JP6980576B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばデジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置に関する。
近年、デジタルビデオカメラ等の撮像装置では、内蔵のマイクロホンよりも高性能なマイクを外付けできるように、外付けマイクを接続するコネクタを搭載する機種も増えてきている。しかし、接続された外付けマイクのケーブルが撮影時に邪魔になってしまうという問題がある。
そこで、特許文献1では、撮像装置のハンドルの前端から前方に突出して設けた支持部の一方の側面に外付けマイクのコネクタを設ける技術が提案されている。この提案では、操作性を損なうことなく外付けマイクのコネクタを搭載することが可能である。
特開2001−189883号公報
ところで、近年ではハンドルの先端部に、左右両側に展開可能な表示ユニットを備える撮像装置もある。このような撮像装置に上記特許文献1に記載の技術を適用すると、ハンドルの前端部の厚みが非常に厚くなってしまい、製品の全高が増して装置の大型化を招くという問題がある。
そこで本発明では、ハンドル先端部に水平方向の左右両側に展開可能な表示ユニットを備える撮像装置において、外付けマイク等の外部機器のコネクタを装置の大型化を招くことなく最適な位置に配置することができる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、装置本体と、前記装置本体から上方に延びる前脚部および後脚部と、前記前脚部と前記後脚部の間を撮像光学系の光軸に略平行に接続する把持部と、を有するハンドルと、撮像光学系の光軸方向における前記ハンドルの前方に前記ハンドルと一体に形成される前方部と、前記前方部に対して第1回転軸部を介して略水平方向に回動可能に支持される表示ユニットと、を備え、前記前脚部の側面には、第1の外部機器が接続されるコネクタが設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、ハンドル先端部に水平方向の左右両側に展開可能な表示ユニットを備える撮像装置において、外付けマイク等の外部機器のコネクタを装置の大型化を招くことなく最適な位置に配置することができる。
本発明の撮像装置の実施形態の一例であるデジタルビデオカメラを右前側から見た斜視図である。 図1に示すデジタルビデオカメラを左前側から見た斜視図である。 ハンドルの分解斜視図である。 ハンドル基板を組み込んだ状態のハンドルのハンドル把持部の位置での断面図である。 上側ユニットの分解斜視図である。 前側ユニットを右前方から見た斜視図である。 マイク入力コネクタの固定を説明する分解斜視図である。 表示ユニットの構成及び固定を説明する斜視図である。 ヒンジカバーの斜視図である。 ハンドル前方部の第1回動軸上での断面図である。 表示ユニットの収納状態を示す上面図である。 表示ユニットの右側への開き状態を示す上面図である。 表示ユニットの左側への開き状態を示す上面図である。 表示ユニットを左側へ開いた後に第2回動軸を中心に回転させた状態を示す斜視図である。 マイク入力コネクタの配置を示す右側面図である。 マイク入力コネクタの配置を示す前面図である。 マイク入力コネクタと表示ユニットとの前後方向の位置関係を示す図である。 表示ユニットの先端部の展開操作部とマイク入力コネクタの位置関係を示す図である。 電子ビューファインダの分解斜視図である。 (a)は電子ビューファインダを下側から見た図、(b)は(a)のAB−AB線断面図である。 ハンドルの電子ビューファインダの取付け部の分解斜視図である。 電子ビューファインダの取付け部の斜視図である。 (a)は外付けアクセサリの一例としての画像表示装置を外部機器の取り付け部の三脚ネジ穴に装着した状態のハンドルの側面図、(b)は(a)のD−D線断面図である。 (a)は電子ビューファインダの収納状態、(b)は電子ビューファインダの使用状態A、(c)は電子ビューファインダの使用状態Bを示す図である。 (a)は電子ビューファインダが跳ね上げ位置にある使用状態Bでの斜視図、(b)は(a)の反対側から見た斜視図である。 図24(a)のH−H線断面図である。 (a)は電子ビューファインダの断面図、(b)は凸部を設けない下側カバーにより構成した電子ビューファインダの断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を説明する。
図1は、本発明の撮像装置の実施形態の一例であるデジタルビデオカメラを右前側から見た斜視図である。図2は、図1に示すデジタルビデオカメラを左前側から見た斜視図である。なお、本実施形態では、図1に示すように、デジタルビデオカメラの被写体側を前側とし、デジタルビデオカメラを後側から見て左側及び右側とする。
図1及び図2に示すように、本実施形態のデジタルビデオカメラ100(以下、カメラ100という。)は、カメラ本体101、撮像光学系102、グリップ部103、ハンドル104、及び操作リング105を備える。
装置本体の一例をしてのカメラ本体101は、カメラ100全体の動きを制御するメイン基板、電源部、記録部、及び各種操作部などを有する。撮像光学系102は、カメラ本体101の前側に対して一体に構成され、複数枚のレンズ群や絞り等の複数の光学要素、及びこれらの光学要素を駆動するアクチュエータを有する。そして、撮像光学系102を通過した被写体光束は、撮像素子に結像して光電変換される。
