JP6980878B1 - 隙間閉塞ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】施工性が高く、貫通孔の内面と複数の長尺体の外面との間に生じる隙間空間を長期間に亘って適切に埋めることができる隙間閉塞ユニットを提供する。【解決手段】隙間閉塞ユニット(1)は、袋体(31)とペースト状の熱膨張性耐火材(35)とを含む袋入り耐火部材(30)と、柔軟性を有するクッション材(41)とそれと一体化された保形部材(42)とを含む隙間埋め部材(40)と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、隙間閉塞ユニットに関する。
一般に、建築物の内部空間は壁・床・天井等の区画体によって複数の室空間に区画されている。これら複数の室空間に亘って例えば配管やケーブル等の長尺体を配設するため、区画体に貫通孔を形成して当該貫通孔に長尺体を挿通させる場合がある。この場合、その貫通孔と長尺体との間の隙間空間を埋めて閉塞する等の後処理が必要となる。例えば、ある室空間において火災が発生した場合における延焼を防止するためには、貫通孔と長尺体との間の隙間空間に防火措置を施す必要がある。
例えば特開2005−73357号公報(特許文献1)には、袋体(袋14)とそれに内包されたペースト状の熱膨張性耐火材(ペースト状耐火材12)とを含む袋入り耐火部材(防火処理用パッド10)を用いた防火措置構造が開示されている。袋入り耐火部材は、区画体の貫通孔に設置された支持部材(受け金具22)の開口側で、長尺体の周囲に巻き付けられて、その後、貫通孔(支持部材)に押し込まれる。そして、袋入り耐火部材は、支持部材に支持された状態で貫通孔の内面と長尺体の外面との間に生じる隙間空間を埋める。
特許文献1の袋入り耐火部材は、袋体の内面が全面で高稠度の熱膨張性耐火材と密着しており、そのままで自由自在に変形できるようになっている。このため、取り扱いが容易で施工性が高く、また、例えば複数の長尺体が束となって貫通孔に挿通されている場合でも、複数の長尺体どうしの間に形成される凹部にもなじみやすく当該部位も含めて閉塞しやすいと言える。しかし、袋入り耐火部材全体としての柔軟性が高い分、時間の経過とともに重力の作用によって再変形する場合があり、それによって隙間空間を十分に埋めることが困難な場合があった。
特開2005−73357号公報
施工性が高く、貫通孔の内面と複数の長尺体の外面との間に生じる隙間空間を長期間に亘って適切に埋めることができる隙間閉塞ユニットの実現が望まれる。
本発明に係る隙間閉塞ユニットは、
建築物の区画体に形成された貫通孔と前記貫通孔に挿通される複数の長尺体との間の隙間空間を閉塞するための隙間閉塞ユニットであって、
袋体と、前記袋体に内包されたペースト状の熱膨張性耐火材と、を含む袋入り耐火部材と、
柔軟性を有し複数の前記長尺体による外面形状に追従して変形可能なクッション材と、前記クッション材と一体化された保形部材と、を含む隙間埋め部材と、
を備える。
この構成によれば、ペースト状の熱膨張性耐火材が袋体に内包されていて変形自在な袋入り耐火部材を用いて、施工性良く、貫通孔と複数の長尺体との間の隙間空間の大部分を閉塞することができる。また、複数の長尺体どうしの間に形成される凹部に、柔軟性を有するクッション材を複数の長尺体による外面形状に追従する状態で配置して、当該凹部も含めて隙間空間の全体を閉塞することができる。クッション材には保形部材が一体化されているので、クッション材が複数の長尺体どうしの間の凹部に配置される状態が、長期間に亘って維持されやすい。以上より、施工性が高く、貫通孔の内面と複数の長尺体の外面との間に生じる隙間空間を長期間に亘って適切に埋めることができる隙間閉塞ユニットを提供することができる。
以下、本発明の好適な態様について説明する。但し、以下に記載する好適な態様例によって、本発明の範囲が限定される訳ではない。
一態様として、
前記長尺体の長手方向に沿う前記クッション材の長さが、前記袋体の長さの1/20以上1/2以下であることが好ましい。
