JP7076350B2 - 燃料電池スタック - Google Patents

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Description

本発明は、複数の発電セルを積層した燃料電池スタックに関する。
燃料電池スタックは、燃料ガス及び酸化剤ガスにより発電を行う発電セルを複数積層して構成される。各発電セルは、アノード電極、電解質膜、カソード電極を積層した電解質膜・電極構造体(MEA)と、MEAを挟持するバイポーラ板である一対のセパレータと、を備える。
また、特許文献1には、MEAを構成する電解質膜、アノード電極及びカソード電極の触媒層の耐久性を向上することを目的とした技術が開示されている。この燃料電池では、ヒドロキシラジカルの酸化還元電位よりも低い電位で水素供与体となると共に、過酸化水素が水素供与体となる酸化還元電位よりも高い電位で水素受容体となる化合物を、触媒層に固定化している。
特開2006-172817号公報
ところで、燃料電池スタックでは、スタック内の水(発電に伴う生成水、供給配管からの飛び込み水等)が、積層方向の端部側に配置された発電セルに溜まる傾向がある。そのため、発電セルを構成するセパレータが鉄を多く含む金属材料であると、セパレータから水に鉄イオンが溶出し過酸化水素とフェントン反応(鉄の還元反応)を起こし反応性の高いOHラジカルを発生させる。このOHラジカルにより、燃料電池スタックは、端部側の発電セルの電解質膜に劣化が生じ、寿命が短くなるという不都合が生じる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成によって、積層方向の端部側に配置される発電セルの長寿命化を図ることができる燃料電池スタックを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の一態様は、電解質膜・電極構造体とセパレータとを積層して構成される発電セルが、複数積層された積層体を有する燃料電池スタックであって、前記積層体の積層方向の中央部に配置される前記発電セルのセパレータは、金属材料からなり、前記積層方向の端部側に配置される発電セルのセパレータが、前記積層方向の中央部に配置される前記発電セルのセパレータよりも鉄イオンの溶出が少ない端部セパレータとして構成されている。
燃料電池スタックは、積層体の積層方向の端部側において、発電セルのセパレータが鉄イオンの溶出が少ない端部セパレータとして構成されていることで、端部側に溜まり易い水(液水)に鉄イオンが溶出することを抑制することができる。これにより、端部側に配置される発電セルは、鉄イオンによる電解質膜の劣化が抑制される。その一方で、積層体の積層方向の中央部の発電セルは、例えば、金属材料からなるので、安価且つ加工がし易い。このため、燃料電池スタックは、長寿命化を実現しつつ、製造コストの低廉化を図ることが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る燃料電池スタックを示す一部分解斜視図である。 燃料電池スタックの積層体を構成する発電セルの分解斜視図である。 積層体の積層構造を示す部分側面断面図である。 本発明の第2実施形態に係る燃料電池スタックの積層体の積層構造を示す部分側面断面図である。
以下、本発明について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る燃料電池スタック10は、単位燃料電池である発電セル12を水平方向(矢印A方向)に複数積層した積層体14を備える。燃料電池スタック10は、例えば、図示しない燃料電池車両(燃料電池自動車)に搭載される。なお、積層体14は、複数の発電セル12が重力方向(矢印C方向)に積層されたものでもよい。
積層体14の積層方向(矢印A方向)一端には、ターミナルプレート16a、インシュレータ18a及びエンドプレート20aが外方に向かって順に配置される。積層体14の積層方向他端には、ターミナルプレート16b、インシュレータ18b及びエンドプレート20bが外方に向かって順に配置される。また、エンドプレート20a、20bの各辺間には、ボルト25により連結バー24が締結されている。各連結バー24は、エンドプレート20a、20bを介して、積層方向(矢印A方向)の締め付け荷重を積層体14に付与する。
