JP2005243278A - 燃料電池スタック - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単且つコンパクトな構成で、積層体の位置ずれを可及的に阻止し、各単位セルに所望の発電性能とシール性とを確保することを可能にする。
【解決手段】燃料電池スタック10は、複数の単位セル12が積層された積層体14をケーシング24内に収容する。ケーシング24は、エンドプレート20a、20bと、複数の側板60a〜60dと、前記側板60a〜60dの互いに近接する端部同士を連結するアングル部材62a〜62dとを備える。アングル部材62a〜62dは、積層体14と側板60a〜60dとの間に介装されるとともに、前記積層体14の四隅に配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、一対の電極が電解質の両側に設けられた電解質・電極構造体を、セパレータにより挟持した単位セルを備え、前記単位セルが水平方向に沿って複数積層された積層体を箱状ケーシング内に収容する燃料電池スタックに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜(電解質)を採用している。この電解質膜の両側に、それぞれカーボンを主体とする基材に貴金属系の電極触媒層を接合したアノード側電極及びカソード側電極を対設した電解質膜・電極構造体を、セパレータにより挟持して燃料電池が構成されている。
この種の燃料電池において、アノード側電極に供給された燃料ガス、例えば、主に水素を含有するガス(以下、水素含有ガスともいう)は、電極触媒上で水素がイオン化され、電解質を介してカソード側電極側へと移動する。その間に生じた電子は外部回路に取り出され、直流の電気エネルギとして利用される。
通常、この燃料電池は、所望の発電力を得るために、所定数(例えば、数十〜数百)だけ積層した燃料電池スタックとして使用されている。この燃料電池スタックは、燃料電池の内部抵抗の増大や反応ガスのシール性の低下等を阻止するために、積層されている各燃料電池同士を確実に加圧保持する必要がある。
そこで、例えば、特許文献1の燃料電池が知られている。この燃料電池では、図6に示すように、複数のセパレータ1と発電部(図示せず)とが積層されるとともに、その積層方向両端には、電気を取り出すためのターミナルプレート2a、2bが配設されている。ターミナルプレート2a、2bの外側には、電気的絶縁のためのインシュレータプレート3a、3bが配置され、さらに前記インシュレータプレート3a、3bの外側には、プレッシャプレート4a、4bが配置されている。
プレッシャプレート4a、4bは、断面形状がL字形状の複数の保持部材5により四隅が連結されている。すなわち、各保持部材5は、両端部にボルト孔6が形成されており、前記ボルト孔6にボルト7を挿入するとともに、それぞれの先端をプレッシャプレート4a、4bに螺合している。
特開2000−48850号公報(図1)
上記の特許文献1では、プレッシャプレート4a、4bの四隅にボルト7を介して4つの保持部材5が固定されることにより、燃料電池全体に締め付け荷重を付与している。しかしながら、燃料電池がアングル部材である4つの保持部材5のみによって保持されるため、この燃料電池に衝撃や振動が付与される際に、剛性不足によりセパレータ1及び発電部の積層体に位置ずれが発生するおそれがある。これにより、面圧分布が不均一になって発電性能及びシール性の低下が惹起するという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単且つコンパクトな構成で、積層体の位置ずれを可及的に阻止し、各単位セルに所望の発電性能とシール性とを確保することが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明では、電解質・電極構造体を、セパレータにより挟持した単位セルを備えるとともに、前記単位セルが水平方向に沿って複数積層された積層体が箱状ケーシング内に収容されている。ケーシングは、積層体の積層方向両端部に配置される端板と、前記積層体の側部に配置される複数の側板と、前記積層体と前記側板との間に介装されるとともに、該積層体の角部に配置されるアングル部材とを備えている。
また、アングル部材は、側板の互いに近接する端部同士を連結するとともに、端板と前記側板とが連結ピンにより連結されることが好ましい。
さらに、側板とアングル部材とは、締結部材により一体化されることが好ましい。
さらにまた、セパレータの外周端部を周回してシール部材が一体成形されるとともに、前記シール部材は、アングル部材の内側に当接することが好ましい。
また、セパレータの四隅には、アングル部材を配置するために切り欠き部が形成されることが好ましい。
本発明によれば、積層体が箱状ケーシング内に収容されるため、積層体を良好に保持するとともに、面圧分布を均一化することができ、単位セルの発電性及びシール性が有効に向上する。
さらに、アングル部材が積層体と側板との間に介装されるため、燃料電池スタックに衝撃や振動が付与される際、前記アングル部材は、前記積層体を直接保持することができる。これにより、特に薄肉状の側板が使用されても、この側板に変形等が発生することがなく、積層体の位置ずれを確実に阻止することが可能になる。しかも、側板が薄肉状に構成されるため、燃料電池スタック全体の小型化が容易に図られる。