袋体の長さに対するクッション材の長さの比が1/20未満であると、クッション材の量が過少となって複数の長尺体どうしの間の凹部を十分に閉塞できない場合がある。一方、袋体の長さに対するクッション材の長さの比が1/2超となると、クッション材及び保形部材が過剰となって煩わしさが増すとともにコスト面でも不利となる。上記の構成によれば、適正量のクッション材により、煩雑さやコストアップを伴うことなく、複数の長尺体どうしの間の凹部を適切に埋めることができる。
一態様として、
前記クッション材が前記保形部材に対して前記長尺体側に配置されていることが好ましい。
この構成によれば、複数の長尺体による外面形状に追従してクッション材を適切に変形させることができる。よって、複数の長尺体どうしの間の凹部を適切に埋めることができる。また、複数の長尺体に対してクッション材とは反対側から、クッション材が変形した状態を保形部材によって適切に維持させることができる。
一態様として、
前記袋入り耐火部材と前記隙間埋め部材とが一体化されていることが好ましい。
この構成によれば、袋入り耐火部材と隙間埋め部材とをまとめて取り扱うことができ、施工性をさらに向上させることができる。
一態様として、
前記貫通孔に挿入されるスリーブ部材をさらに備え、
前記スリーブ部材と前記袋入り耐火部材とが、前記袋入り耐火部材における前記隙間埋め部材が設けられている側とは反対側で一体化されていることが好ましい。
この構成によれば、それ自体は柔らかくて変形自在な袋入り耐火部材を、ある程度の剛性を有するスリーブ部材と共に、それらが一体化されている側の端部から区画体の貫通孔の奥まで容易に挿入することができる。袋入り耐火部材におけるそれとは反対側には隙間埋め部材が一体化されているので、袋入り耐火部材を貫通孔に挿入した後、そのままの流れで複数の長尺体どうしの間の凹部を埋める作業を行うことができる。よって、施工性をさらに向上させることができる。
一態様として、
シート状の前記保形部材が前記袋体の一端から突出する状態で前記袋体に固定されており、
前記保形部材における前記袋体から突出する部分の少なくとも片面に、前記クッション材が固定されていることが好ましい。
この構成によれば、例えば少なくとも片面に粘着層を有するシート状の保形部材を用い、当該シート状の保形部材が袋体の一端から突出するように貼付し、突出した部分にクッション材を設けることで、袋入り耐火部材と隙間埋め部材とを容易に一体化できる。
本発明のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
実施形態に係る防火措置構造の破断斜視図 隙間閉塞ユニットの斜視図 スリーブ部材の斜視図 一体化された袋入り耐火部材及び隙間埋め部材の正面図 一体化された袋入り耐火部材及び隙間埋め部材の背面図 一体化された袋入り耐火部材及び隙間埋め部材の断面図 一体化されたスリーブ部材と袋入り耐火部材との断面図 防火措置構造の施工手順の一局面を示す斜視図 防火措置構造の施工手順の一局面を示す断面図 防火措置構造の施工手順の一局面を示す斜視図 別態様の隙間閉塞ユニットの斜視図
隙間閉塞ユニットの実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態では、隙間閉塞ユニット1を、延焼防止を目的とする防火措置構造に適用した例について説明する。隙間閉塞ユニット1は、建築物の区画体6に形成された貫通孔6Hと、貫通孔6Hに挿通される複数の長尺体7との間の隙間空間Sを閉塞するために用いられる。
なお、以下の説明においては、貫通孔6Hに挿通される長尺体7の長手方向L(中心軸が延びる方向)に沿う方向を「軸方向」と言い、長手方向Lに直交する方向を「径方向」と言い、長手方向L周りを周回する方向を「周方向」と言う場合がある。
本実施形態では、防火措置構造が適用される区画体6は、建築物内の空間を複数の室空間に区画する耐火性及び防火性の構造体である。本実施形態の区画体6は、図1に示すように複数の室空間を鉛直方向に区画する床(又は天井)である。区画体6は、例えば鉄筋コンクリート造(RC)や軽量気泡コンクリート造(ALC)等の中実壁であっても良いし、石膏ボード等の中空壁であっても良い。もちろん、これら以外の構造を有するものを区画体6として用いても良い。
区画体6には、当該区画体6をその厚み方向(図示の例では鉛直方向)に貫通する貫通孔6Hが形成されている。本実施形態では、円形状の貫通孔6Hが形成されている。但し、そのような構成に限定されることなく、貫通孔6Hの具体的形状は、例えば楕円状や多角形状、その他の各種形状であって良い。