また、燃料電池スタック10は、積層体14を覆うケース26を備える。ケース26は、上記のエンドプレート20a、20bが2面(端面)を構成すると共に、エンドプレート20a、20bの短辺方向(矢印C方向)の両辺に固定される一対のサイドパネル26a、26bと、エンドプレート20a、20bの長辺方向(矢印B方向)の両辺に固定される一対のサイドパネル26c、26dとを含む。各サイドパネル26a~26dは、ボルト27によりエンドプレート20a、20bの側面に固定される。なお、燃料電池スタック10は、ケース26を備えていなくてもよい。
図2に示すように、発電セル12は、樹脂枠付きMEA28と、樹脂枠付きMEA28の一方面側に配置された第1セパレータ30と、樹脂枠付きMEA28の他方面側に配置された第2セパレータ32とを備える。
発電セル12の樹脂枠付きMEA28は、電解質膜・電極構造体28a(以下、「MEA28a」という)と、MEA28aの外周部に接合され当該外周部を周回する樹脂枠部材46とを備える。さらに、MEA28aは、電解質膜40と、電解質膜40の一方の面に設けられたアノード電極42と、電解質膜40の他方の面に設けられたカソード電極44とを有する。なお、MEA28aは、樹脂枠部材46を用いることなく、電解質膜40を外方に突出させてもよい。樹脂枠部材46には枠状のフィルム部材を用いてもよい。
電解質膜40は、例えば、水分を含んだパーフルオロスルホン酸の薄膜である固体高分子電解質膜(陽イオン交換膜)が適用される。なお、電解質膜40は、フッ素系電解質の他、HC(炭化水素)系電解質を使用することができる。また図示は省略するが、アノード電極42及びカソード電極44は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子をガス拡散層の表面に一様に塗布して形成され電解質膜40に接合される電極触媒層とを有する。
樹脂枠部材46は、MEA28aの周囲に設けられることで、コストの低減を促すと共に、MEA28aと第1及び第2セパレータ30、32の接触圧を適切に調整する。この樹脂枠部材46は、例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PPA(ポリフタルアミド)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PES(ポリエーテルサルフォン)、LCP(リキッドクリスタルポリマー)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、又はm-PPE(変性ポリフェニレンエーテル樹脂)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)又は変性ポリオレフィンで構成される。
第1セパレータ30は、反応ガスの一方である酸化剤ガス(例えば、酸素含有ガス)を流動させる酸化剤ガス流路48を、樹脂枠付きMEA28のカソード電極44に対向する面30aに備える。酸化剤ガス流路48は、第1セパレータ30の矢印B方向に延在する複数本の突条部48a間に形成された直線状流路溝(又は波状流路溝)によって構成される。
第2セパレータ32は、反応ガスの他方である燃料ガス(例えば、水素含有ガス)を流動させる燃料ガス流路58を、樹脂枠付きMEA28のアノード電極42に対向する面32aに備える(図2中では、便宜的に、MEA28aのアノード電極42上に燃料ガスの流動方向を示す)。燃料ガス流路58は、第2セパレータ32の矢印B方向に延在する複数本の突条部58a間に形成された直線状流路溝(又は波状流路溝)によって構成される。
また、互いに積層される第1セパレータ30の面30bと第2セパレータ32の面32bとの間には、冷媒(例えば、水)を流動させる冷媒流路68が形成される。冷媒流路68は、第1セパレータ30の酸化剤ガス流路48の裏面形状と、第2セパレータ32の燃料ガス流路58の裏面形状とが重なり合って形成される。
第1及び第2セパレータ30、32、樹脂枠部材46の長辺方向(矢印B方向)の一端部には、積層方向(矢印A方向)に連通する酸化剤ガス入口連通孔34a、冷媒入口連通孔36a及び燃料ガス出口連通孔38bがそれぞれ設けられる。酸化剤ガス入口連通孔34a、冷媒入口連通孔36a及び燃料ガス出口連通孔38bは、短辺方向(矢印C方向)に配列されている。酸化剤ガス入口連通孔34aは酸化剤ガスを酸化剤ガス流路48に供給する。冷媒入口連通孔36aは冷媒を冷媒流路68に供給する。燃料ガス出口連通孔38bは燃料ガスを燃料ガス流路58から排出する。