また、撮像光学系102には、撮影画像の画角を変化させるズームレンズや被写体にピントを合わせるフォーカレンズが含まれ、これらのレンズは、アクチュエータを駆動することにより、光軸方向に移動する。また、アクチュエータを駆動することにより、絞りによる受光光量を調節することができる。
グリップ部103は、撮影時にカメラ100を撮影者の目線の高さに片手で把持するための部位である。また、グリップ部103には、ズームや絞り等の撮像光学系102のアクチュエータを操作する部位や記録の開始停止を指示するトリガーキー等の各種操作系が設けられており、撮影時に使用する操作を片手でスムーズに行えるようになっている。なお、カメラ100を片手で把持して使用する際には利き手を用いた方が安定性が良く使い勝手に優れる。一般的には、右手が利き手の人の方が多いため、本実施形態では、グリップ部103は、カメラ本体101の右側側面に設けられている。
ハンドル104は、カメラ本体101の上面に対して一体に設けられる輪状の部位であり、例えば、撮影者の腹の位置、若しくは体を屈めて床に近い位置など、撮影者の目線よりも低いローアングルでの撮影時やカメラ100を持ち運ぶ際に把持する部位である。ハンドル104は、大きく分けてハンドル前脚部1041、ハンドル後脚部1042、ハンドル把持部1043、及びハンドル前方部1044の4つのエリアから構成されている。
ハンドル前脚部1041は、カメラ本体101上面の中央よりもやや前方から上方向に延びる柱状の部位である。ハンドル後脚部1042は、カメラ本体101上面の後ろ側端部から上方向に延びる柱状の部位である。ハンドル把持部1043は、カメラ本体101の上面に対して所定の空間を空けた位置にて、ハンドル前脚部1041とハンドル後脚部1042の間を撮像光学系102の光軸に対して略平行に接続する部位である。
ハンドル把持部1043とカメラ本体101の上面の間には空間があるため、ハンドル把持部1043を握ることが可能となっている。また、ハンドル把持部1043の下側面には波状の凹凸が設けられており、この凹凸はハンドル把持部1043を把持した際に指を掛けることが容易にでき、非常に持ちやすい形状となっている。ハンドル前方部1044は、ハンドル前脚部1041から撮像光学系102の光軸と略平行に前側に突出した部位であり、後述する操作リング105から上方に所定の空間をあけた位置に設けられている。
操作リング105は、撮像光学系102の外周部に配置されて光軸を中心として回動可能に構成され、光軸方向に3本の並設されている。この3本の操作リング105は、それぞれ撮像光学系102のズーム、フォーカス、絞りの調整に対応しており、回転させることにより撮影者が任意に調整可能である。
次に、図3を参照して、ハンドル104の詳細構成について説明する。図3は、ハンドル104の分解斜視図である。図3に示すように、ハンドル104は、ハンドルフレーム106、ハンドル基板107、前側ユニット109、表示ユニット110、上側ユニット108、右側外装部111、左側外装部112、電子ビューファインダ200、外部機器の取り付け部201を有する。
ハンドルフレーム106は、ガラス繊維やカーボン繊維にて強化された輪状の樹脂部品であり、その外周側は開放した断面コ字状に形成されている。また、ハンドルフレーム106の側面には補強リブ1061(図4参照)が設けられて剛性が高められており、ハンドル104の骨組みとしての機能を十分に果たせるものとなっている。
ハンドル基板107は、ハンドル104の内部の各基板を中継する基板であり、ハンドルフレーム106のハンドル把持部1043の内側に固定されている。そして、ハンドル基板107は、カメラ本体101のメイン基板(不図示)とワイヤ(不図示)やFPC(不図示)にて電気的に接続されている。
図4は、ハンドル基板107を組み込んだ状態のハンドル104のハンドル把持部1043位置での断面図である。図4に示すように、ハンドル基板107は、ハンドルフレーム106の上面側のコ字状部の内側に取り付けられている。上側ユニット108は、ハンドル前方部1044からハンドル把持部1043の後側までの上面部、すなわちハンドル104の上側の略全面を構成するユニットであり、その詳細については後述する。
前側ユニット109は、ハンドル前脚部1041からハンドル前方部1044にまたがるエリアを構成するユニットであり、その詳細については後述する。表示ユニット110は、撮像済みの画像や撮影中の画像の表示や、カメラ100の各種設定を確認するための表示装置であり、その詳細については後述する。
右側外装部111は、ハンドル104の左側側面の外観を形成する樹脂部品であり、ハンドルフレーム106に対して固定されている。左側外装部112は、ハンドル104の右側側面の外観を形成する樹脂部品であり、ハンドルフレーム106に対して固定されている。
電子ビューファインダ(以下、EVFという。)200は、撮影済みの画像や撮影中の画像の表示を確認するための表示装置であり、その詳細に関しては後述する。外部機器の取り付け部201は、外付けアクセサリなどを取付け可能な金属部品であり、その詳細に関しては後述する。
次に、図5を参照して、上側ユニット108の詳細について説明する。図5は、上側ユニット108の分解斜視図である。図5に示すように、上側ユニット108は、上側カバー113、上側基板114、フレーム板金115、裏蓋116、及びマイクカバー117を備えるユニットである。
上側ユニット108は、上側基板114及びフレーム板金115を上側カバー113と裏蓋116で挟み込んだ構成をしており、ハンドルフレーム106に対して強固に固定されている。そして、上側ユニット108の上面側外観には入力操作部118が設けられている。入力操作部118は、録画開始/終了を指示する録画ボタンや撮影時におけるズーミング操作を指示するズームボタンから構成されている。
