JP6986001B2 - 燃料電池スタック - Google Patents

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Description

本発明は、複数の発電セルを積層した燃料電池スタックに関する。
燃料電池スタックは、特許文献1に示すように、燃料ガス及び酸化剤ガスにより発電を行う発電セルを複数積層した積層体を備える。各発電セルは、アノード電極、電解質膜、カソード電極を積層した電解質膜・電極構造体(MEA)と、MEAを挟持するバイポーラ板である一対のセパレータとを有する。
また、特許文献1に開示のセパレータは、外縁の所定位置に外側方向に突出するタブ(datum)を備える。このタブは、積層体をケース(housing)に収容した組立状態で、ケースの凹部に配置される。これにより燃料電池スタックは、荷重がかかった際にセパレータ同士の横ずれが防止される。
この種のタブは、絶縁性樹脂材料で構成され、アウトサート成形等により導電性材料(金属材料)で構成されたセパレータに連結される。セパレータとケースの間に電気を流さないためである。
米国特許出願公開第2016/0072145号明細書
ところで、特許文献1に開示の燃料電池スタックは、各セパレータの外周に絶縁性樹脂材料を設けることで、製造コストが増大することになる。セパレータの外縁に絶縁性樹脂材料を備えない構成も考えられるが、この場合は、金属材料により構成されるケースと、発電時に電流が流れるセパレータとが電気的に導通しないように、両者の間に大きなクリアランスを設ける必要がある。しかしながら、クリアランスが大きくなると、燃料電池スタックが大型化する、積層した発電セルの横ずれ抑制機能が低下する等の不都合が生じる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、簡単な構成で製造コストを大幅に低減すると共に、ケースの大型化を抑制し、また複数の発電セルの横ずれを良好に防止することができる燃料電池スタックを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の一態様は、積層された複数の発電セルを有する積層体と、前記積層体の積層方向の両端に設けられる一対のエンドプレートと、前記積層体を収容するケースと、前記積層体の側方に配置され、前記一対のエンドプレート同士の間に配置された連結バーとを備える燃料電池スタックであって、前記ケースの内面と前記連結バーには、互いの位置を規定する位置決め構造が設けられ、前記連結バーは、前記積層体に形成された被係合部に係合する係合部を有し、且つ前記係合部を含む前記連結バーの前記積層体側に絶縁性樹脂層を備える。
上記の燃料電池スタックは、位置決め構造及び係合部を備えることで、ケースに対する連結バーの位置が規定された状態で、複数の発電セルの横ずれを係合部により防止することができる。また連結バーは、積層体側に絶縁性樹脂層を備えることで、積層体の被係合部に係合部が係合しても、連結バーと積層体との絶縁性を良好に確保することができる。また、連結バーは、積層体に当接して発電セルに係合することで、ケースの大型化を抑制する。しかも連結バーは、複数の発電セルの外周の絶縁構造を不要とすることで、燃料電池スタックの製造コストを大幅に低廉化することができる。
本発明の一実施形態に係る燃料電池スタックを概略的に示す分解斜視図である。 燃料電池スタックの発電セルを示す分解斜視図である。 図3Aは、連結バー及び発電セルの突片部の係合を示す部分斜視図である。図3Bは、連結バー、発電セル及びケースの内面の係合状態を示す説明図である。 図4Aは、第1変形例に係る位置決め構造を示す説明図である。図4Bは、第2変形例に係る位置決め構造を示す説明図である。図4Cは、第3変形例に係る係合構造を示す説明図である。
以下、本発明について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る燃料電池スタック10は、単位燃料電池である発電セル12を備え、複数の発電セル12は水平方向(矢印A方向)に積層された積層体14に構成されている。燃料電池スタック10は、例えば、図示しない燃料電池自動車に搭載されて使用される。なお、積層体14は、燃料電池自動車の搭載状態で、複数の発電セル12を重力方向(矢印C方向)に積層していてもよい。