区画体6の貫通孔6Hには、長尺体7が挿通されている。長尺体7は、例えば線状体、管状体、及び帯状体等の、一方向に延びる長尺状の構造を有するものである。このような長尺体7としては、例えば空調装置用の配管類を例示することができる。本実施形態では、長尺体7は、冷媒循環用の配管部材71とドレイン水排出用のドレイン管72とを含む。
配管部材71は、内部を冷媒が流通する流体管71Aと、その流体管71Aの周囲を被覆する被覆材71Bとを有する。流体管71Aは例えば金属製の管状部材であり、被覆材71Bは流体管71Aに外装された例えば合成樹脂製の断熱材である。ドレイン管72は例えば合成樹脂製の管状部材である。なお、これら以外にも、例えば導体線の周囲に絶縁被覆材が設けられて構成される電気ケーブル等が長尺体7に含まれても良い。本実施形態では、複数の長尺体7は、束となって貫通孔6Hに挿通されている。束となった複数の長尺体7は、貫通孔6H内において、互いに外面どうしが接する状態で密集して配置されている。そして、互いに隣り合う長尺体7のそれぞれの外面に亘って、V字状の凹部である谷間空間Vが形成されている。
貫通孔6Hと複数の長尺体7との間の隙間空間Sに、防火措置構造が設けられている。隙間空間Sは、貫通孔6Hの内面と複数の長尺体7のそれぞれの外面との間の径方向の隙間に広がる空間である。本実施形態の防火措置構造は、主に、貫通孔6Hに配置される袋入り耐火部材30を用いて実現されている。より具体的には、防火措置構造は、貫通孔6Hに挿入されるスリーブ部材20と、このスリーブ部材20に支持された袋入り耐火部材30と、隙間埋め部材40とを備える隙間閉塞ユニット1(図2を参照)を用いて実現されている。本実施形態では、スリーブ部材20と袋入り耐火部材30とが一体化され、さらに袋入り耐火部材30と隙間埋め部材40とが一体化され、これら全体が一体化されている。
図3に示すように、スリーブ部材20は、本体部21と、鍔部23と、支持片部25とを有する。本体部21、鍔部23、及び支持片部25は、例えば樹脂材料を用いて一体的に形成されている。これらは、例えば射出成型によって形成することができる。また、本実施形態のスリーブ部材20は、これらとは別体の補強金具28をさらに有する。補強金具28は、例えば金属材料を用いて形成されている。補強金具28は、本体部21、鍔部23、及び支持片部25に対して着脱自在に構成されている。
本体部21は、スリーブ部材20の本体部分であり、貫通孔6Hに挿入される。本体部21は、貫通孔6Hの形状に対応する形状の筒状(本例では部分的な円筒状)に形成されている。本実施形態の本体部21は、その周方向の一部(中心角がおよそ120°となる範囲)が欠落しており、本体部21は全体としてC字型の筒状に形成されている。
本実施形態の本体部21は、周方向に沿って延びる周方向延在部21Aと、軸方向に沿って延びる軸方向延在部21Bとを含む。本体部21は、その厚み方向に貫通する貫通部(肉抜き部分)22を有するように形成されている。本体部21は、その上端部で鍔部23と一体化されているとともに、下端部で複数の支持片部25と一体化されている。
鍔部23は、区画体6の表面(貫通孔6Hの周縁部)に直接的に取り付けられる。鍔部23は、本体部21の上端部から外側(径方向外側)に向かって突出する板状に形成されている。鍔部23には、上方に突出する突起部23Pが設けられている。また、鍔部23には、ビス等の固定部材が挿通される固定用孔部24が形成されている。固定用孔部24に挿通される固定部材を区画体6にねじ込んで、スリーブ部材20を区画体6に取り付けることができる(図1を参照)。
支持片部25は、本体部21の下端部から内側(径方向内側)に向かって突出する薄板状の板片部として形成されている。支持片部25は、所定の周方向幅及び所定の径方向幅を有する台形状に形成されている。支持片部25は、その上面により、袋入り耐火部材30を受け止め支持する(図9を参照)。本実施形態のように、水平方向に延びる区画体6に貫通孔6Hが鉛直方向に貫通形成されている場合には、支持片部25は、袋入り耐火部材30を下方から受け止め支持する。本実施形態では、複数の支持片部25が周方向に分散して設けられている。一部の支持片部25の上面には、補強金具28の下部屈曲片28Cの外形に沿う係止突部25Aが突出形成されている。