第1及び第2セパレータ30、32、樹脂枠部材46の長辺方向(矢印B方向)の他端部には、積層方向に連通する燃料ガス入口連通孔38a、冷媒出口連通孔36b及び酸化剤ガス出口連通孔34bがそれぞれ設けられる。燃料ガス入口連通孔38a、冷媒出口連通孔36b及び酸化剤ガス出口連通孔34bは、短辺方向(矢印C方向)に配列されている。燃料ガス入口連通孔38aは燃料ガス流路58に燃料ガスを供給する。冷媒出口連通孔36bは冷媒流路68から冷媒を排出する。酸化剤ガス出口連通孔34bは酸化剤ガス流路48から酸化剤ガスを排出する。
酸化剤ガス入口連通孔34a、酸化剤ガス出口連通孔34b、燃料ガス入口連通孔38a、燃料ガス出口連通孔38b、冷媒入口連通孔36a及び冷媒出口連通孔36bは、積層体14の積層方向一端側の端部構造14a(ターミナルプレート16a、インシュレータ18a及びエンドプレート20a)を貫通している。なお、酸化剤ガス入口連通孔34a、酸化剤ガス出口連通孔34b、燃料ガス入口連通孔38a、燃料ガス出口連通孔38b、冷媒入口連通孔36a、冷媒出口連通孔36bの配置や形状は、図示例に限定されず、要求される仕様に応じて適宜設計してよい。
また、第1セパレータ30の面30aには、樹脂枠付きMEA28に向かって突出し、樹脂枠部材46に接触してシールを形成する第1ビード部51がプレス成形されている。第1ビード部51は、酸化剤ガス流路48の外周側を周回すると共に、燃料ガス入口連通孔38a、燃料ガス出口連通孔38b、冷媒入口連通孔36a及び冷媒出口連通孔36bの周囲をそれぞれ囲み、酸化剤ガス流路48への燃料ガスや冷媒の流入を防止する。
第2セパレータ32の面32aには、樹脂枠付きMEA28に向かって突出し、樹脂枠部材46に接触してシールを形成する第2ビード部61がプレス成形されている。第2ビード部61は、燃料ガス流路58の外周側を周回すると共に、酸化剤ガス入口連通孔34a、酸化剤ガス出口連通孔34b、冷媒入口連通孔36a及び冷媒出口連通孔36bの周囲をそれぞれ囲み、燃料ガス流路58への酸化剤ガスや冷媒の流入を防止する。
第1セパレータ30と第2セパレータ32は、溶接、ろう付け、かしめ等の接合方法により、相互に接合されて接合セパレータ33に構成される。例えば、接合セパレータ33は、第1セパレータ30の第1ビード部51及び第2セパレータ32の第2ビード部61よりも外周側、及び各反応ガス連通孔(酸化剤ガス入口連通孔34a、酸化剤ガス出口連通孔34b、燃料ガス入口連通孔38a、燃料ガス出口連通孔38b)の周囲等にセパレータ同士を接合した接合ラインを有する。
図3に示すように、燃料電池スタック10の積層体14は、上記の発電セル12を複数積層することで、第1セパレータ30、樹脂枠付きMEA28、第2セパレータ32が交互に並ぶ発電セル積層部70を有する。換言すれば、発電セル積層部70は、第1セパレータ30と樹脂枠付きMEA28間の酸化剤ガス流路48、樹脂枠付きMEA28と第2セパレータ32間の燃料ガス流路58、及び第1セパレータ30と第2セパレータ32間の冷媒流路68を順に繰り返した構造を呈する。発電セル積層部70は、端部側セル領域78a、中間セル領域76、端部側セル領域78bから構成される。
なお、発電セル積層部70は、部分的に、一の樹脂枠付きMEA28と、隣接する他の樹脂枠付きMEA28との間に冷媒流路68を備えない間引き構造を採用してもよい。例えば、間引き構造は、一の樹脂枠付きMEA28と他の樹脂枠付きMEA28の間に接合セパレータ33を配置せずにセパレータを1枚配置して、このセパレータの一方面に酸化剤ガス流路48を形成し、他方面に燃料ガス流路58を形成することで構成され得る。
また、積層体14は、発電セル積層部70の一端に端部構造14aを備えると共に、発電セル積層部70の他端に端部構造14bを備える。端部構造14aは、ターミナルプレート16a、インシュレータ18a及びエンドプレート20aを含み、端部構造14bは、ターミナルプレート16b、インシュレータ18b及びエンドプレート20bを含む。