積層体14の積層方向(矢印A方向)一端には、ターミナルプレート16a、インシュレータ18aが外方に向かって順に配置される。積層体14の積層方向他端には、ターミナルプレート16b、インシュレータ18bが外方に向かって順に配置される。また、積層体14の積層方向両端には、一対のエンドプレート20a、20bが設けられる(積層される)。
さらに、燃料電池スタック10は、積層方向に並ぶ複数の発電セル12を覆うケース22を有する。ケース22は、角筒状に形成され、積層された複数の発電セル12(積層体14)全体を収容可能な収容空間24aを内側に有する収容本体24を備える。収容空間24aは、矢印A方向に延在し、収容本体24の両端面に設けられた開放部24bに連通している。
また、ケース22は、収容本体24の一対の開放部24bを塞ぐ部材として、上記のエンドプレート20a、20bを適用している。一対のエンドプレート20a、20bの各々は、燃料電池スタック10の組立時に、適宜の固定手段(図示しないボルトによるネジ止め、溶着、接着等)により収容本体24の両端面に固定される。すなわち本実施形態において、ケース22は、収容本体24と、一対のエンドプレート20a、20bとで構成され、複数の発電セル12が覆われて露出しないように構成されている。
また、一対のエンドプレート20a、20b同士の上辺の間及び下辺の間には、連結バー26がそれぞれ締結される。各連結バー26は、一対のエンドプレート20a、20bを介して、積層方向(矢印A方向)の締め付け荷重を積層体14に付与する。なお、燃料電池スタック10は、各連結バー26に締め付け荷重が付与されることなく、一対のエンドプレート20a、20bが固定される収容本体24によって締め付け荷重を積層体14に付与してもよい。各連結バー26は、複数の発電セル12が積層された積層体14をケース22に収容した組立状態で、収容本体24(ケース22)の内面25に係合する。さらに、積層体14の側方を延在している各連結バー26は、積層体14と係合して各発電セル12のずれを防止する。この連結バー26の構成については、後に詳述する。
図2に示すように、燃料電池スタック10の発電セル12は、樹脂枠付きMEA28と、樹脂枠付きMEA28を挟持する複数のセパレータ30とを備える。具体的には、セパレータ30は、樹脂枠付きMEA28の一方面側に配置された第1セパレータ32と、樹脂枠付きMEA28の他方面側に配置された第2セパレータ34とを含む。
発電セル12の樹脂枠付きMEA28は、電解質膜・電極構造体28a(以下、「MEA28a」という)と、MEA28aの外周部に接合され当該外周部を周回する樹脂枠部材36とを備える。さらに、MEA28aは、電解質膜38と、電解質膜38の一方の面に設けられたカソード電極40と、電解質膜38の他方の面に設けられたアノード電極42とを有する。なお、MEA28aは、樹脂枠部材36を用いることなく、電解質膜38を外方に突出させてもよい。樹脂枠部材36には枠状のフィルム部材を用いてもよい。
電解質膜38は、例えば、水分を含んだパーフルオロスルホン酸の薄膜である固体高分子電解質膜(陽イオン交換膜)が適用される。なお、電解質膜38は、フッ素系電解質の他、HC(炭化水素)系電解質を使用することができる。また図示は省略するが、アノード電極42及びカソード電極40は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子をガス拡散層の表面に一様に塗布して形成され、電解質膜38に接合される電極触媒層とを有する。
樹脂枠部材36は、MEA28aの周囲に設けられることで、電解質膜38のコストの低減を促すと共に、MEA28aと第1及び第2セパレータ32、34との接触圧を適切に調整する。この樹脂枠部材36は、例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PPA(ポリフタルアミド)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PES(ポリエーテルサルフォン)、LCP(リキッドクリスタルポリマー)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、又はm−PPE(変性ポリフェニレンエーテル樹脂)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)又は変性ポリオレフィンで構成される。