また、入力操作部118は、ハンドル把持部1043を把持した際に親指でスムーズに操作できる位置に設けられており、カメラ100を把持しながらでも片手で容易に操作できるため、ローアングル撮影時などには非常に使いやすい構成になっている。上側カバー113は、上側ユニット108を構成する主たる部品であり、裏側には入力操作部118のキートップ119が固定されている。
上側基板114は、入力操作部118を操作した際にキートップ119によって押圧される電気部品、及び音声処理系の回路が実装された基板である。また、上側基板114は、ワイヤ(不図示)によってハンドル基板107に電気的に接続され、音声処理系の回路から出力された情報や入力操作部118からの各種入力信号などをハンドル基板107に伝達する。
フレーム板金115は、上側ユニット108の内部に設けられた板金部品であり、単品でも高強度を有している。そのため、上側ユニット108の柱として機能し、操作部118に対する押圧荷重などを受け止め、上側ユニット108が変形することを防いでいる。裏蓋116は、上側ユニット108の下側の外観面を形成する部材であり、上側基板114やフレーム板金115などの上側ユニット108の内蔵物を覆い隠している。
マイクカバー117は、内側に配置されるマイクロホン(不図示)の外観カバーであり、マイクロホンの直前を覆う部位はメッシュ素材で構成されている。そのため、外部からの音が良好にマイクロホンに到達することができる。また、マイクカバー117の内部では、マイクロホンは上側基板114に対して電気的に接続されており、カメラ100の周囲の音声データを記録することが可能となっている。
上側カバー113、フレーム板金115及び裏蓋116の前側部には、それぞれ円形の穴部1131、穴部1151及び穴部1161が同心に設けられている。また、これら3つの穴部1131,1151,1161のうち、穴部1131の内径が最も小さく設定されている。
次に、図6を参照して、前側ユニット109の詳細を説明する。図6は、前側ユニット109を右前方から見た斜視図である。図6に示すように、前側ユニット109は、前側カバー120、マイク入力コネクタ121、マイク入力コネクタ121の固定ネジ122、マイク入力ワイヤ123、及び前側トップカバー124を備え、ハンドルフレーム106に対して強固に固定されている。
前側カバー120は、マグネシウム製のダイキャスト部品であり、金属で形成されているために非常に強固な作りとなっている。そして、前側カバー120は、ハンドル前脚部1041の左右側及び前側、並びにハンドル前方部1044の下側の外観面を形成しており、それらは継ぎ目無く一体になめらかに形成されている。
本実施形態では、ハンドル104のハンドル前脚部1041において、内側にガラス繊維やカーボン繊維で強化された樹脂で形成されたハンドルフレーム106が配置され、その外側を金属製の前側カバー120が覆う2重の構造を採用している。また、ハンドル前脚部1041からハンドル前方部1044にかけては金属製の前側カバー120が一体に形成されているため外力に対して非常に強い構造となっている。
マイク入力コネクタ121は、XLR型のコネクタ端子である。外部機器として外付けマイクをマイク入力コネクタ121に接続した際に、音声信号をカメラ本体101のメイン基板(不図示)に伝送し所定の信号処理を施すことにより、音声データを記録することができる。
なお、一般的に普及している外付けマイクでは、音声ノイズを低減するために、GND信号、元の信号(HOT)、および元の信号と逆位相の信号(COLD)の3つの電気信号線を持つ構成になっている。そして、そのコネクタはXLR型のコネクタ端子を使用することが一般的になっているため、外付けマイクからの入力端子はXLR型のコネクタ端子にすることが望ましく、これにより、非常に多くの種類の外付けマイクを接続することが可能になっている。
次に、図7を参照して、マイク入力コネクタ121の固定について説明する。図7は、マイク入力コネクタ121の固定を説明する分解斜視図である。図7に示すように、マイク入力コネクタ121は、前側カバー120に設けられた開口部125に対して内側から挿入し、外部マイクとの接続部を外観側に露出させる。その後、マイク入力コネクタ121に設けられた雌ネジ1211に対して、外観側から固定ネジ122を打ち込むことにより前側カバー120を挟み込む形でマイク入力コネクタ121が強固に保持される。
マイク入力コネクタ121は、金属製の前側カバー120に対して強固に固定されているため、例えば接続された外付けマイク側のコネクタ部に強い力が加えられたとしても、固定部分が破損することは無く、非常に信頼性の高いものとなっている。
マイク入力ワイヤ123は、一端がマイク入力コネクタ121に接続され、他端がハンドル基板107に接続されており、外付けマイクからマイク入力コネクタ121に入力された音声信号をハンドル基板107に伝達する。前側トップカバー124は、前側ユニット109の上側の外観面を形成する部材であり、マイク入力コネクタ121やマイク入力ワイヤ123等の前側ユニット109の内蔵部品を覆い隠している。
