続端子15aおよび接続端子15bを有するととも
に、CPU19のヒーター12のオン・オフを制御するヒー
ター制御信号SH をヒーター12の電源に接続する信号接
続端子25aを有している。また、信号接続端子25aとC
PU19との間には、インバータ26およびプルアップ抵抗
RP 27が設けられている。
制御装置の一実施例をレーザープリンタにおける例え
ば、定着ローラのヒーターに適用したその要部を示す図
であり、図1に示すヒーターの制御装置と同じ構成には
同じ符号を付ける。図2に示すヒーターの制御装置21は
ヒーター信号接続手段であるヒーター信号コネクター25
を設けた場合である。ヒーター信号コネクター25はサー
ミスタ13を制御電圧VccおよびADC18にそれぞれ接
続する接続端子15aおよび接続端子15bを有するととも
に、CPU19のヒーター12のオン・オフを制御するヒー
ター制御信号SH をヒーター12の電源に接続する信号接
続端子25aを有している。また、信号接続端子25aとC
PU19との間には、インバータ26およびプルアップ抵抗
RP 27が設けられている。
【0020】本発明では、サーミスタ13を制御電圧Vc
cに接続するヒーター信号コネクター25が抜けると、接
続端子15aおよび接続端子15bが抜けると同時に信号接
続端子25aが抜ける。このため、ヒーター制御信号SH
がヒーター12の電源に伝達されない。したがって、ヒー
ター12は加熱されず、発煙、発火等がなく障害の発生が
防止できる。また、インバータ26およびプルアップ抵抗
RP 27が設けられているので、CPU出力はヒーターO
Nをローイネーブル信号としてヒーター側でプルアップ
すれば、ヒーター信号コネクター25がはずれているとき
にはヒーターは必ずオフし、かつCPUの安全が図れ
る。
cに接続するヒーター信号コネクター25が抜けると、接
続端子15aおよび接続端子15bが抜けると同時に信号接
続端子25aが抜ける。このため、ヒーター制御信号SH
がヒーター12の電源に伝達されない。したがって、ヒー
ター12は加熱されず、発煙、発火等がなく障害の発生が
防止できる。また、インバータ26およびプルアップ抵抗
RP 27が設けられているので、CPU出力はヒーターO
Nをローイネーブル信号としてヒーター側でプルアップ
すれば、ヒーター信号コネクター25がはずれているとき
にはヒーターは必ずオフし、かつCPUの安全が図れ
る。
【0021】図3および4は本発明の請求項3に係るヒ
ーターの制御装置の一実施例をレーザープリンタにおけ
る例えば、定着ローラのヒーターに適用したその要部を
示す図であり、図1に示すヒーターの制御装置と同じ構
成には同じ符号を付ける。まず、構成および動作につき
説明する。図3(a)に示すヒーターの制御装置31は、
制御電圧Vccを規定制御電圧値VCC-Sである+5Vお
よび規定制御電圧値VCC-Sより高い検出制御電圧値V
CC-Hである+24Vに切換可能な制御電圧切換手段である
制御電圧切換スイッチ33を設け、制御手段17のCPU19
により制御電圧切換スイッチ33を切換制御するととも
に、ヒーター12の電源のオン・オフ制御をする場合であ
る。またCPU19は予め設定された所定の分圧値、この
実施例では所定分圧値VS および規定時間、この実施例
では規定時間tS が入力され、かつ、タイマーに接続し
ている。
ーターの制御装置の一実施例をレーザープリンタにおけ
る例えば、定着ローラのヒーターに適用したその要部を
示す図であり、図1に示すヒーターの制御装置と同じ構
成には同じ符号を付ける。まず、構成および動作につき
説明する。図3(a)に示すヒーターの制御装置31は、
制御電圧Vccを規定制御電圧値VCC-Sである+5Vお
よび規定制御電圧値VCC-Sより高い検出制御電圧値V
CC-Hである+24Vに切換可能な制御電圧切換手段である
制御電圧切換スイッチ33を設け、制御手段17のCPU19
により制御電圧切換スイッチ33を切換制御するととも
に、ヒーター12の電源のオン・オフ制御をする場合であ
る。またCPU19は予め設定された所定の分圧値、この
実施例では所定分圧値VS および規定時間、この実施例
では規定時間tS が入力され、かつ、タイマーに接続し
ている。
