JP6984242B2 - 車両ルーフ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両ルーフ構造に関するものである。
自動車などの車両では、ルーフの車室側に空調装置が配置されている場合がある。空調装置は重量物であるため、ルーフからの脱落を防止するために、ルーフに安定して支持する必要がある。
特許文献1には、車両用空調ユニットの取付け構造として、ベース部材と、空調機器と、ブラケットとを備えた構造が記載されている。ベース部材は、車室の天井部位に固定される取付き部を有する。空調機器は、ベース部材に支持される。ブラケットは、一端が空調機器に固定され、他端がベース部材の取付き部とともに車室の天井部位に固定される。さらにブラケットは、一端と他端との間に、一端と他端の相対的な移動を吸収するU字部が設けられた吸収部を有する。
特許文献1には、車体の変形により、ベース部材の天井部位への取付き部が破断して、ブラケットの他端が天井部位に固定された状態で、ブラケットの一端と他端の間の位置が変わった場合での構造の挙動が記載されている。このような場合、特許文献1の構造では、ブラケットの一端と他端との間の吸収部により一端と他端の相対的な移動が吸収され、天井部位と空調機器がつながれた状態が維持される。このため、特許文献1の構造では、重量やコストを高くすることなく衝突時の空調機器の脱落をなくすことができる、としている。
特開2015−120456号公報
しかし特許文献1の構造では、重量物である空調機器を車室の天井部位で十分に支えきれないおそれがある。つまり、特許文献1の構造では、車両のルーフの車室側に重量物である空調装置を配置することに関し、改善の余地があった。
本発明は、このような課題に鑑み、空調装置を安定して支持できる車両ルーフ構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両ルーフ構造の代表的な構成は、車両のルーフの車室側に配置された空調装置を備える車両ルーフ構造において、車両ルーフ構造はさらに、ルーフの両側で車両前後方向に延び車体を構成する一対のサイドボディパネルと、一対のサイドボディパネルの間に差し渡されたルーフメンバと、一対のサイドボディパネルとルーフメンバとの間に介在する一対のブレースとを備え、空調装置は、本体部と、本体部から車幅方向外側に延びる一対の延長部とを有し、一対のブレースの各々は、サイドボディパネルと重なりサイドボディパネルに固定される第1片と、ルーフメンバおよび空調装置の延長部と重なりルーフメンバおよび延長部に固定される第2片とを有することを特徴とする。
本発明によれば、空調装置を安定して支持できる車両ルーフ構造を提供することができる。
本発明の実施例に係る車両ルーフ構造を示す図である。 図1(b)の車両ルーフ構造から各部材を省略して示す図である。 図2(b)の車両ルーフ構造のブレースを示す斜視図である。 図1(b)の車両ルーフ構造のB−B断面図である。
本発明の一実施の形態に係る車両ルーフ構造の代表的な構成は、車両のルーフの車室側に配置された空調装置を備える車両ルーフ構造において、車両ルーフ構造はさらに、ルーフの両側で車両前後方向に延び車体を構成する一対のサイドボディパネルと、一対のサイドボディパネルの間に差し渡されたルーフメンバと、一対のサイドボディパネルとルーフメンバとの間に介在する一対のブレースとを備え、空調装置は、本体部と、本体部から車幅方向外側に延びる一対の延長部とを有し、一対のブレースの各々は、サイドボディパネルと重なりサイドボディパネルに固定される第1片と、ルーフメンバおよび空調装置の延長部と重なりルーフメンバおよび延長部に固定される第2片とを有することを特徴とする。
上記構成によれば、サイドボディパネルとルーフメンバとをブレースでつなぎ、さらにブレースのうちルーフメンバに固定される第2片は、ルーフメンバおよび空調装置の延長部に重なってこれらに固定されている。このため、重量物である空調装置の荷重は、空調装置の延長部が固定されているルーフメンバだけでなく、ブレースの第2片から第1片に伝達され、さらにはサイドボディパネルにまで伝達される。したがって、空調装置の荷重をルーフメンバだけでなくサイドボディパネルにも分散でき、空調装置を安定して支持できる。
上記の第1片は、サイドボディパネルに固定される車両前後方向に離間した第1固定点および第2固定点を含み、第2片は、車両前後方向において第1固定点と第2固定点との間に位置しルーフメンバおよび空調装置の延長部に固定される第3固定点を含むとよい。
ここで重量物である空調装置は、本体部から車幅方向に延びる延長部を有しているため、車幅方向に沿った中心軸周りに揺れを生じる傾向がある。上記構成では、ブレースは、下方から見て第1片の第1固定点、第2固定点と第2片の第3固定点とで三角形状を形成している。また空調装置の延長部が第2片の第3固定点で固定されているため、車幅方向に沿った中心軸は第3固定点あるいはその付近を通っている。このため、空調装置の中心軸周りの揺れに伴う荷重を、第2片の第3固定点を跨ぐように車両前後方向に離間した第1片の第1固定点および第2固定点で確実に受けることができる。よって、空調装置の揺れを防止できる。
