JP6988854B2 - センサ装置、演算装置、パイプライン監視システム、演算方法およびプログラム - Google Patents
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Description
特許文献1 特許第6447641号公報
各超音波センサと、外周面との間には液体が介在してよい。
基板は、フレキシブル基板であってよい。
各超音波センサの測定頻度は、各磁気センサの測定頻度よりも低くてよい。
パイプラインは、磁性材料で形成されてよい。
図1は、本実施形態に係るパイプラインPおよびセンサ装置1を示す。なお、図の上部分は長手方向(軸方向とも称する)と垂直な断面を示し、下部分は長手方向と平行な断面を示す。
パイプラインPは、流体を運ぶための管路である。例えばパイプラインPは化石燃料を輸送してよく、本実施形態では一例として石油や天然ガスなどの天然資源を輸送する。
センサ装置1は、パイプラインPの外側に配置されてパイプラインPの肉厚に関するデータを測定する。パイプラインPの外周面P1に腐食抵抗層P10や断熱層P11が設けられる場合には、センサ装置1は、それらの内側に配置されてよい。センサ装置1は、パイプラインPの長手方向zに離散的に配置されてよく、一例として1kmおきに配置されてよい。センサ装置1は、ケース部100内に複数の磁気センサ11と、磁気センサ11よりも少数の超音波センサ12と、1または複数の温度センサ13と、基板105と、センサハウジング106とを有する。なお、基板105およびセンサハウジング106はセンサ装置1に具備されなくてもよい。
ケース部100は、パイプラインPの長手方向zにおける一部の外周に液体101を保持した内部空間1000を形成しており、各磁気センサ11および各超音波センサ12は液体101の内部に配置される。ケース部100は、2つの端部材102と、ケース部本体103とを有してよく、これらとパイプラインPの外周面P1とで内部空間1000を形成してよい。
液体101は、絶縁性であり、例えば絶縁油である。液体101は、センサ装置1の内部回路を周囲の導体から絶縁するとともに、腐食から保護してよい。なお、本実施形態では一例として、液体101は、超音波センサ12による測定で用いられる超音波を伝達してよく、パイプラインPに加わる衝撃からセンサ装置1の内部回路を保護してよい。一例として、液体101はJIS C 2320で規格化された電気絶縁油であってよい。
2つの端部材102は、内部空間1000に対して長手方向zの両側に配置される。各端部材102はパイプラインPと同軸の環状に形成されてよく、パイプラインPの全周にわたり外周面P1に当接してよい。各端部材102は、それぞれ環状の第1支持面1021および第2支持面1022を外周側に有してよい。
ケース部本体103は、長手方向zにおいて2つの端部材102の間に延在し、パイプラインPの全周にわたり各端部材102の外周面に当接する。本実施形態では一例として、ケース部本体103は、端部材102の第1支持面1021に当接して、当該第1支持面1021によって支持される。ケース部本体103は、パイプラインPと同軸の筒状に形成されてよい。ケース部本体103は、パイプラインPと同じ材料で形成されてよい。ケース部本体103の外径は一例として420mmであってよく、厚みは一例として10mm〜50mmであってよい。ケース部本体の長手方向zの長さは一例として1000mmであってよい。
各磁気センサ11は、パイプラインPの外周面P1に対向して配置される。各磁気センサ11は、パイプラインPから外周側に漏れる磁界の強度を測定する。本実施形態では一例として、各磁気センサ11は液体101内に配置されており、各磁気センサ11とパイプラインPの外周面P1との間には液体101が介在してよい。各磁気センサ11は、液体101を介して対向するパイプラインPの外周側の磁界を測定してよい。各磁気センサ11は、3次元の各方向(本実施形態では一例としてパイプラインPの長手方向z、周方向θおよび径方向r)における磁界強度(磁束密度とも称する)を測定してよい。