次に、図8を参照して、表示ユニット110の詳細について説明する。図8は、表示ユニット110の構成及び固定を説明する斜視図である。図8に示すように、表示ユニット110は、液晶などの平面モニタである表示面126、及びそれを制御する基板(不図示)が一体になったものに対してハンドルヒンジ127が連結されたユニットである。表示ユニット110にハンドルヒンジ127が連結された状態では、表示面126は、上側を向いた状態が正姿勢として連結されている。ハンドルヒンジ127は、その土台であるヒンジベース128がヒンジ固定ネジ129にて前側ユニット109の前側カバー120の先端側に対して固定されている。
また、前述したように、前側カバー120も非常に強固であるため、ハンドルヒンジ127の取付け強度は十分確保される。ハンドルヒンジ127は厚肉の板金部材を組み合わせて構成されており、非常に強度の高いものになっている。これにより、表示面126は剛性高く保持されている。
また、ヒンジベース128に対して、上下方向を中心軸とする中空の第1回転軸部130が撮像光学系102の光軸と略直交する方向に軸支されている。ハンドルヒンジ127は、ヒンジベース128に対して第1回転軸部130の中心軸である第1回動軸131を中心として、左右どちらに対しても回動可能に支持されている。
また、ハンドルヒンジ127は、第1回転軸部130とは別に第1回動軸131の軸方向に略直交する第2回動軸132を有し、第2回動軸132を中心として回動可能に支持されている。この第2回動軸132は、第2回転軸部133の中心軸であり、第2回転軸部133は、第1回転軸部130と同様の中空部材である。第1回転軸部130、及び第2回転軸部133は共に中空部材で形成されているため、その内部を表示部ワイヤ(不図示)が通ることが可能になっている。
これにより、2つの回転軸部130,133を通過することで、表示面126の近傍に設けられて表示面126の制御を司る基板(不図示)から前述した表示部ワイヤ(不図示)を前側ユニット109まで通すことが可能になる。そして、前側ユニット109のヒンジベース128の下側では、第1回転軸部130の直下に当たる部位で前側カバー120と前側トップカバー124の間に隙間134が設けられている。
隙間134は、ハンドル前脚部1041までハンドル前方部1044の内部を連通しており、その空間に表示部ワイヤ(不図示)を通すことでカメラ本体101のメイン基板(不図示)まで表示部ワイヤ(不図示)を接続することが可能になっている。なお、隙間134は、表示部ワイヤ(不図示)が通れるだけの空間であり、非常に小さなものになっている。そのため、ハンドル前方部1044の表示ユニット110の下側の前側カバー120と前側トップカバー124で形成されているエリアは非常に薄くなっている。表示ユニット110の先端側の表示面126の両側には、外装に設けられた凸部による指掛けである展開操作部141が左右対称に設けられている。
以上説明したように、表示ユニット110は、ハンドルヒンジ127の働きにより収納状態(閉じ状態)から開き状態との間で開閉方向に操作可能である。展開操作部141に対して横方向から力を加えることで、表示ユニット110が第1回動軸131を中心として略水平方向に回動して展開する。なお、本実施形態においては、表示ユニット110は、左右どちら側にも展開可能に構成されている。
第2回転軸部133は、表示ユニット110が左右どちら側に回動する場合においても、表示面126が後側、上側、下側および前側を向くことができるように構成されている。また、第1回転軸部130及び第2回転軸部133にはフリクション機構が内蔵されているため、撮影者は任意の位置でハンドルヒンジ127を停止することが可能である。これにより、表示ユニット110は収納状態から左右に展開された後に表示面126の角度を任意に変更可能になっている。なお、表示面126を任意の角度で停止するフリーストップ機構では無く、予め定められた角度(例えば45°ごとの角度など)でのみ停止する角度調節機構を内蔵してもよい。
ハンドルヒンジ127は、外観側から見える部位はヒンジカバー135により覆われている。ヒンジカバー135は、固定ネジ136によりハンドルヒンジ127に固定されており、ハンドルヒンジ127と一体になって第1回動軸131の回動動作に連動し回動する。
次に、図9を参照して、ヒンジカバー135の詳細について説明する。図9は、ヒンジカバー135の斜視図である。図9に示すように、ヒンジカバー135には、その上面から突出する円形の凸部137が設けられている。また、凸部137の周囲には、円形の摺動部138が設けられている。この摺動部138は、一方の面がPETなどの摺動抵抗の低い樹脂素材で構成され、他方の面は粘着性を有する素材で構成されている。そして、粘着性を有する面をヒンジカバー135に貼り付け、PETなどの摺動抵抗の低い面側を上側に露出させて配置される。
凸部137及び摺動部138は、前述したように共に円形をしており、その中心軸は表示ユニット110の第1回動軸131と略同一軸上に配置される。すなわち、表示ユニット110において、ハンドルヒンジ127の外観部はヒンジカバー135によって覆われているため、第1回動軸131にてハンドルヒンジ127を回転させた場合には、凸部137を中心に回動しているように見える。
次に、図10を参照して、ハンドル前方部1044の構成について説明する。図10は、ハンドル前方部1044の第1回動軸131上での断面図である。前述したように、ハンドル104のハンドル前方部1044では、下側から順に前側ユニット109、表示ユニット110及び上側ユニット108が積み重なったような状態で配置されている。そして、表示ユニット110が第1回動軸131を中心として略平方向に回動可能に軸支されている。