【0022】本発明では、電源オン時、制御手段17のC
PU19が制御電圧切換スイッチ33に制御電圧Vccをの切
換信号を発信し、制御電圧切換スイッチ33が制御電圧V
ccを検出制御電圧値VCC-Hすなわち、+25Vに切換え、
サーミスタ13には検出制御電圧値VCC-Hが印加される。
また、CPU19はヒーター12をオンするヒーター制御信
号SH を発信し、ヒーター12の加熱を開始するととも
に、セットされたタイマーをスタートさせる。ヒーター
12の温度上昇に伴ってサーミスタ13の抵抗値が減少す
る。分圧電圧VP は規定制御電圧VCC-Sが印加されたと
きの分圧電圧の上昇曲線VO (点P0 よりP1 に達す
る)より高い分圧電圧、すなわち、検出制御電圧値V
CC-H(+24V)に対応した図3(c)の曲線V5 に示す
高い分圧電圧値が発生する。このため、分圧電圧VP が
規定時間tS 内に所定分圧値VP 、例えば、図3(c)
で所定分圧値VS (点P2 )になると、CPU19は、サ
ーミスタ13は接続されていると判断して、制御電圧切換
スイッチ33により制御電圧Vccを規定制御電圧値VCC-S
に切換えてもどす。制御電圧Vccが規定制御電圧値V
CC-Sにもどると、ADC入力電圧は矢印のように点P2
から曲線VO 上の点P3 に下がり、以後図3(c)に曲
線VO にて示す通常の制御のように規定時間tS で所定
分圧値VS まで上昇し、以後、ほぼ所定分圧値VS (曲
線V1 )となり、ヒーター12の温度は図3(b)に示す
ほぼ予熱温度TS に保持される。
PU19が制御電圧切換スイッチ33に制御電圧Vccをの切
換信号を発信し、制御電圧切換スイッチ33が制御電圧V
ccを検出制御電圧値VCC-Hすなわち、+25Vに切換え、
サーミスタ13には検出制御電圧値VCC-Hが印加される。
また、CPU19はヒーター12をオンするヒーター制御信
号SH を発信し、ヒーター12の加熱を開始するととも
に、セットされたタイマーをスタートさせる。ヒーター
12の温度上昇に伴ってサーミスタ13の抵抗値が減少す
る。分圧電圧VP は規定制御電圧VCC-Sが印加されたと
きの分圧電圧の上昇曲線VO (点P0 よりP1 に達す
る)より高い分圧電圧、すなわち、検出制御電圧値V
CC-H(+24V)に対応した図3(c)の曲線V5 に示す
高い分圧電圧値が発生する。このため、分圧電圧VP が
規定時間tS 内に所定分圧値VP 、例えば、図3(c)
で所定分圧値VS (点P2 )になると、CPU19は、サ
ーミスタ13は接続されていると判断して、制御電圧切換
スイッチ33により制御電圧Vccを規定制御電圧値VCC-S
に切換えてもどす。制御電圧Vccが規定制御電圧値V
CC-Sにもどると、ADC入力電圧は矢印のように点P2
から曲線VO 上の点P3 に下がり、以後図3(c)に曲
線VO にて示す通常の制御のように規定時間tS で所定
分圧値VS まで上昇し、以後、ほぼ所定分圧値VS (曲
線V1 )となり、ヒーター12の温度は図3(b)に示す
ほぼ予熱温度TS に保持される。
【0023】若し、分圧電圧VP が規定時間tS 内に所
定分圧値VS 以下であると、CPU19はサーミスタ13が
抜けていると判断し、ヒーター12の電源をオフし、さら
に異常処置を行う。すなわち、例えばディスプレイ上に
コネクタが抜けている旨を表示したり、ブザーで警報を
出したりするようになされている。図4は上記の本発明
の制御手段17によるサーミスタ13の異常検出のプログラ
ムを示すフローチャートであり、本プログラムは所定時
間毎に一度実行される。ここに、この実施例において
は、モード1セットは制御電圧Vccを+24Vにし、モー
ド2セットは制御電圧Vccを+5Vにすることを示す。
定分圧値VS 以下であると、CPU19はサーミスタ13が
抜けていると判断し、ヒーター12の電源をオフし、さら
に異常処置を行う。すなわち、例えばディスプレイ上に
コネクタが抜けている旨を表示したり、ブザーで警報を
出したりするようになされている。図4は上記の本発明
の制御手段17によるサーミスタ13の異常検出のプログラ
ムを示すフローチャートであり、本プログラムは所定時
間毎に一度実行される。ここに、この実施例において