各超音波センサ12は、外周面P1に対向して配置され、複数の磁気センサ11による磁界の測定領域内でパイプラインPの肉厚を測定する。本実施形態では一例として、各超音波センサ12は液体101内に配置されており、各超音波センサ12と、パイプラインPの外周面P1との間には液体101が介在してよい。各超音波センサ12は、液体101を介して対向するパイプラインPの肉厚を測定してよい。
各温度センサ13は、センサ装置1の測定環境の温度を測定する。本実施形態では一例として、温度センサ13は磁気センサ11および超音波センサ12の総数と同数だけセンサ装置1に具備されており、各温度センサ13は各磁気センサ11および各超音波センサ12の近傍に配置されて、当該磁気センサ11,当該超音波センサ12の温度を測定する。各温度センサ13と、パイプラインPの外周面P1との間には液体101が介在してよい。なお、図中では各温度センサ13を磁気センサ11および超音波センサ12のそれぞれと一体化して図示しているが、温度センサ13と磁気センサ11とは別体であってもよいし、温度センサ13と超音波センサ12とは別体であってもよい。温度センサ13の個数は超音波センサ12および磁気センサ11の総数と等しくなくてもよく、一例として1つであってもよい。また、温度センサ13はセンサ装置1に具備されなくてもよい。
基板105は、各磁気センサ11、各超音波センサ12および各温度センサ13を支持しており、パイプラインPの外周面P1に対向して配置される。例えば基板105は、プリント回路基板などのフレキシブル基板であってよく、一方の面に磁気センサ11、超音波センサ12および温度センサ13が装着されてよい。基板105は、各磁気センサ11、各超音波センサ12および各温度センサ13が内側となるように撓ませられてパイプラインPと同軸の筒状に形成されてよい。基板105と、パイプラインPの外周面との間隔(つまり基板105よりも内側の液体101の層厚)は10mmであってよい。これにより、各磁気センサ11、各超音波センサ12および各温度センサ13と、パイプラインPの外周面P1との距離は10mmで一定となる。
センサハウジング106は、各磁気センサ11、各超音波センサ12および各温度センサ13を保護する筒状の部材であり、内周面に基板105が固定されている。センサハウジング106は、パイプラインPの長手方向zに延在し、各端部材102の全周にわたり第2支持面1022に当接してよい。センサハウジング106と、ケース部本体103との間隔(つまりセンサハウジング106よりも外側の液体101の層厚)は10mmであってよい。なお、図中では、センサハウジング106によって内部空間1000が内周側と外周側とに隔てられているが、液体101はセンサハウジング106や基板105に設けられた貫通孔(図示せず)を介して流通可能であってよい。
図2は、筒状の基板105上に配置された磁気センサ11、超音波センサ12および温度センサ13を示す。
図3は、センサ装置1の部分透視図を示す。センサ装置1は、コネクタ110、送信部14、電源部15、および、液体注入ポート16をさらに備えてよい。
コネクタ110は、ケース部100を貫通して基板105と電気的に接続される。例えばコネクタ110は、ケース部100のケース部本体103を貫通して設けられてよい。本実施形態においては一例として、センサハウジング106には貫通孔1060が設けられ、この貫通孔1060には基板105の端子1050が挿通されてよい。端子1050は各磁気センサ11、各超音波センサ12および各温度センサ13に電気的に接続されてよい。コネクタ110は、当該端子1050を介して基板105と電気的に接続される。コネクタ110は、ケース部100の外部で送信部14および電源部15と電気的に接続されてよい。
送信部14は、ケース部100の外部に配置され各磁気センサ11、各超音波センサ12および各温度センサ13の測定データを送信する。送信部14は、有線通信でデータを送信してもよいし、無線通信でデータを送信してもよい。