このとき、図10に示すように、ヒンジカバー135の凸部137は、上側ユニット108の穴部1131、穴部1151及び穴部1161に挿入されている。そして、凸部137の先端には、フランジ部材139が強固に連結されている。また、フランジ部材139の外形は、上側ユニット108の穴部1131、穴部1151、穴部1161より大径になっている。すなわち、上側ユニット108の上側カバー113、フレーム板金115及び裏蓋116をヒンジカバー135の摺動部138とフランジ部材139で挟み込むようになっている。
また、3つの穴部1131,1151,穴部1161のうち、穴部1131が最も内径の小さい穴であるため、径方向で凸部137と最も近接する穴は穴部1131となっている。そして、裏蓋116の下面の摺動部138に対向している部位には、周囲の面よりも下方に突出する輪形状の摺動リブ140が設けられている。この摺動リブ140は、穴部1161と同じく、第1回動軸131と同心円上に配置されている。
また、上側ユニット108と表示ユニット110の間には、上下方向に所定のクリアランスが設けられており、そのクリアランスは摺動部138と摺動リブ140の間が最も距離が短くなるように設定されている。
次に、図11乃至14を参照して、ハンドル104における表示ユニット110の開閉動作を説明する。図11は、表示ユニット110の収納状態を示す上面図である。図12は、表示ユニット110の右側への開き状態を示す上面図である。図13は、表示ユニット110の左側への開き状態を示す上面図である。
前述したように、表示ユニット110は表示面126を上側に向けた状態で前側ユニット109に固定されている。そのため、表示ユニット110の収納状態においては、表示面126は上側ユニット108の下面と対向配置される。このとき、上側ユニット108は、表示面126全域を覆い、表示面126を保護する。
また、図11に示す収納状態から図12又は図13に示す開き状態に表示ユニット110を展開する際には、表示ユニット110の先端両側に設けられている展開操作部141に対して横方向から力を加える。具体的には、表示ユニット110を右側に展開したい場合には、図11の矢印A方向に力を加え、左側に展開したい場合には、図11の矢印B方向に力を加える。
これにより、表示ユニット110は、第1回動軸131を中心に回動し、目的の方向に飛び出す。その後、表示ユニット110先端を手で把持し、表示面126を上側に露出させた状態で約90°引っ張り出して表示ユニット110の先端が略真横を向く位置まで回動させる。
なお、本実施形態では、上側ユニット108によって表示面126全てを覆いながらも左右方向の外形端は表示ユニット110の方が大きく、上側ユニット108の外形から若干露出する構成となっている。これにより、表示ユニット110を収納状態から展開する際に展開操作部141を容易に操作することが可能になる。表示ユニット110を図12又は図13に示す位置まで展開した後には、第2回動軸132を中心に表示ユニット110を回転させることが可能である。
図14は、表示ユニット110を左側へ開いた後に第2回動軸132を中心に回転させた状態を示す斜視図である。これにより、例えばハイアングル撮影時には表示面126を下側に向け、ローアングル撮影時には表示面126を上側に向け、三脚に据え置き自分撮影を行う時には表示面126を正面側に向けるなどが可能となる。これにより、被写体位置など撮影時の状況に応じて表示面126が撮影者を向くように表示面126の向きを調整することができる。このため、どのような撮影姿勢であっても、撮影者は表示面126を良好に視認することができる。
また、表示ユニット110は、第1回動軸131及び第2回動軸132のいずれか一方又はその両方の軸を中心として、どのように回動したとしても撮像光学系102の撮影画角に映りこむことが無いような位置及び形状に構成されている。これにより、撮影者は、表示ユニット110の映りこみを気にすることなく、最も表示面126を見やすい位置に展開することができ。なお、表示ユニット110を収納する際には、前述した展開の手順の逆の操作を行う。
以上説明したように、表示ユニット110は、隣接する上側ユニット108との間にクリアランスが設けられていて直接は接触していない。そのため、表示ユニット110を第1回動軸131を中心に回動させた場合において、余計な接触抵抗(摩擦)が発生せず、スムーズに動作可能である。
ここで、表示ユニット110を展開して使用している際に、表示ユニット110に対して外力が加えられた場合について考える。
表示ユニット110が取り付けられている前側カバー120は、金属で形成さているため非常に強固であり、多少の荷重であれば十分耐えうることが可能である。また、仮に、前側カバー120が弾性変形を起こす外力が表示ユニット110に加えられたとしても、下側から上側に向かって外力が加えられた際には、表示ユニット110の上側面の摺動部138と上側ユニット108の下側面の摺動リブ140が突き当たる。これにより、上側ユニット108が上から押さえられる。
逆に、上側から下側に向かって外力が表示ユニット110に加えられた際には、ヒンジカバー135の凸部137に連結されたフランジ部材139の下側が上側カバー113に引っ掛かり、上側ユニット108が上から引っ張ることなる。
さらに、表示ユニット110に対して横方向から外力が加えられた際には、ヒンジカバー135の凸部137が穴部1131の周面に突き当たり、上側ユニット108が横方向から支える。このとき、凸部137及び穴部1131は、共に第1回動軸131と同一軸上の中心軸を持つ円形状である。このため、表示ユニット110の第1回動軸131に対する位相や外力が加えられた方向などには寄らず、表示ユニット110に対してどの方向から外力を加えられたとしても同じように支えることができる。