は、モード1セットは制御電圧Vccを+24Vにし、モー
ド2セットは制御電圧Vccを+5Vにすることを示す。
【0024】まず、P1 で電源オンし、P2 でモード1
にセットし、すなわち制御電圧Vccを+24Vに切換え、
P3で、タイマーtをセットし、P4 で、ヒーターをオ
ンし、ヒーターが加熱を開始し、P5 で、タイマーtを
スタートさせる。ヒーター12の温度が上昇し、サーミス
タ13が温度上昇を検出し、サーミスタ13の抵抗値RT が
低下し、分圧電圧VP が上昇しADCに入力する。P6
で、CPUが上昇した分圧電圧VP のADC出力を読取
り、P7 で、分圧電圧VP が予め設定されたプリセット
値、すなわち所定分圧値VS になったかを判断しYES
であれば、サーミスタ13は正常に作動しているとして、
P8 で、タイマーtを停止し、P9 で、モード2にセッ
ト、すなわち制御電圧Vccを規定制御電圧値VCC-Sに切
換え、以後、P10で、通常のヒーターの温度制御をす
る。
にセットし、すなわち制御電圧Vccを+24Vに切換え、
P3で、タイマーtをセットし、P4 で、ヒーターをオ
ンし、ヒーターが加熱を開始し、P5 で、タイマーtを
スタートさせる。ヒーター12の温度が上昇し、サーミス
タ13が温度上昇を検出し、サーミスタ13の抵抗値RT が
低下し、分圧電圧VP が上昇しADCに入力する。P6
で、CPUが上昇した分圧電圧VP のADC出力を読取
り、P7 で、分圧電圧VP が予め設定されたプリセット
値、すなわち所定分圧値VS になったかを判断しYES
であれば、サーミスタ13は正常に作動しているとして、
P8 で、タイマーtを停止し、P9 で、モード2にセッ
ト、すなわち制御電圧Vccを規定制御電圧値VCC-Sに切
換え、以後、P10で、通常のヒーターの温度制御をす
る。
【0025】P7 で、分圧電圧VP が所定分圧値VSに
なっていないと、P11でタイマーが規定時間tS になっ
たかを判断し、NOであれば、P6 に戻る。P11でタイ
マーtが規定時間tS になると、サーミスタ13が抜けて
いると判断して、P12でヒーター12をオフし、P13で異
常処理をする。例えば、ディスプレイ上にサーミスタ13
のコネクターが抜けている旨を表示したり、ブザーで警
報を出したりする。
なっていないと、P11でタイマーが規定時間tS になっ
たかを判断し、NOであれば、P6 に戻る。P11でタイ
マーtが規定時間tS になると、サーミスタ13が抜けて
いると判断して、P12でヒーター12をオフし、P13で異
常処理をする。例えば、ディスプレイ上にサーミスタ13
のコネクターが抜けている旨を表示したり、ブザーで警
報を出したりする。
【0026】本発明では、サーミスタ13が抜けている
と、ヒーター12をオフし異常処理をするので、ヒーター
12の過熱、発煙、発火等がなく障害の発生が防止でき
る。図5(a)は、本発明の請求項4に係るヒーターの
制御装置の一実施例をレーザープリンタにおける例え
ば、定着ローラのヒーターに適用したその要部を示す図
であり、図1に示すヒーターの制御装置と同じ構成には
同じ符号を付ける。
と、ヒーター12をオフし異常処理をするので、ヒーター
12の過熱、発煙、発火等がなく障害の発生が防止でき
る。図5(a)は、本発明の請求項4に係るヒーターの
制御装置の一実施例をレーザープリンタにおける例え
ば、定着ローラのヒーターに適用したその要部を示す図
であり、図1に示すヒーターの制御装置と同じ構成には
同じ符号を付ける。
【0027】図5(a)に示すヒーター制御装置41はモ
ニター抵抗RM を規定モニター抵抗値RM-S および規定
モニター抵抗値RM-S より大きい検出モニター抵抗値R
M-H に切換え可能なモニター抵抗切換手段であるモニタ
ー抵抗切換スイッチ43を設け、制御手段17のCPU19に
よりモニター抵抗切換スイッチ43の切換制御をするとと
もに、ヒーター12の電源のオン・オフ制御をする場合で
ある。
ニター抵抗RM を規定モニター抵抗値RM-S および規定
モニター抵抗値RM-S より大きい検出モニター抵抗値R
M-H に切換え可能なモニター抵抗切換手段であるモニタ
ー抵抗切換スイッチ43を設け、制御手段17のCPU19に