電源部15は、センサ装置1の各部、本実施形態においては各磁気センサ11、各超音波センサ12、各温度センサ13および送信部14に電力を供給する。電源部15は、環境発電により得られた電力を供給してよい。
液体注入ポート16は、ケース部100を貫通して設けられる。一例として液体注入ポート16は、ケース部本体103を貫通して設けられてよい。液体注入ポート16は、ケース部100の内部空間1000に液体101を注入する場合に使用される。
図4は、センサハウジング106を示す。センサハウジング106は、長手方向zに延在する少なくとも1つの継ぎ目1065を有する。本実施形態では一例として、センサハウジング106は2つの継ぎ目1065を有する。
図6は、センサ装置1の取付方法を示す。センサ装置1は、図中の(1)部分から(7)部分に示す工程によってパイプラインPに取り付けられてよい。
図7は、パイプライン監視システム5を示す。パイプライン監視システム5は、パイプラインPの腐食を監視するものであり、パイプラインPに取り付けられた複数のセンサ装置1と、演算装置6とを備える。
演算装置6は、各センサ装置1の測定結果に基づいて、当該センサ装置1の設置領域でのパイプラインPの肉厚分布を算出する。演算装置6は、通信部60と、温度補償部61と、第1演算部62と、第2演算部63と、第3演算部64と、切替部65とを有する。
通信部60は、各センサ装置1から測定データを受信する。一例として、通信部60はネットワーク600(一例としてインターネットまたは専用回線)を介して各センサ装置1と通信可能であってよい。通信部60は受信した測定データを温度補償部61に供給してよい。
温度補償部61は、センサ装置1の測定結果を温度補償する。例えば、温度補償部61は、受信した測定データのうち各磁気センサ11の測定結果を示す測定データ(磁界データとも称する)と、各超音波センサ12の測定結果を示す測定データ(超音波データとも称する)とを、各温度センサ13の測定結果を示す測定データ(温度データとも称する)に基づいて温度補償してよい。一例として、温度補償部61は、測定環境の温度と、各磁気センサ11および各超音波センサ12の特性との対応関係を示すテーブルなどを予め記憶しており、当該テーブルを用いて温度補償を行ってよい。
第1演算部62は、各磁気センサ11からの磁界データに基づいて、複数の磁気センサ11の測定領域内での相対的な肉厚分布を算出する。
第2演算部63は、パイプラインPの絶対的な肉厚と、相対的な肉厚分布における相対的な肉厚との比の値(肉厚比とも称する)を算出する。ここで、絶対的な肉厚とは、相対値ではない絶対値としての肉厚を意味する。第2演算部63は、各超音波センサ12の超音波データと、第1演算部62による相対的な肉厚分布において当該超音波センサ12の測定位置で得られた相対的な肉厚とから、肉厚比を算出してよい。第2演算部63は、算出した肉厚比を第3演算部64に供給してよい。一例として、第2演算部63は、超音波センサ12ごとに、当該超音波センサ12の位置での肉厚比を算出して第3演算部64に供給してよい。
第3演算部64は、肉厚比と、相対的な肉厚分布とに基づいて、測定領域内でのパイプラインPの絶対的な肉厚分布を算出する。例えば、第3演算部64は、相対的な肉厚に対する絶対的な肉厚の比の値を、相対的な肉厚分布における一の位置での相対的な肉厚に乗じることで、当該位置での絶対的な肉厚を算出してよい。第3演算部64は、各位置での相対的な肉厚に対し、当該位置の近傍の超音波センサ12(一例として最も近い超音波センサ12)の位置での肉厚比を乗じることで、当該位置での絶対的な肉厚を算出してよい。第3演算部64は、パイプラインPの各位置について絶対的な肉厚を算出することにより、パイプラインPの絶対的な肉厚の分布を算出してよい。第3演算部64は、算出した肉厚分布を外部に出力してよい。また、第3演算部64は、算出した肉厚分布を第2演算部63に供給してもよい。
切替部65は、第2演算部63に算出処理の切替を指示する信号を出力する。切替後の算出処理については詳細を後述する。