以上より、本実施形態のハンドル前方部1044は、表示ユニット110に対して前側カバー120が弾性変形するほどの外力がどの方向から加えられたとしても、その力を表示ユニット110の上側及び下側の両方から支えることが可能である。上側ユニット108は、高剛性なフレーム板金115により強度を担保されたユニットであるため、表示ユニット110の強度向上に大きく貢献し、製品の信頼性が向上する。
次に、図15乃至図18を参照して、マイク入力コネクタ121の配置について説明する。図15は、マイク入力コネクタ121の配置を示す右側側面図である。図16は、マイク入力コネクタ121の配置を示す前面図である。なお、図16では、外部マイクを接続した状態を示している。図17は、マイク入力コネクタ121と表示ユニット110の前後方向の位置関係を示す図である。
マイク入力コネクタ121は、図15に示すように、ハンドル前脚部1041の右側面に設けられ、設けられた位置は、右側面から見た際にはハンドル前脚部1041の投影上に収まる位置である。カメラ100をハンドル104を用いて把持する際には、ハンドル把持部1043とカメラ本体101との間の把持スペース142に人差し指から小指にかけての4本の指を回しこみ、ハンドル把持部1043を握りこむように把持する。
また、操作リング105を操作する際には、操作リング105とハンドル前方部1044との間のリング操作スペース143に指を入れ、操作リング105の外周を握りこむように撮像光学系102の光軸を中心として回動操作を行う。マイク入力コネクタ121は、ハンドル前脚部1041の右側面に設けられているため、ハンドル前脚部1041の前後には突出しない形状となっている。そのため、把持スペース142及びリング操作スペース143を広く確保することができるので非常に操作性に優れる。
また、図16に示すように、マイク入力コネクタ121は、表示ユニット110より下側に設けられている。マイク入力コネクタ121が固定されている前側カバー120の面は、下側に向かうにつれ内側に傾く方向に傾斜する傾斜面1201となっているため、マイク入力コネクタ121は、所定の角度αだけ下側に傾いた状態で前側カバー120に固定されている。
そのため、マイク入力コネクタ121に係合する外部マイク側コネクタ144のケーブルは自然と斜め下方向に向くようになる。また、マイク入力コネクタ121は、表示ユニット110より下側にあるため、表示ユニット110を第1回動軸131を中心軸に右側に展開させたとしても外部マイク側コネクタ144のケーブルと引っかかることがない。
また、図17に示すように、第2回動軸132における表示ユニット110の回動範囲145に対して所定の距離だけ後側に離れた位置にマイク入力コネクタ121は設けられている。そのため、第2回動軸132を中心に表示ユニット110を回動させた際にも外部マイク側コネクタ144のケーブルと引っかかることがない。
以上より、表示ユニット110を第1回動軸131と第2回動軸132のどちらの軸回りに回動させたとしても、表示ユニット110と外部マイク側コネクタ144のケーブルは干渉することがない位置関係になっている。このため、表示ユニット110をストレス無くスムーズに回動することができる。また、外部マイク側コネクタ144のケーブルは斜め下方向に延びることになるため、表示ユニット110を右側に展開した後、表示面126を後側に向けた際にも、表示面126を広く良好に視認することができる。
ここで、図18は、表示ユニット110の先端部の展開操作部141とマイク入力コネクタ121の位置関係を示す図である。図18に示すように、収納状態において表示ユニット110先端部は、マイク入力コネクタ121よりXだけカメラ100の後側になるよう各部が配置され、展開操作部141の少なくとも一部が大きく露出する。これにより、表示ユニット110を左側に展開する際に展開操作部141を容易に操作することができる。
次に、図19及び図20を参照して、EVF200の構造について説明する。図19は、EVF200の分解斜視図である。図20(a)はEVF200を下側から見た図、図20(b)は図20(a)のAB−AB線断面図である。
図19に示すように、EVF基板274を保持するEVFインナーケース203は、固定ネジ223a,223bによりEVF下側カバー220に固定される。EVF200を回動させるためのEVFヒンジ210は、ヒンジ固定ネジ224a,224bによりEVF下側カバー220に固定される。
また、EVF上側カバー230とEVF下側カバー220は、EVFネジ253a,253b及びネジ254により固定された後、アイカップ260がEVF上側カバー230とEVF下側カバー220を覆うように取り付けられる。さらに、レンズカバー270がカメラ100の後側である接眼面222からレンズカバー保持部材280によりEVF下側カバー220に取り付けられる。EVFワイヤ299は、EVF基板274とカメラ100のメイン基板(不図示)とを電気的に接続する。
EVFインナーケース203の内部には、図20(b)に示すように、接眼面222側からレンズカバー270、レンズ部271、反射防止部品272、画像表示素子273が順に配設されている。画像表示素子273は、電源供給や画像を制御するEVF基板274と電気的に接続されている。
カメラ100のメイン基板(不図示)から送られた画像信号は、メイン基板と電気的に接続されたEVFワイヤ299を通ってEVF基板274に送られ、さらにEVF基板274から画像表示素子273に送信されて光学画像として表示される。画像表示素子273より表示された光学画像はレンズ部271によって集光され、レンズカバー270を透過し、肉眼により光学画像を視認できる。