よりモニター抵抗切換スイッチ43の切換制御をするとと
もに、ヒーター12の電源のオン・オフ制御をする場合で
ある。
【0028】本発明では、電源オン時、制御手段17のC
PU19がモニター抵抗切換スイッチ43にモニター抵抗R
M の切換え信号を発信し、モニター抵抗切換スイッチ43
がモニター抵抗RM を検出モニター抵抗RM-H に切換え
る。またCPU19はヒーター12をオンし、加熱を開始す
るとともに、セットされたタイマーをスタートさせる。
ヒーター12の温度上昇に伴って、サーミスタ13の抵抗値
が減少する。分圧電圧VP は検出モニター抵抗RM-H に
対応した請求項3に係る発明の場合と同様に、図3
(c)の曲線V0より高い曲線V5 に示す高い分圧電圧
値が発生する。分圧電圧VP が規定時間ts 内に所定分
圧値VP 、例えば、図3(c)で所定分圧値VS になる
とCPU19は、サーミスタ13は接続されていると判断し
て、モニター抵抗RM が規定モニター抵抗値RM-S に切
換えてもどす。モニター抵抗RM を規定モニター抵抗値
RM-S にもどると、ADC入力電圧は矢印のように下が
り、以後図3(c)にて示すと同様に通常の制御のよう
にほぼ規定時間ts で所定分圧時VS まで上昇し、以
後、ほぼ所定分圧時VS となり、ヒーター12の温度は図
3(b)に示すほぼ予熱程度TS に保持される。
PU19がモニター抵抗切換スイッチ43にモニター抵抗R
M の切換え信号を発信し、モニター抵抗切換スイッチ43
がモニター抵抗RM を検出モニター抵抗RM-H に切換え
る。またCPU19はヒーター12をオンし、加熱を開始す
るとともに、セットされたタイマーをスタートさせる。
ヒーター12の温度上昇に伴って、サーミスタ13の抵抗値
が減少する。分圧電圧VP は検出モニター抵抗RM-H に
対応した請求項3に係る発明の場合と同様に、図3
(c)の曲線V0より高い曲線V5 に示す高い分圧電圧
値が発生する。分圧電圧VP が規定時間ts 内に所定分
圧値VP 、例えば、図3(c)で所定分圧値VS になる
とCPU19は、サーミスタ13は接続されていると判断し
て、モニター抵抗RM が規定モニター抵抗値RM-S に切
換えてもどす。モニター抵抗RM を規定モニター抵抗値
RM-S にもどると、ADC入力電圧は矢印のように下が
り、以後図3(c)にて示すと同様に通常の制御のよう
にほぼ規定時間ts で所定分圧時VS まで上昇し、以
後、ほぼ所定分圧時VS となり、ヒーター12の温度は図
3(b)に示すほぼ予熱程度TS に保持される。
【0029】若し、分圧電圧VP が規定時間ts 内に所
定分圧時VS 以下であると、CPU19はサーミスタ13が
抜けていると判断し、ヒーター12の電源をオフし、さら
に、異常処理を行う。すなわち、例えばディスプレイ上
にコネクタが抜けている旨を表示したり、ブザーで警報
を出したりするようになされている。上記の本発明の制
御手段17によるサーミスタ13の異常検出のプログラムの
フローチャートは、図4に示すフローチャトにおいて、
モード1セットはモニター抵抗RM を検出モニター抵抗
RM-H にし、モード2セットはモニター抵抗RM を規定
モニター抵抗値RM-S にしたものと同じである。
定分圧時VS 以下であると、CPU19はサーミスタ13が
抜けていると判断し、ヒーター12の電源をオフし、さら
に、異常処理を行う。すなわち、例えばディスプレイ上
にコネクタが抜けている旨を表示したり、ブザーで警報
を出したりするようになされている。上記の本発明の制
御手段17によるサーミスタ13の異常検出のプログラムの
フローチャートは、図4に示すフローチャトにおいて、
モード1セットはモニター抵抗RM を検出モニター抵抗
RM-H にし、モード2セットはモニター抵抗RM を規定
モニター抵抗値RM-S にしたものと同じである。
【0030】図5(b)は本発明の請求項5に係るヒー
ターの制御装置の一実施例をレーザープリンタにおけ
る、例えば、定着ローラのヒーターに適用したその要部
を示す図であり、図1に示すヒーターの制御装置と同じ
構成には同じ符号を付ける。図5(b)に示すヒーター
の制御装置51は、制御手段17がADC18とCPU19とを