第1セパレータ32は、一方の反応ガスである酸化剤ガス(例えば、酸素含有ガス)を流動させる酸化剤ガス流路44を、樹脂枠付きMEA28のカソード電極40に対向する面32aに備える。酸化剤ガス流路44は、第1セパレータ32の矢印B方向に延在する複数本の突条部44a間に形成された直線状流路溝又は波状流路溝によって構成される。
第2セパレータ34は、他方の反応ガスである燃料ガス(例えば、水素含有ガス)を流動させる燃料ガス流路46を、樹脂枠付きMEA28のアノード電極42に対向する面34aに備える(図2中では、便宜的に、MEA28aのアノード電極42上に燃料ガスの流動方向を示す)。燃料ガス流路46は、第2セパレータ34の矢印B方向に延在する複数本の突条部46a間に形成された直線状流路溝又は波状流路溝によって構成される。
また、互いに積層される第1セパレータ32の面32bと第2セパレータ34の面34bとの間には、冷媒(例えば、水)を流動させる冷媒流路48が設けられる。冷媒流路48は、第1セパレータ32の酸化剤ガス流路44の裏面形状と、第2セパレータ34の燃料ガス流路46の裏面形状とが重なり合って形成される。
第1及び第2セパレータ32、34、樹脂枠部材36の長手方向(矢印B方向)の一端部には、積層方向(矢印A方向)に連通する酸化剤ガス入口連通孔50a、冷媒入口連通孔52a及び燃料ガス出口連通孔54bがそれぞれ設けられる。酸化剤ガス入口連通孔50a、冷媒入口連通孔52a及び燃料ガス出口連通孔54bは、短手方向(矢印C方向)に配列されている。酸化剤ガス入口連通孔50aは酸化剤ガスを酸化剤ガス流路44に供給する。冷媒入口連通孔52aは冷媒を冷媒流路48に供給する。燃料ガス出口連通孔54bは燃料ガスを燃料ガス流路46から排出する。
第1及び第2セパレータ32、34、樹脂枠部材36の長手方向(矢印B方向)の他端部には、積層方向に連通する燃料ガス入口連通孔54a、冷媒出口連通孔52b及び酸化剤ガス出口連通孔50bがそれぞれ設けられる。燃料ガス入口連通孔54a、冷媒出口連通孔52b及び酸化剤ガス出口連通孔50bは、短手方向(矢印C方向)に配列されている。燃料ガス入口連通孔54aは燃料ガス流路46に燃料ガスを供給する。冷媒出口連通孔52bは冷媒流路48から冷媒を排出する。酸化剤ガス出口連通孔50bは酸化剤ガス流路44から酸化剤ガスを排出する。
酸化剤ガス入口連通孔50a、酸化剤ガス出口連通孔50b、燃料ガス入口連通孔54a、燃料ガス出口連通孔54b、冷媒入口連通孔52a及び冷媒出口連通孔52bは、積層体14の積層方向一端側の構造部(ターミナルプレート16a、インシュレータ18a及びエンドプレート20a)を貫通し、エンドプレート20aに接続される図示しない配管に連通する。なお酸化剤ガス入口連通孔50a、酸化剤ガス出口連通孔50b、燃料ガス入口連通孔54a、燃料ガス出口連通孔54b、冷媒入口連通孔52a、冷媒出口連通孔52bの配置や形状は、図示例に限定されず、燃料電池スタック10の仕様に応じて適宜設計し得る。
また、第1セパレータ32の面32aには、樹脂枠付きMEA28に向かって突出し、樹脂枠部材36に接触してシール(ビードシール)を形成する第1ビード部56がプレス成形されている。第1ビード部56は、酸化剤ガス流路44の外周側を周回すると共に、燃料ガス入口連通孔54a、燃料ガス出口連通孔54b、冷媒入口連通孔52a及び冷媒出口連通孔52bの周囲をそれぞれ囲み、酸化剤ガス流路44への燃料ガスや冷媒の流入を防止する。
第2セパレータ34の面34aには、樹脂枠付きMEA28に向かって突出し、樹脂枠部材36に接触してシール(ビードシール)を形成する第2ビード部58がプレス成形されている。第2ビード部58は、燃料ガス流路46の外周側を周回すると共に、酸化剤ガス入口連通孔50a、酸化剤ガス出口連通孔50b、冷媒入口連通孔52a及び冷媒出口連通孔52bの周囲をそれぞれ囲み、燃料ガス流路46への酸化剤ガスや冷媒の流入を防止する。
セパレータ30(第1及び第2セパレータ32、34)は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、或いはその金属表面に防食用の表面処理を施した金属薄板の断面を波形にプレス成形することで金属セパレータに構成される。また、第1及び第2セパレータ32、34は、弾性体等の樹脂やゴムが外縁33、35に存在せずに、金属セパレータの金属部分が外縁33、35に露出された構成となっている。なお、セパレータ30は、カーボン材料又はカーボンと樹脂の混合材料により構成されたカーボンセパレータを適用してもよい。