本体部21における下側の周方向延在部21Aには、複数の固定片26が内側(径方向内側)に向かって形成されている。固定片26は、屈曲姿勢に姿勢変更可能に構成されており、その屈曲姿勢で、周方向延在部21Aから別途突出形成された係止爪部に係止される。本実施形態では、この固定片26により、本体部21と袋入り耐火部材30とが着脱自在に一体化されている。複数の固定片26が、それぞれ対応する袋入り耐火部材30の挿通孔33に挿通された状態で係止爪部に係止されることで、本体部21と袋入り耐火部材30とが一体化される。
補強金具28は、鍔部23、本体部21、及び支持片部25に沿って延びる状態で取り付けられる。補強金具28は、本体部21の軸方向延在部21Bと同程度の幅(周方向幅)を有する帯板状の金属薄板を2箇所で折り曲げることによって、クランク状に形成されている。補強金具28は、当該2箇所の屈曲部を境界として区分される金具本体28Aと上部屈曲片28Bと下部屈曲片28Cとを有する。金具本体28Aは本体部21に沿って延在し、上部屈曲片28Bは鍔部23に沿って延在し、下部屈曲片28Cは支持片部25に沿って延在する。上部屈曲片28Bには貫通孔28hが形成されている。補強金具28は、鍔部23に設けられた突起部23Pが上部屈曲片28Bに形成された貫通孔28hを挿通し、支持片部25に形成された係止突部25Aに下部屈曲片28Cが係合する状態で、本体部21に取り付けられる。
スリーブ部材20は、当該スリーブ部材20と一体化された袋入り耐火部材30を支持する状態で、挿入側端部Efから、長尺体7の長手方向Lに沿って貫通孔6Hに挿入可能となっている。なお、本実施形態において、挿入側端部Efは軸方向においてスリーブ部材20と袋入り耐火部材30とが一体化されている側の端部である。軸方向における挿入側端部Efとは反対側の端部では、スリーブ部材20と袋入り耐火部材30とは一体化されておらず、本実施形態ではこれを「開放側端部Er」と言う。
図4〜図6に示すように、袋入り耐火部材30は、袋体31と、袋体31に内包されたペースト状の第一熱膨張性耐火材35とを含む。また、袋入り耐火部材30は、袋体31の外面に設けられた金属製薄膜シート37と第二熱膨張性耐火材38とを含む。
袋体31は、例えば樹脂製のフィルム材(例えばポリエチレンフィルムやナイロンフィルム等のプラスチックフィルム)で形成することができる。袋体31は、1枚のフィルム材が半分に折り畳まれて、或いは、2枚のフィルム材が重ね合わされて形成されている。袋体31の外縁は、例えば熱融着によって形成される封止部32となっている。封止部32は、枠状に形成されている。この封止部32では、袋体31は、間に第一熱膨張性耐火材35を挟むことなく密着している。そして、この枠状の封止部32のうちの1辺(具体的には長辺の1つ)に、所定間隔で複数の挿通孔33が形成されている。また、枠状の封止部32のうち、挿通孔33が形成されている1辺は、袋体31の他の部位に対して折り返される折返部34となっている(図7を参照)。
第一熱膨張性耐火材35は、熱膨張性(加熱により体積が増加する性質)と耐火性(火熱に耐えやすい性質、溶融温度が高く燃えにくい性質)とを有する部材である。第一熱膨張性耐火材35としては、公知の材質のものを特に制限なく用いることができ、例えばパテ状部材(熱膨張性パテ状耐火材)を用いることができる。但し、本実施形態の第一熱膨張性耐火材35は、可塑剤(水性の場合は水、油性の場合は油)の含有量が通常よりも多く、全体としてペースト状となっている。第一熱膨張性耐火材35は、例えば200℃以上に加熱された際に、その厚み方向に膨張する。第一熱膨張性耐火材35を含む袋入り耐火部材30の熱膨張率は、例えば2倍〜40倍等であって良い。
袋体31の一方側の面には、金属製薄膜シート37が貼付されている。金属製薄膜シート37は、例えば厚みが20μm〜300μmのアルミガラスクロスやアルミワリフ等の薄膜アルミシートで構成することができる。このような金属製薄膜シート37を袋体31に貼付することで、当該領域に不燃性を付与することができる。本実施形態では、袋体31に貼付された金属製薄膜シート37により、不燃領域36が構成されている。こうして、袋体31の少なくとも一部が不燃領域36を有している。金属製薄膜シート37(不燃領域36)は、袋体31における挿入側端部Efを含む領域に設けられている。