備え、かつ、ADC18の基準電圧Vref を規定基準電圧
値Vref-s および規定基準電圧値Vref-S より低い検出
基準電圧値Vref-L に切換可能な基準電圧切換手段であ
る基準電圧切換スイッチ53を設け、CPU19により基準
電圧切換スイッチ53の切換制御をするとともに、ヒータ
ー12の電源をオン・オフ制御する場合である。基準電圧
切換スイッチ53は、別に設けた規定基準電圧値Vref-s
の+5Vが印加する直列に接続する2つの抵抗R1 およ
びR2 を切換えることによりなされる。
ターの制御装置の一実施例をレーザープリンタにおけ
る、例えば、定着ローラのヒーターに適用したその要部
を示す図であり、図1に示すヒーターの制御装置と同じ
構成には同じ符号を付ける。図5(b)に示すヒーター
の制御装置51は、制御手段17がADC18とCPU19とを
備え、かつ、ADC18の基準電圧Vref を規定基準電圧
値Vref-s および規定基準電圧値Vref-S より低い検出
基準電圧値Vref-L に切換可能な基準電圧切換手段であ
る基準電圧切換スイッチ53を設け、CPU19により基準
電圧切換スイッチ53の切換制御をするとともに、ヒータ
ー12の電源をオン・オフ制御する場合である。基準電圧
切換スイッチ53は、別に設けた規定基準電圧値Vref-s
の+5Vが印加する直列に接続する2つの抵抗R1 およ
びR2 を切換えることによりなされる。
【0031】本発明では、電源オン時、制御手段17のC
PU19が基準電圧切換スイッチ53に基準電圧Vref の切
換え信号を発信し、基準電圧切換スイッチ53が基準電圧
Vre f を検出基準電圧値Vref-L に切り換える。この切
り換えにより、ADC18は、分解能が上昇し、ADC18
に入力する分圧電圧VP の小さな変化を検出する高分解
能を有するようになる。また、CPU19はヒーター12を
オンし、加熱を開始するとともに、セットされたタイマ
ーtをスタートさせる。ヒーター12の温度上昇に伴って
サーミスタ13の抵抗値が減少する。
PU19が基準電圧切換スイッチ53に基準電圧Vref の切
換え信号を発信し、基準電圧切換スイッチ53が基準電圧
Vre f を検出基準電圧値Vref-L に切り換える。この切
り換えにより、ADC18は、分解能が上昇し、ADC18
に入力する分圧電圧VP の小さな変化を検出する高分解
能を有するようになる。また、CPU19はヒーター12を
オンし、加熱を開始するとともに、セットされたタイマ
ーtをスタートさせる。ヒーター12の温度上昇に伴って
サーミスタ13の抵抗値が減少する。
【0032】分圧電圧VP は、サーミスタ13の抵抗値の
減少に伴って、図3(c)の点PO から点P1 に上昇す
る曲線VO に示すように上昇する。ADC18は高分解能
を有しているので、分圧電圧VP の曲線V0 に示す電圧
変化を検出する。CPU19はこの電圧変化に対応するA
DC出力を読み取り、サーミスタ13は接続されていると
判断して、基準電圧値Vref を規定基準電圧値Vref-s
に切り換えてもどす。基準電圧値Vref が規定基準電圧
値Vref-s にもどると、以後、ADC18は通常の分解能
によりAD変換をなし、規定時間tS で所定分圧VS ま
で上昇し、以後、ほぼ所定分圧VS となり、ヒーター12
の温度は、図3(b)に示すほぼ予熱温度Tsに保持さ
れる。
減少に伴って、図3(c)の点PO から点P1 に上昇す
る曲線VO に示すように上昇する。ADC18は高分解能
を有しているので、分圧電圧VP の曲線V0 に示す電圧
変化を検出する。CPU19はこの電圧変化に対応するA
DC出力を読み取り、サーミスタ13は接続されていると
判断して、基準電圧値Vref を規定基準電圧値Vref-s
に切り換えてもどす。基準電圧値Vref が規定基準電圧
値Vref-s にもどると、以後、ADC18は通常の分解能
によりAD変換をなし、規定時間tS で所定分圧VS ま
で上昇し、以後、ほぼ所定分圧VS となり、ヒーター12
の温度は、図3(b)に示すほぼ予熱温度Tsに保持さ
れる。
【0033】若し、ADC18が分圧電圧VP の電圧変化
を検出しないと、CPU19は、サーミスタ13が抜けてい