エンドプレート20a、20bは、所定の板厚を有する横長の長方形状に形成されている(図1も参照)。エンドプレート20a、20bは、連結バー24を連結するために、インシュレータ18a、18bよりも外側(矢印B方向且つ矢印C方向)に突出している。なお、エンドプレート20a、20bとインシュレータ18a、18bの間には、内部に冷媒が流通する図示しない温調用プレートが設けられてもよい。
インシュレータ18a、18bは、絶縁性材料、例えば、ポリカーボネート(PC)やフェノール樹脂等で構成されている。インシュレータ18a、18aの積層方向内側の面(発電セル12に対向する面)の中央部には、矩形状の凹部19a、19bが設けられている。ターミナルプレート16a、16bは、この凹部19a、19bに収容される。
ターミナルプレート16a、16bは、導電性材料により構成され、板面の中央部に積層方向外側(エンドプレート20a、20b)に向かって突出する電力取り出し端子22a、22bをそれぞれ備える(図1参照)。電力取り出し端子22a、22bは、インシュレータ18a、18b及びエンドプレート20a、20bに貫通形成された図示しない孔部を介して、燃料電池スタック10の外部に露出している。
また、インシュレータ18a、18bの凹部19a、19bには、ターミナルプレート16a、16bの積層方向内側に導電性断熱部材21a、21bが収容される。
導電性断熱部材21a、21bは、2枚の第1断熱部材21a1、21b1間に1枚の第2断熱部材21a2、21b2を挟持して構成される。第1断熱部材21a1、21b1は、例えば、カーボンプレートで構成され、第2断熱部材21a2、21b2は、例えば、金属プレートの断面を凹凸状に形成して間に空気室を有するように構成される。
なお、導電性断熱部材21a、21bは、電気導電性を有する部材であればよく、電気導電性を有する発泡金属、ハニカム形状金属(ハニカム部材)、又は多孔質カーボン(例えば、カーボンペーパ)のいずれかにより構成してもよい。また、燃料電池スタック10は、導電性断熱部材21a、21bを備えていなくてもよい。
複数の発電セル12(発電セル積層部70)は、上記の端部構造14a、14bの内側で、この端部構造14a、14bから適度な締付荷重を受けることで、相互の積層状態が維持される。そして、発電セル積層部70は、積層方向の端部側の複数(図3中では4つ)の発電セル12について、積層方向端部側以外(積層方向の中央部)の発電セル12とは異なる構造としている。以下、積層方向の端部側以外の発電セル12をメインセル72ともいい、また積層方向の端部側の発電セル12を端部セル80ともいう。
メインセル72と端部セル80は、基本的に、上述した樹脂枠付きMEA28を第1及び第2セパレータ30、32で挟持した形態を呈しているが、第1及び第2セパレータ30、32自体の構造が相互に異なっている。
具体的には、メインセル72の第1及び第2セパレータ30、32は、導電性を有し、加工し易く、また安価である材料を適用した金属セパレータ(以下、メインセパレータ74という)により構成されている。例えば、メインセパレータ74を構成する材料としては、ステンレス、銅合金、又は他の金属材料があげられる。なお、ステンレス、銅合金、他の金属材料は、適宜の表面処理が施されていてもよい。本実施形態では、コストの低廉化のため、ステンレスにより構成したメインセパレータ74を適用している。メインセパレータ74は、上記であげた材料の薄板をプレス成形することで、上述の突条部48a、58aや第1、第2ビード部51、61を有する金属波板状に加工され得る。
これに対し、端部セル80の第1及び第2セパレータ30、32は、上記のメインセパレータ74よりもMEA28aに対向する表面からの鉄イオンの溶出が少ないセパレータ(以下、端部セパレータ82という)により構成される。例えば、端部セパレータ82を構成する材料としては、チタン、ニオブ、タンタル、アルミニウム、又はこれらを主成分とする合金のうち、いずれかの材料を適用することがあげられる。つまり、端部セパレータ82も、金属材料で構成されるものの、メインセル72のメインセパレータ74よりも鉄イオンの溶出が少ない金属で構成される。本実施形態では、チタン合金により構成した端部セパレータ82を適用している。