そして、第1セパレータ32と第2セパレータ34は、溶接、ろう付け、かしめ等の接合方法により、相互に接合されて接合セパレータに構成される。複数の発電セル12は、製造時に接合セパレータと樹脂枠付きMEA28を交互に積層することで、第1セパレータ32と樹脂枠付きMEA28間の酸化剤ガス流路44、樹脂枠付きMEA28と第2セパレータ34間の燃料ガス流路46、及び第1セパレータ32と第2セパレータ34間の冷媒流路48を順に繰り返した構造を呈する。
また、発電セル12のセパレータ30(第1及び第2セパレータ32、34)は、突片部60を各外縁33、35の所定箇所に有する。突片部60は、発電セル12の積層時に、セパレータ30同士を位置決めさせる構成でもよい。特に、第1及び第2セパレータ32、34の突片部60は、セパレータ30の外縁33、35に連続して一体で形成されており、突片部60も金属材料で成形されている。
例えば、突片部60は、第1及び第2セパレータ32、34の上辺と下辺に設けられ、平面視で角部が丸い矩形状を呈している。上辺側の突片部60は、長手方向中央部に対し長手方向他端側に寄った位置にあり、下辺側の突片部60は、長手方向中央部に対し長手方向一端側に寄った位置にある。なお、突片部60の位置は、図示例に限定されず、発電セル12の外縁上の適切な箇所(例えば、長手方向中間部)に設けられてよい。
各突片部60には、当該突片部60を貫通する貫通孔60aが形成されている。貫通孔60aは、燃料電池スタック10の組立時に矢印A方向に延在するピン62が挿入される。そして、発電セル12の突片部60は、上述の連結バー26に係合する被係合凸部64a(被係合部64)として機能する。
次に、図3A及び図3Bを参照して、連結バー26、及びこの連結バー26の周辺部分の構成について詳述する。
本実施形態に係る連結バー26は、矢印A方向から見た正面視で、凹状に形成されている。連結バー26は、金属材料で構成される本体部66と、本体部66の表面の所定箇所に設けられる絶縁性樹脂層68とを有する。本体部66を構成する金属材料は、特に限定されず、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄、チタン等を適用するとよい。絶縁性樹脂層68を構成する樹脂材料も、電気的な絶縁性能を備えていれば特に限定されず、例えば、ポリカーボネイト、ポリフェニレンスルファイド、ポリスルフォン、フッ素樹脂等、又はインシュレータ18a、18bと同様の材料を適用することができる。本体部66と絶縁性樹脂層68は、インサート成形等の適宜の一体化加工を実施することにより、ケース22の装着前に分離不能に構成される。
より具体的には、本体部66は、基部70と、この基部70の幅方向両端側から同方向に突出する一対の突部72とを有する。本体部66は、収容本体24の矢印A方向(軸方向)の長さに略一致する全長に設定されている。
本体部66の積層体14側には、基部70と一対の突部72とで囲われた本体凹部66aが設けられ、この本体凹部66aは連結バー26の延在方向(矢印A方向)に沿って連続している。連結バー26は、本体凹部66aの表面に絶縁性樹脂層68が被覆されることで、絶縁性樹脂層68で囲われた凹部74を有することになる。凹部74は、燃料電池スタック10の組立状態で、積層体14の突片部60(被係合部64)が挿入されて、発電セル12の横ずれを防止する係合凹部76a(係合部76)となる。
つまり、燃料電池スタック10は、発電セル12の突片部60(被係合凸部64a)と、連結バー26の凹部74(係合凹部76a)とで、積層体14を係合する係合構造77を構成している。また係合構造77の係合状態で、連結バー26は、発電セル12の外縁33、35と収容本体24の内面25との間の間隔Dを規定するスペーサとして機能する。