また、側板と端板とを連結するために、連結ピンが使用されることにより、燃料電池スタックの組立時にボルトの締め付け調整等が不要になる。このため、組立作業の簡素化が容易に遂行可能になる。
図1は、本発明の実施形態に係る燃料電池スタック10の一部分解概略斜視図であり、図2は、前記燃料電池スタック10の一部断面側面図である。
図1に示すように、燃料電池スタック10は、複数の単位セル12が水平方向(矢印A方向)に積層された積層体14を備える。積層体14の積層方向(矢印A方向)一端には、ターミナルプレート16a、絶縁プレート18及びエンドプレート20aが外方に向かって、順次、配設される。積層体14の積層方向他端には、ターミナルプレート16b、絶縁性スペーサ部材22及びエンドプレート20bが外方に向かって、順次、配設される。燃料電池スタック10は、略四角形に構成されるエンドプレート20a、20bを端板として含む箱状ケーシング24により一体的に保持される。
図2及び図3に示すように、各単位セル12は、電解質膜・電極構造体(電解質・電極構造体)30と、前記電解質膜・電極構造体30を挟持する薄板波形状の第1及び第2金属セパレータ32、34とを備える。
単位セル12の水平方向(図3中、矢印B方向)の一端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス供給連通孔36a、冷却媒体を供給するための冷却媒体供給連通孔38a、及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出するための燃料ガス排出連通孔40bが設けられる。
単位セル12の水平方向の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔40a、冷却媒体を排出するための冷却媒体排出連通孔38b、及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス排出連通孔36bが設けられる。
電解質膜・電極構造体30は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜42と、前記固体高分子電解質膜42を挟持するアノード側電極44及びカソード側電極46とを備える。
アノード側電極44及びカソード側電極46は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布された電極触媒層とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜42の両面に接合される。
第1金属セパレータ32の電解質膜・電極構造体30に向かう面32aには、燃料ガス供給連通孔40aと燃料ガス排出連通孔40bとを連通する燃料ガス流路48が形成される。この燃料ガス流路48は、例えば、矢印B方向に延在する複数本の溝部により構成される。第1金属セパレータ32の面32bには、冷却媒体供給連通孔38aと冷却媒体排出連通孔38bとを連通する冷却媒体流路50が形成される。この冷却媒体流路50は、矢印B方向に延在する複数本の溝部により構成される。
第2金属セパレータ34の電解質膜・電極構造体30に向かう面34aには、例えば、矢印B方向に延在する複数本の溝部からなる酸化剤ガス流路52が設けられるとともに、この酸化剤ガス流路52は、酸化剤ガス供給連通孔36aと酸化剤ガス排出連通孔36bとに連通する。第2金属セパレータ34の面34bには、第1金属セパレータ32の面32bと重なり合って冷却媒体流路50が一体的に形成される。
第1金属セパレータ32の面32a、32bには、この第1金属セパレータ32の外周端部を周回して第1シール部材54が一体成形される。第1シール部材54は、面32aで燃料ガス供給連通孔40a、燃料ガス排出連通孔40b及び燃料ガス流路48を囲繞してこれらを連通させる一方、面32bで冷却媒体供給連通孔38a、冷却媒体排出連通孔38b及び冷却媒体流路50を囲繞してこれらを連通させる。
第2金属セパレータ34の面34a、34bには、この第2金属セパレータ34の外周端部を周回して第2シール部材56が一体成形される。第2シール部材56は、面34aで酸化剤ガス供給連通孔36a、酸化剤ガス排出連通孔36b及び酸化剤ガス流路52を囲繞してこれらを連通させる一方、面34bで冷却媒体供給連通孔38a、冷却媒体排出連通孔38b及び冷却媒体流路50を囲繞してこれらを連通させる。
図2に示すように、第1及び第2シール部材54、56間には、固体高分子電解質膜42の外周が直接ケーシング24に接触することを阻止すべく、シール57が介装される。第1及び第2シール部材54、56の外周端部は、ケーシング24の内面との間に僅かな隙間を有していてもよく、また、前記内面に接していてもよい。これにより、第1及び第2シール部材54、56による絶縁性を確保することができる。
図1及び図2に示すように、ターミナルプレート16a、16bの端部には、面方向に突出する板状の端子部58a、58bが形成される。端子部58a、58bには、例えば、走行用モータ等の負荷が接続される。図1に示すように、積層体14、ターミナルプレート16a、16b、絶縁プレート18及びスペーサ部材22の四隅には、後述するアングル部材62a〜62dを配置するために切り欠き部59a〜59dが形成される。