長尺体7の長手方向Lに沿う金属製薄膜シート37(不燃領域36)の長さは、特に限定されないが、袋体31の長さの例えば1/5以上3/5以下とすることができる。不燃領域36は、後述するように袋体31及びその内部の第一熱膨張性耐火材35を下方から支え、火災発生時に流れ出すペースト状の第一熱膨張性耐火材35を受け止め支持する役割を果たす。このような役割に鑑み、第一熱膨張性耐火材35を十分に受け止め支持可能とするべく、金属製薄膜シート37(不燃領域36)の長さは、袋体31の長さの1/5以上であることが好ましい。一方、過大な不燃領域36はコスト増に繋がるとともに施工性にも悪影響を与え得ることから、金属製薄膜シート37(不燃領域36)の長さは、袋体31の長さの3/5以下であることが好ましい。金属製薄膜シート37(不燃領域36)の長さは、袋体31の長さの1/3以上1/2以下であることがより好ましい。なお、挿通孔33は、袋体31と金属製薄膜シート37との両方を貫通して形成されている。
上記のとおり、枠状の封止部32のうち挿通孔33が形成されている1辺は、袋体31の他の部位に対して折り返される折返部34となっており、金属製薄膜シート37(不燃領域36)は、折返部34を含む領域に設けられている。そして、袋入り耐火部材30は、図7に示すように、不燃領域36における折返部34がスリーブ部材20に沿う状態で、スリーブ部材20に取り付けられる。
本実施形態では、袋体31の他方側の面(金属製薄膜シート37が貼付されている側とは反対側の面)には、シート状の第二熱膨張性耐火材38が設けられている。第二熱膨張性耐火材38も、熱膨張性と耐火性とを有する部材である。第二熱膨張性耐火材38は、第一熱膨張性耐火材35よりも硬く変形しにくい。第二熱膨張性耐火材38は、例えば熱膨張性基材と無機充填材と樹脂成分とを含有する樹脂組成物で構成される。熱膨張性基材としては、例えば熱膨張性黒鉛、アルカリ金属ケイ酸塩、及び未焼成バーミキュライト粉末等が例示される。無機充填材としては、例えば各種の無機フィラー等が例示される。本実施形態の第二熱膨張性耐火材38は、粘着性(自己粘着性)を有している。このような粘着性の第二熱膨張性耐火材38を構成するための樹脂成分としては、例えばブチルゴム等を主成分とする粘着性エラストマーが例示される。第二熱膨張性耐火材38の表面(袋体31とは反対側の表面)には、非粘着性の被覆シートが設けられている。
第二熱膨張性耐火材38は、均一な厚みを有するように構成されている。第二熱膨張性耐火材38の厚みは、例えば1.5mm〜10mmであって良い。第二熱膨張性耐火材38は、例えば200℃以上に加熱された際に、その厚み方向に膨張する。第二熱膨張性耐火材38の膨張率は、例えば5倍〜40倍であって良い。
図2及び図4〜図7に示すように、隙間埋め部材40は、クッション材41と、このクッション材41と一体化された保形部材42とを含む。
クッション材41は、柔軟性を有しており、複数の長尺体7による外面形状に追従して変形可能となっている。クッション材41は、例えば軟質ウレタンフォームやポリエチレンフォーム等の発泡樹脂で構成することができる。また、クッション材41は、例えばセラミックウールやガラスウール、ロックウール等の無機繊維で構成することもできる。本実施形態のように複数の長尺体7が束となって貫通孔6Hに挿通される場合には、隣接する長尺体7どうしの間にV字状の谷間空間Vが形成される。クッション材41は、複数の長尺体7による外面形状に追従して変形することで、谷間空間Vを埋めることが可能となっている。
長尺体7の長手方向Lに沿うクッション材41の長さは、特に限定されないが、袋体31の長さの1/20以上1/2以下であることが好ましい。クッション材41の役割に鑑み、谷間空間Vを十分に埋めることができるように、クッション材41の長さは袋体31の長さの1/20以上であることが好ましい。一方、過大なクッション材41はコスト増に繋がるとともに施工性にも悪影響を与え得ることから、クッション材41の長さは袋体31の長さの1/2以下であることが好ましい。クッション材41の長さは、袋体31の長さの1/10以上1/4以下であることがより好ましい。
また、同様の観点から、クッション材41の厚みは、1mm以上10mm以下であることが好ましい。クッション材41の厚みは、1.5mm以上6mm以下であることがより好ましい。