図8は、絶対的な肉厚分布の算出方法を示す。演算装置6は、ステップS11〜S17の処理を行うことにより、絶対的な肉厚分布を算出する。なお、本実施形態においては一例として各センサ装置1は、各磁気センサ11の測定結果を、各超音波センサ12の測定結果よりも短い周期で演算装置6に送信する。また、各温度センサ13は、近傍の磁気センサ11や超音波センサ12と同じ周期で測定結果を演算装置6に送信する。
なお、上記の実施形態においては、各磁気センサ11および各超音波センサ12は液体101の内部に配置されることとして説明したが、液体101と間接的に接触した状態で液体101の内部に配置されてもよい。例えば、磁気センサ11および超音波センサ12の少なくとも一方、或いはこれらのセンサおよび基板105の全体は、測定結果に影響を与えない樹脂内に封入された状態で液体101の内部に配置されてもよい。このような樹脂としては、例えばエポキシやウレタン、シリコンなどを用いることができる。
Claims (19)
- パイプラインの外周面に対向して配置される複数の磁気センサと、
前記パイプラインの長手方向における一部の外周に絶縁性の液体を保持した内部空間を形成するケース部と、
を備え、
各磁気センサは、前記液体の内部に配置される、
センサ装置。 - 前記外周面に対向して前記液体の内部に配置され前記複数の磁気センサによる磁界の測定領域内で前記パイプラインの肉厚を測定する、前記複数の磁気センサよりも少数の超音波センサをさらに備える、請求項1に記載のセンサ装置。
- 各超音波センサと、前記外周面との間には前記液体が介在する、
請求項2に記載のセンサ装置。 - 前記超音波センサの個数は、前記複数の磁気センサの個数の10分の1未満である
請求項2または3に記載のセンサ装置。 - 各超音波センサの測定頻度は、各磁気センサの測定頻度よりも低い
請求項2から4のいずれか一項に記載のセンサ装置。 - 前記ケース部は、
前記内部空間に対して前記長手方向の両側に配置され前記パイプラインの全周にわたり前記外周面に当接した2つの端部材と、
前記長手方向において前記2つの端部材の間に延在し、前記パイプラインの全周にわたり各端部材の外周面に当接したケース部本体と、
を有し、
各磁気センサおよび各超音波センサは、前記外周面に対向する基板上に配置され、
各端部材は、
前記ケース部本体を支持する環状の第1支持面と、
前記長手方向において前記第1支持面よりも前記センサ装置の中央側に設けられて前記基板を支持する、前記第1支持面よりも前記外周面に近接した環状の第2支持面と、を有する、
請求項2から5の何れか一項に記載のセンサ装置。 - 前記長手方向に延在し、各端部材の全周にわたり前記第2支持面に当接した筒状のセンサハウジングをさらに備え、
前記基板は、前記センサハウジングの内周面に固定され、前記センサハウジングを介して前記第2支持面に支持される、
請求項6に記載のセンサ装置。 - 前記センサハウジングは、前記長手方向に延在する継ぎ目を有する
請求項7に記載のセンサ装置。 - 前記基板は、フレキシブル基板である、請求項6から8のいずれか一項に記載のセンサ装置。
- 前記ケース部の外部に配置され各磁気センサおよび各超音波センサの測定データを送信する送信部と、
前記ケース部を貫通して前記送信部と前記基板とを電気的に接続するコネクタと
をさらに備える
請求項6から9のいずれか一項に記載のセンサ装置。 - 前記パイプライン内に流れる天然資源の温度と、前記パイプラインの外部の環境温度との温度差を用いた温度差発電により電力を生成する電源部をさらに備える
請求項1から10のいずれか一項に記載のセンサ装置。 - 前記パイプラインは、磁性材料で形成される
請求項1から11のいずれか一項に記載のセンサ装置。 - 請求項1から12のいずれか一項に記載の複数のセンサ装置と、
各センサ装置の測定結果に基づいて、当該センサ装置の設置領域での前記パイプラインの肉厚分布を算出する演算装置と、
を備えるパイプライン監視システム。 - パイプラインの外周面に対向して配置される各磁気センサの測定結果に基づいて、複数の磁気センサの測定領域内での相対的な肉厚分布を算出する第1演算部と、
