JP6988211B2 - 運転支援車両の走行ルート表示方法及び走行ルート表示装置 - Google Patents
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この運転支援車両の走行ルート表示方法において、表示された走行ルートに沿う走行中、走行中の自車位置から目的地までの走行予定経路にルート逸脱の可能性があるルート逸脱地点が存在するかどうかを判定する。
ルート逸脱地点が存在すると判定されると、ルート逸脱の可能性がある方向へのルート検索により、ルート逸脱地点から分岐する候補経路を生成する。
候補経路が生成されると、ルート逸脱地点に自車が到達する前に、候補経路を表示する。
走行予定経路にルート逸脱地点が存在するとの判定を、運転支援システムにて走行予定経路をリルートする必要の有無をあらわすシステム情報を用いて行う。
システム情報は、走行予定経路の走行可否情報であり、自車が交差点に差し掛かり、かつ、ドライバーが手動により運転介入をしていないとき、走行可否情報に基づき、走行予定経路どおり走れるか否かを判断し、走行予定経路どおり走れない場合は、ルート逸脱地点が存在すると判定する。
実施例1における走行ルート表示方法及び走行ルート表示装置は、ナビゲーション制御ユニットにて生成される走行ルート情報を用い、自動運転モードの選択により操舵/駆動/制動が自動制御される自動運転車両(運転支援車両の一例)に適用したものである。以下、実施例1の構成を、「全体システム構成」、「ナビゲーション制御ユニットの詳細構成」、「自動運転制御処理構成」に分けて説明する。
図1は、実施例1の走行ルート表示方法及び走行ルート表示装置が適用された自動運転制御システムを示す。以下、図1に基づいて全体システム構成を説明する。
まず、自動運転用ナビゲーション機能(「ADナビ機能」という。)としては、下記の(a),(b),(c)のADナビ機能を備えている。
目的地の候補を通知する。目的地の座標を取得する。目的地の座標を更新する。ウェイポイントを設定する。
地図上の自車位置を取得する。経路の候補を検索する。最適経路計画の特定をする(コスト計算)。経路計画を配信する。DM側からリルート・経路要求を受信する。経路計画の更新をする。ナビの状態をDM側に通知する(経路不明などのとき)。
自動運転区間とマニュアル運転区間を画面表示する。システム移行の通知をする。目的地/ウェイポイントの選択をする。到達点の通知をする。その他。
図2及び図3は、実施例1のナビゲーション制御ユニット3及び自動運転制御ユニット4にて実行される自動運転制御処理の流れを示す。以下、自動運転制御処理構成をあらわす図2及び図3の各ステップについて説明する。
ここで、自動運転車両が交差点に差し掛かったか否かの判断は、自動運転車両と交差点までの距離が、所定の閾値(例えば、判断限界点DPを超える値)に到達すると、交差点に差し掛かっていると判断する。
ここで、「走行予定経路どおり走れない」とは、他の車両に妨害されている、右折レーン溢れ等をいう。
実施例1の作用を、「運転非介入時における自動運転制御処理作用」、「運転介入時における自動運転制御処理作用」、「走行ルート表示作用」、「走行ルート表示の特徴作用」に分けて説明する。
自動運転車両が交差点に差し掛かり、かつ、ドライバーが手動により運転介入をしていないとき、図2のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS3へと進む。ステップS3では、走行可否情報に基づき、走行予定経路どおり走れるか否かが判断される。
自動運転車両が交差点に差し掛かり、かつ、ドライバーが手動により運転介入したとき、図2及び図3のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS12へと進む。ステップS12では、自動運転車両が別の経路を走行する(又は、走行せざるを得ない)可能性があるか否かが判断される。