保形部材42は、クッション材41が貼付されて一体化されており、クッション材41の形状を所定形状に保持する役割を果たす。保形部材42は、例えば厚みが20μm〜300μmのアルミガラスクロス等のアルミシートで構成することができる。上記のとおりクッション材41は複数の長尺体7による外面形状に追従して変形し、谷間空間Vを埋める役割を果たす。このため、保形部材42は、複数の長尺体7による外面形状に追従しているクッション材41の形状を保持させ、これによりクッション材41が谷間空間Vを埋めている状態を長期間に亘って維持させることができる。
本実施形態では、シート状の保形部材42が、袋体31の一端から突出する状態で袋体31に固定されている。保形部材42は、袋体31における金属製薄膜シート37(不燃領域36)及び第二熱膨張性耐火材38が設けられた側とは反対側の端部(開放側端部Er)から突出する状態で、封止部32に貼付されて固定されている。そして、保形部材42における袋体31から突出する部分の片面に、クッション材41が貼付されて固定されている。本実施形態では、クッション材41は、保形部材42に対して袋体31と同じ側の面に貼付されている。このような固定構造は、保形部材42を、粘着層を有する例えばアルミガラスクロステープで構成することで、容易に実現することができる。
このようにして、本実施形態では、袋入り耐火部材30と隙間埋め部材40とが一体化されている。袋入り耐火部材30と隙間埋め部材40とは、粘着層を有する保形部材42によって分離不可能に一体化されている。上述したように、本実施形態ではスリーブ部材20と袋入り耐火部材30とも着脱自在に一体化されており、スリーブ部材20、袋入り耐火部材30、及び隙間埋め部材40の全体が、一体化されている。スリーブ部材20と袋入り耐火部材30とは挿入側端部Efで一体化されており、それとは反対側の開放側端部Erで、袋入り耐火部材30と隙間埋め部材40とが一体化されている。
なお、本実施形態では、図4及び図5に示すように、袋入り耐火部材30と隙間埋め部材40とは、周方向の長さが等しく設定されている。また、図2及び図8に示すように、袋入り耐火部材30及び隙間埋め部材40は、スリーブ部材20よりも周方向の長さが長く設定されている。袋入り耐火部材30及び隙間埋め部材40は、スリーブ部材20と周方向の一端をおよそ揃えて一体化されており、周方向の他端はスリーブ部材20から拘束されることなく揺動可能となっている。
以下、本実施形態の隙間閉塞ユニット1を用いて実現される防火措置構造の施工手順について説明する。まず、図8に示すように、建築物の区画体6に形成された貫通孔6Hに複数の長尺体7の束が配置された状態で、貫通孔6Hの外側で、一束の長尺体7の周囲を取り囲むように隙間閉塞ユニット1を配置する。このとき、袋入り耐火部材30及び隙間埋め部材40における周方向の自由端を開いてスリーブ部材20の間口を現出させ、この状態で隙間閉塞ユニット1を長尺体7の径方向にスライド移動させて長尺体7の束の周囲に配置する。その後、袋入り耐火部材30及び隙間埋め部材40の自由端を閉じて、これらを円筒状とする。
この段階では、袋入り耐火部材30は、貫通孔6Hの内面及びスリーブ部材20の本体部21に対して略平行に沿っている。袋入り耐火部材30の不燃領域36は、折返部34でスリーブ部材20と一体化されており、不燃領域36の残余の部分は径方向内側(長尺体7側)に位置している(図7を参照)。また、クッション材41は、保形部材42に対して長尺体7側に配置されている。なお、図7は、スリーブ部材20の固定片26が設けられた位置における断面図である。
この状態で、隙間閉塞ユニット1を長尺体7の長手方向Lにスライド移動させて隙間空間Sに挿入する。このとき、隙間閉塞ユニット1を、挿入側端部Efから、スリーブ部材20の鍔部23が貫通孔6Hの表面に当接するまでスライド移動させて隙間空間Sに挿入する。その際、図9の上段に示すように、袋入り耐火部材30は、貫通孔6Hの内面及びスリーブ部材20の本体部21に対して略平行に沿っている状態に維持され、不燃領域36も貫通孔6Hの内面及び本体部21に対して略平行に沿っている状態に維持される。これにより、隙間空間Sにおいて、袋入り耐火部材30が長尺体7の周囲を取り囲むように配置される。なお、図9は、スリーブ部材20の補強金具28が設けられた位置における断面図である。