一方、絶縁性樹脂層68は、本体部66において積層体14側を被覆している。具体的には、絶縁性樹脂層68は、正面視で、基部70の一方の側面から一方の突部72aに向かって延在し、一方の突部72a全体を覆い、さらに本体凹部66aの底面(基部70)に連続して底面を他方の突部72bに向かって延在し、他方の突部72b全体を覆って基部70の他方の側面に至っている。なお図示例では、基部70の側面の上部は、絶縁性樹脂層68が設けられておらず基部70の両側面が露出されている(絶縁性樹脂層68の段差が形成されている)が、この構成に限定されず、例えば基部70の両側面全体が絶縁性樹脂層68により覆われていてもよい。
絶縁性樹脂層68の厚みは、特に限定されず、発電セル12(セパレータ30)と本体部66との間に電気が流れず、また通電を抑制し得る適宜の寸法に設計されればよい。また、絶縁性樹脂層68は、正面視で本体部66の表面に対して概ね一様な厚みに形成され、さらに本体部66の延在方向に沿って一様に塗布されている。
収容本体24の内面25と、連結バー26の積層体14側と反対側(収容本体24側)とは、互いの位置を規定する位置決め構造78を備える。収容本体24の内面25には、連結バー26の収容本体24側の形状に応じた溝部80a(被位置決め凹部80)が形成されている。詳細には、溝部80aは、正面視で、本体部66の基部70を部分的に収容可能な深さに形成され、また溝部80aの底部の幅は本体部66の幅に一致している。溝部80aの側面は、基部70の側面と絶縁性樹脂層68の側面とに応じた段差状に形成されている。
連結バー26が溝部80aに隙間なく嵌り込み、ケース22に対する連結バー26のずれが防止される。つまり、位置決め構造78は、収容本体24の溝部80aと、基部70及び絶縁性樹脂層68を含む連結バー26の収容本体24側全体からなる位置決め凸部82とで構成される。
連結バー26が溝部80aに嵌め込まれた(ケース22に位置決めされた)状態で、連結バー26は、ケース22の収容空間24aに対して絶縁性樹脂層68のみを露出し、本体部66を非露出とする。この絶縁性樹脂層68で囲われた74に対して複数の発電セル12の突片部60が挿入されて嵌合する。複数の発電セル12の外縁33、35も、一対の突部72の突出端を覆う絶縁性樹脂層68に近接した位置に配置される。なお、外縁33、35は絶縁性樹脂層68に接触してもよい。
一方、連結バー26の収容本体24(ケース22)側には、絶縁性樹脂層68が設けられていない。そのため、ケース22に連結バー26を挿入した状態で、本体部66が溝部80aの底面に接触する。このように、本体部66がケース22に直接嵌ることで、相互の係合状態を強固にすることができる。
また、本体部66のエンドプレート20a、20bと対向する面(矢印A方向の両端面)には、絶縁性樹脂層68が設けられておらず、ボルト84(図1参照)が締結される複数のエンドプレート用雌ネジ部86が形成されている。エンドプレート用雌ネジ部86は、例えば、一対の突部72と基部70の連結箇所に設けられている。また、本体部66は、ケース22の内面25と対向する面にボルト89が締結される複数のケース用雌ネジ部88(図1も参照)が形成されている。なお、ケース22と連結バー26は、ボルト89により固定される構成に限定されず、種々の固定手段によって固定され得る。例えば、ケース22と連結バー26は、ボルト89及びケース用雌ネジ部88に代えて、ピン及びピン用穴(共に不図示)により固定されてもよく、溶着や接着により固定されてもよい。或いはケース22と連結バー26は、位置決め構造78の圧入のみで互いに固定される構成でもよい。
本実施形態に係る燃料電池スタック10は、基本的には以上のように構成されるものであり、以下その作用について説明する。
図1に示すように、燃料電池スタック10は、製造時に、複数の発電セル12を積層して積層体14を構成する。この際、複数の発電セル12は、突片部60の貫通孔60aにピン62が挿入されることで、発電セル12同士の位置決めが良好になされ、突片部60同士の位置が一致して積層される。
一方、ケース22は、収容本体24の一方の端面にエンドプレート20bが予め固定される。また、収容本体24の内面25(上面25a、下面25b)に形成された溝部80aの各々に連結バー26が装着される。連結バー26は、位置決め凸部82(本体部66及び絶縁性樹脂層68の収容本体24側)が溝部80a(被位置決め凹部80)に嵌め込まれ、ケース22を通してボルト89がケース用雌ネジ部88に締結されることで、溝部80aの底面に強固に固定される。