まず、図5に示すように、ラウンドアバウトにおいて、案内ルートを逸脱しても、元の案内ルートの表示を残し、退出路をドライバーに認識しやすいように表示するものを比較例とする。
実施例1では、交差点CPが存在すると判定されると、交差点CPから異なる進行方向への位置座標を経由地C1,C2として設定する。経由地C1,C2を基点とするルート検索により、交差点CPから分岐する候補経路R1,R2を生成する。
実施例1における自動運転車両の走行ルート表示方法及び走行ルート表示装置にあっては、下記に列挙する効果が得られる。
この運転支援車両(自動運転車両)の走行ルート表示方法において、表示された走行ルートに沿う走行中、走行中の自車位置から目的地Tまでの走行予定経路R0にルート逸脱の可能性があるルート逸脱地点(交差点CP)が存在するかどうかを判定する。
ルート逸脱地点(交差点CP)が存在すると判定されると、ルート逸脱の可能性がある方向へのルート検索により、ルート逸脱地点(交差点CP)から分岐する候補経路R1,R2を生成する。
候補経路R1,R2が生成されると、ルート逸脱地点(交差点CP)に自車Aが到達する前に、候補経路R1,R2を表示する(図1)。
このため、自車Aの走行予定経路R0にルート逸脱地点(交差点CP)が存在するとき、リルートによる走行ルート案内を途切れることなく継続して行う運転支援車両(自動運転車両)の走行ルート表示方法を提供することができる。
経由地C1,C2を基点とするルート検索により、ルート逸脱地点(交差点CP)から分岐する候補経路R1,R2を生成する(図4)。
このため、(1)の効果に加え、自車Aがルート逸脱地点(交差点CP)に到達する前にリルートを行うとき、走行予定経路R0と重なることのない候補経路R1,R2が生成され、リルートの頻発を防止することができる。
このため、(1)又は(2)の効果に加え、自動運転制御システムへのドライバーによる新たな候補経路の選択手法として、ドライバーによる運転介入以外に、ナビゲーションシステムの表示デバイス38に対する指示選択肢を追加することができる。
このため、(1)〜(3)の効果に加え、人ではなく、自動運転制御システムを主体としてリルートが必要だと判断した時に対応し、走行予定経路R0にルート逸脱地点(交差点CP)が存在すると判定することができる。
このため、(4)の効果に加え、自車Aが走行予定経路R0を走れないことをあらわす情報であるとき、走行予定経路R0にルート逸脱地点(交差点CP)が存在すると判定することができる。
このため、(1)〜(5)の効果に加え、自動運転制御システムではなく、人が主体でリルートが必要だと判断した時に対応し、走行予定経路R0にルート逸脱地点(交差点CP)が存在すると判定することができる。
このため、(6)の効果に加え、人が主体の一時的な回避運動に反応しないことで、リルートの多発を防止することができる。
この運転支援車両(自動運転車両)の走行ルート表示装置において、コントローラ(ナビゲーション制御ユニット3)は、走行予定経路判定部35と、リルート処理部36と、表示デバイス38と、を備える。
走行予定経路判定部35は、表示された走行ルートに沿う走行中、走行中の自車位置から目的地Tまでの走行予定経路R0にルート逸脱の可能性があるルート逸脱地点(交差点CP)が存在するかどうかを判定する。
リルート処理部36は、ルート逸脱地点(交差点CP)が存在すると判定されると、ルート逸脱の可能性がある方向へのルート検索により、ルート逸脱地点(交差点CP)から分岐する候補経路R1,R2を生成する。
表示デバイス38は、候補経路R1,R2が生成されると、ルート逸脱地点(交差点CP)に自車Aが到達する前に、候補経路R1,R2を表示する(図1)。
このため、自車の走行予定経路にルート逸脱地点が存在するとき、リルートによる走行ルート案内を途切れることなく継続して行う運転支援車両(自動運転車両)の走行ルート表示装置を提供することができる。
2 ADAS制御ユニット
3 ナビゲーション制御ユニット(コントローラ)
31 GNSSアンテナ
32 位置情報処理部
33 目的地設定部
34 地図データ記憶部