ケーシング24は、図1に示すように、端板であるエンドプレート20a、20bと、積層体14の側部に配置される複数の側板60a〜60dと、前記側板60a〜60dの互いに近接する端部同士を連結するアングル部材(例えば、Lアングル)62a〜62dと、前記エンドプレート20a、20bと前記側板60a〜60dとを連結するそれぞれ長さの異なる連結ピン64a、64bとを備える。
アングル部材62a〜62dは、積層体14と側板60a〜60dとの間に介装されるとともに、前記積層体14の四隅(角部)に配置される。側板60a〜60dは、比較的肉薄に構成される一方、アングル部材62a〜62dは、前記側板60a〜60dよりも肉厚に構成される。
エンドプレート20a、20bの上下各辺には、それぞれ2つのタブ部66a、66bが突出形成されるとともに、両側の各辺には、それぞれ1つのタブ部66a、66bが突出形成される。エンドプレート20a、20bの両側の各辺下端には、マウント用ボス部68a、68bが形成される。このボス部68a、68bが、図示しない搭載部位にボルト等を介して固定されることにより、燃料電池スタック10を、例えば、車両に搭載する。
積層体14の両側に配置される側板60a、60cの長手方向両端には、タブ部70a、70bが2つずつ形成される。積層体14の上下に配置される側板60b、60dの長手方向両端には、タブ部72a、72bが3つずつ形成される。
側板60a、60cの各タブ部70a、70b間には、エンドプレート20a、20bの両側の各辺のタブ部66a、66bが配置されるとともに、これらに短尺な連結ピン64aが一体的に挿入されて、前記側板60a、60cが前記エンドプレート20a、20bに取り付けられる。
同様に、側板60b、60dのタブ部72a、72bがエンドプレート20a、20bの上辺及び下辺のタブ部66a、66bと交互に配置されるとともに、これらに長尺な連結ピン64bが一体的に挿入されて、前記側板60b、60dが前記エンドプレート20a、20bに取り付けられる。
側板60a〜60dには、短手方向両端縁部にそれぞれ複数の孔部74が形成される一方、アングル部材62a〜62dの各辺には、前記孔部74に対応してねじ孔76が形成される。各孔部74に挿入される各ねじ78がねじ孔76に螺合することにより、側板60a〜60dがアングル部材62a〜62dに固定される。これにより、ケーシング24が構成される(図4参照)。
図1及び図2に示すように、スペーサ部材22は、ケーシング24の内周で位置決めされるように所定の寸法に設定された矩形状を有する。このスペーサ部材22は、積層体14の積層方向の長さ変動を吸収して前記積層体14に所望の締め付け荷重を付与可能にするために、厚さが調整される。このスペーサ部材22は、絶縁性材料、例えば、ポリカーボネート(PC)やフェノール樹脂で形成されている。なお、積層体14の積層方向の長さの変動が、第1及び第2金属セパレータ32、34自体の弾性等で吸収可能であれば、スペーサ部材22を用いなくてもよい。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
先ず、図4に示すように、燃料電池スタック10では、エンドプレート20aの酸化剤ガス供給連通孔36aに酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス供給連通孔40aに水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、冷却媒体供給連通孔38aに純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体が供給される。このため、積層体14では、矢印A方向に重ね合わされた複数組の単位セル12に対し、酸化剤ガス、燃料ガス及び冷却媒体が矢印A方向に供給される。
図3に示すように、酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給連通孔36aから第2金属セパレータ34の酸化剤ガス流路52に導入され、電解質膜・電極構造体30のカソード側電極46に沿って移動する。一方、燃料ガスは、燃料ガス供給連通孔40aから第1金属セパレータ32の燃料ガス流路48に導入され、電解質膜・電極構造体30のアノード側電極44に沿って移動する。
従って、各電解質膜・電極構造体30では、カソード側電極46に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極44に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。
次いで、カソード側電極46に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出連通孔36bに沿って流動した後、エンドプレート20aから外部に排出される。同様に、アノード側電極44に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス排出連通孔40bに排出されて流動し、エンドプレート20aから外部に排出される。
また、冷却媒体は、冷却媒体供給連通孔38aから第1及び第2金属セパレータ32、34間の冷却媒体流路50に導入された後、矢印B方向に沿って流動する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体30を冷却した後、冷却媒体排出連通孔38bを移動してエンドプレート20aから排出される。