そして、連結バー26を固定した状態の収容本体24の収容空間24aに、積層体14と、積層方向両端に積層したターミナルプレート16a、16b、インシュレータ18a、18bとを収容する。積層体14は、連結バー26の凹部74(係合凹部76a)に突片部60(被係合凸部64a)が挿入されて、この凹部74に沿って収容空間24a内に収納される。
積層体14を収容本体24に収容した後に、エンドプレート20aにより収容本体24の端面を固定する。この際、連結バー26のエンドプレート用雌ネジ部86は、エンドプレート20aを通してボルト84が締結される。エンドプレート20aの締結前には、積層体14の締め付け荷重を調整するため、エンドプレート20aとインシュレータ18aとの間に設けたシム(不図示)の厚さを調整する。これにより燃料電池スタック10は、積層体14がケース22に収容された組立状態となる。
燃料電池スタック10は、組立状態において、図3Bに示すように、各発電セル12の突片部60が連結バー26の凹部74に係合されている。これによりケース22内での複数の発電セル12の横ずれが防止される。例えば、燃料電池自動車が矢印B方向から衝撃を受けて燃料電池スタック10に衝撃時の荷重がかかった場合でも、連結バー26は各発電セル12の横ずれを防止することができる。
また、ケース22の収容空間24aに露出されている絶縁性樹脂層68が、発電セル12の外縁33、35及び突片部60に接触又は近接することになり、連結バー26に電流が流れることが防止される。従って、燃料電池スタック10から外部に電流が漏れるのを防止することができる。
図1及び図2に示すように、燃料電池スタック10は、発電において、エンドプレート20aに連結された配管(不図示)を介して、酸化剤ガス入口連通孔50aに酸化剤ガスが供給され、燃料ガス入口連通孔54aに燃料ガスが供給され、冷媒入口連通孔52aに冷媒が供給される。
酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔50aから第1セパレータ32の酸化剤ガス流路44に導入される。酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路44に沿って矢印B方向に移動し、MEA28aのカソード電極40に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔54aから第2セパレータ34の燃料ガス流路46に導入される。燃料ガスは、燃料ガス流路46に沿って矢印B方向に移動し、MEA28aのアノード電極42に供給される。
各MEA28aは、カソード電極40に供給される酸化剤ガスと、アノード電極42に供給される燃料ガスとの電気化学反応により発電を行う。カソード電極40に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路44から酸化剤ガス出口連通孔50bへと流動し、酸化剤ガス出口連通孔50bに沿って排出される。同様に、アノード電極42に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス流路46から燃料ガス出口連通孔54bへと流動し、燃料ガス出口連通孔54bに沿って排出される。
また、冷媒入口連通孔52aに供給された冷媒は、第1セパレータ32と第2セパレータ34との間に形成された冷媒流路48に導入された後、矢印B方向に流通する。この冷媒は、MEA28aを冷却した後、冷媒出口連通孔52bから排出される。
なお、本発明に係る燃料電池スタック10は、上述の実施形態に限定されず、発明の要旨に沿って種々の改変が可能である。例えば、上述の燃料電池スタック10は、ケース22内の上面25aと下面25bの各々に連結バー26を配置しているが、これに限定されず、ケース22の内面25のいずれか1箇所又は3以上の箇所に連結バー26を配置する構成とすることができる。また、積層体14の被係合部64(突片部60)は、全ての発電セル12に設けられず、部分的に設けられていてもよい。燃料電池スタック10は、一対のエンドプレート20a、20bをケース22の一部に適用した構成に限定されず、一対のエンドプレート20a、20bを含む積層体14全体を収容本体24に収容しその両端を別部材(蓋体)で塞いだ構成でもよい。