上記の空調装置の本体部は、ルーフメンバと重なっていて、ルーフメンバは、本体部に固定される第4固定点を含み、第4固定点は、ブレースの第2片から車両前後方向に離間しているとよい。
これにより、空調装置の本体部は、ブレースの第2片から車両前後方向に離間したルーフメンバの第4固定点でルーフメンバに固定されている。また空調装置の延長部は、ブレースの第2片とともにルーフメンバに固定されている。このため、重量物である空調装置の車幅方向に沿った中心軸周りの揺れに伴う荷重を、車両前後方向に離間したブレースの第2片とルーフメンバの第4固定点とで確実に受けることができる。よって、空調装置の揺れを防止できる。
上記のサイドボディパネルは車幅方向内側に膨出する膨出部を有し、ブレースの第1片は膨出部に重なって固定されていて、サイドボディパネルの膨出部は、車両前後方向から見て、ブレースおよびルーフメンバとともに閉断面を形成しているとよい。
これにより、サイドボディパネルの膨出部、ブレースおよびルーフメンバによる閉断面構造を形成でき、剛性を高めることができる。このため、空調装置が車幅方向や車両前後方向に揺れるような場合であっても、剛性の高い閉断面構造により空調装置の揺れを低減できる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施例に係る車両ルーフ構造100を示す図である。図1(a)は、車両ルーフ構造100が適用される車両102の右側面を示している。図1(b)は、図1(a)のA矢視図であり、車両102のルーフ104の車室側を示している。なお各図に示す矢印X、Yは車両前側、車幅方向外側をそれぞれ示している。
車両ルーフ構造100は、図1(b)に示すように空調装置106を備える。空調装置106は、車両102のルーフ104の車室側に配置された重量物である。空調装置106は、本体部108と、本体部108から車幅方向外側にそれぞれ延びる一対の延長部110、112とを有する。ルーフ104の車室側は、図1(b)に示すように内装材であるルーフライニング114で覆われている。
図2は、図1(b)の車両ルーフ構造100から各部材を省略して示す図である。図2(a)は、図1(b)の車両ルーフ構造100からルーフライニング114を省略して示している。図2(b)は、図2(a)の車両ルーフ構造100から空調装置106を省略して示している。
車両ルーフ構造100はさらに、一対のサイドボディパネル116、118と、ルーフメンバ120と、一対のブレース122、124とを備える。サイドボディパネル116、118は、ルーフ104の両側で車両前後方向に延び、車体を構成する剛性の高い部材である。またサイドボディパネル116、118は、車幅方向内側に膨出し湾曲した膨出部126、128を有する。なお車両102では、膨出部126、128の内部にスペースを確保することにより、例えばスライドドア130(図1参照)をスライド可能とする不図示のスライドドア機構を設置できる。
ルーフメンバ120は、一対のサイドボディパネル116、118の間に差し渡された部材であり、図2(a)に示すように空調装置106に重ねられている。一対のブレース122、124は、図2(b)に示すように、一対のサイドボディパネル116、118とルーフメンバ120との間にそれぞれ介在している。
図3は、図2(b)の車両ルーフ構造100のブレース122を示す斜視図である。ただし図2(b)では、図3に示すブレース122を下方から見た様子が示されている。図4は、図1(b)の車両ルーフ構造100のB−B断面図である。なお以下では、車両ルーフ構造100のうち、ブレース122およびその周辺の構成について主に説明するが、ブレース124およびその周辺も同様の構成および機能などを有する。
ブレース122は、図3に示すように第1片132と、第2片134と、第1片132と第2片134とをつなぐ縦壁136とを有する。ブレース122の第1片132は、図2(b)に示すように下方から見て、車両前後方向に離間した第1固定点138および第2固定点140を含む。
ブレース122の第2片134は、第3固定点142を含む。第3固定点142は、車両前後方向において第1固定点138と第2固定点140との間に位置している。なおブレース124は、ブレース122と対称な構造を有し、第1片144に第1固定点146および第2固定点148が設定され、第2片150に第3固定点152が設定されている。
ブレース122の第1片132は、図2(b)に示すように、サイドボディパネル116の膨出部126に重なっていて、第1固定点138および第2固定点140によりサイドボディパネル116に固定される。具体的には、ブレース122の第1片132は、図4に示すように、サイドボディパネル116の膨出部126の車幅方向内側に張り出したフランジ154に重ねられている。さらに第1片132は、第1固定点138としての挿通孔にボルト156などを下方から捻じ込むことでサイドボディパネル116に固定される。なお第1片132には、図3に示すように、膨出部126の湾曲形状に沿う稜線158が形成されている。
