JP6989253B2 - 濃厚な発酵乳およびその製造方法 - Google Patents
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[1] 7.5〜20重量%のタンパク質、
0〜3.0重量%の脂質、
3〜18重量%の乳糖、
1〜12重量%のブドウ糖および/またはショ糖
を含む原料乳を発酵させることを含む、発酵乳の製造方法。
[2] 原料乳がカゼイン:ホエイタンパク質を9:1〜7:3で含む、前記[1]に記載の発酵乳の製造方法。
[3] 粉末状の乳タンパク質を用いない、前記[1]または[2]に記載の発酵乳の製造方法。
[4] 安定化剤を用いない、前記[1]〜[3]のいずれかに記載の発酵乳の製造方法。
[5] 原料乳が0.15〜2重量%の灰分を含む、前記[1]〜[4]のいずれかに記載の発酵乳の製造方法。
[6] 原料乳が0.05〜0.7重量%のカルシウムを含む、前記[1]〜[5]のいずれかに記載の発酵乳の製造方法。
[7] 原料乳がブドウ糖を含む、前記[1]〜[6]のいずれかに記載の発酵乳の製造方法。
[8] 原料乳がショ糖を含む、前記[1]〜[6]のいずれかに記載の発酵乳の製造方法。
[9] 前記[1]〜[8]のいずれかに記載の発酵乳の製造方法で製造された発酵乳。
[10] セットタイプである、前記[9]に記載の発酵乳。
(a1)液状のMPCの調製
生乳(原料乳)を遠心分離処理(50℃)して、脱脂乳を調製し、この脱脂乳を冷却(5℃)した後に、リン酸を用いて、この脱脂乳のpHを5.7に調整して2時間で保持(酸性化処理)してから、限外ろ過(UF)処理(スパイラル型膜、Koch社 HpHT 3838−K131−NYV、分画分子量:10,000Da、膜面積:6.1m2×並列2本)し、濃縮倍率で4倍に濃縮して、濃縮液を調製した。そして、この濃縮液のpHを6.7に中和して調整し、液状のミルクタンパク質濃縮物(MPC)を調製した。この液状のMPCでは、全固形分の濃度が19.9重量%、タンパク質の濃度が12.9重量%、脂質の濃度が0.5重量%、灰分の濃度が1.3重量%、乳糖の濃度が5.2重量%であった。なお、乳タンパク質におけるカゼインとホエイタンパク質の重量比は、8:2程度であった。
発明品1として、(a1)で調製した液状のMPCに水を添加し、全固形分の濃度が15重量%、タンパク質の濃度が9重量%となるように調整し、これにブドウ糖を4重量%で配合して、原料乳を調製した。そして、プレート式熱交換機(Power point International 社)を用いて、この原料乳を130℃、2秒間で連続式に加熱した後に、この原料乳を冷却(43℃)し、乳酸菌スターター(明治ブルガリアヨーグルトから分離した)を2重量%で添加してから、pHが4.6になるように発酵(43℃、340分間)させて、ハードタイプおよびソフトタイプの発酵乳を製造した。このとき、ソフトタイプの発酵乳は、ハードタイプの発酵乳をスリーワンモーターで攪拌してから、フィルター(孔径:250μm)を通過させて製造した。
(a2)液状のMPCの調製
実施例1の(a1)と同様にして、液状のMPCを調製した。
発明品2として、(a1)で調製した液状のMPCに水を添加し、全固形分の濃度が15重量%、タンパク質の濃度が9重量%となるように調整し、これにショ糖を3重量%で配合して、原料乳を調製した。そして、プレート式熱交換機(Power point International 社)を用いて、この原料乳を130℃、2秒間で連続式に加熱した後に、この原料乳を冷却(43℃)し、乳酸菌スターター(明治ブルガリアヨーグルトから分離した)を2重量%で添加してから、pHが4.6になるように発酵(43℃、340分間)させて、ハードタイプおよびソフトタイプの発酵乳を製造した。このとき、ソフトタイプの発酵乳は、ハードタイプの発酵乳をスリーワンモーターで攪拌してから、フィルター(孔径:250μm)を通過させて製造した。