さらに、図4Aに示すように、第1変形例に係る連結バー26及びケース22は、相互を固定する位置決め構造78Aが上述の実施形態と異なる。具体的には、連結バー26は、基部70の収容本体24側において収容本体24に向かって突出する位置決め凸部90を有する。また連結バー26は、本体部66に設けられる絶縁性樹脂層68を、一対の突部72に加えて基部70の側面全体にわたって被覆している。
一方、収容本体24(ケース22)は、収容本体24の内側に若干膨出する膨出部92を有し、この膨出部92の幅方向中央部に位置決め凸部90が挿入される被位置決め凹部94が設けられている。位置決め凸部90は被位置決め凹部94に挿入された状態で強固に嵌合される。これにより連結バー26はケース22の内面25に対して位置ずれすることなく位置決めされる。なお、連結バー26は、上述の実施形態と同様に、位置決め凸部90に対しケース22を通したボルト84が締結されてもよい。
さらに図4Bに示すように、第2変形例に係る連結バー26及びケース22も、位置決め構造78Bが上述の実施形態と異なっており、連結バー26が位置決め凹部96を有する一方で、収容本体24が被位置決め凸部98を有する。そして、位置決め凹部96に被位置決め凸部98が挿入されて両者が嵌合することで、ケース22の内面25に対して連結バー26が位置ずれすることなく位置決めされる。
図4Cに示すように、第3変形例に係る連結バー26及び発電セル12は、相互に係合する係合構造77Aが上述の実施形態や第1及び第2変形例と異なる。すなわち、複数の発電セル12は、樹脂枠部材36及びセパレータ30の外縁33、35に内側に窪む被係合凹部100を有する。その一方で、連結バー26は、発電セル12に向かって突出する係合凸部102を、積層体14側に有する。
係合凸部102は、上述の実施形態において本体部66の基部70から突出する突部72と同様に構成され得る。連結バー26の絶縁性樹脂層68は、正面視で、基部70の一方の側面から基部70の一方の対向面を延在して係合凸部102の全体を覆い、さらに基部70の他方の対向面に連続し、基部70の他方の側面に至っている。従って、連結バー26は、ケース22の内面25に固定された状態で、絶縁性樹脂層68のみを露出した状態とする。
なお、第3変形例において、連結バー26(本体部66)の基部70は、所定の高さに設計されることで、発電セル12と収容本体24(ケース22)の内面25との間の間隔Dを規定する。これにより、発電セル12から収容本体24に電流が流れることを防止することができる。
上述の実施形態から把握し得る技術的思想及び効果について以下に記載する。
燃料電池スタック10は、位置決め構造78、78A、78B及び係合部76を備えることで、ケース22に対する連結バー26の位置が規定された状態で、複数の発電セル12の横ずれを係合部76により防止することができる。また連結バー26は、積層体14側に絶縁性樹脂層68を備えることで、積層体14の被係合部64に係合部76が係合しても、連結バー26とケース22との絶縁性を良好に確保することができる。すなわち、連結バー26は、積層体14に充分に近接して(クリアランスをなくして)発電セル12を強固に係合すると共に、ケース22の大型化を抑制する。しかも連結バー26は、複数の発電セル12の外周の絶縁構造を不要とすることで、燃料電池スタック10の製造コストを大幅に低廉化することができる。
また、被係合部64は、発電セル12の外縁33、35から外方に突出する被係合凸部64aであり、係合部76は、被係合凸部64aが挿入される係合凹部76aである。これにより、連結バー26は、被係合凸部64aと係合凹部76aが係合する部分において適度な厚みを形成することができ、発電セル12の外縁33、35とケース22の内面25との間隔Dを適切に設定することが可能となる。その結果、燃料電池スタック10は、発電セル12の外縁33、35からケース22に電気が流れることを容易に抑制することができる。なお、被係合凸部64aと係合凹部76aの係合構造77は、図3Bに示すように全辺が当接する構造に限定されない。被係合凸部64aと係合凹部76aは、係合することにより被係合凸部64aの矢印B方向の荷重を係合凹部76aが受けられればよく、相互の一部が当接していればよい。