ると判断し、ヒーター12の電源をオフし、さらに、異常
処理を行う。すなわち、例えばディスプレイ上にコネク
タが抜けている旨を表示したり、ザブザーで警報を出し
たりするようになされている。上記の本発明の制御手段
17によるサーミスタ13の異常検出のプログラムのフロー
チャートは、図4に示すフローチャートにおいて、モー
ド1セットは基準電圧値Vref を検出基準電圧値V
ref-L にし、モード2セットは、規定基準電圧値V
ref-s にしたものと同じである。
を検出しないと、CPU19は、サーミスタ13が抜けてい
ると判断し、ヒーター12の電源をオフし、さらに、異常
処理を行う。すなわち、例えばディスプレイ上にコネク
タが抜けている旨を表示したり、ザブザーで警報を出し
たりするようになされている。上記の本発明の制御手段
17によるサーミスタ13の異常検出のプログラムのフロー
チャートは、図4に示すフローチャートにおいて、モー
ド1セットは基準電圧値Vref を検出基準電圧値V
ref-L にし、モード2セットは、規定基準電圧値V
ref-s にしたものと同じである。
【0034】なお、前述の実施例においては、所定分圧
値は所定分圧VS の場合について説明したが、本発明に
おいては、この実施例に限らず、所定分圧値は、所定分
圧V S より高くても低くてもよく、分圧電圧VP が規定
時間tS 内に検出できるものであればよい。また、前述
の実施例では、規定時間は規定時間tS の場合について
説明したが、本発明では、この実施例に限らず、規定時
間は規定時間tS より早く、分圧電圧VP または分圧電
圧VP を検出できればよい。
値は所定分圧VS の場合について説明したが、本発明に
おいては、この実施例に限らず、所定分圧値は、所定分
圧V S より高くても低くてもよく、分圧電圧VP が規定
時間tS 内に検出できるものであればよい。また、前述
の実施例では、規定時間は規定時間tS の場合について
説明したが、本発明では、この実施例に限らず、規定時
間は規定時間tS より早く、分圧電圧VP または分圧電
圧VP を検出できればよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、制御電圧を検出する検出端子を有する接続
手段を設けることにより、また、請求項2記載の発明に
よれば、制御電圧とヒーターのオンオフ信号を接続する
ヒーター信号接続手段を設けることにより、さらに、請
求項3記載の発明によれば、制御電圧切換手段を設け
て、分圧電圧の変化に基づきヒーターをオンオフ制御す
ることにより、さらにまた、請求項4記載の発明によれ
ば、モニター抵抗切換手段を設けて、分圧電圧の変化に
基づき、ヒーターの電源をオンオフ制御することによ
り、さらにまた、請求項5記載の発明によれば、AD変
換器の基準電圧切換手段を設けて、分圧電圧の電圧変化
に基づき、ヒーターの電源をオンオフ制御することによ
り、それぞれの製品の製造時またはユーザー先での定期
メンテナンス時、部品交換時の人為的な誤りにより、サ
ーミスタの接続し忘れ、接続不良等サーミスタの抜けに
よる障害の発生を防止できる。
明によれば、制御電圧を検出する検出端子を有する接続
手段を設けることにより、また、請求項2記載の発明に
よれば、制御電圧とヒーターのオンオフ信号を接続する
ヒーター信号接続手段を設けることにより、さらに、請
求項3記載の発明によれば、制御電圧切換手段を設け
て、分圧電圧の変化に基づきヒーターをオンオフ制御す
ることにより、さらにまた、請求項4記載の発明によれ
ば、モニター抵抗切換手段を設けて、分圧電圧の変化に
基づき、ヒーターの電源をオンオフ制御することによ
り、さらにまた、請求項5記載の発明によれば、AD変
換器の基準電圧切換手段を設けて、分圧電圧の電圧変化
に基づき、ヒーターの電源をオンオフ制御することによ
り、それぞれの製品の製造時またはユーザー先での定期
メンテナンス時、部品交換時の人為的な誤りにより、サ
ーミスタの接続し忘れ、接続不良等サーミスタの抜けに
よる障害の発生を防止できる。
【図1】本発明の請求項1に係るヒーターの制御装置の
一実施例の要部を示す回路図である。
一実施例の要部を示す回路図である。
【図2】本発明の請求項2に係るヒーターの制御装置の