(a3)液状のMPCの調製
実施例1の(a1)と同様にして、液状のMPCを調製した。
対照(比較対照)品1として、(a1)で調製した液状のMPCに水を添加し、全固形分の濃度が15重量%、タンパク質の濃度が9重量%となるように調整し、調合乳を調製した。そして、プレート式熱交換器を用いて、この調合乳を130℃、2秒間で連続式に加熱した後に、この調合乳を冷却(43℃)し、乳酸菌スターター(明治ブルガリアヨーグルトから分離した)を2重量%で添加してから、pHが4.6になるように発酵(43℃、340分間)させて、対照品のハードタイプおよびソフトタイプの発酵乳を製造した。このとき、ソフトタイプの発酵乳は、ハードタイプの発酵乳をスリーワンモーターで攪拌してから、フィルター(孔径:250μm)を通過させて製造した。
(a4)液状のMPCの調製
実施例1の(a1)と同様にして、液状のMPCを調製した。
発明品として、(a1)で調製した液状のMPCに水を添加し、全固形分の濃度が15重量%、タンパク質の濃度が9重量%となるように調整し、これに乳糖(無水)を3重量%で配合して、原料乳を調製した。そして、プレート式熱交換機(Power point International 社)を用いて、この原料乳を130℃、2秒間で連続式に加熱した後に、この原料乳を冷却(43℃)し、乳酸菌スターター(明治ブルガリアヨーグルトから分離した)を2重量%で添加してから、pHが4.6になるように発酵(43℃、340分間)させて、ハードタイプおよびソフトタイプの発酵乳を製造した。このとき、ソフトタイプの発酵乳は、ハードタイプの発酵乳をスリーワンモーターで攪拌してから、フィルター(孔径:250μm)を通過させて製造した。
(c1)ハードタイプおよびソフトタイプの発酵乳の官能検査
発明品1、発明品2と対照品1の発酵乳について、風味と食感を官能検査(専門パネル:10名、評価:5段階)した。ブドウ糖を配合したハードタイプおよびソフトタイプの発酵乳の官能検査の結果と、糖無添加のハードタイプおよびソフトタイプの発酵乳の官能検査の結果の比較図を、それぞれ図1および図2に示す。ショ糖を配合したハードタイプおよびソフトタイプの発酵乳の官能検査の結果と、糖無添加のハードタイプおよびソフトタイプの発酵乳の官能検査の結果の比較図を、それぞれ図3および図4に示す。ブドウ糖を配合した発酵乳では、糖無添加の発酵乳に比べて、食感の滑らかさと甘味が向上され、えぐ味が低減された。ショ糖を配合した発酵乳では、糖無添加の発酵乳に比べて、食感の滑らかさと甘味が向上され、酸味とえぐ味が低減された。
(c2)ハードタイプおよびソフトタイプの発酵乳の官能検査
発明品1、発明品2と対照品2の発酵乳について、風味と食感を官能検査(専門パネル:10名、評価:5段階)した。ブドウ糖を配合したハードタイプおよびソフトタイプの発酵乳の官能検査の結果と、乳糖を配合したハードタイプおよびソフトタイプの発酵乳の官能検査の結果の比較図を、それぞれ図5および図6に示す。ショ糖を配合したハードタイプおよびソフトタイプの発酵乳の官能検査の結果と、乳糖を配合したハードタイプおよびソフトタイプの発酵乳の官能検査の結果の比較図を、それぞれ図7および図8に示す。ブドウ糖を配合した発酵乳では、乳糖を配合した発酵乳に比べて、食感の滑らかさと甘味と酸味が向上された。ショ糖を配合した発酵乳では、乳糖を配合した発酵乳に比べて、食感の滑らかさと甘味が向上され、酸味と えぐ味が低減された。
(d)低カルシウムのMPCの調製