また、位置決め構造78は、ケース22の内面25に設けられた被位置決め凹部80、94又は被位置決め凸部98と、連結バー26の被位置決め凹部80、94に係合する位置決め凸部82、90又は被位置決め凸部98に係合する位置決め凹部96とで構成され、連結バー26のケース22側には、絶縁性樹脂層68が設けられていない。このように、燃料電池スタック10は、連結バー26のケース22側に絶縁性樹脂層68が設けられていないことで、位置決め構造78による連結バー26とケース22の位置決めを一層強固にすることができる。
また、連結バー26は、本体部66と、本体部66の表面を覆う絶縁性樹脂層68とで構成され、絶縁性樹脂層68は、ケース22内に対して本体部66を非露出としている。これにより、燃料電池スタック10は、ケース22内の連結バー26全体が絶縁性樹脂層68となり、積層体14から連結バー26に電気が流れることを一層確実に防止することができる。
また、被係合部64は、発電セル12が備えるセパレータ30の外縁33、35に連続して形成されている。これにより、セパレータ30の製造において被係合部64を一体成形することができ、燃料電池スタック10は、製造コストをより低廉化することができる。
また、セパレータ30は、金属セパレータに構成され、金属部分が外縁33、35に露出されている。燃料電池スタック10は、金属セパレータを適用することで、製造コストがより低減化する。しかも燃料電池スタック10は、金属セパレータの金属部分が外縁33、35に露出されていても、絶縁性樹脂層68を有する連結バー26により、当該連結バー26やケース22に電気を流さないで済むので、発電した電力を効率的に取り出すことができる。
10…燃料電池スタック 12…発電セル
14…積層体 20a、20b…エンドプレート
22…ケース 25…内面
26…連結バー 30…セパレータ
33、35…外縁 60…突片部
64…被係合部 64a…被係合凸部
66…本体部 68…絶縁性樹脂層
74…凹部 76…係合部
76a…係合凹部 77、77A…係合構造
78、78A、78B…位置決め構造 80、94…被位置決め凹部
82、90…位置決め凸部 96…位置決め凹部
98…被位置決め凸部

Claims (6)

  1. 積層された複数の発電セルを有する積層体と、
    前記積層体の積層方向の両端に設けられる一対のエンドプレートと、
    前記積層体を収容するケースと、
    前記積層体の側方に配置され、前記一対のエンドプレート同士の間に配置された連結バーとを備える燃料電池スタックであって、
    前記ケースの内面と前記連結バーには、互いの位置を規定する位置決め構造が設けられ、
    前記連結バーは、前記積層体に形成された被係合部に係合する係合部を有し、且つ前記係合部を含む前記連結バーの前記積層体側に絶縁性樹脂層を備える
    燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、
    前記被係合部は、前記発電セルの外縁から外方に突出する被係合凸部であり、
    前記係合部は、前記被係合凸部が挿入される係合凹部である
    燃料電池スタック。
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池スタックにおいて、
    前記位置決め構造は、前記ケースの内面に設けられた被位置決め凹部又は被位置決め凸部と、前記連結バーの前記被位置決め凹部に係合する位置決め凸部又は前記被位置決め凸部に係合する位置決め凹部とで構成され、
    前記連結バーの前記ケース側には、前記絶縁性樹脂層が設けられていない
    燃料電池スタック。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池スタックにおいて、
    前記連結バーは、本体部と、前記本体部の表面を覆う前記絶縁性樹脂層とで構成され、
    前記絶縁性樹脂層は、前記ケース内に対して前記本体部を非露出としている
    燃料電池スタック。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料電池スタックにおいて、
    前記被係合部は、前記発電セルが備えるセパレータの外縁に一体で形成されている
    燃料電池スタック。
  6. 請求項5記載の燃料電池スタックにおいて、
    前記セパレータは、金属セパレータに構成され、金属部分が前記外縁に露出されている
    燃料電池スタック。
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