また、端部セパレータ82(鉄イオンの溶出が少ない構造)は、上記の材料により構成されることに限定されない。例えば、端部セパレータ82は、グラファイト(すなわち、カーボン)のプレートに流路溝を切削加工したものを適用してもよい。あるいは、端部セパレータ82は、カーボンと樹脂(例えば、フェノール樹脂)を混合した材料を射出することで断面を波板状に成形したもの(所謂、カーボンセパレータ)を適用してもよい。なお、カーボンセパレータは、カーボンと樹脂を混合したシートを、加熱しプレスして成形することもできる。
さらに、端部セパレータ82は、メインセパレータ74と同様に、ステンレス、銅合金又は他の金属材料によって構成され、且つ鉄イオンの溶出を阻む耐食性の被覆部82aを表面に有する構造でもよい。被覆部82aは、発電時の化学反応から生じる過酸化水素水をステンレス、銅合金又は他の金属材料に到達させない材料をコーティングすることにより形成されることが好ましい。この種の被覆部82aとしては、カーボンコーティング、酸化チタン(TiO2)コーティング、パラジウムメッキ、金メッキ、セラミックコーティング、窒化処理を施したもの等があげられる。
またさらに、端部セル80は、電解質膜40(端部電解質膜84)の膜厚FT1を、メインセル72の電解質膜40(メイン電解質膜75)の膜厚FT2よりも厚く形成されていてもよい。このように端部電解質膜84の膜厚FT1が厚く形成されていれば、端部セル80自体の内部抵抗が上昇し発熱量が増加して、端部セル80の放熱に伴う水の結露(凝縮水)を抑制することができる。よって、端部セル80及びその周辺に水が溜まり難くなり、鉄イオンの溶出をより良好に抑制することができる。なお、端部電解質膜84は、図3中において、積層方向両側の最端部の端部セル80にのみ設けられ、他の端部セル80の電解質膜40は、メインセル72のメイン電解質膜75と同じ膜厚FT2に設定されている。燃料電池スタック10は、このような構成に限定されず、例えば、複数の端部セル80全てに端部電解質膜84が設けられてもよい。
また、発電セル積層部70は、図3中に示すように、積層方向両端部に複数の端部セル80を設けた構成に限定されるものではない。例えば、端部セパレータ82を有する端部セル80は、発電セル積層部70の積層方向のいずれか一端側(酸化剤ガス出口連通孔34b等が設けられたエンドプレート20a側)にだけ設けられてもよい。
また、端部セパレータ82を有する端部セル80は、発電セル積層部70の積層方向両端部に少なくとも1つ配置された構成であればよい。例えば、端部セル80は、発電セル積層部70の積層方向両端部の最端部に1つずつ配置されてもよい。あるいは、端部セル80は、最端部よりも多少内側に配置されてもよい。例えば、発電セル積層部70は、積層方向の中間に中間セル領域76が設定されると共に、積層方向の両側に端部側セル領域78(一端側の端部側セル領域78a、他端側の端部側セル領域78b)が設定される。中間セル領域76は、発電セル積層部70を構成する複数の発電セル12のうち80%~90%の数からなる発電セル12であり、これに対し端部側セル領域78a(78b)は、複数の発電セル12のうち5%~10%の数からなる複数の発電セル12である。
中間セル領域76の発電セル12は、全てメインセル72が適用される。その一方で、端部セパレータ82を有する端部セル80は、端部側セル領域78a、78bの複数の発電セル12のうち少なくとも1つの発電セル12に適用されればよい。端部側セル領域78は、発電時に生成される水(液水)が溜まり易い範囲であり、1つでも端部セパレータ82を有する端部セル80が存在すれば鉄イオンの溶出を低減することができるからである。
あるいは、各端部側セル領域78a、78bは、複数の発電セル12の一部分がメインセル72で構成され、その他の部分が複数の端部セル80で構成されてもよい。この場合、複数の端部セル80は、積層方向外側に配置されるだけでなく、各端部側セル領域78a、78b内の適宜の位置に(例えば、積層方向の最端部よりも内側又はメインセル72を間に挟んだ形態で)配置されることも可能である。
また図3中に示すように、各端部側セル領域78a、78bは、全ての発電セル12を端部セル80にすることで、端部側セル領域78a、78b全体において、鉄イオンの溶出をより一層低減することができる。
本実施形態に係る燃料電池スタック10は、基本的には、以上のように構成され、以下その作用について説明する。