この状態で、図9の下段に示すように、袋入り耐火部材30を押し込んで、長尺体7の外面と貫通孔6Hの内面とに亘って袋入り耐火部材30が配置されるようにする。このとき、比較的保形性が高い第二熱膨張性耐火材38がスリーブ部材20の本体部21の内面に沿った姿勢のまま、柔らかいペースト状の第一熱膨張性耐火材35を袋体31と共に変形させて、長尺体7の周囲を環状に取り囲むようにする。この押し込み操作によって、それまで貫通孔6Hの内面及びスリーブ部材20の本体部21に対して略平行に沿っていた不燃領域36が、貫通孔6H及びスリーブ部材20の本体部21の内面に対して交差する姿勢となる。具体的には、不燃領域36は、スリーブ部材20の支持片部25によって下方から当接支持されて、貫通孔6H及びスリーブ部材20の本体部21の内面に対して略直交する姿勢となる。また、不燃領域36は、長尺体7の外面に対しても略直交する姿勢となる。
長尺体7の外面及び貫通孔6Hの内面に直交する不燃領域36は、周方向に連続して設けられ、周方向の複数個所でスリーブ部材20の支持片部25によって下方から支持される。そして、不燃領域36は、支持片部25によって下方から支持された状態で、袋体31及びそれに内包されたペースト状の第一熱膨張性耐火材35を下方から支持する。
最後に、図10に示すように、袋入り耐火部材30の開放側端部Erに一体化されていた隙間埋め部材40により、隣接する長尺体7どうしの間の谷間空間Vを埋めつつ袋体31及び第一熱膨張性耐火材35を上方から覆う。隙間埋め部材40は、柔軟性を有するクッション材41を有しており、複数の長尺体7による外面形状に追従して変形可能なので、谷間空間Vを適切に埋めることができる。また、そのクッション材41が保形部材42と一体化されているので、クッション材41の形状を保持させることができ、クッション材41が谷間空間Vを埋めている状態を長期間に亘って維持させることができる。
建築物において火災が発生すると、火炎の熱によって周囲温度が上昇し、長尺体7を構成する被覆材71Bが溶融・燃焼し、貫通孔6Hと長尺体7との間の隙間空間Sがさらに拡大する可能性がある。この場合であっても、周囲温度の上昇に応じて袋入り耐火部材30に内包された第一熱膨張性耐火材35が熱膨張して、被覆材71Bの溶融・燃焼によって生じる空間を埋める(言い換えれば、隙間容積の増加分を補填する)ことができる。よって、貫通孔6Hの部分に防火性能を付与することができる。
特に本実施形態では、第一熱膨張性耐火材35はペースト状であり、火炎の熱によって袋体31が溶融して第一熱膨張性耐火材35が流れ出し、特段の対策がなされていなければ熱膨張する前に流れ落ちてしまう可能性がある。この点、本実施形態では、火災発生時の熱によっても溶融したり焼失したりしない不燃領域36が、ペースト状の第一熱膨張性耐火材35を全周に亘って下方から支持しているので、第一熱膨張性耐火材35は流れ落ちにくくなる。よって、第一熱膨張性耐火材35の大部分を貫通孔6Hの内部で適切に熱膨張させることができ、貫通孔6Hの部分に十分な防火性能を付与することができる。同じ目的のために別途バックアップ材を設ける必要がなく、施工性にも優れる。
〔その他の実施形態〕
(1)上記の実施形態では、袋入り耐火部材30が、袋体31の一部が山折りに折り返されて折返部34でスリーブ部材20に取り付けられている構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、折り返されずに全体として平面状のまま、袋入り耐火部材30がスリーブ部材20に取り付けられても良い。
(2)上記の実施形態では、スリーブ部材20と袋入り耐火部材30と隙間埋め部材40とが一体化されている構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、例えば図11に示すように、スリーブ部材20と袋入り耐火部材30だけが一体化されて、隙間埋め部材40が別体とされても良い。或いは、袋入り耐火部材30と隙間埋め部材40だけが一体化されて、スリーブ部材20が別体とされても良い。さらに、スリーブ部材20、袋入り耐火部材30、及び隙間埋め部材40の全てが別体とされても良い。