ブレース122の第2片134は、ルーフメンバ120および空調装置106の延長部110と重なり、第3固定点142によりルーフメンバ120および延長部110に固定される。具体的には、ブレース122の第2片134は、図4に示すように、ルーフメンバ120と空調装置106の延長部110との間に位置しこれらに挟まれた状態になっている。さらに第2片134は、第3固定点142としての挿通孔にボルト160などを下方から捻じ込むことで、ルーフメンバ120および空調装置106の延長部110に固定されている。つまり、ブレース122の第2片134、ルーフメンバ120および空調装置106の延長部110は、第3固定点142にて共締めされている。
このようにブレース122は、サイドボディパネル116とルーフメンバ120とをつなぎ、さらにルーフメンバ120および空調装置106の延長部110に第2片134が重なってこれらに固定されている。さらにブレース122は、図4に示すように車両前後方向から見て、サイドボディパネル116の膨出部126およびルーフメンバ120とともに閉断面Cを形成している。
また空調装置106の延長部110には、ルーフメンバ120との仮保持を行うためのクリップ162が挿入されている。さらに空調装置106の延長部110のうち、ボルト160およびクリップ162が配置される部位164は、図4に示すようにルーフライニング114の開口166に通されている。このため、延長部110の部位164にボルト160およびクリップ162を配置することで、ボルト160による共締めやクリップ162による仮保持が可能となる。なお延長部110の部位164の下方には、空調装置106のフラップ168が配置されている。
空調装置106の本体部108は、図2(a)に示すようにルーフメンバ120に重なっていて、ルーフメンバ120に設定された第4固定点170、172および締結点174により、ルーフメンバ120に固定される。第4固定点170、172は、図2(b)に示すように、ブレース122、124の第3固定点142、152から車両前側に離間している。
ブレース122は、図2(b)に示すように下方から見て、第1片132の第1固定点138、第2固定点140と第2片134の第3固定点142とで点線Dで示す三角形状を形成している。またブレース124は、第1片144の第1固定点146、第2固定点148と第2片150の第3固定点152とで点線Eで示す三角形状を形成している。
さらにブレース122、124の第3固定点142、152と、ルーフメンバ120の第4固定点170、172とで点線Fで示す台形状を形成している。なお台形状が形成可能であれば、第4固定点170、172は、第3固定点142、152を必ずしも基準とする必要はなく、第3固定点142、152を含む第2片134、150から車両前側に離間するように設定すればよい。
本実施例の車両ルーフ構造100では、図4に示すようにサイドボディパネル116とルーフメンバ120とをブレース122でつなぎ、さらにルーフメンバ120および空調装置106の延長部110に第2片134が重なってこれらに固定されている。このため、重量物である空調装置106の荷重は、空調装置106の延長部110が固定されているルーフメンバ120だけでなく、ブレース122の第2片134から第1片132に伝達され、さらにはサイドボディパネル116にまで伝達される。したがって車両ルーフ構造100では、空調装置106の荷重をルーフメンバ120だけでなくサイドボディパネル116にも分散でき、空調装置106を安定して支持できる。
ここで重量物である空調装置106は、延長部110、112が本体部108から車幅方向外側に延びているため、車幅方向に沿った中心軸周りに揺れを生じる場合があり得る。これに対して車両ルーフ構造100では、図2(b)に示すようにブレース122、124が第1片132、144の第1固定点138、146、第2固定点140、148と第2片134、150の第3固定点142、152とで三角形状を形成している。さらに、空調装置106の延長部110、112が第2片134、150の第3固定点142、152で固定されているため、車幅方向に沿った中心軸は第3固定点142、152あるいはその付近を通ることになる。
このため、車両ルーフ構造100では、空調装置106の中心軸周りの揺れに伴う荷重を、第3固定点142、152を跨ぐように車両前後方向に離間した第1固定点138、146および第2固定点140、148で確実に受けることができる。よって、空調装置106の揺れを防止できる。
また空調装置106の延長部110、112は、ブレース122、124の第2片134、150とともにルーフメンバ120に固定されている。さらに空調装置106の本体部108は、第2片134、150の第3固定点142、152から車両前側に離間したルーフメンバ120の第4固定点170、172でルーフメンバ120に固定されている。
このため、車両ルーフ構造100では、空調装置106の車幅方向に沿った中心軸周りの揺れに伴う荷重を、車両前後方向に離間した第3固定点142、152と第4固定点170、172とで確実に受けることができる。よって、空調装置106の揺れを防止できる。
さらに車両ルーフ構造100では、図4に示すように、サイドボディパネル116の膨出部126、ブレース122およびルーフメンバ120による閉断面Cを形成でき、剛性を高めることができる。このため車両ルーフ構造100では、空調装置106が車幅方向や車両前後方向に揺れるような場合であっても、剛性の高い閉断面構造により空調装置106の揺れを低減できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両ルーフ構造に利用することができる。