図1に示すように、燃料電池スタック10は、エンドプレート20aに連結された配管(不図示)を介して、酸化剤ガス入口連通孔34aに酸化剤ガスが供給され、燃料ガス入口連通孔38aに燃料ガスが供給され、冷媒入口連通孔36aに冷媒が供給される。
図2に示すように、酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔34aから第1セパレータ30の酸化剤ガス流路48に導入される。そして、酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路48に沿って矢印B方向に移動し、MEA28aのカソード電極44に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔38aから第2セパレータ32の燃料ガス流路58に導入される。そして、燃料ガスは、燃料ガス流路58に沿って矢印B方向に移動し、MEA28aのアノード電極42に供給される。
従って、各MEA28aは、カソード電極44に供給される酸化剤ガスと、アノード電極42に供給される燃料ガスとの電気化学反応により発電を行う。
カソード電極44に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路48から酸化剤ガス出口連通孔34bへと流動し、酸化剤ガス出口連通孔34bに沿って矢印A方向に排出される。同様に、アノード電極42に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス流路58から燃料ガス出口連通孔38bへと流動し、燃料ガス出口連通孔38bに沿って矢印A方向に排出される。
また、冷媒入口連通孔36aに供給された冷媒は、第1セパレータ30と第2セパレータ32との間に形成された冷媒流路68に導入された後、矢印B方向に流通する。この冷媒は、MEA28aを冷却した後、冷媒出口連通孔36bから排出される。
ここで、燃料電池スタック10は、燃料ガスと酸化剤ガスの反応に伴って水を生成する。この水は、基本的には、酸化剤ガス出口連通孔34b又は燃料ガス出口連通孔38b(あるいは図示しないドレン連通孔)を介して燃料電池スタック10の外部に排出される。しかしながら、積層体14の積層方向両端部は、放熱の影響により水の凝縮が起こり易い。また、連通孔に接続された配管から燃料電池スタック10内に水が飛び込むこともある。
これに対応して、燃料電池スタック10は、上述したようにメインセパレータ74よりも鉄イオンの溶出が少ない端部セパレータ82(端部セル80)を積層方向両端部に配置している。このため、積層方向両端部に水が溜まったとしても、端部セパレータ82から水への鉄イオンの溶出を抑制することができる。そして、鉄イオンの溶出が少ないことで、端部セル80及びその周辺の発電セル12は、電解質膜40の劣化が抑制される。
また上述したように、発電セル積層部70の積層方向両端側の最端部の端部セル80は、メインセル72のメイン電解質膜75の膜厚FT2よりも厚い膜厚FT1の端部電解質膜84を有する。このように端部電解質膜84の膜厚FT1が厚いことで、発電時の発熱量が大きくなって水の凝縮が抑制されることになり、積層体14の積層方向両端部に溜まる液水自体の量を低下させることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されず、発明の要旨に沿って種々の改変が可能である。例えば、燃料電池スタック10は、発電セル12の積層方向一端(酸化剤ガス出口連通孔34b等を有するエンドプレート20a)側が低く、積層方向他端側が高い傾斜姿勢で燃料電池自動車に搭載されてもよい。この場合、燃料電池スタック10は、液水が溜まり易い積層方向一端側(エンドプレート20a)側付近の発電セル12に端部セル80を適用する一方で、積層方向他端側(エンドプレート20b)側付近の発電セル12にメインセル72を適用してもよい。
〔第2実施形態〕
第2実施形態に係る燃料電池スタック10Aは、図4に示すように発電セル積層部70の積層方向両端部(端部側セル領域78)に、ダミーセル90を配置している点で、燃料電池スタック10と異なる。なお、以降の説明において、上述の実施形態と同じ構成又は同じ機能を有する要素には、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