一実施例の要部を示す回路図である。
一実施例の要部を示す回路図である。
【図3】本発明の請求項3に係るヒーターの制御装置の
一実施例を示す図で、(a)はその要部を示す回路図
で、(b)はそのヒーター温度の時間に対する変化を示
すグラフ、(c)はそのADC入力電圧の時間変化を示
すグラフである。
一実施例を示す図で、(a)はその要部を示す回路図
で、(b)はそのヒーター温度の時間に対する変化を示
すグラフ、(c)はそのADC入力電圧の時間変化を示
すグラフである。
【図4】図3に示すヒーターの制御装置の制御プログラ
ムを示すフローチャートである。
ムを示すフローチャートである。
【図5】本発明に係るヒーターの制御装置の他の実施例
を示す図で、(a)は請求項4記載の発明のその要部を
示す回路図、(b)は請求項5記載の発明のその要部を
示す回路図である。
を示す図で、(a)は請求項4記載の発明のその要部を
示す回路図、(b)は請求項5記載の発明のその要部を
示す回路図である。
【図6】従来例のヒーターの制御装置を示す図で、
(a)はそのブロック図、(b)はその回路図、(c)
はそのヒーター温度の変化を示すグラフである。 11、21、31、41、51 ヒーターの制御装置 12 ヒーター 13 サーミスタ 15 コネクター(接続手段) 17 制御手段 18 ADC(AD変換器) 19 CPU(主制御ユニット) 25 ヒーター信号コネクタ(ヒーター信号接続手段) 33 制御電圧切換スイッチ(制御電圧切換手段) 43 モーター抵抗切換スイッチ(モーター抵抗切換手
段) 53 基準電圧切換スイッチ(基準電圧切換手段)
(a)はそのブロック図、(b)はその回路図、(c)
はそのヒーター温度の変化を示すグラフである。 11、21、31、41、51 ヒーターの制御装置 12 ヒーター 13 サーミスタ 15 コネクター(接続手段) 17 制御手段 18 ADC(AD変換器) 19 CPU(主制御ユニット) 25 ヒーター信号コネクタ(ヒーター信号接続手段) 33 制御電圧切換スイッチ(制御電圧切換手段) 43 モーター抵抗切換スイッチ(モーター抵抗切換手
段) 53 基準電圧切換スイッチ(基準電圧切換手段)
Claims (5)
- 【請求項1】一端に制御電圧が印加されヒーターの温度
をモニターするサーミスタと、該サーミスタの他端に接
続するとともにグランドに接続するモニター抵抗と、制
御電圧を前記サーミスタと前記モニター抵抗で分圧し、
該分圧電圧に基づきヒーターのオン・オフを制御する制
御手段と、を備えたヒーターの制御装置において、前記
サーミスタを接続すると、該サーミスタに印加される前
記制御電圧を検出する検出端子を備えた接続手段を設
け、該検出端子に出力される前記制御電圧の有無を検出
することにより、サーミスタの抜けを検出することを特
徴とするヒーターの制御装置。 - 【請求項2】一端に制御電圧が印加されヒーターの温度
をモニターするサーミスタと、該サーミスタの他端に接
続するとともにグランドに接続するモニター抵抗と、前
記制御電圧を前記サーミスタと前記モニター抵抗で分圧
し、該分圧電圧に基づきヒーターのオン・オフを制御す
る制御手段と、を備えたヒーターの制御装置において、
前記サーミスタを前記制御電圧に接続するとともにヒー
ターのオフ・オン信号をヒーターの電源に接続するヒー
ター信号接続手段を設けたことを特徴とするヒーターの
制御装置。 - 【請求項3】一端に制御電圧が印加されヒーターの温度
をモニターするサーミスタと、該サーミスタの他端に接
続するとともにグランドに接続するモニター抵抗と、前
記制御電圧を前記サーミスタと前記モニター抵抗で分圧
し、該分圧電圧に基づきヒーターのオン・オフを制御す
る制御手段と、を備えたヒーターの制御装置において、
前記制御電圧を規定制御電圧値、および規定制御電圧値
より高い検出制御電圧値に切換可能な制御電圧切換手段
を設け、前記制御手段は電源オン時、前記制御電圧を前
記検出制御電圧値に切換え、前記分圧電圧が規定時間内
に所定分圧値になると、前記制御電圧を前記規定制御電
圧値に切換え、所定分圧値以下であると、ヒーターの電
源をオフにすることを特徴とするヒーターの制御装置。 - 【請求項4】一端に制御電圧が印加されヒーターの温度