図21は、ハンドル104のEVF200の取付け部の分解斜視図である。図22は、EVF200取付け部の斜視図である。なお、図22では、説明の便宜上、EVF200取り付け後に固定される上側カバー113、右側外装部111及び左側外装部112の図示は省略している。
図21に示すように、EVF200は、ステンレス鋼等の高強度の金属材料で形成されるEVFヒンジ210によって、ハンドル104に対して回動可能に連結されている。また、EVF200は、ハンドルフレーム106に対して、順番に外部機器の取り付け部201とEVFヒンジ210を取り付け、最後に上側カバー113を取り付けた状態でEVFヒンジネジ221a,221bにより締結される。
EVFヒンジネジ221aは、上側カバー113の貫通穴212a、EVFヒンジ210の固定部211aに設けられたヒンジ貫通穴213a、及び取り付け部201の三脚貫通穴214aを挿通した後にハンドルフレーム106のネジ下穴216aに螺合される。このとき、外部機器の取り付け部201は、外付けアクセサリを取り付けるための三脚ネジ穴202を上側外観に露出させて固定される。なお、EVFヒンジネジ221bについてもEVFヒンジネジ221aと同様である。
また、図22に示すように、EVFヒンジ210は、背面側からヒンジネジ218a,218bにより固定される。EVFヒンジ210の固定部211a,211bを成すヒンジ支持部材215は、EVFヒンジ210の回転軸を保持する部材である為、高い強度を必要とする。
また、外部機器の取り付け部201をハンドル104の後側(EVF200側)に配置することにより、EVFヒンジ210の固定部211a,211bで外部機器の取り付け部201を押さえ込んで固定することができるため、部品点数を増やす必要がない。
図23(a)は外付けアクセサリの一例としての画像表示装置250を外部機器の取り付け部201の三脚ネジ穴202に装着した状態のハンドル104の側面図、図23(b)は図23(a)のD−D線断面図である。
図23では、金属成形品である外部機器の取り付け部201が、ガラス繊維やカーボン繊維にて強化された樹脂成形品であるハンドルフレーム106とステンレス鋼等の金属成形品であるEVFヒンジ210の固定部211a,221bで挟み込まれている。そして、取り付け部201は、この状態で、上側カバー113で覆われ、EVFヒンジネジ221a,221bにより固定されている。
これにより、部品を追加することなく、外部機器の取り付け部201に取り付けた画像表示装置250に対し衝撃や負荷が加わっても、外部機器の取り付け部201が浮いたりずれたりすることが無く、画像表示装置250を保持する強度を確保することができる。
また、EVF200は、EVFヒンジ210を回動させることにより、図24(a)に示す収納状態、図24(b)に示す使用状態A、さらに図24(c)に示す使用状態Bの3つの状態に位置させることができる。EVF200は、図24(a)に示す収納状態において、ハンドル104の背面部204とEVF200の前面部205が鉛直方向に対して斜めに当接する構成となっている。
図25(a)はEVF200が跳ね上げ位置にある使用状態Bでの斜視図、図25(b)は図25(a)の反対側から見た斜視図である。図25に示すように、EVF200の前面部205にはEVF凸部240が設けられており、ハンドル104の背面部204には、収納状態においてEVF凸部240と対向する位置にEVF凸部240が収納可能なハンドル凹部241が設けられている。
図26は、図24(a)のH−H線断面図である。図26に示すように、EVF凸部240の側面244a及び側面244bの対向する位置には、ハンドル凹部241の内壁245a及び内壁245bが設けられている。これにより、EVF200にEVFヒンジ210のEVF回動軸217の軸方向(図中+x方向)から負荷が加わった際に、側面244aが内壁245aに当接して負荷を受けることができ、EVFヒンジ210に負荷が加わり破損するのを防ぐことができる。
図27(a)はEVF200の断面図、図27(b)はEVF下側カバー220に代えてEVF凸部240を設けないEVF下側カバー320により構成したEVFの断面図である。
図27(a)では、EVF基板274の一部がEVF下側カバー220に設けられたEVF凸部240の内側に収納されており、EVFヒンジ210のEVF回動軸217からEVF200の端までの長さがLとなる。一方、図27(b)では、EVF基板274をEVF凸部240の内部に収納することができない。即ち、EVF基板274等を保持するEVFインナーケース203を接眼面222方向に移動して収納する必要があるため、EVFの全長が大きくなる。
よって、図27(a)に示すように、EVF200の前面部205にEVF凸部240を設けることにより、EVF基板274の一部を収納することができ、EVFヒンジ210のEVF回動軸217からEVF200の端までの長さをΔL短くすることができる。
また、図24に示すように、本実施形態では、EVF200の前面部205を鉛直方向に対して斜めに設けたので、前面部205からEVF凸部240が突出する形状を小さくすることができる。
また、図27(a)に示すように、EVF凸部240をEVF回動軸217から離れた位置に設けることができる為、EVF200に衝撃が加わった際に、負荷を受ける位置がEVF回動軸217から遠く、より大きなモーメントを受けることができる。これにより、EVF200を大型化することなく、衝撃に対する強度を確保することが可能である。