例えば、ダミーセル90は、樹脂枠付きダミー構造体92と、この樹脂枠付きダミー構造体92を挟持する一対のダミーセパレータ(第1ダミーセパレータ94及び第2ダミーセパレータ96)とを有する。第1及び第2ダミーセパレータ94、96は、上述したメインセパレータ74と同一に構成されている。なお、第1及び第2ダミーセパレータ91、96は、平面中央部の直線状流路溝と各反応ガス連通孔との連通を遮断することで、断熱空間を備えた構成でもよい。
一方、樹脂枠付きダミー構造体92は、ダミー構造体92aと、ダミー構造体92aの外周に接合されてこの外周を周回する樹脂枠部材46とを備える。ダミー構造体92aは、互いに接合した2枚の導電性多孔質シートを有する。2枚の導電性多孔質シートは、MEA28aに設けられるカソードガス拡散層とアノードガス拡散層と同一に構成され得る。このように構成されたダミー構造体92aは、電解質膜40や電極触媒層を備えていないため、発電が行われず、生成水も生じない。このため、ダミー構造体92a自体が断熱層として機能する。また、ダミーセル90は、ダミーセル90に設けた反応ガス入口連通孔から反応ガス出口連通孔に液水を直接通過させることにより、マニホールドからの飛び込み水が発電セル12に至ることも低減する。
発電セル積層部70は、積層方向両端部において、以上のダミーセル90を複数配置してダミーセル積層群99を構成し、さらにダミーセル積層群99の内側の端部側セル領域78a、78bに複数の端部セル80を配置している。端部セル80は、第1実施形態と同様に、第1及び第2セパレータ30、32に端部セパレータ82を適用したものであり、鉄イオンの溶出を抑制する構造となっている。
なお、図4中では、端部側セル領域78a、78bの全ての複数の発電セル12を端部セル80で構成しているが、燃料電池スタック10Aはこのような構成に限定されるものではない。例えば、燃料電池スタック10Aは、ダミーセル積層群99に隣接又は近接する位置の1つの発電セル12を端部セル80としてもよい。また、端部側セル領域78a、78bは、一部分(複数)の発電セル12を端部セル80とし、複数の端部セル80は相互隣接している構成や間にメインセル72が存在する構成を採用し得る。
上記の燃料電池スタック10、10Aの実施形態から把握し得る技術的思想及び効果について、以下に記載する。
燃料電池スタック10、10Aは、積層方向の端部側に配置される発電セル12(端部セル80)のセパレータが、積層方向の中央部に配置される発電セル12(メインセル72)のセパレータよりも鉄イオンの溶出が少ない端部セパレータ82として構成されているので、端部側に溜まり易い水(液水)に鉄イオンが溶出することを抑制することができる。これにより、端部側に配置される端部セル80は、鉄イオンによる電解質膜40の劣化が抑制される。その一方で、積層方向の中央部のメインセル72のセパレータ(メインセパレータ74)は、金属セパレータで構成され、安価且つ加工がし易い。このため、燃料電池スタック10、10Aは長寿命化を実現しつつ、製造コストの低廉化を図ることが可能となる。
また、端部セパレータ82は、チタン、ニオブ、タンタル、アルミニウム、又はこれらを主成分とする合金のうち、いずれかの材料により構成されている。これらの材料により構成された端部セパレータ82は、鉄イオンが水に溶出することを一層抑制することができる。
また、端部セパレータ82は、カーボン、又はカーボンを混合した樹脂材料により構成されていてもよい。このように、カーボン、又はカーボンを混合した樹脂材料により構成された端部セパレータ82は、鉄イオンを溶出することがないため、電解質膜40の劣化をより確実に抑制することができる。
また、端部セパレータ82は、ステンレス又は銅合金を含む金属材料により構成され、且つ耐食性の被覆部82aを表面に有する構成でもよい。ステンレス又は銅合金に構成される端部セパレータ82は、加工性に優れ、また耐食性の被覆部82aを表面に有することで、鉄イオンの溶出を抑制することができる。