生乳(原乳)を遠心分離処理(50℃)して、脱脂乳を調製し、この脱脂乳を冷却(5℃)した後に、この脱脂乳のpHを未調整にするか(pHは6.7である)、塩酸を用いて、この脱脂乳のpHを6.1および5.7に調整して2時間で保持(酸性化処理)した。そして、この脱脂乳を、それぞれ限外ろ過(UF)処理(スパイラル型膜、Koch社 HpHT 3838−K131−NYV、分画分子量:10,000Da、膜面積:6.1m2×並列2本)し、濃縮倍率で4倍に濃縮して、濃縮液を調製した。そして、この濃縮液のpHを6.7に中和して調整し、液状のMPCを調製した。これらの液状のMPCの組成を表1に示す。
Claims (18)
- 限外ろ過(UF)処理で濃縮した液状の濃縮乳を主成分とし、
7.5〜20重量%のタンパク質、
0〜3.0重量%の脂質、
3〜18重量%の乳糖、
1〜12重量%のブドウ糖および/またはショ糖
を含む原料乳。 - 粉末状の乳タンパク質を含まない、請求項1に記載の原料乳。
- 安定化剤を含まない、請求項1または2に記載の原料乳。
- 0.15〜2重量%の灰分を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の原料乳。
- 0.05〜0.7重量%のカルシウムを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の原料乳。
- ブドウ糖を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の原料乳。
- ショ糖を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の原料乳。
- 75℃・達温、95℃・達温、75℃〜95℃・15〜60秒間、110℃〜150℃・1〜5秒間のいずれかの条件で加熱殺菌処理する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の原料乳。
- 主成分の濃縮乳が、濃縮前に、生乳、殺菌処理した乳および/または脱脂乳のpHを5.5〜6.5に調整し、0.5時間以上保持する酸性化処理されて調製された濃縮乳である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の原料乳。
- 4.6重量%の乳糖を含むものではない、請求項1〜9のいずれか一項に記載の原料乳。
- 請求項1〜10のいずれか一項に記載の原料乳を発酵させることを含む、発酵乳の製造方法。
- 原料乳を容器に充填し、その後に発酵させる、請求項11に記載の製造方法。
- 請求項11または12に記載の製造方法で製造された発酵乳。
- 7.5〜20重量%のタンパク質、
0〜3.0重量%の脂質、
3〜18重量%の乳糖、
1〜12重量%のブドウ糖および/またはショ糖
を含む限外ろ過(UF)処理で濃縮した液状の濃縮乳を主成分とする原料乳を発酵させることを含む、発酵乳の食感を滑らかにする方法。 - 原料乳が、4.6重量%の乳糖を含むものではない、請求項14に記載の方法。
- 7.5〜20重量%のタンパク質、
0〜3.0重量%の脂質、
3〜18重量%の乳糖、
1〜12重量%のブドウ糖および/またはショ糖
0.15〜2重量%の灰分
を含む限外ろ過(UF)処理で濃縮した液状の濃縮乳を主成分とする原料乳を発酵させることを含む、発酵乳の食感を滑らかにし、かつ、発酵乳の塩味またはえぐ味を低減、もしくは発酵乳にコク味を付与する方法。 - 7.5〜20重量%のタンパク質、
0〜3.0重量%の脂質、
3〜18重量%の乳糖、
1〜12重量%のブドウ糖および/またはショ糖
0.05〜0.7重量%のカルシウム
を含む限外ろ過(UF)処理で濃縮した液状の濃縮乳を主成分とする原料乳を発酵させることを含む、発酵乳の食感を滑らかにし、かつ、発酵乳の塩味またはえぐ味を低減、もしくは発酵乳にコク味を付与する方法。 - 発酵乳がセットタイプヨーグルトである、請求項14〜17のいずれか一項に記載の方法。
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