(3)上記の実施形態では、シート状の保形部材42が袋体31の一端から突出する状態で袋体31に固定され、その突出する部分の片面にクッション材41が貼付されている構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、例えばクッション材41と保形部材42とが間に開放側端部Erの封止部32を挟んで袋体31の両面に分かれて設けられても良い。
(4)上記の実施形態では、金属製薄膜シート37を貼付することによって袋体31に不燃領域36を設ける構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、例えばスパッタリングや蒸着メッキ、電解メッキ、無電解メッキ等の各種の方法によって袋体31に不燃領域36を直接設けても良い。
(5)上記の実施形態で説明した、貫通孔6H内で袋入り耐火部材30を支持するためのスリーブ部材20の具体的構成は任意である。例えば本体部21は、全体として円筒状に形成され、周方向の両端部が隣接する程度に近付いて配置されても良い。また、本体部21は、必ずしも貫通部22を有さなくても良い。また、鍔部23が、全周に亘って連続して設けられるのではなく、周方向に分散して断続的に設けられても良い。また、スリーブ部材20には、必ずしも補強金具28が設けられなくても良い。或いは、袋入り耐火部材30を支持するのに、樹脂製のスリーブ部材20ではなく、針金を所定形状に屈曲形成した部材を用いても良い。
(6)上記の実施形態では、複数の室空間を鉛直方向に区画する床(又は天井)に形成された貫通孔6Hに長尺体7が鉛直方向に挿通される部位での防火措置に本発明を適用した例について説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、例えば複数の室空間を水平方向に区画する壁部に形成された貫通孔6Hに長尺体7が水平方向に挿通される部位での防火措置にも、本発明を適用することができる。
(7)上述した各実施形態(上記の実施形態及びその他の実施形態を含む;以下同様)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で例示であって、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
1 隙間閉塞ユニット
6 区画体
6H 貫通孔
7 長尺体
20 スリーブ部材
30 袋入り耐火部材
31 袋体
35 第一熱膨張性耐火材(ペースト状の熱膨張性耐火材)
36 不燃領域
37 金属製薄膜シート
40 隙間埋め部材
41 クッション材
42 保形部材
Ef 挿入側端部
S 隙間空間
V 谷間空間
L 長手方向

Claims (6)

  1. 建築物の区画体に形成された貫通孔と前記貫通孔に挿通される複数の長尺体との間の隙間空間を閉塞するための隙間閉塞ユニットであって、
    袋体と、前記袋体に内包されたペースト状の熱膨張性耐火材と、を含む袋入り耐火部材と、
    柔軟性を有し複数の前記長尺体による外面形状に追従して変形可能なクッション材と、前記クッション材と一体化された保形部材と、を含む隙間埋め部材と、
    を備える隙間閉塞ユニット。
  2. 前記長尺体の長手方向に沿う前記クッション材の長さが、前記袋体の長さの1/20以上1/2以下である請求項1に記載の隙間閉塞ユニット。
  3. 前記クッション材が前記保形部材に対して前記長尺体側に配置されている請求項1又は2に記載の隙間閉塞ユニット。
  4. 前記袋入り耐火部材と前記隙間埋め部材とが一体化されている請求項1から3のいずれか一項に記載の隙間閉塞ユニット。
  5. 前記貫通孔に挿入されるスリーブ部材をさらに備え、
    前記スリーブ部材と前記袋入り耐火部材とが、前記袋入り耐火部材における前記隙間埋め部材が設けられている側とは反対側で一体化されている請求項4に記載の隙間閉塞ユニット。
  6. シート状の前記保形部材が前記袋体の一端から突出する状態で前記袋体に固定されており、
    前記保形部材における前記袋体から突出する部分の少なくとも片面に、前記クッション材が固定されている請求項4又は5に記載の隙間閉塞ユニット。
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