100…車両ルーフ構造、102…車両、104…ルーフ、106…空調装置、108…空調装置の本体部、110、112…空調装置の延長部、114…ルーフライニング、116、118…サイドボディパネル、120…ルーフメンバ、122、124…ブレース、126、128…サイドボディパネルの膨出部、130…スライドドア、132、144…ブレースの第1片、134、150…ブレースの第2片、136…ブレースの縦壁、138、146…第1固定点、140、148…第2固定点、142、152…第3固定点、154…膨出部のフランジ、156、160…ボルト、158…第1片の稜線、162…クリップ、164…空調装置の延長部の部位、166…ルーフライニングの開口、168…空調装置のフラップ、170、172…第4固定点、174…締結点

Claims (6)

  1. 車両のルーフの車室側に配置された空調装置を備える車両ルーフ構造において、当該車両ルーフ構造はさらに、
    前記ルーフの両側で車両前後方向に延び車体を構成する一対のサイドボディパネルと、
    前記一対のサイドボディパネルの間に差し渡されたルーフメンバと、
    前記一対のサイドボディパネルと前記ルーフメンバとの間に介在する一対のブレースとを備え、
    前記空調装置は、本体部と、該本体部から車幅方向外側に延びる一対の延長部とを有し、
    前記一対のブレースの各々は、
    前記サイドボディパネルと重なり該サイドボディパネルに固定される第1片と、
    前記ルーフメンバおよび前記空調装置の延長部と重なり該ルーフメンバおよび延長部に固定される第2片とを有し、
    前記サイドボディパネルは車幅方向内側に膨出する膨出部を有し、前記ブレースの第1片は該膨出部に重なって固定されていて、
    前記サイドボディパネルの膨出部は、車両前後方向から見て、前記ブレースおよび前記ルーフメンバとともに閉断面を形成していることを特徴とする車両ルーフ構造。
  2. 車両のルーフの車室側に配置された空調装置を備える車両ルーフ構造において、当該車両ルーフ構造はさらに、
    前記ルーフの両側で車両前後方向に延び車体を構成する一対のサイドボディパネルと、
    前記一対のサイドボディパネルの間に差し渡されたルーフメンバと、
    前記一対のサイドボディパネルと前記ルーフメンバとの間に介在する一対のブレースとを備え、
    前記空調装置は、本体部と、該本体部から車幅方向外側に延びる一対の延長部とを有し、
    前記一対のブレースの各々は、
    前記サイドボディパネルと重なり該サイドボディパネルに固定される第1片と、
    前記ルーフメンバおよび前記空調装置の延長部と重なり該ルーフメンバおよび該延長部に固定される第2片と、
    前記第1片と前記第2片とをつなぐ縦壁とを有し、
    前記第1片は、前記縦壁との間に稜線を形成することにより、前記ルーフメンバに対向するように延びていることを特徴とする車両ルーフ構造。
  3. 車両のルーフの車室側に配置された空調装置を備える車両ルーフ構造において、当該車両ルーフ構造はさらに、
    前記ルーフの両側で車両前後方向に延び車体を構成する一対のサイドボディパネルと、
    前記一対のサイドボディパネルの間に差し渡されたルーフメンバと、
    前記一対のサイドボディパネルと前記ルーフメンバとの間に介在する一対のブレースとを備え、
    前記空調装置は、本体部と、該本体部から車幅方向外側に延びる一対の延長部とを有し、
    前記一対のブレースの各々は、
    前記サイドボディパネルと重なり該サイドボディパネルに固定される第1片と、
    前記ルーフメンバおよび前記空調装置の延長部と重なり該ルーフメンバおよび該延長部の車幅方向外側の端部に固定される第2片とを有することを特徴とする車両ルーフ構造。
  4. 前記第1片は、前記サイドボディパネルに固定される車両前後方向に離間した第1固定点および第2固定点を含み、
    前記第2片は、車両前後方向において前記第1固定点と第2固定点との間に位置し前記ルーフメンバおよび前記空調装置の延長部に固定される第3固定点を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両ルーフ構造。
  5. 前記空調装置の本体部は、前記ルーフメンバと重なっていて、
    前記ルーフメンバは、前記本体部に固定される第4固定点を含み、
    前記第4固定点は、前記ブレースの第2片から車両前後方向に離間していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両ルーフ構造。
  6. 前記サイドボディパネルは車幅方向内側に膨出する膨出部を有し、前記ブレースの第1片は該膨出部に重なって固定されていて、
    前記サイドボディパネルの膨出部は、車両前後方向から見て、前記ブレースおよび前記ルーフメンバとともに閉断面を形成していることを特徴とする請求項2または3に記載の車両ルーフ構造。
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