この場合、本実施形態では、積層体14がケーシング24内に収容されるとともに、前記ケーシング24は、前記積層体14の積層方向両端部に配置されるエンドプレート(端板)20a、20bと、前記積層体14の側部に配置される複数の側板60a〜60dと、前記側板60a〜60dの互いに近接する端部同士を連結するアングル部材62a〜62dとを備えている。このため、積層体14を良好に保持するとともに、面圧分布を均一化することができ、単位セル12の発電性及びシール性が有効に向上する。
さらに、アングル部材62a〜62dは、積層体14と側板60a〜60dとの間に介装されている。従って、燃料電池スタック10に衝撃や振動が付与される際、アングル部材62a〜62dは、積層体14を直接保持することができる。これにより、特に薄肉状の側板60a〜60dが使用されても、この側板60a〜60dに変形等が発生することがなく、積層体14の位置ずれを確実に阻止することが可能になるという効果が得られる。しかも、側板60a〜60dが薄肉状に構成されるため、燃料電池スタック10全体の小型化及び軽量化が容易に図られる。
また、側板60a〜60dとエンドプレート20a、20bとを連結するために、連結ピン64a、64bが使用されている。従って、燃料電池スタック10の組立時にボルトの締め付け調整等が不要になって、組立作業の簡素化が容易に遂行可能になる。
さらに、アングル部材62a〜62dにねじ孔76が形成されている。そして、側板60a〜60dの孔部74に挿入される各ねじ78が、ねじ孔76に螺合することにより、前記側板60a〜60dがアングル部材62a〜62dに固定されている。このため、アングル部材62a〜62dの周辺の構造がコンパクト且つ簡素化され、燃料電池スタック10全体の小型化が容易に遂行可能になる。
さらにまた、図1に示すように、積層体14、ターミナルプレート16a、16b、絶縁プレート18及びスペーサ部材22の四隅には、アングル部材62a〜62dを配置するために切り欠き部59a〜59dが形成されている。これにより、ケーシング24内に積層体14を効率的に収容することができるとともに、前記積層体14の側方には、側板60a〜60dに向かって膨出する膨出部が設けられる(図5参照)。
従って、ケーシング24内のスペースの有効利用が図られるとともに、この膨出部を利用して、例えば、単位セル12毎に固定具(図示せず)を配置することが可能になる。しかも、膨出部を設けることにより、各単位セル12のシールラインを外方に設定することができ、発電面積の拡大が容易に図られて発電が効率的に行われる。
本発明の実施形態に係る燃料電池スタックの一部分解概略斜視図である。 前記燃料電池スタックの一部断面側面図である。 前記燃料電池スタックを構成する単位セルの分解斜視説明図である。 前記燃料電池スタックの斜視説明図である。 前記燃料電池スタックの断面説明図である。 特許文献1の燃料電池の概略説明図である。
符号の説明
10…燃料電池スタック 12…単位セル
14…積層体 16a、16b…ターミナルプレート
18…絶縁プレート 20a、20b…エンドプレート
22…スペーサ部材 24…ケーシング
30…電解質膜・電極構造体 32、34…金属セパレータ
42…固体高分子電解質膜 44…アノード側電極
46…カソード側電極 48…燃料ガス流路
50…冷却媒体流路 52…酸化剤ガス流路
54、56…シール部材 59a〜59d…切り欠き部
60a〜60d…側板 62a〜62d…アングル部材
64a、64b…連結ピン
66a、66b、70a、70b、72a、72b…タブ部
78…ねじ部

Claims (5)

  1. 一対の電極が電解質の両側に設けられた電解質・電極構造体を、セパレータにより挟持した単位セルを備え、前記単位セルが水平方向に沿って複数積層された積層体を箱状ケーシング内に収容する燃料電池スタックであって、
    前記ケーシングは、前記積層体の積層方向両端部に配置される端板と、
    前記積層体の側部に配置される複数の側板と、
    前記積層体と前記側板との間に介装されるとともに、該積層体の角部に配置されるアングル部材と、
    を備えることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、前記アングル部材は、前記側板の互いに近接する端部同士を連結するとともに、
    前記端板と前記側板とが連結ピンにより連結されることを特徴とする燃料電池スタック。
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池スタックにおいて、前記側板と前記アングル部材とは、締結部材により一体化されることを特徴とする燃料電池スタック。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の燃料電池スタックにおいて、前記セパレータの外周端部を周回してシール部材が一体成形されるとともに、
    前記シール部材は、前記アングル部材の内側に当接することを特徴とする燃料電池スタック。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の燃料電池スタックにおいて、前記セパレータの四隅には、前記アングル部材を配置するために切り欠き部が形成されることを特徴とする燃料電池スタック。

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