35 走行予定経路判定部
36 リルート処理部
37 ルート検索処理部
38 表示デバイス
4 自動運転制御ユニット
5 アクチュエータ
Claims (5)
- 運転支援走行中、自車と目的地までの走行ルートを表示するコントローラを搭載している運転支援車両の走行ルート表示方法において、
表示された前記走行ルートに沿う走行中、走行中の自車位置から目的地までの走行予定経路にルート逸脱の可能性があるルート逸脱地点が存在するかどうかを判定し、
前記ルート逸脱地点が存在すると判定されると、ルート逸脱の可能性がある方向へのルート検索により、前記ルート逸脱地点から分岐する候補経路を生成し、
前記候補経路が生成されると、前記ルート逸脱地点に自車が到達する前に、前記候補経路を表示し、
前記走行予定経路に前記ルート逸脱地点が存在するとの判定を、運転支援システムにて前記走行予定経路をリルートする必要の有無をあらわすシステム情報を用いて行い、
前記システム情報は、前記走行予定経路の走行可否情報であり、自車が交差点に差し掛かり、かつ、ドライバーが手動により運転介入をしていないとき、前記走行可否情報に基づき、前記走行予定経路どおり走れるか否かを判断し、前記走行予定経路どおり走れない場合は、前記ルート逸脱地点が存在すると判定する
ことを特徴とする運転支援車両の走行ルート表示方法。 - 請求項1に記載された運転支援車両の走行ルート表示方法において、
前記ルート逸脱地点が存在すると判定されると、前記ルート逸脱地点から異なる進行方向への位置座標を経由地として設定し、
前記経由地を基点とするルート検索により、前記ルート逸脱地点から分岐する候補経路を生成する
ことを特徴とする運転支援車両の走行ルート表示方法。 - 請求項1又は2に記載された運転支援車両の走行ルート表示方法において、
前記ルート逸脱地点に自車が到達する前に、前記候補経路として複数の候補経路を表示すると、表示した複数の候補経路の中からドライバーが手動により新たな候補経路を選択可能とする
ことを特徴とする運転支援車両の走行ルート表示方法。 - 請求項1から3までの何れか一項に記載された運転支援車両の走行ルート表示方法において、
前記走行予定経路にルート逸脱地点が存在するとの判定を、ドライバーが手動により車両運転に介入する運転介入情報を用いて行い、
自車が交差点に差し掛かり、かつ、ドライバーが手動により運転介入したとき、自車が前記走行予定経路とは別の経路を走行する可能性があるか否かを判断し、別の経路を走行する可能性有りと判断された場合は、前記ルート逸脱地点が存在すると判定する
ことを特徴とする運転支援車両の走行ルート表示方法。 - 運転支援走行中、自車と目的地までの走行ルートを表示するコントローラを搭載している運転支援車両の走行ルート表示装置において、
前記コントローラは、
表示された前記走行ルートに沿う走行中、走行中の自車位置から目的地までの走行予定経路にルート逸脱の可能性があるルート逸脱地点が存在するかどうかを判定する走行予定経路判定部と、
前記ルート逸脱地点が存在すると判定されると、ルート逸脱の可能性がある方向へのルート検索により、前記ルート逸脱地点から分岐する候補経路を生成するリルート処理部と、
前記候補経路が生成されると、前記ルート逸脱地点に自車が到達する前に、前記候補経路を表示する表示デバイスと、を備え、
前記走行予定経路判定部は、前記走行予定経路に前記ルート逸脱地点が存在するとの判定を、運転支援システムにて前記走行予定経路をリルートする必要の有無をあらわすシステム情報を用いて行い、
前記システム情報は、前記走行予定経路の走行可否情報であり、自車が交差点に差し掛かり、かつ、ドライバーが手動により運転介入をしていないとき、前記走行可否情報に基づき、前記走行予定経路どおり走れるか否かを判断し、前記走行予定経路どおり走れない場合は、前記ルート逸脱地点が存在すると判定する
ことを特徴とする運転支援車両の走行ルート表示装置。
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