以上説明したように、本実施形態では、ハンドル104先端部に水平方向に左右両側に展開可能な表示ユニット110を備えるカメラ100において、外付けマイクのコネクタ121をカメラ100の大型化を招くことなく最適な位置に配置することができる。
なお、本発明の構成は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
100 カメラ
101 カメラ本体
102 撮像光学系
104 ハンドル
1041 ハンドル前脚部
1042 ハンドル後脚部
1043 ハンドル把持部
1044 ハンドル前方部
110 表示ユニット
121 マイク入力コネクタ
130 第1回転軸部

Claims (17)

  1. 置本体と、
    前記装置本体から上方に延びる前脚部および後脚部と、前記前脚部と前記後脚部の間を撮像光学系の光軸に略平行に接続する把持部と、を有するハンドルと、
    撮像光学系の光軸方向における前記ハンドルの前方に前記ハンドルと一体に形成される前方部と、
    前記前方部に対して第1回転軸部を介して略水平方向に回動可能に支持される表示ユニットと、を備え、
    前記前脚部の側面には、第1の外部機器が接続されるコネクタが設けられていることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記コネクタは、前記表示ユニットよりも下側で、かつ下側に向かうにつれて所定の角度だけ内側に傾斜した前記側面に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1の外部機器は、外付けマイクであることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記表示ユニットは、前記光軸に略平行な収納状態と表示面が視認できる少なくとも二つの使用状態との間で前記第1回転軸部を中心として回動可能に支持され、前記使用状態において前記第1回転軸部に略直交する第2回転軸部を中心として回動可能に支持されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記表示ユニットの先端部は、前記収納状態において、前記コネクタより後側に配置されていることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  6. 前記前方部には、前記第1回転軸部と前記第2回転軸部を有するヒンジが固定され、
    前記ヒンジおよび前記表示ユニットの上方を覆う上側ユニットをさらに備えることを特徴とする請求項又はに記載の撮像装置。
  7. 前記上側ユニットは、前記第1回転軸部と略同一軸の開口部を有し、前記ヒンジには、前記開口部に係合する凸部が前記第1回転軸部と略同一軸上に設けられており、前記凸部には、前記開口部より外形の大きいフランジ部材が連結されていることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  8. 前記上側ユニットは、前記凸部に設けられるフレーム板金を有することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  9. 前記表示ユニットと前記上側ユニットとの間には、所定のクリアランスが設けられていることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記ヒンジと前記上側ユニットの間において、最も近接している箇所には、他の部材に比べて摺動抵抗の低い部材が設けられていることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記把持部の後側に回動可能に取り付けられた電子ビューファインダおよび前記把持部に設けられた第2の外部機器の取り付け部を有し、
    樹脂の材料で形成された前記把持部に対して、金属の材料で形成された前記取り付け部が前記電子ビューファインダの回動軸を保持する部材と共に固定されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 前記第2の外部機器は、画像表示装置であることを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 前記取り付け部は、前記第2の外部機器が前記把持部を把持する際の妨げにならない位置に配置されていることを特徴とする請求項11又は12記載の撮像装置。
  14. 前記取り付け部は、前記把持部の外観面を形成する部材とともに固定されていることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の撮像装置。
  15. 前記把持部には、前記電子ビューファインダの収納状態で前記電子ビューファインダの凸部が収納される凹部が設けられていることを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の撮像装置。
  16. 前記電子ビューファインダの凸部の内部には、少なくとも前記電子ビューファインダを制御する基板が配置されていることを特徴とする請求項15に記載の撮像装置。
  17. 前記電子ビューファインダの回動軸の軸方向に負荷が加わった場合に、前記電子ビューファインダの凸部と前記把持部の前記凹部とが当接することを特徴とする請求項15又は16に記載の撮像装置。
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