をモニターするサーミスタと、該サーミスタの他端に接
続するとともにグランドに接続するモニター抵抗と、前
記制御電圧を前記サーミスタと前記モニター抵抗で分圧
し、該分圧電圧に基づきヒーターのオン・オフを制御す
る制御手段と、を備えたヒーターの制御装置において、
前記モニター抵抗を規定モニター抵抗値および規定モニ
ター抵抗値より大きい検出モニター抵抗値に切換え可能
なモニター抵抗切換手段を設け、前記制御手段は電源オ
ン時、前記モニター抵抗を前記検出モニター抵抗値に切
換え、前記分圧電圧が規定時間内に所定分圧値になる
と、前記モニター抵抗を前記規定モニター抵抗値に切換
え、所定分圧値以下であると、ヒーターの電源をオフに
することを特徴とするヒーターの制御装置。 - 【請求項5】一端に制御電圧が印加されヒーターの温度
をモニターするサーミスタと、/該サーミスタの他端に
接続するとともにグランドに接続するモニター抵抗と、
前記制御電圧を前記サーミスタと前記モニター抵抗で分
圧し、該分圧電圧に基づきヒーターのオン・オフを制御
する制御手段と、を備えたヒーターの制御装置におい
て、前記制御手段は前記分圧電圧のアナログ信号をデジ
タル信号に変換するAD変換器と、該AD変換器のAD
C出力を読取り、読取り結果に基づきヒーターを制御す
る主制御ユニットと、備え、前記AD変換器の基準電圧
を規定基準電圧値および規定基準電圧値より低い検出基
準電圧値に切換可能な基準電圧切換手段を設け、前記主
制御ユニットは電源オン時、前記基準電圧を検出基準電
圧値に切換え、前記AD変換器のADC出力の出力電圧
に変化が生ずると、前記基準電圧を規定基準電圧値に切
換え、前記出力電圧に変化が生じないと、ヒーターの電
源をオフすることを特徴とするヒーターの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26990191A JPH05109462A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | ヒーターの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26990191A JPH05109462A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | ヒーターの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05109462A true JPH05109462A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17478796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26990191A Pending JPH05109462A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | ヒーターの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05109462A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019045715A (ja) * | 2017-09-04 | 2019-03-22 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置、温度制御装置 |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP26990191A patent/JPH05109462A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019045715A (ja) * | 2017-09-04 | 2019-03-22 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置、温度制御装置 |
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