また、電解質膜・電極構造体28aは、電解質膜40と、電解質膜40の一方面に配置されたアノード電極42と、電解質膜40の他方面に配置されたカソード電極44と、を有し、端部セパレータ82が積層された発電セル12(端部セル80)の電解質膜40(端部電解質膜84)の膜厚FT1は、積層方向の中央部に配置される発電セル12(メインセル72)の電解質膜40(メイン電解質膜75)の膜厚FT2よりも厚い。これにより端部セル80の電解質膜40自体の内部抵抗が上昇し発熱量が増加して、端部セル80の放熱に伴う水の結露(凝縮水)を抑制することができる。このため、鉄イオンの溶出が一層抑制される。また凝縮水が減少することで、反応ガスの活性ガス拡散性が向上し濃度過電圧が低下する。氷点下起動時には、凍結エリアが少なくなり発電エリアが増える等の効果が得られる。さらに電解質膜40の膜厚FT1が厚い端部セル80は、電解質膜40自体の寿命を向上させ、これに加えて電解質膜40内での酸化剤ガスと燃料ガスの混在を低減させるので、電解質膜40の劣化をより一層抑制させる。
また、燃料電池スタック10Aは、端部セパレータ82を有する発電セル(端部セル80)の外側に発電を行わないダミーセル90を備える。このようにダミーセル90を備えることで、燃料電池スタック10Aは、積層体14の積層方向の端部側の放熱を低減することができ、水が溜まることをより抑制することが可能となる。しかも、燃料電池スタック10Aは、ダミーセル90の内側に端部セル80が配置されるので、水が溜まった場合でも鉄イオンの溶出を良好に抑制することができる。
10、10A…燃料電池スタック 12…発電セル
14…積層体 28…樹脂枠付きMEA
28a…MEA 30…第1セパレータ
32…第2セパレータ 40…電解質膜
42…アノード電極 44…カソード電極
46…樹脂枠部材 70…発電セル積層部
72…メインセル 74…メインセパレータ
80…端部セル 82…端部セパレータ
90…ダミーセル

Claims (6)

  1. 電解質膜・電極構造体とセパレータとを積層して構成される発電セルが、複数積層された積層体を有する燃料電池スタックであって、
    前記積層体の積層方向の中央部に配置される前記発電セルのセパレータは、金属材料からなり、
    前記積層方向の端部側に配置される前記発電セルのセパレータが、前記積層方向の中央部に配置される前記発電セルのセパレータよりも鉄イオンの溶出が少ない端部セパレータとして構成されている
    燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、
    前記端部セパレータは、チタン、ニオブ、タンタル、アルミニウム、又はこれらを主成分とする合金のうち、いずれかの材料により構成されている
    燃料電池スタック。
  3. 電解質膜・電極構造体とセパレータとを積層して構成される発電セルが、複数積層された積層体を有する燃料電池スタックであって、
    前記積層体の積層方向の中央部に配置される前記発電セルのセパレータは、金属材料からなり、
    前記積層方向の端部側に配置される前記発電セルのセパレータが、前記積層方向の中央部に配置される前記発電セルのセパレータよりも鉄イオンの溶出が少ない端部セパレータとして構成されており、
    前記端部セパレータは、カーボン、又はカーボンを混合した樹脂材料により構成されている
    燃料電池スタック。
  4. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、
    前記端部セパレータは、ステンレス又は銅合金を含む金属材料により構成され、且つ耐食性の被覆部を表面に有する
    燃料電池スタック。
  5. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、
    電解質膜・電極構造体は、電解質膜と、前記電解質膜の一方面に配置されたアノード電極と、前記電解質膜の他方面に配置されたカソード電極と、を有し、
    前記端部セパレータが積層された発電セルの前記電解質膜の膜厚は、前記積層方向の中央部に配置される発電セルの前記電解質膜の膜厚よりも厚い
    燃料電池スタック。
  6. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、
    当該燃料電池スタックは、前記端部セパレータを有する発電セルの外側に発電を行わないダミーセルを備える
    燃料電池スタック。
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