前記外周面に対向して配置され前記複数の磁気センサによる磁界の測定領域内で前記パイプラインの肉厚を測定する各超音波センサの測定結果と、前記相対的な肉厚分布において当該超音波センサの測定位置で得られた相対的な肉厚とから、前記パイプラインの絶対的な肉厚と、前記相対的な肉厚分布における相対的な肉厚との比の値を算出する第2演算部と、
前記比の値と、前記相対的な肉厚分布とに基づいて、前記測定領域内での前記パイプラインの絶対的な肉厚分布を算出する第3演算部と、
を備える演算装置。 - 前記第2演算部に算出処理の切替を指示する信号を出力する切替部をさらに備え、
前記第2演算部は、前記切替部から前記信号を受信したことに応じ、
各超音波センサの直近の測定結果と、前記信号の受信後に前記第1演算部により新たに算出された相対的な肉厚分布において当該超音波センサの測定位置で得られた相対的な肉厚とから、前記比の値を算出するか、
前記第3演算部により直近で算出されたいずれかの位置での前記パイプラインの絶対的な肉厚と、前記信号の受信後に前記第1演算部により新たに算出された相対的な肉厚分布において当該位置で得られた相対的な肉厚とから、前記比の値を算出する
請求項14に記載の演算装置。 - 複数のセンサ装置と、
請求項14または15に記載の演算装置と、
を備え、
各センサ装置は、
パイプラインの外周面に対向して配置される複数の磁気センサと、
前記外周面に対向して配置され前記複数の磁気センサによる磁界の測定領域内で前記パイプラインの肉厚を測定する、前記複数の磁気センサよりも少数の超音波センサと
を有し、
前記演算装置は、各センサ装置の測定結果に基づいて、当該センサ装置の設置領域での前記パイプラインの肉厚分布を算出するパイプライン監視システム。 - 各センサ装置は、各磁気センサの測定結果を、各超音波センサの測定結果よりも短い周期で前記演算装置に送信し、
前記第2演算部は、
各超音波センサの直近の測定結果と、前記第1演算部により直近で算出された相対的な肉厚分布において当該超音波センサの測定位置で得られた相対的な肉厚とから、前記比の値を算出するか、
前記第3演算部により直近で算出されたいずれかの位置での前記パイプラインの絶対的な肉厚と、前記第1演算部により直近で算出された相対的な肉厚分布において当該位置で得られた相対的な肉厚とから、前記比の値を算出する
請求項16に記載のパイプライン監視システム。 - パイプラインの外周面に対向して配置される各磁気センサの測定結果に基づいて、複数の磁気センサの測定領域内での相対的な肉厚分布を算出する第1演算段階と、
前記外周面に対向して配置され前記複数の磁気センサによる磁界の測定領域内で前記パイプラインの肉厚を測定する各超音波センサの測定結果と、前記相対的な肉厚分布において当該超音波センサの測定位置で得られた相対的な肉厚とから、前記パイプラインの絶対的な肉厚と、前記相対的な肉厚分布における相対的な肉厚との比の値を算出する第2演算段階と、
前記比の値と、前記相対的な肉厚分布とに基づいて、前記測定領域内での前記パイプラインの絶対的な肉厚分布を算出する第3演算段階と、
を備える演算方法。 - コンピュータを、
パイプラインの外周面に対向して配置される各磁気センサの測定結果に基づいて、複数の磁気センサの測定領域内での相対的な肉厚分布を算出する第1演算部と、
前記外周面に対向して配置され前記複数の磁気センサによる磁界の測定領域内で前記パイプラインの肉厚を測定する各超音波センサの測定結果と、前記相対的な肉厚分布において当該超音波センサの測定位置で得られた相対的な肉厚とから、前記パイプラインの絶対的な肉厚と、前記相対的な肉厚分布における相対的な肉厚との比の値を算出する第2演算部と、
前記比の値と、前記相対的な肉厚分布とに基づいて、前記測定領域内での前記パイプラインの絶対的な肉厚分布を算出する第3演算部
として機能させるプログラム。
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